JPH08293241A - 過電流継電器 - Google Patents

過電流継電器

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JPH08293241A
JPH08293241A JP10082395A JP10082395A JPH08293241A JP H08293241 A JPH08293241 A JP H08293241A JP 10082395 A JP10082395 A JP 10082395A JP 10082395 A JP10082395 A JP 10082395A JP H08293241 A JPH08293241 A JP H08293241A
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JP
Japan
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spring
contact
reversing
leaf spring
reversing spring
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JP10082395A
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English (en)
Inventor
Masaru Omuro
勝 大室
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1の板ばねの開極距離を十分に確保する。 【構成】 ボディ1内に、熱動素子3の変位量に応じて
反転する反転ばね4と、反転ばね4の先端及び該反転ば
ね4の先端に接離自在に対向する第1の板ばね38にて
構成される第1の接点部50と、反転ばね4の反転動作
に連動する連動部材7と、この連動部材7により開閉さ
れる第2の板ばね33を有した第2の接点部51とを収
納する。ボディ1に反転ばね4の先端が第1の板ばね3
8に非当接状態において、第1の板ばね38の反転ばね
4方向への位置決めを行うための位置決め規制突起52
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過電流に応じて変位す
る熱動素子により接点装置を駆動するようにした過電流
継電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から過電流に応じて変位する熱動素
子により接点装置を駆動するようにした過電流継電器と
して図8、図9に示すようなものが知られている。この
図8、図9に示すものは、熱動素子3の変位により作動
板25を介して反転する反転ばね4と、この反転ばね4
の先端及び該反転ばね4の先端に接離自在に対向する第
1の板ばね38にて構成される第1の接点部50と、反
転ばね4の反転動作に連動する連動部材7と、この連動
部材7により開閉される第2の板ばね33を有した第2
の接点部51とを、ボディ1内に収納して過電流継電器
が構成してある。なお、図8、図9において第1の接点
部50を更に詳述すると、反転ばね4の反動動作により
反転ばね4の先端部に設けた可動接点37が第1の板ば
ね38に設けた接点39に接離自在となっており、この
第1の接点部50は通常は可動接点37が接点39に弾
接していて常閉接点となっている。また、第2の接点部
50は連動部材7の動作により第2の板ばね33に設け
た可動接点34が固定ばね板35に設けられた固定接点
36に接離自在となっており、通常は可動接点34が固
定接点36から離れていて常開接点となっている。図9
は反転ばね4が反転して第1の接点部50、第2の接点
部51の接点を切り換えた状態が示してある。
【0003】上記の従来例にあっては、第1の板ばね3
8が移動自在なので、第1の板ばね38が極端に反転ば
ね4方向に傾斜している場合に、十分な開極距離をとる
ことができないという問題がある。また、反転ばね4に
ばね力により第1の板ばね38を押圧して第1の接点部
50が閉じている状態で、反転ばね4が反転して第1の
板ばね38の押圧を解除して第1の板ばね38から離れ
て第1の接点部50が開く際、第1の板ばね38も自身
の弾性力によって反転ばね4側に移動するが、この場合
に反転ばね4が第1の板ばね38から離れる位置を一定
位置に設定し難く、第1の接点部50と第2の接点部5
1との開閉のタイミングが一致しない場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところは、第1の板ばねの開極距離を十分に確保で
き、また、第1の板ばねの組み込みが簡単且つ正確にで
き、更に、第1の接点部と第2の接点部との開閉の反転
のタイミングを同じにできる過電流継電器を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の過電流継
電器は、熱動素子3の変位量に応じて反転する反転ばね
4と、この反転ばね4の先端及び該反転ばね4の先端に
接離自在に対向する第1の板ばね38にて構成される第
1の接点部50と、反転ばね4の反転動作に連動する連
動部材7と、この連動部材7により開閉される第2の板
ばね33を有した第2の接点部51とを、ボディ1内に
収納した過電流継電器において、ボディ1に反転ばね4
の先端が第1の板ばね38に非当接状態において、第1
の板ばね38の反転ばね4方向への位置決めを行うため
の位置決め規制突起52を設けて成ることを特徴とする
ものである。
【0006】また、位置決め規制突起52の第1の板ば
ね38側の側面をボディ1の内方側程ボディ1の開口側
よりも第1の板ばね38側に突出するような傾斜面52
aとすることも好ましい。また、位置決め規制突起52
が第1の接点部50の反転位置に位置し且つ第1の接点
部50の反転と第2の接点部51の反転とのタイミング
を同じにすることも好ましい。
【0007】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、反転ばね4が第1の板ばね38に当接した第1の接
点部50の閉状態において、反転ばね4を反転させて反
転ばね4が第1の板ばね38から離れて第1の接点部5
0を開状態にすると、第1の板ばね38が自身のばね力
により反転ばね4側に移動するが、この際、ボディ1に
設けた位置決め規制突起52により第1の板ばね38の
反転ばね4方向への位置決めが行われ、第1の板ばね3
8が自身のばね力により反転ばね4の反転方向に反転ば
ね4に追従して過剰に移動することがなくて第1の板ば
ね38の開極距離を十分に確保できることになる。ま
た、第1の接点部50と第2の接点部51との開閉の切
り換え位置が位置決め規制突起52に第1の板ばね38
が当たる位置に決定されることになる。
【0008】また、位置決め規制突起52の第1の板ば
ね38側の側面をボディ1の内方側程ボディ1の開口側
よりも第1の板ばね38側に突出するような傾斜面とす
ることで、第1の板ばね38をボディ1に組み込む際に
位置決め規制突起52の傾斜面52aをガイドとして正
確な位置に第1の板ばね38を組み込むことができるこ
とになる。
【0009】また、位置決め規制突起52が第1の接点
部50の反転位置に位置し且つ第1の接点部50の反転
と第2の接点部51の反転とのタイミングを同じにする
ことで、過電流が流れた場合における負荷の保護と、過
電流が流れたことを表示する警報とを同じタイミングで
同時に行うことができることになる。
【0010】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図4に本発明の一実施例を示して
いる。1はボディで、一面に開口を有し、熱動素子3、
反転ばね4、固定部材5、接点装置6、連動部材7、リ
セット釦8等を収納している。このボディ1の開口は、
カバー2によって閉塞される。ボディ1の内部は、図1
に示すように、仕切壁9によって大きく3つの区画9
a、9b、9cに分割される。第2区画9bはボディ1
の一方の側部と上下方向のほぼ全長にわたって形成さ
れ、第1区画9aと第3区画9cとは、ボディ1の上下
に形成される。第1区画9aは、ほぼ平行に形成された
仕切壁9によってさらに3室に分割され、中央の一室を
除く他の2室にはそれぞれ熱動素子3が収納される。第
1区画9aを3室に分割する仕切壁9及び第1区画9a
と第2区画9bとを仕切る仕切壁9には、それぞれ熱動
素子3の一端部に対応する位置でスリット10aが形成
され、スリット10aの開口面に直交する方向に移動自
在となるように連動板11が配置される。連動板11
は、3本の脚片11aを連結片11bを介して一体に連
結した略E字状に形成され、少なくとも一つの熱動素子
3が変形したときに脚片11aが押圧されて連動板11
の一端部の第2区画9bへの突出量が大きくなるように
してある。第2区画9bに突出する脚片11aには押し
片11cが突設される。また、連動板11は熱動素子3
に対して移動方向に遊びがあり、一つの熱動素子3が変
形したときに他の熱動素子3を変形させることなく移動
できるようになっている。
【0011】2はカバーで、通孔12からボディ1に形
成されたボス13に組立ねじ14を螺合させることによ
ってボディ1の開口を塞いでいる。3は熱動素子で、板
状に形成されたバイメタル15に絶縁材16を介して帯
状のヒータ17を螺旋状に巻回したものであって、ヒー
タ17の一端に溶接などの方法で固着される。このバイ
メタル15及びヒータ17に電流が流れるとバイメタル
15の自己発熱及びヒータ17の発熱によって、バイメ
タル15の一端部が他端部に対してバイメタル15の厚
み方向に変位する。変位の向きは一端部が第2区画9b
に近づく向きであり、変位の量はバイメタル15及びヒ
ータ17の発熱量に依存する。
【0012】4は反転ばねで、ボディ1の第2区画9b
に配設され熱動素子3が変位すると、連動板11の押し
片11cが突出し動作点調整機構18を介して反転動作
する。この反転ばね4は、一枚の薄板ばね材により、略
U字状をなす2個の対向脚部19、19及び連結部20
と、両対向脚部19、19間に位置して連結部20から
連設される被押圧部21と、被押圧部21と逆方向とな
るように連結部20に連設された押圧部22とから構成
されている。対向脚部19、19は、連結部20に連設
された基端及び固定部材5に固定される先端を太く、反
転の中心となる中間を細く形成している。この対向脚部
19、19を固定部材5に固着してある。被押圧部21
は長方形状に形成され対向脚部19、19間の連結部2
0に連設される。押圧部22は、長方形状に形成され被
押圧部21とは逆方向となるよう連結部20に連設され
る。なお、押圧部22は被押圧部21と異なる方向に延
びるように形成してもよい。また、被押圧部21及び押
圧部22の形状及び長さは後述する作動板の押圧力や押
圧位置及び連動部材を押圧する位置に合わせて適宜設計
すればよい。
【0013】動作点調整機構18はボディ1に対して底
壁に直交する向きに突設された軸突起23に回動自在に
取着された回動レバー24と、回動レバー24に対して
揺動自在に保持された作動板25と、ボディ1の周壁に
対して回動自在に取り付けられた動作点調節カム26と
を有している。この動作点調整機構18は回動レバー2
4の一端に作動板25を揺動自在に保持し、他端に動作
点調節カム26を当接させ、動作点調節カム26を回動
することによって、反転ばね4の被押圧部21が作動板
21からの押圧力を受けるときの熱動素子3の変位量を
変えることができるのである。
【0014】5は固定部材で、銅合金等の導電性金属に
より、反転ばね4の両対向脚部19、19を固定する固
定部27と、固定部27に固定された連結部28と、ボ
ディ1外部に固着し端子ねじが螺合される端子部29と
を有している。6は接点装置で、反転ばね4の反転に伴
って絶縁性の合成樹脂よりなる連動部材7を介して開閉
される。この接点装置6は反転ばね4の先端と、該反転
ばね4の先端に接離自在に対向する第1の板ばね38に
て構成される第1の接点部50と、反転ばね4の反転動
作に連動する連動部材7と、この連動部材7により開閉
される第2の板ばね33を有した第2の接点部51とで
構成され、第1の接点部50がボディ1の第2区画9b
に配置され、第2の接点部51が第3区画9cに配置さ
れる。ここで、第1の接点部50を更に詳述すると、反
転ばね4の反転動作により反転ばね4の先端部に設けた
可動接点37が第1の板ばね38に設けた接点39に接
離自在となっており、この第1の接点部50は通常は可
動接点37が接点39に弾接していて常閉接点となって
いる。また、第2の接点部50は連動部材7の動作によ
り第2の板ばね33に設けた可動接点34が固定ばね板
35に設けられた固定接点36に接離自在となってお
り、通常は可動接点34が固定接点36から離れていて
常開接点となっている。
【0015】ボディ1の第2区画9b内には底壁から位
置決め規制突起52が突設してあり、反転ばね4が反転
して第1の接点部50を開状態にすると、反転ばね4の
押圧が解除されるので、反転ばね4により反転ばね4と
反対側に弾性的に押されて撓んでいた第1の板ばね38
が自身のばね力により反転ばね4側に移動するが、この
際、ボディ1に設けた位置決め規制突起52により第1
の板ばね38の反転ばね4方向への所定以上の移動が防
止されて位置決めが行われ、第1の板ばね38が自身の
ばね力により反転ばね4の反転方向に反転ばね4に追従
して過剰に移動することがなくて反転ばね4の可動接点
37と第1の板ばね38の接点39との開極距離を十分
に確保できるようにしてある。
【0016】ここで、位置決め規制突起52は第1の接
点部50の反転位置(つまり反転ばね4の可動接点37
と第1の板ばね38の接点39とが接離する位置)に位
置しており、この場合、上記第1の接点部50の反転の
タイミングと第2の接点部51の反転のタイミング(つ
まり第2の接点部51の第2の板ばね33に設けた可動
接点34が固定ばね板35に設けられた固定接点36に
接離するタイミング)とが同じになるように、第1の接
点部50、第2の接点部51、位置決め規制突起52を
配置してある。
【0017】ここで、第1の板ばね38の接点39に反
転ばね4の可動接点37が弾接している状態では、図2
のように反転ばね4の弾性押圧力により第1の板ばね3
8が反転ばね4と反対方向に弾性的に撓んでいて、接点
39と可動接点37との弾接がより確実に行われるよう
になっている。7は連動部材で、反転ばね4に連動さ
れ、反転ばね4の反転に伴って接点装置6の開閉状態を
反転させる。この連動部材7は、仕切壁9に形成された
スリット10bに両端部が挿通される形でスライド自在
に配置され、スリット10bを通して第2区画9bと第
3区画9cとに跨がるように配置される。そして、連動
部材7の切り溝7aに反転ばね4をはめ込んで連結して
あり、このことにより反転ばね4に連動して連動部材7
がスライドするようになっている。そして、連動部材7
の先端部7bが第2の板ばね33を押すようになってい
る。
【0018】8はリセット釦で、接点装置6の開閉状態
が反転したとき接点装置6の開閉状態を初期の開閉状態
に反転させるものであり、このリセット釦8は、その脚
部8aに傾斜面8bが形成されている。次に、本過電流
継電器の動作につき説明する。通常は、図2のように、
熱動素子3が変位せず、反転ばね4の先端に取着された
可動接点37が第1の板ばね38の接点39に弾接して
いる(つまり常閉接点を形成している)。また、反転ば
ね4に連動した連動部材7は図2において右側にスライ
ドしており、連動部材7の先端部7bにより第2の板ば
ね33を押して、可動接点34を固定接点35から開極
した状態に保持している(つまり常開接点を形成してい
る)。なお、図2においては可動接点34、固定接点3
5は図面上見えない。
【0019】今、過電流が流れると、熱動素子3の下端
が図中左側に傾斜し、これによって連動板11が図中左
側にスライドして、連動板11の押し片11cが作動板
25の一端25aを押し、作動板25の他端25bが中
心点25cを中心に図中右側に回動し、反転ばね4の被
押圧部21を押圧する。これにより反転ばね4の押圧部
22が図中左側に反転し、図4に示すように反転ばね4
の先端に取着された可動接点37が第1の板ばね38の
接点39から開極する。この可動接点37と接点39の
開極動作により、電磁接触器強制オフ操作する。また、
反転ばね4の反転により、連動部材7が左側にスライド
して、第2の板ばね38のばね力により可動接点34が
固定接点35に接触する。この可動接点34の固定接点
35への接触により、異常状態であることを表示する。
【0020】リセット動作は熱動素子3が元の状態に復
帰したいときに行うものであり、リセット釦8を押圧す
ると、その先端の傾斜面8bが連動部材7の突起7cに
当接して、連動部材7が図中右側にスライドして、可動
接点37を接点39に弾接して閉極すると共に可動接点
34を固定接点35から離して開極するのである。図5
乃至図7には本発明の他の実施例が示してある。本実施
例は基本的構成、動作は前述の実施例と同様であるの
で、重複するところは省略し、前述の実施例と異なる点
についてのみ説明する。すなわち、本実施例において
は、位置決め規制突起52の第1の板ばね38側の側面
をボディ1の内方側程ボディ1の開口側よりも第1の板
ばね38側に突出するような傾斜面52aとしてある。
このように位置決め規制突起52の第1の板ばね38側
の側面をボディ1の内方側程ボディ1の開口側よりも第
1の板ばね38側に突出するような傾斜面52aとする
ことで、第1の板ばね38をボディ1に組み込む際に位
置決め規制突起52の傾斜面52aをガイドとして正確
な位置に第1の板ばね38を組み込むことができるもの
である。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、熱動素子の変位量に応じて反転する反転ばねと、こ
の反転ばねの先端及び該反転ばねの先端に接離自在に対
向する第1の板ばねにて構成される第1の接点部と、反
転ばねの反転動作に連動する連動部材と、この連動部材
により開閉される第2の板ばねを有した第2の接点部と
を、ボディ内に収納した過電流継電器において、ボディ
に反転ばねの先端が第1の板ばねに非当接状態におい
て、第1の板ばねの反転ばね方向への位置決めを行うた
めの位置決め規制突起を設けてあるので、第1の板ばね
に反転ばねが弾接することで第1の接点部の閉極を確実
にするのはもちろん、このように第1の接点部の閉極を
確実にするために反転ばねと第1の板ばねとを弾接自在
としたにもかかわらず、開極時に位置決め規制突起によ
り第1の板ばねの反転ばね方向への位置決めが行われ、
開極動作時に第1の板ばねが自身のばね力により反転ば
ねの反転方向に反転ばねに追従して過剰に移動すること
がなくて第1の板ばね開極距離を十分に確保できるもの
であり、また、反転ばねと第1の板ばねとの開閉の切り
換え位置が一定位置となるものである。
【0022】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記した請求項1記載の発明の効果に加えて、位置決め規
制突起の第1の板ばね側の側面をボディの内方側程ボデ
ィの開口側よりも第1の板ばね側に突出するような傾斜
面としてあるので、第1の板ばねをボディに組み込む際
に位置決め規制突起の傾斜面をガイドとして簡単且つ正
確に第1の板ばねを組み込むことができるものであっ
て、組立て性を向上させるものである。
【0023】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記した請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え
て、位置決め規制突起が第1の接点部の反転位置に位置
し且つ第1の接点部の反転と第2の接点部の反転とのタ
イミングを同じにしてあるので、過電流が流れた場合に
おける負荷の保護と、過電流が流れたことを表示する警
報とを同じタイミングで同時に行うことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上の反転ばねが反転したトリップ状態を示す
一部破断したカバーを外した状態の正面図である。
【図5】本発明の他の実施例の分解斜視図である。
【図6】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図7】同上のカバーを外した状態の斜視図である。
【図8】従来例のカバーを外した状態の正面図である。
【図9】同上の反転ばねが反転したトリップ状態を示す
一部破断したカバーを外した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 3 熱動素子 4 反転ばね 7 連動部材 33 第2の板ばね 38 第1の板ばね 50 第1の接点部 51 第2の接点部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱動素子の変位量に応じて反転する反転
    ばねと、この反転ばねの先端及び該反転ばねの先端に接
    離自在に対向する第1の板ばねにて構成される第1の接
    点部と、反転ばねの反転動作に連動する連動部材と、こ
    の連動部材により開閉される第2の板ばねを有した第2
    の接点部とを、ボディ内に収納した過電流継電器におい
    て、ボディに反転ばねの先端が第1の板ばねに非当接状
    態において、第1の板ばねの反転ばね方向への位置決め
    を行うための位置決め規制突起を設けて成ることを特徴
    とする過電流継電器。
  2. 【請求項2】 位置決め規制突起の第1の板ばね側の側
    面をボディの内方側程ボディの開口側よりも第1の板ば
    ね側に突出するような傾斜面として成ることを特徴とす
    る請求項1記載の過電流継電器。
  3. 【請求項3】 位置決め規制突起が第1の接点部の反転
    位置に位置し且つ第1の接点部の反転と第2の接点部の
    反転とのタイミングを同じにして成ることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の過電流継電器。
JP10082395A 1995-04-25 1995-04-25 過電流継電器 Pending JPH08293241A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6507266B1 (en) * 1998-11-05 2003-01-14 Schneider Electric Industries Sa Thermal relay provided with a spring blade mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6507266B1 (en) * 1998-11-05 2003-01-14 Schneider Electric Industries Sa Thermal relay provided with a spring blade mechanism

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