JPH08292523A - 光線を通さないように包装されたロール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボール紙包装箱中でこのようなロールを支持
するための堅いフランジの使用なしでこのような箱中に
容易に包装されるのに適しているロール包装を提供する
こと。 【解決手段】 中空支持コアの上に巻かれた感光性フィ
ルムの光線を通さないように包装されたロールであり、
ロールの各々の端表面のための光線を通さない柔軟な端
カバーとフィルムにしっかりと取り付けられそしてその
最も外の巻きを覆う、光線を通さない柔軟な周辺カバー
とを含んで成り、このようにして形成される光線を通さ
ない包装のシールされた縁が、前記包装の周辺カバーに
向かってそれらの周辺すべてに沿って曲がりを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の分野】本発明は、中空支持コアの上に巻かれた
感光性ストリップ材料の光線を通さないように包装され
たロールに関し、そして更に特別には、その装填の後
で、適切な露光装置例えば写真植字機又はＣＯＭ（コン
ピュータ出力マイクロフィルム）システム中に置くこと
ができるディスペンサマガジンの昼光装填を意図するこ
のようなロールに関する。

【０００２】

【従来技術の説明】中空支持コアの上に巻かれた感光性
ストリップ材料の光線を通さないように包装されたロー
ルは知られているが、これは、ロールの各々の端表面の
ための光線を通さない柔軟な端カバー［ここで、各々の
端カバーは中央開口を有しそしてコアの対応する端に光
線を通さないように取り付けられている］、及び巻かれ
たストリップ材料にしっかりと取り付けられそしてロー
ルの最も外の巻きを覆う光線を通さない柔軟な周辺カバ
ーを含んで成る。端カバー及び周辺カバーの対応する端
は、光線を通さない及び／又は湿気を通さない包装を得
るために、お互いに光線を通さないようにぴたりと合わ
せられている。この種類の包装の例は、ＵＳ−Ａ ４，
１４８，３９５及び４，５０５，３８７中に開示されて
いる。巻かれたストリップ材料のロールの寸法許容差に
関する問題を克服する改善ロール包装がＵＳ−Ａ ４，
７３３，７７７中に開示されている。

【０００３】後者のロール包装は、ロールの各々の端表
面のための光線を通さない柔軟な端カバー［ここで、各
々の端カバーは巻かれた材料のロールの径を越える径を
有する］、及びストリップ材料の幅を越える幅を有する
光線を通さない柔軟な周辺カバーを含んで成る。周辺カ
バーの縁の内側面は、巻かれたストリップ材料のロール
の周囲を越えて延びる端カバーの縁の対応する内側面に
シールされている。

【０００４】上で述べたようなロール包装は、対応する
コア開口とかみ合うハブを有する二つの堅いフランジの
間に支持され、そしてこのようにして支持されたロール
は貯蔵及び出荷のために長方形ボール紙箱中に詰められ
る。包装材料のシールされた縁とフランジとの接触は、
これらの縁をロールの軸と垂直な平行な面の中に位置付
ける。フランジはそれらの垂直な面の中の縁の径よりも
大きい径を有するので、又はそれらが長方形である場合
にはこのような径に外接するので、縁のエッジと包装箱
の隣の壁との間の接触はない。今日の環境上の考慮に鑑
みて、通常は堅いプラスチック例えばポリスチレン又は
ポリ塩化ビニルから作られるフランジは、望ましくない
もの（ｌｏａｄ）と考えられる。

【０００５】上で述べたフランジの包装箱からの省略
は、包装材料のシールされた縁の品質に対して有害であ
ることが見い出された。事実、箱の輸送及び／又はその
他の操作の間の前記の縁の外部エッジと箱の隣の壁との
間の繰り返しの移動接触は、縁の制御されない圧縮及び
交互する曲げを引き起こし、それによってそれらの光線
を通さないシールが破壊される可能性がある。

【０００６】

【従来技術の課題】本発明の目的は、コアの上に巻かれ
そしてお互いにそれらの内側でシールされた周辺カバー
のそして端カバーの縁を有する包み紙中に光線を通さな
いように包装された感光性ストリップ材料のロール包装
であって、ボール紙包装箱中でこのようなロールを支持
するための堅いフランジの使用なしでこのような箱中に
容易に包装されるのに適しているロール包装を提供する
ことである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、中空支
持コアの上に巻かれた感光性ストリップ材料の光線を通
さないように包装されたロールであり、ロールの各々の
端表面のための光線を通さない柔軟な端カバー［ここ
で、各々の端カバーは中央開口を有しそしてコアの対応
する端に光線を通さないように取り付けられていて、そ
して各々の端カバーは更に巻かれた材料のロールの径を
越える径を有する］、並びに巻かれたストリップ材料に
しっかりと取り付けられそしてその最も外の巻きを覆
う、光線を通さない柔軟な周辺カバー［ここで、前記周
辺カバーはストリップ材料の幅を越える幅を有し、周辺
のカバーの縁の内側面は巻かれたストリップ材料のロー
ルの周囲を越えて延びる端カバーの縁の対応する内側面
にぴたりと合わせられている］を含んで成る光線を通さ
ないように包装されたロールは、このようにして形成さ
れる光線を通さない包装のぴたりと合わせられた縁が、
前記包装の外部表面に向かってそれらの周辺すべてに沿
って曲がりを有することを特徴とする。

【０００８】光線を通さない包装のぴたりと合わせられ
た縁の曲がりは、包装の周辺部分に向かって又はその対
応する端カバーへと行うことができる。両方の場合と
も、縁は、包装箱の対応する壁とのあり得る接触が縁の
外部面に殆ど垂直に向けられる力を引き起こすような形
を有する。これは、縁がロールの軸に対して垂直である
面の中で外向きに向けられて、その結果縁の外部エッジ
と箱の壁との隣接する接触が対応する縁部分を曲げる、
裂ける又は曲がりくねった変形を得るようにせしめる可
能性がある先行技術の包装とは完全に異なる。シールさ
れた縁のこのような局部的変形は、包装の光線を通さな
いことに関してばかりでなく巻かれた材料の巻き戻し特
徴に関してもまた影響を確かに有することに注目すべき
である。事実、ひどく曲げられた、又は折り畳まれたそ
して次にロールの内向きに、即ち反対の縁の方向に変位
されたシールされた縁は、包装を開く際に周辺カバーを
引き離すことによって均一に直されないであろうが、そ
の結果巻かれたストリップ材料の一層の巻き戻しは、損
傷された縁部分と巻き戻しているストリップの対応する
エッジとの周期的な衝撃的な接触によって妨害されるで
あろう。これは、巻き戻されたストリップ材料の感光性
コーティングを損傷するか、及び／又はストリップの滑
らかな巻き戻しを妨害しそしてそれ故それが巻き戻され
ている時に、例えばレーザ走査によるその満足な露光を
妨害する可能性がある。

【０００９】包装の曲がった縁は異なるやり方で形成さ
せることもできる。一つの技術によれば、縁をお互いに
ぴたりと合わせた後でそれらを曲げる。縁をお互いにぴ
たりと合わせるための一般的手順は熱シールである。縁
の曲がりは、包まれたロールをその軸の回りに回転させ
そして適切なそらせ板との滑り又は転がり接触によって
次第に縁を曲げることによって適切に行うことができ
る。

【００１０】もう一つの技術によれば、縁にそれらの最
後の形又はそれに近い形を与え、そして次に縁をお互い
にぴたりと合わせる。後者の技術は、第一の技術よりも
形がくずれない曲がった縁を与えることができる。

【００１１】しかしながら、一つの技術又は他の技術を
使用するかに拘わらずそして縁の曲がりが小さいか又は
大きいかに拘わらず、縁が周辺に向かって又は端カバー
へと曲がりを確かに有するというこの事実は、縁が箱の
壁との接触に際して好ましいそして制御された挙動、即
ちこのような接触の結果として十分に決められた方向に
更に曲がる傾向を示すであろうことをもたらす。

【００１２】本発明による包装されたロールの適切な態
様は以下の通りである。

【００１３】周辺カバー及び端カバーはそれらの内側に
熱可塑性の層を有し、そして対応する縁の合わせはこの
ような層の熱シールすることによって行われる。

【００１４】端カバーの縁の周辺エッジは周辺カバーの
折り畳まれた縁の対応するエッジを少し越えて延び、そ
の結果周辺カバーの縁の自由に曝された部分はシールさ
れた縁の言わば頭の側を遮る。この手段は周辺カバーに
向かって折り畳まれた縁の価値を有する。端カバーに向
かって折り畳まれた縁のためには、周辺カバーが端カバ
ーを越えて少し延びていることが望ましいことは明らか
である。

【００１５】ロールの軸の支持のないボール紙箱中に本
明細書中で前に述べたようにして包まれたロールを包装
することは、箱の輸送及びその他の操作の間に箱の壁の
内側表面とロールとの繰り返しの摩擦接触によってほこ
りを発生させる可能性がある。

【００１６】ロールの光線を通さない包み紙に接触して
いるほこりは、例えばその中にロールが装填されている
マガジンのディスペンサスロットのベルベットライナー
によって捕らえられるようになり、そして次にこのよう
なライナーを通してフィルムが引き出される時に次第に
フィルムに移されるであろう。

【００１７】ほこりの存在は、写真フィルムに関してよ
りも写真紙に関しての方がそれほど重要ではない。

【００１８】それ故、本発明の更に好ましい態様によれ
ば、感光性フィルムの光線を通さないように包装された
ロールは、それをボール紙包装箱中に包装する前にほこ
りを通さないホイル中に包む。このようなホイルは、重
なり合う縦方向マージンによって、そして包まれたロー
ルのコアの開放端の中に折り返された端部分によって閉
じて保持することができる。このようなホイルは、その
本当の目的についてユーザを間違って導かないために適
切には着色されない。

【００１９】

【実施例】本発明を以下に添付図面を参照して例によっ
て説明する。

【００２０】図１を参照して説明すると、感光性フィル
ムの光線を通さないように包装されたロール１０は、感
光性フィルムのための光線を通さない包装としての、二
枚の端カバー１１及び１２、並びに前記端カバーにシー
ルされた周辺カバー１３を含む。端カバーの中央開口の
縁１４は、光線を通さないようにフィルムロールのコア
１５にぴたりと合わせられている。この場合には、カバ
ー１１、１２及び１３は、カバーのお互いへのそしてコ
アへの熱シールを可能にするポリエチレンの内部層を含
んでいた。包装されたロールは、周辺カバーから突出す
るそしてロールが適切なマガジン中に置かれた後でロー
ルの巻き戻しを始めるのを可能にする前端１６を有す
る。ロール１０は、コア開口とかみ合うハブ及び端カバ
ーの径よりも大きい径を有する二つの支持フランジによ
って出荷カートン（図示しない）中に包装される。カバ
ーのシールされた縁１７、１８は、示すように、支持フ
ランジとの接触によってロールの軸に対して垂直な面の
中に駆り立てられる。これまで述べたようなロール包装
は、序論中で述べたＵＳ−Ａ−４，７３３，７７７中に
開示されていて、そしてＡＧＦＡ−ＧＥＶＡＥＲＴ
Ｎ．Ｖ．，Ｍｏｒｔｓｅｌ−ＢｅｌｇｉｕｍのＡＧＦＡ
ＤＡＴＡＲＥＸという商標の下でマーケットにある。

【００２１】図２は、本発明による改善ロール包装の一
つの態様を示す。図１の対応する部分と同じ機能を有す
る部分には同じ番号を付けた。この態様においては、端
カバー１１及び１２のコア１５への光線を通さない合わ
せは、コア開口中に折り返されそしてコアの内側表面に
熱シールされたリップ１９によって行われた。この態様
におけるフィルムロールのコアは、プラスチックコアで
ある図１の態様のコアとは別個に、ボール紙から作られ
た。リップ１９による端カバーの熱シールは、ＥＰ特許
第０ ３５０ ０９３号中に開示されている。

【００２２】また図１の装置（ａｒｒａｎｇｅｍｅｎ
ｔ）と異なるのは、今や、周辺カバー１３の少し減少し
た幅の延長部でありそして端カバーに合わせられていな
い図２中のロール前端２６である。周辺カバー１３それ
自体はロールのフィルムの端にシールされている。この
装置は、マガジンを装填しそして周辺カバーが除去され
てそしてフィルムがマガジンのディスペンサスロットか
ら出て来るまで引張る際に、図１とは異なって、フィル
ム材料が失われないという利点を有する。

【００２３】シールされた縁１７及び１８は、図２の部
分３の拡大図である図３中に詳細に図解的に示すように
周辺カバー１３に向かって曲げられている。シールされ
た縁１７は、端カバー１１の縁２１のそして周辺カバー
１３の縁２２の組立体である。両方の縁のお互いへの合
わせは、この例においては、両方のカバーの内側熱可塑
性層をお互いに熱シールすることによって行われたが、
他のやり方でも、例えば糊付け、両面接着リボンの挿入
又は類似のことによっても行うことができる。

【００２４】縁のシールは、図４中に示すように行うこ
とができる。端カバー１１及び１２を、巻かれたロール
１０の横の端に対して付与し、そしてコアの内側にシー
ルされるリップ１９によってそのコアに固定する。次
に、両方の端カバーの縁２１、２３及び周辺カバーの縁
２２、２４を、ロールの端面に対して約４５°の角度位
置で一緒になるように促し、そしてロールが回転される
間に次第に縁をシールする、破線で示す二対の対向加熱
ローラ２５、２６及び２７、２８によってこの位置でシ
ールする。この技術は、本明細書中で前に述べたＵＳ−
Ａ ４，７３３，７７７中に述べられている。次に、こ
れらの縁を、例えば縁を逸らせそして曲げる適切なガイ
ドとの転がり又は滑り接触によって、お互いに向かっ
て、即ち周辺カバー１３に向かう方向に曲げる。包装ホ
イルの材料、特に端カバーの材料は、この曲げによって
伸ばされるようになり、その結果縁はそれらの曲がった
形を維持する。

【００２５】もう一つの技術によれば、縁を所望の方向
に曲げそして、この位置にある間に、それらのシールを
行う。これは、より長い期間にわたってその形を保持す
ることができる本当の“形（ｆｏｒｍ）シール”が得ら
れるという前の技術を凌ぐ利点を有する。図５の図面は
このような“形シールされた”縁１７及び１８を示し、
そして縁２１のエッジ２９はそのより大きい曲率半径の
ために縁２２の対応するエッジ３０に対して少し後ろに
位置付けられていることが明らかであろう。図面の下側
において半径方向荷重を代表する矢印３１によって図解
的に示すように、内部縁の露出された延長部分が出荷カ
ートンの隣り合う壁との接触によってシールの損傷の原
因となる可能性がある場合には、端カバーの径を大きく
して図５中に破線３２で図解的に示すように“重なり合
った”シールを得ることができる。

【００２６】本明細書中で前に述べたように包装されそ
して処理されたフィルムロールは、次に、図６中に示す
ように保護包装ホイル３４中に包むことができる。ホイ
ルは長方形の形を有し、そしてフィルムロールは、ロー
ルの軸と平行に走り、お互いに重なり合う二つの縦方向
のホイルマージンと共にホイル中に巻かれる。これらの
マージンの一つは、自己接着の剥離可能なシール３５、
例えばこのようなマージンの上の自己接着ホットメルト
の繊維化を通して得られるものによって供給することが
できる。次に、包み紙の端をロールコアの開放端中に折
り返す。

【００２７】このようにして包まれたフィルムロール
は、最後には、慣用的な支持フランジを使用しないで、
図７中に示すようにボール紙出荷カートン３６中に入れ
る。曲げられたロールの縁は、カートンの底壁とそれら
との接触によって局部的に少し平らにされるが、この接
触は包装の光線を通さないことに対して決して有害では
ない。何故ならば、シールされた縁はそれらの表面に対
して垂直又は垂直に近い力又は力の成分だけを示すから
である。輸送及びその他の操作の間の出荷カートン中の
フィルムロールの動きは、ボール紙の壁との擦る接触か
ら生じるほこりを引き起こす可能性があり、そしてこの
ほこりは、図６中に示すような保護包装紙３４が存在し
ないと仮定した場合にはフィルムロールの光線を通さな
い包装の上に積もる可能性がある。この包み紙はそのま
までは光線を保護する機能を持たないので、この包み紙
のためには半透明又は透明なホイルさえも使用して、包
み紙の本当の機能についてフィルムロールのユーザを間
違った方向に導かないことが有利であろう。

【００２８】本発明によるフィルム包装は例示した態様
に限定されない。

【００２９】図３及び５の図面を参照して説明すると、
シールされた縁を、同様に反対方向にも曲げることがで
き、その結果それらはそれらの曲がりが周辺カバーの外
部表面に向かっている形を得ることが理解されるべきで
ある。フィルムロールの軸と平行に、又はほぼ平行に走
る方向へのシールされた縁の装填は、シールの光線を通
さないことを破壊するためのリスクを増加させることな
しに、縁の増加した曲がりを引き起こす。

【００３０】端カバーの中央開口のコアへの光線を通さ
ない合わせはまたその他のやり方でも行うことができ
る。例として、リングによって前記開口のマージンをコ
ア中にクランプ止めすることを開示しているＥＵ−Ａ１
−０ ５７９ ２１６を挙げる。

【００３１】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。

【００３２】１． 中空支持コア（１５）の上に巻かれ
た感光性ストリップ材料の、光線を通さないように包装
されたロール（１０）であり、ロールの各々の端表面の
ための光線を通さない柔軟な端カバー（１１、１２）で
あって、各々の前記端カバーはコアの対応する端に光線
を通さないように取り付けられていて、そして各々の端
カバーは更に巻かれた材料のロールの径を越える径を有
する端カバーと、並びに巻かれたストリップ材料にしっ
かりと取り付けられそしてその最も外の巻きを覆う、光
線を通さない柔軟な周辺カバー（１３）であって、前記
周辺カバーは巻かれたストリップ材料の幅を越える幅を
有し、周辺のカバーの縁（２２、２４）の内側面は巻か
れたストリップ材料のロールの周囲を越えて延びる端カ
バーの縁（２１、２３）の対応する内側面にぴたりと合
わせられている周辺カバーとを含んで成る光線を通さな
いように包装されたロール（１０）において、このよう
にして形成される光線を通さない包装のぴたりと合わせ
られた縁が、前記包装の外部表面に向かってそれらの周
辺すべてに沿って曲がりを有することを特徴とする光線
を通さないように包装されたロール。

【００３３】２． 前記のぴたりと合わせられた縁が前
記包装の周辺カバー（１３）に向かった曲がりを有す
る、上記１記載の光線を通さないように包装されたロー
ル。

【００３４】３． 前記のぴたりと合わせられた縁が前
記包装の対応する端カバー（１１、１２）に向かった曲
がりを有する、上記１記載の光線を通さないように包装
されたロール。

【００３５】４． 前記の縁（２１、２２、２３、２
４）が熱シールによってお互いにぴたりと合わせられて
いる、上記１から３のいずれか一つに記載の光線を通さ
ないように包装されたロール。

【００３６】５． 前記のぴたりと合わせられた縁の前
記曲がりが、それらのお互いへの合わせに先立って縁に
実施することによって得られた、上記１から４のいずれ
か一つに記載の光線を通さないように包装されたロー
ル。

【００３７】６． ボール箱（３６）の壁との接触なし
でロールを支持するフランジなしのボール箱（３６）中
に包装されている、上記１から５のいずれか一つに記載
の光線を通さないように包装されたロール。

【００３８】７． ほこりを通さない包み紙中に更に包
まれている、上記１から６のいずれか一つに記載の光線
を通さないように包装されたロール。

【００３９】８． 前記包み紙が、重なり合う縦方向マ
ージン、及び包まれたロールのコアの開放端中に折り返
された端部分を有するホイル（３４）である、上記７記
載の光線を通さないように包装されたロール。

【００４０】９． 前記ホイルが透明である、上記７又
は８記載の光線を通さないように包装されたロール。

【００４１】１０． 前記の周辺カバー（１３）が巻か
れたストリップ材料の前端に取り付けられていてそして
その縁が端カバーにしっかりと取り付けられていない自
由端（２６）を有する、上記１から９のいずれか一つに
記載の光線を通さないように包装されたロール。

【図面の簡単な説明】

【図１】先行技術のロール包装の斜視図である。

【図２】本発明による改善包装の一つの態様の斜視図で
ある。

【図３】図２の細部３の拡大図である。

【図４】光線を通さない包み紙の縁のシールを図示す
る、図２の包装の図解縦断面図である。

【図５】曲げられた縁を図示する図解縦断面図である。

【図６】ほこりを通さないホイル中に包まれた、図２の
包装である。

【図７】ボール箱中に包装された図６の包装を示す。

【符号の説明】

１０ フィルムロール １１、１２ 端カバー １３ 周辺カバー １４ 内部シール １５ コア １６ 前端 １７、１８ 縁 １９ リップ ２１、２２、２３、２４ 縁 ２５、２６、２７、２８ シールローラ ２９、３０ 縁エッジ ３１ 荷重力 ３２ 重なり合う縁 ３４ 包装 ３５ 剥離可能なシール ３６ 出荷カートン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 中空支持コアの上に巻かれた感光性スト
   リップ材料の、光線を通さないように包装されたロール
   であり、ロールの各々の端表面のための光線を通さない
   柔軟な端カバーであって、各々の前記端カバーはコアの
   対応する端に光線を通さないように取り付けられてい
   て、そして各々の端カバーは更に巻かれた材料のロール
   の径を越える径を有する端カバーと、巻かれたストリッ
   プ材料にしっかりと取り付けられそしてその最も外の巻
   きを覆う、光線を通さない柔軟な周辺カバーであって、
   前記周辺カバーは巻かれたストリップ材料の幅を越える
   幅を有し、周辺のカバーの縁の内側面は巻かれたストリ
   ップ材料のロールの周囲を越えて延びる端カバーの縁の
   対応する内側面にぴたりと合わせられている周辺カバー
   とを含んで成る光線を通さないように包装されたロール
   において、このようにして形成される光線を通さない包
   装のぴたりと合わせられた縁が、前記包装の外部表面に
   向かってそれらの周辺すべてに沿って曲がりを有するこ
   とを特徴とする光線を通さないように包装されたロー
   ル。