JP2000072335A - 感光ウェブ材料のロ―ル用パッケ―ジ - Google Patents
感光ウェブ材料のロ―ル用パッケ―ジInfo
- Publication number
- JP2000072335A JP2000072335A JP11237027A JP23702799A JP2000072335A JP 2000072335 A JP2000072335 A JP 2000072335A JP 11237027 A JP11237027 A JP 11237027A JP 23702799 A JP23702799 A JP 23702799A JP 2000072335 A JP2000072335 A JP 2000072335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- core
- package
- peripheral part
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C3/00—Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成要素が、パッケージが開いた後に、ウェ
ブ材料の分配に干渉しないパッケージを提供する。 【解決手段】 両端部を有するコアと該コアに巻き付け
られた一本の感光材料とを備えた感光ウェブ材料のロー
ル用のパッケージが、先端部及び感光材料の最も外側の
端部への取付け用の後端部を有する可撓性のある不透明
なリーダと、可撓性があり上記感光材料のロールの各端
部を覆うのに適した一対の端部ディスクとを有する。各
端部ディスクは、上記コアの内径よりも小さい直径を有
する中央の円形開口部を有し、各ディスクの内径の縁部
が、コアの内壁部に接着される一方、各端部ディスクの
外径が、ロールの直径よりも大きく、各ディスクの外側
縁部が、ロールの各端面の軸方向内方へ折り曲げられ、
各端部ディスクは、折り曲げられた外側縁部にて、周方
向に延びる孔部からなる同心のリングを備える。
ブ材料の分配に干渉しないパッケージを提供する。 【解決手段】 両端部を有するコアと該コアに巻き付け
られた一本の感光材料とを備えた感光ウェブ材料のロー
ル用のパッケージが、先端部及び感光材料の最も外側の
端部への取付け用の後端部を有する可撓性のある不透明
なリーダと、可撓性があり上記感光材料のロールの各端
部を覆うのに適した一対の端部ディスクとを有する。各
端部ディスクは、上記コアの内径よりも小さい直径を有
する中央の円形開口部を有し、各ディスクの内径の縁部
が、コアの内壁部に接着される一方、各端部ディスクの
外径が、ロールの直径よりも大きく、各ディスクの外側
縁部が、ロールの各端面の軸方向内方へ折り曲げられ、
各端部ディスクは、折り曲げられた外側縁部にて、周方
向に延びる孔部からなる同心のリングを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブ材料のロー
ル用のパッケージの分野に、特に、写真印画紙及びフィ
ルム等の感光材料のロールに関する。
ル用のパッケージの分野に、特に、写真印画紙及びフィ
ルム等の感光材料のロールに関する。
【０００２】
【従来の技術】感光紙及びフィルムのロールは、それら
が使用前に日光に曝されないように、遮光式に包装され
ることを必要とする。しかしながら、ロールは、それら
が日光の当る状態のもとで、共働する装置へ装填され得
るように、包装されなければならない。更に、その包装
手段が、ロールを解く間の回転の容易性を妨げることは
ならず、また、ウェブが再度ロールに巻き戻される場合
に、ロールに干渉してはならない。
が使用前に日光に曝されないように、遮光式に包装され
ることを必要とする。しかしながら、ロールは、それら
が日光の当る状態のもとで、共働する装置へ装填され得
るように、包装されなければならない。更に、その包装
手段が、ロールを解く間の回転の容易性を妨げることは
ならず、また、ウェブが再度ロールに巻き戻される場合
に、ロールに干渉してはならない。
【０００３】米国特許第５１３３１７１号は、材料のロ
ールのコアの端部に取り付けられた不透明な可撓性のあ
る端部ディスク対とロールを形成するある長さの材料の
先端部に取り付けられた不透明なリーダとを有するパッ
ケージを開示している。リーダの第１の回旋（convolut
ion）がロールに巻き付けられた後、各端部ディスクの
周縁部分が第１の回旋上に折り曲げられる。その後、上
記リーダの第１及び第２の回旋の間にある折り曲げ部分
を捕らえるように、第２の回旋がロールに巻き付けられ
る。この場合に、接着剤は全く用いられず、回旋間の折
り曲げ部分の維持は、摩擦に依存する。米国特許第５５
１５９７０号は、類似した不透明な端部ディスク及びリ
ーダを有するパッケージを開示している。この場合に
は、上記折折り曲げ部分が、接着テープ帯により所定位
置に保持される。米国特許第５６５５６５９号は、ロー
ルのまわりに巻き付けられた不透明なリーダを有するパ
ッケージを開示している。上記端部ディスクの折り曲げ
部分は、ラジアル方向に配置された孔部を有し、接着テ
ープ帯により所定位置に保持される。
ールのコアの端部に取り付けられた不透明な可撓性のあ
る端部ディスク対とロールを形成するある長さの材料の
先端部に取り付けられた不透明なリーダとを有するパッ
ケージを開示している。リーダの第１の回旋（convolut
ion）がロールに巻き付けられた後、各端部ディスクの
周縁部分が第１の回旋上に折り曲げられる。その後、上
記リーダの第１及び第２の回旋の間にある折り曲げ部分
を捕らえるように、第２の回旋がロールに巻き付けられ
る。この場合に、接着剤は全く用いられず、回旋間の折
り曲げ部分の維持は、摩擦に依存する。米国特許第５５
１５９７０号は、類似した不透明な端部ディスク及びリ
ーダを有するパッケージを開示している。この場合に
は、上記折折り曲げ部分が、接着テープ帯により所定位
置に保持される。米国特許第５６５５６５９号は、ロー
ルのまわりに巻き付けられた不透明なリーダを有するパ
ッケージを開示している。上記端部ディスクの折り曲げ
部分は、ラジアル方向に配置された孔部を有し、接着テ
ープ帯により所定位置に保持される。
【０００４】上記パッケージでは、リーダが引っ張られ
た場合に、端部ディスクがロールの縁部で周方向に裂け
る。上記孔部は、裂け目の伝播を助けるために設けられ
ている。パッケージが開かれた場合に、時折、この裂け
目が好適な方向から逸れることがある。この好ましくな
い裂け目は、裂かれないままの、「耳（ears）」を形成
する外径部分をもたらし得る。これらの耳は、ロールの
巻き戻しを妨げる。このように不満足に裂けた場合に
は、光がパッケージ内へ入射して、感光材料にかぶりを
生じさせる惧れがある。
た場合に、端部ディスクがロールの縁部で周方向に裂け
る。上記孔部は、裂け目の伝播を助けるために設けられ
ている。パッケージが開かれた場合に、時折、この裂け
目が好適な方向から逸れることがある。この好ましくな
い裂け目は、裂かれないままの、「耳（ears）」を形成
する外径部分をもたらし得る。これらの耳は、ロールの
巻き戻しを妨げる。このように不満足に裂けた場合に
は、光がパッケージ内へ入射して、感光材料にかぶりを
生じさせる惧れがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】遮光式パッケージの端
部ディスクは、リーダが引っ張られた場合に、裂け得る
ものでなければならない。しかしながら、パッケージの
巻き戻しを妨げる耳が残らないように、ディスクが裂け
ることが必須である。そこで、本発明は、リーダが引っ
張られた場合に、残ったままの耳がパッケージの巻戻し
に干渉しないように、その外側部分が一層制御されて裂
けることになる端部ディスクを有する遮光式パッケージ
を提供する
部ディスクは、リーダが引っ張られた場合に、裂け得る
ものでなければならない。しかしながら、パッケージの
巻き戻しを妨げる耳が残らないように、ディスクが裂け
ることが必須である。そこで、本発明は、リーダが引っ
張られた場合に、残ったままの耳がパッケージの巻戻し
に干渉しないように、その外側部分が一層制御されて裂
けることになる端部ディスクを有する遮光式パッケージ
を提供する
【０００６】そこで、本発明の目的は、屋内での装填の
間に開かれるまで適切に閉ざされたままである改良され
た遮光式パッケージを提供することである。本発明のま
た別の目的は、パッケージの構成要素における裂け目を
生じ、伝播させるために、弱い力のみが必要とされ、結
果的な裂け目が滑らかであるパッケージを提供すること
である。本発明の更に別の目的は、その構成要素が、パ
ッケージが開いた後の、ウェブ材料の分配に干渉しない
パッケージを提供することである。本発明のまた更に別
の目的は、複雑でなく簡単に製造可能なパッケージを提
供することである。つまり、本発明の意図は、裂かれた
場合に、良好な周方向の裂け目をもたらし、感光材料の
分配又はロールの巻戻しに干渉し得る耳若しくは付属物
を残さない端部ディスクを有する遮光式パッケージを提
供することである。
間に開かれるまで適切に閉ざされたままである改良され
た遮光式パッケージを提供することである。本発明のま
た別の目的は、パッケージの構成要素における裂け目を
生じ、伝播させるために、弱い力のみが必要とされ、結
果的な裂け目が滑らかであるパッケージを提供すること
である。本発明の更に別の目的は、その構成要素が、パ
ッケージが開いた後の、ウェブ材料の分配に干渉しない
パッケージを提供することである。本発明のまた更に別
の目的は、複雑でなく簡単に製造可能なパッケージを提
供することである。つまり、本発明の意図は、裂かれた
場合に、良好な周方向の裂け目をもたらし、感光材料の
分配又はロールの巻戻しに干渉し得る耳若しくは付属物
を残さない端部ディスクを有する遮光式パッケージを提
供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、感光性
をもつウェブ材料のロール用のパッケージが提供され
る。ロールは、両端部を有するコアと該コアに巻き付け
られた一本の感光材料とを有するものである。上記パッ
ケージは、先端部及び感光材料の最も外側の端部への取
付け用の後端部を有する可撓性のある不透明なリーダ
と、上記感光材料のロールの各端部を覆うのに適した可
撓性のある一対の端部ディスクとを有している。上記各
端部ディスクは、上記コアの内径よりも小さい直径を有
する中央の円形開口部を有している。各ディスクの内径
の縁部は、上記コアの内壁部に接着されている。また、
各端部ディスクの外径は、ロールの直径よりも大きい。
各ディスクの外側縁部は、ロールの各端面の軸方向内方
へ折り曲げられ、各端部ディスクは、このように折り曲
げられた外側縁部において、周方向に延びる孔部からな
る同心のリングを備えている。これにより、リーダが引
っ張られ、端部ディスクにて裂け目が生じた場合に、リ
ングは、実質的に全く耳が形成されないように、裂け目
の伝播を制御することができる。
をもつウェブ材料のロール用のパッケージが提供され
る。ロールは、両端部を有するコアと該コアに巻き付け
られた一本の感光材料とを有するものである。上記パッ
ケージは、先端部及び感光材料の最も外側の端部への取
付け用の後端部を有する可撓性のある不透明なリーダ
と、上記感光材料のロールの各端部を覆うのに適した可
撓性のある一対の端部ディスクとを有している。上記各
端部ディスクは、上記コアの内径よりも小さい直径を有
する中央の円形開口部を有している。各ディスクの内径
の縁部は、上記コアの内壁部に接着されている。また、
各端部ディスクの外径は、ロールの直径よりも大きい。
各ディスクの外側縁部は、ロールの各端面の軸方向内方
へ折り曲げられ、各端部ディスクは、このように折り曲
げられた外側縁部において、周方向に延びる孔部からな
る同心のリングを備えている。これにより、リーダが引
っ張られ、端部ディスクにて裂け目が生じた場合に、リ
ングは、実質的に全く耳が形成されないように、裂け目
の伝播を制御することができる。
【０００８】本発明によれば、先行技術のパッケージよ
りも一層有用なパッケージを提供することができる。本
発明による遮光式パッケージは、端部ディスクが不正確
に裂かれたり、パッケージの巻戻しに干渉する裂かれな
いままの部分が残ったりする惧れを著しく抑制するもの
である。これに関係して、孔部の向き及びサイズは非常
に重要であり、ここでは、各孔部又はスリットが、円周
をなすように延びている。本発明では、孔部が裂け目を
生じるものでなく、裂け目を制御するために設けられて
おり、裂け目は、その好適な方向から逸れるであろう。
本発明は、裂き方が均一及び滑らかになるように制御可
能である。
りも一層有用なパッケージを提供することができる。本
発明による遮光式パッケージは、端部ディスクが不正確
に裂かれたり、パッケージの巻戻しに干渉する裂かれな
いままの部分が残ったりする惧れを著しく抑制するもの
である。これに関係して、孔部の向き及びサイズは非常
に重要であり、ここでは、各孔部又はスリットが、円周
をなすように延びている。本発明では、孔部が裂け目を
生じるものでなく、裂け目を制御するために設けられて
おり、裂け目は、その好適な方向から逸れるであろう。
本発明は、裂き方が均一及び滑らかになるように制御可
能である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。感光ウェブロー
ル用のパッケージを製造する特徴および方法はよく知ら
れているため、以下の説明は、特に本発明に直接に関連
する方法及び特徴に関するものである。ここに明示され
ていない又は記載されていない特徴は、従来技術におい
て知られたもののいずれかであり得る。図１は、写真印
画紙又はフィルム等の感光ウェブ材料のロール１を示し
ている。該ロール１は、典型的には厚紙で作られた中心
にて中空であるコア４を備えており、該コア４は両端部
を有し、その長さはウェブの幅に略等しい。所定長さの
ウェブが、巻き付けられたロール１が両端面を有するよ
うに、コア４に巻き付けられる。ウェブの先端部は、可
撓性のある不透明なリーダ６に取り付けられる。リーダ
６は、上記ウェブ材料の幅に略等しい幅を有する後端部
を備えている。リーダの長さは、ウェブの光に対する露
出を防止するために、ロール１の円周に少なくとも等し
い。余りの長さが含まれてもよい。上記リーダ６は、適
切であれば、黒インクの層を含む、例えばポリエステル
／ポリエチレンのラミネート等のいかなる不透明な材料
であってもよい。その薄さは、約２００ミクロンであ
る。上記リーダをウェブに取り付けるには、帯状テープ
等の接着手段が用いられてもよい。
て、添付図面を参照しながら説明する。感光ウェブロー
ル用のパッケージを製造する特徴および方法はよく知ら
れているため、以下の説明は、特に本発明に直接に関連
する方法及び特徴に関するものである。ここに明示され
ていない又は記載されていない特徴は、従来技術におい
て知られたもののいずれかであり得る。図１は、写真印
画紙又はフィルム等の感光ウェブ材料のロール１を示し
ている。該ロール１は、典型的には厚紙で作られた中心
にて中空であるコア４を備えており、該コア４は両端部
を有し、その長さはウェブの幅に略等しい。所定長さの
ウェブが、巻き付けられたロール１が両端面を有するよ
うに、コア４に巻き付けられる。ウェブの先端部は、可
撓性のある不透明なリーダ６に取り付けられる。リーダ
６は、上記ウェブ材料の幅に略等しい幅を有する後端部
を備えている。リーダの長さは、ウェブの光に対する露
出を防止するために、ロール１の円周に少なくとも等し
い。余りの長さが含まれてもよい。上記リーダ６は、適
切であれば、黒インクの層を含む、例えばポリエステル
／ポリエチレンのラミネート等のいかなる不透明な材料
であってもよい。その薄さは、約２００ミクロンであ
る。上記リーダをウェブに取り付けるには、帯状テープ
等の接着手段が用いられてもよい。
【００１０】一対の端部ディスクつまりフランジ７，８
が、ロール１の端面を覆うように設けられている。各デ
ィスク７，８は中央孔１０を有している。該中央孔の直
径は、上記コア４の内径よりも小さい。ディスクの内径
部分は、コア内に折り込まれ、それに接着されている。
各端部ディスク７，８の外径は、リムつまり周縁部分１
２を備えるために、巻き付けられたロール状のウェブ材
料の直径よりも大きい。各端部ディスクの外径は、巻き
付けられたロール状のウェブ材料の外径よりも約２０ｍ
ｍ大きい。各ディスク７，８は、周縁部分において、孔
部又はスリット１６からなる同心のリングを備えてい
る。孔部は、それらが上記同心のリングにおいて周方向
に各々延びるように、配置されている。この周方向に延
びる孔部からなるリングが、ロールの外面に対して軸方
向内方に折り曲げられたディスクの周縁部分に配置され
ていることが重要である。
が、ロール１の端面を覆うように設けられている。各デ
ィスク７，８は中央孔１０を有している。該中央孔の直
径は、上記コア４の内径よりも小さい。ディスクの内径
部分は、コア内に折り込まれ、それに接着されている。
各端部ディスク７，８の外径は、リムつまり周縁部分１
２を備えるために、巻き付けられたロール状のウェブ材
料の直径よりも大きい。各端部ディスクの外径は、巻き
付けられたロール状のウェブ材料の外径よりも約２０ｍ
ｍ大きい。各ディスク７，８は、周縁部分において、孔
部又はスリット１６からなる同心のリングを備えてい
る。孔部は、それらが上記同心のリングにおいて周方向
に各々延びるように、配置されている。この周方向に延
びる孔部からなるリングが、ロールの外面に対して軸方
向内方に折り曲げられたディスクの周縁部分に配置され
ていることが重要である。
【００１１】かかる孔部からなるリングによれば、裂け
目が適切に広がらない場合に、裂け目のラインを制御す
ることにより、いかなる場合にも、形成される「耳」の
サイズを最小にされることになる。この結果、後に、巻
戻しが適切に行われることになる。記載された特定の実
施の形態では、孔部からなるリングが、ディスクの外側
縁部から約５ｍｍの位置に設けられている。孔部又はス
リット１６は、各々の間に約１ｍｍの間隙を備えて、２
ｍｍの長さで配列している。正確な寸法は、ロールのサ
イズや使用される材料の性質に依存するであろう。上記
孔部は、適切であれば、打抜きなどの当業者に知られた
いかなるプロセスによっても、端部ディスクに適用可能
である。
目が適切に広がらない場合に、裂け目のラインを制御す
ることにより、いかなる場合にも、形成される「耳」の
サイズを最小にされることになる。この結果、後に、巻
戻しが適切に行われることになる。記載された特定の実
施の形態では、孔部からなるリングが、ディスクの外側
縁部から約５ｍｍの位置に設けられている。孔部又はス
リット１６は、各々の間に約１ｍｍの間隙を備えて、２
ｍｍの長さで配列している。正確な寸法は、ロールのサ
イズや使用される材料の性質に依存するであろう。上記
孔部は、適切であれば、打抜きなどの当業者に知られた
いかなるプロセスによっても、端部ディスクに適用可能
である。
【００１２】周方向に延びる孔部又はスリットからなる
リングを設けることにより、形成される「耳」が、いか
なる場合にも、サイズについて規制され、また、パッケ
ージの機能性に悪影響しないように、適切な裂け目が維
持され易くなる。先行技術のディスクにみられる孔部
は、裂け目を生じさせるのみであった。それらは、一旦
裂け目が伝播すれば、それを制御することはない。
リングを設けることにより、形成される「耳」が、いか
なる場合にも、サイズについて規制され、また、パッケ
ージの機能性に悪影響しないように、適切な裂け目が維
持され易くなる。先行技術のディスクにみられる孔部
は、裂け目を生じさせるのみであった。それらは、一旦
裂け目が伝播すれば、それを制御することはない。
【００１３】上記ディスクは、不透明で薄く可撓性のあ
るラミネート材で作られる。適切なラミネートは、１２
ミクロンのポリエステル／接着剤／１２ミクロンのポリ
エステル／黒インク／下塗り剤（primer）／１２ミクロ
ンのＬＤＰＥ（低密度ポリエチレン）／９ミクロンの金
属箔／２５ミクロンのＤＯＷ・ＬＤＰＥであり得る。デ
ィスクの全体の厚さは、約０．０５７ｍｍである。組み
立てられたパッケージでは、ディスクの周縁部分１２が
リーダ６の周囲縁部上に折り曲げられ接着される。ディ
スク７，８の折り曲げ部分は、接着テープ１４の帯によ
り所定維持に保持されてもよい。
るラミネート材で作られる。適切なラミネートは、１２
ミクロンのポリエステル／接着剤／１２ミクロンのポリ
エステル／黒インク／下塗り剤（primer）／１２ミクロ
ンのＬＤＰＥ（低密度ポリエチレン）／９ミクロンの金
属箔／２５ミクロンのＤＯＷ・ＬＤＰＥであり得る。デ
ィスクの全体の厚さは、約０．０５７ｍｍである。組み
立てられたパッケージでは、ディスクの周縁部分１２が
リーダ６の周囲縁部上に折り曲げられ接着される。ディ
スク７，８の折り曲げ部分は、接着テープ１４の帯によ
り所定維持に保持されてもよい。
【００１４】リーダ６がロールから解かれるに際して、
端部ディスク７，８から周縁部分１２が裂き始める。孔
部からなるリングによれば、いかなる場合にも、材料の
一部若しくは形成される「耳」が、５ｍｍよりも大きく
なることはなく、ロールの巻戻しに悪影響が及ぼされる
ことはない。その結果、裂き目はより正確に制御され
る。上記リーダが、完全に解かれた場合に、上記周縁部
分は、端部ディスク７，８より取り剥がされることにな
る。孔部からなるリングを設けることにより、端部ディ
スクが、材料の一部若しくは耳が残されて、ロールの巻
戻しと干渉するように、取り剥がされることはない。
端部ディスク７，８から周縁部分１２が裂き始める。孔
部からなるリングによれば、いかなる場合にも、材料の
一部若しくは形成される「耳」が、５ｍｍよりも大きく
なることはなく、ロールの巻戻しに悪影響が及ぼされる
ことはない。その結果、裂き目はより正確に制御され
る。上記リーダが、完全に解かれた場合に、上記周縁部
分は、端部ディスク７，８より取り剥がされることにな
る。孔部からなるリングを設けることにより、端部ディ
スクが、材料の一部若しくは耳が残されて、ロールの巻
戻しと干渉するように、取り剥がされることはない。
【００１５】なお、本発明は、例示された実施の形態に
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
【００１６】
【発明の効果】前述したように、本発明は幾つかの利点
を備えている。周方向に延びる孔部からなる同心のリン
グを設けることにより、ディスクの裂け方を制御するこ
とが可能である。
を備えている。周方向に延びる孔部からなる同心のリン
グを設けることにより、ディスクの裂け方を制御するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係るパッケージの斜視図である。
【図２】 本発明に係る端部ディスクを示す。
【図３】 上記端部ディスクに設けられた孔部の拡大図
である。
である。
１…ロール ４…コア ６…リーダ ７，８…フランジ １０…中央孔 １２…周縁部分 １６…孔部
Claims (1)
- 【請求項１】 両端部を有するコアと該コアに巻き付け
られた一本の感光材料とを備えた感光ウェブ材料のロー
ル用のパッケージにおいて、 先端部及び感光材料の最も外側の端部への取付け用の後
端部を有する可撓性のある不透明なリーダと、可撓性が
あり上記感光材料のロールの各端部を覆うのに適した一
対の端部ディスクとを有しており、 上記各端部ディスクが、上記コアの内径よりも小さい直
径を有する中央の円形開口部を有し、各ディスクの内径
の縁部が、上記コアの内壁部に接着されている一方、 各端部ディスクの外径が、ロールの直径よりも大きく、
各ディスクの外側縁部は、ロールの各端面の軸方向内方
へ折り曲げられ、各端部ディスクは、折り曲げられた外
側縁部において、周方向に延びる孔部からなる同心のリ
ングを備えており、 上記リーダが引っ張られ、端部ディスクにて裂け目が生
じた場合に、上記リングが、実質的に全く耳が形成され
ないように、裂け目の伝播を制御可能であることを特徴
とする感光ウェブ材料のロール用パッケージ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9818724 | 1998-08-28 | ||
| GBGB9818724.8A GB9818724D0 (en) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | Light tight package |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000072335A true JP2000072335A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=10837946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11237027A Pending JP2000072335A (ja) | 1998-08-28 | 1999-08-24 | 感光ウェブ材料のロ―ル用パッケ―ジ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6126006A (ja) |
| EP (1) | EP0982624A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000072335A (ja) |
| GB (1) | GB9818724D0 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7773071B2 (en) * | 2005-06-22 | 2010-08-10 | Microsoft Corporation | Moving an image with an input device |
| US9693862B2 (en) | 2012-07-31 | 2017-07-04 | Edwards Lifesciences Corporation | Holders for prosthetic heart valves |
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