JPS6365439A - 遮光性カセツトおよび感光性材料のロールをカセット中にパックする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感光性材料のロールを保持し給与する遮光性カ
セット、および感光性材料のロールをカセット中にパッ
クする方法に関する。

感光性写真材料のロールを保持し給与する遮光性カセッ
ト、カートリッジまたはマガジン（以後カセットと呼ぶ
）は周知であり、カセットは箱の形態であり２つの端閉
鎖壁を持つ殻体および前記ロールを箱内に回転可能に支
持するハブ手段から成り、殻体は感光性材料をロールか
ら引き出すことができる２つの端壁間に延びた遮光性周
囲出口スロットを有する。

これらのカセットはカメラのコピーボード上に置かれオ
リジナルからコピーを作る複写カメラに用いられる。近
代のカメラは露出時間、引伸ばし設定、フィルム輸送な
どのためのマイクロプロセッサ制御装置のみならず、カ
メラが異なる幅の感光性フィルムで操作するよう構成さ
れる場合にはフォーマット感知手段を備えている。異な
る幅の感光性フィルムに対して１つのカセットを使用す
るカメラがある。感光性フィルムはカセットのハブ手段
上に回転可能に支持された芯に巻かれる。最大幅のフィ
ルムは芯の全長を占め、フィルムロールはカセットの端
壁の内面により側方に支持される。

より狭いフィルム型式のものは最大幅フィル本型式のも
のと同じ芯の中央に巻かれるが、フィルムロールはフィ
ルムロールの両側の芯に亙って滑らされる筒状スペーサ
により側方に支持される。

この支持方法には種々の欠点がある。第１に、製造工程
で使用される普通の巻線機を改変してフィルムが巻かれ
る芯よりも幅が狭いフィルムを巻くのに適するようにす
る必要がある。

更に、個々のスペーサによる側方支持はフィルムロール
が殆ど完全に巻き戻されるときに困難を生じる。即ち、
ロールが殆ど消費されたときにほぼ無張力状態になる最
後の巻層が側方に変位し芯とスペーサの内壁との間に締
め付けられ、而してＭ　　ｔ　　ｌ＋−ノ、ｒｙ　　−
＋Ｌ　！（Ｒ１！　ｊ’Ｊ　ｌ　　　　　＊　　！−１
−）Ｉ７θ）ｊ　　／　　ＪＩＪ　　１、部分が失われ
ることが判明している。

本発明の目的は、容易に製造でき、フィルムの膠着や引
張力の増加の危険なしにフィルムロールの最後の部分を
巻き戻すのを可能にした、異なる幅の感光性材料のロー
ルを保持し給与する改良されたカセットを提供すること
である。

本発明の他の目的は、カセットを最初に使用する前にフ
ィルムロールを回転しないように錠止する適当な錠止シ
ステムを組み入れるのに適する上記型式の改良されたカ
セットを提供することである。　本発明によれば、芯に
巻かれた感光性材料のロールを保持し給与するための遮
光性カセットであって、前記カセットは箱の形態であり
２つの端閉鎖壁を持つ殻体および前記ロールを箱内に回
転可能に支持するハブ手段から成り、殻体は感光性材料
を前記ロールから引き出すことができる遮光性周囲出ロ
スロット有するようにした遮光性カセットの特徴とする
ところは、芯は端閉鎖壁の内面間の距離よりも小さい長
さの管状部材であり、また芯の少なくとも一端には芯へ
接続された別個の延長部材が設けられ、前記部材の自由
端は対応端壁のハブ手段と回転係合し、延長部材は感光
性材料のロールの側部と接触したフランジを有すること
である。

前記遮光性カセットを使用する利点は、延長部分の一部
をなすフランジが芯へ取り付けられ、而して最後の巻層
が芯とロールの側方支持を与える部材との間に膠着する
ことがないということである。

本発明によるカセットの芯は感光性材料がカセット内の
非対称位置を占めるよう１つの延長部材を備えることが
できるが、芯は好ましくは感光性材料が中央位置を占め
るよう２つの等しい延長部材を備える。

本発明はまた１つのカセット内に異なる幅の感光性材料
のロールをパックする方法を含む。

本発明によれば、芯に巻かれた感光性材料のロールを周
囲出口スロットを有する遮光性給与カセットにパックす
る方法であって、材料をカセットから前記周囲出口スロ
ットを通じて引き出すことができる方法の特徴とすると
ころは、幅の異なる感光性材料のロールを同じ幅のカセ
ット内に使用でき、感光性材料のロールは芯の長さに対
応する幅を有し、最大幅のロールの芯はカセットの端壁
のハブ手段上で直接回転可能であり、より狭いロールの
芯はカセットの対応端壁のハブ手段に回転可能に嵌合す
る管状延長手段を備え、延長手段は巻かれた材料のロー
ルを側方支持するフランジ手段を備えたことである。

次に本発明を添付図面に関して説明する。

感光性材料のロールを保持する本発明によるカセットの
一実施例を示す一部破断除去した斜面図である第１図に
関し、矢印ＩＯで一般的に示したカセットは、殻体Ｉｆ
および端キャップ１２．１３の形態の２つの端閉鎖壁を
含む。感光性材料のウェブ１４は遮光性出口スロット１
５を通じてカセット内のロールから引き出すことができ
る。感光性材料のウェブ１４はカセット内のロールから
遮光性出口スロット１５を通じて引き出すことができる
。ウェブの前端は自己接着テープ１６を備え、これによ
りカセットの最初の使用に先立ってウェブがカセットの
殻体へ取り付けられる。

図示のカセットの殻体は箱形状を有し、ボール紙または
金属から、あるいは好ましくは押出成形によりブラスッ
チクから製造できる。

端キャップ１２．１３は好ましくはプラスチッから、例
えば真空成形または射出成形により作られる。

端キャップは接着、溶接、テープまたはステーブルによ
り殻体へ取り付けることができる。

各端キャップは殻体の端を受は取る周囲溝を内側に形成
する内方および外方の周囲壁部分１７、Ｉ８を含む。各
端キャップは端壁からアップセットされた中央部分によ
り形成された中空ハブ部分１９を有する。ハブ部分は放
射方向リブ２０により端キャップの周囲へ接続されてい
る。リブ間の凹陥壁部分はその内面にカセット内の感光
性材料のロールの側方支持を与える。対向端キャップの
内面間の距離λは実際上出口スロット１５の長さに１＋
広オフ、（箪２Ｍ訟昭）−出をに広１１アカセ・ノドに
はウェブをカセットから除去する出口スロットの近くで
カセット上に締着されるウェブ引張ローラを有する給与
機構の固定点と協働する２２．２３の如き遮光性空洞を
備える。かかる給与機構は「カメラのフィルムカセット
」と題する米国特許第４，０５２，７３１号に開示され
ている。

本発明のマントルおよび端キャップの構造の詳細は「遮
光性カセット」と題する米国特許第４．０６８．２４７
号および同第４，２９１．８０２号に見ることができる
。

第２図の縦断面図はカセット内に使用される基本ローラ
幅よりも非常に狭いウェブのローラを装填された第１図
のカセットを示す。第２図の実施例では、図示のカセッ
トは１２”型のカセットであり、フィルムのロール２５
は８１／２°の幅を有する。

フィルムロール２５はボール紙、プラスチックまたは同
類物から作ることができる。芯には第５図および第６図
に詳細に示された２つの延長部材２７．２８が設けられ
ている。延長部材は好ましくはプラスチックから射出成
形により作られる。

適当なプラスチックはポリスチレン、ＡＢＳ％ポリプロ
ピレン、ポリエチレンまたはＰｖＣである。

各延長部材は芯２６にきっちり嵌合するよう外形ｄｏを
持つ第１の一般に管状の区分２９、および芯の内径に等
しい内径ｄｉを持つ第２の管状区分３３を含む。

区分２９は芯２６における部材の追加の締着効果を与え
る小さい縦方向リブ３０を有する。内側においてこの区
分は十字形の放射方向リブ３１゜３２により補強されて
いる（第５図参照）。

第２の区分３３は、直径方向位置を占めかつ深さが数ミ
リメートルの複数の軸線方向’ｔＲ３４を持つ周囲壁を
内周に備える。これらの溝の目的は第１図ないし第４図
に示された錠止ピン３５と協働することである。この錠
止ピンは直径約１ｍｍ。

長さが第５図に示す２つの錠止溝間の距離ｄｐよりも僅
かに小さい可撓性鋼ワイヤである。このピンの目的はカ
セットの輸送および取扱中に感光性材料のロールが巻き
戻されないように錠止することである。即ち、部分的な
巻戻しは巻かれたフィルムの巻取張力を減少し、これに
よりフィルム層が互いにこすりあいかつ（または）直径
を増加させ、これによりフィルム層がカセットの殻体の
内面とも接触するようになり、また出口スロットからの
フィルムの引出しを妨害または完全に阻止するような形
状になるからであるｂ操作員はピンを僅かに撓ませるこ
とによりカセットの最初の使用に先立ってピンをカセッ
トから抜く。

最後に、延長部材は２つの上記区分２９．３３の間（こ
位置しかつフィルムロール２５の外径と少なくとも等し
い直径を有する円形７ランジ３６を有する。このフラン
ジはこれを区分３３へ接続する周方向に離間した三角形
リブ３７により補剛される。

２つの延長部材２７．２８はフィルムロールをカセット
内に完全に軸線方向に位置決めすることを保証し、而し
てフィルムを所要経路に保だめの外部の側方案内を必要
としない。

カセットからのフィルムの引抜力は、端キャップのハブ
に直接支承されるボール紙の場合よりも僅かに小さい。

これはプラスチック延長部材とハブとの間の摩擦が減少
するからである。

製造工程でのカセットの装填は次のように生じる。操作
員は端キャップを一側に備えた開いたカセットへ手によ
りフィルムのロールを挿入シ、この際フィルムの前端区
分がカセットの出口スロットから突出するように留意し
、次いで第２の端キャップを殻体へ取り付ける。

装填されたカセットは日光条件下に更に仕上げられる。

ブロックピン３５を僅かに曲げ、リブの２つの対向孔へ
挿入し、解放する。ピンが延長部材の２つの対応溝３４
に直接係合する機会は非常に小さく、この理由で操作員
はフィルムの前端を穏やかに引っ張り、多くとも数十度
回転すると、ピンの両端が対応溝へ弾入する。フィルム
の前端を自己接着テープ１６によりカセットの殻体へ取
り付け、識別ラベルを殻体へ貼ると、カセットは遮光性
かつ防湿性包装材料に、次いで包装ボール箱にパックさ
れる態勢にある。

第３図は第２図に示したのと同じカセット内に回転可能
に支承された写真フィルムの大きいロールを示す。

延長部材４１，４２は、フィルムの大きい幅に一致して
短くした外方区分４３．４４以外は、部材２７．２８と
同じである。

第４図はこの場合従来のフィルムロール４５を装填され
た第２図および第３図のカセットを示し、芯およびロー
ルの両端は端キャップ１２．１３の内面と側方スライド
支持接触している。

この例では、それぞれのフィルム幅は第２図、第３図お
よび第４図のカセットに対し８１／２“、ｌＯ″および
１２”である。

本発明によるカセットは記載例に限定されないことは理
解されよう。

本発明によるカセットは印画紙並びにフィルムに使用で
きる。

フィルムまたは紙のロールは端キャップの一部をなすハ
ブ手段に必ず支持されねばならないが、ハブ手段は中央
に突出しかつ端壁と写真材料との間でカセット内に置か
れた別個のパネルの形態にできる。かかる場合、端キャ
ップはより簡単な形態にでき、カセットは全体をボール
紙から製造できる。またかかる場合、距離ａはかかるパ
ネルの内面間で測定されねばならない。上記ハブ手段の
例は「感光性ウェブの給与カセット」と題する１９７６
年１月のリサーチディスクロージャ１４！３１に開示さ
れている。

フィルムまたは紙のロールはカセット内で非対称位置を
占めることもできる。例えば、第３図に示した如き寸法
のロールの一端に第２図に示したのとほぼ等しい大きさ
の延長部材を設けることができる。而してかかるローラ
の支承は一端においてその適正な芯とカセットの一ハブ
との接触により、また他端において延長部材と他方のハ
ブとの接触により行われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカセットの一実施例の斜面図、第
２図は狭いフィルムローラを装填された第１図のカセッ
トの略断面図、第３図は広いフィルムを充填された第１
図のカセットの略断面図、第４図は通常のフィルムロー
ルを充填された第１図のカセットの略断面図、第５図は
第２図によるカセットに用いられる延長部材の平面図、
第６図は第５図の６−６°線における断面図である。 ｉｏ、、、カセット、　　１１．、、殻体、　　１２、
＋３．、、端キャップ、　　１４．、、フィルム、　　
ｉｓ、、、出口スロット、　　＋６．、、密封テープ、
　　１７．１８．、、周囲壁、　　１９．。 、ハブ、　２０．、、放射方向リブ、　２１．、。 凹陥壁区分、　２２．２３．、、空洞、　２５．。 、フィルムロール、　２６．、、芯、　２７．２８２１
．延長部材、　２９．、．２７の一区分、３０、、、軸
線方向リブ、　３１．３２．、、放射方向リブ、　３３
．、．２７の他の区分、　３４１９．軸線方向溝、　３
５．、、錠止ピン、３６、、、フランジ、　　３７１０
．リブ、　　４０゜０．フィルムロール、　４１，４２
．、、延長部材、　４３．４４．、、区分、　４５．、
、フィルムロール。 ＦＩＣｙ、　　７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、芯（２６）に巻かれた感光性材料のロール（２５）
   を保持し給与するための遮光性カセット（１０）であっ
   て、前記カセットは箱の形態であり２つの端閉鎖壁（１
   ２、１３）を持つ殻体（１１）および前記ロールを箱内
   に回転可能に支持するハブ手段（１９）から成り、殻体
   は感光性材料を前記ロールから引き出すことができる遮
   光性周囲出口スロット（１５）を有するようにした遮光
   性カセットにおいて、芯（２６）は端閉鎖壁の内面間の
   距離ａよりも小さい長さの管状部材であり、また芯の少
   なくとも一端には芯へ接続された別個の延長部材が設け
   られ、前記部材の自由端は対応端壁のハブ手段と回転係
   合し、延長部材は感光性材料のロール（２５）の側部と
   接触した一体的フランジ（３６）を有することを特徴と
   する遮光性カセット。 ２、芯（２６）はその両端に延長部材（２７、２８）を
   設けられ、各延長部材は対応端壁（１２、１３）のハブ
   手段（１９）と回転係合している特許請求の範囲第１項
   記載の遮光性カセット。 ３、延長部材（２７、２８）は感光性材料のロールの芯
   （２６）へ締付け状態に嵌合するように構成された特許
   請求の範囲第１項または第２項記載の遮光性カセット。 ４、延長部材（２７、２８）は直径の異なる２つの区分
   （２７、２８）を持つ一般に管状部材の形態であり、一
   区分（２９）の外径ｄｏは芯への部材の締まり嵌合を保
   証するような寸法であり、他の区分（３３）の内径ｄｉ
   は芯（２６）の内径に対応する特許請求の範囲第３項記
   載の遮光性カセット。 ５、一区分（２９）の外周面には軸線方向リブ（３０）
   が設けられた特許請求の範囲第４項記載の遮光性カセッ
   ト。 ６、第２の区分（３３）の内周面には対応端閉鎖壁の錠
   止ピン（３５）と協働する軸線方向溝（３４）が設けら
   れた特許請求の範囲第４項記載の遮光性カセット。 ７、２つの区分の間の交差部域にフランジ（３６）が設
   けられた特許請求の範囲第１項記載の遮光性カセット。 ８、芯に巻かれた感光性材料のロールを周囲出口スロッ
   トを有する遮光性給与カセットにパックする方法であっ
   て、材料をカセットから前記周囲出口スロットを通じて
   引き出すことができ、幅の異なる感光性材料のロールを
   同じ幅のカセット内に使用でき、感光性材料のロールは
   芯の長さに対応する幅を有し、最大幅のロールの芯はカ
   セットの端壁のハブ手段上で直接回転可能であり、より
   狭いロールの芯はカセットの対応端壁のハブ手段に回転
   可能に嵌合する管状延長手段を備え、延長手段は巻かれ
   た材料のロールを側方支持するフランジ手段を備えた方
   法。 ９、感光性材料のロールの両側の延長手段を使用する特
   許請求の範囲第８項記載の方法。 １０、同じ延長手段を使用する特許請求の範囲第９項記
   載の方法。