JPH08291706A - 排ガス浄化装置 - Google Patents

排ガス浄化装置

Info

Publication number
JPH08291706A
JPH08291706A JP7097253A JP9725395A JPH08291706A JP H08291706 A JPH08291706 A JP H08291706A JP 7097253 A JP7097253 A JP 7097253A JP 9725395 A JP9725395 A JP 9725395A JP H08291706 A JPH08291706 A JP H08291706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
filter unit
filter
valve
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7097253A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Narita
裕二 成田
Kohei Kataoka
康平 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP7097253A priority Critical patent/JPH08291706A/ja
Publication of JPH08291706A publication Critical patent/JPH08291706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生すべきフィルタユニットへの排ガス導入
を規制する閉鎖位置に弁が配置されたときに、当該フィ
ルタユニットの電気的加熱手段への通電を可能とし、接
点の接触不良を防止し、かつ駆動用のモータへの負荷を
小さくする。 【構成】 区画板3により排ガス導入側と排出側とに区
画されたハウジング2内に、複数のフィルタユニット8
が並列に設けられている。ハウジング2に設けられた回
動軸17に、各フィルタユニット8の開口部8aを開閉可能
な弁18が一体回動可能に設けられ、回動軸17はモータ20
により歯車21,19 を介して駆動される。回動軸17にロー
タリスイッチ24の軸が一体回転可能に連結されている。
ロータリスイッチ24はフィルタユニット8と対応する数
の接点を備え、各接点がそれぞれ弁18が対応するフィル
タユニット8の閉鎖位置に配置されたときに閉成状態と
なり、該接点と対応するヒータ10への通電が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排ガス浄化装置に係り、
詳しくは電気的加熱手段を備えた複数のフィルタユニッ
トを並列に設け、各フィルタユニットで捕集した堆積物
を電気的加熱手段で順次燃焼除去することによりフィル
タユニットのろ過機能を再生可能とした排ガス浄化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれ
るパティキュレート(カーボン微粒子とエンジンオイ
ル、未燃燃料の混合物)を除去するフィルタ装置とし
て、従来、種々のものが提案されている。フィルタ装置
は使用によりある程度以上パティキュレートが溜まる
と、堆積したパティキュレートのため、排気管の背圧が
上昇してエンジンの出力が低下する。これを防ぐには、
エンジンの出力が低下するまでパティキュレートの堆積
が進行する前に、堆積したパティキュレートを除去して
ろ過機能を再生する必要がある。
【0003】自動車等に装備されるフィルタ装置の場合
は、フィルタの再生をエンジンの運転中に実施できるフ
ィルタ装置が実用上好ましい。このようなフィルタ装置
として堆積したパティキュレートの除去のための電気ヒ
ータを組み込んだ多数のフィルタユニットを備えたフィ
ルタ装置(排ガス浄化装置)が提案されている(例え
ば、特開平5−98936号公報、USP529374
2号等)。これらの装置では複数のフィルタユニットへ
の通電時期をずらして順次再生することにより、エンジ
ンの運転中でもフィルタユニットの再生が可能となる。
【0004】パティキュレートはカーボンが主成分であ
り、これを燃焼するには600℃以上の高温にする必要
がある。エンジンの運転中にフィルタユニットを流れる
排ガスの流量はフィルタ装置の構造、エンジンの排気
量、回転数によっても異なるが、かなりのものとなる。
そして、フィルタユニットに排ガスが流入する状態でフ
ィルタユニットの再生を行うと、ヒータから発生する熱
がフィルタユニットを通過するこの排ガス流によって持
ち去られる。その結果、ヒータの発熱がパティキュレー
トの燃焼に有効に利用されず電力消費量が増大する。
【0005】この不都合を解消するため、前記従来装置
では、フィルタユニットの再生時に、当該フィルタユニ
ットへの排ガスの流入を一時遮断した状態で、パティキ
ュレートを燃焼させるようにしている。即ち、フィルタ
ユニットの開口部を弁で閉鎖して排ガスの流入を遮断し
た状態でヒータに通電して、ヒータをパティキュレート
の燃焼に必要な所定時間発熱させ、所定時間経過後、当
該フィルタユニットへの排ガスの流入を再開する。
【0006】例えば、特開平5−98936号公報の装
置では図9に示すように、円筒状の容器51内に多数の
孔が形成された円錐状の外ケース52及び内ケース53
からなり、その内部を円周方向に複数に分割してフィル
タユニット54としたケース55が設けられている。各
フィルタユニット54内にペレットタイプのフィルタ5
6が収容されると共に、ヒータ57が挿入されている。
容器51の排ガス流入側には一つのフィルタユニット5
4への排ガスの流入を阻止可能な遮蔽部材58が、リン
グギア59と一体に回転可能に設けられ、モータ60に
よりウォーム60aを介して駆動される。モータ60は
コントローラ61から出力される信号により遮蔽部材5
8を回転駆動する。また、コントローラ61は各ヒータ
57に対し、それぞれのリレー62を介して別々に通電
加熱してフィルタ56の再生を行い、ある一つのヒータ
57に通電したときは、そのヒータ57が装備されたフ
ィルタユニット54を遮蔽部材58が遮蔽するようにモ
ータ60を所定回転数駆動させる。
【0007】USP5293742号にはフィルタユニ
ットの開口部を閉鎖するときに、遮蔽部材の移動に伴っ
て当該フィルタユニットのヒータに通電させる構成が開
示されている。例えば、図10に示すように、筒状のフ
ィルタユニット63の外側に配置されたヒータ64から
延出されたワイヤ65の端部を保持壁66の外側で湾曲
してコンタクト面67を形成し、その近傍にコネクタ6
8に接続されたスプリング状のワイヤ69を支持してい
る。そして、ソレノイド(図示せず)により作動されて
フィルタユニット63の開口部63aを開閉するバルブ
ヘッド70が閉鎖位置に配置されたときに、バルブヘッ
ド70がワイヤ69を湾曲させてコンタクト面67に接
触させ、ヒータ64に通電される。
【0008】また、遮蔽部材が回動する場合は、図11
に示すように、各フィルタユニット71の開口部71a
と対応してそれぞれ電源(図示せず)に接続されたスプ
リング接点72が設けられ、各フィルタユニット71の
隔壁73には各スプリング接点72と対向する位置にヒ
ータ74に接続された接点75が配設されている。ハウ
ジング76の中心部に長手方向に沿って回動軸77が設
けられ、回動軸77に一体回転可能に支持されたシャッ
タバルブ78には接点79が取付けられている。接点7
9は、シャッタバルブ78が各フィルタユニット71の
開口部71aを閉鎖する位置に配置されたとき、前記両
接点72,75を互いに導通させる位置に配設され、シ
ャッタバルブ78が閉鎖位置に配置されると、各接点7
2,75,79を介してヒータ74に通電される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−98936
号公報の装置では、フィルタユニット54の再生時に、
再生すべきフィルタユニット54に装備されたヒータ5
7にリレー62を介して所定時間通電すると共に、遮蔽
部材58を当該フィルタユニット54への排ガスの導入
を阻止する所定位置まで回動させる。ところが、リレー
62の切替え回路と、遮蔽部材58を回転駆動するモー
タ60の駆動回路とが独立しているため、トラブルで遮
蔽部材58が所定の遮蔽位置まで回動されない場合で
も、ヒータ57に通電される。その結果、パティキュレ
ートの燃焼が不完全となって、次の再生時期までの間隔
が短くなり、消費電力が増加するという問題がある。
【0010】また、USP5293742号の装置で
は、再生すべきフィルタユニット63,71の開口部6
3a,71aがバルブヘッド70あるいはシャッタバル
ブ78で閉鎖されたときにのみ、当該フィルタユニット
63,71のヒータ64,74に通電されるため、前記
の不都合はない。しかし、ヒータ64,74への通電を
制御する接点が排ガスの通過位置に配設されているた
め、接点にカーボンが付着したり、接点が高温の排ガス
により酸化されたりして接触不良が生じ易く、耐久性も
悪くなるという問題がある。
【0011】また、パティキュレートを燃焼するのに必
要な電力は1〜1.5kW程度を必要とし、自動車に搭
載されたバッテリを電源として使用する場合は、一般に
電源電圧が12Vのため、接点に流れる電流はほぼ80
〜120Aと大電流となる。従って、大容量の接点が必
要となり、スプリング接点72を形成する金属片の厚み
が大きくなってその弾性力も大きくなる。各接点72,
75はハウジング76の周壁近傍に配置されているた
め、ハウジング76の中心に存在する回動軸77に支持
されたシャッタバルブ78を、その接点79がスプリン
グ接点72の弾性力に抗して両接点72,75間に進入
するように回動するのに大きな力が必要となる。その結
果、シャッタバルブ78駆動用のモータが大型化し、消
費電力が多くなるという問題もある。
【0012】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は弁が所定のフィルタユニットへ
の排ガス導入を規制する閉鎖位置に回動配置されたとき
に、当該フィルタユニットの電気的加熱手段への通電を
可能とし、しかも接点の接触不良が起こり難く、駆動用
のモータへの負荷を小さくできる排ガス浄化装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、ハウジング内を隔壁によ
り排ガス導入側と排出側とに区画し、電気的加熱手段を
備えた複数のフィルタユニットを並列に設け、排ガス導
入側に導入された排ガスをフィルタユニットへ導く排ガ
ス浄化装置において、前記ハウジングに回動可能に設け
た回動軸に、前記各フィルタユニットにそれぞれ設けら
れた排ガスの通路となる開口部を選択的に開閉可能な弁
を一体回動可能に設け、前記弁を所定のフィルタユニッ
トに対する閉鎖位置と開放位置とに回動させるように前
記回動軸を駆動する駆動手段を設け、前記回動軸に一体
回転可能に連結され、前記フィルタユニットと対応する
数の接点を備え、各接点がそれぞれ前記弁が対応するフ
ィルタユニットの閉鎖位置に配置されたときに閉成状態
となるロータリスイッチを前記ハウジングの外部に設
け、前記ロータリスイッチの接点が閉じたとき該接点と
対応する電気的加熱手段への通電を可能にした。
【0014】請求項2に記載の発明では、前記ロータリ
スイッチの各接点を前記電気的加熱手段への通電回路を
直接開閉する接点とした。請求項3に記載の発明では、
請求項1に記載の発明において、前記各接点を前記各電
気的加熱手段への通電を制御するリレーの励消磁回路に
接続し、前記各接点が閉じたとき該リレーが励磁されて
対応する電気的加熱手段への通電可能とした。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記ロータリスイッチはモータに組
み込まれている。
【0016】
【作用】請求項1〜請求項4に記載の発明では、ハウジ
ング内の排ガス導入側に導入された排ガスはフィルタユ
ニットへ導入され、フィルタユニットを通過する際にパ
ティキュレート等がフィルタユニットに堆積する。フィ
ルタユニットにある程度以上堆積物が堆積した時点で、
フィルタユニットの堆積物を燃焼除去する再生が行われ
る。再生時には駆動手段の作動によって弁が回動軸と共
に回動されて再生を必要とするフィルタユニットの開口
部を閉鎖する閉鎖位置に配置され、当該フィルタユニッ
トへの排ガスの導入が規制される。回動軸の回動に伴っ
てロータリスイッチが一体回転され、弁により開口部が
閉鎖されたフィルタユニットに装備された電気的加熱手
段と対応する接点が閉成状態となり、当該電気的加熱手
段に通電される。ロータリスイッチはハウジングの外部
に配設されているので、接点は排ガスの影響を受けず、
カーボンの付着や高温の排ガスによる酸化による接触不
良が生じない。また、接点とロータリスイッチの軸との
距離は、ハウジングの中心から周壁までの距離よりずっ
と小さいので、ロータリスイッチの軸は小さな力で回動
され、駆動手段を構成するモータへの負荷が小さくな
る。
【0017】請求項2に記載の発明では、前記ロータリ
スイッチの接点が閉じると当該接点を介して対応する電
気的加熱手段に通電される。請求項3載の発明では、再
生すべきフィルタユニットの開口部を閉じる位置に弁が
配置されると、当該フィルタユニットの電気的加熱手段
への通電を制御するリレーと対応する接点が閉じて、該
リレーが励磁されて前記電気的加熱手段に通電される。
リレーを励消磁するための電流は小さいので接点は容量
が小さくてよく、ロータリスイッチの軸はより小さな力
で回動される。
【0018】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を自動車のディーゼルエンジ
ンの排ガス浄化装置に具体化した第1実施例を図1〜図
3に従って説明する。図1及び図2に示すように、排ガ
ス浄化装置1を構成する円筒状のハウジング2には、そ
の内部前寄りに隔壁としての円板状の区画板3がハウジ
ング2の長手方向と直交する状態で固定配置されてい
る。区画板3によりハウジング2内が排ガス導入側空間
4と、排出側空間5とに区画されている。ハウジング2
の前壁2aには排ガス導入側空間4と連通する排ガス導
入管6が突設され、後壁2bの中央には排出側空間5に
連通する排気管7が突設されている。ハウジング2内に
は複数本(この実施例では4本)のフィルタユニット8
が並列状態で配設されている。
【0019】フィルタユニット8は円筒状に形成された
筒状フィルタ9と、筒状フィルタ9の内表面に沿って配
設された電気的加熱手段としてのヒータ10とを備えて
いる。筒状フィルタ9には例えば、本願出願人が特開平
6−264722号公報等で先に提案した筒状フィルタ
が使用される。この筒状フィルタは、耐熱性繊維からな
る円筒織物の間に耐熱性短繊維で構成された不織布が配
置されたサンドイッチ状に構成されたフィルタ部を備え
ている。ヒータ10は筒状フィルタ9の内径より若干小
さな径のスパイラル状に形成されている。
【0020】図1及び図2に示すように、区画板3の前
面にはフィルタユニット8への排ガス導入用の開口部を
構成する扇形の凹部3aが4個形成され、その底部にフ
ィルタユニット8を取り付けるための取付け孔3bがそ
れぞれ形成されている。筒状フィルタ9の第1端部には
開口部8aとなる筒状の固定金具11が嵌着固定され、
第2端部には閉塞部材12が嵌着されている。フィルタ
ユニット8は固定金具11が取付け孔3bに嵌着固定さ
れた状態で区画板3に固定されている。
【0021】固定金具11及び閉塞部材12には貫通孔
が形成され、ヒータ10の第1端部は貫通孔に挿通され
るねじ13と、ねじ13に螺着されたナット14とによ
り電線15aに接続された状態で固定金具11に、第2
端部は電線15bに接続された状態で閉塞部材12にそ
れぞれ固定されている。なお、ねじ13は絶縁体16
a,16bを介して貫通孔に挿通され、固定金具11及
び閉塞部材12には通電不能となっている。ヒータ10
の第1端部は電線15aを介して接地され、第2端部は
電線15bを介して後記するロータリスイッチに接続さ
れている。
【0022】ハウジング2の中心部には回動軸17が、
前壁2aを貫通すると共にその第1端部が区画板3に回
動可能に支承された状態でハウジング2の長手方向に沿
って配設されている。回動軸17の第1端部側には弁1
8が、第2端部には被動歯車19がそれぞれ一体回転可
能に固定されている。前壁2aの外面にはモータ20が
配設され、モータ20の出力軸20aに被動歯車19と
噛合する駆動歯車21が一体回転可能に固定されてい
る。両歯車19,21の歯数の比は4:1となってお
り、出力軸20aが1回転すると被動歯車19が1/4
回転する。モータ20及び両歯車19,21が駆動手段
を構成する。
【0023】図2に示すように、弁18はハウジング2
の内径より若干小さな外径の円板状に形成されると共
に、区画板3の前面に摺接する状態に設けられている。
弁18にはその一部が一つの凹部3aを覆う状態で他の
凹部3aと対応する各位置(3箇所)に取付け孔3bよ
り大きな径の孔22が形成されると共に、弁18は常に
1個の凹部3aを閉鎖してその凹部3aと対応するフィ
ルタユニット8への排ガスの導入を遮断する位置に配置
されるようになっている。
【0024】前壁2aの外面にはブラケット23を介し
てロータリスイッチ24が取付けられている。ロータリ
スイッチ24はその軸25(図3(a),(b)に図
示)が回動軸17と同軸上に位置するように取付けら
れ、軸25は回動軸17と一体的に回動可能に連結され
ている。図3(a),(b)に示すように、軸25には
2個のカム26a,26bが一体回転可能に固定されて
いる。ロータリスイッチ24のケース27にはカム26
aと対応する位置に2個の固定接点28a,28cが、
カム26bと対応する位置に2個の固定接点28b,2
8dがそれぞれ固定され、各固定接点と対応して可動接
点29a〜29dが配設されている。固定接点28a〜
28dは軸25の回転方向にそれぞれ90°の位相差を
有する状態で配置され、可動接点29a〜29dは弁1
8が対応するフィルタユニット8の閉鎖位置に配置され
たときにカム26a,26bと係合すると共に、固定接
点28a〜28dと接触する閉成位置に保持されるよう
になっている。
【0025】各固定接点28a〜28dはそれぞれ独立
した端子30a〜30d(図1に図示)に接続され、各
端子30a〜30dに電線15bが接続されている。各
可動接点29a〜29dは共通端子31に接続され(図
1に図示)、共通端子31はリレー32を介してバッテ
リ33のプラス端子(図示せず)に接続されている。バ
ッテリ33のマイナス端子(図示せず)は接地されるよ
うになっている。即ち、固定接点28a〜28d及び可
動接点29a〜29dはヒータ10への通電回路を直接
開閉する接点となっている。
【0026】リレー32及びモータ20は制御手段とし
てのコントローラ34に電気的に接続されている。ま
た、排ガス導入管6には導入される排ガスの圧力を検知
する圧力センサ35が取付けられている。圧力センサ3
5はコントローラ34に電気的に接続されている。コン
トローラ34は圧力センサ35からの検知信号に基づい
て、モータ20の作動と、リレー32の励消磁を制御す
るようになっている。この実施例ではモータ20はコン
トローラ34からの駆動指令信号に基づいて出力軸20
aを1回転させ、回動軸17を1/4回転させて弁18
を隣接するフィルタユニット8と対応する凹部3aを閉
鎖する位置に回動配置させる。
【0027】次に前記のように構成された排ガス浄化装
置1の作用を説明する。排ガス浄化装置1は図示しない
ディーゼルエンジンの排気管の途中に連結されて使用さ
れる。排ガス導入管6から排ガス導入側空間4内に導入
された排ガスは凹部3a及び開口部8aを通って各フィ
ルタユニット8の内側に導かれ、筒状フィルタ9を内側
から外側へ向かって通過する。そして、筒状フィルタ9
を通過する間に排ガス中に含まれるパティキュレート等
がろ過され、清浄になった排ガスが排出側空間5を経て
排気管7から排出される。
【0028】弁18はいずれか1個の凹部3aを閉鎖す
る位置に配置され、排ガスの処理は3本のフィルタユニ
ット8によって行われる。このとき可動接点29a〜2
9dのうちの1個(例えば、可動接点29a)が閉成状
態に保持されている。排ガス導入管6内の圧力(背圧)
は筒状フィルタ9に捕集されたパティキュレート量の増
加に伴って上昇する。そして、背圧が再生開始設定圧力
に達した後にフィルタユニット8の再生が行われる。
【0029】再生時期になると、コントローラ34から
モータ20に作動指令が出力され、モータ20が回動軸
17を1/4回転回動させるだけ作動される。その結
果、弁18も1/4回転(90°)回動されて隣接する
フィルタユニット8と対応する凹部3aが弁18によっ
て閉鎖され、当該フィルタユニット8への排ガスの導入
が遮断される。回動軸17の回動に伴ってロータリスイ
ッチ24の軸25が一体的に回動され、それまでカム2
6aとの係合により閉成状態に保持されていた可動接点
29aが開くと共に、次の可動接点29bがカム26b
と係合して閉成状態となる。モータ20への作動指令と
同時にリレー32が励磁されるため、可動接点29bが
閉成状態となると、排ガスの導入が遮断されたフィルタ
ユニット8に装備されたヒータ10へ可動接点29b及
び固定接点28bを介して通電される状態となる。
【0030】そして、ヒータ10の発熱によりパティキ
ュレートが燃焼温度以上に加熱されてパティキュレート
が燃焼される。筒状フィルタ9に堆積したパティキュレ
ートはヒータ10の発熱によりヒータ10に近い筒状フ
ィルタ9の内側に堆積したものがまず燃焼する。以下、
ヒータ10の発熱及びパティキュレートの燃焼熱により
順次筒状フィルタ9の外側へ向かって類焼し、フィルタ
ユニット8が再生される。
【0031】ヒータ10への通電が所定時間継続されて
パティキュレートの燃焼が完了した後、リレー32が消
磁されてロータリスイッチ24即ち当該ヒータ10への
通電が停止される。弁18は次の再生時期まで、再生さ
れたフィルタユニット8と対応する閉鎖位置に配置さ
れ、当該フィルタユニット8は休止状態に保持される。
そして、再び背圧が所定の設定圧力に達する毎に、モー
タ20が作動されて回動軸17と共に弁18が1/4回
転回動されて次のフィルタユニット8と対応する凹部3
aが閉鎖される。同時に軸25も回動されてそれまで閉
成状態に保持されていた可動接点29bが開くと共に、
次の可動接点29cが閉成状態となり、排ガスの導入が
遮断されたフィルタユニット8に装備されたヒータ10
に通電される。そして、前記と同様にしてフィルタユニ
ット8の再生が1本ずつ順次行われる。
【0032】回動軸17の回動に伴ってロータリスイッ
チ24が同期回転され、弁18により開口部8aが閉鎖
されたとき、そのフィルタユニット8に装備されたヒー
タ10に通電されるので、ヒータ10によるフィルタユ
ニット8の加熱は必ず排ガスの導入が遮断された状態で
行われる。また、ロータリスイッチ24はハウジング2
の外部に配設されているので、各接点28a〜28d,
29a〜29dは排ガスの影響を受けず、カーボンの付
着や高温の排ガスによる酸化による接触不良が生じな
い。従って、信頼性が増すと共に耐久性も向上する。
【0033】また、可動接点29a〜29dとロータリ
スイッチ24の軸25との距離は、ハウジング2の中心
からその周壁までの距離よりずっと小さいので、カム2
6a,26bが可動接点29a〜29dを固定接点28
a〜28d側へ押圧させるように小さな力で軸25を回
動できる。従って、モータ20への負荷が小さくなり、
消費電力が少なくなると共に、モータの小型化も可能と
なる。
【0034】ヒータ10に通電される電流は80〜12
0Aと大きく、その接点容量も大きくなるので、すべて
の接点28a〜28d,29a〜29dを一平面内に位
置するように配置するには軸25からの距離を大きくと
る必要がある。しかし、この実施例では接点28a,2
8c,29a,29cと接点28b,28d,29b,
29dとがそれぞれ軸方向にずれた状態で異なる平面上
に位置するように配設されているため、軸25から各接
点までの距離を小さくでき、モータ20への負荷をより
小さくできる。
【0035】この実施例では弁18が1個の凹部3aを
閉鎖可能な扇形に形成されずに、円板の一部に閉鎖すべ
き凹部3aと対応する以外のフィルタユニット8への排
ガスを導入する孔22を有する形状に形成されているの
で、再生時の温度変化に伴う膨張、収縮による変形が生
じても、弁18が反り難くなる。
【0036】また、この実施例では区画板3に形成され
た凹部3aに各フィルタユニット8の端部が取り付けら
れ、弁18は凹部3aを閉鎖することにより当該フィル
タユニット8への排ガスの流入を遮断すると共に、区画
板3の表面を摺動して各凹部3aと対応する閉鎖位置に
回動配置される。従って、組付け時に弁18と区画板3
の摺動面との位置合わせをするだけで、全ての凹部3a
に対して適正な閉鎖状態に組付けることができる。
【0037】さらに、この実施例ではいずれか1本のフ
ィルタユニット8は排ガスの流入が遮断された状態、即
ち休止状態に保持され、フィルタユニット8の休止状態
の間に当該フィルタユニット8の再生処理が行われる。
そして、フィルタユニット8を再生するときに、それま
で排ガス処理を行わずに休止状態にあった再生済のフィ
ルタユニット8が開放されて、再生すべきフィルタユニ
ット8に代わって排ガス処理を行うため、再生時に背圧
が急上昇する不都合がない。
【0038】(実施例2)次に第2実施例を図4及び図
5に従って説明する。この実施例ではロータリスイッチ
24の接点を、ヒータ10への通電回路を直接開閉する
接点とせずに、ヒータ10への通電を制御するリレーの
励消磁回路に接続し、前記各接点が閉じたとき該リレー
が励磁されて対応するヒータ10への通電可能とした点
が前記実施例と大きく異なっている。リレーを励消磁す
るための電流は小さいので接点は容量が小さくてよいた
め、図5に示すように、ロータリスイッチ24の軸25
に1個の可動接点36が一体回転可能に取り付けられ、
ケース27側に固定接点37a〜37dが90°の位相
差をおいて配設されている。各ヒータ10はヒータ10
への通電を制御するリレー38a〜38d及びリレー3
2を介してバッテリ33に接続されている。可動接点3
6に接続された端子39(図4に図示)はバッテリ33
に接続され、各固定接点37a〜37dにそれぞれ接続
された端子40a〜40d(図4に図示)はリレー38
a〜38dに接続されている。
【0039】この実施例においても前記実施例と同様に
フィルタユニット8の再生時になると、コントローラ3
4からの指令信号に従ってリレー32が励磁されると共
に、モータ20が作動される。そして、弁18がそれま
で休止状態にあったフィルタユニット8と隣接するフィ
ルタユニット8への排ガス導入を遮断する位置に回動配
置されると共に、そのフィルタユニット8のヒータ10
と対応するリレー(例えば38b)に接続されている固
定接点37bと可動接点36とが接触状態となり、リレ
ー32,38bを介してヒータ10に通電される。以
下、前記実施例と同様にヒータ10への通電が所定時間
継続された後、リレー32が消磁されてヒータ10への
通電が停止されると共に、弁18は次の再生時期まで再
生されたフィルタユニット8と対応する閉鎖位置に配置
される。そして、再び背圧が所定の設定圧力に達する毎
に、前記と同様にしてフィルタユニット8の再生が1本
ずつ順次行われる。リレー38a〜38dを励消磁する
ための電流は小さいので各接点36,37a〜37dは
容量が小さくてよく、ロータリスイッチ24の軸を前記
実施例より小さな力で回動することができる。
【0040】なお、本発明は前記両実施例に限定される
ものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 (1) 図6に示すように、被動歯車19及び駆動歯車
21を導入側空間4内に配設し、被動歯車19には孔2
2と対応する位置に孔19aを形成する。駆動歯車21
の配置位置を確保するため、区画板3を四角形状に形成
すると共に、導入側空間4を形成するハウジング2の前
側部が四角筒状に形成される。フィルタユニット8の数
を多くした場合(例えば6個)、駆動歯車21の回転数
を1段で被動歯車19の所定の回転数とするには、被動
歯車19の径を大きくする必要がある。その結果、排ガ
ス導入管6を前壁2aに連結した状態で被動歯車19を
ハウジング2の外側に配設しようとすると、被動歯車1
9と排ガス導入管6とが干渉する状態となる。しかし、
両歯車19,21を導入側空間4内に配設することによ
り、そのような不都合がなくなる。
【0041】(2) 第2実施例のようにロータリスイ
ッチ24の接点をリレー38a〜38dの励消磁回路に
接続する構成の場合、モータ20にロータリスイッチ2
4を一体に組み込んでもよい。
【0042】図7に示すように、モータ20の出力軸2
0aに可動接点36を取付け、その周囲に固定接点37
a〜37dを配置する。また、出力軸20aを回動軸1
7と直結し、モータ20としては低速駆動可能なものを
使用する。この場合は、被動歯車19及び駆動歯車21
が不要となり、構造が簡単になると共に、フィルタユニ
ット8の数が多い場合も排ガス導入管6の取付け位置
や、ハウジング2の形状の制約が少なくなる。
【0043】(3) 各ヒータ10に接続された電線1
5bの途中にそれぞれ電流が流れているか否かを検知す
るセンサをそれぞれ設け、コントローラ34がその検知
信号に基づいてヒータ10に所定時間電流が供給された
ことを確認した後、次のフィルタユニット8の再生を行
うようにしてもよい。
【0044】(4) フィルタユニット8への排ガスの
導入を規制する構成として、各フィルタユニット8の出
口側の開口を閉鎖する位置に弁18を設け、フィルタユ
ニット8としてセラミックフィルタを装備したものを使
用する排ガス浄化装置に適用してもよい。図8に示すよ
うに、ハウジング2の内部にはセラミックフィルタ41
を装備したフィルタユニット8が平行に配設され、各フ
ィルタユニット8の出口8bとセラミックフィルタ41
との間には空間42が設けられている。空間42にはヒ
ータ10が配設されている。フィルタユニット8より後
側には、弁18が前記実施例と同様な構成で各出口8b
を閉鎖する位置に回動可能に配設されている。そして、
フィルタユニット8の再生時には当該フィルタユニット
8の出口8bが弁18により閉鎖され、排ガスの導入が
規制された状態となってヒータ10に通電される。な
お、図8では電気的構成を省略している。
【0045】(5) 区画板3に凹部3aを形成せずに
取付け孔3bを形成し、各フィルタユニット8の開口側
端部が区画板3から突出する状態で取付けてもよい。 (6) フィルタユニット8の径を小さくして、同じ面
積の1個の弁18で複数のフィルタユニット8を同時に
閉鎖するように構成する。この場合、弁18により一度
に閉鎖可能な領域に配設したフィルタユニット8の有効
ろ過面積が増加するため、弁18を駆動する構成は同じ
であるが、同じ体積の排ガス浄化装置1でもフィルタユ
ニット8の再生時期の間隔を長くできる。
【0046】(7) 弁18の形状を1個のフィルタユ
ニット8の開口部を遮蔽可能な扇状にしてもよい。 (8) 弁18を回動する構成において、弁18がいず
れのフィルタユニット8も閉鎖しない待機位置を設け
て、全てのフィルタユニット8による排ガスの同時処理
を可能にする。この場合、リレー32がなくてもフィル
タユニット8の再生時以外はヒータ10に通電されない
ので、リレー32は不要となる。
【0047】(9) フィルタユニット8は円筒状に限
らず、角筒状、偏平円筒状に形成してもよい。また、フ
ィルタは円筒織物と不織布とのサンドイッチ構造に限ら
ず、一般の平面織物を筒状に形成したものあるいはそれ
らを積層したものや、通気性支持材の外周面に、セラミ
ック繊維を層状に巻付けたものでもよい。
【0048】(10) フィルタユニット8として筒状
フィルタ9やセラミックフィルタ41を備えたものに限
らず、特開平5−98936号公報の装置のように、ペ
レット状のフィルタを収容したフィルタユニットを使用
する排ガス浄化装置に適用してもよい。
【0049】(11) ヒータ10はスパイラル状に限
らず、例えば直線状のものを筒状フィルタ9の長手方向
に沿って配置した構成としてもよい。また、ヒータは筒
状フィルタ9の長手方向全体にわたって配設されるもの
に限らず、フィルタユニットの開口側に配置する構成と
したり、特開平2−256812号公報に記載されたも
ののように、通気性支持材の外周面に、セラミック繊維
とヒータとを複数の層状に巻付けた構成としてもよい。
【0050】(12) 排ガスがフィルタユニット8の
外側から内側に向かって通過する構成としてもよい。こ
の場合、ハウジング2内を各フィルタユニット8に対応
した複数の室に区画して、各室にフィルタユニット8を
収容する構成とし、再生時には各室への排ガスの導入口
を閉鎖する構成としてフィルタユニット8への排ガスの
流入を規制するのが好ましい。
【0051】(13) 電気的加熱手段としてヒータ1
0に代えて、交番磁界を発生させる手段、例えば、コイ
ルをフィルタユニット8の外側に巻装してもよい。前記
各実施例及び変更例から把握できる請求項記載以外の発
明について、以下にその効果と共に記載する。
【0052】(1) 請求項1〜請求項4に記載の発明
において、前記弁を複数のフィルタユニットのうちの1
つを閉鎖可能な形状に形成すると共に、弁がいずれのフ
ィルタユニットも閉鎖しない待機位置を設け、再生時以
外は弁を待機位置に保持する。この場合は、全てのフィ
ルタユニットによる排ガスの同時処理を可能にすると共
に、リレーがなくても各フィルタユニットの再生時にの
み電気的加熱手段に通電される。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項4
に記載の発明によれば、弁が所定のフィルタユニットへ
の排ガス導入を規制する閉鎖位置に回動配置されたとき
に、当該フィルタユニットの電気的加熱手段への通電を
可能とし、しかも接点の接触不良が起こり難く、駆動手
段への負荷を小さくできる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、ロータリ
スイッチの接点容量が小さくなり、駆動手段への負荷を
より小さくできる。請求項4に記載の発明によれば、回
動軸がモータの出力軸に一体回転可能に連結されるの
で、構造が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の排ガス浄化装置の断面図。
【図2】 排ガス浄化装置の横断面図。
【図3】 (a)はロータリスイッチの概略断面図、
(b)は(a)のB−B線断面図。
【図4】 第2実施例の排ガス浄化装置の部分断面図。
【図5】 ロータリスイッチの概略断面図。
【図6】 変更例の排ガス浄化装置の概略部分構成図。
【図7】 別の変更例の排ガス浄化装置の概略部分構成
図。
【図8】 別の変更例の排ガス浄化装置の概略断面図。
【図9】 従来装置の概略断面図。
【図10】 別の従来装置の部分断面図。
【図11】 別の従来装置の部分断面図。
【符号の説明】
1…排ガス浄化装置、2…ハウジング、3…隔壁として
の区画板、3a…排ガス導入用の開口部としての凹部、
4…排ガス導入側空間、5…排出側空間、8…フィルタ
ユニット、8a…開口部、8b…開口部としての出口、
10…電気的加熱手段としてのヒータ、17…回動軸、
18…弁、20…駆動手段を構成するモータ、24…ロ
ータリスイッチ、25…軸、28a〜28d,37a〜
37d…固定接点、29a〜29d,36…可動接点、
34…制御手段としてのコントローラ、38a〜38d
…リレー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内を隔壁により排ガス導入側
    と排出側とに区画し、電気的加熱手段を備えた複数のフ
    ィルタユニットを並列に設け、排ガス導入側に導入され
    た排ガスをフィルタユニットへ導く排ガス浄化装置にお
    いて、 前記ハウジングに回動可能に設けた回動軸に、前記各フ
    ィルタユニットにそれぞれ設けられた排ガスの通路とな
    る開口部を選択的に開閉可能な弁を一体回動可能に設
    け、前記弁を所定のフィルタユニットに対する閉鎖位置
    と開放位置とに回動させるように前記回動軸を駆動する
    駆動手段を設け、前記回動軸に一体回転可能に連結さ
    れ、前記フィルタユニットと対応する数の接点を備え、
    各接点がそれぞれ前記弁が対応するフィルタユニットの
    閉鎖位置に配置されたときに閉成状態となるロータリス
    イッチを前記ハウジングの外部に設け、前記ロータリス
    イッチの接点が閉じたとき該接点と対応する電気的加熱
    手段への通電を可能にした排ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記ロータリスイッチの各接点を前記電
    気的加熱手段への通電回路を直接開閉する接点とした請
    求項1に記載の排ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記各接点を前記各電気的加熱手段への
    通電を制御するリレーの励消磁回路に接続し、前記各接
    点が閉じたとき該リレーが励磁されて対応する電気的加
    熱手段への通電可能とした請求項1に記載の排ガス浄化
    装置。
  4. 【請求項4】 前記ロータリスイッチはモータに組み込
    まれている請求項3に記載の排ガス浄化装置。
JP7097253A 1995-04-21 1995-04-21 排ガス浄化装置 Pending JPH08291706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7097253A JPH08291706A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 排ガス浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7097253A JPH08291706A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 排ガス浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08291706A true JPH08291706A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14187408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7097253A Pending JPH08291706A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 排ガス浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08291706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109681294A (zh) * 2017-10-18 2019-04-26 现代自动车株式会社 用于车辆的尿素泵模块

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109681294A (zh) * 2017-10-18 2019-04-26 现代自动车株式会社 用于车辆的尿素泵模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4791785A (en) Removal of particulate material from a gas
JPH08312333A (ja) 排ガス浄化装置
JPH08291706A (ja) 排ガス浄化装置
JPH08246846A (ja) 排ガス浄化装置
JP2003172117A (ja) 2種類のセラミックス不織布を持つ排気ガス浄化装置
JPH0385315A (ja) 排ガス浄化装置
JPH08260945A (ja) 排ガス浄化装置
WO1983000723A1 (en) Burn-out type cleaning means for particulate filter of engine exhaust system
JPH06264722A (ja) フィルタ装置
JPH07310532A (ja) ディーゼルパティキュレートフィルタ
JP3088873B2 (ja) ディーゼルパティキュレートフィルタ
JP2003172125A (ja) 排気ガス浄化装置
JPH08284641A (ja) 過給機付きエンジンの排ガス浄化装置
JPH06264716A (ja) 排ガスフィルタの再生方法及び装置
JPH08284642A (ja) 排ガス浄化装置
JP2002168116A (ja) ディーゼルパティキュレートフィルタ装置
JP2002171734A (ja) 複数系統の電力発電特性を持つ多極永久磁石式発電機
JP2002227632A (ja) ディーゼルエンジン排ガスの粒子状物質除去装置
JP4308464B2 (ja) 分割されたヒータを備えた排気ガス浄化装置
JPH08284640A (ja) 排ガス浄化装置のフィルタユニット支持構造
KR100275265B1 (ko) 디젤 기관용 매연필터의 재생 제어장치
JP2003172126A (ja) 反射板を備えた排気ガス浄化装置
JP2001280120A (ja) ディーゼルパティキュレートフィルター
KR0168766B1 (ko) 디젤엔진 매연 포집장치
JPH0598939A (ja) 内燃機関の排気処理装置