JPH0829154B2 - 虹彩切開術または虹彩括約筋切開術に用いるレンズ - Google Patents
虹彩切開術または虹彩括約筋切開術に用いるレンズInfo
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- JPH0829154B2 JPH0829154B2 JP62110893A JP11089387A JPH0829154B2 JP H0829154 B2 JPH0829154 B2 JP H0829154B2 JP 62110893 A JP62110893 A JP 62110893A JP 11089387 A JP11089387 A JP 11089387A JP H0829154 B2 JPH0829154 B2 JP H0829154B2
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- A61F9/00—Methods or devices for treatment of the eyes; Devices for putting-in contact lenses; Devices to correct squinting; Apparatus to guide the blind; Protective devices for the eyes, carried on the body or in the hand
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- A61F2009/00891—Glaucoma
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、眼科手術で使用されるレンズ、特に眼科手
術中のレーザーエネルギー供給を改善するレンズに関す
る。
術中のレーザーエネルギー供給を改善するレンズに関す
る。
[発明の背景] 緑内障のような眼疾患は、眼球内の眼房水循環を阻害
する。緑内障のような疾患の治療法のひとつは、虹彩の
ような眼組織を穿孔することにより眼房水の流れを促進
するものである。レーザーは、虹彩の穿孔に効果的に使
用されている。レーザー虹彩切除術が、当初ミリセカン
ドパルスのQスイッチ・ルビーレーザー及び連続波パル
ス・アルゴンレーザーにより行なわれていた頃は、コン
タクトレンズまたはゴールドマン型コンタクトレンズの
平面の何れかにより処置されていた。ゴールドマン型コ
ンタクトレンズは、レンズの光軸と直交する方向の平ら
な入射面と、角膜の形に合わせた射出面とをもつ。ゴー
ルドマン型コンタクトレンズは、使用時に眼瞼を離開さ
せ、眼の動きを鈍化させるのみであった。ゴールドマン
型コンタクトレンズの改良型としての、アブラハム型虹
彩切除術レンズでは、平ゴールドマン担体レンズ上の中
心から「ずれ」た位置に置かれた66ジオプトリーのボタ
ンレンズを通してレーザービームを収束させるようにし
てある。アブラハム型の前記レンズは、虹彩上に高エネ
ルギー密度を生ずる一方角膜と網膜上のエネルギー密度
を低下させることにより、レーザー虹彩切除術の効力を
著しく向上させる。このように、アブラハム型虹彩切除
術レンズは、アルゴンレーザー虹彩切除術を、一般に承
認された標準的手法の地位に着かせた重要な要素であ
る。
する。緑内障のような疾患の治療法のひとつは、虹彩の
ような眼組織を穿孔することにより眼房水の流れを促進
するものである。レーザーは、虹彩の穿孔に効果的に使
用されている。レーザー虹彩切除術が、当初ミリセカン
ドパルスのQスイッチ・ルビーレーザー及び連続波パル
ス・アルゴンレーザーにより行なわれていた頃は、コン
タクトレンズまたはゴールドマン型コンタクトレンズの
平面の何れかにより処置されていた。ゴールドマン型コ
ンタクトレンズは、レンズの光軸と直交する方向の平ら
な入射面と、角膜の形に合わせた射出面とをもつ。ゴー
ルドマン型コンタクトレンズは、使用時に眼瞼を離開さ
せ、眼の動きを鈍化させるのみであった。ゴールドマン
型コンタクトレンズの改良型としての、アブラハム型虹
彩切除術レンズでは、平ゴールドマン担体レンズ上の中
心から「ずれ」た位置に置かれた66ジオプトリーのボタ
ンレンズを通してレーザービームを収束させるようにし
てある。アブラハム型の前記レンズは、虹彩上に高エネ
ルギー密度を生ずる一方角膜と網膜上のエネルギー密度
を低下させることにより、レーザー虹彩切除術の効力を
著しく向上させる。このように、アブラハム型虹彩切除
術レンズは、アルゴンレーザー虹彩切除術を、一般に承
認された標準的手法の地位に着かせた重要な要素であ
る。
然し、アブラハム型レンズを使用したとしても、レー
ザーエネルギーを少ししか吸収しない淡青色の虹彩や、
焦げたり萎縮したりし易い、濃い焦茶色の虹彩を穿孔す
る際は、困難を生じた。特に淡青色の虹彩は、網膜黄斑
に有害なレベルの高エネルギーを必要とすることがあり
得る。レーザー虹彩切開術と虹彩括約筋切開術の直線切
開法では、短時間のレーザー焼却を何回も行なうことに
より、内在性虹彩緊張線を横断する直線切開を行なう。
この方法により虹彩穿孔の効率が向上し、虹彩切除術で
はない真の虹彩切開術が実現した。
ザーエネルギーを少ししか吸収しない淡青色の虹彩や、
焦げたり萎縮したりし易い、濃い焦茶色の虹彩を穿孔す
る際は、困難を生じた。特に淡青色の虹彩は、網膜黄斑
に有害なレベルの高エネルギーを必要とすることがあり
得る。レーザー虹彩切開術と虹彩括約筋切開術の直線切
開法では、短時間のレーザー焼却を何回も行なうことに
より、内在性虹彩緊張線を横断する直線切開を行なう。
この方法により虹彩穿孔の効率が向上し、虹彩切除術で
はない真の虹彩切開術が実現した。
高焼却エネルギーにより生ずる角膜と網膜の損傷を回
避し、虹彩切開術と虹彩括約筋切開術の効力をより向上
させるためには、実際のレーザーエネルギー供給量を増
やすことなしに、虹彩表面のエネルギー密度を選択的に
アブラハム型虹彩切開術レンズで得られる値よりも高め
ることが望ましい。このような選択的増加には、虹彩上
のレーザー“スポット”の大きさを縮小するための、よ
り一層のレーザービーム収束が必要となる。理論的に
は、レーザービーム収束は、レーザー装置により生ずる
ビームのコーンアングルを増やすか、強力な収束コンタ
クトレンズを使用することにより可能である。然し、レ
ーザービームのコーンアングル(収束角)を増やすこと
は、レーザーの設計とレーザービーム発射上の拘束によ
り厳しく制限される。
避し、虹彩切開術と虹彩括約筋切開術の効力をより向上
させるためには、実際のレーザーエネルギー供給量を増
やすことなしに、虹彩表面のエネルギー密度を選択的に
アブラハム型虹彩切開術レンズで得られる値よりも高め
ることが望ましい。このような選択的増加には、虹彩上
のレーザー“スポット”の大きさを縮小するための、よ
り一層のレーザービーム収束が必要となる。理論的に
は、レーザービーム収束は、レーザー装置により生ずる
ビームのコーンアングルを増やすか、強力な収束コンタ
クトレンズを使用することにより可能である。然し、レ
ーザービームのコーンアングル(収束角)を増やすこと
は、レーザーの設計とレーザービーム発射上の拘束によ
り厳しく制限される。
然し、アブラハム型虹彩切除術レンズより収束の大き
な従来のコンタクト型レンズは、僅かな成功しか収めて
いない。こうしたレンズのひとつは、その光心がアブラ
ハム型虹彩切除術レンズのような中心から外れたところ
ではなく、担体リングの中心にある。光心を周辺虹彩上
にもってくるためには、患者が下を見るかレンズを傾け
ねばならない。患者が下方に視線を固定することは、眩
ゆいレーザー閃光の刺激のもとでは困難なことが多い。
一方レンズの傾きは、乱視と角膜萎縮を生ずる。更に、
従来のレンズは比較的大きく、レーザーとレンズの距離
を著しく縮め、この結果レーザーとレンズの間及びレー
ザーと鼻の間のクリアランスの問題を生ずる。また、ア
ブラハム型虹彩切除術レンズよりも収束力の強いコンタ
クト型レンズを使用してレーザービームのコーンアング
ルを増加させることは、レンズの焦点平面により小さな
効果的な“スポット”を生じさせようとする最終目標に
不利な影響を与えることになる球面収差を生ずることに
通ずるものと考えられた。
な従来のコンタクト型レンズは、僅かな成功しか収めて
いない。こうしたレンズのひとつは、その光心がアブラ
ハム型虹彩切除術レンズのような中心から外れたところ
ではなく、担体リングの中心にある。光心を周辺虹彩上
にもってくるためには、患者が下を見るかレンズを傾け
ねばならない。患者が下方に視線を固定することは、眩
ゆいレーザー閃光の刺激のもとでは困難なことが多い。
一方レンズの傾きは、乱視と角膜萎縮を生ずる。更に、
従来のレンズは比較的大きく、レーザーとレンズの距離
を著しく縮め、この結果レーザーとレンズの間及びレー
ザーと鼻の間のクリアランスの問題を生ずる。また、ア
ブラハム型虹彩切除術レンズよりも収束力の強いコンタ
クト型レンズを使用してレーザービームのコーンアング
ルを増加させることは、レンズの焦点平面により小さな
効果的な“スポット”を生じさせようとする最終目標に
不利な影響を与えることになる球面収差を生ずることに
通ずるものと考えられた。
[発明の概要] 本発明は、レーザービームの収束を増強すると同時に
虹彩の焦点スポットの大きさを縮小し焦点スポット内で
到達し得るエネルギー密度を増大させる手術用のレンズ
を提供するものである。増大した虹彩エネルギー密度
は、平コンタクトレンズによる値の8倍に達し、アブラ
ハム型虹彩切除術レンズによる値の約3倍に達する。こ
れにより虹彩焼却温度レベルは、極く短時間の照射でも
気化的加熱有機性分解の閾値レベル以上に増大させるこ
とができ、直線切開法によるアルゴン・レーザー虹彩切
開術と虹彩括約筋切開術が容易となる。
虹彩の焦点スポットの大きさを縮小し焦点スポット内で
到達し得るエネルギー密度を増大させる手術用のレンズ
を提供するものである。増大した虹彩エネルギー密度
は、平コンタクトレンズによる値の8倍に達し、アブラ
ハム型虹彩切除術レンズによる値の約3倍に達する。こ
れにより虹彩焼却温度レベルは、極く短時間の照射でも
気化的加熱有機性分解の閾値レベル以上に増大させるこ
とができ、直線切開法によるアルゴン・レーザー虹彩切
開術と虹彩括約筋切開術が容易となる。
本発明に従うレンズにより達成される非常に浅い焦点
深度、及び本発明レンズにより達成される虹彩焦点スポ
ットの縮小によって、1焼却当りよい低いエネルギーの
使用が可能となったので、水晶体及び角膜の火傷は、本
質的に生じなくなる。
深度、及び本発明レンズにより達成される虹彩焦点スポ
ットの縮小によって、1焼却当りよい低いエネルギーの
使用が可能となったので、水晶体及び角膜の火傷は、本
質的に生じなくなる。
例えば、或る一定の虹彩エネルギー密度において、本
発明のレンズでは、網膜のエネルギー密度を平コンタク
トレンズによる値の1.2%、及びアブラハム型虹彩切除
術レンズによる値の約9%に減少させることにより、網
膜黄斑を保護することが可能となった。
発明のレンズでは、網膜のエネルギー密度を平コンタク
トレンズによる値の1.2%、及びアブラハム型虹彩切除
術レンズによる値の約9%に減少させることにより、網
膜黄斑を保護することが可能となった。
本発明に従うレンズは、曲率半径が眼の角膜の曲率半
径と実質的に等価である凹面をもつコンタクトレンズを
含む。このコンタクトレンズは、コンタクトレンズの光
軸に直交する方向の平面をもつ。本発明のレンズは、更
に入射側レンズとして、その光軸に直交する方向の平射
出面をもった平凸入射側レンズ(ボタンレンズ)を含
む。この平凸型の入射側レンズ(ボタンレンズ)の平ら
な射出面は、その下方に占位するコンタクトレンズの平
入射面に接触して配置されるが、平凸入射側レンズ(ボ
タンレンズ)の光軸とその下方のコンタクトレンズとの
光軸は、虹彩切開術と虹彩括約筋切開術を容易にするた
め「ずら」してある。入射側レンズ(ボタンレンズ)の
屈折力は、93乃至112ジオプトリーの範囲で使用でき
る。入射側レンズ(ボタンレンズ)とその下方のコンタ
クトレンズを合わせた厚さは、コンタクトレンズを眼の
角膜に接触させた場合、入射側レンズ(ボタンレンズ)
に入射する収束レーザービームの焦点を、眼の虹彩に合
わせるのに十分な厚さである。入射側レンズ(ボタンレ
ンズ)の屈折力は、98乃至108ジオプトリーが望まし
く、103ジオプトリーが最適である。
径と実質的に等価である凹面をもつコンタクトレンズを
含む。このコンタクトレンズは、コンタクトレンズの光
軸に直交する方向の平面をもつ。本発明のレンズは、更
に入射側レンズとして、その光軸に直交する方向の平射
出面をもった平凸入射側レンズ(ボタンレンズ)を含
む。この平凸型の入射側レンズ(ボタンレンズ)の平ら
な射出面は、その下方に占位するコンタクトレンズの平
入射面に接触して配置されるが、平凸入射側レンズ(ボ
タンレンズ)の光軸とその下方のコンタクトレンズとの
光軸は、虹彩切開術と虹彩括約筋切開術を容易にするた
め「ずら」してある。入射側レンズ(ボタンレンズ)の
屈折力は、93乃至112ジオプトリーの範囲で使用でき
る。入射側レンズ(ボタンレンズ)とその下方のコンタ
クトレンズを合わせた厚さは、コンタクトレンズを眼の
角膜に接触させた場合、入射側レンズ(ボタンレンズ)
に入射する収束レーザービームの焦点を、眼の虹彩に合
わせるのに十分な厚さである。入射側レンズ(ボタンレ
ンズ)の屈折力は、98乃至108ジオプトリーが望まし
く、103ジオプトリーが最適である。
[詳細な説明] まず始めに、第1図を参照して、本発明による虹彩切
開術用のレンズ10は、コンタクトレンズ12、入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14、及びレンズシェード16からな
る。
開術用のレンズ10は、コンタクトレンズ12、入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14、及びレンズシェード16からな
る。
レンズシェード16は、単に手術中のレンズの使用に悪
影響を与える惧れのある標遊光線と不必要な反射光がレ
ンズ内へ入射するのを防ぐためのものであって主要部で
はない。
影響を与える惧れのある標遊光線と不必要な反射光がレ
ンズ内へ入射するのを防ぐためのものであって主要部で
はない。
次に第2図を参照して、虹彩切開術用レンズ10は、眼
20の角膜18と接触して示されている。眼の残りの構造の
大半は、簡略化するため省略し、図には虹彩22と水晶体
のみを示してある。
20の角膜18と接触して示されている。眼の残りの構造の
大半は、簡略化するため省略し、図には虹彩22と水晶体
のみを示してある。
コンタクトレンズ12は、曲率半径RCの射出面28をも
つ。コンタクトレンズ12の入射面30は、平面でコンタク
トレンズ12の光軸32に直交する方向にある。入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14の光軸34は、コンタクトレンズ12
の光軸から、距離“O"だけ「ずれ」ている。入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14の射出面36は平面で、光軸34に直
交する方向にある。入射側レンズ(ボタンレンズ)14の
射出面36と、その下方のコンタクトレンズ12の入射面30
とは接触し、従来の接着法により互いに永久接合されて
いる。入射側レンズ(ボタンレンズ)14の凸入射面38の
曲率を曲率半径REで示してある。また、コンタクトレン
ズ12の最も薄い部分の厚みをTCで示し、入射側レンズ
(ボタンレンズ)14の厚みをTEで示してある。最適形態
は、コンタクトレンズ12の曲率半径RCを7.45mmとしたと
きに、REが5.0mm、TCが1mm、TEが4.0mm、「ずれ」“O"
が2.5mmとなる。上記の大きいが望ましい一方、これら
の値から僅かに変動した大きさのレンズでも使用可能で
はあるが、その効力は最適形態の場合より劣る。一例と
しては、曲率半径REが5.0mmの場合、屈折力は103ジオプ
トリーとなる。入射側レンズ(ボタンレンズ)14は、屈
折力が93乃至112ジオプトリーの範囲で使用可能であ
る。112ジオプトリーより大きい屈折力は、球面収差に
よって生ずる弊害が屈折力増加により齋らされる効力向
上の成果を上回るため利用し難い。加えて、屈折力が大
きいと、前眼房が深い患者の虹彩に焦点を合わせるのが
困難となる。そのため、レンズの屈折力は、98乃至108
ジオプトリーの範囲がよく、より望ましくは101乃至105
ジオプトリーの範囲であって、103ジオプトリーが最適
である。
つ。コンタクトレンズ12の入射面30は、平面でコンタク
トレンズ12の光軸32に直交する方向にある。入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14の光軸34は、コンタクトレンズ12
の光軸から、距離“O"だけ「ずれ」ている。入射側レン
ズ(ボタンレンズ)14の射出面36は平面で、光軸34に直
交する方向にある。入射側レンズ(ボタンレンズ)14の
射出面36と、その下方のコンタクトレンズ12の入射面30
とは接触し、従来の接着法により互いに永久接合されて
いる。入射側レンズ(ボタンレンズ)14の凸入射面38の
曲率を曲率半径REで示してある。また、コンタクトレン
ズ12の最も薄い部分の厚みをTCで示し、入射側レンズ
(ボタンレンズ)14の厚みをTEで示してある。最適形態
は、コンタクトレンズ12の曲率半径RCを7.45mmとしたと
きに、REが5.0mm、TCが1mm、TEが4.0mm、「ずれ」“O"
が2.5mmとなる。上記の大きいが望ましい一方、これら
の値から僅かに変動した大きさのレンズでも使用可能で
はあるが、その効力は最適形態の場合より劣る。一例と
しては、曲率半径REが5.0mmの場合、屈折力は103ジオプ
トリーとなる。入射側レンズ(ボタンレンズ)14は、屈
折力が93乃至112ジオプトリーの範囲で使用可能であ
る。112ジオプトリーより大きい屈折力は、球面収差に
よって生ずる弊害が屈折力増加により齋らされる効力向
上の成果を上回るため利用し難い。加えて、屈折力が大
きいと、前眼房が深い患者の虹彩に焦点を合わせるのが
困難となる。そのため、レンズの屈折力は、98乃至108
ジオプトリーの範囲がよく、より望ましくは101乃至105
ジオプトリーの範囲であって、103ジオプトリーが最適
である。
実施例としては、入射側レンズ(ボタンレンズ)14
は、高級光学ガラスから造られ、コンタクトレンズ12は
ポリメチルメタクリレートのポリマーから造られる。こ
れらのガラス素材で造られるレンズ14及びポリマーで造
られるコンタクトレンズ12は、共に全表面を従来法によ
る反射防止被膜で覆う。
は、高級光学ガラスから造られ、コンタクトレンズ12は
ポリメチルメタクリレートのポリマーから造られる。こ
れらのガラス素材で造られるレンズ14及びポリマーで造
られるコンタクトレンズ12は、共に全表面を従来法によ
る反射防止被膜で覆う。
本発明に従うレンズは、従来のコンタクト型レンズと
同様の方法で使用される。多発レーザー焼却は、上部周
辺虹彩の繊維組織を横切る水平線上を前後に、或いは瞳
孔上縁の虹彩括約筋を横切る垂直線上を上下に行なわれ
る。照射時間は、焦茶色の濃い虹彩の場合0.01秒、茶及
び薄茶色の虹彩の場合0.01乃至0.02秒、淡青色の虹彩の
場合0.02乃至0.05秒(稀に0.10秒以上)程度である。僅
か0.01乃至0.02秒で強靭な繊維組織が切断され色素上皮
が除去される。虹彩切開術には300乃至1500mWのエネル
ギーレベル及び85乃至555回の全焼却回数が利用され
る。虹彩括約筋切開術では、低エネルギーレベルにおけ
る0.01秒間の1,934回までの焼却が利用される。1焼却
当りに供給されるエネルギーは非常に小さく直ちに散逸
してしまうため、全焼却回数に上限を設定する必要はな
い。殆んどの条件で、慎重に低エネルギーレベルを使用
することにより、角膜レンズと網膜への危険性を最小限
に抑えれば、適正な大きさの面も正確に調節された虹彩
切開に必要な如何なる回数の焼却も可能である。基本的
には、迅速性よりも正確さと安全性に重点をおくべきで
あるが、それでも大きな虹彩切開術を3乃至4分間で完
了することが可能である。
同様の方法で使用される。多発レーザー焼却は、上部周
辺虹彩の繊維組織を横切る水平線上を前後に、或いは瞳
孔上縁の虹彩括約筋を横切る垂直線上を上下に行なわれ
る。照射時間は、焦茶色の濃い虹彩の場合0.01秒、茶及
び薄茶色の虹彩の場合0.01乃至0.02秒、淡青色の虹彩の
場合0.02乃至0.05秒(稀に0.10秒以上)程度である。僅
か0.01乃至0.02秒で強靭な繊維組織が切断され色素上皮
が除去される。虹彩切開術には300乃至1500mWのエネル
ギーレベル及び85乃至555回の全焼却回数が利用され
る。虹彩括約筋切開術では、低エネルギーレベルにおけ
る0.01秒間の1,934回までの焼却が利用される。1焼却
当りに供給されるエネルギーは非常に小さく直ちに散逸
してしまうため、全焼却回数に上限を設定する必要はな
い。殆んどの条件で、慎重に低エネルギーレベルを使用
することにより、角膜レンズと網膜への危険性を最小限
に抑えれば、適正な大きさの面も正確に調節された虹彩
切開に必要な如何なる回数の焼却も可能である。基本的
には、迅速性よりも正確さと安全性に重点をおくべきで
あるが、それでも大きな虹彩切開術を3乃至4分間で完
了することが可能である。
本発明に係るレンズを、収束角度(即ち第2図におけ
るコーンアングルA)が8.5゜と4.5゜のレーザービーム
を用いて使用した場合、理論的には103ジオプトリーの
レンズが最小の虹彩焦点スポット40を与える。屈折力が
より小さいレンズでも同様の焦点スポットとコーンアン
グルを与えることができる。然し、屈折力が小さいレン
ズはレンズの厚みが増すため、レーザーを本発明による
レンズの場合よりも眼に近づけねばならない。勿論、レ
ーザーを眼に対し、より近づければ、クリアランスの問
題が再び浮上する。
るコーンアングルA)が8.5゜と4.5゜のレーザービーム
を用いて使用した場合、理論的には103ジオプトリーの
レンズが最小の虹彩焦点スポット40を与える。屈折力が
より小さいレンズでも同様の焦点スポットとコーンアン
グルを与えることができる。然し、屈折力が小さいレン
ズはレンズの厚みが増すため、レーザーを本発明による
レンズの場合よりも眼に近づけねばならない。勿論、レ
ーザーを眼に対し、より近づければ、クリアランスの問
題が再び浮上する。
ビーム収束角が8.5゜のファイバー光供給システムを
備えた連続波アルゴン・ブルーグリーンレーザーと共に
使用する場合、適切なレンズでは実効虹彩焦点スポット
40は約18.84ミクロンとなる。任意のレーザー出力に対
し、最適レンズ(103ジオプトリー)により生ずる虹彩
表面エネルギー密度は、従来技術の平面レンズによる場
合の7.79倍、及び従来のアブラハム型虹彩切除術レンズ
による場合の2.92倍も大きい。この装置では、虹彩に衝
突するビームのコーンアングルは、8.0゜から19.6゜ま
で増加する。任意の虹彩エネルギー密度に対し、網膜エ
ネルギー密度は、最適レンズにより従来の平面レンズの
場合の1.2%及びアブラハム型虹彩切除術レンズの場合
の8.7%に低下する。このように、適切なレンズは網膜
黄斑の損傷の危険を著しく軽減する。
備えた連続波アルゴン・ブルーグリーンレーザーと共に
使用する場合、適切なレンズでは実効虹彩焦点スポット
40は約18.84ミクロンとなる。任意のレーザー出力に対
し、最適レンズ(103ジオプトリー)により生ずる虹彩
表面エネルギー密度は、従来技術の平面レンズによる場
合の7.79倍、及び従来のアブラハム型虹彩切除術レンズ
による場合の2.92倍も大きい。この装置では、虹彩に衝
突するビームのコーンアングルは、8.0゜から19.6゜ま
で増加する。任意の虹彩エネルギー密度に対し、網膜エ
ネルギー密度は、最適レンズにより従来の平面レンズの
場合の1.2%及びアブラハム型虹彩切除術レンズの場合
の8.7%に低下する。このように、適切なレンズは網膜
黄斑の損傷の危険を著しく軽減する。
適切なレンズをビームコーンアングル(前述の角度
A)が4.5゜の連続波アルゴン・グリーンレーザー(Coo
per Vision社のModel 85,000)と共に使用した場合、実
効虹彩焦点スポットの大きさは約10.76ミクロンまで縮
小できる。本発明のレンズでは、コーンアングル8.5゜
のレーザーで達成できるのと同時の改善能力を齋らす。
A)が4.5゜の連続波アルゴン・グリーンレーザー(Coo
per Vision社のModel 85,000)と共に使用した場合、実
効虹彩焦点スポットの大きさは約10.76ミクロンまで縮
小できる。本発明のレンズでは、コーンアングル8.5゜
のレーザーで達成できるのと同時の改善能力を齋らす。
本発明により得られる他の一つの利点は、術者が見る
虹彩像の拡大率が従来のレンズの場合よりも大きいこと
である。拡大率が大きくなると正確に焦点を合わせられ
る為、より高いエネルギー密度供給を最大限に利用する
ことができる。例えば、本発明に係る103ジオプトリー
のレンズは2.65倍の拡大率を生ずるが、従来のアブラハ
ム型虹彩切除術レンズの拡大率は僅か1.55倍、従来の平
面コンタクトレンズの拡大率は僅か0.95倍である。
虹彩像の拡大率が従来のレンズの場合よりも大きいこと
である。拡大率が大きくなると正確に焦点を合わせられ
る為、より高いエネルギー密度供給を最大限に利用する
ことができる。例えば、本発明に係る103ジオプトリー
のレンズは2.65倍の拡大率を生ずるが、従来のアブラハ
ム型虹彩切除術レンズの拡大率は僅か1.55倍、従来の平
面コンタクトレンズの拡大率は僅か0.95倍である。
本発明の虹彩切開術レンズを利用して達成される3倍
のエネルギー密度は、レーザー手術中の虹彩の反応に著
しい変化を齋らす。例えば、虹彩温度が次第に上昇する
と、虹彩はまず初めに収縮する。続いて変性し、黒ずん
だ後炭化し、最終的には完全に熱分解し気化する。この
各段階毎に、閾値温度がある。但し、正確な各閾値レベ
ルは未だ定量的に測定されていない。本発明レンズによ
り生ずる非常に高いエネルギー密度によって、より低い
エネルギー出力、または、より短い焼却時間で虹彩の気
化温度閾値レベルに到達できるようになる。気化温度閾
値は直ぐにでも到達し得るため、本発明のレンズを使用
した焼却時間は非常に短く(0.01秒または0.02秒)、熱
伝導は低下し、与えたレーザーエネルギーは部分的に周
囲組織の焼却に消費されることなく、殆んど総てが虹彩
を気化する。
のエネルギー密度は、レーザー手術中の虹彩の反応に著
しい変化を齋らす。例えば、虹彩温度が次第に上昇する
と、虹彩はまず初めに収縮する。続いて変性し、黒ずん
だ後炭化し、最終的には完全に熱分解し気化する。この
各段階毎に、閾値温度がある。但し、正確な各閾値レベ
ルは未だ定量的に測定されていない。本発明レンズによ
り生ずる非常に高いエネルギー密度によって、より低い
エネルギー出力、または、より短い焼却時間で虹彩の気
化温度閾値レベルに到達できるようになる。気化温度閾
値は直ぐにでも到達し得るため、本発明のレンズを使用
した焼却時間は非常に短く(0.01秒または0.02秒)、熱
伝導は低下し、与えたレーザーエネルギーは部分的に周
囲組織の焼却に消費されることなく、殆んど総てが虹彩
を気化する。
更に、本発明に従うレンズにより、術者は従来のレン
ズでは虹彩の気化熱分解の閾値温度に到達できなかった
レーザーを使用することが可能となる。例えば、従来の
多くのアルゴンレーザーは、低エネルギー密度の、焦点
のあまり合っていないスポットを生じた。この為、これ
らのレーザーは、収縮及び炭化レベル以上の虹彩温度を
生ずることができなかった。然し、本発明レンズの使用
により、虹彩切開術を成功するために必要にして十分な
高虹彩温度を生ずることが可能となる。
ズでは虹彩の気化熱分解の閾値温度に到達できなかった
レーザーを使用することが可能となる。例えば、従来の
多くのアルゴンレーザーは、低エネルギー密度の、焦点
のあまり合っていないスポットを生じた。この為、これ
らのレーザーは、収縮及び炭化レベル以上の虹彩温度を
生ずることができなかった。然し、本発明レンズの使用
により、虹彩切開術を成功するために必要にして十分な
高虹彩温度を生ずることが可能となる。
上記実施例は、本発明の望ましい実施例として記載し
てあるが、熟練技術者にとっては、ここに述べた概念か
ら逸脱することなく種々の改変、同等物との置換及びそ
の他の変更を行なえることが容易に確認されるであろ
う。更に、本発明レンズは、虹彩切開術と括約筋切開術
に関連して特に有効である。熟練者には、本発明レンズ
が、前眼房での種々の操作、例えば、硝子体バンドの切
開、縫合切開、嚢胞処置、及び虹彩や角膜の血管の処置
などに広く適用できることを直ちに理解されよう。更
に、本発明レンズはアルゴン・グリーンレーザ、クリプ
トンレーザー、Yagレーザー、及び調整可能な色素レー
ザーなどを含む。標準アルゴンレーザー以外のレーザー
をもまた使用できる。
てあるが、熟練技術者にとっては、ここに述べた概念か
ら逸脱することなく種々の改変、同等物との置換及びそ
の他の変更を行なえることが容易に確認されるであろ
う。更に、本発明レンズは、虹彩切開術と括約筋切開術
に関連して特に有効である。熟練者には、本発明レンズ
が、前眼房での種々の操作、例えば、硝子体バンドの切
開、縫合切開、嚢胞処置、及び虹彩や角膜の血管の処置
などに広く適用できることを直ちに理解されよう。更
に、本発明レンズはアルゴン・グリーンレーザ、クリプ
トンレーザー、Yagレーザー、及び調整可能な色素レー
ザーなどを含む。標準アルゴンレーザー以外のレーザー
をもまた使用できる。
第1図は、本発明に係るレンズの一実施例を示す斜視図
である。 第2図は、同実施例による入射側レンズ(ボタンレン
ズ)及びコンタクトレンズの光軸を通る縦断面図であ
る。 10……虹彩切開手術用のレンズ 12……コンタクトレンズ 14……平凸入射側レンズ(ボタンレンズ) 28……コンタクトレンズの射出面 30……コンタクトレンズの入射面 32……コンタクトレンズの光軸 34……入射側レンズの光軸 36……入射側レンズの射出面 38……入射側レンズの入射面
である。 第2図は、同実施例による入射側レンズ(ボタンレン
ズ)及びコンタクトレンズの光軸を通る縦断面図であ
る。 10……虹彩切開手術用のレンズ 12……コンタクトレンズ 14……平凸入射側レンズ(ボタンレンズ) 28……コンタクトレンズの射出面 30……コンタクトレンズの入射面 32……コンタクトレンズの光軸 34……入射側レンズの光軸 36……入射側レンズの射出面 38……入射側レンズの入射面
Claims (8)
- 【請求項1】虹彩切開術または虹彩括約筋切開術に用い
るレンズであって、 a)眼の角膜の曲率半径と実質的に等しい曲率半径の凹
んだ射出面と、 光軸に直交する方向の平らな入射面とを有する コンタクトレンズと、 b)前記光軸に直交する方向の平らな射出面を有し、 この平らな射出面が前記コンタクトレンズの平らな入射
面に接して配置され、 屈折力が93乃至112ジオプトリーであり、 前記コンタクトレンズを眼の角膜に接触させた場合に、 前記入射側レンズと前記コンタクトレンズとを合わせた
厚さが、 入射する収束レーザービームの焦点を眼の虹彩上に合わ
せるのに十分であるような 平凸入射側レンズと からなることを特徴とするレンズ。 - 【請求項2】前記平凸入射側レンズが、98乃至108ジオ
プトリーの範囲の屈折力を有する特許請求の範囲第
(1)項に記載のレンズ。 - 【請求項3】前記平凸入射側レンズの入射面の曲率半径
が、約5.0mmである特許請求の範囲第(1)項に記載の
レンズ。 - 【請求項4】前記平凸入射側レンズが、101乃至105ジオ
プトリーの範囲の屈折力を有する特許請求の範囲第
(2)項に記載のレンズ。 - 【請求項5】前記平凸入射側レンズが、103ジオプトリ
ーの屈折力を有する特許請求の範囲第(4)項に記載の
レンズ。 - 【請求項6】前記平凸入射側レンズと前記コンタクトレ
ンズの各々の光軸に沿った厚みの合計が、約5mmである
特許請求の範囲第(5)項に記載のレンズ。 - 【請求項7】前記平凸入射側レンズの光軸と前記コンタ
クトレンズの光軸とが2.5mm±0.1mm「ずれ」ている特許
請求の範囲第(6)項に記載のレンズ。 - 【請求項8】前記コンタクトレンズの前記凹んだ射出面
が、約7.45mmの曲率半径である特許請求の範囲第(7)
項に記載のレンズ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US861507 | 1986-05-09 | ||
US06/861,507 US4750829A (en) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | Iridotomy-sphincterotomy contact lens |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329639A JPS6329639A (ja) | 1988-02-08 |
JPH0829154B2 true JPH0829154B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=25335997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62110893A Expired - Lifetime JPH0829154B2 (ja) | 1986-05-09 | 1987-05-08 | 虹彩切開術または虹彩括約筋切開術に用いるレンズ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4750829A (ja) |
EP (1) | EP0249329B1 (ja) |
JP (1) | JPH0829154B2 (ja) |
DE (1) | DE3768016D1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02177457A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-10 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
US4966452A (en) * | 1989-04-27 | 1990-10-30 | Ocular Instruments, Inc. | Contact lens for laser surgery |
US6342053B1 (en) | 1990-07-23 | 2002-01-29 | Laser Biotech, Inc. | Apparatus for cornea reshaping |
US5359372A (en) * | 1993-02-23 | 1994-10-25 | Tomey Corp. | Contact lens for intraocular observation |
AU683709B2 (en) * | 1993-12-02 | 1997-11-20 | Laser Biotech, Inc. | Laser system for reshaping the cornea |
JP3688339B2 (ja) * | 1995-02-28 | 2005-08-24 | 株式会社ニデック | レ−ザ治療装置 |
US5523810C1 (en) * | 1995-06-05 | 2001-04-17 | Volk Optical Inc | Indirect ophthalmoscopy contact lens device with compound contact lens element |
JPH11332905A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-07 | Nidek Co Ltd | レーザ治療装置及びレーザ治療情報表示装置 |
US6120147A (en) * | 1999-03-17 | 2000-09-19 | Dutch Ophthalmic Research Center International Bv | Vitrectomy lens |
AU2001271325A1 (en) | 2000-06-16 | 2001-12-24 | Volk Optical, Inc. | Aspheric iridectomy/iridotomy treatment lens |
US7351241B2 (en) | 2003-06-02 | 2008-04-01 | Carl Zeiss Meditec Ag | Method and apparatus for precision working of material |
WO2006121066A1 (ja) * | 2005-05-10 | 2006-11-16 | Takuya Kataoka | 眼科レーザー治療用器具 |
AU2011320709B2 (en) | 2010-10-26 | 2015-12-17 | Alcon Inc. | Ophthalmoscopic surgical contact lens |
US10335315B2 (en) * | 2013-02-01 | 2019-07-02 | Alcon Lensx, Inc. | Bi-radial patient interface |
FR3007678B1 (fr) | 2013-06-28 | 2015-07-31 | Essilor Int | Procede de fabrication d'une lentille ophtalmique comportant une etape de marquage laser pour realiser des gravures permanentes sur une surface de ladite lentille ophtalmique |
WO2018067864A1 (en) * | 2016-10-05 | 2018-04-12 | Aleyegn Technologies Llc | Systems, methods, and kits to reduce surface heating during tissue treatment |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3069080D1 (en) * | 1979-11-28 | 1984-10-04 | Lasag Ag | Observation device for eye-treatment |
CH640401A5 (fr) * | 1981-02-12 | 1984-01-13 | Lasag Ag | Verre de contact pour l'observation ou l'irradiation de l'oeil. |
CH647875A5 (fr) * | 1982-04-16 | 1985-02-15 | Lasag Ag | Verre de contact pour l'observation et le traitement de l'oeil. |
DE3367516D1 (en) * | 1982-04-16 | 1987-01-02 | Lasag Ag | Contact lens |
FR2558715B1 (fr) * | 1984-01-30 | 1988-05-20 | Lasag Ag | Verre de contact pour l'observation et le traitement de l'oeil par irradiation lumineuse |
-
1986
- 1986-05-09 US US06/861,507 patent/US4750829A/en not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-05-07 EP EP87304066A patent/EP0249329B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-07 DE DE8787304066T patent/DE3768016D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-05-08 JP JP62110893A patent/JPH0829154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0249329A3 (en) | 1988-06-08 |
US4750829A (en) | 1988-06-14 |
EP0249329B1 (en) | 1991-02-13 |
EP0249329A2 (en) | 1987-12-16 |
DE3768016D1 (de) | 1991-03-21 |
JPS6329639A (ja) | 1988-02-08 |
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