JPH0829125B2 - タフテッドカーペット - Google Patents
タフテッドカーペットInfo
- Publication number
- JPH0829125B2 JPH0829125B2 JP24761793A JP24761793A JPH0829125B2 JP H0829125 B2 JPH0829125 B2 JP H0829125B2 JP 24761793 A JP24761793 A JP 24761793A JP 24761793 A JP24761793 A JP 24761793A JP H0829125 B2 JPH0829125 B2 JP H0829125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- different
- count
- pile
- stripe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- Carpets (AREA)
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は変化縞柄を現わしたタフ
テッドカーペットに係る。
テッドカーペットに係る。
【０００２】
【従来の技術】従来、パイル糸に異色の糸を使用するこ
とにより、タフテッドカーペットに縞柄を現わすことは
普通に行われているが、異色糸使いの縞柄の縞の幅が、
１本の縞の部分によって広狭異なる幅で現われているよ
うなタフテッドカーペットは知られていない。
とにより、タフテッドカーペットに縞柄を現わすことは
普通に行われているが、異色糸使いの縞柄の縞の幅が、
１本の縞の部分によって広狭異なる幅で現われているよ
うなタフテッドカーペットは知られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タフテッド
カーペットの異色糸使いの縞柄に関し、縞の幅が１本の
縞の部分によって広狭異なる幅で現われるような変化縞
柄を得ようとするものである。
カーペットの異色糸使いの縞柄に関し、縞の幅が１本の
縞の部分によって広狭異なる幅で現われるような変化縞
柄を得ようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに採用した手段を例示の図を用いて述べると、本発明
は、１本の糸が異なる番手部分ａ、ｂ、ｃで構成されて
いる異番手糸と、該異番手糸に対して異色の普通糸とを
パイル糸に使用することにより、縞柄を有するカットパ
イルのタフテッドカーペットを作成し、前記異番手糸に
よる縞部１、２、３、４、…の縞幅ｄが１本の縞の部分
によって異なるように現われている変化縞柄をカットパ
イル面に形成したことを特徴とする。図中、５、６、…
は普通糸による地部である。
めに採用した手段を例示の図を用いて述べると、本発明
は、１本の糸が異なる番手部分ａ、ｂ、ｃで構成されて
いる異番手糸と、該異番手糸に対して異色の普通糸とを
パイル糸に使用することにより、縞柄を有するカットパ
イルのタフテッドカーペットを作成し、前記異番手糸に
よる縞部１、２、３、４、…の縞幅ｄが１本の縞の部分
によって異なるように現われている変化縞柄をカットパ
イル面に形成したことを特徴とする。図中、５、６、…
は普通糸による地部である。
【０００５】本発明の前記異番手糸は複数の異番手部を
計画的に作成した紡績糸であって、各構成部分の番手を
表示できる糸であるから、番手が表示されない短い太い
部分（スラブ）を有するいわゆるスラブヤーンとは相違
する。また単なる番手むらを有する糸でもない。しか
し、必要により、異番手糸中にスラブを作成するか、又
はスラブヤーン等を併用することは妨げない。
計画的に作成した紡績糸であって、各構成部分の番手を
表示できる糸であるから、番手が表示されない短い太い
部分（スラブ）を有するいわゆるスラブヤーンとは相違
する。また単なる番手むらを有する糸でもない。しか
し、必要により、異番手糸中にスラブを作成するか、又
はスラブヤーン等を併用することは妨げない。
【０００６】また本発明の前記普通糸は、タフテッドカ
ーペットのパイル糸として使用することができる、異番
手糸でない糸をいう。
ーペットのパイル糸として使用することができる、異番
手糸でない糸をいう。
【０００７】本発明の前記縞柄には、縞がストレートな
ものだけでなく、例えばジグザグに屈曲するような変化
柄も含まれるものとする。
ものだけでなく、例えばジグザグに屈曲するような変化
柄も含まれるものとする。
【０００８】
【作用】異色のパイル糸を交互に並べてタフティングを
すると縞柄をつくることができる。本発明の場合、異番
手糸と、それに対して異色の普通糸とを、パイル糸に使
用し、縞柄ができるように両者を配列してタフティング
をし、形成されるループパイルをカットし、開繊するこ
とにより、カットパイル面に、異番手糸による縞部の縞
幅が１本の縞の部分によって広狭不揃いに現われるファ
ンシーな縞柄を形成することができる。
すると縞柄をつくることができる。本発明の場合、異番
手糸と、それに対して異色の普通糸とを、パイル糸に使
用し、縞柄ができるように両者を配列してタフティング
をし、形成されるループパイルをカットし、開繊するこ
とにより、カットパイル面に、異番手糸による縞部の縞
幅が１本の縞の部分によって広狭不揃いに現われるファ
ンシーな縞柄を形成することができる。
【０００９】
【実施例】アクリル系繊維を使用し、セミ梳毛の紡機を
用いて、１本の糸中に１／２Ｎｍ、１／３Ｎｍ、１／４
Ｎｍ、１／６Ｎｍの各番手を有する部分がそれぞれ２０
ｃｍ以上順序不同で連続するセミ梳毛の異番手糸を紡出
する。この異番手糸に対して異色の、アクリル系繊維で
成る１／３Ｎｍのセミ梳毛糸２本おきに、前記の異番手
糸を配列し、タフティング機を用いてポリプロ製基布に
タフティングをし、常法によりカットパイルのタフテッ
ドカーペットを作成する。図２において、７は基布、８
は裏張り布である。この実施例は、発明の要旨から逸脱
しないかぎり、任意に変更できることはいうまでもな
い。
用いて、１本の糸中に１／２Ｎｍ、１／３Ｎｍ、１／４
Ｎｍ、１／６Ｎｍの各番手を有する部分がそれぞれ２０
ｃｍ以上順序不同で連続するセミ梳毛の異番手糸を紡出
する。この異番手糸に対して異色の、アクリル系繊維で
成る１／３Ｎｍのセミ梳毛糸２本おきに、前記の異番手
糸を配列し、タフティング機を用いてポリプロ製基布に
タフティングをし、常法によりカットパイルのタフテッ
ドカーペットを作成する。図２において、７は基布、８
は裏張り布である。この実施例は、発明の要旨から逸脱
しないかぎり、任意に変更できることはいうまでもな
い。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、タフテッドカーペット
のカットパイル面に、異番手糸にもとづく縞部の縞幅が
１本の縞の部分によって広狭不揃いに現われ、タフテッ
ドカーペットに、従来見られなかったようなファンシー
な意匠効果をもたらすことができる。
のカットパイル面に、異番手糸にもとづく縞部の縞幅が
１本の縞の部分によって広狭不揃いに現われ、タフテッ
ドカーペットに、従来見られなかったようなファンシー
な意匠効果をもたらすことができる。
【００１１】タフテッドカーペットにおけるパイル糸
は、パイルの形成により糸長が数分の一に縮小された姿
でカーペット面に現われるから、スラブヤーンのスラブ
のような短い部分は、パイル形成による縮小によって、
ほとんど点に近いような短さでカーペット面に現われる
が、本発明の異番手糸は、太い部分も細い部分も、番手
表示が可能な十分な長さを有しているから、パイル形成
によって縮小しても、それぞれ相当な長さでカットパイ
ル面の縞部を構成することができる。
は、パイルの形成により糸長が数分の一に縮小された姿
でカーペット面に現われるから、スラブヤーンのスラブ
のような短い部分は、パイル形成による縮小によって、
ほとんど点に近いような短さでカーペット面に現われる
が、本発明の異番手糸は、太い部分も細い部分も、番手
表示が可能な十分な長さを有しているから、パイル形成
によって縮小しても、それぞれ相当な長さでカットパイ
ル面の縞部を構成することができる。
【図１】本発明品の一部表面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ部の断面図である。
【図３】本発明で使用する異番手糸の説明図である。
１、２、３、４…異番手糸によるカットパイル面の縞
部、 ５、６…普通糸によるカットパイル面の地部、
ａ、ｂ、ｃ…異番手部分、 ｄ…縞幅。
部、 ５、６…普通糸によるカットパイル面の地部、
ａ、ｂ、ｃ…異番手部分、 ｄ…縞幅。
Claims (1)
- 【請求項１】１本の糸が異なる番手部分で構成されてい
る異番手糸と、該異番手糸に対して異色の昔通糸とをパ
イル糸に使用することにより、縞柄を有するカットパイ
ルのタフテッドカーペットを作成し、前記異番手糸によ
る縞部の縞幅が１本の縞の部分によって異なるように現
われている変化縞柄をカットパイル面に形成したことを
特徴とするタフテッドカーペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24761793A JPH0829125B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | タフテッドカーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24761793A JPH0829125B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | タフテッドカーペット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0759642A JPH0759642A (ja) | 1995-03-07 |
| JPH0829125B2 true JPH0829125B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17166178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24761793A Expired - Lifetime JPH0829125B2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | タフテッドカーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829125B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP24761793A patent/JPH0829125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0759642A (ja) | 1995-03-07 |
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