JPH08290Y2 - 防虫剤包装体 - Google Patents

防虫剤包装体

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JPH08290Y2
JPH08290Y2 JP11882589U JP11882589U JPH08290Y2 JP H08290 Y2 JPH08290 Y2 JP H08290Y2 JP 11882589 U JP11882589 U JP 11882589U JP 11882589 U JP11882589 U JP 11882589U JP H08290 Y2 JPH08290 Y2 JP H08290Y2
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packaging bag
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heat
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進 丹羽
育克 土田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、包装袋の内部に封入された防虫剤から放出
されるガス量をコントロールし得る防虫剤包装体に関す
る。
(従来の技術) たとえば、タンス等に入れられる防虫剤包装体は、フ
ィルムを素材として4方シールすることで形成した包装
袋と、この包装袋の内部に封入された防虫剤とから構成
されている。
上記防虫剤包装体において、包装袋の内部に封入され
た防虫剤から放出されるガス量のコントロールするに
は、包装袋をガスを通さないフィルムで形成し、包装袋
の開口部の口径の大小により行なうか、包装袋をガス透
過性フィルムで形成し、その包装袋のガス透過性面にガ
スを通さないテープ片を貼り付けることで行なう。
(考案が解決しようとする課題) 包装袋をガスを通さないフィルムで形成した防虫剤包
装体では、開口部の口径の大小によりガス量のコントロ
ールを行なうため、開口部の口径を一定にすることが難
しく、適切なガス量のコントロールができない。
包装袋をガス透過性フィルムで形成し、ガス透過性フ
ィルムの面にガスを通さないテープ片を貼り付けた防虫
剤包装体では、テープ片を貼り付ける工程を別途設ける
必要があるために、作業が複雑になるとともに、製造コ
ストが高くなってしまう。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、ガス量
コントロール手段をヒートシール工程と同時に形成する
ことで、作業が簡単でかつ製造コストを下げるようにし
た防虫剤包装体を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の防虫剤包装体は、ガスを通さないラミネート
フィルムを素材として少なくとも3方シールすることで
形成した包装袋と、この包装袋の内部に封入された防虫
剤とを有する防虫剤包装体において、包装袋の少なくと
も一側に、内側端を凹凸状としたヒートシール部を設
け、このヒートシール部の凹凸状部分を横切る線上の端
縁にノッチを設けて構成される。
(作用) 本考案の防虫剤包装体において、ヒートシール部に設
けた凹凸状部分の凹部側がノッチからヒートシール部を
切断した際のガス通路を形成するので、この凹部の幅を
決めることで包装袋の内部に封入された防虫剤から放出
されるガス量を適切にコントロールすることができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図において符号1は、防虫剤包装体の包装袋を示
し、この包装袋1は、ガスを通さないラミネートフィル
ムの矩形状片を2枚重ねし、4方シールすることで作ら
れている。この包装袋1は、ラミネートフィルムの矩形
状片を2つ折りして3方シールすることで作ることもで
きる。上記包装袋1の内部に封入される防虫剤2は、た
とえば、ナフタリンのような通常のものである。
上記包装袋1の一側に位置するヒートシール部3は、
ヒートシール部分4の間にガス通路5を形成するように
内側端が凹凸状部分6となっている。ガス通路5を形成
する凹部の幅はコントロールしようとするガス量に応じ
て決められる。また、上記ヒートシール部3の凹凸状部
分6を横切る線8上の一方の端縁に、ヒートシール部3
を開封するためのノッチ9が設けられている。
なお、ヒートシール部3に設けた凹凸状部分6は図示
しないが波形であってもよい。
しかして、防虫剤包装体の使用に際して、包装袋1の
ノッチ9の両側を手で持って、ノッチ9の両側部分を反
対方向に引っ張ると、ヒートシール部3の端縁に設けた
ノッチ9を開封導入部としてヒートシール部3が線8に
沿って開封される。ヒートシール部3が、第2図に示す
ように線8に沿って開封されると、ヒートシール部3の
凹凸状部分6の凹状部分が開口し、凹状部分が外気に連
なるガス通路5を形成し、包装袋1に封入された防虫剤
2からでるガスは、第2図で矢印で示す方向に、ヒート
シール部3に形成されたガス通路5を通って外部に放出
される。すなわち、防虫剤から放出されるガス量は、ヒ
ートシール部3の凹凸状部分6の凹状部分の寸法により
適切にコントロールされる。
なお、上記実施例では、包装袋1の一側のヒートシー
ル部に凹凸状部分を設けたが、包装袋1の両側のヒート
シール部に凹凸状部分を設け、包装袋1の両側のヒート
シール部に設けた凹凸状部分の凹状部分の幅を異なる寸
法とし、凹状部分の幅を異なるヒートシール部を選択し
て開封することで、防虫剤から放出されるガス量をより
適切にコントロールすることが可能になる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、包装袋の少なくと
も一側に、内側端を凹凸状としたヒートシール部を設
け、このヒートシール部の凹凸状部分を横切る線上の端
縁にノッチを設けたことで、ヒートシール部の凹凸状部
分を切断した際に、ヒートシール部の凹状部分がガス通
路となり、このガス通路を通って包装袋に封入された防
虫剤からでるガスが外部に放出されるので、製造コスト
を下げながら、ガス量のコントロールを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防虫剤包装体の平面図、第2図は
本考案による防虫剤包装体の使用状態を示す図である。 1……包装袋、3……ヒートシール部、4……ヒートシ
ール部分、5……ガス通路、6……凹凸状部分、8……
横切る線、9……ノッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを通さないラミネートフィルムを素材
    として少なくとも3方シールすることで形成した包装袋
    と、この包装袋の内部に封入された防虫剤とを有する防
    虫剤包装体において、包装袋の少なくとも一側に、内側
    端を凹凸状としたヒートシール部を設け、このヒートシ
    ール部の凹凸状部分を横切る線上の端縁にノッチを設け
    たことを特徴とする防虫剤包装体。
JP11882589U 1989-10-11 1989-10-11 防虫剤包装体 Expired - Fee Related JPH08290Y2 (ja)

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JPH0360277U JPH0360277U (ja) 1991-06-13
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