JPH08290875A - エレベータ据付用穴あけ装置 - Google Patents

エレベータ据付用穴あけ装置

Info

Publication number
JPH08290875A
JPH08290875A JP9692795A JP9692795A JPH08290875A JP H08290875 A JPH08290875 A JP H08290875A JP 9692795 A JP9692795 A JP 9692795A JP 9692795 A JP9692795 A JP 9692795A JP H08290875 A JPH08290875 A JP H08290875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drilling device
drill
elevator installation
drilling
drills
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9692795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Iwazawa
和孝 岩澤
Ryoetsu Kanayama
良悦 金山
Kiyobumi Matsushita
清文 松下
Atsushi Nagase
厚史 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Priority to JP9692795A priority Critical patent/JPH08290875A/ja
Publication of JPH08290875A publication Critical patent/JPH08290875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルピッチが簡単に変更できるように改良
して、ガイドレール固定用に使用される固定部材が一種
類でない据付現場においても、一台で各固定部材の複数
の取付穴が同時に穴あけできて作業性が良好となる、エ
レベータ据付用穴あけ装置を提供する。 【構成】 第1の穴あけ機1と第2の穴あけ機2とを連
結する部位に、両穴あけ機1,2に装着されているドリ
ルの間隔を変更するためのドリルピッチ可変手段を設
け、このドリルピッチ可変手段が、複数個所に位置決め
穴132を有する支持アーム13と、締結部材15を介
して支持アーム13に回動可能に結合されている回動ア
ーム14と、この回動アーム14に付設されて前記複数
の位置決め穴132と選択的に係合可能な係合部材16
とを備えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドレール固定用の
固定部材を昇降路壁に取り付けるために行われる穴あけ
作業において用いられる装置であって、特に、複数のド
リルを有して複数の取付穴を昇降路壁の所定位置に同時
に穴あけするために用いられるエレベータ据付用穴あけ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の穴あけ装置は、予め間隔を規定
して装着した複数のドリルによって、複数の取付穴を所
定の間隔で同時に穴あけできることから、エレベータの
据付過程における作業効率向上が図れるという利点があ
り、従来より採用されている。そして、従来技術の具体
例としては、実開昭59−183479号公報に開示さ
れているように、複数のドリルを所定の間隔で装着した
穴あけ装置を、かご枠を形成する部材に取付金を介して
取り付けて、この穴あけ装置が手動操作または電動操作
で昇降路壁に対し進出後退できるように構成したもの等
が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、乗
りかごや釣り合い錘の昇降動作をガイドするガイドレー
ルの種類によって、そのガイドレールを昇降路壁に固定
するための固定部材の種類は異なり、異種の固定部材は
取付用のアンカーピッチ、つまり昇降路壁に設ける複数
の取付穴の間隔が異なる。しかるに、複数のドリルで昇
降路壁に複数の取付穴を同時に穴あけするために用いら
れている従来の穴あけ装置は、装着したドリルの間隔
(いわゆるドリルピッチ)を変更することができない構
造になっているので、ガイドレール固定用に使用される
固定部材が一種類でないエレベータの据付現場において
は、すべての取付穴の穴あけ作業を一台の穴あけ装置で
行うことができず、数種類の穴あけ装置を用意して使い
分けていかねばならないという煩雑さがあった。
【0004】本発明はかかる従来技術の不備に鑑みてな
されたもので、その目的は、ガイドレール固定用に使用
される固定部材が一種類でない据付現場においても、一
台で各固定部材の複数の取付穴が同時に穴あけできて作
業性が良好となる、エレベータ据付用穴あけ装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上述した目的
は、複数のドリルを装着して固定部材取付用の複数の取
付穴を昇降路壁に同時に穴あけするために用いられるエ
レベータ据付用穴あけ装置において、前記複数のドリル
を連結する部位に、これら複数のドリルの間隔を変更す
るためのドリルピッチ可変手段を設けることによって達
成される。より具体的には、例えば、前記ドリルピッチ
可変手段が、回動可能に連結された一対のアーム部を有
し、このうち一方のアーム部の複数個所に位置決め穴を
設け、且つ他方のアーム部に前記複数の位置決め穴と選
択的に係合可能な係合部を設ける構成にすればよい。
【0006】
【作用】上述したようにドリルピッチ可変手段を設けた
穴あけ装置を使用すれば、ガイドレール固定用の各固定
部材のアンカーピッチに応じて、この穴あけ装置に装着
されている複数のドリルの間隔を適宜変更させることが
できるので、固定部材が一種類でない据付現場において
も、一台の穴あけ装置で固定部材取付用の複数の取付穴
の穴あけ作業を効率良く行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4に基
づいて説明する。ここで、図1は本発明によるエレベー
タ据付用穴あけ装置の一実施例の動作説明図、図2は同
実施例の平面図、図3は同実施例の側面図、図4は同実
施例の要部拡大図である。
【0008】これらの図に示す穴あけ装置は、第1の穴
あけ機1と第2の穴あけ機2とを連結した構成になって
いて、各穴あけ機1,2はそれぞれ、螺旋状の刃を有す
るドリル3,3aと、各ドリル3,3aを把持するチャ
ック4,4aと、作業時の操作部位である操作部6,6
aを含む本体部5,5aとによって概略構成されてい
る。また、各穴あけ機1,2にはそれぞれ、チャック
4,4aの後端側に固着されている結合部材7,7a
と、本体部5,5a上に配置されて長手方向に延び先端
部が各結合部材7,7aの上面に当接している上板8,
8aと、各上板8,8aの先端部を対応する結合部材
7,7aに固定している蝶ボルト9,9aと、各上板
8,8aの後端部を対応する本体部5,5aに固定して
いる保持部材10,10aとが付設されており、各保持
部材10,10aはそれぞれ、上板8,8aを上から押
えつける押え金具11,11aと、各押え金具11,1
1aを固定するU字金具12,12aとにより構成され
ている。
【0009】一方、この穴あけ装置のうち第1および第
2の穴あけ機1,2を連結している部位は、上板8に一
端部が固着されている2本の支持アーム13,13と、
上板8aに一端部が固着されていずれかの支持アーム1
3に回動可能かつ係脱可能に連結されている2本の回動
アーム14,14と、ボルトやナットからなり各回動ア
ーム14の他端部を対応する支持アーム13に回動可能
に結合している締結部材15,15と、各回動アーム1
4の所定位置に螺合させてある係合部材16,16とに
よって構成されており、各係合部材16の内部には図4
に示すように、鋼球161と、この鋼球161を常時付
勢するバネ等の弾性部材162とが組み込んである。ま
た、各支持アーム13には上板8に固着されている側と
は逆側の端部に、扇状の位置決めプレート部131が設
けてあり、この位置決めプレート部131の3個所に形
成されている位置決め穴132に対して、前記係合部材
16の鋼球161を選択的に係合させたりそこから離脱
させることが可能で、かかる係脱により第1の穴あけ機
1と第2の穴あけ機2の相対位置関係が変更できるよう
になっている。
【0010】上述したような構成の穴あけ装置は、エレ
ベータの据付現場において、ガイドレール固定用の固定
部材のアンカーピッチに応じてドリルピッチの変更が可
能である。
【0011】例えば、サイズが小でアンカーピッチ(取
付穴の間隔)が狭い固定部材を昇降路壁に取り付ける際
には、第2の穴あけ機2を図1に符号Aで示す位置に保
持することにより、両穴あけ機1,2のドリル3,3a
の間隔(ドリルピッチ)をサイズ小の固定部材のアンカ
ーピッチに合わせることができる。このとき、係合部材
16の鋼球161は、弾性部材162の付勢力を受け
て、3個所の位置決め穴132のうち最も下の位置決め
穴132内に嵌入しているので、回動アーム14は図1
に実線で示す状態で支持アーム13と係合しており、こ
れにより両穴あけ機1,2を最小のドリルピッチが得ら
れるような相対位置関係に設定することができる。した
がって、作業員が両穴あけ機1,2を保持したまま操作
部6,6aを操作すれば、アンカーピッチが狭いサイズ
小の固定部材を取り付けるための一対の取付穴を、昇降
路壁の所定位置に同時に形成することができる。
【0012】また、この後、サイズが中でアンカーピッ
チも中程度の固定部材を昇降路壁に取り付ける際には、
係合部材16と位置決めプレート部131との係合を解
除できる力、つまり弾性部材162を圧縮させて鋼球1
61を最下の位置決め穴132から離脱させうる力を与
えて、作業員が第2の穴あけ機2を図1の矢印U方向へ
引き上げ、この鋼球161を中央の位置決め穴132内
に嵌入させてやれば、第2の穴あけ機2が図1に符号B
で示す位置まで移動して、両穴あけ機1,2のドリル
3,3aの間隔をサイズ中の固定部材のアンカーピッチ
に合わせることができる。なお、このようにして第2の
穴あけ機2を移動させるとき、位置決めプレート部13
1の面上を摺動する鋼球161に押されて弾性部材16
2は圧縮された状態となるが、鋼球161が中央の位置
決め穴132に到達すると、弾性部材162が伸長して
鋼球161をこの位置決め穴132内に押し込むので、
第2の穴あけ機2の位置変更動作は簡単かつ確実に行え
る。
【0013】同様に、サイズが大でアンカーピッチが広
い固定部材を昇降路壁に取り付ける際には、第2の穴あ
け機2を図1に符号Cで示す位置へ移動させて、鋼球1
61を最も上の位置決め穴132内に嵌入させてやれ
ば、両穴あけ機1,2を、広いアンカーピッチに合致す
る最大のドリルピッチが得られるような相対位置関係に
設定することができる。
【0014】なお、この穴あけ装置のドリルピッチを狭
めるときには、作業員が図1の矢印U方向とは逆方向に
力を与えて、第2の穴あけ機2を符号BからAの位置へ
移動させたり、符号CからBまたはAの位置へ移動させ
ればよい。
【0015】したがって、この穴あけ装置を使用すれ
ば、アンカーピッチが異なる3種類の固定部材に応じて
ドリルピッチを適宜変更することにより、各固定部材を
昇降路壁に取り付けるための複数の取付穴を同時に形成
するという穴あけ作業を、すべて一台で行うことができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイドレール固定用の各固定部材のアンカーピッチに応
じて、穴あけ装置に装着されている複数のドリルの間隔
を適宜変更させることができるので、固定部材が一種類
でない据付現場においても、一台の穴あけ装置で固定部
材取付用の複数の取付穴の穴あけ作業を効率良く行うこ
とができて、エレベータ据付時の作業効率が大幅に向上
するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ据付用穴あけ装置の一
実施例の動作説明図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の側面図である。
【図4】同実施例の要部拡大図である。
【符号の説明】
1,2 穴あけ機 3,3a ドリル 6,6a 操作部 8,8a 上板 10,10a 保持部材 13 支持アーム 131 位置決めプレート部 132 位置決め穴 14 回動アーム 15 締結部材 16 係合部材 161 鋼球 162 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 厚史 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかごや釣り合い錘の昇降動作をガイ
    ドするガイドレールが固定部材を介して昇降路壁に固定
    されるエレベータの据付過程で使用され、複数のドリル
    を装着して前記固定部材取付用の複数の取付穴を昇降路
    壁に同時に穴あけするために用いられるエレベータ据付
    用穴あけ装置において、前記複数のドリルを連結する部
    位に、これら複数のドリルの間隔を変更するためのドリ
    ルピッチ可変手段を設けたことを特徴とするエレベータ
    据付用穴あけ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ドリルピ
    ッチ可変手段が、回動可能に連結された一対のアーム部
    を有し、このうち一方のアーム部の複数個所に位置決め
    穴を設け、かつ他方のアーム部に前記複数の位置決め穴
    と選択的に係合可能な係合部を設けたことを特徴とする
    エレベータ据付用穴あけ装置。
JP9692795A 1995-04-21 1995-04-21 エレベータ据付用穴あけ装置 Pending JPH08290875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9692795A JPH08290875A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エレベータ据付用穴あけ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9692795A JPH08290875A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エレベータ据付用穴あけ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08290875A true JPH08290875A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14177990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9692795A Pending JPH08290875A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 エレベータ据付用穴あけ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08290875A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100675339B1 (ko) * 2005-02-25 2007-01-29 최종성 천공기
JP2014061041A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Sharp Corp 回転体及び炊飯器
CN107848768A (zh) * 2015-07-24 2018-03-27 因温特奥股份公司 用于在电梯设备的电梯竖井中执行安装的自动化的装配设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100675339B1 (ko) * 2005-02-25 2007-01-29 최종성 천공기
JP2014061041A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Sharp Corp 回転体及び炊飯器
CN107848768A (zh) * 2015-07-24 2018-03-27 因温特奥股份公司 用于在电梯设备的电梯竖井中执行安装的自动化的装配设备
US10836610B2 (en) 2015-07-24 2020-11-17 Inventio Ag Automated mounting device for performing assembly jobs in an elevator shaft of an elevator system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1636659B (zh) 锁组件安装装置和工具以及使用安装装置和工具的方法
CN111558647A (zh) 一种电气柜钣金冲压加工设备及钣金加工方法
CA2795190A1 (en) Methods and apparatus for manufacturing operations
JPH08290875A (ja) エレベータ据付用穴あけ装置
CN111958696A (zh) 一种大型木材双面开孔设备
JP3961916B2 (ja) エレベータガイドレールの固定装置
JPH01252482A (ja) エレベータガイドレール取付装置
US20060088392A1 (en) Multiple bit forming apparatus
CN209924943U (zh) 用于钻杆自动接扣的对中夹持装置
CN219520552U (zh) 一种用于无缝钢管加工的穿孔机
KR100586426B1 (ko) 교량 시공용 드릴장치의 가이드부재
CN214816640U (zh) 一种制动底板用限位夹具
CN219598778U (zh) 一种发动机箱体钻孔夹具
CN116556121B (zh) 高速铁路无砟轨道板纵向加固车
JP3723630B2 (ja) ケーブル管路穿孔装置
CN218261470U (zh) 一种电梯用柔性导向轮
CN219293853U (zh) 一种折弯刀具快速安装装置
CN210937250U (zh) 具有竖直角度调节机构的车圈钻孔设备
CN217619948U (zh) 一种风电叶片用叶尖固定工装
JPH03277410A (ja) 鑽孔装置
CN216828724U (zh) 一种多轴精密钻床专用夹具
CN218476586U (zh) 一种无缝钢管的定位工装
CN220659290U (zh) 一种后锚固植筋钻孔辅助装置
CN2679117Y (zh) 开关固定装置
CN216477222U (zh) 绳索导向装置