JPH08290397A - 自動穴あけ装置 - Google Patents
自動穴あけ装置Info
- Publication number
- JPH08290397A JPH08290397A JP7092194A JP9219495A JPH08290397A JP H08290397 A JPH08290397 A JP H08290397A JP 7092194 A JP7092194 A JP 7092194A JP 9219495 A JP9219495 A JP 9219495A JP H08290397 A JPH08290397 A JP H08290397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- tip
- robot
- cutting tool
- moving means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】穴をあけるロボット1と、ロボット腕に取り付
けられ、先端に刃を有する円筒状部を備えた刃具2、ロ
ボット腕に取り付けられている押出し部移動手段4を設
け、穴あけ後、刃具2内に残った切り屑を自動で除去す
る。刃具2の反刃先側円筒状部には切り屑抜き用ピン7
が付いており、これを押出し部移動手段4が反刃先側か
ら刃先側に移動することにより切り屑抜き用ピン7を刃
具2の刃先部分まで移動させて切り屑の除去を行う。 【効果】切り屑の自動除去が可能となり、穴あけ作業を
自動かつ連続で行うことができる。
けられ、先端に刃を有する円筒状部を備えた刃具2、ロ
ボット腕に取り付けられている押出し部移動手段4を設
け、穴あけ後、刃具2内に残った切り屑を自動で除去す
る。刃具2の反刃先側円筒状部には切り屑抜き用ピン7
が付いており、これを押出し部移動手段4が反刃先側か
ら刃先側に移動することにより切り屑抜き用ピン7を刃
具2の刃先部分まで移動させて切り屑の除去を行う。 【効果】切り屑の自動除去が可能となり、穴あけ作業を
自動かつ連続で行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動穴あけ装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、切り屑の除去が不要であるドリ
ルによる加工や、刃具を用いてはいるが、切り屑除去手
段を有していない穴あけ装置による加工が行われてい
る。
ルによる加工や、刃具を用いてはいるが、切り屑除去手
段を有していない穴あけ装置による加工が行われてい
る。
【0003】しかし、ドリルによる加工は、穴径が大き
くなるにつれ、必要動力が大きくなり、装置のコストア
ップにつながる、ランニングコストが大きくなる等の問
題が生じる。
くなるにつれ、必要動力が大きくなり、装置のコストア
ップにつながる、ランニングコストが大きくなる等の問
題が生じる。
【0004】また、刃具を用いてはいるが、切り屑除去
手段を有していない穴あけ装置による加工では、切り屑
の除去を人手にて行わなければならない為、連続した自
動穴あけが不可能であった。
手段を有していない穴あけ装置による加工では、切り屑
の除去を人手にて行わなければならない為、連続した自
動穴あけが不可能であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
ドリルによる加工方法は、穴径が大きくなるにつれ、必
要動力が大きくなり、装置のコストアップにつながる、
ランニングコストが大きくなるという問題があった。
ドリルによる加工方法は、穴径が大きくなるにつれ、必
要動力が大きくなり、装置のコストアップにつながる、
ランニングコストが大きくなるという問題があった。
【0006】また、刃具を用いてはいるが、切り屑除去
手段を有していない穴あけ装置による加工方法では、切
り屑除去を人手にて行わなければならないという問題が
あった。
手段を有していない穴あけ装置による加工方法では、切
り屑除去を人手にて行わなければならないという問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、穴あけ後、刃具に残った
切り屑を除去する手段を備えることにより、穴あけ加工
の自動化及び連続加工が実現できる装置を提供すること
にある。
切り屑を除去する手段を備えることにより、穴あけ加工
の自動化及び連続加工が実現できる装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はロボット、刃具、前記刃具を回転させるモ
ータ、切り屑除去手段、ワーク位置決め装置を設け、穴
あけ後刃具に残った切り屑を自動で除去する。
め、本発明はロボット、刃具、前記刃具を回転させるモ
ータ、切り屑除去手段、ワーク位置決め装置を設け、穴
あけ後刃具に残った切り屑を自動で除去する。
【0009】
【作用】刃具を取り付けたモータを把持したロボット
は、位置決め装置により位置決めされたワークの任意の
所定の位置に穴をあけ、穴あけ後、刃具内に残った切り
屑の除去を切り屑除去装置で行う。この動作をあるワー
クにあける穴の数だけ繰返し作業を行う。
は、位置決め装置により位置決めされたワークの任意の
所定の位置に穴をあけ、穴あけ後、刃具内に残った切り
屑の除去を切り屑除去装置で行う。この動作をあるワー
クにあける穴の数だけ繰返し作業を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明による切り屑の除去方法につい
て、図示の実施例により詳細に説明する。
て、図示の実施例により詳細に説明する。
【0011】図1は実施例の装置の側面図で、図2は加
工工具の構成を示す側面図である。本件の作業対象物
は、板厚10mm程度の樹脂製の板材である。
工工具の構成を示す側面図である。本件の作業対象物
は、板厚10mm程度の樹脂製の板材である。
【0012】ロボット1と先端に刃を有する円筒状部を
備えた刃具2、ロボット1の腕に回転自在に取り付けら
れ、刃具2を取り付けたモータ3、穴あけ後、刃具内に
残った切り屑を除去する押出し部移動手段4、位置決め
装置5からなる。刃具2は先端に刃を有する円筒状部を
備えており、反刃先側には、ばね6を有した切り屑抜き
用ピン7が刃具2の中心部と円筒状部端との中間位置を
半径とした円周上に等間隔に複数個取付けられている。
備えた刃具2、ロボット1の腕に回転自在に取り付けら
れ、刃具2を取り付けたモータ3、穴あけ後、刃具内に
残った切り屑を除去する押出し部移動手段4、位置決め
装置5からなる。刃具2は先端に刃を有する円筒状部を
備えており、反刃先側には、ばね6を有した切り屑抜き
用ピン7が刃具2の中心部と円筒状部端との中間位置を
半径とした円周上に等間隔に複数個取付けられている。
【0013】次に、この実施例の動作について説明す
る。
る。
【0014】まず、ワークWを位置決め装置5にて位置
決めする。位置決めを終了すると、穴あけ作業を行う。
刃具2を回転させ、ロボット1は刃具2をワークWの任
意の所定の位置の直前まで誘導する。この際、作業対象
物8の板面と刃具2の回転軸は垂直である。誘導が終了
すると、ロボット1は刃具2を作業対象物8方向へ誘導
を開始し、刃の先端が作業対象物8を貫通するまでロボ
ット1は刃具2を誘導させる。貫通後、ロボット1は穴
あけ前の状態であるワークWの任意の所定の位置の直前
まで刃具2を誘導させる。この状態では、円盤上の切り
屑が刃具内に残っている。誘導が終了すると、切り屑除
去作業を行う。
決めする。位置決めを終了すると、穴あけ作業を行う。
刃具2を回転させ、ロボット1は刃具2をワークWの任
意の所定の位置の直前まで誘導する。この際、作業対象
物8の板面と刃具2の回転軸は垂直である。誘導が終了
すると、ロボット1は刃具2を作業対象物8方向へ誘導
を開始し、刃の先端が作業対象物8を貫通するまでロボ
ット1は刃具2を誘導させる。貫通後、ロボット1は穴
あけ前の状態であるワークWの任意の所定の位置の直前
まで刃具2を誘導させる。この状態では、円盤上の切り
屑が刃具内に残っている。誘導が終了すると、切り屑除
去作業を行う。
【0015】図3に本発明における切り屑除去の一実施
例を示す。ロボット1の腕に装着された押出し部移動手
段4を刃具2の回転軸方向に刃具2の反刃先側から刃先
側へ切り屑抜き用ピン7の先端が刃具2の刃先側先端と
同位置にくるまで移動させる。これにより刃具内に残っ
た切り屑が除去される。除去後、押出し部移動手段4を
刃具2の刃先側から反刃先側に移動させると、切り屑抜
き用ピン7は、ばね6で元の状態に戻り、切り屑除去作
業を終了する。
例を示す。ロボット1の腕に装着された押出し部移動手
段4を刃具2の回転軸方向に刃具2の反刃先側から刃先
側へ切り屑抜き用ピン7の先端が刃具2の刃先側先端と
同位置にくるまで移動させる。これにより刃具内に残っ
た切り屑が除去される。除去後、押出し部移動手段4を
刃具2の刃先側から反刃先側に移動させると、切り屑抜
き用ピン7は、ばね6で元の状態に戻り、切り屑除去作
業を終了する。
【0016】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0017】図4は、押出し部移動手段4はロボット腕
の可動範囲内の予め定めた固定位置に配置され、穴あけ
後刃具2の回転軸方向に刃具2の刃先側から反刃先側に
ロボット1の腕を移動させることにより切り屑を除去す
る場合の本発明の一実施例で、その作用、効果などは図
1ないし図3で説明した本発明の実施例と同じである。
の可動範囲内の予め定めた固定位置に配置され、穴あけ
後刃具2の回転軸方向に刃具2の刃先側から反刃先側に
ロボット1の腕を移動させることにより切り屑を除去す
る場合の本発明の一実施例で、その作用、効果などは図
1ないし図3で説明した本発明の実施例と同じである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、先端に刃を有する円筒
状部を備えた加工工具である刃具内に残った切り屑の除
去を自動化できるので、穴あけ加工を自動かつ連続で行
うことができる。
状部を備えた加工工具である刃具内に残った切り屑の除
去を自動化できるので、穴あけ加工を自動かつ連続で行
うことができる。
【図1】本発明の一実施例における穴あけ装置の側面
図。
図。
【図2】本発明の一実施例における加工工具の側面図。
【図3】本発明における切り屑除去手段をロボット腕に
装着した場合の一実施例を示す説明図。
装着した場合の一実施例を示す説明図。
【図4】本発明における切り屑除去手段を予めロボット
可動範囲内の固定位置に配置した場合の一実施例を示す
説明図。
可動範囲内の固定位置に配置した場合の一実施例を示す
説明図。
1…ロボット、2…刃具、3…モータ、4…押出し部移
動手段、5…位置決め装置、6…ばね、7…切り屑抜き
用ピン。
動手段、5…位置決め装置、6…ばね、7…切り屑抜き
用ピン。
フロントページの続き (72)発明者 平野 幸男 東京都千代田区神田駿河台四丁目3番地 日立テクノエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 前田 健次 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内
Claims (3)
- 【請求項1】ロボットと前記ロボットの腕の先端に回転
自在に取り付けられ、先端に刃を有する円筒状部を備え
た刃具を備えて、ワークに穴をあける自動穴あけ装置に
おいて、前記刃具の前記円筒状部の内径側に前記刃具の
回転軸方向に移動可能に配置された押出し部を有する除
去装置を備え、穴あけ加工後には前記押出し部の前記刃
具の刃側先端部を前記刃具部の先端より、前記ワークの
板厚以上の反刃先側に後退させ、前記押出し部の前記刃
具の刃側先端部を刃先側より前方に前進させる押出し部
移動手段を備えたことを特徴とする自動穴あけ装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記押出し部移動手段
が前記ロボットの腕に装着された自動穴あけ装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記押出し部移動手段
は前記ロボットの腕の可動範囲内の予め定めた固定位置
に配置され、必要に応じて前記刃具の前記円筒状部の内
径側に前記ロボットの腕を移動させることにより切り屑
を除去する自動穴あけ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7092194A JPH08290397A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 自動穴あけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7092194A JPH08290397A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 自動穴あけ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290397A true JPH08290397A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14047644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7092194A Pending JPH08290397A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | 自動穴あけ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08290397A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150224583A1 (en) * | 2012-10-30 | 2015-08-13 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Hole machining system, robot, and method for controlling hole machining system |
CN111844233A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-10-30 | 尹雨晴 | 一种碳陶刹车盘高效径向钻孔装置 |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP7092194A patent/JPH08290397A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150224583A1 (en) * | 2012-10-30 | 2015-08-13 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Hole machining system, robot, and method for controlling hole machining system |
CN111844233A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-10-30 | 尹雨晴 | 一种碳陶刹车盘高效径向钻孔装置 |
CN111844233B (zh) * | 2020-08-04 | 2021-12-24 | 安徽天诺制动系统有限公司 | 一种碳陶刹车盘高效径向钻孔装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |