JPH08290256A - 燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法 - Google Patents

燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法

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JPH08290256A
JPH08290256A JP7095155A JP9515595A JPH08290256A JP H08290256 A JPH08290256 A JP H08290256A JP 7095155 A JP7095155 A JP 7095155A JP 9515595 A JP9515595 A JP 9515595A JP H08290256 A JPH08290256 A JP H08290256A
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nozzle holder
fuel passage
nozzle
pipe
shape
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JP7095155A
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Hideki Otaka
秀樹 大高
Hiroyuki Yano
博幸 矢野
Kenichi Kaneko
健一 金子
Nobuji Eguchi
展司 江口
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルホルダに段差のない滑らかな燃料通路
を形成する。 【構成】 ノズルホルダ2の材質より融点の高い材質の
パイプ14をノズルホルダ2の枝部8から先端部3に滑
らかに屈曲して延びる形状に加工し、ノズルホルダ2を
鋳造する際に前記加工したパイプ14をノズルホルダ2
の枝部8から先端部3に亘って鋳込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジン等
の燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている燃料噴射ノズル
の一例を図10によって説明すると、スプリングユニッ
ト1が内蔵されたノズルホルダ2の先端部3に、前記ス
プリングユニット1によって閉方向に付勢されるニード
ルバルブ4を有するノズルユニット5を装着して、燃料
噴射ノズル6が構成されている。
【0003】このような燃料噴射ノズル6を構成してい
るノズルホルダ2の形状は、基端部7と先端部3との間
が略真っ直ぐな幹状で、枝部8は、基端部7に近い箇所
から斜めに分岐した形状になっている。
【0004】また斜めに分岐している枝部8の内部に
は、枝部側燃料通路9が設けられており、この枝部側燃
料通路9から連続して延びる本体側燃料通路10が、ノ
ズルユニット5の噴射孔11へ通ずるノズルユニット燃
料通路12に接続されるように設けられている。
【0005】前述の如き燃料噴射ノズル6においては、
枝部8の内部の枝部側燃料通路9に供給された燃料は、
枝部側燃料通路9から本体側燃料通路10を通ってノズ
ルユニット5のノズルユニット燃料通路12に導入さ
れ、ノズルユニット5内のニードルバルブ4をスプリン
グユニット1の付勢力に抗して開弁し、ノズルユニット
5の噴射孔11からエンジンのシリンダ内に噴射され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ノズルホルダ2内部の
枝部側燃料通路9と、本体側燃料通路10とを形成する
ために従来は、枝部側燃料通路9を枝部8の端部側から
所定深さまで斜めに穿設し、本体側燃料通路10はノズ
ルホルダ2の先端部3側からノズルホルダ2内を直進す
るように穿設し、枝部側燃料通路9と本体側燃料通路1
0とが接続されるようにしてノズルホルダ2内の燃料通
路を形成していた。
【0007】ところが従来においては、枝部8の端部側
から穿設された枝部側燃料通路9とノズルホルダ2の先
端部3側から穿設された本体側燃料通路10とが接続す
る燃料通路接続部13は、滑らかに形成されずに、わず
かな段差が生じてしまうのを避けることができなかっ
た。
【0008】しかし近年のように燃料の高圧噴射が行わ
れるようになると、燃料通路接続部13におけるわずか
な段差も燃料の流れに対して抵抗を与えるようになるた
め、燃料通路接続部13に段差がない滑らかな燃料通路
を形成することが望まれるようになって来た。
【0009】本発明はこのような要望にこたえ、枝部側
燃料通路と本体側燃料通路とが段差を生じないように接
続されて、滑らかな燃料通路を形成することができるよ
うにした燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
路形成方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、基端部と
先端部との間が略真っ直ぐな幹状で且つ枝部が斜めに分
岐した形状を有し、枝部から先端部へ向け屈曲して延び
る燃料通路が形成される燃料噴射ノズルにおけるノズル
ホルダの燃料通路形成方法であって、ノズルホルダの材
質より融点の高い材質のパイプをノズルホルダの枝部か
ら先端部に滑らかに屈曲して延びる形状に加工し、ノズ
ルホルダを鋳造する際にノズルホルダ内部の枝部から先
端部に亘る位置に前記加工したパイプを鋳込むことを特
徴とする燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
路形成方法にかかるものである。
【0011】第二の発明は、基端部と先端部との間が略
真っ直ぐな幹状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有
し、枝部から先端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形
成される燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
路形成方法であって、粉末冶金法により製作するノズル
ホルダの焼結温度より融点の高い材質のパイプをノズル
ホルダの枝部から先端部に滑らかに屈曲して延びる形状
に加工し、ノズルホルダを粉末冶金で製造する際にノズ
ルホルダ内部の枝部から先端部に亘る位置に前記加工し
たパイプを設置することを特徴とする燃料噴射ノズルに
おけるノズルホルダの燃料通路形成方法にかかるもので
ある。
【0012】第三の発明は、基端部と先端部との間が略
真っ直ぐな幹状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有
し、枝部から先端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形
成される燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
路形成方法であって、ノズルホルダの焼結温度より融点
の低い材料によりノズルホルダの枝部から先端部に滑ら
かに屈曲して延びる形状の中子を製作し、ノズルホルダ
を粉末冶金又はメタルインジェクションモールドで製造
する際にノズルホルダ内部の枝部から先端部に亘る位置
に前記中子を設置することを特徴とする燃料噴射ノズル
におけるノズルホルダの燃料通路形成方法にかかるもの
である。
【0013】第四の発明は、基端部と先端部との間が略
真っ直ぐな幹状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有
し、枝部から先端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形
成される燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
路形成方法であって、左右対称となるよう半割り状に形
成され且つ各々枝部から先端部に滑らかに屈曲して延び
る形状の燃料通路を形成した半割りノズルホルダを粉末
冶金で製造した後、前記半割りノズルホルダを一つに接
合することを特徴とする燃料噴射ノズルにおけるノズル
ホルダの燃料通路形成方法にかかるものである。
【0014】
【作用】第一〜第四の発明のいずれにおいても、ノズル
ホルダの枝部から先端部に亘って、滑らかに屈曲して段
差のない燃料通路が形成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0016】図1及び図2は本発明の第一実施例であっ
て、通常、ノズルホルダ2は鋳鉄(FC250)で形成
されるので、鋳鉄よりも融点の高いステンレス等の材質
で製作されたパイプ14を図2に示すように緩い曲率で
曲げ、パイプ14の一端15を図10で説明したノズル
ホルダ2の枝部8の端部に置いた時、パイプ14の他端
16がノズルホルダ2の先端部3に達する長さになるよ
うに、パイプ14を加工する。
【0017】次に、図10で説明したノズルホルダ2の
形状を有する鋳型(図示せず)の中に上述のパイプ14
を入れ、図1に示すようにパイプ14の一端15が枝部
8の端部に位置し、パイプ14の他端16がノズルホル
ダの先端部3に位置するようにしてパイプ14を鋳型の
中に固定する。
【0018】続いて、上述した鋳型の中に溶融した鋳鉄
17を注入して該鋳鉄17の中にパイプ14を鋳込む。
パイプ14は、鋳鉄17よりも融点の高いステンレス等
の材質で製作されているため、鋳型の中に溶融した鋳鉄
17を注入した際、パイプ14が鋳鉄17の熱で溶融す
ることはなく、パイプ14は加工されたままの形状で鋳
鉄17の中に鋳込まれる。
【0019】尚、鋳鉄17の中に鋳込まれるパイプ14
と鋳鉄17との密着性を高めるため、パイプ14の外面
には、予めローレット加工を施しておくこともできる。
【0020】前記鋳鉄17が固化した後、鋳鉄17を鋳
型から抜いてスプリングユニット1(図10参照)等を
装着する孔の穿設、表面仕上げ等の機械加工を施すと、
材質が鋳鉄17のノズルホルダ2が完成し、ノズルホル
ダ2の枝部8の端部から先端部3に亘っては、鋳込まれ
たパイプ14によって、段差がなく緩い曲率で曲げられ
た滑らかな燃料通路18が形成されることとなる。
【0021】尚、パイプ14としては、一端15から他
端16まで一定内径のパイプのほか、一端15の内径
を、ノズルホルダ2の枝部8に接続されるインジェクシ
ョンパイプの内径(およそφ2.4)と同一とした、且
つ他端16の内径を、図10に示すノズルユニット5内
のノズルユニット燃料通路12の内径(およそφ2.
0)と同一とした、緩やかなテーパ形状のパイプを用い
ることもできる。
【0022】図3及び図4は本発明の第二実施例であっ
て、ノズルホルダ2を粉末冶金等によって成形するよう
にし、この場合に使用する金属の焼結温度よりも融点の
高いステンレス等の材質で製作されたパイプ19を図4
に示すように緩い曲率で曲げ、パイプ19の一端20を
図10で説明したノズルホルダ2の枝部8の端部に置い
た時、パイプ19の他端21がノズルホルダ2の先端部
3に達する長さになるように、パイプ19を加工する。
【0023】次に、図10で説明したノズルホルダ2の
形状を有する焼結金型(図示せず)の中に上述のパイプ
19を入れ、図3に示すようにパイプ19の一端20が
枝部8の端部に位置し、パイプ19の他端21がノズル
ホルダの先端部3に位置するようにしてパイプ19を焼
結金型の中に固定する。
【0024】続いて、上述した焼結金型の中に金属粉末
22を充填してプレスし、焼結して粉末冶金を行うか、
或いは焼結金型の中に金属粉末を射出成形するメタルイ
ンジェクションモールドを行うことにより、ノズルホル
ダ2を成形する。このとき、パイプ19は粉末冶金成形
に使用する金属の焼結温度よりも融点の高いステンレス
等の材質で製作されているため、焼結金型の中の金属粉
末22を焼結した際、パイプ19は焼結時の熱で溶融す
ることはなく、パイプ19は加工されたままの形状で、
成形された焼結金属の中に入ることになる。
【0025】尚、パイプ19と焼結金属との密着性を高
めるため、パイプ19の外面には、予めローレット加工
を施しておくこともできる。
【0026】前記パイプ19を入れた焼結金属成形品に
スプリングユニット1(図10参照)等を装着する孔の
穿設、表面仕上げ等の機械加工を施すと、焼結金属で成
形したノズルホルダ2が完成し、ノズルホルダ2の枝部
8の端部から先端部3に亘っては、内部にあるパイプ1
9によって、段差がなく緩い曲率で曲げられた滑らかな
燃料通路23が形成されることとなる。
【0027】尚、パイプ19としては、一端20から他
端21まで一定内径のパイプのほか、一端20の内径
を、ノズルホルダの枝部8に接続されるインジェクショ
ンパイプの内径(およそφ2.4)と同一とし、且つ他
端21の内径を、図10に示すノズルユニット5内のノ
ズルユニット燃料通路12の内径(およそφ2.0)と
同一とした、緩やかなテーパ形状のパイプを用いること
もできる。
【0028】図5〜図7は本発明の第三実施例であっ
て、ノズルホルダ2を粉末冶金等によって成形するよう
にし、この場合に使用する金属の焼結温度より融点の低
い材料、即ち樹脂や銅等の低融点材料で、外径がノズル
ホルダ2内に形成しようとする燃料通路28の内径に等
しい中子24(図6参照)を製作する。
【0029】この中子24は中間部を緩い曲率で曲げ、
中子24の一端25を図10で説明したノズルホルダ2
の枝部8の端部に置いた時、中子24の他端26がノズ
ルホルダ2の先端部3に達する長さになるように加工す
る。
【0030】次に、図10で説明したノズルホルダ2の
形状を有する焼結金型(図示せず)の中に上述の中子2
4を入れ、図5に示すように中子24の一端25が枝部
8の端部に位置し、中子24の他端26がノズルホルダ
の先端部3に位置するようにして中子24を焼結金型の
中に固定する。
【0031】続いて、上述した焼結金型の中に金属粉末
22を充填してプレスし、焼結して粉末冶金を行うか、
或いは焼結金型の中に金属粉末を射出成形するメタルイ
ンジェクションモールドを行って、図7に示すように焼
結金属成形品27を成形すると、低融点材料の中子24
は焼結時の熱で溶融して、焼結金属成形品27の中から
蒸発或いは流出して除去され、中子24が設置されてい
た箇所は空洞となって燃料通路28が形成される。
【0032】この焼結金属成形品27にスプリングユニ
ット1(図10参照)等を装着する孔の穿設、表面仕上
げ等の機械加工を施すと、焼結金属で成形したノズルホ
ルダ2が完成し、ノズルホルダ2の枝部8の端部から先
端部3に亘っては、中子24によって空洞になった段差
がなく緩い曲率で曲げられた滑らかな燃料通路28が形
成されることとなる。
【0033】図8及び図9は本発明の第四実施例であっ
て、左側半割りノズルホルダ29と、右側半割りノズル
ホルダ30とを粉末冶金で成形し、左側半割りノズルホ
ルダ29の接合面31と右側半割りノズルホルダ30の
接合面32とを接合し、図9に示す如く、一つのノズル
ホルダ2を製作するようにしたものである。
【0034】左側半割りノズルホルダ29と右側半割り
ノズルホルダ30とは左右対称の形状をしていて、いず
れも基端部7と先端部3との間が略真っ直ぐな半割りの
幹状で、基端部7に近い箇所から斜めに分岐した半割り
の枝部8を有している。
【0035】左側半割りノズルホルダ29と右側半割り
ノズルホルダ30とを粉末冶金で成形する図示しない焼
結金型には、図10に示されるスプリングユニット1等
を装着するための基端部7から先端部3に達する竪孔3
4と、段差がなく緩い曲率で曲げられ枝部8の端部から
先端部3に達する燃料通路35とを、それぞれ半割りで
成形するための突条が設けられている。そしてそれぞれ
の焼結金型の中に金属粉末を充填してプレスし、焼結し
て粉末冶金を行うか、或いは焼結金型の中に金属粉末を
射出成形するメタルインジェクションモールドを行う
と、図8に示す左側半割りノズルホルダ29と右側半割
りノズルホルダ30とが成形される。
【0036】この左側半割りノズルホルダ29の接合面
31と右側半割りノズルホルダ30の接合面32とを合
わせ、熱と圧力とを加えて原子間の結合を起こさせる拡
散接合、或いはろう付けによって左側半割りノズルホル
ダ29と右側半割りノズルホルダ30とを一つに接合す
ると、図9に示すノズルホルダ2が完成し、ノズルホル
ダ2の内部には、枝部8から先端部3へ向けて滑らかに
屈曲し、段差のない燃料通路35が形成されることとな
る。
【0037】尚、本発明の燃料噴射ノズルにおけるノズ
ルホルダの燃料通路形成方法は、上述の実施例にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜4記載の燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料
通路形成方法によれば、ノズルホルダの枝部から先端部
に滑らかに屈曲して達し、段差がなく高圧の燃料の流れ
に対して抵抗を与えない燃料通路を容易に形成すること
ができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であって、曲げ加工をした
パイプをノズルホルダに鋳込んだ状態を表わす断面図で
ある。
【図2】図1に示す本発明の第一実施例に用いられる曲
げ加工をしたパイプの断面図である。
【図3】本発明の第二実施例であって、曲げ加工をした
パイプを入れてノズルホルダを粉末成形した状態の断面
図である。
【図4】図3に示す本発明の第二実施例に用いられる曲
げ加工をしたパイプの断面図である。
【図5】本発明の第三実施例であって、中子を入れてノ
ズルホルダを粉末成形する状態の断面図である。
【図6】図5に示す本発明の第三実施例に用いられる燃
料通路を形成するための中子の断面図である。
【図7】図5の状態から焼結したノズルホルダの断面図
である。
【図8】本発明の第四実施例であって、粉末冶金で成形
した半割りノズルホルダの側断面図である。
【図9】図8に示す半割りノズルホルダを接合して形成
したノズルホルダの斜視図である。
【図10】燃料噴射ノズルの断面図である。
【符号の説明】
2 ノズルホルダ 3 先端部 6 燃料噴射ノズル 7 基端部 8 枝部 14 パイプ 18 燃料通路 19 パイプ 23 燃料通路 24 中子 28 燃料通路 29 左側半割りノズルホルダ(半割りノズルホルダ) 30 右側半割りノズルホルダ(半割りノズルホルダ) 35 燃料通路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/46 F02M 69/00 380D (72)発明者 江口 展司 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部と先端部との間が略真っ直ぐな幹
    状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有し、枝部から先
    端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形成される燃料噴
    射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法であ
    って、ノズルホルダの材質より融点の高い材質のパイプ
    をノズルホルダの枝部から先端部に滑らかに屈曲して延
    びる形状に加工し、ノズルホルダを鋳造する際にノズル
    ホルダ内部の枝部から先端部に亘る位置に前記加工した
    パイプを鋳込むことを特徴とする燃料噴射ノズルにおけ
    るノズルホルダの燃料通路形成方法。
  2. 【請求項2】 基端部と先端部との間が略真っ直ぐな幹
    状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有し、枝部から先
    端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形成される燃料噴
    射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法であ
    って、粉末冶金法により製作するノズルホルダの焼結温
    度より融点の高い材質のパイプをノズルホルダの枝部か
    ら先端部に滑らかに屈曲して延びる形状に加工し、ノズ
    ルホルダを粉末冶金で製造する際にノズルホルダ内部の
    枝部から先端部に亘る位置に前記加工したパイプを設置
    することを特徴とする燃料噴射ノズルにおけるノズルホ
    ルダの燃料通路形成方法。
  3. 【請求項3】 基端部と先端部との間が略真っ直ぐな幹
    状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有し、枝部から先
    端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形成される燃料噴
    射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法であ
    って、ノズルホルダの焼結温度より融点の低い材料によ
    りノズルホルダの枝部から先端部に滑らかに屈曲して延
    びる形状の中子を製作し、ノズルホルダを粉末冶金又は
    メタルインジェクションモールドで製造する際にノズル
    ホルダ内部の枝部から先端部に亘る位置に前記中子を設
    置することを特徴とする燃料噴射ノズルにおけるノズル
    ホルダの燃料通路形成方法。
  4. 【請求項4】 基端部と先端部との間が略真っ直ぐな幹
    状で且つ枝部が斜めに分岐した形状を有し、枝部から先
    端部へ向け屈曲して延びる燃料通路が形成される燃料噴
    射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法であ
    って、左右対称となるよう半割り状に形成され且つ各々
    枝部から先端部に滑らかに屈曲して延びる形状の燃料通
    路を形成した半割りノズルホルダを粉末冶金で製造した
    後、前記半割りノズルホルダを一つに接合することを特
    徴とする燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通
    路形成方法。
JP7095155A 1995-04-20 1995-04-20 燃料噴射ノズルにおけるノズルホルダの燃料通路形成方法 Pending JPH08290256A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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