JPH0828943A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0828943A JPH0828943A JP6165253A JP16525394A JPH0828943A JP H0828943 A JPH0828943 A JP H0828943A JP 6165253 A JP6165253 A JP 6165253A JP 16525394 A JP16525394 A JP 16525394A JP H0828943 A JPH0828943 A JP H0828943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blower
- air conditioner
- exchange unit
- ventilation port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井に溜まった暖気を回収してエネルギーに
ムダのない快適環境を実現できる空気調和機を提供す
る。 【構成】 熱交換ユニット6の側面に空気回収用パイプ
23を設け、連通孔24により空気回収用パイプ23を
熱交換ユニット6内の下送風機14の上流側の風路に連
通させるとともに、空気回収用パイプ23における熱交
換ユニット6より高い位置に空気回収用スリット25を
形成した。
ムダのない快適環境を実現できる空気調和機を提供す
る。 【構成】 熱交換ユニット6の側面に空気回収用パイプ
23を設け、連通孔24により空気回収用パイプ23を
熱交換ユニット6内の下送風機14の上流側の風路に連
通させるとともに、空気回収用パイプ23における熱交
換ユニット6より高い位置に空気回収用スリット25を
形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気の熱を回収する縦型
の空気調和機に関するものである。
の空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型の空気調和機としては実開平
6−35823号公報に示されているものがある。
6−35823号公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
空気調和機の一例について説明する。図3は従来の空気
調和機の縦断面図を示す。
空気調和機の一例について説明する。図3は従来の空気
調和機の縦断面図を示す。
【0004】図3において、1は空気調和機本体であ
る。2は冷房時に吹出口となり暖房時に吸込口となる上
部通風口で、空気調和機本体1の前面上部に設けられ
る。3は冷房時に吸込口となり暖房時に吹出口となる下
部通風口で、空気調和機本体1の前面下部に設けられ
る。4は上部通風口2と下部通風口3との間の風路に設
置された熱交換器である。5は上部通風口2と下部通風
口3との間の風路で熱交換器4の下方に設置された送風
機で、暖房時と冷房時とで送風方向が逆転する。
る。2は冷房時に吹出口となり暖房時に吸込口となる上
部通風口で、空気調和機本体1の前面上部に設けられ
る。3は冷房時に吸込口となり暖房時に吹出口となる下
部通風口で、空気調和機本体1の前面下部に設けられ
る。4は上部通風口2と下部通風口3との間の風路に設
置された熱交換器である。5は上部通風口2と下部通風
口3との間の風路で熱交換器4の下方に設置された送風
機で、暖房時と冷房時とで送風方向が逆転する。
【0005】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下、図3を用いてその動作を説明する。
て、以下、図3を用いてその動作を説明する。
【0006】まず冷房運転時には、送風機5が運転され
ると下部通風口3より吸い込まれた空気は熱交換器4を
通過して冷やされ、上部通風口2より吹き出される。
ると下部通風口3より吸い込まれた空気は熱交換器4を
通過して冷やされ、上部通風口2より吹き出される。
【0007】次に、暖房運転時には、送風機5が運転さ
れると上部通風口2より吸い込まれた空気は熱交換器4
を通過して暖められ、下部通風口3より吹き出される。
れると上部通風口2より吸い込まれた空気は熱交換器4
を通過して暖められ、下部通風口3より吹き出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、暖房時に上部通風口2より空気を吸い込
むが、上部通風口2と天井面との間隔が大きい場合、天
井に溜まった比重の軽い暖気の熱エネルギーを再利用で
きないという欠点があった。
うな構成では、暖房時に上部通風口2より空気を吸い込
むが、上部通風口2と天井面との間隔が大きい場合、天
井に溜まった比重の軽い暖気の熱エネルギーを再利用で
きないという欠点があった。
【0009】本発明は上記課題に鑑み、天井に溜まった
暖気を回収してエネルギーにムダのない快適環境を実現
できる空気調和機を提供するものである。
暖気を回収してエネルギーにムダのない快適環境を実現
できる空気調和機を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の空気調和機は、吸込口、熱交換器、送風機、
吹出口を備えた縦型の熱交換ユニットと、前記熱交換ユ
ニットの側面に設けられた空気回収用パイプとからな
り、前記空気回収用パイプを前記熱交換ユニット内の前
記送風機の上流側の風路に連通させるとともに、前記空
気回収用パイプにおける前記熱交換ユニットより高い位
置に空気回収用スリットを形成したのである。
に本発明の空気調和機は、吸込口、熱交換器、送風機、
吹出口を備えた縦型の熱交換ユニットと、前記熱交換ユ
ニットの側面に設けられた空気回収用パイプとからな
り、前記空気回収用パイプを前記熱交換ユニット内の前
記送風機の上流側の風路に連通させるとともに、前記空
気回収用パイプにおける前記熱交換ユニットより高い位
置に空気回収用スリットを形成したのである。
【0011】
【作用】本発明の空気調和機は、空気回収用パイプが熱
交換ユニット内の送風機の上流側の風路に連通している
ので、暖房運転中に空気回収パイプ内が負圧になり、空
気回収用パイプにおける熱交換ユニットより高い位置に
形成した空気回収用スリットから天井に溜まった暖気を
吸い込む。
交換ユニット内の送風機の上流側の風路に連通している
ので、暖房運転中に空気回収パイプ内が負圧になり、空
気回収用パイプにおける熱交換ユニットより高い位置に
形成した空気回収用スリットから天井に溜まった暖気を
吸い込む。
【0012】そして、空気回収用スリットから吸い込ま
れた暖気は、吸込口から吸い込まれ熱交換器により暖め
られ空気とともに、吹出口から吹き出す。
れた暖気は、吸込口から吸い込まれ熱交換器により暖め
られ空気とともに、吹出口から吹き出す。
【0013】これにより、暖気を回収してエネルギーに
ムダのない快適環境を実現できることとなる。
ムダのない快適環境を実現できることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例による空気調和
機の一部切欠き斜視図である。図2は、同実施例の空気
調和機の縦断面図である。
機の一部切欠き斜視図である。図2は、同実施例の空気
調和機の縦断面図である。
【0016】図1および図2において、6は熱交換ユニ
ットである。7は冷房時に吹出口となり暖房時に吸込口
となる上部通風口で、熱交換ユニット6の前面上部に設
けられる。8は冷房時に吸込口となり暖房時に吹出口と
なる下部通風口で、熱交換ユニット6の前面下部に設け
られる。9は上部通風口7と下部通風口8との間の風路
に設置された熱交換器である。
ットである。7は冷房時に吹出口となり暖房時に吸込口
となる上部通風口で、熱交換ユニット6の前面上部に設
けられる。8は冷房時に吸込口となり暖房時に吹出口と
なる下部通風口で、熱交換ユニット6の前面下部に設け
られる。9は上部通風口7と下部通風口8との間の風路
に設置された熱交換器である。
【0017】10は上部通風口7と熱交換器9との間の
風路に設置された上送風機で、クロスフローファン11
とリアガイダー12とスタビライダ13とファンモータ
(図示せず)とからなり、上部通風口7を吹出口とする
ときに運転され、吸込口とするときに停止される。14
は下部通風口8と熱交換器9との間の風路に設置された
下送風機で、クロスフローファン15とリアガイダー1
6とスタビライダ17とファンモータ(図示せず)とか
らなり、下部通風口8を吹出口とするときに運転され、
吸込口とするときに停止される。
風路に設置された上送風機で、クロスフローファン11
とリアガイダー12とスタビライダ13とファンモータ
(図示せず)とからなり、上部通風口7を吹出口とする
ときに運転され、吸込口とするときに停止される。14
は下部通風口8と熱交換器9との間の風路に設置された
下送風機で、クロスフローファン15とリアガイダー1
6とスタビライダ17とファンモータ(図示せず)とか
らなり、下部通風口8を吹出口とするときに運転され、
吸込口とするときに停止される。
【0018】18は上送風機10と熱交換器9との間の
風路に設けられたレール(図示せず)に沿って挿入され
た波型の上フィルタであり、上部開閉パネル19を開け
て上フィルタ18を引き出し、上フィルタ18の清掃ま
たは交換ができるようになっている。20は下送風機1
4と熱交換器9との間の風路に設けられたレール(図示
せず)に沿って挿入された波型の下フィルタであり、下
部開閉パネル21を開けて下フィルタ20を引き出し、
下フィルタ20の清掃または交換ができるようになって
いる。22はドレンパンであり、熱交換器9の下端の下
方に設けられ、冷房時または除湿時に熱交換器9から落
ちる露を受け、排水管(図示せず)より排水する。
風路に設けられたレール(図示せず)に沿って挿入され
た波型の上フィルタであり、上部開閉パネル19を開け
て上フィルタ18を引き出し、上フィルタ18の清掃ま
たは交換ができるようになっている。20は下送風機1
4と熱交換器9との間の風路に設けられたレール(図示
せず)に沿って挿入された波型の下フィルタであり、下
部開閉パネル21を開けて下フィルタ20を引き出し、
下フィルタ20の清掃または交換ができるようになって
いる。22はドレンパンであり、熱交換器9の下端の下
方に設けられ、冷房時または除湿時に熱交換器9から落
ちる露を受け、排水管(図示せず)より排水する。
【0019】23は空気回収パイプで、熱交換ユニット
6の左右側面に密着している。24は熱交換器9のやや
上部に形成された連通孔で、空気回収用パイプ23を熱
交換ユニット6内の風路に連通させる。25は空気回収
用パイプ23における熱交換ユニット6より高い位置に
形成された空気回収用スリットである。
6の左右側面に密着している。24は熱交換器9のやや
上部に形成された連通孔で、空気回収用パイプ23を熱
交換ユニット6内の風路に連通させる。25は空気回収
用パイプ23における熱交換ユニット6より高い位置に
形成された空気回収用スリットである。
【0020】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下図1および図2を用いてその動作を説明する。
て、以下図1および図2を用いてその動作を説明する。
【0021】暖房運転時には上送風機10が停止されて
下送風機14が運転され、上部通風口7より吸い込まれ
た空気は熱交換器9を通過して暖められ、下部通風口8
より吹き出される。
下送風機14が運転され、上部通風口7より吸い込まれ
た空気は熱交換器9を通過して暖められ、下部通風口8
より吹き出される。
【0022】このとき、下送風機14の上流側(吸込
側)の位置にある連通孔24により空気回収用パイプ2
3内で負圧が生じ、空気回収用スリット25から空気回
収パイプ23を通じて天井付近の暖気を吸い込み、熱交
換器9を通過した空気と混合して下部通風口8より吹き
出す。
側)の位置にある連通孔24により空気回収用パイプ2
3内で負圧が生じ、空気回収用スリット25から空気回
収パイプ23を通じて天井付近の暖気を吸い込み、熱交
換器9を通過した空気と混合して下部通風口8より吹き
出す。
【0023】以上のように本実施例の空気調和機は、熱
交換ユニット6の側面に空気回収用パイプ23を設け、
連通孔24により空気回収用パイプ23を熱交換ユニッ
ト6内の下送風機14の上流側の風路に連通させるとと
もに、空気回収用パイプ23における熱交換ユニット6
より高い位置に空気回収用スリット25を形成したの
で、暖房運転中に空気回収用スリット25から天井に溜
まった暖気を吸い込み、上部通風口7から吸い込まれ熱
交換器9により暖められ空気とともに、下部通風口8か
ら吹き出し、暖気を回収してエネルギーにムダのない快
適環境を実現できる。
交換ユニット6の側面に空気回収用パイプ23を設け、
連通孔24により空気回収用パイプ23を熱交換ユニッ
ト6内の下送風機14の上流側の風路に連通させるとと
もに、空気回収用パイプ23における熱交換ユニット6
より高い位置に空気回収用スリット25を形成したの
で、暖房運転中に空気回収用スリット25から天井に溜
まった暖気を吸い込み、上部通風口7から吸い込まれ熱
交換器9により暖められ空気とともに、下部通風口8か
ら吹き出し、暖気を回収してエネルギーにムダのない快
適環境を実現できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、熱交換ユ
ニットの側面に空気回収用パイプを設け、空気回収用パ
イプを熱交換ユニット内の送風機の上流側の風路に連通
させるとともに、空気回収用パイプにおける熱交換ユニ
ットより高い位置に空気回収用スリットを形成したの
で、暖房運転中に空気回収用スリットから天井に溜まっ
た暖気を吸い込み、吸込口から吸い込まれ熱交換器によ
り暖められ空気とともに、吹出口から吹き出し、暖気を
回収してエネルギーにムダのない快適環境を実現でき
る。
ニットの側面に空気回収用パイプを設け、空気回収用パ
イプを熱交換ユニット内の送風機の上流側の風路に連通
させるとともに、空気回収用パイプにおける熱交換ユニ
ットより高い位置に空気回収用スリットを形成したの
で、暖房運転中に空気回収用スリットから天井に溜まっ
た暖気を吸い込み、吸込口から吸い込まれ熱交換器によ
り暖められ空気とともに、吹出口から吹き出し、暖気を
回収してエネルギーにムダのない快適環境を実現でき
る。
【図1】本発明の一実施例による空気調和機の一部切欠
き斜視図
き斜視図
【図2】同実施例の空気調和機の縦断面図
【図3】従来の空気調和機の縦断面図
6 熱交換ユニット 7 上部通風口 8 下部通風口 9 熱交換器 14 下送風機 23 空気回収用パイプ 24 連通孔 25 空気回収用スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 吸込口、熱交換器、送風機、吹出口を備
えた縦型の熱交換ユニットと、前記熱交換ユニットの側
面に設けられた空気回収用パイプとからなり、前記空気
回収用パイプを前記熱交換ユニット内の前記送風機の上
流側の風路に連通させるとともに、前記空気回収用パイ
プにおける前記熱交換ユニットより高い位置に空気回収
用スリットを形成した空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6165253A JPH0828943A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6165253A JPH0828943A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828943A true JPH0828943A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15808805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6165253A Pending JPH0828943A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828943A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105157109A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-16 | 四川长虹电器股份有限公司 | 新型节能空调 |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP6165253A patent/JPH0828943A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105157109A (zh) * | 2015-08-31 | 2015-12-16 | 四川长虹电器股份有限公司 | 新型节能空调 |
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