JPH08289038A - ファクシミリ用の回線アダプター - Google Patents

ファクシミリ用の回線アダプター

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JPH08289038A
JPH08289038A JP7088189A JP8818995A JPH08289038A JP H08289038 A JPH08289038 A JP H08289038A JP 7088189 A JP7088189 A JP 7088189A JP 8818995 A JP8818995 A JP 8818995A JP H08289038 A JPH08289038 A JP H08289038A
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JP
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circuit
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JP7088189A
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Masanori Nanamura
雅典 七村
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RANDOMAAKU TECHNOL KK
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RANDOMAAKU TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多様な形態の回線インターフェースに対して
融通性を発揮できるファクシミリ用の回線アダプターを
提供する。 【構成】 ファクシミリとコンピューターにおける双方
の回線インターフェース間に中継的に接続をし、それぞ
れの回線インターフェースに直流電流を供給するファク
シミリ用の回線アダプター4において、いずれか少なく
とも一方の回線インターフェースにおける電位降下を補
正するための電位降下補正手段41を含む。また、前記
一方の回線インターフェースを公衆通信回線と切り替え
るためのスイッチング手段42を付加的に設けることを
特徴とする。 【効果】 回線インターフェースのダイオード成分によ
る順方向の電位降下分を補正できるので、ダイオードの
ターンオンを維持して通信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリやテレビ
電話等とコンピューターにおける双方の公衆通信回線用
の回線インターフェースを中継的に接続をして相互通信
をするためのファクシミリ用の回線アダプターに関し、
特に、多様な形態の回線インターフェースに対して融通
性を発揮できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ファクシミリを公衆通信回線
に接続をして遠隔地の電話加入者とイメージの交換を行
っており、一方、ファクシミリ通信用のソフトウエアが
開発されているので、電話加入者がコンピューターのユ
ーザーである場合には、コンピューターを公衆通信回線
に接続をして、このソフトウエアによりイメージの送受
信を行うこともある。最近では、ユーザーが自己のファ
クシミリ等をコンピューターの入出力装置として兼用
し、ファクシミリ等に内蔵された回線インターフェース
を回線アダプターを介して中継し、コンピューターのF
AXモデム等における回線インターフェースに接続を
し、アプリケーション・プログラムにおいてイメージの
読み込みとプリントアウトを安価に行っている。
【0003】図5は、従来の回線アダプターの一例を簡
単に説明する説明図である。図5において、1はファク
シミリ通信用のアプリケーション・プログラムを有する
コンピューターで、2はコンピューター1とファクシミ
リにおける双方の回線インターフェース間に介挿的に接
続をする従来の回線アダプターで、3はコンピューター
1のユーザーが所有するファクシミリである。この従来
の回線アダプター2は、定電圧電源となる交換可能な電
池22と、定電流を供給する定電流回路23と、電流供
給中である状態を表示する表示素子24とを直列的に接
続をして構成されており、直列接続の両端をコンピュー
ター1の回線インターフェース11と、ファクシミリ3
の回線インターフェース31との間に並列的に介挿する
様になっている。尚、25はファクシミリの回線インタ
ーフェースに接続をするケーブルであり、26はコンピ
ューターの回線インターフェースに接続をするためのモ
ジュラー・ジャックであり、接続ケーブル25をモジュ
ラー・ジャック26と直接に接続をして電池22の有効
性や回路全体の正常性を自己診断できる様になってい
る。また、ファクシミリとコンピューターを入れ換えて
接続をするものでもよい。
【0004】図6は、図5におけるファクシミリの構成
を簡単に説明する説明図である。図6において、このフ
ァクシミリ3は、回線インターフェース31と、イメー
ジ・センサーやプリンター及び電話装置等を有する本体
32とから構成されている。この回線インターフェース
31は、公衆通信回線と電気的に結合するためのカップ
リング手段33と、ダイヤル・パルスを送出するダイヤ
ル・パルス回路34と、呼び出し信号により着呼を検出
するリング検出回路35等から構成されている。カップ
リング手段33は、オフフックによる直流ループを形成
して公衆通信回線との電気的な結合を確立し、信号電流
における搬送波の検出や通話信号の伝達をするために、
この直流電流に重畳された信号電流を相互誘導結合によ
り伝達するカップリング回路や、その他にも若干の付加
回路を含んでいる。
【0005】図7は、図6における各種のカップリング
手段を簡単に説明する説明図であって、図7(a)は信
号電流と直流電流の両方を扱う兼用トランス(以下、省
略して兼用トランスという)を使用するカップリング形
態を示すもので、図7(b)は信号電流のみを扱う専用
トランス(以下、省略して専用トランスという)をそれ
ぞれ使用するものである。尚、これらカップリング形態
の一例をファクシミリ等の端末装置において述べるが、
それだけではなくコンピューター自体にも使用されてい
る。図7(a)において、兼用トランスによるカップリ
ング形態は、オフフックにより閉じてオンフックにより
開くリレー接点36と兼用足らんステップマン35を直
列に接続をしている。これにより、搬送波を含む高周波
の信号を双方向に伝達するのみではなく、公衆通信回線
に対して直流ループの一部分を形成するので、回路構成
は簡素化されるが他の構成部品に比べ兼用トランスが大
きめで結果的に全体の小型化を制約することとなる。
【0006】図7(b)において、専用トランスによる
カップリング形態は、直流成分のみを迂回させて公衆通
信回線との直流ループの形成を目的とする直流ループ形
成回路40を、4個のダイオード群からなるブリッジ型
の全波整流回路43を介して公衆通信回線と直列に接続
すると共に、専用トランス38をコンデンサー42を介
して直流ループ形成回路40と並列に接続をしている。
このカップリング形態を使用すれば、若干の部品点数は
増加するが、専用トランス38は兼用トランス35より
小さく安価なため、結果的に回線インターフェースの全
体的な装置における小型化と低コスト化が実現できる構
成となる。尚、全波整流回路43により公衆通信回線に
おける電流が極性を反転しても対応できる様になってい
る。
【0007】実際の市場では、一般的に旧来から使用さ
れていたものには兼用トランスの方式が多く採用され、
最近のものには専用トランスの方式が多く、特に多機能
のものではダイオード・ブリッジを介する専用トランス
の方式が多く採用されているのが現状である。以上に述
べたカップリング手段を使用して、次に、回線アダプタ
ーを介して双方の回線インターフェースの接続をする際
に、その直流電流に対する等価回路である直流等価回路
を考察する。
【0008】図8は、図5における従来例の直流等価回
路の一例を説明する説明図である。図8において、従来
例の直流等価回路は、コンピューター1やファクシミリ
3の中いずれか一方の機器にダイオード成分が存在しな
い回線インターフェースL1を使用し、他方の機器にダ
イオード成分が存在する回線インターフェースL2を使
用する場合である。ここで、回線インターフェースL1
におけるリレー接点36や兼用トランス35の等価的な
直流内部インピーダンスを等価直流抵抗Z1とし、回線
インターフェースL2の等価的な直流内部インピーダン
スを等価直流抵抗Z2とすれば、この等価直流抵抗Z2
とダイオード成分D2からなる直列回路を等価直流抵抗
Z1に対して並列的に接続をし、この並列接続の両端に
回線アダプター2による等価的な定電流源Si により回
線電流I1を供給している。この回線電流I1は、ダイ
オード成分D2における順方向の電位降下と等価直流抵
抗Z2による電位降下を加算し、この加算値による電位
降下と等価直流抵抗Z1による電位降下とが等しくなる
様に分流する。
【0009】例えば、図7(a)及び図7(b)におけ
る異なる種類の2つの回線インターフェースを回線アダ
プターに接続をする際に、図7(b)におけるブリッジ
型の全波整流回路41は、ダイオード群の2個ずつを整
流方向を揃えて組合せ、双方向の各々に使用して全波整
流をするので、これら2個ずつが等価的に回線に対して
直列回路となる。また、この直列回路に直流ループ形成
回路40が更に直列接続をしており、2個のダイオード
D2と直流ループ形成回路40の等価直流抵抗Z2が直
列接続をするものと等価である。双方の電位降下が補正
されていない不均衡な直流等価回路となる。また、この
様な全波整流回路41の他にも、電話装置(ハンドセッ
ト)のオフフックを検知するためにフォトカプラーを経
路中に挿入する場合があり、その場合にもダイオード成
分が公衆通信回線と直列に接続をして同様の構成とな
る。
【0010】ところが、2個のダイオードは非線形特性
を有するので、順方向における電位降下以上の印加電圧
によりターンオンをし、それ以下ではターンオフをする
作用がある。ここで、定電流源Si に対して並列接続の
両端に発生する負荷電圧をEとし、ダイオード成分D2
における順方向の電位降下をVf とすれば、回線電流I
1は次の式1により示される。 I1=E/Z1+(E−Vf )/Z2 ・・・ 式1 故に、負荷電圧Eは式2により示される。 E=I1×(Z1//Z2)+Vf ×(Z1//Z2)/Z2 ・・・ 式2 但し、(Z1//Z2)はZ1×Z2/(Z1+Z2)を
示す。
【0011】従って、EがVf より小さい(即ちI1×
Z1<Vf )と、2個のダイオードはターンオンをする
ことができず、他方の回線インターフェースL2との情
報信号の通信が不可能となる。言い換えると、他方の回
線インターフェースL2が情報信号の授受を行うために
は少なくともEはVf に等しいかVf より大きくなけれ
ばならず、次の式3の条件を満たす必要がある。 Z1≧Vf /I1 ・・・ 式3 尚、この条件を一旦満たしてダイオード成分D2がター
ンオンをすれば、もはや信号電流はダイオード成分D2
により阻止されず通信が可能となる。また、信号電流も
双方の機器の等価直流抵抗により減衰を生ずるが、この
減衰は前記した電気的な結合の維持を妨げることはな
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の回線ア
ダプターを使用し、多様な回線インターフェース同士で
相互に接続をしようとする際に、次に述べる様な問題点
があった。 (1)一方の機器における回線インターフェースの直流
電流に対する等価直流抵抗による電位降下が、他方にお
けるダイオード成分による順方向の電位降下より小さい
と、直流電流を増加しない限りダイオード成分はターン
オンができず、信号電流の交流成分が伝達できずに結局
は正常な通信が行えなくなってしまう。 (2)また、供給すべき直流電流を充分に増加すること
により通信は可能となるものの、その結果、消費電流を
無為に増やして電池の消耗を早めると共に、定電流回路
も大容量化を要することとなる。本発明は前述の問題点
に鑑み、多様な回線インターフェースに対して融通性の
あるファクシミリ用の回線アダプターを提供することを
課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明では次の手段を構成した。 (1) ファクシミリとコンピューターにおける双方の
回線インターフェース間に中継的に接続をし、それぞれ
の回線インターフェースに直流電流を供給するファクシ
ミリ用の回線アダプターにおいて、いずれか少なくとも
一方の回線インターフェースにおける電位降下を補正す
るための電位降下補正手段を含むことを特徴とするファ
クシミリ用の回線アダプター。 (2) 前記一方の回線インターフェースを公衆通信回
線と切り替えるためのスイッチング手段を付加的に設け
ることを特徴とする前項(1)記載のファクシミリ用の
回線アダプター。
【0014】
【作用】いずれか少なくとも一方の回線インターフェー
スにおける電位降下が補正されて、それぞれの回線イン
ターフェースに直流電流が供給される。また、電位降下
が補正された一方の回線インターフェースか、又は他方
の回線インターフェースが排他的に公衆通信回線と切り
替えられて接続をされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
しく説明する。尚、前記した従来例における同じ部分に
ついては各図面に同一の符号を付して示し詳しい説明は
省略する。図1は、本発明による第1の実施例を概略的
に説明する説明図である。図1において、第1の実施例
の主要部は、回線インターフェースにおける電位降下を
補正するための電位降下補正手段41であり、これを新
たな回線アダプター4において一方の回線インターフェ
ースへの2本の配線の中いずれか片側に付加的に設ける
他は図5における従来例と同様である。尚、この電位降
下補正手段41を前記2本の配線の両側に分割して設け
ても同様の効果が得られる。
【0016】図2は、図1における実施例の直流等価回
路を説明する説明図である。図2において、実施例の直
流等価回路は、一方の機器における等価的な等価直流抵
抗Z1と直列的に新たな等価直流抵抗Z3を付加的に接
続をする他は、図7における従来例と同様の構成であっ
て、図7における等価直流抵抗Z1による電位降下に代
えて、新たな等価直流抵抗Z3による電位降下を加算し
た第2の加算値による電位降下を使用する他は、新たな
回線電流I2は図7におけると同様に分流する。例え
ば、図7(a)の兼用トランスによるカップリング形態
と図7(b)の専用トランスによるものを、コンピュー
ター1とファクシミリ3双方の機器の回線インターフェ
ースに混用し、専用トランスによるものの側でダイオー
ド成分がターンオフしている場合には、新たな等価直流
抵抗Z3を兼用トランスによるものの側に付加して電位
降下分を増加する補正をし、供給すべき直流電流を増加
せずにそのターンオンを促す理想的な直流等価回路とな
る。また、この様な混用による他、双方の機器自体の等
価直流抵抗が互いに均等でなく、そのため一方の機器が
誤動作をする場合にも、新たな等価直流抵抗Z3を等価
直流抵抗が低いものの側に付加して同様の補正により解
消する様になっている。
【0017】電位降下補正手段41は、簡単には純抵抗
であってよく、前記した従来例の等価回路における式3
を満たす等価的な純抵抗成分を新たな等価直流抵抗Z3
とすれば、この等価直流抵抗Z3は次の式4により与え
られる抵抗値Raを有すればよい。 Ra≧Vf /I2−Z1 ・・・ 式4 通常、前記した順方向の電位降下はダイオード1個当た
り0.6乃至0.7VであってVf は少なくとも1.2
Vであり、電気的特性の余裕を加算して最大3V程度と
なり、Z1 の最小値は60Ω程度であるため、仮にI2
を20mAに設定するとRaは100Ω程度とすれば良
い。
【0018】或いは、純抵抗を使用する代わりに、2個
のダイオードを直流電流の流れる方向を順方向として構
成すれば、図7(b)の整流用ダイオード・ブリッジに
おける2個のダイオードと等価的な電位降下が容易に得
られる効果が生じる。その他にも、この2個のダイオー
ドと等価的なものであれば良い。また、この順抵抗と並
列的にコンデンサーを付加的に設ければ、信号電流の交
流成分や搬送波における損失改善の効果が得られる。更
に、実施例の回線アダプターにおける取扱要領は、電位
降下補正手段を有する側と有していない側を任意的に入
れ替えて接続を試行しつつ、双方の機器における実際の
接続形態に合わせて運用結果の良い方を選択すればよ
い。以上、ファクシミリをコンピューター1の出力装置
として専有する場合について述べたが、これを専用せず
に本来の公衆通信回線による通信と併用したい場合もあ
る。以下、この併用の場合について述べる。
【0019】図3は、本発明による第2の実施例を概略
的に説明する説明図である。図3において、第2の実施
例は、回線インターフェースを公衆通信回線に切替える
ためのスイッチング手段42を定電流回路23と直列に
付加的に設け、公衆通信回線と接続をするための新たな
ケーブル又は新たなモジュラー・ジャック43をモジュ
ラー・ジャック26と並列に付加的に設けている他は第
1の実施例と同様である。このスイッチング手段42
は、そのコモン側を電位降下補正手段41と接続をして
ブレーク側を定電流回路23と接続をし、更にメーク側
を公衆通信回線の一方の配線と接続をして他方の配線を
電池22における定電流回路23と反対側に接続をする
様になっている。また具体的には、一般の片切り型のス
イッチでよく、このスイッチを公衆通信回線の側に切替
えてファクシミリ3かコンピューター1の中いずれかを
排他的に使用して通信を行うことができる。
【0020】図4は、本発明による第3の実施例を概略
的に説明する説明図である。図4において、第3の実施
例は、電位降下補正手段41を短絡するための短絡手段
44を電位降下補正手段41と並列的に設ける他は第1
の実施例と同様である。短絡手段44は、簡単には公知
のジャンパー線でよく、電位降下補正手段41が不要な
回線インターフェースと接続をする際には、この短絡手
段44をそのまま残す一方、必要となる回線インターフ
ェースに接続をする際には、これを切り欠くことにより
容易に短絡状態を解除することができるので、それだけ
融通性のある商品を提供することができる。また、電位
降下補正手段41が不要な際には、これによりユーザー
が電位降下補正手段41をコンピューター1とファクシ
ミリ3の中いずれの側に接続をするか判断する必要がな
くなる。従って、例えば回線アダプター上に設ける差し
込み口と接続ケーブルを内蔵する電位降下補正手段と一
義的に対応付けることも、外観的な表示を付すことも要
さず製造コストを軽減できる。
【0021】尚、本発明は前述の実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば、定電流回路と定電圧電源は相
互の配置を入れ換えてもよく、電位降下補正手段はファ
クシミリ側以外にもコンピューター側に設けてもよい。
また、電位降下補正手段を付加する代わりに定電流回路
が、回線電流を増加できる調整手段を含むものであって
もよい。更に、本機はファクシミリをコンピューターの
FAXモデムと接続をするためのものだけではなく、公
衆通信回線を利用する一般通信機器の相互接続におい
て、各種モデムの通信試験にも適用できる。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えうるこ
とは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明には次の効果が
ある。 (1)一方の機器における回線インターフェースの直流
内部インピーダンスによる電位降下が、他方におけるダ
イオード成分による順方向の電位降下より大きくなるの
で、このダイオード成分がターンオンをすることができ
て情報信号が他方の回線インターフェースにも流れ、双
方の機器間で情報信号の通信が可能となる。 (2)このスイッチを公衆通信回線の側に切替えて接続
をし、ファクシミリかコンピューターを排他的に使用し
て通信することができる。 (3)電位降下補正手段が不要な、あるいは必要となる
回線インターフェースのいずれにも容易に接続をするこ
とができるので、それだけ融通性が生まれる。以上によ
り、多様な形態の回線インターフェースに対して融通性
のあるファクシミリ用の回線アダプターを提供すること
ができる様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を概略的に説明する
説明図である。
【図2】図1における実施例の直流等価回路を説明する
説明図である。
【図3】本発明による第2の実施例を概略的に説明する
説明図である。
【図4】本発明による第3の実施例を概略的に説明する
説明図である。
【図5】従来の回線アダプターの一例を説明する説明図
である。
【図6】図5におけるファクシミリの構成を説明する説
明図である。
【図7】図6における各種のカップリング手段を説明す
る説明図である。
【図8】図5における従来例の直流等価回路の一例を説
明する説明図である。
【符号の説明】
4・・・・新たな回線アダプター 22・・・・定電
圧電源 23・・・・定電流回路 25・・・・ケ
ーブル 26・・・・モジュラー・ジャック 41・・・・電
位降下補正手段 42・・・・スイッチング手段 43・・・・ケーブル又はモジュラー・ジャック 44・・・・短絡手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリとコンピューターにおける
    双方の回線インターフェース間に中継的に接続をし、そ
    れぞれの回線インターフェースに直流電流を供給するフ
    ァクシミリ用の回線アダプターにおいて、 いずれか少なくとも一方の回線インターフェースにおけ
    る電位降下を補正するための電位降下補正手段を含むこ
    とを特徴とするファクシミリ用の回線アダプター。
  2. 【請求項2】 前記一方の回線インターフェースを公衆
    通信回線と切り替えるためのスイッチング手段を付加的
    に設けることを特徴とする請求項1に記載のファクシミ
    リ用の回線アダプター。
JP7088189A 1995-04-13 1995-04-13 ファクシミリ用の回線アダプター Pending JPH08289038A (ja)

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JP7088189A JPH08289038A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 ファクシミリ用の回線アダプター

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171636A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Oki Data Corp 通信端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171636A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Oki Data Corp 通信端末装置

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