JPH08287641A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH08287641A
JPH08287641A JP8507595A JP8507595A JPH08287641A JP H08287641 A JPH08287641 A JP H08287641A JP 8507595 A JP8507595 A JP 8507595A JP 8507595 A JP8507595 A JP 8507595A JP H08287641 A JPH08287641 A JP H08287641A
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JP
Japan
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hub
roller
drive
tape
drive belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP8507595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayasu Hirano
隆康 平野
Kengo Saito
賢吾 齋藤
Osamu Koizumi
治 小泉
Masanori Sato
政則 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データカートリッジにおいて、ドライブベル
ト及び磁気テープの走行安定性を図る。 【構成】 データカートリッジ1に、磁気テープ4の巻
取りを行う第1,第2のハブ5,6と、これら第1,第
2のハブ5,6への磁気テープ4の巻付けをガイドする
第1,第2のテープガイド7,8と、これら第1,第2
のテープガイド7,8の間に配置されたドライブローラ
9と、該ドライブローラ9によって駆動されるドライブ
ベルト10を上記第1,第2のハブ5,6の周面に圧着
させる第1,第2のコーナーローラ11,12を設け
る。上記ドライブローラ9と第1のハブ5の間に、ハブ
5,6に対する磁気テープ4のラップアングルを増大さ
せるラップローラ13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの外部記録
媒体として用いられているデータカートリッジ等のテー
プカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記録媒体として使用
されるテープカートリッジ、つまりデータカートリッジ
として、図6〜図8に示したようなものが知られてい
る。
【0003】図6は、データカートリッジ101の分解
斜視図である。上記データカートリッジ101は、アル
ミニュウム製のベースプレート102上に透明樹脂製の
カバー103を取り付けることにより形成されている。
【0004】ベースプレート102は、磁気テープ10
4の巻取りを行う第1のハブ(サプライハブ)105及
び第2のハブ(テイクアップハブ)106と、上記第1
のハブ105への磁気テープ104の巻取りをガイドす
る第1のテープガイド107と、上記第2のハブ106
への磁気テープ104の巻取りをガイドする第2のテー
プガイド108と、上記第1のテープガイド107と第
2のテープガイド108の間に配置されたドライブロー
ラ109と、該ドライブローラ109によって駆動され
るループ状のドライブベルト110と、該ドライブベル
ト110を上記第1のハブ105の周面に圧接触させて
いる第1のコーナーローラ(ベルトローラ)111と、
上記ドライブベルト110を上記第2のハブ106の周
面に圧接触させている第2のコーナーローラ(ベルトロ
ーラ)112とを備えている。
【0005】図7に示すように、上記ドライブローラ1
09は、ベースプレート102の幅方向の中心線CL1
上に配置されている。
【0006】上記第1のハブ105と第2のハブ106
とは、上記中心線CL1の線対称(HP1=HP2)位
置に配置されている。
【0007】上記第1のコーナーローラ111と第2の
コーナーローラ112とは、上記中心線CL1の線対称
(CP1=CP2)位置に配置されている。
【0008】上記第1のテープガイド107と第2のテ
ープガイド108とは、上記中心線CL1の非線対称
(GP1<GP2)位置に配置されている。
【0009】図8に示すように、上記データカートリッ
ジ101は、記録再生装置201に装填されて使用され
る。
【0010】上記記録再生装置201は、カートリッジ
インやテープポジション等を検出する検出部202と、
ドライブキャプスタンローラ203と、磁気ヘッド20
4とを備えている。
【0011】上記データカートリッジ101は、記録再
生装置201に装填されると、該装填は上記検出部20
2で検出されるとともに、ドライブローラ109がドラ
イブキャプスタンローラ203に接触し、磁気テープ1
04が磁気ヘッド204に接触する。
【0012】そして、上記ドライブキャプスタンローラ
203によってドライブローラ109及びドライブベル
ト110が駆動されると、磁気テープ104が走行し
て、上記磁気ヘッド204により、記録再生が行われる
ようになっている。
【0013】なお、ベースプレート102及びカバー1
03には、ヘッド導入部121が設けられている。
【0014】上記ヘッド導入部121は、ドアー122
及びドアースプリング123によって通常は閉じられた
状態になっている。
【0015】そして、記録再生装置201に装填される
と、該装置201に設けられたドアー開放部材(図示省
略)によってドアー122が開けられ、上記ヘッド導入
部121内に磁気ヘッド204が侵入して磁気テープ1
04に接触するようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデータカ
ートリッジにおいて、ドライブベルト110と第1のハ
ブ105及び第2のハブ106とのラップアングルを大
きく設定すればするほど、ドライブベルト110及び磁
気テープ104の走行を安定させることが知られてい
る。
【0017】ところで、上記従来のデータカートリッジ
101は、上述したように、ドライブローラ109と第
1のコーナーローラ111及び第2のコーナーローラ1
12にドライブベルト110を三角形状に掛けて、該ド
ライブベルト110のドライブローラ109と第1のコ
ーナーローラ111の間を第1のハブ105の周面に圧
接触させ、ドライブベルト110のドライブローラ10
9と第2のコーナーローラ112の間を第2のハブ10
6の周面に圧接触させる構成になっていたために次に述
べるような問題点があった。
【0018】(1)ドライブローラ109と第1のコー
ナーローラ111及び第2のコーナーローラ112の位
置関係により、ドライブベルト110の第1のハブ10
5に対するラップアングル及び第2のハブ106に対す
るラップアングルが自づと決定されてしまう。
【0019】(2)ドライブローラ109の直径を大き
くすることにより、第1のハブ105及び第2のハブ1
06に対するラップアングルを増やすことも可能である
が、ドライブローラ109の直径を大きくすると、ドラ
イブローラ109と第1のハブ105及び第2のハブ1
06との間隔が狭められて、これら第1のハブ105及
び第2のハブ106への磁気テープ104の巻数が制限
されてしまう。
【0020】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープの
巻取りを行う第1のハブ及び第2のハブと、上記第1の
ハブへの磁気テープの巻取りをガイドする第1のテープ
ガイドと、上記第2のハブへの磁気テープの巻取りをガ
イドする第2のテープガイドと、上記第1のテープガイ
ドと第2のテープガイドの間に配置されたドライブロー
ラと、上記ドライブローラによって駆動されるドライブ
ベルトと、上記ドライブベルトを上記第1のハブの周面
に接触させる第1のコーナーローラと、上記ドライブベ
ルトを上記第2のハブの周面に接触させる第2のコーナ
ーローラとを備えたテープカートリッジにおいて、上記
ドライブローラと第1のハブ又は/及び第2のハブの間
に、これらハブに対する磁気テープのラップアングルを
増大させるラップローラを配置した。
【0022】
【作用】上記ラップローラはドライブベルトの第1のハ
ブ又は/及び第2のハブに対するラップアングルを増大
させる。
【0023】
【実施例】次に、本発明を図1〜図5を参照して説明す
る。
【0024】図1は、コンピュータの外部記録媒体とし
て使用されているテープカートリッジ(以下、データカ
ートリッジという)1を示す。
【0025】上記データカートリッジ1は、磁気テープ
の巻数を増やして、記録容量を増大させるために、従来
のデータカートリッジ101の幅W1及び長さL1よりも
若干大きめの幅W2及び長さL2に形成されている。
【0026】上記データカートリッジ1は、アルミニュ
ウム製のベースプレート2上に透明樹脂製のカバー3を
取り付けることにより形成されている。
【0027】図2に示したように、ベースプレート2
は、磁気テープ4の巻取りを行う第1のハブ5及び第2
のハブ6と、上記第1のハブ5への磁気テープ4の巻取
りをガイドする第1のテープガイド7と、上記第2のハ
ブ6への磁気テープ4の巻取りをガイドする第2のテー
プガイド8と、上記第1のテープガイド7と第2のテー
プガイド8の間に配置されたドライブローラ9と、該ド
ライブローラ9によって駆動されるループ状のドライブ
ベルト10と、該ドライブベルト10を上記第1のハブ
5の周面に圧接触させている第1のコーナーローラ11
と、上記ドライブベルト10を上記第2のハブ6の周面
に圧接触させている第2のコーナーローラ12と、上記
第1のハブ5とドライブローラ9の間に設けられてい
て、第1のハブ5へのドライブベルト10のラップアン
グルを増大させるラップローラ13とを備えている。
【0028】上記データカートリッジ1は、従来のデー
タカートリッジ101よりも第1のハブ5及び第2のハ
ブ6への磁気テープ4の巻数を増やして記録容量を増大
させるために、上記第1のハブ5と第2のハブ6相互の
間隔や、これら第1,第2のハブ5,6とドライブロー
ラ9や第1,第2のコーナーローラ11,12の間隔
を、従来のデータカートリッジ101の場合よりも大に
設定している。
【0029】上記ドライブローラ9は、ベースプレート
2の幅方向(カートリッジ挿入方向を直交する方向)の
中心線CL2上に配置されている。
【0030】上記第1のハブ5と第2のハブ6とは、上
記中心線CL2の線対称(HP1=HP2)位置に配置
されている。
【0031】上記第1のコーナーローラ11と第2のコ
ーナーローラ12とは、上記中心線CL2の線対称(C
P1=CP2)位置に配置されている。
【0032】上記第1のテープガイド7と第2のテープ
ガイド8とは、上記中心線CL2の線対称(GP1=G
P2)位置に配置されている。
【0033】上記ドライブローラ9は、上記第1のテー
プガイド7と第2のテープガイド8との間で、かつ上記
中心線CL2よりも第2のテープガイド8側に偏心させ
た位置に設けられている。
【0034】従って、ドライブローラ9を上記中心線C
L2上に配置した場合に較べてドライブベルト10の第
2のハブ6に対するラップアングルは大になる反面、ド
ライブベルト10の第1のハブ5に対するラップアング
ルは小になる。
【0035】ラップローラ13は、上記第1のハブ5に
対するドライブベルト10のラップアングルを増やし、
上記第2のハブ6に対するドライブベルト10のラップ
アングルと略等しい値に設定するものである。
【0036】なお、ドライブローラ9を上記中心線CL
2よりも第2のテープガイド8側に偏心させた位置に設
けたのは、後に説明する記録再生装置301にデータカ
ートリッジ1を挿入した場合に従来のデータカートリッ
ジ101を挿入した場合と略同じ位置で記録再生装置3
01のドライブキャプスタンローラ322にドライブロ
ーラを接触させるためである。
【0037】図1に示したように、上記カバー3は、上
記第1のハブ5や第2のハブ6、第1,第2のテープガ
イド7,8、ドライブローラ9、第1,第2のコーナー
ローラ11,12等を覆うようにベースプレート2上に
ねじ等で取り付けられている。
【0038】上記カバー3の前面側の一側部で、かつ上
記ベースプレート2のヘッド挿入部2aに対応する位置
にはヘッド挿入部21が設けられ、中央部には上記ドラ
イブローラ9を露出させるための切欠窓22が設けら
れ、他側部の上面には、誤記録防止部材取付用の凹部2
3が設けられていて、該凹部23に誤記録防止部材24
がスライド可能に取り付けられている。
【0039】次に、実施例のデータカートリッジ1の記
録再生を行う記録再生装置301について説明する。
【0040】図1に示したように、記録再生装置301
は、一定の規格幅W3に形成されている。
【0041】上記記録再生装置310は、フロントパネ
ル302側にカートリッジ挿入部303を有している。
【0042】上記カートリッジ挿入部303の幅W
4は、従来の記録再生装置に存在した所謂余剰スペース
を利用することにより、記録再生装置301の幅W3
可及的に近づけた値に設定されている。
【0043】上記記録再生装置301は、上記カートリ
ッジ挿入部303の一側部に設けられた第1のロケータ
ー304と、上記カートリッジ挿入部303の他側部近
傍に設けられていて、上記第1のロケーター304との
間で従来のテープカートリッジ101の挿入をガイドす
る第2のロケーター305と、該第2のロケーター30
5の外側(カートリッジ挿入部303の他側部)に配置
されていて、上記第1のロケーター304との間で、上
記従来のデータカートリッジ101よりも幅広に形成さ
れた実施例のデータカートリッジ1の挿入をガイドする
第3のロケーター306を備えている。
【0044】上記第1のロケーター304は、データカ
ートリッジの挿入(装填)基準面とするものであり、上
記カートリッジ挿入部303の一側部に固定した状態で
設けられている。
【0045】上記第1のロケーター304の上記第2の
ロケーター305と対向する側面には、データカートリ
ッジの挿入をガイドするガイド溝311が設けられてい
る。
【0046】上記第2のロケーター305は、上記第1
のロケーター304と対向する側面の奥端側にガイド溝
312を有していて、該ガイド溝312と上記第1のロ
ケーター304のガイド溝311とで、従来のデータカ
ートリッジ101の挿入をガイドするようになってい
る。
【0047】上記第2のロケーター305の上記第1の
ロケーター304と対向する側面のフロントパネル30
2側の端部は、上記ガイド溝312に連なる第1の傾斜
面313になっていて、該第1の傾斜面313で、従来
のデータカートリッジ101のベースプレート102の
一側部をガイドして、円滑に上記ガイド溝312に嵌合
させることができるようになっている。
【0048】また、上記第2のロケーター305のフロ
ントパネル302側の上面には、奥に行くに従って徐々
に上り勾配となる第2の傾斜面314が設けられてい
る。
【0049】上記第2のロケーター305は、幅広のデ
ータカートリッジ1の挿入時に、該データカートリッジ
1の底部により押し下げられて、軸315を中心にして
下方に向かって回動して、カートリッジ挿入部303の
底面板303aよりも下方に退避する(格納される)よ
うになっている。
【0050】従って、カートリッジ挿入部303に、上
記幅を広げたデータカートリッジ1を挿入すれば、上述
したように、データカートリッジ1の底部が上記第2の
ロケーター305の上面に設けた第2の傾斜面314に
当たり図3に示したようにに、第2のロケーター305
を押し下げる。
【0051】上記第2のロケーター305が押し下げら
れると、該第2のロケーター305の外側に配置した第
3のロケーター306の内側面が露出し、該内側面に設
けたガイド溝316が現れ、該ガイド溝316にデータ
カートリッジ1のベースプレート2の一側部が嵌合し
て、データカートリッジ1は、上記第1のロケーター3
04と第3のロケーター306の間で挿入をガイドされ
る。
【0052】そして、上記データカートリッジ1が所定
の位置まで挿入されると、記録再生装置301に設けた
位置決めローラ(図示省略)がベースプレート2に設け
たローラ嵌合溝2bに嵌合して、上記データカートリッ
ジ1は、カートリッジ挿入部303内に位置決め固定さ
れる構成になっている。
【0053】図4に示したように、上記記録再生装置3
01は、カートリッジイン(カートリッジの装填)やテ
ープポジションを検出する検出部321と、ドライブキ
ャプスタンローラ322と、磁気ヘッド323等を備え
ている。
【0054】そして、上記カートリッジ挿入部302内
にデータカートリッジ1が装填されると、上記検出部3
21によってデータカートリッジ1が装填されたことが
検出されるとともに、上記ドライブキャプスタンローラ
322がデータカートリッジ1のドライブキャプスタン
ローラ9に係合するとともに、上記磁気ヘッド323が
データカートリッジ1の磁気テープ4に接触する。
【0055】上記ドライブキャプスタンローラ322を
回転させるとドライブローラ9が回転する。
【0056】ドライブローラ9が回転するとドライブベ
ルト10が走行し、該ドライブベルト10が所定のラッ
プアングルで巻き付けられている第1のハブ5及び第2
のハブ6は回転して、磁気テープ4の送りを行いながら
磁気ヘッド323により、上記磁気テープ4への記録再
生が行われるのである。
【0057】そして、上述したように、第1実施例のデ
ータカートリッジ1は、第1のハブ5に対するドライブ
ベルト10のラップアングルをラップローラ13によっ
て増大させるとともに、第2のハブ6に対するドライブ
ベルト10のラップアングルと略同等にしたので、ドラ
イブベルト10および磁気テープ4の走行特性を安定さ
せることができるものである。
【0058】なお、記録再生装置301は、上述したよ
うに第1のロケーター304を基準ロケーターとして、
上記カートリッジ挿入部303内に、従来のデータカー
トリッジ101および実施例のデータカートリッジ1を
装填するようになっているとともに、ドライブキャプス
タンローラ322は、従来のデータカートリッジ101
のベースプレート102の幅方向の中心線CL1の延長
線上に配置されている。
【0059】そして、図4に示したように、第1実施例
のデータカートリッジ1をカートリッジ挿入部303内
に挿入すると、ドライブローラ9は、従来のデータカー
トリッジ101と同様に、上記ドライブキャプスタンロ
ーラ322とカートリッジ挿入方向に一直線状に並んだ
状態で上記ドライブキャプスタンローラ322と接触す
るようになっている。
【0060】図5は、第2実施例を示す。
【0061】この実施例において、ドライブローラ9
は、上記ベースプレート2の幅方向の中心線CL2上に
設けられている。
【0062】上記ドライブローラ9と第1のハブ5の間
には、該第1のハブ5に対するドライブベルト10のラ
ップアングルを増大させるための第1のラップローラ1
4が設けられているとともに、上記ドライブローラ9と
第2のハブ6の間には、該第2のハブ6に対するドライ
ブベルト10のラップアングルを増大させるための第2
のラップローラ15が設けられている。
【0063】そして、上記第1,第2のラップローラ1
4,15により、ドライブベルト10の第1,第2のハ
ブ5,6に対するラップアングルは、これら第1,第2
のラップローラ14,15を設けない場合に較べて、所
定の角度づつ増大された状態になっている。
【0064】上述したように、第2実施例のデータカー
トリッジ1は、ベースプレートの幅方向の中心線CL2
上にドライブローラ9を配置した。
【0065】従って、第2実施例のデータカートリッジ
1を記録再生装置301に装填した場合には、ドライブ
キャプスタンローラ322の位置に対してドライブロー
ラ9の位置がズレた状態になる。
【0066】そこで、第2実施例では、ドライブローラ
9の直径を第1実施例のデータカートリッジのドライブ
ローラの直径よりも大径にすることにより上記位置ズレ
を補償して、ドライブローラ9をドライブキャプスタン
ローラ322に接触させる構成している。
【0067】なお、他の構成は第1実施例の場合と同一
であるので重複する説明を省略する。
【0068】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジは、ラップ
ローラによりドライブベルトの第1,第2のハブへのラ
ップアングルを増大させたので、ドライブベルト及び磁
気テープの走行特性を安定させて記録再生を行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】第1実施例の平面図。
【図3】記録再生装置の要部の斜視図。
【図4】記録再生装置へ装填した状態の要部の平面図。
【図5】第2実施例の平面図。
【図6】従来例の分解斜視図。
【図7】従来例の平面図。
【図8】記録再生装置の平面図。
【符号の説明】
1…テープカートリッジ(データカートリッジ) 4…磁気テープ 5,6…第1,第2のハブ 7,8…第1,第2のテープガイド 9…ドライブローラ 10…ドライブベルト 11,12…第1,第2のコーナーローラ 13,14,15…ラップローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 政則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの巻取りを行う第1のハブ及
    び第2のハブと、 上記第1のハブへの磁気テープの巻取りをガイドする第
    1のテープガイドと、 上記第2のハブへの磁気テープの巻取りをガイドする第
    2のテープガイドと、 上記第1のテープガイドと第2のテープガイドの間に配
    置されたドライブローラと、 上記ドライブローラによって駆動されるドライブベルト
    と、 上記ドライブベルトを上記第1のハブの周面に接触させ
    る第1のコーナーローラと、 上記ドライブベルトを上記第2のハブの周面に接触させ
    る第2のコーナーローラと、 を備えていて、 上記ドライブローラと第1のハブ又は/及び第2のハブ
    の間に、これらのハブに対する磁気テープのラップアン
    グルを増大させるラップローラを配置したことを特徴と
    するテープカートリッジ。
JP8507595A 1995-04-11 1995-04-11 テープカートリッジ Pending JPH08287641A (ja)

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