JPH08286411A - 偽造防止用被記録材 - Google Patents

偽造防止用被記録材

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JPH08286411A
JPH08286411A JP5266896A JP5266896A JPH08286411A JP H08286411 A JPH08286411 A JP H08286411A JP 5266896 A JP5266896 A JP 5266896A JP 5266896 A JP5266896 A JP 5266896A JP H08286411 A JPH08286411 A JP H08286411A
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JP
Japan
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recording
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forgery
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JP5266896A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Kimura
重昭 木村
Hiroshi Kitazawa
寛 北沢
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも被記録面がセルロース繊維を主成
分とした紙質層で構成された被記録林の被記録面に熱溶
融性または熱軟化性インキにより画像が形成されている
画像保持被記録材に、水を含む画像除去促進液を保持さ
せた後、画像を画像剥離部材に加熱接着及び/または加
圧接着させることにより被記録面から剥離する方法によ
っても、画像を完全に剥離除去することは困難であり、
文書等の改竄の危険性のない偽造防止用被記録材を提供
することである。 【解決手段】 少なくとも被記録面がセルロース繊維を
主成分とした紙質層で構成された被記録材において、被
記録面に表面張力が40mN/mの液を滴下した時の接
触角のcosθが0.8以上である被記録面を有し、ス
テキヒトサイズ度が30秒以上であることを特徴とする
偽造防止用被記録材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも被記録
面がセルロース繊維を主成分とした紙質層で構成された
偽造防止用被記録材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のOA化により、プリンター用紙や
複写用紙が大量に使用されるようになり、そのために、
森林の伐採による地球環境の悪化の問題を引き起こすに
至っている。従来、このような問題に対しては、一度使
用した用紙をパルプに離解して戻し、パルプに付着した
インク等を除去した後、再び抄いて、古紙・再生紙等と
呼ばれる紙に再生する方法が行われているが、最近、一
度使用した紙の上の文字などの画像をクリーニングなる
処理によって取り去り、複写あるいは印刷等に再利用す
ることができる紙、及び画像のクリーニング方法が提案
されている。例えば、このような紙としては、特開平4
−67043号公報に記載されているように、シート状
被記録材の表面、特に片面のみに離形処理がなされ、か
つ、該離形処理した被記録材に印を付け、普通紙と区別
したものが挙げられる。
【0003】しかしながら、このような複写用紙は、次
のような問題点を有する。 表面に離形処理を施した特別な用紙となり、現在のよ
うに大量に使用されている一般的な複写用紙、印刷用紙
とはならず、適用に難点がある。 従って、一般的な複写用紙等と混合して複写あるいは
印刷するには困難が伴う。 さらに、資源再利用という観点からは、両面複写、す
なわち一枚の複写用紙の表裏両面に複写できることが重
要であり、今後、表裏両面用の複写用紙が主流になるも
のと考えられ、このような状況下では、片面に離形剤を
塗布した被記録材の利用には難点が伴う。
【0004】また、特開平1−101576号公報、特
開平1−101577号公報には、被記録材上に形成さ
れた画像のトナー樹脂を溶解させる有機溶剤に、画像が
形成されている被記録材を浸漬し、超音波処理すること
により画像を被記録材から除去する被記録材の再生方法
が開示されているが、この方法では、有機溶剤を使用す
るため、公害、発火性および毒性などの使用環境上の問
題があり、一般のオフィス、家庭での使用には難点があ
る。
【0005】一方、特開平1−297294号公報に
は、被記録材として、プラスチック、金属、液浸透性の
悪い紙あるいはセラミックなどで形成されたものを使用
し、該被記録材上に形成された画像を熱溶融性剥離体を
介在させて加熱し、画像を被記録材から剥ぎ取るクリー
ニング方法が開示されているが、表面に離形処理を施し
た特別な用紙(イレーザブルペーパー)を用いなければ
ならず、現在、大量に使用されている一般的な複写用
紙、印刷用紙などに適用できない難点がある。
【0006】そこで、上記のような従来の問題を解決す
る方法として、少なくとも被記録面がセルロース繊維を
主成分とした紙質層で構成された被記録材に熱溶融性ま
たは熱軟化性インキにより画像が形成されている画像保
持被記録材に、水を含む画像除去促進液を保持させた
後、該画像を画像剥離部材に接着させて被記録材から剥
離除去する画像保持被記録材の再生方法が提案されてい
る。この方法によれば、使用環境上の問題がなく、一般
的な複写用紙、印刷用紙などに適用でき、また被記録材
を傷めることなく画像を剥離除去することができるが、
その反面、一度使用した被記録材を再利用することが可
能となるため、未剥離画像部分を利用し文書等を改竄し
て偽造文書が作成される危険性を生じるという問題があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも被記録面がセルロース繊維を主成分とした紙質層
で構成された被記録材の被記録面に熱溶融性または熱軟
化性インキにより画像が形成されている画像保持被記録
材に、水を含む画像除去促進液を保持させた後、画像を
画像剥離部材に加熱接着及び/または加圧接着させるこ
とにより被記録面から剥離する方法によっても、画像を
完全に剥離除去することは困難であり、文書等の改竄の
危険性のない偽造防止用被記録材を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、被記録材
の違いにより、画像保持被記録材からの画像の剥離性が
変化することに着目し、剥離除去されやすい被記録材と
剥離除去されにくい被記録材の特性の違いについて検討
し、被記録材におけるセルロース繊維を主成分とした紙
質層で構成された被記録面の濡れ性等が画像の剥離性に
関係していることを見出し本発明に至ったものである。
すなわち、本発明の上記目的は、少なくとも被記録面が
セルロース繊維を主成分とした紙質層で構成された被記
録材において、被記録面に表面張力が40mN/mの液
を滴下した時の接触角のcosθが0.8以上である被
記録面を有し、ステキヒトサイズ度が30秒以上である
ことを特徴とする偽造防止用被記録材によって達成され
る。
【発明の実施の形態】
【0009】ここでの接触角は、温度23℃、相対湿度
50%の環境下で、協和科学社製接触角計CA−Dに取
り付けたマイクロシリンジから、40mN/mの表面張
力を有する濡れ指数標準液(和光純薬工業社製)1滴
を、被記録材の被記録面に滴下し、滴下後およそ5秒後
の接触角を同装置により読取って測定されるものであ
り、また、ステキヒトサイズ度は、JIS P−812
2に準じて測定されるものである。
【0010】上記のような接触角は、抄紙工程で用いら
れるサイズ剤の使用により得ることができる。サイズ剤
としては、一般の抄紙工程で用いられる各種の肉添サイ
ズ剤や表面サイズ剤を使用することできるが、サイズ剤
を乾燥して得たフィルムに表面張力が40mN/mの液
を滴下したときの接触角のcosθが0.8以上にある
ものを使用することが好ましい。この範囲外のサイズ剤
を使用して被記録面のcosθが0.8以上である被記
録材を得ることは困難である。なお、ここでの接触角
は、温度23℃、相対湿度50%の環境下で、協和科学
社製接触角計CA−Dに取り付けたマイクロシリンジか
ら、40mN/mの表面張力を有する濡れ指数標準液
(和光純薬工業社製)1滴を、サイズ剤を乾燥して得た
フィルムに滴下し、滴下後およそ5秒後の接触角を同装
置により読取って測定されるものである。また、サイズ
剤を乾燥して得たフィルムは、サイズ剤の原液中に、よ
く洗浄したスライドガラスを浸漬させ、それを取り出し
た後に室温で乾燥させ、更に乾燥後に105℃の恒温槽
中に5分間放置して作成されるものである。
【0011】このようなサイズ剤としては、従来公知の
種々のものが挙げられるが、スチレン系樹脂たとえばス
チレン系樹脂共重合体あるいはこれと他の樹脂とのブレ
ンド物等からなるスチレン系樹脂の合成サイズ剤やカチ
オン性の合成サイズ剤が効果が高く最適である。このよ
うな合成サイズ剤の具体例としては、例えば、荒川化学
工業株式会社製のポリマロン360、ミサワセラミック
スケミカル株式会社製S−800、同AK−600、ハ
リマ化成株式会社製KN−500などが挙げられる。
【0012】また、本発明におけるステキヒトサイズ度
は、上記したようなサイズ剤を使用することにより得る
ことができるが、ステキヒトサイズ度を30秒以上とす
るために一般に添加される量より過剰に添加することが
必要であり、添加量としては、使用するサイズ剤によ
り、また、サイズ剤の添加方法により異なるが、ステキ
ヒトサイズ度が高い方が画像の剥離除去がより困難とな
り偽造防止の効果が高いため、より多くの量を加えるこ
とが好ましい。被記録材のステキヒトサイズが30秒未
満であると、剥離後において記録した文字が読解できな
くなり、未剥離画像部分を利用して文書等を改竄して偽
造文書が作成される恐れが生じる。サイズ剤は、抄紙機
での内添やサイズプレスでの表面サイジング、塗布機で
の塗布や含浸加工等の方法により使用されるが、上記の
接触角のcosθを得るためにも、ステキヒトサイズ度
を得るためにもサイズ剤が被記録面により多く存在する
方が好ましく、内添によるよりも表面サイジング、塗
布、含浸等の方法によりサイズ加工することか好まし
い。
【0013】本発明の偽造防止用被記録材における、少
なくとも被記録面がセルロース繊維を主成分とした紙質
層で構成された被記録材の代表的な例としては、セルロ
ース繊維を主成分とした紙で構成される被記録材が挙げ
られ、一般的に複写用紙、印刷用紙、記録用紙などとし
て使用される構成の被記録材が挙げられる。本発明の偽
造防止用被記録材は、画像を剥離除去することにより一
度使用した被記録材を再生し画像形成に再利用する方法
に使用される被記録材と区別し、特に偽造防止が必要な
場合の画像形成用の被記録材として用いられる。
【0014】すなわち、少なくとも被記録面がセルロー
ス繊維を主成分とした紙質層で構成された被記録材の被
記録面に熱溶融性または熱軟化性インキにより画像が形
成されている画像保持被記録材に、水を含む画像除去促
進液を保持させた後、画像を画像剥離部材に加熱接着及
び/または加圧接着させることにより被記録面から剥離
除去して被記録材を再生する方法によって、画像形成に
再利用することができる被記録材と区別し、特に偽造防
止が必要な場合において、本発明の偽造防止用被記録材
に画像を形成して画像保持被記録材を作成することによ
り、上記再生方法によっては画像を完全には剥離除去す
ることが出来ないようにし、文書等の偽造を防止するも
のである。
【0015】なお、本発明の偽造防止用被記録材に画像
を形成する方法としては、例えば、電子写真方式よる着
色剤と熱軟化性樹脂を主成分とする現像剤によって画像
を形成する方法、熱転写方式よる着色剤と熱溶融性高分
子物質を主成分とする熱転写インク層によって画像を形
成する方法、インクジェット方式よる着色剤と熱軟化性
或いは熱溶融性物質を主成分とする記録剤によって画像
を形成する方法、等が挙げられるが、電子写真方式によ
る方法よりも熱軟化性インキにより画像を形成する方法
がより好ましい。
【0016】また、上記の被記録材を再生する方法にお
いて用いられる画像除去促進液としては、水、界面活性
剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む水溶液、または
界面活性剤と水溶性ポリマーを含む水溶液などが挙げら
れる。また、画像剥離部材としては、種々の樹脂、ゴム
等の有機高分子物質、アルミニウム、ニッケル等の金属
などを直接、シート状、ベルト状又はローラー状に形成
したもの、或いは他の支持体の表面上にこれらを担持さ
せたものなどが挙げられる。
【0017】
【実施例】次に実施例により本発明を説明する。なお、
文中に%とあるのは、特に断りのない限り重量基準であ
る。
【0018】実施例1 フリーネス400mlに叩解したLBKPに、パルプ比
で0.4%のポリアミドエピクロロヒドリン樹脂(日本
PMC社製WS−570)、6.0%のポリアクリルア
ミド樹脂(荒川化学工業社製ポリストロン117)をそ
れぞれ内部添加し、さらに長網抄紙機のサイズプレス
で、1g/m2の酸化デンプン(日本食品化工社製MS
#3800)、0.7g/m2のポリビニルアルコール
(クラレ社製PVA117)、0.4g/m2のポリア
ミドエピクロロヒドリン樹脂(日本PMC社製WS−5
25)、0.9g/m2のスチレン系サイズ剤(荒川化
学工業社製ポリマロン360)を表面サイジングして、
坪量74g/m2の実施例1の偽造防止用被記録材を抄
造した。ここで使用したスチレン系サイズ剤のポリマロ
ン360をスライドガラス上に薄く伸ばし、乾燥させ、
このフィルム上に表面張力が40mN/mの液を滴下し
て測定した接触角のcosθは0.8であった。また、
抄造された実施例1の偽造防止用被記録材の表面を同様
にして測定した接触角のcosθは0.9であり、ま
た、ステキヒトサイズ度は62秒であった。実施例1の
偽造防止用被記録材にPPC複写機(リコー社製IMA
GIO 320FPI)にて黒ベタ画像及び文字画像を
形成させた。画像が形成された偽造防止用被記録材にア
ニオン系界面活性剤ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウ
ム(三井サイアナミッド社製MA−80)0.8%を含
む水溶液の画像除去促進液を含浸させた後、画像剥離部
材を画像を形成した面に密着させて加熱した2本のゴム
ローラーのニップ間に通し、次いで画像剥離部材を偽造
防止用被記録材から引き離し、画像を剥離除去した。画
像が剥離除去された部分の濃度と、もともと画像が形成
されていない地肌部の濃度をマクベス反射濃度計で測定
し、その差を取って剥離後の濃度とした。この偽造防止
用被記録材の剥離後の濃度は、0.02であり、剥離後
においても形成されていた文字画像が目視により明確に
読み取れた。
【0019】実施例2 長網抄紙機のサイズプレスでの表面サイジングにおい
て、スチレン系サイズ剤ポリマロン360の代わりにス
チレン系サイズ剤(ミサワセラミックスケミカル社製S
−800)を、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂WS
−525の代わりにグリオキザール(日本合成化学社
製)を使用した以外は、実施例1と同様にして実施例2
の偽造防止用被記録材を得た。
【0020】実施例3 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、ス
チレン系サイズ剤(ハリマ化成社製KN−500)であ
る以外は、実施例2と同様にして実施例3の偽造防止用
被記録材を得た。
【0021】実施例4 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、ス
チレン系サイズ剤(ミサワセラミックスケミカル社製A
K−600)である以外は、実施例2と同様にして実施
例4の偽造防止用被記録材を得た。
【0022】比較例1 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、ア
ルキルケテンダイマーサイズ剤(日本PMC社製AS−
202)である以外は、実施例1と同様にして比較例1
の被記録材を得た。
【0023】比較例2 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、オ
レフィン系サイズ剤(ミサワセラミックスケミカル社製
AK−400)である以外は、実施例2と同様にして比
較例2の被記録材を得た。
【0024】比較例3 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、ア
クリル系サイズ剤(ハリマ化成社製KN−800)であ
る以外は、実施例2と同様にして比較例3の被記録材を
得た。
【0025】比較例4 長網抄紙機のサイズプレス液に使用するサイズ剤が、ス
チレン系サイズ剤(ミサワセラミックスケミカル社製S
−700)である以外は、実施例2と同様にして比較例
4の被記録材を得た。
【0026】比較例5 スチレン系サイズ剤(荒川化学工業社製ポリマロン36
0)の添加量が0.04g/m2である以外は、実施例
1と同様にして比較例5の被記録材を得た。
【0027】上記実施例2乃至4の偽造防止用被記録
材、及び比較例1乃至比較例5の被記録材について、実
施例1と同様にして画像を形成した後、実施例1と同様
にして画像を剥離除去して、剥離後の濃度を測定した。
また、剥離後の文字の読解度についての評価を行った。
これらから得られた結果を、実施例1と同様にして測定
したサイズ剤フィルムの接触角のcosθ、被記録面の
接触角のcosθ、及びステキヒトサイズ度と共に表1
に示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1に示されるように、本発明に係る偽造
防止用被記録材は、画像剥離後においても、形成されて
いた画像を読取ることができ、形成されていた画像を改
竄して偽造文書等を作成することが極めて困難なもので
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、被記録材の被記録面に
熱溶融性または熱軟化性インキにより画像が形成されて
いる画像保持被記録材に、水を含む画像除去促進液を保
持させた後、画像を画像剥離部材に加熱接着及び/また
は加圧接着させることにより被記録面から剥離する方法
によっても、画像を完全に剥離除去することは困難であ
り、文書等の改竄の危険性のない偽造防止用被記録材を
得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも被記録面がセルロース繊維を
    主成分とした紙質層で構成された被記録材において、被
    記録面に表面張力が40mN/mの液を滴下した時の接
    触角のcosθが0.8以上である被記録面を有し、ス
    テキヒトサイズ度が30秒以上であることを特徴とする
    偽造防止用被記録材。
  2. 【請求項2】 紙質層が、サイズ剤を乾燥して得たフィ
    ルムに表面張力が40mN/mの液を滴下した時の接触
    角のcosθが0.8以上であるサイズ剤を、含有して
    いることを特徴とする請求項1記載の偽造防止用被記録
    材。
  3. 【請求項3】 サイズ剤を乾燥して得たフィルムに表面
    張力が40mN/mの液を滴下した時の接触角のcos
    θが0.8以上であるサイズ剤を被記録面に有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の偽造防止用被記録
    材。
  4. 【請求項4】 少なくとも被記録面がセルロース繊維を
    主成分とした紙質層で構成された被記録材が、セルロー
    ス繊維を主成分とした紙であることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の偽造防止用被記録材。
  5. 【請求項5】 サイズ剤がスチレン系樹脂を主成分とし
    たものであることを特徴とする請求項2、3または4記
    載の偽造防止用被記録材。
JP5266896A 1995-02-17 1996-02-16 偽造防止用被記録材 Pending JPH08286411A (ja)

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JP5266896A JPH08286411A (ja) 1995-02-17 1996-02-16 偽造防止用被記録材

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JP7-53410 1995-02-17
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