JPH0828513A - パイプ固定装置 - Google Patents
パイプ固定装置Info
- Publication number
- JPH0828513A JPH0828513A JP6160460A JP16046094A JPH0828513A JP H0828513 A JPH0828513 A JP H0828513A JP 6160460 A JP6160460 A JP 6160460A JP 16046094 A JP16046094 A JP 16046094A JP H0828513 A JPH0828513 A JP H0828513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- holder
- plate
- mounting
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パイプを取付板に固定するためのものであっ
て、部品数が少なく取付が容易であって、パイプの振動
を取付板に伝えないものにする。 【構成】パイプ孔41aをパイプ2に通してパイプに取
付けられたゴム製のホルダ41を段付ねじ43によって
一定の力で取付け板1に固定する。この段付ねじ43に
よりホルダ41に加えられた力はホルダ43に取付けら
れた加圧板42によってパイプ挿入部分に伝わりホルダ
41が適当な力でパイプ2を締付けパイプ2に固定され
るとともに、パイプ2が取付け板1に固定される。パイ
プ2と加圧板42、加圧板42と段付ねじ43、及びパ
イプ2と取付板1との間にホルダ41が介在し、パイプ
2の振動が取付け板1に伝わるのを防止している。又従
来に比べホルダ41が加わるだけで部品数が少なく取付
けが容易である。
て、部品数が少なく取付が容易であって、パイプの振動
を取付板に伝えないものにする。 【構成】パイプ孔41aをパイプ2に通してパイプに取
付けられたゴム製のホルダ41を段付ねじ43によって
一定の力で取付け板1に固定する。この段付ねじ43に
よりホルダ41に加えられた力はホルダ43に取付けら
れた加圧板42によってパイプ挿入部分に伝わりホルダ
41が適当な力でパイプ2を締付けパイプ2に固定され
るとともに、パイプ2が取付け板1に固定される。パイ
プ2と加圧板42、加圧板42と段付ねじ43、及びパ
イプ2と取付板1との間にホルダ41が介在し、パイプ
2の振動が取付け板1に伝わるのを防止している。又従
来に比べホルダ41が加わるだけで部品数が少なく取付
けが容易である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば缶入り飲料の自
動販売機において、冷却装置の冷媒配管であるパイプを
機内取付板に固定保持させるためのパイプ固定装置に関
する。
動販売機において、冷却装置の冷媒配管であるパイプを
機内取付板に固定保持させるためのパイプ固定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のパイプ固定装置として図7に示
すものが公知である。図において、1は取付板、2が断
熱被覆されたパイプである。固定装置3は半円状の頭部
に平らな脚部を有する固定金31を有し、前記脚部を小
ねじ32で取付板に固定するとともに、パイプ2に被せ
た前記頭部でパイプ2を取付板1に固定するものであ
る。パイプ固定装置の別の従来例として図8及び図9に
示すものも知られている。図7及び図8において、固定
金31の取付孔には円筒状のゴム製ブッシュ33が外周
のリング状の溝33aを介して嵌着され、又ブッシュ3
3の孔には円筒状のスリーブ34が挿入される。しかし
て半円上の頭部をパイプ2に被せた固定金31は、スリ
ーブ34を通して取付板1にねじ込まれる小ねじ32に
よって取付板に固定される。この際、小ねじ32の頭部
下面がブッシュ33上面を加圧するが小ねじ32のねじ
込み深さがスリーブ34によって規制され、ブッシュ3
3へ加わる力、延いては固定金32によってパイプ2に
加わる締付け力が一定の大きさに規制される。このパイ
プ固定装置では固定金32と取付板1との間にブッシュ
33が介在するので、パイプ2の振動を取付板に伝える
ことが少ない。
すものが公知である。図において、1は取付板、2が断
熱被覆されたパイプである。固定装置3は半円状の頭部
に平らな脚部を有する固定金31を有し、前記脚部を小
ねじ32で取付板に固定するとともに、パイプ2に被せ
た前記頭部でパイプ2を取付板1に固定するものであ
る。パイプ固定装置の別の従来例として図8及び図9に
示すものも知られている。図7及び図8において、固定
金31の取付孔には円筒状のゴム製ブッシュ33が外周
のリング状の溝33aを介して嵌着され、又ブッシュ3
3の孔には円筒状のスリーブ34が挿入される。しかし
て半円上の頭部をパイプ2に被せた固定金31は、スリ
ーブ34を通して取付板1にねじ込まれる小ねじ32に
よって取付板に固定される。この際、小ねじ32の頭部
下面がブッシュ33上面を加圧するが小ねじ32のねじ
込み深さがスリーブ34によって規制され、ブッシュ3
3へ加わる力、延いては固定金32によってパイプ2に
加わる締付け力が一定の大きさに規制される。このパイ
プ固定装置では固定金32と取付板1との間にブッシュ
33が介在するので、パイプ2の振動を取付板に伝える
ことが少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のパイプ
固定装置は、図7に示す前者のものでは部品点数が少な
く取付作業が簡単であるが固定金32を直接取付板1に
固定しているためにパイプ2の振動が取付板1に伝わり
易い欠点があり、図8に示す後者のものでは部品点数が
多く取付作業が煩雑である欠点があった。
固定装置は、図7に示す前者のものでは部品点数が少な
く取付作業が簡単であるが固定金32を直接取付板1に
固定しているためにパイプ2の振動が取付板1に伝わり
易い欠点があり、図8に示す後者のものでは部品点数が
多く取付作業が煩雑である欠点があった。
【0004】この発明は部品点数が少なく取付作業が簡
単で、かつパイプの振動が取付板に伝わらなくしたパイ
プ取付装置を提供することを目的とする。
単で、かつパイプの振動が取付板に伝わらなくしたパイ
プ取付装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、パイプを取付板に固定するため
のパイプ固定装置において、一方の端部にパイプが挿入
される水平方向のパイプ孔を有し、このパイプ孔から他
端にかけて上下に分断され、この分断された側の上面上
に、上面がボルト座面をなす円筒状の突部を有するとと
もに突部中央を上下に貫通するボルト孔があけられ、か
つ前記突部外周にリング状の溝を有するホルダと、一部
が開口する円形の係合孔周縁が前記溝に嵌り合い前記ホ
ルダの上面に被さる加圧板と、前記ボルト孔を貫通して
前記取付板にねじ込み固定されるとともに前記ホルダを
適当な締付力で前記取付板に固定する取付ボルトとで構
成するものとする。
に、この発明によれば、パイプを取付板に固定するため
のパイプ固定装置において、一方の端部にパイプが挿入
される水平方向のパイプ孔を有し、このパイプ孔から他
端にかけて上下に分断され、この分断された側の上面上
に、上面がボルト座面をなす円筒状の突部を有するとと
もに突部中央を上下に貫通するボルト孔があけられ、か
つ前記突部外周にリング状の溝を有するホルダと、一部
が開口する円形の係合孔周縁が前記溝に嵌り合い前記ホ
ルダの上面に被さる加圧板と、前記ボルト孔を貫通して
前記取付板にねじ込み固定されるとともに前記ホルダを
適当な締付力で前記取付板に固定する取付ボルトとで構
成するものとする。
【0006】
【作用】従来のものにホルダが1個加わるだけで部品数
が少なく組立も容易であり、取付板とパイプとの間に適
当な弾性を有するホルダが介在することによってパイプ
の振動が取付板に伝わるのが防止される。
が少なく組立も容易であり、取付板とパイプとの間に適
当な弾性を有するホルダが介在することによってパイプ
の振動が取付板に伝わるのが防止される。
【0007】
【実施例】図1ないし図6はこの発明の実施例を示すも
ので、図7ないし図9と共通あるいは同一の部分は同じ
符号で示す。図1ないし図6において、41は適当な弾
性を有する材質の例えばゴム製のホルダで、一方の端部
にパイプ2を保持するパイプ孔41aが水平方向にあけ
られ、このパイプ孔41aから他端に走るスリット41
bによって、パイプ孔から他端側は上下に分断されてい
る。更に前記分断側の上面には円形に突出し外周にリン
グ状の溝41cを有する突部41dが形成され、この突
部中心を上下に走るボルト孔41eを有する。42は堅
牢な材料、例えば銅板などの金属製の加圧板で、ホルダ
41の上面に沿った形状に形成され、前記溝41cに嵌
り一部で開口する円形の取付孔42aを有する。43は
頭部下面と取付板1上面までの長さを規制するためにね
じ部上端で段付きに形成された段付ねじである。
ので、図7ないし図9と共通あるいは同一の部分は同じ
符号で示す。図1ないし図6において、41は適当な弾
性を有する材質の例えばゴム製のホルダで、一方の端部
にパイプ2を保持するパイプ孔41aが水平方向にあけ
られ、このパイプ孔41aから他端に走るスリット41
bによって、パイプ孔から他端側は上下に分断されてい
る。更に前記分断側の上面には円形に突出し外周にリン
グ状の溝41cを有する突部41dが形成され、この突
部中心を上下に走るボルト孔41eを有する。42は堅
牢な材料、例えば銅板などの金属製の加圧板で、ホルダ
41の上面に沿った形状に形成され、前記溝41cに嵌
り一部で開口する円形の取付孔42aを有する。43は
頭部下面と取付板1上面までの長さを規制するためにね
じ部上端で段付きに形成された段付ねじである。
【0008】前述の構成において、パイプ2を固定する
際には、パイプ2にパイプ孔41aを係合させてホルダ
41がパイプ2に取付けられ、このホルダ41上面上
に、取付孔42aを溝41cに嵌込み固定板42が被せ
られる。前記ホルダ41のボルト孔41eを通して段付
ねじ43が取付板1にねじ込まれ、ホルダ41が一定の
力で取付板1に固定される。段付ねじ43をねじ部いっ
ぱいにねじ込むことにより、加圧板42によってホルダ
41の上面全面が一定の力で下向きに加圧され、ホルダ
41が一定の締付力でパイプ2を締付け固定されるとと
もに、パイプ2が取付板1に固定される。このパイプ取
付装置3は上述の如く、図7に示す従来のものに比べホ
ルダ41が加わるだけで部品数が少なく取付が極めて容
易である。かつパイプ2と加圧板42、加圧板42と段
付ねじ43、及びパイプ2と取付板1との間にいずれも
ホルダ41が介在するのでパイプ2の振動の取付板1へ
伝わるのが確実に防止される。
際には、パイプ2にパイプ孔41aを係合させてホルダ
41がパイプ2に取付けられ、このホルダ41上面上
に、取付孔42aを溝41cに嵌込み固定板42が被せ
られる。前記ホルダ41のボルト孔41eを通して段付
ねじ43が取付板1にねじ込まれ、ホルダ41が一定の
力で取付板1に固定される。段付ねじ43をねじ部いっ
ぱいにねじ込むことにより、加圧板42によってホルダ
41の上面全面が一定の力で下向きに加圧され、ホルダ
41が一定の締付力でパイプ2を締付け固定されるとと
もに、パイプ2が取付板1に固定される。このパイプ取
付装置3は上述の如く、図7に示す従来のものに比べホ
ルダ41が加わるだけで部品数が少なく取付が極めて容
易である。かつパイプ2と加圧板42、加圧板42と段
付ねじ43、及びパイプ2と取付板1との間にいずれも
ホルダ41が介在するのでパイプ2の振動の取付板1へ
伝わるのが確実に防止される。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、パイプを取付板に固
定するためのパイプ固定装置において、一方の端部にパ
イプが挿入される水平方向のパイプ孔を有し、このパイ
プ孔から他端にかけて上下に分断され、この分断された
側の上面上に、上面がボルト底面をなす円筒状の突部を
有するとともに突部中央を上下に貫通するボルト孔があ
けられ、かつ前記突部外周にリング状の溝を有するホル
ダと、一部が開口する円形の係合孔周縁が前記溝に嵌り
合い前記ホルダの上面に被さる加圧板と、前記ボルト孔
を貫通して前記取付板にねじ込み固定されるとともに前
記ホルダを適当な締付力で前記取付板に固定する取付ボ
ルトとにより構成したので、部品数が少なく取付が簡単
で、パイプの振動を取付板に伝えることのないパイプ固
定装置を提供することができる。
定するためのパイプ固定装置において、一方の端部にパ
イプが挿入される水平方向のパイプ孔を有し、このパイ
プ孔から他端にかけて上下に分断され、この分断された
側の上面上に、上面がボルト底面をなす円筒状の突部を
有するとともに突部中央を上下に貫通するボルト孔があ
けられ、かつ前記突部外周にリング状の溝を有するホル
ダと、一部が開口する円形の係合孔周縁が前記溝に嵌り
合い前記ホルダの上面に被さる加圧板と、前記ボルト孔
を貫通して前記取付板にねじ込み固定されるとともに前
記ホルダを適当な締付力で前記取付板に固定する取付ボ
ルトとにより構成したので、部品数が少なく取付が簡単
で、パイプの振動を取付板に伝えることのないパイプ固
定装置を提供することができる。
【図1】この発明のパイプ固定装置を示す斜視図
【図2】図1のパイプ固定装置におけるホルダの斜視図
【図3】ホルダの正面図
【図4】ホルダの平面図
【図5】図1のパイプ固定装置における加圧板の斜視図
【図6】図1のパイプ固定装置における段付ねじの正面
図
図
【図7】従来のパイプ固定装置の正面図
【図8】別の従来例を示すパイプ固定装置の正面図
【図9】図8のパイプ固定装置の分解斜視図
1 取付板 2 パイプ 3 パイプ固定装置 41 ホルダ 42 加圧板 43 段付ねじ(取付ねじ)
Claims (2)
- 【請求項1】パイプを取付板に固定するためのパイプ固
定装置において、一方の端部にパイプが挿入される水平
方向のパイプ孔を有し、このパイプ孔から他端にかけて
上下に分断され、この分断された側の上面上に、上面が
取付ねじの座面をなす円筒状の突部を有するとともに突
部中央を上下に貫通する取付孔があけられ、かつ前記突
部外周にリング状の溝を有する弾性材質でなるホルダ
と、一部が開口する円形の係合孔周縁が前記溝に嵌り合
い前記ホルダの上面に被さる加圧板と、前記取付孔を貫
通して前記取付板にねじ込み固定されるとともに前記ホ
ルダを適当な締付力で前記取付板に固定する取付ねじと
からなることを特徴とするパイプ固定装置。 - 【請求項2】請求項1記載のパイプ固定装置において、
取付ねじが段付ねじであることを特徴とするパイプ固定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6160460A JPH0828513A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | パイプ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6160460A JPH0828513A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | パイプ固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828513A true JPH0828513A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15715426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6160460A Pending JPH0828513A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | パイプ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828513A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6616055B2 (en) | 2000-03-28 | 2003-09-09 | Yushin System Co., Ltd. | Returnable container physical distribution management system using information system |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6160460A patent/JPH0828513A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6616055B2 (en) | 2000-03-28 | 2003-09-09 | Yushin System Co., Ltd. | Returnable container physical distribution management system using information system |
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