JPH08283396A - p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体 - Google Patents
p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体Info
- Publication number
- JPH08283396A JPH08283396A JP8035707A JP3570796A JPH08283396A JP H08283396 A JPH08283396 A JP H08283396A JP 8035707 A JP8035707 A JP 8035707A JP 3570796 A JP3570796 A JP 3570796A JP H08283396 A JPH08283396 A JP H08283396A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dioxanone
- glycolide
- temperature
- hours
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G63/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
- C08G63/66—Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
- C08G63/664—Polyesters containing oxygen in the form of ether groups derived from hydroxy carboxylic acids
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L17/00—Materials for surgical sutures or for ligaturing blood vessels ; Materials for prostheses or catheters
- A61L17/06—At least partially resorbable materials
- A61L17/10—At least partially resorbable materials containing macromolecular materials
- A61L17/12—Homopolymers or copolymers of glycolic acid or lactic acid
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S525/00—Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
- Y10S525/937—Utility as body contact e.g. implant, contact lens or I.U.D.
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Polyethers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な柔軟性及び迅速吸収性を有するp−ジ
オキサノンとグリコリドの結晶性重合体を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、約3乃至約30重量パーセン
トの重合したグリコリドを含有し、残りが重合したp−
ジオキサノンであり、且つ1.6〜2.6dl/gのイン
ヘレント粘度;加熱載物台顕微鏡測定によって90〜1
25℃の溶融温度;25〜50%の結晶化度;単一の分
子量分布曲線;及び溶融状態における単一相を有するこ
とを特徴とするp−ジオキサノンとグリコリドの結晶性
共重合体を提供する。
オキサノンとグリコリドの結晶性重合体を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、約3乃至約30重量パーセン
トの重合したグリコリドを含有し、残りが重合したp−
ジオキサノンであり、且つ1.6〜2.6dl/gのイン
ヘレント粘度;加熱載物台顕微鏡測定によって90〜1
25℃の溶融温度;25〜50%の結晶化度;単一の分
子量分布曲線;及び溶融状態における単一相を有するこ
とを特徴とするp−ジオキサノンとグリコリドの結晶性
共重合体を提供する。
Description
【0001】本発明はp−ジオキサノンとグリコリドの
結晶性共重合体、該共重合体の製造方法、及びそれから
製造した、たとえば高いコンプライアンス、迅速吸収性
モノフイラメント縫合糸のような手術用品に関するもの
である。
結晶性共重合体、該共重合体の製造方法、及びそれから
製造した、たとえば高いコンプライアンス、迅速吸収性
モノフイラメント縫合糸のような手術用品に関するもの
である。
【0002】発明の背景 p−ジオキサノンホモポリマーから成る、手術用品、特
に吸収性モノフイラメント縫合糸、及び結紮具及び止血
結紮クリツプは有用な商品である。本発明はホモポリマ
ーにおいて達成することができるものとは異なった性質
を有するp−ジオキサノン重合体を提供するための手段
を目的としている。すなわち本発明はp−ジオキサノン
重合体の有用性を拡大するための手段を提供する。
に吸収性モノフイラメント縫合糸、及び結紮具及び止血
結紮クリツプは有用な商品である。本発明はホモポリマ
ーにおいて達成することができるものとは異なった性質
を有するp−ジオキサノン重合体を提供するための手段
を目的としている。すなわち本発明はp−ジオキサノン
重合体の有用性を拡大するための手段を提供する。
【0003】p−ジオキサノン重合体は米国特許第4,0
52,988号においてドツジらによって開示されてい
るが、かれらは、このような重合体から成る縫合糸及び
その他の手術用品をも開示し且つ特許請求している。ド
ツジらの特許の8及び9縦行にわたる記事中で、グリコ
リドをp−ジオキサノンと共重合させて吸収性の縫合糸
を与えることができるということを開示している。
52,988号においてドツジらによって開示されてい
るが、かれらは、このような重合体から成る縫合糸及び
その他の手術用品をも開示し且つ特許請求している。ド
ツジらの特許の8及び9縦行にわたる記事中で、グリコ
リドをp−ジオキサノンと共重合させて吸収性の縫合糸
を与えることができるということを開示している。
【0004】p−ジオキサノンホモポリマーの縫合糸及
び結紮具のような手術用フイラメントは、モノフイラメ
ントの形態で商業的に入手することができる。モノフイ
ラメント縫合糸の望ましい性質の一つは、高い強度(引
張強さと結節強さとして)及び良好なコンプライアンス
又は柔軟性を兼ね備えていることである。p−ジオキサ
ノンホモポリマーの手術用フイラメントは、どちらかと
いえば、こわく且つ針金のようであると外科医によって
認められている。本発明の価値ある利点の一つは、本発
明がp−ジオキサノンホモポリマーよりも柔軟性であるp
−ジオキサノン重合体を提供し、それによってp−ジオ
キサノン重合体の有用性を実質的に増進することであ
る。
び結紮具のような手術用フイラメントは、モノフイラメ
ントの形態で商業的に入手することができる。モノフイ
ラメント縫合糸の望ましい性質の一つは、高い強度(引
張強さと結節強さとして)及び良好なコンプライアンス
又は柔軟性を兼ね備えていることである。p−ジオキサ
ノンホモポリマーの手術用フイラメントは、どちらかと
いえば、こわく且つ針金のようであると外科医によって
認められている。本発明の価値ある利点の一つは、本発
明がp−ジオキサノンホモポリマーよりも柔軟性であるp
−ジオキサノン重合体を提供し、それによってp−ジオ
キサノン重合体の有用性を実質的に増進することであ
る。
【0005】本発明の要約 本発明の重合体は、ポリ(p−ジオキサノン)よりも遥か
に良好な柔軟性と共に高グリコリド重合体の迅速吸収性
を兼ね備えている、p−ジオキサノンとグリコリドの結
晶性共重合体である。さらに本発明は、これらの共重合
体から成る、殺菌できる手術用品、好ましくは良好な強
度、迅速吸収性及びすぐれた柔軟性(低ヤング率によっ
て表わされる)の望ましい組合わせを有するモノフイラ
メント縫合糸及び結紮具をも提供する。本発明によって
提供されるその他の有用な手術用品は、手術用ステープ
ル、たとえば神経及び小脈管吻合のための小直径鞘のよ
うな管状構造物、及び織成又は不織管状構造物を含む織
物を包含する。
に良好な柔軟性と共に高グリコリド重合体の迅速吸収性
を兼ね備えている、p−ジオキサノンとグリコリドの結
晶性共重合体である。さらに本発明は、これらの共重合
体から成る、殺菌できる手術用品、好ましくは良好な強
度、迅速吸収性及びすぐれた柔軟性(低ヤング率によっ
て表わされる)の望ましい組合わせを有するモノフイラ
メント縫合糸及び結紮具をも提供する。本発明によって
提供されるその他の有用な手術用品は、手術用ステープ
ル、たとえば神経及び小脈管吻合のための小直径鞘のよ
うな管状構造物、及び織成又は不織管状構造物を含む織
物を包含する。
【0006】さらに本発明は:p−ジオキサノンホモポ
リマーとp−ジオキサノンモノマーの混合物にグリコリ
ドを添加し且つそれによって得た反応混合物をp−ジオ
キサノンとグリコリドの共重合体を生じさせるために十
分な時間にわたって高い温度にさらすことから成る本発
明の共重合体の製造方法をも提供する。
リマーとp−ジオキサノンモノマーの混合物にグリコリ
ドを添加し且つそれによって得た反応混合物をp−ジオ
キサノンとグリコリドの共重合体を生じさせるために十
分な時間にわたって高い温度にさらすことから成る本発
明の共重合体の製造方法をも提供する。
【0007】従来の技術 前記のドツジらの特許(これは本申請者によって、もつ
とも関連する従来技術と考えられる)に加えて、モノマ
ーの連続的添加による吸収性重合体の製造を開示してい
るという点で、その他の多くの特許が本発明と関連して
いる。これらの特許は、オクズミら、米国特許第4,1
37,921号及び4,157,437号及びローゼンス
アフトら、米国特許第4,243,775号及び4,30
0,565号を包含する。
とも関連する従来技術と考えられる)に加えて、モノマ
ーの連続的添加による吸収性重合体の製造を開示してい
るという点で、その他の多くの特許が本発明と関連して
いる。これらの特許は、オクズミら、米国特許第4,1
37,921号及び4,157,437号及びローゼンス
アフトら、米国特許第4,243,775号及び4,30
0,565号を包含する。
【0008】本発明の詳細な記述 本発明の方法を遂行するためのもつとも便宜的な方策
は、先ずp−ジオキサノンモノマーの溶融重合を行なっ
てポリ(p−ジオキサノン)ホモポリマーとp−ジオキサノ
ンモノマーの混合物を生じさせ、次いでこの混合物をグ
リコリドとの反応に使用することである。この単独重合
は、たとえばオクタン酸すずのような適当な金属含有触
媒の触媒として有効な量の存在において行なわれる。触
媒の典型的な割合は、約10,000:1乃至約60,0
00:1、好ましくは約1,5000:1乃至約40,0
00:1のモノマー:触媒モル比において認められる。
重合は、たとえばアルカノール、グリコール、ヒドロキ
シ酸又はアミンのような開始剤の存在においあて行なわ
れる。このような開始剤の特定的な例は、1ードデカノ
ール、ジエチレングリコール、グリコール酸、乳酸、エ
タノールアミンなどを包含する。開始剤の典型的な割合
は、約500:1乃至約1800:1のモノマー:開始
剤モル比において認められる。p−ジオキサノンの重合
は、不活性雰囲気下に高い温度において、p−ジオキサ
ノンホモポリマーとp−ジオキサノンのモノマーの混合
物を生じさせるために十分な時間にわたって、行なわれ
る。典型的な重合反応温度は約100℃乃至約130℃
の範囲内であり、約110℃が好ましい。重合反応は重
合体とモノマーの間で平衡に達するまで行なわれる。こ
の平衡は通常は、モノマーとポリマーの合計重量に基づ
いて、約15〜30重量パーセントのモノマーにおいて
得られる。温度に依存して、この反応は通常は約4〜約
8時間を要する。約110℃の好適温度では、通常の反
応時間は5〜6時間である。
は、先ずp−ジオキサノンモノマーの溶融重合を行なっ
てポリ(p−ジオキサノン)ホモポリマーとp−ジオキサノ
ンモノマーの混合物を生じさせ、次いでこの混合物をグ
リコリドとの反応に使用することである。この単独重合
は、たとえばオクタン酸すずのような適当な金属含有触
媒の触媒として有効な量の存在において行なわれる。触
媒の典型的な割合は、約10,000:1乃至約60,0
00:1、好ましくは約1,5000:1乃至約40,0
00:1のモノマー:触媒モル比において認められる。
重合は、たとえばアルカノール、グリコール、ヒドロキ
シ酸又はアミンのような開始剤の存在においあて行なわ
れる。このような開始剤の特定的な例は、1ードデカノ
ール、ジエチレングリコール、グリコール酸、乳酸、エ
タノールアミンなどを包含する。開始剤の典型的な割合
は、約500:1乃至約1800:1のモノマー:開始
剤モル比において認められる。p−ジオキサノンの重合
は、不活性雰囲気下に高い温度において、p−ジオキサ
ノンホモポリマーとp−ジオキサノンのモノマーの混合
物を生じさせるために十分な時間にわたって、行なわれ
る。典型的な重合反応温度は約100℃乃至約130℃
の範囲内であり、約110℃が好ましい。重合反応は重
合体とモノマーの間で平衡に達するまで行なわれる。こ
の平衡は通常は、モノマーとポリマーの合計重量に基づ
いて、約15〜30重量パーセントのモノマーにおいて
得られる。温度に依存して、この反応は通常は約4〜約
8時間を要する。約110℃の好適温度では、通常の反
応時間は5〜6時間である。
【0009】次の段階はp−ジオキサノンのホモポリマ
ーとモノマーの混合物にグリコリドを添加し、且つそれ
によって得た反応混合物を本発明のセグメント共重合体
を生じさせるために十分な時間にわたって高い温度にさ
らすことである。原則として、この重合に対する反応温
度は約120℃乃至約180℃の範囲内であり、且つ1
20〜150℃が好ましい。この範囲内の反応温度にお
いて、重合は約1乃至約4時間以内に完了する。
ーとモノマーの混合物にグリコリドを添加し、且つそれ
によって得た反応混合物を本発明のセグメント共重合体
を生じさせるために十分な時間にわたって高い温度にさ
らすことである。原則として、この重合に対する反応温
度は約120℃乃至約180℃の範囲内であり、且つ1
20〜150℃が好ましい。この範囲内の反応温度にお
いて、重合は約1乃至約4時間以内に完了する。
【0010】p−ジオキサノンホモポリマーとモノマー
の混合物に加えるグリコリドの割合は通常は、反応混合
物の全重量(すなわち、グリコリド、p−ジオキサノンホ
モポリマー及びp−ジオキサノンモノマーの合計重量)に
基づいて、約3乃至約25重量パーセント、好ましくは
約5乃至約20重量パーセントである。
の混合物に加えるグリコリドの割合は通常は、反応混合
物の全重量(すなわち、グリコリド、p−ジオキサノンホ
モポリマー及びp−ジオキサノンモノマーの合計重量)に
基づいて、約3乃至約25重量パーセント、好ましくは
約5乃至約20重量パーセントである。
【0011】以下の実施例は本発明の共重合体の製造を
例証するものである。
例証するものである。
【0012】実施例195/5初期重量組成(モル%で95.6/4.4)にお
けるポリジオキサノン溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥させた250mlの丸底二つ口フラスコに、窒
素下に95g(0.9306モル)のp−ジオキサノン、
0.266mlの1ードデカノール及び0.0984m
lのオクタン酸すず(トルエン中の0.33モル濃度溶
液)を入れた。反応フラスコの内容物を室温で高真空下
に約16時間保った。フラスコに炎で乾燥させた機械的
撹拌機及びホース接続をもつアダプターを付した。反応
器を窒素で3回パージしたのち窒素と共に排気した。反
応混合物を110℃に加熱して5時間保った。この重合
体の試料を取出し(インヘレント粘度=1.21dl/
g)、5g(0.04308モル)のグリコリドを加えた。
次いで15分間かけて温度を140℃まで上げ、その温
度で1時間保った。油浴の温度を90℃に下げ、その温
度で約65時間保った。重合体を単離し、摩砕したの
ち、80℃/0.1mmHgで48時間乾燥して、未反応
モノマーを除去した。13.7%の重量減が認められ
た。生成した重合体は熱載物台顕微鏡法による96〜1
00℃の融点範囲と1.63dl/gのインヘレント粘
度(“IV")を有していた。他のことわりがない限り
は、本明細書中に記したすべてのインヘレント粘度は、
25℃でヘキサフルオロイソプロピルアルコール中の
0.1g/dlの濃度において測定した。
けるポリジオキサノン溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥させた250mlの丸底二つ口フラスコに、窒
素下に95g(0.9306モル)のp−ジオキサノン、
0.266mlの1ードデカノール及び0.0984m
lのオクタン酸すず(トルエン中の0.33モル濃度溶
液)を入れた。反応フラスコの内容物を室温で高真空下
に約16時間保った。フラスコに炎で乾燥させた機械的
撹拌機及びホース接続をもつアダプターを付した。反応
器を窒素で3回パージしたのち窒素と共に排気した。反
応混合物を110℃に加熱して5時間保った。この重合
体の試料を取出し(インヘレント粘度=1.21dl/
g)、5g(0.04308モル)のグリコリドを加えた。
次いで15分間かけて温度を140℃まで上げ、その温
度で1時間保った。油浴の温度を90℃に下げ、その温
度で約65時間保った。重合体を単離し、摩砕したの
ち、80℃/0.1mmHgで48時間乾燥して、未反応
モノマーを除去した。13.7%の重量減が認められ
た。生成した重合体は熱載物台顕微鏡法による96〜1
00℃の融点範囲と1.63dl/gのインヘレント粘
度(“IV")を有していた。他のことわりがない限り
は、本明細書中に記したすべてのインヘレント粘度は、
25℃でヘキサフルオロイソプロピルアルコール中の
0.1g/dlの濃度において測定した。
【0013】実施例290/10初期重量組成(モル%で91/9)におけるポ
リジオキサノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した250mlの丸底二つ口フラスコに、窒素
下に90g(0.8816モル)のp−ジオキサノン、0.
26mlの1ードデカノール及び0.098mlのオク
タン酸すず(トルエン中0.33モル濃度溶液)を入れ
た。反応フラスコの内容物を室温において高真空下に約
16時間保った。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機
とホース連結をもつアダプターを付した。反応混合物を
窒素流下に110℃に加熱して、その温度で5時間保っ
た。この重合体の試料を取出して、10g(0.0862
モル)のグリコリドを加えた。温度を続く10分にわた
って160℃に上げ、そのまま1時間保った。油浴の温
度を85℃に下げ、そのまま約65時間保った。重合物
を単離し、摩砕したのち、80℃/0.1mmHgで48
時間乾燥して、未反応のモノマーを除いた。13.8%
の重量減が認められた。かくして得た重合物は100〜
105℃の融点範囲(熱載物台顕微鏡法による)、25
℃において1.44dl/gのインヘレント粘度、−8
℃のTg(DSCによる)、97℃のTm(DSCによる)、
45%の結晶化度(X線回折による)及びNMRにより8
7.3/12.7のPDO/PGモル比を有していた。
(PDO/PGモル比は重合体中の重合したp−ジオキサ
ノンの共重合したグリコリドに対する比であり、1モル
のグリコリドは2グリコール酸単位を含有する)。
リジオキサノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した250mlの丸底二つ口フラスコに、窒素
下に90g(0.8816モル)のp−ジオキサノン、0.
26mlの1ードデカノール及び0.098mlのオク
タン酸すず(トルエン中0.33モル濃度溶液)を入れ
た。反応フラスコの内容物を室温において高真空下に約
16時間保った。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機
とホース連結をもつアダプターを付した。反応混合物を
窒素流下に110℃に加熱して、その温度で5時間保っ
た。この重合体の試料を取出して、10g(0.0862
モル)のグリコリドを加えた。温度を続く10分にわた
って160℃に上げ、そのまま1時間保った。油浴の温
度を85℃に下げ、そのまま約65時間保った。重合物
を単離し、摩砕したのち、80℃/0.1mmHgで48
時間乾燥して、未反応のモノマーを除いた。13.8%
の重量減が認められた。かくして得た重合物は100〜
105℃の融点範囲(熱載物台顕微鏡法による)、25
℃において1.44dl/gのインヘレント粘度、−8
℃のTg(DSCによる)、97℃のTm(DSCによる)、
45%の結晶化度(X線回折による)及びNMRにより8
7.3/12.7のPDO/PGモル比を有していた。
(PDO/PGモル比は重合体中の重合したp−ジオキサ
ノンの共重合したグリコリドに対する比であり、1モル
のグリコリドは2グリコール酸単位を含有する)。
【0014】実施例380/20初期重量組成(モル%で82/18)における
ポリジオキサノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した、250mlの丸底2つ口フラスコに、窒
素下に80g(0.7836モル)のp−ジオキサノン、
0.217mlの1ードデカノール及び0.048ml
のオクタン酸すず(トルエン中0.33モル濃度溶液)を
入れた。反応フラスコの内容物を窒素下に室温で約16
時間保った。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機とホ
ース接続をもつアダプターを付した。反応混合物を窒素
流下に110℃に加熱し、その温度で5時間保った。こ
の重合物の試料を取出して、20g(0.1723モル)
のグリコリドを加えた。温度を140℃に上げて、その
温度に1時間保った。油浴の温度を続く10分間にわた
って160℃に上げ、その温度で約40分保った。重合
体を単離し、摩砕し且つ80℃/0.1mmHgで48時
間乾燥して、未反応のモノマーを除いた。6.4%の重
量減が認められた。かくして得た重合体は95〜100
℃の熱載物台顕微鏡法による溶融範囲、1.64dl/
gのインヘレント粘度及び40%の結晶化度を有してい
た。DSCによるTgは−2℃であり、Tmは125℃で
あったが、193℃における第二のTmが示唆された。
PDO/PGモル比はNMRによって82.7/17.
3であることが認められた。
ポリジオキサノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した、250mlの丸底2つ口フラスコに、窒
素下に80g(0.7836モル)のp−ジオキサノン、
0.217mlの1ードデカノール及び0.048ml
のオクタン酸すず(トルエン中0.33モル濃度溶液)を
入れた。反応フラスコの内容物を窒素下に室温で約16
時間保った。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機とホ
ース接続をもつアダプターを付した。反応混合物を窒素
流下に110℃に加熱し、その温度で5時間保った。こ
の重合物の試料を取出して、20g(0.1723モル)
のグリコリドを加えた。温度を140℃に上げて、その
温度に1時間保った。油浴の温度を続く10分間にわた
って160℃に上げ、その温度で約40分保った。重合
体を単離し、摩砕し且つ80℃/0.1mmHgで48時
間乾燥して、未反応のモノマーを除いた。6.4%の重
量減が認められた。かくして得た重合体は95〜100
℃の熱載物台顕微鏡法による溶融範囲、1.64dl/
gのインヘレント粘度及び40%の結晶化度を有してい
た。DSCによるTgは−2℃であり、Tmは125℃で
あったが、193℃における第二のTmが示唆された。
PDO/PGモル比はNMRによって82.7/17.
3であることが認められた。
【0015】押出し 繊維、特に手術用フイラメントの製造において、共重合
体を常法に従って下記の一般的手順により紡糸口金を通
じて溶融押出しして、1本以上のフイラメントを形成さ
せた。
体を常法に従って下記の一般的手順により紡糸口金を通
じて溶融押出しして、1本以上のフイラメントを形成さ
せた。
【0016】ここに記した共重合体の押出しは、インス
トロン毛細管レオメーターを用いて行なった。共重合体
を予熱(80〜90℃)した押出室中に充てんして、2cm
/分のラム速度と押出し温度における9〜12分の滞留
時間後に、40ミルのダイ(L/D=24.1)を通じて
押出した。押出し温度は重合体のTmと与えられた温度
における材料の溶融粘度に依存するけれども、Tmより
も約10〜75℃高い温度における当該共重合体の押出
しが、一般に好都合である。実施例に記した共重合体の
押出し温度は120〜205℃の範囲であった。押出物
は通常は、氷水の急冷浴を通じて24フイート/分で引
き取ったけれども、場合によっては、異なる浴温と引き
取り速度を使用した。インストロン毛細管レオメータの
代りにスクリユー形押出機又は類似の装置を用いること
もできる。
トロン毛細管レオメーターを用いて行なった。共重合体
を予熱(80〜90℃)した押出室中に充てんして、2cm
/分のラム速度と押出し温度における9〜12分の滞留
時間後に、40ミルのダイ(L/D=24.1)を通じて
押出した。押出し温度は重合体のTmと与えられた温度
における材料の溶融粘度に依存するけれども、Tmより
も約10〜75℃高い温度における当該共重合体の押出
しが、一般に好都合である。実施例に記した共重合体の
押出し温度は120〜205℃の範囲であった。押出物
は通常は、氷水の急冷浴を通じて24フイート/分で引
き取ったけれども、場合によっては、異なる浴温と引き
取り速度を使用した。インストロン毛細管レオメータの
代りにスクリユー形押出機又は類似の装置を用いること
もできる。
【0017】押出したフイラメントを次いで、分子配向
を与えて引張特性を向上させるために、1段又は多段延
伸法により約6×乃至7×延伸する。延伸は次のように
して行なう:押出物(直径範囲16〜20ミル)を4フイ
ート/分の入力速度でローラーを通じてグリセリンの加
熱延伸浴中に通じる。延伸浴の温度は約25〜90℃の
範囲で変えることができるが、本明細書中の実施例では
49〜58℃の温度を用いる。この延伸の第一段階にお
ける延伸比は3×乃至約7×の範囲で変えることができ
るが、記載の実施例では4×乃至5.5×の第一段延伸
比を用いる。部分的に延伸した繊維を次いで第二の組の
ローラー上で50〜95℃の範囲の温度に保ったグリセ
リン浴(第二段階)中に送るが、記載の実施例においては
70〜75℃の第二段延伸温度を用いる。この第二段階
においては2×に至るまでの延伸比を与えるが、実施例
中では1.2×乃至1.6×の範囲の延伸比を用いた。
繊維を水浴を通じてスプール上に巻き取り且つ乾燥す
る。グリセリン延伸浴の一部又は全部の代りに、一組の
熱ローラーを用いることができる。このようにして得た
配向したフイラメントは良好な引張及び結節強さを有し
ている。
を与えて引張特性を向上させるために、1段又は多段延
伸法により約6×乃至7×延伸する。延伸は次のように
して行なう:押出物(直径範囲16〜20ミル)を4フイ
ート/分の入力速度でローラーを通じてグリセリンの加
熱延伸浴中に通じる。延伸浴の温度は約25〜90℃の
範囲で変えることができるが、本明細書中の実施例では
49〜58℃の温度を用いる。この延伸の第一段階にお
ける延伸比は3×乃至約7×の範囲で変えることができ
るが、記載の実施例では4×乃至5.5×の第一段延伸
比を用いる。部分的に延伸した繊維を次いで第二の組の
ローラー上で50〜95℃の範囲の温度に保ったグリセ
リン浴(第二段階)中に送るが、記載の実施例においては
70〜75℃の第二段延伸温度を用いる。この第二段階
においては2×に至るまでの延伸比を与えるが、実施例
中では1.2×乃至1.6×の範囲の延伸比を用いた。
繊維を水浴を通じてスプール上に巻き取り且つ乾燥す
る。グリセリン延伸浴の一部又は全部の代りに、一組の
熱ローラーを用いることができる。このようにして得た
配向したフイラメントは良好な引張及び結節強さを有し
ている。
【0018】配向フイラメントの寸法安定性と生体内引
張強さの保持は、フイラメントに焼きなまし処理を施す
ことによって増進することができる。この任意な処理
は、延伸したフイラメントをフイラメントの実質的な収
縮を防ぐように拘束しながら、約40〜90℃、もつと
も好ましくは約60〜80℃の温度に加熱することから
成っている。この工程は、最初に張力下にあるフイラメ
ントを用いて、又は拘束前に20%に至るまでの収縮を
許したフイラメントを用いて、始めることができる。フ
イラメントは、温度及び処理条件に依存して、数秒乃至
数日以上にわたって焼きなまし温度に保つ。一般に60
〜80℃において約24時間に至るまでの焼きなましが
本発明の共重合体に対して適当である。生体内におけ
る、最高の繊維の強度保持と寸法安定性のために最適な
焼きなまし時間及び温度は、各繊維組成物に対して簡単
な実験によって容易に決定することができる。
張強さの保持は、フイラメントに焼きなまし処理を施す
ことによって増進することができる。この任意な処理
は、延伸したフイラメントをフイラメントの実質的な収
縮を防ぐように拘束しながら、約40〜90℃、もつと
も好ましくは約60〜80℃の温度に加熱することから
成っている。この工程は、最初に張力下にあるフイラメ
ントを用いて、又は拘束前に20%に至るまでの収縮を
許したフイラメントを用いて、始めることができる。フ
イラメントは、温度及び処理条件に依存して、数秒乃至
数日以上にわたって焼きなまし温度に保つ。一般に60
〜80℃において約24時間に至るまでの焼きなましが
本発明の共重合体に対して適当である。生体内におけ
る、最高の繊維の強度保持と寸法安定性のために最適な
焼きなまし時間及び温度は、各繊維組成物に対して簡単
な実験によって容易に決定することができる。
【0019】このようにして製造したフイラメントを縫
合糸又は結紮具に加工し、手術針に取り付け、包装し且
つ公知の方法によって滅菌することができる。
合糸又は結紮具に加工し、手術針に取り付け、包装し且
つ公知の方法によって滅菌することができる。
【0020】本発明のフイラメントの特性は、通常の試
験方法によって容易に決定することができる。本明細書
中に示した引張特性(すなわち引張強さ、結節強さ、ヤ
ング率、及び伸び)はインストロン引張試験機を用いて
測定した。引張強さ、結節強さ、伸び及びヤング率の測
定のために用いた条件設定は、他のことわりがない限り
は、次のようなものとした: 引張強さは、切断に至る力を繊維の初期断面積で除すこ
とによって計算する。伸びは、1cmの水平移動当り4−
1/6%を割当てる試料の応力−ひずみ曲線から直接に読
みとる。
験方法によって容易に決定することができる。本明細書
中に示した引張特性(すなわち引張強さ、結節強さ、ヤ
ング率、及び伸び)はインストロン引張試験機を用いて
測定した。引張強さ、結節強さ、伸び及びヤング率の測
定のために用いた条件設定は、他のことわりがない限り
は、次のようなものとした: 引張強さは、切断に至る力を繊維の初期断面積で除すこ
とによって計算する。伸びは、1cmの水平移動当り4−
1/6%を割当てる試料の応力−ひずみ曲線から直接に読
みとる。
【0021】ヤング率は、試料の応力−ひずみ曲線の直
線的弾性区域の傾斜から、次のようにして計算する:
線的弾性区域の傾斜から、次のようにして計算する:
【0022】
【数1】
【0023】θは傾斜と水平軸の間の角度であり、XS
は繊維の初期断面積であり、SLは比例荷重であり、X
Hはクロスヘツド速度であり、CSはチヤート速度であ
り、GLはゲージ長さである。SLはθが45°に近く
なるように選ぶとよい。
は繊維の初期断面積であり、SLは比例荷重であり、X
Hはクロスヘツド速度であり、CSはチヤート速度であ
り、GLはゲージ長さである。SLはθが45°に近く
なるように選ぶとよい。
【0024】繊維の結節強さは、別個の実験で決定す
る。試験製品を内径1/4インチ、壁厚1/16インチの軟質
管の周囲にフイラメントを1回転させて外科医の結び目
として結ぶ。外科医の結び目は、先ず自由端を輪中に1
回ではなく2回通し、且つ一つの結び目が複合結び目上
に重なるように末端をぴんと伸ばした、四角い結び目で
ある。第一の結び目は、左端を右端上にして開始し且つ
十分な張力を加えて結び目をしっかりと結ぶ。
る。試験製品を内径1/4インチ、壁厚1/16インチの軟質
管の周囲にフイラメントを1回転させて外科医の結び目
として結ぶ。外科医の結び目は、先ず自由端を輪中に1
回ではなく2回通し、且つ一つの結び目が複合結び目上
に重なるように末端をぴんと伸ばした、四角い結び目で
ある。第一の結び目は、左端を右端上にして開始し且つ
十分な張力を加えて結び目をしっかりと結ぶ。
【0025】結び目をクランプのほぼ中間に置いて試験
試料をインストロン引張試験機中に置く。結節強さは切
断に要する力を繊維の初期断面積で除すことによって計
算する。
試料をインストロン引張試験機中に置く。結節強さは切
断に要する力を繊維の初期断面積で除すことによって計
算する。
【0026】引張強さ値とヤング率(Y.M.)をKSP
I又はKSPI×103として記録する。
I又はKSPI×103として記録する。
【0027】実施例4〜6 実施例1〜3に記した共重合体をモノフイラメント繊維
として押出した。配向条件を第1表中に示し、これらの
共重合体の引張特性を第2表に示す。
として押出した。配向条件を第1表中に示し、これらの
共重合体の引張特性を第2表に示す。
【0028】 第1表 配向条件 共重合体 繊 維 第1段 第2段 全延伸比実施例番号 実施例番号 延 伸 延 伸 1 4 4X 1.562X 6.25X (58℃) (75℃) 2 5 5X 1.3X 6.5X (52℃) (72℃) 3 6 5X 1.2X 6X (50℃) (71℃) 第2表 共重合体 実施例 実施例 実施例 実施例番号 1 2 3 当初PDO/PG 重量比 95/5 90/10 80/20配向繊維の性質 繊維 実施例番号 4 5 6 引張強さ、KSPI 88 87 65 結節強さ、KSPI 53 49 43 伸び、% 49 61 94 ヤング率、KSPI 211 143 81 焼きなまし 12hr/60℃(2) 12hr/60℃ 12hr/60℃ 引張強さ、KSPI 79 85 61 結節強さ、KSPI 50 62 51 伸び、% 34 39 55 ヤング率、KSPI 281 283 201 試験管内BSR(1) 4日/50℃ 79% 49% 43% (1) 指示温度のりん酸塩緩衝液(pH=7.26)中の指
示日数後の引張強さの当初引張強さに対する保持率 (2) 収縮なし 実施例7開始剤としてジエチレングリコールを使用する90/1
0初期重量組成(モル%で91/9)におけるポリジオキ
サノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した、250mlの丸底二つ口フラスコに、窒
素下に90g(0.8816モル)のp−ジオキサノン、
0.055mlのジエチレングリコール及び0.098
mlのオクタン酸すず(トルエン中0.33モル溶液)を
入れた。反応フラスコの内容物を室温で約16時間保っ
た。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機とホース接続
をもつアダプターを付した。反応混合物を窒素流下に1
10℃に加熱し、その温度で5時間保った。この重合物
の試料を取出して(インヘレント粘度1.16dl/
g)、10g(0.0862モル)のグリコリドを加えた。
温度を次の10分間で160℃まで上げ、そのまま1時
間保った。油浴の温度を85℃まで下げ、そのまま約6
5時間保った。重合体を単離し、摩砕し且つ80℃/
0.1mmHgで48時間乾燥して、未反応モノマーを除
いた。かくして得た重合体は熱載物台顕微鏡法による9
4〜99℃の融点範囲と1.88dl/gのインヘレン
ト粘度を有していた。
示日数後の引張強さの当初引張強さに対する保持率 (2) 収縮なし 実施例7開始剤としてジエチレングリコールを使用する90/1
0初期重量組成(モル%で91/9)におけるポリジオキ
サノン−溶融物/グリコリドの製造 炎で乾燥した、250mlの丸底二つ口フラスコに、窒
素下に90g(0.8816モル)のp−ジオキサノン、
0.055mlのジエチレングリコール及び0.098
mlのオクタン酸すず(トルエン中0.33モル溶液)を
入れた。反応フラスコの内容物を室温で約16時間保っ
た。フラスコに炎で乾燥した機械的撹拌機とホース接続
をもつアダプターを付した。反応混合物を窒素流下に1
10℃に加熱し、その温度で5時間保った。この重合物
の試料を取出して(インヘレント粘度1.16dl/
g)、10g(0.0862モル)のグリコリドを加えた。
温度を次の10分間で160℃まで上げ、そのまま1時
間保った。油浴の温度を85℃まで下げ、そのまま約6
5時間保った。重合体を単離し、摩砕し且つ80℃/
0.1mmHgで48時間乾燥して、未反応モノマーを除
いた。かくして得た重合体は熱載物台顕微鏡法による9
4〜99℃の融点範囲と1.88dl/gのインヘレン
ト粘度を有していた。
【0029】実施例8 実施例7の共重合体を常法により紡糸口金を通じて押出
した。生じた押出物を2段階で6.5×(52℃におい
て5×;72℃において1.3×)延伸したのち、60℃
で12時間収縮なしで焼きなましした。焼きなましした
繊維の物理的性質は次のとおりであった: 引張強さ、KSPI 88 結節強さ、KSPI 55 伸び、% 30% ヤング率、KSPI 204 試験管内BSR 4日/50℃/7.27pH 34% 実施例9及び1090/10初期重量組成におけるポリジオキサノン−溶
融物/グリコリドの製造 完全に乾燥した、機械的に撹拌した1.5ガロンのステ
ンレス鋼反応器に1800g(17.632モル)のp−ジ
オキサノン、3.96mlの1ードデカノール及び1.
955mlのオクタン酸すず(トルエン中0.33モル
濃度溶液)を仕込んだ。フラスコ内容物を高真空下に室
温で約16時間保った。反応器を窒素でパージし且つ排
気した。反応混合物を110℃に加熱し、そのまま約6
時間保った。重合物の試料を取出して200g(1.72
3モル)のグリコリドを加えた。実施例9では温度を1
40〜150℃に上げて約45分間保ち、一方、実施例
10においては約120℃に上げて約1時間保った。重
合体を単離し、摩砕し且つ乾燥して未反応モノマーを除
いた。これらの実施例の重合物と繊維の性質を第3表に
示す。実施例9の押出し繊維は7×(49℃で5×、次
いで72℃で1.4×)延伸し、実施例10の押出し繊
維は6.75×(53℃で5×、70℃で1.35×)延
伸した。
した。生じた押出物を2段階で6.5×(52℃におい
て5×;72℃において1.3×)延伸したのち、60℃
で12時間収縮なしで焼きなましした。焼きなましした
繊維の物理的性質は次のとおりであった: 引張強さ、KSPI 88 結節強さ、KSPI 55 伸び、% 30% ヤング率、KSPI 204 試験管内BSR 4日/50℃/7.27pH 34% 実施例9及び1090/10初期重量組成におけるポリジオキサノン−溶
融物/グリコリドの製造 完全に乾燥した、機械的に撹拌した1.5ガロンのステ
ンレス鋼反応器に1800g(17.632モル)のp−ジ
オキサノン、3.96mlの1ードデカノール及び1.
955mlのオクタン酸すず(トルエン中0.33モル
濃度溶液)を仕込んだ。フラスコ内容物を高真空下に室
温で約16時間保った。反応器を窒素でパージし且つ排
気した。反応混合物を110℃に加熱し、そのまま約6
時間保った。重合物の試料を取出して200g(1.72
3モル)のグリコリドを加えた。実施例9では温度を1
40〜150℃に上げて約45分間保ち、一方、実施例
10においては約120℃に上げて約1時間保った。重
合体を単離し、摩砕し且つ乾燥して未反応モノマーを除
いた。これらの実施例の重合物と繊維の性質を第3表に
示す。実施例9の押出し繊維は7×(49℃で5×、次
いで72℃で1.4×)延伸し、実施例10の押出し繊
維は6.75×(53℃で5×、70℃で1.35×)延
伸した。
【0030】 第3表 ポリジオキサノン−溶融物/グリコリド 実施例9 実施例10 (自然)(3) (自然)重合体性質 インヘレント粘度、dl/g 1.77 1.82 融点(熱載物台顕微鏡法) 102℃ 98-102℃繊維性質 配 向 焼きなまし 配 向 焼きなまし 12h/60℃ 12h/60℃ 直径(ミル) 7.8 8.1 7.5 7.8 引張強さ、KSPI 106 89 100 86 結節強さ、KSPI 48 48 51 53 伸び、% 60 30 63 48 ヤング率、KSPI 134 192 121 221 試験管内BSR(4) 4日/50℃ − 57% − 55% 7日/50℃ − − − − 生体内BSR(5) 3週 − 28% − 30% 4週 − 17% − 12% 生体内吸収(6) 91日 − 21% − 23% 119日 − 0 − 0 154日 − 0 − 0 (3) “自然"は未染色を意味する。
【0031】(4) 試験管内BSR−50℃のりん酸塩
緩衝液pH7.26中で指示の日数後に残留する引張強さ
の初期引張強さに対する百分率。
緩衝液pH7.26中で指示の日数後に残留する引張強さ
の初期引張強さに対する百分率。
【0032】(5),(6) 生体内BSR及び吸収試験方
法は以下に記すとおりである。
法は以下に記すとおりである。
【0033】生体内引張強さ保持率 繊維の生体内引張強さ保持率(BSR)は、多数のロング
−エバンス ラツトの背側の皮下組織中に2本の繊維を
移植することによって測定する。使用するラツトの数は
移植期間に関係し、1期間当り4匹のラツトを使用する
から、各期間に対して全体で8実施例が与えられる。す
なわち、2,3又は4移植周期に相応して各繊維の16,
24又は32本の断片を移植する。生体内滞留の期間
は、7,14,21又は28日である。各期間における引
張強さ(下記条件設定を用いるインストロン引張試験機
によって測定:ゲージ長さ1インチ、チヤート速度1イ
ンチ、クロスヘツド速度1インチ)の8測定の平均値の
移植前の繊維に対して得た平均値(8測定に対して)に対
する比を、各期間に対する引張強さ保持率とする。
−エバンス ラツトの背側の皮下組織中に2本の繊維を
移植することによって測定する。使用するラツトの数は
移植期間に関係し、1期間当り4匹のラツトを使用する
から、各期間に対して全体で8実施例が与えられる。す
なわち、2,3又は4移植周期に相応して各繊維の16,
24又は32本の断片を移植する。生体内滞留の期間
は、7,14,21又は28日である。各期間における引
張強さ(下記条件設定を用いるインストロン引張試験機
によって測定:ゲージ長さ1インチ、チヤート速度1イ
ンチ、クロスヘツド速度1インチ)の8測定の平均値の
移植前の繊維に対して得た平均値(8測定に対して)に対
する比を、各期間に対する引張強さ保持率とする。
【0034】生体内吸収 生体内吸収試験は次のようにして行なう:試料フイラメ
ントの2cmの部分を試験の各期間に対して2匹のめすラ
ツトの左右の両方の臀部筋肉中に移植する。この手順は
5,91,119,154及び210日の期間に対して各
期間当り全体で8切片を与えることになる。
ントの2cmの部分を試験の各期間に対して2匹のめすラ
ツトの左右の両方の臀部筋肉中に移植する。この手順は
5,91,119,154及び210日の期間に対して各
期間当り全体で8切片を与えることになる。
【0035】移植物を指示の間隔で回収して、緩衝した
ホルマリン中で固定する。筋肉切片を調製してH&Eで
染色し顕微鏡によって調べる。組織反応を評価し、残存
するフイラメントの直径を測定する。5日後のフイラメ
ント直径を、それ以降の期間後に残存する断面積百分率
を決定するための100%基準点として用いる。
ホルマリン中で固定する。筋肉切片を調製してH&Eで
染色し顕微鏡によって調べる。組織反応を評価し、残存
するフイラメントの直径を測定する。5日後のフイラメ
ント直径を、それ以降の期間後に残存する断面積百分率
を決定するための100%基準点として用いる。
【0036】実施例11パイロツトプラント規模の反応器中の90/10初期重
量組成(91.1/8.9モル%)におけるポリジオキサ
ノン−溶融物/グリコリドの製造 十分に乾燥し、機械
的に撹拌した10ガロンのステンレス鋼ヘリコーン反応
器中に、窒素パージ下に、10.050g(98.529
モル)のp−ジオキサノン、10.95mlのオクタン酸
すず触媒溶液(トルエン中0.33モル%濃度)、15.
13gの1ードデカノール及び11.16gのD&Cバイ
オレツト#2染料を入れた。反応器内容物を水銀中1mm
以下の真空下に20分保った。真空を乾燥窒素で解除
し、内容物に再び少なくとも水銀柱1mmの真空をさらに
20分間付与した。反応器を窒素でパージした。反応混
合物を110℃に加熱した。重合時間は反応混合物が1
00℃に達してから6時間とした。6時間の第1期重合
期間(インヘレント粘度1.23=dl/gの未反応モ
ノマー=22.8%)の終りに、1117g(9.629
モル)のグリコリドを窒素パージ下に反応器に加えた。
温度を約145℃に上げて3/4時間保った。重合物を単
離し、摩砕し、ふるいにかけたのち、1立方フイートの
真空転回乾燥機中で室温で10時間、次いで70℃で3
2時間乾燥し、その後に4時間の冷却時間をかけて未反
応モノマーを除去した。重合体の性質の要約を第4表中
に示す。
量組成(91.1/8.9モル%)におけるポリジオキサ
ノン−溶融物/グリコリドの製造 十分に乾燥し、機械
的に撹拌した10ガロンのステンレス鋼ヘリコーン反応
器中に、窒素パージ下に、10.050g(98.529
モル)のp−ジオキサノン、10.95mlのオクタン酸
すず触媒溶液(トルエン中0.33モル%濃度)、15.
13gの1ードデカノール及び11.16gのD&Cバイ
オレツト#2染料を入れた。反応器内容物を水銀中1mm
以下の真空下に20分保った。真空を乾燥窒素で解除
し、内容物に再び少なくとも水銀柱1mmの真空をさらに
20分間付与した。反応器を窒素でパージした。反応混
合物を110℃に加熱した。重合時間は反応混合物が1
00℃に達してから6時間とした。6時間の第1期重合
期間(インヘレント粘度1.23=dl/gの未反応モ
ノマー=22.8%)の終りに、1117g(9.629
モル)のグリコリドを窒素パージ下に反応器に加えた。
温度を約145℃に上げて3/4時間保った。重合物を単
離し、摩砕し、ふるいにかけたのち、1立方フイートの
真空転回乾燥機中で室温で10時間、次いで70℃で3
2時間乾燥し、その後に4時間の冷却時間をかけて未反
応モノマーを除去した。重合体の性質の要約を第4表中
に示す。
【0037】第4表 インヘレント粘度 2.18dl/g Tg(DSC) −5℃ Tm(DSC) 112℃ 結晶化度(X線) 33% PDO/PGモル比(NMRによる) 86.3/13.7 実施例12 共重合体を130〜160℃で溶融し、その溶融物を5
/1の長さの直径に対する比を有する60ミルの毛細管
中に圧入することによって、モノフイラメントとして押
出した。押出物を、水浴中に通じることによって急冷し
たのち、ロール上で2段階で延伸した。第一段の延伸は
室温のロール上で行ない、第二段の延伸は加熱オーブン
中で行なった。実施例12の処理条件の一部を以下に示
す: ブロツク/ダイ温度(℃) 145/139 第一ゴデツト速度、(fpm) 13 全延伸比 5.4X オーブン温度(℃) 68 結晶化時間(分) 7-8 繊維を室温で終夜結晶化させたのち、加熱オーブン中で
1段で再延伸した。再延伸後に、試料を90℃において
0%の緩和のもとで窒素下に6時間焼きなましした。
/1の長さの直径に対する比を有する60ミルの毛細管
中に圧入することによって、モノフイラメントとして押
出した。押出物を、水浴中に通じることによって急冷し
たのち、ロール上で2段階で延伸した。第一段の延伸は
室温のロール上で行ない、第二段の延伸は加熱オーブン
中で行なった。実施例12の処理条件の一部を以下に示
す: ブロツク/ダイ温度(℃) 145/139 第一ゴデツト速度、(fpm) 13 全延伸比 5.4X オーブン温度(℃) 68 結晶化時間(分) 7-8 繊維を室温で終夜結晶化させたのち、加熱オーブン中で
1段で再延伸した。再延伸後に、試料を90℃において
0%の緩和のもとで窒素下に6時間焼きなましした。
【0038】太さ2/0の実施例12の繊維の物理的性
質を同様な寸法の市販の染色p−ジオキサノンホモポリ
マーモノフイラメント(PDO)と比較して第5表に示
す。
質を同様な寸法の市販の染色p−ジオキサノンホモポリ
マーモノフイラメント(PDO)と比較して第5表に示
す。
【0039】 本発明の共重合体は、重合したp−ジオキサノンとグリ
コリドの共重合体鎖に共役結合した重合p−ジオキサノ
ンの長いシーケンスから成っている。共重合体のNMR
分析はコモノマーが共役結合していることを確証する。
共重合体のX線分析は1種以上のコモノマー種の結晶性
の存在を示す。またこれは結晶性を生じさせるために十
分に長い1モノマー種のセグメントの存在を示す。これ
らの両分析法は本発明の共重合体がランダム共重合体
(ランダム共重合体は一般に本質的に非結晶性である)で
はないという見解を支持する。ゲル浸透クロマトグラフ
イーのデータは、本発明の共重合体が一つのみの分子量
分布曲線を有しており、それ故、2種以上の異なる重合
体のブレンドではないということを示す。
コリドの共重合体鎖に共役結合した重合p−ジオキサノ
ンの長いシーケンスから成っている。共重合体のNMR
分析はコモノマーが共役結合していることを確証する。
共重合体のX線分析は1種以上のコモノマー種の結晶性
の存在を示す。またこれは結晶性を生じさせるために十
分に長い1モノマー種のセグメントの存在を示す。これ
らの両分析法は本発明の共重合体がランダム共重合体
(ランダム共重合体は一般に本質的に非結晶性である)で
はないという見解を支持する。ゲル浸透クロマトグラフ
イーのデータは、本発明の共重合体が一つのみの分子量
分布曲線を有しており、それ故、2種以上の異なる重合
体のブレンドではないということを示す。
【0040】本発明の共重合体から製造した延伸し且つ
配向したフイラメントは、高い含量の重合したグリコリ
ドを有する重合体から成るフイラメントの生体内吸収特
性(本発明の共重合体は比較的僅かな割合の重合したグ
リコリドを含有するに過ぎないのにかかわらず)を表わ
す。しかしながら、本発明のフイラメントは高グリコリ
ド含量の重合体から成るフイラメントよりも遥かに柔軟
性である。それ故、本発明のフイラメントはモノフイラ
メント形態で手術用縫合糸及び結紮具として用いること
ができる:それらは編組する必要がない。この特色を例
証するものとして、グリコリドホモポリマー又は90/
10グリコリド/ラクチド共重合体から成るフイラメン
トは、一般に2×106の程度のヤング率値を有してい
るのに対して、本発明の好適重合体から延伸配向したフ
イラメントは、1桁低い、約3×105以下のヤング率
値を有している。
配向したフイラメントは、高い含量の重合したグリコリ
ドを有する重合体から成るフイラメントの生体内吸収特
性(本発明の共重合体は比較的僅かな割合の重合したグ
リコリドを含有するに過ぎないのにかかわらず)を表わ
す。しかしながら、本発明のフイラメントは高グリコリ
ド含量の重合体から成るフイラメントよりも遥かに柔軟
性である。それ故、本発明のフイラメントはモノフイラ
メント形態で手術用縫合糸及び結紮具として用いること
ができる:それらは編組する必要がない。この特色を例
証するものとして、グリコリドホモポリマー又は90/
10グリコリド/ラクチド共重合体から成るフイラメン
トは、一般に2×106の程度のヤング率値を有してい
るのに対して、本発明の好適重合体から延伸配向したフ
イラメントは、1桁低い、約3×105以下のヤング率
値を有している。
【0041】比較として、緩和なしに、60℃で12時
間焼きなましした、実施例9及び10の共重合体から製
造した、サイズ4/0モノフイラメントの生体内BSR
を、第6表中で、サイズ4/0の編組した90/10グ
リコリド/ラクチド共重合体の生体内BSRと比較す
る。
間焼きなましした、実施例9及び10の共重合体から製
造した、サイズ4/0モノフイラメントの生体内BSR
を、第6表中で、サイズ4/0の編組した90/10グ
リコリド/ラクチド共重合体の生体内BSRと比較す
る。
【0042】 第6表 実施例9 実施例10 90/10PG/PL* 編 組 ベースライン、 ポンド 4.2 4.0 5.5 BSR%,3週 28 30 29 BSR%,4週 17 12 5 *典型値 本発明の共重合体は以下のように特徴付けることができ
る:75〜97重量パーセントの重合したp−ジオキサ
ノンを含有し、残部は重合したグリコリドである。好適
な手術用フイラメントとしての使用のためには、共重合
体は約90〜97モルパーセントの重合したp−ジオキ
サノンを含有し、残部は重合したグリコリドである。
る:75〜97重量パーセントの重合したp−ジオキサ
ノンを含有し、残部は重合したグリコリドである。好適
な手術用フイラメントとしての使用のためには、共重合
体は約90〜97モルパーセントの重合したp−ジオキ
サノンを含有し、残部は重合したグリコリドである。
【0043】自然(未染色)状態において、共重合体は熱
載物台顕微鏡法による約90〜125℃の融点を有して
いる(染料の添加は5℃程度の融点の上昇を生じさせる
ものと思われる)。
載物台顕微鏡法による約90〜125℃の融点を有して
いる(染料の添加は5℃程度の融点の上昇を生じさせる
ものと思われる)。
【0044】溶融状態において、共重合体は光学顕微鏡
による観察により単一相を有している。
による観察により単一相を有している。
【0045】X線回折分析により、共重合体は約25〜
50%の結晶化度を有している。
50%の結晶化度を有している。
【0046】ゲル浸透クロマトグラフイーによって、本
発明の共重合体は単一の分子量分布曲線を示すのみであ
る;インヘレント粘度値は1.6〜2.6dl/gであ
る。
発明の共重合体は単一の分子量分布曲線を示すのみであ
る;インヘレント粘度値は1.6〜2.6dl/gであ
る。
【0047】本発明の共重合体から製造したモノフイラ
メントの性質は、PDO/PGモル比、共重合条件、延
伸と焼きなましの条件、分子量、及びフイラメントの太
さを包含する多くの要因に依存する。一般に、好適重合
体(これは90/10乃至97/3のPDO/PGモル
比を有する)から製造した延伸し且つ焼きなまししたフ
イラメントは、下記の性質を有している: 引張強さ、KSPI 70-120 結節強さ、KSPI 40-80 伸び、% 25-60 ヤング率、KSPI 150-300 生体内BSR、% 3週 20-50% 4週 10-30% 生体内吸収、ゼロまで 4〜5ケ月未満
メントの性質は、PDO/PGモル比、共重合条件、延
伸と焼きなましの条件、分子量、及びフイラメントの太
さを包含する多くの要因に依存する。一般に、好適重合
体(これは90/10乃至97/3のPDO/PGモル
比を有する)から製造した延伸し且つ焼きなまししたフ
イラメントは、下記の性質を有している: 引張強さ、KSPI 70-120 結節強さ、KSPI 40-80 伸び、% 25-60 ヤング率、KSPI 150-300 生体内BSR、% 3週 20-50% 4週 10-30% 生体内吸収、ゼロまで 4〜5ケ月未満
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シヤラビイ・ウオーバ・シヤラビイ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08833 レバノン・アールデイ2・ロングビユーロ ード328エイ (72)発明者 ヒユー・デイ・ニユーマン・ジユニア アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07930 チエスター・ラーチドライブ(番地なし)
Claims (2)
- 【請求項1】 約3乃至約30重量パーセントの重合し
たグリコリドを含有し、残りが重合したp−ジオキサノ
ンであり、且つ1.6〜2.6dl/gのインヘレント粘
度;加熱載物台顕微鏡測定によって90〜125℃の溶
融温度;25〜50%の結晶化度;単一の分子量分布曲
線;及び溶融状態における単一相を有することを特徴と
するp−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体。 - 【請求項2】 90〜97モルパーセントの重合したp
−ジオキサノンを含有し、残りが重合したグリコリドで
ある請求項1に記載の結晶性共重合体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US802547 | 1985-11-29 | ||
US06/802,547 US4653497A (en) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | Crystalline p-dioxanone/glycolide copolymers and surgical devices made therefrom |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61283179A Division JP2537500B2 (ja) | 1985-11-29 | 1986-11-29 | 結晶性p―ジオキサノン/グリコリド共重合体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08283396A true JPH08283396A (ja) | 1996-10-29 |
JP2713397B2 JP2713397B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=25184004
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61283179A Expired - Lifetime JP2537500B2 (ja) | 1985-11-29 | 1986-11-29 | 結晶性p―ジオキサノン/グリコリド共重合体の製造方法 |
JP8035707A Expired - Lifetime JP2713397B2 (ja) | 1985-11-29 | 1996-01-31 | p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体 |
JP8035699A Expired - Lifetime JP2788219B2 (ja) | 1985-11-29 | 1996-01-31 | p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体のフイラメント |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61283179A Expired - Lifetime JP2537500B2 (ja) | 1985-11-29 | 1986-11-29 | 結晶性p―ジオキサノン/グリコリド共重合体の製造方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8035699A Expired - Lifetime JP2788219B2 (ja) | 1985-11-29 | 1996-01-31 | p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体のフイラメント |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4653497A (ja) |
JP (3) | JP2537500B2 (ja) |
DE (1) | DE3640658C2 (ja) |
Families Citing this family (72)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5366081A (en) | 1987-08-26 | 1994-11-22 | United States Surgical Corporation | Packaged synthetic absorbable surgical elements |
US5222978A (en) | 1987-08-26 | 1993-06-29 | United States Surgical Corporation | Packaged synthetic absorbable surgical elements |
US5037429A (en) * | 1987-08-26 | 1991-08-06 | United States Surgical Corporation | Method for improving the storage stability of a polymeric braided suture susceptible to hydrolytic degradation and resulting article |
US5226912A (en) | 1987-08-26 | 1993-07-13 | United States Surgical Corporation | Combined surgical needle-braided suture device |
US5306289A (en) * | 1987-08-26 | 1994-04-26 | United States Surgical Corporation | Braided suture of improved characteristics |
US5129889A (en) * | 1987-11-03 | 1992-07-14 | Hahn John L | Synthetic absorbable epidural catheter |
US4916209A (en) * | 1987-12-23 | 1990-04-10 | Pfizer Inc. | Bioabsorbable polydepsipeptide, preparation and use thereof |
US4994551A (en) * | 1987-12-23 | 1991-02-19 | Pfizer Inc. | Bioabsorbable co-polydepsipeptide |
US4838267A (en) * | 1988-02-12 | 1989-06-13 | Ethicon, Inc. | Glycolide/p-dioxanone block copolymers |
US5076807A (en) * | 1989-07-31 | 1991-12-31 | Ethicon, Inc. | Random copolymers of p-dioxanone, lactide and/or glycolide as coating polymers for surgical filaments |
US5246104A (en) * | 1989-08-01 | 1993-09-21 | United States Surgical Corporation | Molded suture retainer |
US5359831A (en) | 1989-08-01 | 1994-11-01 | United States Surgical Corporation | Molded suture retainer |
US5007923A (en) * | 1990-01-31 | 1991-04-16 | Ethicon, Inc. | Crystalline copolyesters of amorphous (lactide/glycolide) and p-dioxanone |
US5037950A (en) * | 1990-02-09 | 1991-08-06 | Ethicon, Inc. | Bioabsorbable copolymers of polyalkylene carbonate/RHO-dioxanone for sutures and coatings |
US5019094A (en) * | 1990-05-09 | 1991-05-28 | Ethicon, Inc. | Crystalline copolymers of p-dioxanone and poly(alkylene oxides) |
US5080665A (en) * | 1990-07-06 | 1992-01-14 | American Cyanamid Company | Deformable, absorbable surgical device |
US5100433A (en) * | 1990-11-08 | 1992-03-31 | Ethicon, Inc. | Suture coated with a copolymer coating composition |
US5272221A (en) * | 1991-04-09 | 1993-12-21 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Nylon composition having increased hydrolyzability and method for increasing hydrolyzability of nylon |
US5225520A (en) * | 1991-04-17 | 1993-07-06 | United States Surgical Corporation | Absorbable composition |
US5502159A (en) * | 1991-04-17 | 1996-03-26 | United States Surgical Corporation | Absorbable composition |
US5312437A (en) * | 1992-06-12 | 1994-05-17 | United States Surgical Corporation | Absorbable coating composition and suture coated therewith |
US5366756A (en) * | 1992-06-15 | 1994-11-22 | United States Surgical Corporation | Method for treating bioabsorbable implant material |
US5420235A (en) * | 1993-01-21 | 1995-05-30 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Continuous poly (hydroxy acid) polymerization using a counter-current impeller mixing system |
US5391768A (en) * | 1993-03-25 | 1995-02-21 | United States Surgical Corporation | Purification of 1,4-dioxan-2-one by crystallization |
US5522841A (en) * | 1993-05-27 | 1996-06-04 | United States Surgical Corporation | Absorbable block copolymers and surgical articles fabricated therefrom |
US5403347A (en) * | 1993-05-27 | 1995-04-04 | United States Surgical Corporation | Absorbable block copolymers and surgical articles fabricated therefrom |
CA2127636C (en) * | 1993-07-21 | 2009-10-20 | Cheng-Kung Liu | Plasticizers for fibers used to form surgical devices |
US6005019A (en) * | 1993-07-21 | 1999-12-21 | United States Surgical Corporation | Plasticizers for fibers used to form surgical devices |
US5470340A (en) * | 1993-10-06 | 1995-11-28 | Ethicon, Inc. | Copolymers of (p-dioxanone/glycolide and/or lactide) and p-dioxanone |
US5626811A (en) * | 1993-12-09 | 1997-05-06 | United States Surgical Corporation | Process of making a monofilament |
US5391707A (en) * | 1993-12-10 | 1995-02-21 | United States Surgical Corporation | Process for the production of dioxanone |
US5611986A (en) * | 1994-07-05 | 1997-03-18 | Ethicon, Inc. | Medical devices containing high inherent viscosity poly(p-dioxanone) |
US6339130B1 (en) * | 1994-07-22 | 2002-01-15 | United States Surgical Corporation | Bioabsorbable branched polymers containing units derived from dioxanone and medical/surgical devices manufactured therefrom |
US5578662A (en) | 1994-07-22 | 1996-11-26 | United States Surgical Corporation | Bioabsorbable branched polymers containing units derived from dioxanone and medical/surgical devices manufactured therefrom |
DE4430485C1 (de) * | 1994-08-27 | 1996-03-07 | Braun B Surgical Gmbh | Textile Gefäßprothese, Verfahren zu ihrer Herstellung und Werkzeug zu ihrer Herstellung |
US6206908B1 (en) | 1994-09-16 | 2001-03-27 | United States Surgical Corporation | Absorbable polymer and surgical articles fabricated therefrom |
US5777182A (en) * | 1994-09-30 | 1998-07-07 | Shell Oil Company | Cobalt-catalyzed process for preparing 1,3-propanidiol |
US5641501A (en) | 1994-10-11 | 1997-06-24 | Ethicon, Inc. | Absorbable polymer blends |
DE4440095A1 (de) * | 1994-11-10 | 1996-05-15 | Braun B Surgical Gmbh | Chirurgisches Nahtmaterial, seine Verwendung in der Chirurgie und Verfahren zu seiner Herstellung |
AU3795395A (en) | 1994-11-30 | 1996-06-06 | Ethicon Inc. | Hard tissue bone cements and substitutes |
US5633343A (en) * | 1995-06-30 | 1997-05-27 | Ethicon, Inc. | High strength, fast absorbing, melt processable, gycolide-rich, poly(glycolide-co-p-dioxanone) copolymers |
US5639851A (en) * | 1995-10-02 | 1997-06-17 | Ethicon, Inc. | High strength, melt processable, lactide-rich, poly(lactide-CO-P-dioxanone) copolymers |
US5633342A (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-27 | Chronopol, Inc. | Method for the synthesis of environmentally degradable block copolymers |
US5717059A (en) * | 1995-12-14 | 1998-02-10 | Shell Oil Company | Method for preparing poly-p-dioxanone polymer |
US5652331A (en) * | 1996-08-30 | 1997-07-29 | Shell Oil Company | Method for preparing poly-p-dioxanone polymer |
ZA978537B (en) | 1996-09-23 | 1998-05-12 | Focal Inc | Polymerizable biodegradable polymers including carbonate or dioxanone linkages. |
US6191236B1 (en) | 1996-10-11 | 2001-02-20 | United States Surgical Corporation | Bioabsorbable suture and method of its manufacture |
FI105159B (fi) | 1996-10-25 | 2000-06-30 | Biocon Ltd | Kirurginen implantaatti, väline tai sen osa |
US6494898B1 (en) | 1998-02-25 | 2002-12-17 | United States Surgical Corporation | Absorbable copolymers and surgical articles fabricated therefrom |
US6177094B1 (en) | 1998-04-30 | 2001-01-23 | United States Surgical Corporation | Bioabsorbable blends and coating composition containing same |
US6165202A (en) * | 1998-07-06 | 2000-12-26 | United States Surgical Corporation | Absorbable polymers and surgical articles fabricated therefrom |
US6235869B1 (en) | 1998-10-20 | 2001-05-22 | United States Surgical Corporation | Absorbable polymers and surgical articles fabricated therefrom |
KR20010095766A (ko) * | 2000-04-12 | 2001-11-07 | 정춘임 | 생분해성 폴리(글리콜라이드-파라다이옥산온)공중합체 및그의 제조방법 |
US6794484B2 (en) * | 2002-06-28 | 2004-09-21 | Ethicon, Inc. | Crystallizable polylactone copolymers prepared from mono- and di-functional polymerization initiators |
US6831149B2 (en) * | 2002-06-28 | 2004-12-14 | Ethicon, Inc. | Polymerization process using mono-and di-functional initiators to prepare fast crystallizing polylactone copolymers |
US7148315B2 (en) * | 2002-10-23 | 2006-12-12 | Ethicon, Inc. | Monomer addition techniques to control manufacturing of bioabsorbable copolymers |
EP1737391A2 (en) * | 2004-04-13 | 2007-01-03 | Cook Incorporated | Implantable frame with variable compliance |
US7691364B2 (en) | 2005-01-28 | 2010-04-06 | Bezwada Biomedical, Llc | Functionalized drugs and polymers derived therefrom |
US7858077B2 (en) * | 2005-01-28 | 2010-12-28 | Bezwada Biomedical Llc | Functionalized phenolic esters and amides and polymers therefrom |
US20060276882A1 (en) * | 2005-04-11 | 2006-12-07 | Cook Incorporated | Medical device including remodelable material attached to frame |
WO2007053794A2 (en) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Bezwada Biomedical Llc | Functionalized phenolic compounds and absorbable therefrom |
US8007526B2 (en) | 2005-12-01 | 2011-08-30 | Bezwada Biomedical, Llc | Difunctionalized aromatic compounds and polymers therefrom |
US7935843B2 (en) * | 2005-12-09 | 2011-05-03 | Bezwada Biomedical, Llc | Functionalized diphenolics and absorbable polymers therefrom |
US20080221618A1 (en) * | 2007-03-09 | 2008-09-11 | Gaoyuan Chen | Co-extruded tissue grasping monofilament |
US8217134B2 (en) | 2007-08-30 | 2012-07-10 | Bezwada Biomedical, Llc | Controlled release of biologically active compounds |
US8026285B2 (en) | 2007-09-04 | 2011-09-27 | Bezwada Biomedical, Llc | Control release of biologically active compounds from multi-armed oligomers |
US8048980B2 (en) | 2007-09-17 | 2011-11-01 | Bezwada Biomedical, Llc | Hydrolysable linkers and cross-linkers for absorbable polymers |
US8269025B2 (en) | 2008-07-03 | 2012-09-18 | Tyco Healthcare Group Lp | Purification of p-dioxanone |
EP2811939B8 (en) | 2012-02-10 | 2017-11-15 | CVDevices, LLC | Products made of biological tissues for stents and methods of manufacturing |
WO2014124356A2 (en) | 2013-02-11 | 2014-08-14 | Cook Medical Technologies Llc | Expandable support frame and medical device |
US9296145B2 (en) * | 2013-10-31 | 2016-03-29 | Ethicon, Inc. | Absorbable poly (p-dioxanone-co-glycolide) monofilament fibers possessing mid-term strength retention post-implantation |
US9259514B2 (en) * | 2013-12-18 | 2016-02-16 | Ethicon, Inc. | Absorbable polymeric blend compositions based on copolymers prepared from mono- and di-functional polymerization initiators, processing methods, and medical devices therefrom |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290183A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-28 | Ethicon Inc | Absorptive binding synthetic yarn |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4300565A (en) * | 1977-05-23 | 1981-11-17 | American Cyanamid Company | Synthetic polyester surgical articles |
US4243775A (en) * | 1978-11-13 | 1981-01-06 | American Cyanamid Company | Synthetic polyester surgical articles |
US4137921A (en) * | 1977-06-24 | 1979-02-06 | Ethicon, Inc. | Addition copolymers of lactide and glycolide and method of preparation |
US4591630A (en) * | 1981-07-30 | 1986-05-27 | Ethicon, Inc. | Annealed polydioxanone surgical device and method for producing the same |
US4470416A (en) * | 1983-06-17 | 1984-09-11 | Ethicon, Inc. | Copolymers of lactide and/or glycolide with 1,5-dioxepan-2-one |
-
1985
- 1985-11-29 US US06/802,547 patent/US4653497A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-11-28 DE DE3640658A patent/DE3640658C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-11-29 JP JP61283179A patent/JP2537500B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8035707A patent/JP2713397B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-31 JP JP8035699A patent/JP2788219B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290183A (en) * | 1976-01-12 | 1977-07-28 | Ethicon Inc | Absorptive binding synthetic yarn |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3640658C2 (de) | 1999-12-02 |
DE3640658A1 (de) | 1987-06-04 |
JP2537500B2 (ja) | 1996-09-25 |
JP2788219B2 (ja) | 1998-08-20 |
US4653497A (en) | 1987-03-31 |
JPH08259685A (ja) | 1996-10-08 |
JP2713397B2 (ja) | 1998-02-16 |
JPS62164726A (ja) | 1987-07-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2713397B2 (ja) | p−ジオキサノンとグリコリドの結晶性共重合体 | |
JP2788223B2 (ja) | 外科用縫合糸 | |
JP2747312B2 (ja) | グリコリド/p―ジオキサノンブロツク共重合体 | |
AU631043B2 (en) | Crystalline copolymers of p-dioxanone and epsilon-caprolactone | |
US5322925A (en) | Absorbable block copolymers and surgical articles made therefrom | |
EP0509508B1 (en) | Bioabsorbable suture which consists of a block copolymer | |
JPH0413337B2 (ja) | ||
US20140187726A1 (en) | Segmented, Semicrystalline Poly(Lactide-co-epsilon-Caprolactone) Absorbable Copolymers | |
JPH0912689A (ja) | 高強度、急速被吸収性、溶融加工性のグリコリド高含有ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)共重合体 | |
JPH0696633B2 (ja) | グリコリドとε―カプロラクトンの共重合体の製造方法 | |
JP3740521B2 (ja) | トリブロック三元共重合体、外科用縫合糸材料へのその使用およびその製法 | |
JP3253222B2 (ja) | p−ジオキサノンの共重合体 | |
HU201340B (en) | Process for the production of absorbing, sterilizable by radiation copolymers | |
CN112469550B (zh) | 用于具有增强的植入后强度保持性的高强度缝合线的易吸收共聚物组合物 | |
JP6896745B2 (ja) | 医療用途のためのセグメント化されたp−ジオキサノンに富むポリ(p−ジオキサノン−コ−ε−カプロラクトン)コポリマー、及びそれから作製されるデバイス | |
Bezwada et al. | Poly (p-Dioxanone) and its copolymers |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |