JPH0912689A - 高強度、急速被吸収性、溶融加工性のグリコリド高含有ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)共重合体 - Google Patents
高強度、急速被吸収性、溶融加工性のグリコリド高含有ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)共重合体Info
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Abstract
および短いBSRプロファイルと被吸収速度のセグメン
ト共重合体の特性の両方を有する新規の共重合体組成物
の提供。 【解決手段】 ラクトン単量体のグリコリドを基材とす
る脂肪族ポリエステルとp−ジオキサノンとの被吸収性
のセグメント共重合体が記載される。このセグメント共
重合体は、広範囲の性質、特に種々の医療用具の分野で
有用となる、高い強度と剛性、および急速な被吸収速度
と破壊強度保持(BSR)プロファイルを示す。最も重
要なことには、優れた引張特性を有するがVicryl
(商標)より短いBSRプロファイルを持つVicry
l(商標)様のポリグリコリド−ポリラクチドの縫合糸
が要求される縫合用途のための特性を示す。本発明の共
重合体はかかる特性を有するので、急速な被吸収時間に
とって組織の傷跡が小さくなる整形外科の分野において
有用である。
Description
合体であり、さらに詳しくは生物適合性、被吸収性の共
重合体、特にグリコリドとp−ジオキサノンとの脂肪族
ポリエステルのセグメント共重合体である。
内で生物適合性および被吸収性の両方をもつ重合体は当
該技術分野で知られている。かかる重合体は通常、体内
の組織中に移植されそして長時間かかって吸収される医
療用具を製造するのに使用される。これらの被吸収性で
生物適合性の重合体から製造される医療用具の例とし
て、縫合アンカー用具、縫合糸、ステープル、外科用
鋲、クリップ、プレートおよびスクリューなどが挙げら
れる。
性で生物適合性の重合体として、天然および合成重合体
が挙げられる。天然重合体として、猫の腸管、セルロー
ス誘導体、コラーゲンなどが挙げられる。合成重合体は
種々の脂肪族ポリエステル、ポリ無水物、ポリ(オルト
エステル)類などからなる。天然重合体は通常、体内で
酵素的分解反応によって吸収され、一方、被吸収性の合
成重合体は一般的に主として加水分解的機構によって分
解する。
吸収性の合成重合体として、ポリ(グリコリド)、ポリ
(ラクチド)、ポリ(e−カプロラクトン)およびポリ
(p−ジオキサノン)のような単独重合体、並びにポリ
(ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(e−カプロラク
トン−コ−グリコリド)およびポリ(グリコリド−コ−
トリメチレンカーボネート)のような共重合体が挙げら
れる。重合体は統計的ランダム共重合体、セグメント共
重合体、ブロック共重合体、またはグラフト共重合体で
あり得る。単独重合体と共重合体のどちらも配合物を製
造するのに使用することができることも知られている。
第4,838,267号明細書および第5,080,6
65号明細書には、生体内用具として有用である数種の
生物適合性、被吸収性のポリ(p−ジオキサノン−コ−
グリコリド)共重合体が記載されている。さらに、米国
特許第4,838,267号明細書および第5,08
0,665号明細書にはポリ(p−ジオキサノン−コ−
グリコリド)ブロックまたはグラフト共重合体が記載さ
れている。
明細書には、2工程、2反応容器操作によるポリ(p−
ジオキサノン−b−グリコリド)ブロック共重合体の製
造方法が記載され(図1および図2を参照のこと)、そ
の方法では、実質的にp−ジオキサノン単量体を含まな
い高分子量ポリ(p−ジオキサノン)をグリコリド単量
体と約140℃〜約240℃の温度で反応させて、(A
−B)n型[式中、Aはp−ジオキサノンの反復単位の
長いブロック(即ち、ポリ(p−ジオキサノン)の単独
重合体)であり、Bはグリコリドの反復単位の長いブロ
ック(即ち、ポリ(グリコリド)の単独共重合体)であ
る]のブロック共重合体を得る。反復単位の構造および
ブロック共重合体の構造の略図を図1および図2に示
す。これらの共重合体は、それらのブロック構造のため
に高度に結晶性であり、長い破壊強度保持プロファイル
(BSR)、高い強度および比較的高い剛性を持つ物質
を与える。破壊強度保持率は、生体内被吸収性の共重合
体から作成される用具の強度を、試験管内での生物学的
条件下で時間の関数としてまたは生体内に移植された後
の時間の関数として測定する、通常既知の標準法である
ことは注目されるべきである。
細書には、最初にp−ジオキサノン単量体をある時間、
通常は1時間、約180℃で反応させて、次いでグリコ
リドと200℃で反応させる方法によって製造されたポ
リ(p−ジオキサノン−コ−グリコリド)のブロックま
たはグラフト共重合体が記載されている。この方法によ
って、図3および図4に示されるように、グリコリド反
復単位ブロックから生成する「硬い」相、およびp−ジ
オキサノン反復単位ブロックから生成する「柔らかい」
相の形成によって有用なブロックまたはグラフト共重合
体が得られる。
細書には、図5および図6に図示されるように、共重合
体の残り小部分がグリコリドと重合している、約70重
量%〜約97重量%まで重合したp−ジオキサノンを含
むポリ(p−ジオキサノン)濃厚セグメント共重合体が
記載されている。
ロック共重合体に見られる高い強度と剛性および長いB
SRプロファイルのような優れた特性、或いはポリ(p
−ジオキサノン)高含有セグメント共重合体に見られる
良好な強度、長い伸長率、低い剛性および短いBSRプ
ロファイルのような優れた特性を与えるが、当該技術分
野では、ブロック共重合体とセグメント共重合体との両
方の特性を有する新規の共重合体組成物に対する要望が
ある。
のは、高い強度と剛性のブロック共重合体の特性、およ
び短いBSRプロファイルと被吸収速度のセグメント共
重合体の特性を有する新規の共重合体組成物である。
l(商標)またはDexon(商標)のような強い引張
特性を有するが、短いBSRプロファイルと被吸収速度
を持つ縫合糸を初めとする要件を備えたものに対する強
い要望がある。
ると組織に対する副作用のような問題点が生じると考え
られるから、未反応の単量体が少いかまたは全く存在し
ないような共重合体を有することが強く要望されてい
る。
率のp−ジオキサノン単量体を約100℃〜約130℃
の低い温度で反応させ、次いでグリコリドと約180℃
〜約220℃の高い温度で反応させる方法によって、グ
リコリドを多く含有するポリ(グリコリド−コ−p−ジ
オキサノン)の共重合体を製造することによって、高い
強度と剛性を有するが短いBSRプロファイルと迅速な
被吸収速度を持つ、低比率のp−ジオキサノンを持つグ
リコリド高含有セグメント共重合体を形成することがで
き、これらの特性によって縫合アンカー用具、ステープ
ル、外科用鋲、クリップ、プレートおよびスクリューの
ような種々の生体内用具において有用なものになること
ができることが見出された。本発明の共重合体は、優れ
た引張特性を有するがVicryl(商標)より短いB
SRプロファイルを持つVicryl(商標)様の縫合
糸が要求されている縫合用途で特に有用である。それ
故、本発明の共重合体は、被吸収速度が急速であると組
織の傷跡が小さくなる傾向がある整形外科の用途で有用
である。即ち、例えば、患者の皮膚の下に移植された切
片中で急速に強度を失う被吸収性の縫合糸は、張力防止
皮膚テープの使用によって、通常の縫合糸を移植された
患者が通常悩まされる疼痛、不快および傷跡がなく、容
易に除去することができる。
ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)セグメント
共重合体が開示される。この共重合体は、約30モルパ
ーセント〜95モルパーセントのグリコリドの反復単位
を含む主要成分、および約70モルパーセント〜約5モ
ルパーセントのp−ジオキサノンの反復単位を含む少量
成分を有する。
製造される生体内用具、特に縫合アンカー用具、ステー
プル、外科用鋲、クリップ、プレートおよびスクリュー
のような移植可能な用具であり、そして最も特に、整形
外科のために、優れた引張特性を有するがVicryl
(商標)およびDexon(商標)より短いBSRプロ
ファイルを持つVicryl(商標)およびDexon
(商標)様の縫合糸が要求されている縫合用途のための
生体内用具である。
共重合体を製造する方法である。この方法の初期工程
は、p−ジオキサノンを触媒的有効量の触媒および開始
剤の存在下で、十分な温度で十分な時間の間重合させ
て、p−ジオキサノン単量体とp−ジオキサノン単独重
合体との第一混合物を得ることである。次いで、グリコ
リドを第一混合物に添加して第二混合物を生成させる。
次に、第二混合物を十分な温度で十分な時間の間重合さ
せて、約30モルパーセント〜約95モルパーセントの
グリコリドの反復単位を含む主要成分および約70モル
パーセント〜約5モルパーセントのp−ジオキサノンの
反復単位を含む少量成分を含んでなるセグメント共重合
体を効果的に製造する。
生成物である本発明の共重合体である。
次の説明および添付の実施例から明らかになる。
作であり、その操作では、図7および図8に示されるよ
うに、最初にp−ジオキサノン単量体とp−ジオキサノ
ン単独重合体との混合物を約100℃〜約130℃、好
適には110℃の温度で生成する。次いで混合物を約1
20℃〜約220℃の温度でグリコリドと反応させて、
セグメントまたは配列がp−ジオキサノン部分とグリコ
リド部分の両方から構成される共重合体を生成する。こ
れらのセグメント共重合体は、従来技術のブロックまた
はグラフト共重合体より実質的に結晶性が少なく、それ
故に良好な強度を有するが、短いBSRプロファイル、
迅速な被吸収速度、長い伸長率および低い剛性を持つ材
料を提供する。
ド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体は、p
−ジオキサノン単量体を慣用の反応容器中で約100℃
〜130℃、好適には約130℃の低い温度で、重合を
起こすのに有効である十分な時間、好適には約4時間〜
約8時間の時間の間反応させ、次いでグリコリドと約1
80℃〜約220℃の高い温度で共重合を起すのに有効
である十分な時間、好適には約1時間〜約4時間の時間
の間反応させる方法によって、製造される。
キサノン)セグメント共重合体は、通常、約30モル%
〜約95モル%のグリコレート部分、好適には約30モ
ル%〜約90モル%のグリコレート部分、最も好適には
約30モル%〜約50モル%のグリコレート部分よりな
る。
な脂肪族セグメントコポリエステルは、通常、開環重合
で合成される。即ち、脂肪族ラクトン単量体を有機金属
触媒および開始剤の存在下で高温で重合させる。有機金
属触媒は好適にはスズを基材とし、例えば、オクタン酸
第一スズであり、単量体混合物中で単量体の触媒に対す
るモル比が約10,000/1〜約100,000/1
の範囲内で存在する。開始剤は通常アルカノール、グリ
コール、ヒドロキシ酸またはアミンであり、単量体混合
物中で単量体の触媒に対するモル比が約100/1〜約
5000/1の範囲内で存在する。重合は通常、所望の
分子量および粘度が達成されるまで、約80℃〜約24
0℃、好適には約100℃〜約220℃の範囲内の温度
で行う。
クチド(l,d,dl,メソ)、p−ジオキサノン、デ
ルタ−バレロラクトン、ベータ−ブチロラクトン、イプ
シロン−デカラクトン、2,5−ジケトモルホリン、ピ
バロラクトン、アルファ,アルファ−ジエチルプロピオ
ラクトン、エチレンカーボネート、エチレンオキサレー
ト、3−メチル−1,4−ジオキサン−2,5−ジオ
ン、3,3−ジエチル−1,4−ジオキサン−2,5−
ジオン、ガンマ−ブチロラクトン、1,4−ジオキセパ
ン−2−オン、1,5−ジオキセパン−2−オン、1,
4−ジオサン−2−オン、6,8−ジオキサビシクロオ
クタン−7−オンおよびそれらの2つまたはそれ以上の
組合せよりなる群から選択することができる。好適なラ
クトン単量体はグリコリドおよびp−ジオキサノンより
なる群から選択される。
リ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)のセグメント
共重合体は通常、p−ジオキサノンが有機金属触媒およ
び開始剤の存在下、高温における開環重合で重合させる
方法によって合成される。有機金属触媒は好適にはスズ
を基材とし、例えば、オクタン酸第一スズであり、混合
物中に単量体の触媒に対するモル比が約10,000/
1〜約100,000/1の範囲内で存在する。開始剤
は通常アルカノール、グリコール、ヒドロキシ酸または
アミンであり、単量体混合物中で単量体の触媒に対する
モル比が約100/1〜約5000/1の範囲内で存在
する。
℃〜約130℃の範囲内の温度、好適には110℃で、
約4時間〜約8時間、好適には約5時間〜約6時間の時
間の間行って、p−ジオキサノン単量体と単独重合体の
混合物が得られる。次いで、グリコリド単量体をp−ジ
オキサノン単量体と単独重合体との混合物に添加し、所
望の分子量および粘度が達成されるまで、温度を約18
0℃〜約220℃、好適には約190℃〜約220℃ま
で上昇させる。かかる分子量を達成するためには、純粋
な単量体および乾燥条件を使用することを理解するべき
である。
p−ジオキサノン)のセグメント共重合体は典型的に
は、約20,000g/モル〜約300,000g/モ
ル、さらに典型的には約40,000g/モル〜約20
0,000g/モル、好適には約60,000g/モル
〜約150,000g/モルの重量平均分子量を有す
る。これらの分子量は、ヘキサフルオロイソプロパノー
ル(HFIP)の0.1g/dL溶液中で25℃で測定
して、約0.5〜約4.0デシリットル/グラム(dL
/g)、さらに典型的には0.1〜約3.5dL/g、
最も好適には1.0〜約3.0dL/gの範囲内の対数
粘度数を与える。また、上記の条件下で、残留単量体含
量は約5重量%未満であることは注目すべきである。
ン)のセグメント共重合体は通常、約30モル%〜約9
5モル%、さらに好適には約30モル%〜約90%のグ
リコレート部分、最も好適には約30モル%〜約50モ
ル%のグリコレート部分よりなる。30モル%のグリコ
リドを添加すると長いBSRプロファイルを有するが低
い強度を持つ共重合体が生成するので、共重合体中のグ
リコレート部分がより低く限定されていることが望まし
い。95モル%のグリコリドを添加すると短いBSRプ
ロファイルを有するが高い強度および剛性を持つ共重合
体が生成するので、共重合体中のグリコレート部分がよ
り高く限定されていることが望ましい。このことによっ
て、種々の生物医学的用途で使用するために望ましい範
囲の強度、剛性および被吸収プロファイルを持つ共重合
体が得られる。当業者は、共重合体中のグリコレート部
分およびp−ジオキサノン部分のモル数が、共重合体を
生成する反応に添加する必要があるグリコレートおよび
p−ジオキサノン単量体のモル数と当量であることを理
解している。
ント共重合体から、種々の慣用の射出および押出成形機
を使用して、約160℃〜約220℃、さらに好適には
約180℃〜220℃の範囲の温度で、約2〜約10
分、さらに好適には約2〜約5分の滞留時間で成形され
る。
法によって溶融加工して、莫大な種類の有用な用具を製
造することができる。こららの物質は射出または圧縮成
形して、創傷閉鎖用具を含む、移植可能な内科および外
科用具を製造することができる。好適な用具は縫合アン
カー用具、ステープル、外科手術用鋲、クリップ、プレ
ートおよびスクリューである。
の共重合体は、剛性であると同時に靭姓でなければなら
ない被吸収性の外科用具の製造において、特定の有用性
を有する。約5〜約30モル%でp−ジオキサノンを有
する組成物は特に有用である。
形して繊維を製造することができる。このようにして製
造されたフィラメントは、縫合糸または結紮糸に二次加
工して、外科用針に付け、包装して、既知の技術で滅菌
することができる。本発明の物質は、マルチフィラメン
ト糸として紡糸して、そして織るかもしくは編んでスポ
ンジもしくはガーゼを生成するか(または不織シートを
製造することができる)、或いは構造が高い引張強度お
よび所望水準のコンプライアンスおよび/または延性を
有することが望ましい、人間および動物の体内の人工器
官用具のような他の成形圧縮構造物と接続させて使用す
ることができる。有用な態様として、分枝状チューブを
含めて、動脈、静脈または腸管の修復、神経のスプライ
シング、腱のスプライシングのためのチューブ、並びに
損傷した表面擦過傷特に大きい擦過傷または皮膚および
その下の組織が損傷もしくは外科的に除去されている区
域を縛りそして保持するためのシートが挙げられる。特
に、Vicryl(商標)様の引張特性を持つがVic
ryl(商標)より短いBSRプロファイルを持つ縫合
糸が要求され、、被吸収時間が迅速であると組織の傷跡
が小さくなる整形外科の用途において有用である。即
ち、皮膚の下に移植された部分中で急速に強度を失う縫
合糸は、張力防止皮膚テープの使用によって、慣用の縫
合糸を移植された患者が通常悩まされる疼痛、不快およ
び傷跡がなく、容易に除去することができる。Vicr
yl(商標)はポリグリコリド−ポリラクチド(90−
10)共重合体から製造された縫合糸の商標である。
形して、フィルムを形成することができ、このフィルム
は滅菌時に接着防止バリアーとして有用である。本発明
の共重合体のための他の別法の加工技術として、特に薬
物送達母材を必要とするこれらの用途のための溶液流延
法が挙げらる。
用技術によって加工して、泡沫を形成することができ、
この泡沫は止血バリアーおよび代用骨として有用であ
る。
フィルム、泡沫および成型品の外科的および内科的使用
として、編物、織物または不織物に必ずしも限定されな
いが、次のものが挙げられる。
たはスポンジ f.ガーゼ包帯 g.移植動脈または代用動脈 h.皮膚表面のための包帯 i.火傷用包帯 j.整形外科用ピン、クランプ、スクリューおよびプレ
ート k.クリップ l.ステープル m.ホック、ボタンおよびスナップ n.代用骨 o.針 p.子宮内用具 q.排液または試験用チューブまたは細管 r.外科手術用装置 s.移植血管または支持血管 t.脊椎盤 u.人工腎臓または人工心肺のための体外配管 v.人工皮膚およびその他 w.ステント x.縫合アンカー y.注入性欠陥充填剤 z.予備成形欠陥充填剤 a1.組織接着剤およびシーラント b2.骨ろう c3.代用軟骨 d4.止血バリア
て、それらに制限するものではない。本発明の範囲と趣
旨内にある多数の追加の態様は当業者に明らかになる。
実施例には、ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノ
ン)の新規のセグメント共重合体が記載され、前記の共
重合体は生体内用具として有用である。
重合体は、p−ジオキサノンを、通常の反応容器中で約
100℃〜約130℃の温度で約4時間〜約8時間の時
間の間不活性窒素雰囲気下で開環重合によって反応さ
せ、次いで所望の分子量と粘度が達成されるまで、18
0℃〜220℃の温度でグリコリドと反応させることに
よって製造される。
び単量体は、化学組成と純度(NMR、FT−IR)、
熱分析(DSC)、溶融物レオロジー(溶融安定性と粘
度)、分子量(対数粘度数)および基線並びに試験管内
の機械的性質(インストロン(Instron)応力/
歪み)について特性決定した。
で、基準としてCDCl3またはHFADを使用して行
った。セグメント共重合体および単量体の熱分析は、D
upont912示差走査熱量計(DSC)で10℃/
分の加熱速度で行った。単量体の融点の測定には、Fi
sher−Johns融点測定器を使用した。熱重量分
析法はDupont951TGAで10℃/分の速度で
窒素雰囲気下で行った。セグメント共重合体の等温溶融
安定性も、流動度動的分析器RDAIIによって1時間
の期間で160℃〜230℃の範囲内の温度で窒素雰囲
気下で決定した。
V.、dL/g)は、25℃の恒温調節水槽中に侵漬さ
れた50口径Cannon−Ubbelhode希釈粘
度計を使用して、溶媒としてクロロホルムまたはヘキサ
フロオロイソプロパノール(HFIP)を使用し、0.
1g/dLの濃度で測定した。
Iを使用して、160℃〜230℃の範囲内の温度で1
℃/分〜10℃/分の速度で1s-1〜100s-1の周期
数で窒素雰囲気下で決定した。
4,643,191号明細書に記載の方法によって製造
し、その内容は引用することによって本明細書中に取り
込まれている。共重合体は、INSTRON(商標)細
管流動計または単一スクリュー押出機を使用して通常の
方法で溶融押出しを行った。流動計パッキング温度は約
100℃〜約200℃の範囲内であり、保圧時間は約5
〜約15分であり、そしてラム速度は約1〜約3cm/
分であった。押出温度は約160℃〜約230℃の範囲
内であった。
温度の単段または多段延伸法で毎分4フィートの延伸速
度で延伸して、約4X〜約8Xの最終延伸比を得た。
号明細書に記載と同様の条件下でアニールした。アニー
ル温度は約70℃〜約140℃、好適には110℃であ
り、アニール時間は約1時間〜約10時間、好適には約
4〜7時間であった。
7.27)中で37℃の温度で、4、7、14、21、
および28日の期間で決定した。円筒ダンベル(全量
2.4〜3.0gの8〜10個)または繊維(8〜1
0、6〜12インチ長さ)を100mlの緩衝液中に入
れた。
使用した「部」および「パーセント」は重量またはモル
として規定された部およびパーセントである。
ジオキサノン)セグメント共重合体の合成 オーバーヘッド機械撹拌器、窒素入口およびガラススト
ッパーを備えた、火炎乾燥された250mlの2口丸底
フラスコに、20.42g(0.20モル)のp−ジオ
キサノン、開始剤としての0.057mlのジエチレン
グリコール、および50.5μlの0.33Mオクタン
酸第一スズ触媒溶液(トルエン中)を添加した。
入れた。撹拌されたp−ジオキサノンは急速に溶融し始
めた。低粘度の溶融液は粘度が急速に増加した。高粘度
の溶融液の撹拌を約6時間続けた。
グリコリドを3つの等量部分に分けて添加し、その間温
度は徐々に210℃まで上昇した。グリコリドは急速に
溶融し始め、そして反応塊は粘度が徐々に増加した。高
粘度溶融液の撹拌を210℃で窒素下でさらに0.5時
間、全反応時間として約2時間続けた。
リド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体を浴
から取り出し、窒素の気流下で室温まで冷却し、単離
し、粉砕した。次いで、重合体を真空下80℃で約64
時間乾燥した。共重合体の転化率は約96.8%であっ
た。対数粘度数は0.1g/dLHFIP溶液中25℃
で測定して1.76dL/gであった。ポリ(グリコリ
ド)のポリ(p−ジオキサノン)に対するモル比は1H
NMRによって83.2であることが見出された。
ジオキサノン)セグメント共重合体の合成 オーバーヘッド機械撹拌器、窒素入口およびガラススト
ッパーを備えた、火炎乾燥された250mlの2口丸底
フラスコに、30.60g(0.30モル)のp−ジオ
キサノン、開始剤としての0.057mlのジエチレン
グリコール、および50.5μlの0.33Mオクタン
酸第一スズ触媒溶液(トルエン中)を添加した。
入れた。撹拌されたp−ジオキサノンは急速に溶融し始
めた。低粘度の溶融液は粘度が急速に増加した。高粘度
の溶融液の撹拌を約6時間続けた。
グリコリドを3つの等量部分に分けて添加し、その間温
度は徐々に210℃まで上昇した。グリコリドは急速に
溶融し始め、そして反応塊は粘度が徐々に増加した。高
粘度溶融液の撹拌を210℃で窒素下でさらに0.5時
間、全反応時間として約2時間続けた。
リド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体を浴
から取り出し、窒素の気流下で室温まで冷却し、単離
し、粉砕した。次いで、重合体を真空下80℃で約64
時間乾燥した。共重合体の転化率は約95.4%であっ
た。対数粘度数は0.1g/dLHFIP溶液中25℃
で測定して2.25dL/gであった。ポリ(グリコリ
ド)のポリ(p−ジオキサノン)に対するモル比は1H
NMRによって75.2〜24.8であることが見出
された。
ジオキサノン)セグメント共重合体の合成 オーバーヘッド機械撹拌器、窒素入口およびガラススト
ッパーを備えた、火炎乾燥された250mlの2口丸底
フラスコに、40.84g(0.40モル)のp−ジオ
キサノン、開始剤としての0.057mlのジエチレン
グリコール、および50.5μlの0.33Mオクタン
酸第一スズ触媒溶液(トルエン中)を添加した。
入れた。撹拌されたp−ジオキサノンは急速に溶融し始
めた。低粘度の溶融液は粘度が急速に増加した。高粘度
の溶融液の撹拌を約6時間続けた。
グリコリドを3つの等量部分に分けて添加し、その間温
度は徐々に210℃まで上昇した。グリコリドは急速に
溶融し始め、そして反応塊は粘度が徐々に増加した。高
粘度溶融液の撹拌を210℃で窒素下でさらに0.5時
間、全反応時間として約2時間続けた。
リド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体を浴
から取り出し、窒素の気流下で室温まで冷却し、単離
し、粉砕した。共重合体の転化率は約95.7%であっ
た。対数粘度数は0.1g/dLHFIP溶液中25℃
で測定して1.87dL/gであった。
67号明細書および第5,080,665号明細書に
は、ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)ブロッ
ク共重合体またはグラフト共重合体が記載されている。
米国特許第4,653,497号明細書には、ポリ(p
−ジオキサノン)濃厚ポリ(p−ジオキサノン−コ−グ
リコリド)セグメント共重合体が記載されている。
リド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体が記
載される。
ブロック共重合体は、単独重合体の各反復単位の長いブ
ロック(即ち、ポリ−(p−ジオキサノン)またはポリ
(グリコリド)の単独重合体)が一点で結合または連結
している共重合体である。図5、6、7、および8に示
されるように、セグメント共重合体は、両単量体単位か
ら構成される、反復単位の短いセグメントが多数点で結
合または連結している共重合体である。
差異によって、熱的、化学的、物理的、および被吸収性
重合体の場合は生物学的性質において劇的な変化を生起
させることができる。
ステル)の場合、重合体鎖中の反復単位の配列配置は、
例えば、吸収速度、BSRプロファイル、強度、および
剛性に強い影響を持っている(図10および11)。
リコリド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体
と、米国特許第4,838,267号明細書のポリ(グ
リコリド−b−p−ジオキサノン)ブロック共重合体の
実施例2および実施例3とを比較することによって、物
理的性質上の劇的変化を示す。
よび5)はセグメント共重合体(表1の欄2および4)
より低い繊維引張特性を有することが、表1から明らか
に知ることができる。さらに、ブロック共重合体は低い
転化率を有する。
い転化率は、共重合体内の反復単位の配列または配置に
起因する。即ち、ブロック共重合体では、重合体は両単
独重合体の長い配列から構成され、ポリ(p−ジオキサ
ノン)のブロックの幾つかは鎖の末端にある(図2およ
び図4)。反対に、セグメント共重合体は、その反復単
位のよりランダムな配列のために、主としてグリコリド
末端ブロックから構成される(図8)。従って、ブロッ
ク共重合体の場合に見出されるように、p−ジオキサノ
ンセグメントが鎖の末端で解重合することがないから、
グリコリド末端ブロックによって、重合の間の安定性が
改善され、p−ジオキサノン単量体の損失が減少する。
それ故、セグメント共重合体は高い転化率を有し(即
ち、5重量%未満の未反応単量体、95%以上の転化
率)、およびより良好な物理的性質、特に繊維引張特性
を有する。さらに、セグメント共重合体の場合に見られ
る、高い転化率、およびその結果として良好な熱安定性
によって、これらの物質は良好な引張特性を持つものに
射出成型することができる(表1)。
器の方法のみが必要であり、その方法では、p−ジオキ
サノン単量体が約75%転化まで重合され、次いでグリ
コリドと反応して、ポリ(p−ジオキサノン)、ポリ
(p−ジオキサノン−コ−グリコリド)、およびポリ
(グリコリド)末端ブロックの短いセグメントを持つ共
重合体を生成する。対照的に、米国特許第4,838,
267号明細書のブロック共重合体では、2工程、2反
応器の方法を必要として、p−ジオキサノンはが重合さ
れ、次いでさらに未反応p−ジオキサノン単量体を除去
するために単離、粉砕および乾燥によって加工される。
次いで、ポリ(p−ジオキサノン)をグリコリドと反応
させて、ポリ(p−ジオキサノン)およびポリ(グリコ
リド)の長い配列を持ち、かつ幾つかのポリ(p−ジオ
キサノン)末端ブロックを持つブロック共重合体を生成
する。
防止し、高い転化率および優れた物理的性質を与えるグ
リコリド末端ブロックを有する共重合体が得られる。し
たがって、本発明のセグメント共重合体は、ブロック共
重合体よりも、手際の良い、簡単な単一反応器の重合方
法を有する。これは、有利な性質が生起するだけではな
く、大規模製造の開発にも重要であり、コスト効果的で
かつ時間節約的である。
理的特性は、広範囲の医療用具についての種々の要求が
満足させられるものでなければならない。例えば、整形
外科の創傷閉鎖において、被吸収性重合体について多く
の要求があり、高い初期強度で高いが極めて短いBSR
プロファイルのものが要求される。現在、Vicryl
(商標)またはDexon(商標)が使用されている
(表2)。Dexon(商標)はブレードポリコリドか
ら製造される縫合糸の商標である。
yl(商標)は極めて長いBSRプロファイルを有す
る。従って、このことによって、組織の傷跡、すなわち
整形外科医が回避したいと望んでいる出来事が起こる。
本発明のグリコリド濃厚ポリ(グリコリド−コ−p−ジ
オキサノン)セグメント共重合体も高いゼロ日繊維引張
特性を有する。このことによって、外科医は創傷を確実
に縫合することができる。しかし、それらの極めて急速
な被吸収速度および極めて短いBSRプロファイルのた
めに、Vicryl(商標)およびDexon(商標)
のような現在市販されている長いBSRの縫合糸で見ら
れるものよりも、傷跡が小さくなる(表2、図9)。こ
の性質は、本発明のセグメント共重合体中に見出される
短いポリ(グリコリド)末端ブロックの独特の構造に由
来するものであり、それは改善された引張特性および急
速な被吸収速度を生み出す。
と米国特許第4,653,497号明細書、第4,83
8,267号明細書、および第5,080,665号明
細書の共重合体の間の性質上の差異は図11に明白に示
される。即ち、驚くべきことには、発明者等は、グリコ
リドが濃厚で、共重合体の構造が短いセグメントから構
成されている組成物(即ち、セグメント共重合体)の方
に移動させ、ブロック的構造から離れることによって、
高い強度と短いBSRプロファイルの両方を有する重合
体を得ることが可能であることを見出した。即ち、ブロ
ック共重合体組成物は高い強度と長いBSRプロファイ
ルまたは低い強度と長いBSRプロファイルを与える。
さらに、p−ジオキサノンの濃厚なセグメント共重合体
は低い強度と長いBSRプロファイルを与える。
(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)の共重合体はポ
リ(グリコリド)(即ち、Dexon(商標))または
ポリ(p−ジオキサノン)のいずれかより低い強度を有
するが、Vicryl(商標)、Dexon(商標)、
ポリ(p−ジオキサノン)または米国特許第4,65
3,497号明細書のp−ジオキサノン濃厚ポリ(p−
ジオキサノン−コ−グリコリド)セグメント共重合体よ
りずっと短いBSRプロファイルを有することが、図9
に明らかに示されている。即ち、本発明のセグメント共
重合体は10日未満ですべての強度を失うが、一方、グ
リコリドとp−ジオキサノン単独重合体および米国特許
第4,653,497号明細書の共重合体は3週間以上
の間強度を維持する。
リ(グリコリド)の単独重合体のいずれかの引張強度を
有するが、単独重合体のいずれかよりずとお短いBSR
プロファイルを有するポリ(グリコリド−コ−p−ジオ
キサノン)の共重合体を得ることは、組成に基づいては
予期できない。
リコリド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体
は、高い強度と剛性、および極めて短いBSRプロファ
イルと急速な被吸収速度の驚くべきかつ予期できない独
特の組合せを有することを理解することができる。本発
明の共重合体は、高い強度と剛性および短いBSRプロ
ファイルを有する被吸収性の重合体を必要とする多数の
用途において有用である。それらは、例えば、外科医が
創傷を固定する必要があるが、組織の傷跡を防止するた
めに急速な被吸収性を必要とする、整形外科的用途にお
いて特に有用である。
て記載したが、その形態および詳細における種々の変化
を、特許請求された発明の趣旨および範囲から逸脱する
ことなく、行うことができることは当業者によって理解
される。
ド−コ−p−ジオキサノン)セグメント共重合体は、強
い強度と剛性並びに短いBSRプロファイルと急速な被
吸収性と言うの独特の優れた特性を有する。また、本発
明のセグメント共重合体は、溶融加工、例えば射出成し
て、多種類の有用な医療用具、例えば縫合糸、ステープ
ル、外科手術用鋲などを製造することができる。
グメント共重合体は、高い強度と剛性並びに短いBSR
プロファイルを有する被吸収性の重合体を必要とする広
範囲の医療用途において有用である。例えば、本発明の
セグメント共重合体から製造された縫合糸を使用して、
外科医はその強い強度と剛性によって創傷を確実に固定
することができ、そしてその短いBSRプロファイルと
急速な被吸収性によって組織の傷跡を最小にすることが
できる。
下に記載する。
ーセントのグリコリドの反復単位を含む主要成分;およ
び約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジ
オキサノンの反復単位を含む少量成分;を含んでなる被
吸収性で、生物適合性のセグメント共重合体。
dLの濃度25℃で測定して、対数粘度数が約0.6d
L/g〜約3.0dL/gであるような分子量を有する
上記1に記載のセグメント共重合体。
90モルパーセントのグリコリドの反復単位を含む主要
成分、および約70モルパーセント〜約10モルパーセ
ントのp−ジオキサノンの反復単位を含む少量成分を含
んでなる上記1に記載のセグメント共重合体。
dLの濃度25℃での測定して、た対数粘度数が約0.
6dL/g〜約3.0dL/gであるような分子量を有
する上記3に記載のセグメント共重合体。
30モルパーセント〜約50モルパーセントを含み、そ
してp−ジオキサノンの反復単位が共重合体の約50モ
ルパーセント〜約70モルパーセントを含む上記1に記
載のセグメント共重合体。
dLの濃度25℃で測定して、対数粘度数が約0.6d
L/g〜約3.0dL/gであるような分子量を有する
上記5に記載のセグメント共重合体。
用具であって、約30モルパーセント〜約95モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および
約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオ
キサノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセグ
メント共重合体を含む医療用具。
用具であって、約30モルパーセント〜約90モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および
約70モルパーセント〜約10モルパーセントのp−ジ
オキサノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセ
グメント共重合体を含む医療用具。
用具であって、約30モルパーセント〜約50モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および
約70モルパーセント〜約50モルパーセントのp−ジ
オキサノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセ
グメント共重合体を含む医療用具。
キサノン単独重合体、およびグリコリド単量体の混合物
を十分な温度まで、約30モルパーセント〜約95モル
パーセントのグリコリドの反復単位を含む主要成分およ
び約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジ
オキサノンの反復単位を含む少量成分を含んでなるセグ
メント共重合体を効果的に製造する時間の間、加熱する
ことを含んでなるp−ジオキサノンとグリコリドとのセ
グメント共重合体の製造方法。
量の触媒と開始剤との存在下で十分な温度でおよび十分
な時間の間重合させて、p−ジオキサノン単量体とp−
ジオキサノン単独重合体との第一混合物を得る工程; b)第一混合物にグリコリドを添加して、第二混合物を
生成させる工程;および c)第二混合物を十分な温度および十分な時間の間重合
させて、約30モルパーセント〜約95モルパーセント
のグリコリドの反復単位を含む主要成分、および約70
モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオキサノ
ンの反復単位を含む少量成分を含んでなるセグメント共
重合体を生成させる工程;の諸工程を含んでなるセグメ
ント共重合体の製造方法。
30℃であり、時間が約5〜約6時間であり、そして第
二重合の温度が約180℃〜約220℃であり、時間が
約1〜約4時間であるセグメント共重合体の上記11に
記載の製造方法。
るモル比に基づいて約10,000/1〜約100,0
00/1であり、そして触媒が好適にはスズを基材とす
る上記12に記載の方法。
記13に記載の方法。
するモル比に基づいて約100/1〜約5,000/1
であり、そして開始剤がアルカノール、グリコール、ヒ
ドロキシ酸、アミン、およびそれらの組合せよりなる群
から選択される上記12に記載の方法。
量体がグリコリドであり、そして第二混合物の重合の温
度が約180℃〜約220℃である上記12に記載の方
法。
で0.1g/dLの濃度25℃で測定して、た対数粘度
数が約0.6dL/g〜約3.0dL/gであるような
分子量を有する上記16に記載の方法。
パーセント〜約90モルパーセントのグリコリドの反復
単位を含む主要成分、および約70モルパーセント〜約
10モルパーセントのp−ジオキサノンの反復単位を含
む少量成分、を含んでなる上記11に記載の方法。
パーセント〜約50モルパーセントのグリコリドの反復
単位を含む主要成分、および約70モルパーセント〜約
50モルパーセントのp−ジオキサノンの反復単位を含
む少量成分、を含んでなる上記11に記載の方法。
パーセントのグリコリドの反復単位を含む主要成分;お
よび約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−
ジオキサノンの反復単位を含む少量成分;を含んでなる
被吸収性で生物適合性のセグメント共重合体であって、 a)p−ジオキサノンを触媒的有効量の触媒と開始剤と
の存在下で十分な温度および十分な時間の間重合させ
て、p−ジオキサノン単量体とp−ジオキサノン単独重
合体との第一混合物を得る工程;および b)第一混合物にグリコリドを添加して、第二混合物を
生成させる工程;および c)第二混合物を十分な温度および十分な時間の間重合
させる工程;の諸工程を含んでなる製造方法の生成物で
あるセグメント共重合体。
のポリ(p−ジオキサノン−b−グリコリド)ブロック
共重合体の製造のための合成方法を示す。
のポリ(p−ジオキサノン−b−グリコリド)ブロック
共重合体の略図を示す。
のポリ(p−ジオキサノン−コ−グリコリド)ブロック
共重合体またはグラフト共重合体の製造のための合成方
法を示す。
のポリ(p−ジオキサノン−コ−グリコリド)ブロック
共重合体またはグラフト共重合体の略図を示す。
のポリ(p−ジオキサノン)濃厚ポリ(p−ジオキサノ
ン−コ−グリコリド)セグメント共重合体の製造のため
の合成方法を示す。
のポリ(p−ジオキサノン)濃厚ポリ(p−ジオキサノ
ン−コ−グリコリド)セグメント共重合体の略図を示
す。
−p−ジオキサノン)セグメント共重合体の製造のため
の合成方法を示す。
−p−ジオキサノン)セグメント共重合体の略図を示
す。
(グリコリド−コ−ラクチド))またはDexon(ポ
リ(グリコリド))のサイズ4−0繊維(縫合糸)、ポ
リ(p−ジオキサノン)のサイズ4−0繊維、米国特許
第4,653,497号明細書のセグメント共重合体の
サイズ5−0繊維、および本発明の80:20(モル/
モル)ポリ(グリコリド−コ−p−ジオキサノン)セグ
メント共重合体のサイズ5−0繊維のBSRプロファイ
ルを示すグラフである。
サノン)セグメント共重合体と、米国特許第4,65
3,497号明細書、第4,838,267号明細書お
よび第5,080,665号明細書に記載の共重合体と
の間の組成上の差異を示す。
号明細書、第4,838,267号明細書および第5,
080,665号明細書に記載のポリ(グリコリド−コ
−p−ジオキサノン)セグメント共重合体の間の、組成
および構造の差異に基づく、性質上の差異を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 約30モルパーセント〜約95モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分;および
約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオ
キサノンの反復単位を含む少量成分;を含んでなる被吸
収性、生物適合性のセグメント共重合体。 - 【請求項2】 医療用途で使用するための被吸収性の用
具であって、約30モルパーセント〜約95モルパーセ
ントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および約
70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオキ
サノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセグメ
ント共重合体を含む医療用具。 - 【請求項3】 医療用途で使用するための被吸収性の用
具であって、約30モルパーセント〜約90モルパーセ
ントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および約
70モルパーセント〜約10モルパーセントのp−ジオ
キサノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセグ
メント共重合体を含む医療用具。 - 【請求項4】 医療用途で使用するための被吸収性の用
具であって、約30モルパーセント〜約50モルパーセ
ントのグリコリドの反復単位を含む主要成分、および約
70モルパーセント〜約50モルパーセントのp−ジオ
キサノンの反復単位を含む少量成分、を含んでなるセグ
メント共重合体を含む医療用具。 - 【請求項5】 p−ジオキサノン単量体、p−ジオキサ
ノン単独重合体、およびグリコリド単量体の混合物を十
分な温度まで、約30モルパーセント〜約95モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分および約
70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオキ
サノンの反復単位を含む少量成分を含んでなるセグメン
ト共重合体を効果的に製造する時間の間、加熱すること
を含んでなるp−ジオキサノンとグリコリドとのセグメ
ント共重合体の製造方法。 - 【請求項6】 a)p−ジオキサノンを触媒的有効量の
触媒と開始剤との存在下で十分な温度でおよび十分な時
間の間重合させて、p−ジオキサノン単量体とp−ジオ
キサノン単独重合体との第一混合物を得る工程; b)第一混合物にグリコリドを添加して、第二混合物を
生成させる工程;および c)第二混合物を十分な温度および十分な時間の間重合
させて、約30モルパーセント〜約95モルパーセント
のグリコリドの反復単位を含む主要成分、および約70
モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオキサノ
ンの反復単位を含む少量成分を含んでなるセグメント共
重合体を生成させる工程;を含んでなるセグメント共重
合体の製造方法。 - 【請求項7】 約30モルパーセント〜約95モルパー
セントのグリコリドの反復単位を含む主要成分;および
約70モルパーセント〜約5モルパーセントのp−ジオ
キサノンの反復単位を含む少量成分;を含んでなる被吸
収性で生物適合性のセグメント共重合体であって、 a)p−ジオキサノンを触媒的有効量の触媒と開始剤と
の存在下で十分な温度および十分な時間の間重合させ
て、p−ジオキサノン単量体とp−ジオキサノン単独重
合体との第一混合物を得る工程;および b)第一混合物にグリコリドを添加して、第二混合物を
生成させる工程;および c)第二混合物を十分な温度および十分な時間の間重合
させる工程;を含んでなる製造方法の生成物であるセグ
メント共重合体。
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