JPH08282731A - 開封部材付き包装体の製造方法及び装置 - Google Patents

開封部材付き包装体の製造方法及び装置

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JPH08282731A
JPH08282731A JP11659395A JP11659395A JPH08282731A JP H08282731 A JPH08282731 A JP H08282731A JP 11659395 A JP11659395 A JP 11659395A JP 11659395 A JP11659395 A JP 11659395A JP H08282731 A JPH08282731 A JP H08282731A
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JP
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film
protective layer
strip
tape
heat
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JP11659395A
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Shozo Omori
昌三 大森
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Omori Machinery Co Ltd
Original Assignee
Omori Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護層を有した開封部材付きの包装体を、連
続して効率良く製造することのできることのできる製造
装置を提供すること 【構成】 供給装置16にて弁当箱15を搬送し、供給
地点Xに供給する。供給地点には、上側,下側帯状フィ
ルム22,23も導かれ、フィルムシールカット装置2
5によりその先端重合部がシールされ、この時テープ2
8の先端も同時にシールされ、フィルムと融着する。引
き出し途中の熱収縮性の上側帯状フィルムの表面には、
所定間隔毎にスタンパー31を用いてインクが転写され
保護層が形成される。テープ装着装置30により保護層
に重なるようにしてテープを導き、フィルムの粘着力に
より仮接着する。カット装置25で切断されサイドシー
ル装置36でシールされて製造される中間包装体38は
シュリンクトンネル39を通過させ、シュリンクさせ
る。これと同時にフィルムとテープが熱シールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開封部材付き包装体の
製造方法及び装置に関するもので、より具体的には包装
フィルムの所定位置に開封部材が取り付けられた包装体
を製造するための開封部材付き包装体の製造方法及び装
置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年コンビニエンスストアやスーパーマ
ーケット等で弁当が多数販売されているが、この弁当
は、通常センター等の別の場所で製造されたものを、各
店に運搬してくるようになっている。そして、上記弁当
は、内容物を上部開口された容器本体内に詰めた後、開
口部を蓋で覆う。蓋と容器本体とは、凹凸による嵌合,
接着テープによる仮止め等がなされている。係る内容物
が詰め込まれた蓋付容器を被包装物とし、その周囲を所
定のフィルムで囲繞して包装体が製造され、係る包装体
の状態で運搬・陳列・販売される。これにより、蓋付容
器とフィルムとが密着し、蓋が容器本体から外れるのが
防止され、弁当が容器本体外に飛び出ることがなくな
る。
【0003】そして、上記包装体の包装形態としては、
一般に1枚のストレッチフィルムを用い、そのストレッ
チフィルムを蓋の上面に被せるとともに、その4辺をそ
れぞれ外側に引っ張りながら下側に折り込んで容器本体
の底面に密着させる。
【0004】しかしながら、上記した従来の包装体で
は、以下に示す問題を有する。すなわち、上記のストレ
ッチフィルムを用いた包装形態では、まずストレッチフ
ィルムを所定の大きさに切断し、その切断したフィルム
を蓋に被せ、その後、少なくとも2回のフィルム側縁の
折り曲げ処理(対辺同士は同時に処理する)が必要とな
り、包装処理を高速に行うことができない。
【0005】また、包装体を開封する場合を考えると、
容器本体の底面側に折り込まれた4辺を、折り込まれた
順番の逆すなわち、最後に折り込まれた辺から順に把持
し、広げる必要がある。しかし、ストレッチフィルムの
4辺は、皺がよるとともに互いに密着しているため、一
目でどの部分が一番最初に広げていく部分かを認識する
ことは困難なことが多く、また、仮にわかったとしても
互いに密着しているため、当該部分を把持することも比
較的困難である。
【0006】しかも容器本体には弁当が収納されている
ため、包装体を裏返しにすることは行えないので、いき
おい包装体を上方に持ち上げたり、斜めにする等の不自
然な姿勢で底面側を見ながら上記開封処理をするか、完
全に手探り状態で行うことになる。したがって、上記し
た理由と相俟って非常に開封しにくくなる。さらに、ス
トレッチフィルムは、伸縮性に富んでいるので引き裂く
ことが困難である。
【0007】係る問題を解決するため、本発明者は弁当
を収納した容器を熱収縮性の包装フィルムで被覆すると
ともに、その包装フィルムの重合端をシールして形成さ
れる中間包装体に対し、加熱してその包装フィルムを熱
収縮させた包袋体を基本構成とし、さらに開封性を向上
するために包装フィルムの所定位置に開封テープ等の開
封部材を接着しておき、開封する際には係る開封部材を
把持し、所定方向に引っ張ることにより開封部材に接着
された包装フィルムを切り裂くことを考えた。そしてさ
らに開封部材の一部が確実に包装フィルムと分離(未接
着)され残部が包装フィルムと熱シールされて一体化す
るようにし、当該未接着部分を把持できるような新規な
構成からなる包装体を開発した。
【0008】係る包装体の要部を説明すると、包装フィ
ルムの所定位置に予め保護層を形成しておき、その保護
層の上に開封部材の一部が位置するようにして包装フィ
ルムと開封部材を熱シールして一体化する。すると、シ
ュリンクトンネルを通過させて包装フィルムを熱収縮さ
せたとしても、少なくとも保護層を形成した部分は、開
封部材と包装フィルムが直接接触しないため、熱融着さ
れず、確実に両者は離反する。
【0009】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、保護層を有した開封
部材付きの包装体を、連続して効率良く製造することの
でき、しかも開封部材を綺麗に取り付けることのできる
製造方法及び装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る開封部材付き包装体の製造方法で
は、原反フィルムから熱収縮性の帯状フィルムを連続し
て引き出すとともに、その引き出し途中で前記帯状フィ
ルムの所定位置に所定間隔毎に保護層を形成する。次い
で連続して引き出されたテープ等の開封部材を前記保護
層に重なるようにして前記帯状フィルムに装着し、前記
引き出された帯状フィルム単独、またはその帯状フィル
ムと別途引き出された他の熱収縮性の帯状フィルムとに
より弁当箱を囲繞するとともに、前記帯状フィルムの所
定位置をシール・カットして前記弁当箱を収納した中間
包装体を製造する。次いで、その中間包装体を加熱して
前記弁当箱を囲繞するフィルムを熱収縮させるようにす
る。そして、所定の工程で少なくとも前記保護層形成部
分を除く前記開封部材と前記フィルムの所定部分を熱シ
ールして一体化するようにした(請求項1)。また、保
護層は上記のように帯状フィルム側に形成するのではな
く、開封部材側に形成しても良い(請求項2)。
【0011】そして前記保護層の形成工程としては、具
体的には例えばインク塗布,油の塗布または、ラベル貼
り付けのいずれかの処理を用いることができる(請求項
3)。
【0012】また、前記開封部材と前記フィルムとの熱
シール工程としては、前記熱収縮するための加熱処理の
際に発生する熱を利用して行うようにすることができ
(請求項4,5)、また別の工程としては前記中間包装
体製造前の所定の工程で、別途設けたシーラーにより熱
シールすることにより行うようにしてもよい(請求項
6)。
【0013】さらに好ましくは、上記いずれかの方法に
おいて、前記開封部材の供給途中で、その開封部材の所
定位置に切り込みを形成し、その切り込みが形成された
部分が前記保護層の上に対向するようにすると良い(求
項7)。
【0014】また、上記方法を実施するために適した本
発明に係る包装装置では、被包装物である弁当箱を搬送
し、所定の供給地点に供給する供給手段と、原反フィル
ムから連続して引き出された熱収縮性の帯状フィルムを
用いて前記供給された弁当箱を被覆するとともに、前記
帯状フィルムの所定部位をシール・カットして中間包装
体を製造する手段と、その中間包装体を製造する手段の
下流側に配置されるシュリンクトンネル等の加熱装置と
を備え、かつ、前記帯状フィルムの引き出し経路上に配
置され、その帯状フィルムの所定位置に保護層を形成す
る保護層形成手段と、その保護層形成手段により形成さ
れた保護層に重なるようにして連続したテープ等の開封
部材を前記帯状フィルムに装着する装着手段とを備え手
構成した(請求項8)。そして好ましくは、前記装着手
段に、カッターを設け、前記帯状フィルムに装着前の開
封部材の所定部位に切り込みを形成可能とすることであ
る(請求項9)。
【0015】
【作用】帯状フィルムの引き出し途中でそのフィルムの
所定位置に保護層を形成し、次にその保護層に重なるよ
うにして開封部材を帯状フィルムに装着する。従って、
その後シュリンクトンネル等の加熱装置を通過させて
も、少なくとも保護層を形成した部分では、開封部材が
包装フィルムに接着してしまうおそれがなく、確実に未
接着部分は形成される。
【0016】よって、製造された包装体を開封するに
は、開封部材のうち上記未接着部分の把持することによ
り簡単に開封部材のみを摘むことができ、そのまま所定
方向に引っ張ると、熱シールされたフィルムも追従して
切り裂かれる。これにより包装体を確実に開封すること
ができる。
【0017】さらに、請求項6,8のように構成する
と、情味接着部分の開封部材の所定位置に切り込みを形
成することができる。よって、製造された包装体は、開
封時に当該切り込みを切り裂いて開封部材を分離でき、
2つのフリーな端部となるので、各端部を把持し、所定
方向に引っ張ることでより簡単に切り裂かれ、包装体が
開封される。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る開封部材付き包装体の製
造方法及び装置の好適な実施例を添付図面を参照にして
詳述する。まず、本発明の実施例を説明する前に、本発
明により製造する包装体の一例を説明する。図1に示す
ように、本例に係る包装体1は、上部開口された偏平矩
形状の容器本体2内に内容物である弁当(図示省略)が
詰められており、その上部開口は、透明なプラスチック
製の蓋3が装着されている。この容器本体2に蓋3を装
着することにより本発明の処理対象の被包装物である弁
当箱が構成される。なお、本例では容器本体2と別に蓋
3を設けそれを取り付けたが、一体に形成しても良く、
また蓋がなくても良い。
【0019】そして、容器本体2および蓋3の全周囲を
熱収縮性の良好な包装フィルム4で囲繞するとともに、
係る密封状態で囲繞して形成される中間包装体をシュリ
ンクトンネル内を通過させること等により加熱し熱収縮
させ、包装フィルム4を容器本体2および蓋3に密着さ
せることにより形成している。なお、容器本体2と蓋3
とは、軽い嵌合状態になっているが、最終的な両者間の
係止力は上記した包装フィルム4の密着力により得てい
る。また、必要に応じて接着テープ等により固定してい
てもよい。
【0020】本実施例における包装体の具体的な形態
は、2枚の上側,下側フィルム4a,4bを用い、上側
フィルム4aを蓋3の上に被せるとともに、下側フィル
ム4bを容器本体2の底面の下に敷く。そして、両フィ
ルム4a,4bは、容器本体2,蓋3の平面形状よりも
大きなものを用いており、その四方の周縁部は容器本体
2,蓋3よりも充分に突出し、その周縁部で互いに重合
されている。そして、その重合端が熱シールされてシー
ル部5が形成され、包装体が閉塞されている。
【0021】上記構成の包装体1の上面の所定位置に1
本の開封用のテープ7を取り付けている。具体的な取付
位置は、図1(A)に示すように長辺側の側縁近傍に沿
って配置している。そして接着方法は、同図(C)に示
すように包装フィルム4の外表面に対して熱シールする
ことにより全面接着(接着部位9)している。さらにテ
ープ7の両端7aは、両フィルム4a,4bの重合端の
シール部5に至り、そこにおいてシール部5により両フ
ィルム4a,4bとともに強固に熱シール(接着強度は
上記接着部位9よりも強い)されている(同図(B)参
照)。
【0022】さらに、図2に拡大して示すようにテープ
7の長手方向中間部分の一定区間を熱シールしない包装
フィルム4に対する未接着部分7bとした。この未接着
部分7bに対向する包装フィルム4の表面には、保護層
8を形成し、テープ7と包装フィルム4とが接触するの
を阻止している。
【0023】この保護層8としては、例えば捺印インク
をべたに塗ることにより形成される。この時例えば赤色
等のインクを使用すると、その保護層8の部分が目立つ
ため、使用者の注意を引きやすくなり、開封時に把持す
る部分を容易にわからせることができる。
【0024】また、本実施例ではテープ7のうち未接着
部分7bの両側面から切り込み7cを形成している。こ
れにより、開封時に当該切り込み7cからテープ7を切
断することにより未接着部分7bにてテープ7を分断可
能としている。
【0025】さらに、包装フィルム4の表面には、未接
着部分7bの外側に沿って、テープの切り裂き開始場所
並びに切り裂き方向を示す案内表示部10も印刷により
形成している。これにより、使用者はテープ7の未接着
部分7bの存在位置を特定しやすくなり、また、表示部
10を両方向矢印にしたため、それを見た人はテープ7
を、未接着部分7bから両側に向かって引っ張ることに
より開封できることが容易に理解できる。
【0026】そして、包装体を開封する場合には、図1
に示すように蓋3が上方に位置する正常な姿勢に置いた
状態で、まずテープ7の未接着部分7bを摘み、切り込
み7cに沿ってテープ7を分断する。これにより中央で
分断された各テープ7の未接着部分7bは、共に包装フ
ィルム4に対してフリーな状態となっているので、片側
ずつ把持し、テープ7の配置方向に沿って引っ張る。
【0027】すると、テープ7に加わった力は、テープ
7と包装フィルム4の接着部位9に集中するとともに、
その接着部位9の包装フィルムは破断しやすいので、包
装フィルム4のうちテープ7に接着されている部分がテ
ープ7とともに他の部分から切り離される。これによ
り、当該部分が開口される。
【0028】そして、そのままテープ7を最後まで引っ
張ると、上記開口は包装体1の上面が、その中央から周
縁にかけて開く。残りのテープ7についても同様の処理
を行う。これにより近接する包装体1の上面中央部(保
護層8形成部分)を除き、包装体1の上面及びそれに繋
がる側面の一部を横断するように大きく開く。よって、
その後残った包装フィルム4を簡単に引き裂くことがで
き、包装体を開封できる。
【0029】上記開封処理は、テープ7が包装体1の上
面に形成されているので、包装体を机の上に置いた状態
で行うことができ、しかも把持すべき部分(未接着部分
7b)も容易に視認することができるので、従来のもの
に比べ極めて簡単に開封でき、包装体を斜めにしたり持
ち上げたりする必要がないので誤って弁当を落とすよう
なこともない。
【0030】さらに、包装フィルム4と開封用のテープ
7の装着部分に着目すると、上記のようにテープ7の一
部を未接着部分7bとすることにより把持部分を形成し
ているので、包装フィルム4側には何等切り込みなど形
成されていない。したがって、密封性能が良好となり、
ほこりなどの異物が包装フィルムと容器本体2や蓋3と
包装フィルム4の間に侵入したりすることがなく、衛生
的となる。
【0031】次に、上記構成の包装体を製造するための
本発明に係る包装装置の一実施例を図3を用いて説明す
る。同図に示すように、弁当箱15が、ベルトコンベア
からなる被包装物供給装置16にて所定間隔毎に搬送さ
れ、供給地点Xに順次供給されるようになっている。ま
た、この被包装物供給装置16の上方には、箸供給装置
17が平行に配置され、袋入りの割り箸18を供給地点
Xに供給するようになっている。この箸供給装置17
は、エンドレスベルトの表面(搬送面)に段部17aを
所定間隔毎に形成したコンベアからなり、その段部17
aにより割り箸18が所定間隔毎に搬送され、先端部ま
で搬送されたなら下方に落下する(図示省略するが、供
給地点Xまで安定して移動するようなガイド路が設置さ
れている)ようになっている。そして、この箸供給装置
17と、被包装物供給装置16とは同期して駆動され、
供給地点Xに対しては割り箸18と弁当箱15がほぼ同
時に供給されるようになっている。
【0032】この供給地点Xの上方及び下方には、それ
ぞれ上側,下側原反フィルム20,21が配置され、各
原反フィルム20,21からは連続して上側,下側帯状
フィルム22,23が引き出され、複数のローラ24を
経て供給地点Xに導かれるようになっている。そしてそ
れら両帯状フィルム22,23の先端は、供給地点Xで
重合され、フィルムシールカット装置25で熱シールさ
れ一体化される。
【0033】このフィルムシールカット装置25は、重
合された帯状フィルム22,23を挟んで上下に配置さ
れたシーラー25a,25bからなり、さらに上側シー
ラー25b内にはカッター25cが内蔵される。すなわ
ち、両シーラー25a,25b(内蔵するヒーターによ
り加熱されている)は、ともに昇降移動し、互いに接近
して両帯状フィルム22,23を挟持することにより、
所定温度で加熱するとともに加圧し、両帯状フィルム2
2,23を熱融着するようになっている。さらに、この
後カッター25cが下降し、シール部34の中央をカッ
トして、弁当箱15,割り箸18が内包される筒状フィ
ルム35を形成するようになる。
【0034】ここで本発明では、上側帯状フィルム22
の引き出し途中に開封部材たるテープを装着するテープ
装着装置30を設けている。このテープ装着装置30
は、リール26から、連続したテープ28を引き出すと
ともにガイドローラ27にて6上側帯状フィルム22の
所定位置に導くようになっている。そして、その導かれ
たテープ28は、テープ張り付け装置29により上側帯
状フィルム22側に付勢され、加圧されることにより上
側帯状フィルム22の粘着力により仮接着される。すな
わち、上記したテープ28を導く手段と、テープ張り付
け装置29によりテープ装着装置30が構成される。
【0035】さらに本例では、図2に示したようにテー
プ7に切り込み7cを形成するため、テープ張り付け装
置29は、上下に2分割された前後進移動可能な押圧バ
ー29a,29aと、その押圧バー29a,29a間の
隙間に配置されその押圧バー29aに対して相対的に前
後進移動するカッター29bとを備えている。そしてこ
のカッター29bの先端の刃部は、中央が凹状に切除さ
れており、両側の刃部によりテープ28の両側を所定量
ずつ切断するようになっている。
【0036】さらに、押圧バー29aとカッター29b
の移動タイミングは、まずカッター29bが先に前進移
動(テープ側に近付く)し、その後押圧バー29aが前
進移動するようになる。これによりまずカッター29b
がテープ28に当接し、その所定位置をカットして切り
込みを形成する。この時、テープ28と上側帯状フィル
ム22とは離反しているので、テープ28のみが一部カ
ットされ、上側帯状フィルム22にはカッター29bが
届かず上側帯状フィルム22は何等カットされない。こ
の後押圧バー29aが前進移動してテープ28を上側帯
状フィルム22に付勢し、テープ28と上側帯状フィル
ム22を所定圧力で当接する。なお、図示省略するが、
実際には上側帯状フィルム22を挟んで押圧バー29a
と対向する位置には、受け部材が配置され、その受け部
材と押圧バー29aとの間で所定圧力で上側帯状フィル
ム22とテープ28とを挟圧するようになっている。こ
れにより、切り込みが形成された部分及びその周辺を除
くテープ28の部分が上側帯状フィルム22の所定位置
に仮接着される。
【0037】一方、このテープ装着装置30の上流側の
上側帯状フィルム22の引き出し途中には、スタンパー
31が形成され、上側帯状フィルム22の所定位置にイ
ンクを塗布可能としている。このスタンパー31は、リ
ール31aから連続して引き出されたインクリボン31
bが、逐次巻き取りリール31cに巻き取られるように
なり、その引き出し途中のインクリボン31bがスタン
プローラ31dに掛け渡された構成となっている。
【0038】そして、スタンプローラ31dが上下移動
し、インクリボン31bを上側帯状フィルム22の所定
位置に当接させ、その当接部位にインクを転写するよう
になっている。この転写したインクが包装体における保
護層8となる。そして、この保護層8(インク転写位
置)は、下流側のテープ装着装置30におけるテープ2
8の装着位置と同一線上になり、しかも、転写タイミン
グはテープ貼り付け装置29のカッター29bにて切り
込みを形成する部分に、転写されたインクがくるように
調整される。
【0039】一方、供給地点Xの下流側には、図示省略
の搬送手段が配置され、フィルムシールカット装置25
にて切断された筒状フィルム35が、その進行方向両側
を開口35aされた姿勢でその搬送手段上を搬送される
ようになっている。そしてその搬送手段の両側にはサイ
ドシール装置36が設置され、筒状フィルム35の開口
35aを熱シールするようになっている。これにより包
装フィルムで弁当箱15を囲繞した中間包装体38が製
造される。
【0040】さらにこのサイドシール装置36の下流側
にはシュリンクトンネル39が配置され、上記中間包装
体38がシュリンクトンネル39内を通過し、フィルム
が熱収縮されるようにしている。そして、シュリンクト
ンネル39の搬出側には搬出コンベア42が配置され、
シュリンクトンネル39を通過後の包装体を所定箇所に
搬送するようになっている。
【0041】次に上記した装置を用いて、本発明に係る
包装方法の一実施例を説明する。まず、弁当箱15及び
割り箸18をそれぞれ所定の間隔で搬送されるように被
包装物供給装置16,箸供給装置17上に移載し、各供
給層16,17の駆動にともないそれぞれ同期して搬送
され、供給地点Xに供給される。
【0042】一方、下側帯状フィルム23は下側原反フ
ィルム21から連続して引き出され、やはり上記供給地
点Xに導かれる。さらに、上側帯状フィルム22は上側
原反フィルム20から連続して引き出されて供給地点X
に導かれるが、この引き出し途中でスタンパー31によ
り所定間隔毎にインクが転写されて、保護層が形成され
る。この転写タイミングは、1つの包装体を製造するた
めに必要なピッチに等しくしている。
【0043】このようにして所定間隔毎に保護層が形成
された上側帯状フィルム22は、さらに搬送され、テー
プ装着装置30によりその保護層の上を通過し、上側帯
状フィルム22の搬送方向と同一方向に連続したテープ
28が装着される。この時、まずテープ貼り付け装置2
9のカッター29bにより、テープ28の所定間隔ごと
にその両側縁から所定量ずつ切り込みが形成され、その
後切り込みが形成されないテープ部分が上側帯状フィル
ム22側に付勢され、フィルムのもつ粘着力によりテー
プ28が上側帯状フィルム22に仮接着される。そし
て、上記切り込みを形成する間隔は、包装体の製造ピッ
チと等しくし、しかも、切り込みが形成された部分は、
保護層の上方に位置するように調整されている。これに
より、保護層は転写されたインクであるので切り込みが
形成された部分は上側帯状フィルム22と直接接触しな
いため、粘着力による仮接着も行われない。よって、切
り込みが形成されたテープ部分は、上側帯状フィルム2
2より浮いた状態となり、最終的な包装体における未接
着部分7bとなる。
【0044】これにより、供給地点Xには、上側帯状フ
ィルム22(テープ28が仮接着されている)と下側帯
状フィルム23の各先端が位置し、その先端部分がフィ
ルムシールカット装置25により熱シールされるととも
にカットされる。したがって、図示するように両フィル
ム22,23の先端同士が熱融着されて一体化し、さら
にその熱シール部分34には上記テープ28の先端も同
時に熱シールされ、強固に一体化する。そして、そのよ
うにして一体化した両フィルム22,23が弁当箱15
の進路を塞ぐようになる。
【0045】したがって、図示の状態からさらに弁当箱
15,割り箸18が前進移動すると、両フィルム22,
23もその移動に追従して引き出され、弁当箱15等の
上下を覆うことになる。そして、弁当箱15等の進行方
向後側がフィルムシールカット装置25を通過すると、
そのフィルムシールカット装置25のシーラー25aが
フィルム側に接近移動し、両フィルム22,23の所定
位置を幅方向にシールしカットすることにより、先行す
るフィルム部分を切断・分離し、上記弁当箱15等の周
囲を覆う筒状フィルム35を形成する。
【0046】これにより、連続した両帯状フィルム2
2,23及びテープ28から分離され、弁当箱15の上
下にはそれぞれ上側フィルム4a,下側フィルム4bが
位置し、さらに上側フィルム4aの上面所定位置にテー
プ7が装着(仮接着さ)された状態となり、テープ7の
両端が両フィルム4a,4bのフィルム重合端の熱シー
ル部34に熱融着される。また、筒状フィルム35の進
行方向両側が開口35aされている。
【0047】この状態で搬送されると、サイドシール装
置36により上記開口35aが熱シールされ、閉塞され
る。これにより、図4に示すような中間包装体38が形
成される。なお、フィルムの周囲はそれぞれ熱シールさ
れたシール部34,37となり、フィルムシールカット
装置35によりシールされたシール部34にてテープ7
の両端もシールされることになる。なおまた、この状態
では、テープ7は、その両端はシール部34により強固
にフィルムに対して接着されているが、それ以外の部分
は、フィルムの粘着力により仮接着されているだけであ
るので、仮にテープ7の中間部分を把持し、所定方向に
引っ張るとテープ7と上側フィルム4aは容易に分離さ
れる(テープ7の両端を除く)。
【0048】この状態で、中間包装体38をシュリンク
トンネル39に通過させる。すると、その通過の際に加
熱され、上側,下側フィルム4a,4bは熱収縮され弁
当箱15の周囲に密着する。また、これと同時にテープ
7と上側フィルム4aの接触している部分は、シュリン
ク時の熱により融着され、テープ7の全面にわたって熱
シールされる(図1に示す接着部位9となる)。したが
って、以後はテープ7と上側フィルム4aとは完全に一
体化し、テープ7を所定方向に引っ張るとそれに追従し
て上側フィルム4aも切り裂かれる。
【0049】またこのシュリンク時に、保護層8が形成
された部分では、テープ7と上側フィルム4aとが接触
しないので、たとえ加熱されても両者7,4aが熱シー
ルされることはなく、未接着部分7bとなる。これによ
り包装体1が製造される。
【0050】そして、本実施例では、中間包装体の状態
ではテープ7とフィルムとはテープ7の両端で熱シール
しているがそれ以外の部分は熱シールせず、最終的にシ
ュリンクトンネル通過時の熱により熱シールするように
したため、テープ7と上側フィルム4aの熱収縮率が異
なっていても、ほぼ収縮した後に確実に両者がシールさ
れて一体化するので、包装体1に装着されたテープ7に
皺が発生せず綺麗なものとなる。
【0051】なお、上記した実施例では、連続したテー
プ28を上側帯状フィルム22に対してフィルムの粘着
力を利用して仮接着するようしたが、本発明はこれに限
ることなく、この仮接着に替えて、テープを帯状フィル
ムに装着する際に熱シールし、予め確実にシールし一体
化させてもよい。
【0052】すなわち、係る場合には、図3に示すテー
プ貼り付け装置29の押圧バー29aに替えて、たとえ
ばヒートシールやインパルスシールするためのシーラー
を設置することにより対応できる。すると、図5に示す
ように、その接着部位9′は、テープ7の中心線に沿っ
て線シールされる(保護層8の形成部分を除く)。この
線シールされた接着部位9′は、上記したシュリンク時
の加熱による接着部位9よりもさらに強固に融着され、
当該接着部位9′の部分を熱可塑変形するので他の部分
よりもより破断しやすくなる。これにより、開封性能は
より向上する。そしてこの場合も接着部位9′以外のテ
ープ7部分は、シュリンクトンネル通過時の熱によって
上記した実施例と同様にシールされる(保護層形成部分
を除く)。
【0053】このように線シールすることにより開封性
能は向上するが、テープとフィルムの熱収縮率の相違か
ら皺が発生するおそれがある。したがって、この方法を
採る場合には、テープとフィルムの熱収縮率ができるだ
け近いものを選択して使用するのが好ましい。
【0054】また、上記両者の長所をともに採用すべ
く、たとえば線シールする際のシーラーのシーラー面に
適宜凹部を形成し、点線状にシールするようにしてもよ
い。すると、シール部分とシール部分との間は、上記し
た実施例同様に仮接着されるだけであるので熱収縮率の
差は当該部分で吸収され、また、予めシールされた部分
は強固に接着されるので開封性の改善は図れる。
【0055】なおまた、上記した実施例では、保護層を
インク層により形成するためにスタンパー31を設けた
が、保護層としてはインクに限ることなく油でもよく、
係る場合にはたとえばインクリボンに替えて油を染み込
ませたリボン等を用いることにより対応できる。また、
保護層をラベルにより構成する場合には、スタンパー3
1に替えてラベラー(ラベル貼り機)を装着することに
より対応できる。
【0056】さらにまた、上記した実施例では保護層を
フィルム側に形成したが、本発明はこれに限ることなく
引き出し途中のテープ(開封部材)に形成しても良い。
係る方法を実施するための装置としては、上記スタンパ
ー31等をテープ28の引き出し途中の経路上に配置
し、所定のタイミングでテープ28に対してインクを転
写するように構成することにより対応できる。
【0057】また、使用する開封部材としては上記した
実施例では所定幅のテープを用いたが本発明はこれに限
ることなく、紐等でも良い。
【0058】さらに、上記した実施例では、いわゆる四
方シール用の包装装置及び包装方法について説明した
が、本発明はこれに限ることなく三方シール,スリーブ
包装,ピロー包装など種々の包装方法及び装置に適用で
きる。すなわち、たとえば上記した実施例で用いた両フ
ィルムのフィルム幅を短くし、サイドシール装置36を
設置しないようにすることによりスリーブ包装装置が構
成される。つまり、サイドシール装置36を設けないの
で、中間包装体は筒状フィルムの両側が開口された状態
のままとなり、その状態でシュリンクトンネルを通過さ
せることにより、弁当箱15の周囲をフィルムで把束し
たスリーブ包装体が製造される。
【0059】また、三方シールやピロー包装を行う場合
には、下側原反フィルム等を除去し供給地点Xに製袋器
等を設置することにより対応できる。そして、三方シー
ルの場合には上側帯状フィルムを略U字状に折り曲げる
ため、折り曲げ側にサイドシール装置は不要となるの
で、サイドシール装置36は片側にのみに設置すること
になる。また、ピロー包装装置の場合には、筒状に製袋
されたフィルムの重合端は下側に位置するので、図示し
たサイドシール装置36に替えて、センターシーラーを
所定位置に設置することにより対応できる。なお、各製
袋器やセンターシーラ等は、一般に用いられるものをそ
のまま適用できるので、具体的な図示及び詳細な説明を
省略する。
【0060】さらにまた、上記した実施例では、テープ
に切り込みを形成した例を示したが、本発明はこれに限
ることなく、ミシン目でも良く、係る場合にはより切断
しやすくなる。また逆にその様な切り込みやミシン目な
どを設けなくても良い。さらに表示部10も必ずしも設
ける必要はない。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る開封部材付
き包装体の製造方法及び装置では、帯状フィルムの所定
間隔毎に保護層を設け、その設けた保護層に重ねるよう
にして開封部材を装着したり、或いは開封材の所定位置
に保護層を設けその保護層とともに開封部材を帯状フィ
ルムに装着するようにしたため、その保護層の部分では
確実に開封部材とフィルムとを分離(未接着状態)とす
ることができ、保護層を有した開封部材付きの包装体
を、連続して効率良く製造することができる。
【0062】特に請求項5のように中間包装体(加熱
前)の状態では開封部材の両端がフィルム重合端ととも
にシールされフィルムに一体化され、その他の部分の開
封部材とフィルムとの熱シールは、熱収縮させる際の熱
を利用するようにしたため、開封部材に皺などよらず、
係る開封部材を包装体状に綺麗に取り付けることができ
る。また、装置としても特別の加熱シーラ等が不要とな
る。
【0063】また、保護層は、スタンパーやラベラー等
を用いることができ、簡単かつ正確な位置に形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造される包装体の一例を示す図
である。
【図2】本発明により製造される包装体の一例を示す図
である。
【図3】本発明に係る開封部材付き包装体の製造装置の
一実施例を示す図である。
【図4】本実施例により製造される中間包装体の例を示
す図である。
【図5】別の実施例により製造される包装体の要部(テ
ープ部分)を示す拡大図である。
【符号の説明】
7 テープ(開封部材) 8 保護層 15 弁当箱 16 被包装物供給装置 20 原反フィルム 22 上側帯状フィルム 23 下側帯状フィルム(別の帯状フィルム) 25 フィルムシールカット装置(中間包装体を製造す
る手段) 29b カッター 30 テープ装着装置(開封部材装着手段) 31 スタンパー(保護層形成手段) 36 サイドシール装置(中間包装体を製造する手段) 38 中間包装体 39 シュリンクトンネル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原反フィルムから熱収縮性の帯状フィル
    ムを連続して引き出すとともに、その引き出し途中で前
    記帯状フィルムの所定位置に所定間隔毎に保護層を形成
    し、 次いで連続して引き出されたテープ等の開封部材を前記
    保護層に重なるようにして前記帯状フィルムに装着し、 前記引き出された帯状フィルムを単独で、またはその帯
    状フィルムと別途引き出された他の熱収縮性の帯状フィ
    ルムとにより弁当箱を囲繞するとともに、前記帯状フィ
    ルムの所定位置をシール・カットして前記弁当箱を収納
    した中間包装体を製造し、 次いで、その中間包装体を加熱して前記弁当箱を囲繞す
    るフィルムを熱収縮させるようにし、 かつ、所定の工程で少なくとも前記保護層形成部分を除
    く前記開封部材と前記フィルムの所定部分を熱シールし
    て一体化するようにした開封部材付き包装体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 テープ等の開封部材を連続して引き出す
    とともに、その引き出し途中で開封部材の接着面に所定
    間隔毎に保護層を形成し、 一方、原反フィルムから熱収縮性の帯状フィルムを連続
    して引き出すとともに、その引き出し途中で前記保護層
    が形成された開封部材を、前記保護層が帯状フィルム側
    になるように前記帯状フィルム表面に装着し、 前記引き出された帯状フィルムを単独で、またはその帯
    状フィルムと別途引き出された他の熱収縮性の帯状フィ
    ルムとにより弁当箱を囲繞するとともに、前記帯状フィ
    ルムの所定位置をシール・カットして前記弁当箱を収納
    した中間包装体を製造し、 次いで、その中間包装体を加熱して前記弁当箱を囲繞す
    るフィルムを熱収縮させるようにし、 かつ、所定の工程で少なくとも前記保護層形成部分を除
    く前記開封部材と前記フィルムの所定部分を熱シールし
    て一体化するようにした開封部材付き包装体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記保護層の形成工程が、インク塗布,
    油の塗布または、ラベル貼り付けのいずれかの処理であ
    る請求項1または2に記載の開封部材付き包装体の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記帯状フィルムの所定位置をシール・
    カットする際に、前記開封部材の端部も同時にシール
    し、フィルムと一体化するようにした請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の開封部材付き包装体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記開封部材と前記フィルムとの熱シー
    ル工程が、前記熱収縮するための加熱処理の際に発生す
    る熱を利用して行うようにした請求項4に記載の開封部
    材付き包装体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記開封部材と前記フィルムとの熱シー
    ル工程が、前記中間包装体製造前の所定の工程で、別途
    設けたシーラーにより熱シールすることにより行うよう
    にした請求項1〜5のいずれか1項に記載の開封部材付
    き包装体の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記開封部材の供給途中で、その開封部
    材の所定位置に切り込みを形成し、 その切り込みが形成された部分が前記保護層の上に対向
    するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の開
    封部材付き包装体の製造方法。
  8. 【請求項8】 被包装物である弁当箱を搬送し、所定の
    供給地点に供給する供給手段と、 原反フィルムから連続して引き出された熱収縮性の帯状
    フィルムを用いて前記供給された弁当箱を被覆するとと
    もに、前記帯状フィルムの所定部位をシール・カットし
    て中間包装体を製造する手段と、 その中間包装体を製造する手段の下流側に配置されるシ
    ュリンクトンネル等の加熱装置とを備え、 かつ、前記帯状フィルムの引き出し経路上に配置され、
    その帯状フィルムの所定位置に保護層を形成する保護層
    形成手段と、 その保護層形成手段により形成された保護層に重なるよ
    うにして連続したテープ等の開封部材を前記帯状フィル
    ムに装着する装着手段とを備えた開封部材付き包装体の
    製造装置。
  9. 【請求項9】 前記装着手段に、カッターを設け、前記
    帯状フィルムに装着前の開封部材の所定部位に切り込み
    を形成可能とした請求項8に記載の開封部材付き包装体
    の製造装置。
JP11659395A 1995-04-19 1995-04-19 開封部材付き包装体の製造方法及び装置 Withdrawn JPH08282731A (ja)

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