JPH08281992A - ライン型熱転写プリンタ装置 - Google Patents

ライン型熱転写プリンタ装置

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JPH08281992A
JPH08281992A JP7085112A JP8511295A JPH08281992A JP H08281992 A JPH08281992 A JP H08281992A JP 7085112 A JP7085112 A JP 7085112A JP 8511295 A JP8511295 A JP 8511295A JP H08281992 A JPH08281992 A JP H08281992A
Authority
JP
Japan
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gradation
print data
dot
value
dots
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7085112A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Wachi
哲夫 和智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP7085112A priority Critical patent/JPH08281992A/ja
Publication of JPH08281992A publication Critical patent/JPH08281992A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字結果の濃度ムラを目立たなくし、より美
しい印字を可能とする。 【構成】 プリンタドライバ2の階調制御部11は印字
データを2ドット毎に区分し、階調制御部12は印字デ
ータを2ドット行毎に区分する。プリンタドライバ2は
階調制御部11,12で夫々区分された4ドット分のデ
ータに夫々印字データに付与された階調値(253階
調)に応じて63階調の階調値を付与する。ゲートアレ
イ3の階調計算部31はプリンタドライバ1からの印字
データの各ドットに付与された階調値と、個別抵抗値記
憶部2の各発熱素子の抵抗値と、他のパラメータとを基
に各発熱素子の個別抵抗値の補正値を計算する。ヘッド
データ生成部32は印字データと階調計算部31からの
個別抵抗値の補正値とを基にプリントデータを生成す
る。サーマルヘッド駆動部4はヘッドデータ生成部32
の信号を基にサーマルヘッド5の各発熱素子に駆動電流
を生成して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はライン型熱転写プリンタ
装置に関し、特にライン型熱転写プリンタ装置の発熱部
の個別抵抗値の補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ライン型熱転写プリンタ装置にお
いては、図3(a)に示すような印字データの各ドット
に対応する昇華型の発熱素子を1ドット×1行分だけ備
えている。これらの発熱素子各々には同じ階調値の印字
データを同じ濃度で印字するために、発熱素子各々への
駆動電流を調整する個別抵抗が配設されている。
【0003】上記のライン型熱転写プリンタ装置では印
字データの階調値を変化させる場合、発熱素子各々に対
応する個別抵抗の値を印字データの階調値に対応する割
合だけ平均抵抗値からシフトさせて個別抵抗値の補正を
行うことで、表現したい階調値を濃度表現している。
【0004】すなわち、図3(b)に示すように、発熱
素子各々に対しては0階調〜63階調の64段階の階調
制御が行われるようになっており、印字データに付与さ
れた階調値に応じて各発熱素子に対応する個別抵抗値の
補正が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のライン
型熱転写プリンタ装置では、印字データの階調値を変化
させる場合に発熱素子各々に対応する個別抵抗値を平均
抵抗値からの割合によってシフトさせ、表現したい階調
値を濃度表現しているので、階調値表現が64階調(分
解能1.6%)の時に肉眼でもわかるような濃度ムラが
生じるというやや粗めの補正となっている。
【0006】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、印字結果の濃度ムラを目立たなくすることがで
き、より美しい印字を行うことができるライン型熱転写
プリンタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるライン型熱
転写プリンタ装置は、外部からの印字データを印字する
ために複数の発熱素子を含み、前記印字データの階調値
に基づいて前記複数の発熱素子各々への駆動電流を供給
するライン型熱転写プリンタ装置であって、前記印字デ
ータの各ドットを所定のドット数からなる複数のブロッ
クに区分する区分手段と、前記区分手段で区分された複
数のブロックの各ドット毎に前記印字データの階調値に
基づいて付与された階調値にしたがって前記駆動電流の
補正値を算出する算出手段と、前記算出手段で算出され
た補正値に基づいて前記複数の発熱素子各々に前記駆動
電流を供給する手段とを備えている。
【0008】
【作用】外部からの印字データの各ドットを階調制御部
で所定のドット数からなる複数のブロックに区分し、こ
れら複数のブロックの各ドット毎に印字データの階調値
に基づいて付与された階調値にしたがって階調計算部で
算出された駆動電流の補正値に基づいて複数の発熱素子
各々に駆動電流を供給する。
【0009】これによって、印字結果の濃度カーブを従
来のものよりも滑らかな曲線とすることが可能となるの
で、印字結果の濃度ムラを目立たなくすることができ、
より美しい印字を行うことができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例によるラ
イン型熱転写プリンタ装置は上位装置(パーソナルコン
ピュータ)6側に配置されたプリンタドライブ1と、プ
リンタ本体(図示せず)側に配置された個別抵抗値記憶
部(EERROM)2とゲートアレイ(G/A)3とサ
ーマルヘッド駆動部4とサーマルヘッド5とから構成さ
れている。
【0012】プリンタドライバ2は上位装置6からプリ
ンタ本体に出力される印字データ(例えば、画像データ
等)をプリンタ本体で印字するためのデータに変換して
ゲートアレイ3に送出する。
【0013】また、プリンタドライバ2は印字データを
2ドット毎に区分する階調制御部(列)11と、階調制
御部11で2ドット毎に区分された印字データを2ドッ
ト行毎に区分する階調制御部(行)12とを含んで構成
されている。
【0014】これら階調制御部11,12で夫々区分さ
れた4ドット分のデータには印字データに付与された階
調値(0階調〜252階調)に応じて0階調〜63階調
の階調値が付与されてゲートアレイ3に送出される。
【0015】個別抵抗値記憶部2にはプリンタ本体の組
立て時に予め測定されたサーマルヘッド5の各発熱素子
の抵抗値が夫々記憶されている。
【0016】ゲートアレイ3は階調計算部31と、ヘッ
ドデータ生成部32と、ストローブパルス(STB)生
成部33とから構成されている。階調計算部31はプリ
ンタドライバ1から送られてくる印字データに付与され
た階調値と、個別抵抗値記憶部2に記憶された各発熱素
子の抵抗値と、紙質(例えば、感熱用紙や普通紙等の用
紙の種別)等の他のパラメータとを基に各発熱素子の個
別抵抗値の補正値を計算してヘッドデータ生成部32に
送出する。
【0017】ヘッドデータ生成部32はプリンタドライ
バ1からの印字データと階調計算部31からの個別抵抗
値の補正値とを基にプリントデータ(駆動情報)を生成
してサーマルヘッド駆動部4に出力する。尚、ストロー
ブパルス生成部33はサーマルヘッド駆動部4で駆動電
流を生成するためのストローブパルスを生成してサーマ
ルヘッド駆動部4に出力する。
【0018】サーマルヘッド駆動部4はゲートアレイ3
のヘッドデータ生成部32及びストローブパルス生成部
33からの信号を基にサーマルヘッド5の各発熱素子へ
の駆動電流を生成し、その駆動電流をサーマルヘッド5
に供給する。
【0019】サーマルヘッド5は1ドット×1行分の発
熱素子からなり、各発熱素子は横1列に等間隔に並んで
いる。また、各発熱素子はサーマルヘッド駆動部4から
供給される駆動電流によって駆動されて発熱し、その発
熱で昇華リボンフィルム(図示せず)から溶け出した染
料を受像紙に染み込ませて印字を行う。
【0020】図2(a)は本発明の一実施例による印字
データの階調値付与単位を示す図であり、図2(b)は
本発明の一実施例による階調値の付与例を示す図であ
る。これらの図において、本発明の一実施例ではプリン
タドライバ2の階調制御部11で印字データが2ドット
毎に区分され、階調制御部12で印字データが2ドット
行毎に区分される。
【0021】この2ドット×2ドットを1ブロックとす
る印字データにおいて、そのブロック内の各ドットには
印字データに、つまり各ブロック毎に付与された0階調
〜253階調の階調値に応じて0階調〜63階調の階調
値が付与される。
【0022】すなわち、図2(b)に示すように、各ブ
ロックを構成する各ドットには0階調〜63階調の階調
値が従来と同様に付与されるので、各ドットの個別抵抗
値の補正は従来と同様の方法で行うことができる。
【0023】但し、各ドットに付与される階調値は印字
データに付与された0階調〜253階調の階調値にした
がって変更されることとなる。例えば、印字データに2
50階調の階調値が付与されている場合には、第1行目
の1ドット目及び2ドット目に夫々63階調が付与され
るのに対し、第2行目の1ドット目及び2ドット目に夫
々62階調が付与されることとなる。
【0024】また、印字データに251階調の階調値が
付与されている場合には、第1行目の1ドット目及び2
ドット目に夫々63階調が付与されるのに対し、第2行
目の1ドット目に63階調が、第2行目の2ドット目に
62階調が夫々付与されることとなる。
【0025】したがって、印字データのブロック単位で
見ると、従来は64階調しか表現できなかったものが、
253階調に表現することが可能となるので、約4倍の
解像度に補正することが可能となる。尚、上記の例では
2ドット×2ドットのブロックに区分しているが、3ド
ット×3ドット以上に区分することも可能であり、区分
ドット数が大きくなればなるほど解像度も細かくなる。
【0026】このように、外部からの印字データの各ド
ットを階調制御部11,12で所定のドット数からなる
複数のブロックに区分し、これら複数のブロックの各ド
ット毎に印字データの階調値に基づいて付与された階調
値にしたがって階調計算部31で算出された駆動電流の
補正値に基づいて複数の発熱素子各々に駆動電流を供給
することによって、印字結果の濃度カーブを従来のもの
よりも滑らかな曲線とすることができるので、印字結果
の濃度ムラを目立たなくすることができ、より美しい印
字を行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部からの印字データの各ドットを所定のドット数からな
る複数のブロックに区分し、区分された複数のブロック
の各ドット毎に印字データの階調値に基づいて階調値を
付与し、この階調値にしたがって算出された駆動電流の
補正値に基づいて複数の発熱素子各々に駆動電流を供給
することによって、印字結果の濃度ムラを目立たなくす
ることができ、より美しい印字を行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】(a)は本発明の一実施例による印字データの
階調値付与単位を示す図、(b)は本発明の一実施例に
よる階調値の付与例を示す図である。
【図3】(a)は従来例による印字データの階調値付与
単位を示す図、(b)は従来例による階調値の付与例を
示す図である。
【符号の説明】
1 ブリンタドライバ 2 個別抵抗値記憶部 3 ゲートアレイ 4 サーマルヘッド駆動部 5 サーマルヘッド 11 階調制御部(列) 12 階調制御部(行) 31 階調計算部 32 ヘッドデータ生成部 33 ストローブパルス生成部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの印字データを印字するために
    複数の発熱素子を含み、前記印字データの階調値に基づ
    いて前記複数の発熱素子各々への駆動電流を供給するラ
    イン型熱転写プリンタ装置であって、前記印字データの
    各ドットを所定のドット数からなる複数のブロックに区
    分する区分手段と、前記区分手段で区分された複数のブ
    ロックの各ドット毎に前記印字データの階調値に基づい
    て付与された階調値にしたがって前記駆動電流の補正値
    を算出する算出手段と、前記算出手段で算出された補正
    値に基づいて前記複数の発熱素子各々に前記駆動電流を
    供給する手段とを有することを特徴とするライン型熱転
    写プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記区分手段は、前記印字データの列方
    向の各ドットを前記所定のドット数に基づいて区分する
    手段と、前記印字データの行方向の各ドットを前記所定
    のドット数に基づいて区分する手段とを含むことを特徴
    とする請求項1記載のライン型熱転写プリンタ装置。
JP7085112A 1995-04-11 1995-04-11 ライン型熱転写プリンタ装置 Withdrawn JPH08281992A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7085112A JPH08281992A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ライン型熱転写プリンタ装置

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JP7085112A JPH08281992A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ライン型熱転写プリンタ装置

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JPH08281992A true JPH08281992A (ja) 1996-10-29

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ID=13849549

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7085112A Withdrawn JPH08281992A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ライン型熱転写プリンタ装置

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JP (1) JPH08281992A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113815315A (zh) * 2020-11-26 2021-12-21 山东华菱电子股份有限公司 热敏打印头的恒流加热控制方法及热敏打印头
CN113815316A (zh) * 2020-11-26 2021-12-21 山东华菱电子股份有限公司 基于差异化恒流加热的热敏打印头加热控制方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113815315A (zh) * 2020-11-26 2021-12-21 山东华菱电子股份有限公司 热敏打印头的恒流加热控制方法及热敏打印头
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Effective date: 20020702