JPH08281348A - パンチ金型 - Google Patents

パンチ金型

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JPH08281348A
JPH08281348A JP9100395A JP9100395A JPH08281348A JP H08281348 A JPH08281348 A JP H08281348A JP 9100395 A JP9100395 A JP 9100395A JP 9100395 A JP9100395 A JP 9100395A JP H08281348 A JPH08281348 A JP H08281348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
die
guide
sleeve
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP9100395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Taguchi
昭 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Metrecs Co Ltd filed Critical Amada Metrecs Co Ltd
Priority to JP9100395A priority Critical patent/JPH08281348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉状態を実現して潤滑油がパンチング加工
時に流出せず、ワークに付着しないようにした。 【構成】 パンチプレスにおける金型支持部材1にはパ
ンチスリーブ11が装着される。このパンチスリーブ1
1には上下動可能なパンチガイド17が装着されている
と共にこのパンチガイド17には上下動可能なパンチ2
7が装着されているから、金型支持部材1側および下方
の加工されるワークWに対して密閉状態となり、パンチ
金型5の内部より潤滑油は流出されないのでワークWに
付着されない。また、パンチスリーブ11とパンチガイ
ド17との間およびパンチガイド17とパンチ27との
間における下部にオイルシール部材39,41が設けら
れているから、より一層密閉状態を確保でき、潤滑油は
より一層流出せずワークWに付着されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイ金型との協働に
よってワークにパンチング加工を行うパンチ金型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレスとしての例えばタレ
ットパンチプレスにおいては、回転自在な上,下部タレ
ットが設けられている。この上,下部タレットの円周上
には適宜な間隔で複数のパンチ金型,ダイ金型が装着さ
れている。このパンチ金型,ダイ金型のうちのパンチ金
型は、主に前記上部タレットに上下動可能に装着された
パンチガイドと、このパンチガイドに上下動可能に装着
されたパンチとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチング金型は上部タレットに形成された装着孔
に上下方向へ装着されているため、各摺動部である上部
タレットとパンチガイドとの間およびパンチガイドとパ
ンチとの間や、パンチガイドのキー溝とパンチのキー部
分についている潤滑油は、パンチング加工時に下方へ流
出してワークに付着してしまうという問題があった。
【0004】この発明の目的は、密閉状態を実現して潤
滑油がパンチング加工時に流出せず、ワークに付着しな
いようにしたパンチ金型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチ金型は、パンチプレ
スにおける金型支持部材にパンチスリーブを装着し、こ
のパンチスリーブに上下動可能なパンチガイドを装着す
ると共にこのパンチガイドに上下動可能なパンチを装着
してなることを特徴とするものである。
【0006】請求項2によるこの発明のパンチ金型は、
前記パンチスリーブとパンチガイドとの間およびパンチ
ガイドとパンチとの間における下部にオイルシール部材
を設けてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上のような請求項1によるこの発明のパンチ
金型とすることにより、パンチプレスにおける金型支持
部材にはパンチスリーブが装着される。このパンチスリ
ーブには上下動可能なパンチガイドが装着されていると
共にこのパンチガイドには上下動可能なパンチが装着さ
れているから、金型支持部材側および下方の加工される
ワークに対して密閉状態となり、パンチ金型の内部より
潤滑油は下方へ流出されないのでワークに付着されな
い。
【0008】請求項2によるこの発明のパンチ金型で
は、パンチスリーブとパンチガイドとの間およびパンチ
ガイドとパンチとの間における下部にオイルシール部材
が設けられているから、より一層密閉状態を確保でき、
潤滑油はより一層流出せずワークに付着されない。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1を参照するに、パンチプレスとしての
例えばタレットパンチプレスにおける金型支持部材であ
る回転可能な上,下部タレット1,3には、それぞれパ
ンチ金型5,ダイ金型7が装着されている。前記上部タ
レット5には上下方向へ貫通した装着孔9が形成されて
おり、この装着孔9には中空円筒形状のパンチスリーブ
11が装着されている。このパンチスリーブ11にはキ
ー溝13が形成されており、このキー溝13には前記上
部タレット1に設けられたキー15が係合されている。
【0011】前記パンチスリーブ11には上下動可能な
パンチガイド17が装着されている。このパンチガイド
17にはキー溝19が形成されていると共に、このキー
溝19には前記パンチスリーブ11にキー止め用ねじ2
1で止められたスリーブキー23が係合されている。前
記パンチスリーブ11の上部と前記パンチガイド17に
おける上部フランジ17Fとの間にはスプリング25が
介在されており、パンチスリーブ11に対してパンチガ
イド17がスプリング25の付勢力により常時上下方向
へ付勢されている。
【0012】前記パンチガイド17には上下動可能なパ
ンチ27が装着されている。このパンチ27に設けられ
たパンチキー29が前記キー溝19に係合されている。
前記パンチ27には上方からリテーナカラー31が装着
され、このリテーナカラー31は前記パンチガイド17
の上部フランジ17Fに当接されている。
【0013】前記リテーナカラー31と前記パンチ27
の上部に設けられたパンチカラー33との間にはストリ
ッパスプリング35が介在され、しかも、パンチカラー
33の上方からパンチヘッド37がパンチ27の上部に
螺合されている。したがって、パンチ27は常時ストリ
ッパスプリング35の付勢力で上方向へ付勢されてい
る。
【0014】前記パンチスリーブ11とパンチガイド1
7との間における下部にはオイルシール部材としてのO
リング39が装着されている。また、前記パンチガイド
17と前記パンチ27との間における下部にはオイルシ
ール部材としてのOリング41が装着されている。さら
にパンチガイド17における上部フランジ17Fとリテ
ーナカラー31との間にはオイルシール部材としてのO
リング43が装着されている。前記Oリング39,41
および43はパッキン部材であっても構わない。
【0015】前記パンチガイド17における外周の上部
タレット1に適宜な間隔で切欠き溝45が形成されてお
り、この切欠き溝45にはスルーボルト47が上方から
取付けられている。このスルーボルト47の上部に装着
された円形状の支持ブロック49と切欠き溝45の底面
との間にはリフトスプリング51が介在されている。前
記支持ブロック49の上面はパンチガイド17における
上部フランジ17Fの下面に、前記リフトスプリング5
1の付勢力で当接されており、パンチガイド17は常時
上方向へ付勢されている。
【0016】前記ダイ金型7としては、前記下部タレッ
ト3に形成された装着孔53にダイ55が装着され、支
持ピン57で前記下部タレット3に位置決め固定されて
いる。
【0017】上記構成により、図1に示されているよう
に、ダイ55上に加工すべきワークWを載置せしめて、
図示省略のストライカによりパンチヘッド37を打撃せ
しめると、リフトスプリング51の付勢力に抗してパン
チガイド17が下降すると共に、スプリング25の付勢
力に抗してパンチガイド17がパンチスリーブ11に対
して下降されて、図2に示されているように、パンチガ
イド17の下面がダイ55にあるワークWを押圧せしめ
る。
【0018】次いで、ストライカによりパンチヘッド3
7を打撃し続けると、ストリッパスプリング35の付勢
力に抗してパンチ27が下降して図2に示されているよ
うにパンチ27とダイ55との協働でワークWにパンチ
ング加工が行われることになる。
【0019】ワークWにパンチング加工が行われた後、
ストライカを上昇せしめると、ストリッパスプリング3
5の付勢力でパンチ27が元の位置へ戻されると共に、
スプリング25およびリフトスプリング51の付勢力に
よりパンチガイド17が元の位置へ戻されることにな
る。
【0020】このように、前記上部タレット1にはパン
チスリーブ11が装着され、このパンチスリーブ11に
は上下動可能なパンチガイド17が装着されると共にパ
ンチガイド17にはパンチ27が装着されているから、
上部タレット1側および下方にあるワークWに対して密
閉状態となり、パンチ金型5の内部より潤滑油は流出さ
れないので、ワークWに付着されない。
【0021】また、パンチスリーブ11とパンチガイド
17との間における下部にはOリング39が設けられ、
またパンチガイド17とパンチ27との間における下部
にはOリング41が、さらにパンチガイド17の上部フ
ランジ17Fとリテーナカラー31との間にはOリング
43が設けられているから、より一層密閉状態を確保で
き、潤滑油はより一層流出せずワークWに付着しない。
【0022】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0023】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1によるこの発明によれば、パンチプ
レスにおける金型支持部材にはパンチスリーブが装着さ
れる。このパンチスリーブには上下動可能なパンチガイ
ドが装着されていると共にこのパンチガイドには上下動
可能なパンチが装着されているから、金型支持部材側お
よび下方の加工されるワークに対して密閉状態となり、
パンチ金型の内部より潤滑油は流出されないのでワーク
に付着することがなくなる。
【0024】請求項2によるこの発明によれば、パンチ
スリーブとパンチガイドとの間およびパンチガイドとパ
ンチとの間における下部にオイルシール部材が設けられ
ているから、より一層密閉状態を確保でき、潤滑油はよ
り一層流出せずワークに付着することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスにおける上,下部タレットに装着されたパンチ金
型,ダイ金型の正面断面図である。
【図2】パンチ金型とダイ金型との協働でワークにパン
チング加工が行われる動作説明図である。
【符号の説明】
1,3 上,下部タレット(金型支持部材) 5 パンチ金型 11 パンチスリーブ 17 パンチガイド 19 キー溝 23 スリーブキー 25 スプリング 27 パンチ 29 パンチキー 31 リテーナカラー 35 ストリッパスプリング 39,41,43 Oリング(オイルシール部材) 51 リフトスプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスにおける金型支持部材にパ
    ンチスリーブを装着し、このパンチスリーブに上下動可
    能なパンチガイドを装着すると共にこのパンチガイドに
    上下動可能なパンチを装着してなることを特徴とするパ
    ンチ金型。
  2. 【請求項2】 前記パンチスリーブとパンチガイドとの
    間およびパンチガイドとパンチとの間における下部にオ
    イルシール部材を設けてなることを特徴とする請求項1
    記載のパンチ金型。
JP9100395A 1995-04-17 1995-04-17 パンチ金型 Pending JPH08281348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9100395A JPH08281348A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 パンチ金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9100395A JPH08281348A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 パンチ金型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08281348A true JPH08281348A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14014338

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9100395A Pending JPH08281348A (ja) 1995-04-17 1995-04-17 パンチ金型

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JP (1) JPH08281348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254327A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 Kimata:Kk プレス金型装置
US8714065B2 (en) 2004-11-19 2014-05-06 Amada Company, Limited Punching die

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254327A (ja) * 2004-02-12 2005-09-22 Kimata:Kk プレス金型装置
JP4528079B2 (ja) * 2004-02-12 2010-08-18 株式会社キマタ プレス金型装置
US8714065B2 (en) 2004-11-19 2014-05-06 Amada Company, Limited Punching die

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