JPH08281169A - 熱溶融材料コーティング・システム - Google Patents

熱溶融材料コーティング・システム

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JPH08281169A
JPH08281169A JP8090938A JP9093896A JPH08281169A JP H08281169 A JPH08281169 A JP H08281169A JP 8090938 A JP8090938 A JP 8090938A JP 9093896 A JP9093896 A JP 9093896A JP H08281169 A JPH08281169 A JP H08281169A
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web
screen
velocity
control circuit
speed
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JP8090938A
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Gregory F Clark
フロイド クラーク グレゴリィ
Jr James Gordon Himes
ゴードン ハイムス,ジュニア ジェームズ
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Original Assignee
Nordson Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱溶融材料のコーティング・システムにおけ
る回転式スクリーン・コータの位置、速度、方向の制御
のための改善された制御回路を提供する。 【解決手段】 コーティング・システム10における制
御システム600は、回転式コータ12、及びウェブの
位置、速度および方向の指示器の信号を受け取って、そ
の信号に応答して回転式コータの位置、速度および方向
とウェブのそれらとの間のあらかじめ定められた関係を
維持するための第1の制御回路614と、ウェブの位置
の指示器618と、ウェブの位置の指示器の信号および
ウェブの位置、速度および方向の指示器の信号を受け取
り、ウェブの位置の訂正信号を第1の制御回路へ出力す
るための第2の制御回路616を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に回転式スク
リーン・コータに関し、そして特に、そのスクリーン・
コータが熱い溶融した接着用コーティング材料をその表
面に塗布する移動中のウェブのライン・速度および位置
に関連して回転式スクリーン・コータの速度、位置およ
び方向を制御するための電気的制御回路に関する。
【0002】
【関連出願】次の米国特許出願は、それらが完全に説明
されたかのように参照によってここに組み込まれてい
る。1995年4月12日に出願された「移動中のウェ
ブに対して熱溶融材料を塗布するための調整可能な回転
式コータ装置(ADJUSTABLE ROTARY
COATER DEVICE FOR APPLYIN
G HOT MELT MATERIAL TO A
MOVING WEB)」(以下、整理番号11694
−00115とする)、および出願日付1995年4月
12日に出願された「移動中のウェブに対して熱溶融材
料を塗布するための回転式コータに対する調整可能なス
ロット・コータのダイ(ADJUSTABLE SLO
T COATER DIE FOR A ROTARY
COATER FOR APPLYING HOT
MELT MATERIAL TO A MOVING
WEB)」(以下、11694−00114とす
る)。
【0003】
【従来の技術】塗布のプロセスが行なわれる移動中のウ
ェブに関連して、その塗布のプロセス(例えば、カッ
ト、シーリング、穴開け、印刷)を制御し、同期化する
制御回路は既に知られている。そのような塗布プロセス
の1つは熱溶融材料を回転式スクリーン・コータなどの
熱溶融材料塗布装置を使って、未処理の用紙またはラベ
ル・ストックなどの移動中のウェブに対して熱溶融材料
を塗布する技術に関係する。本発明の譲受人によって製
造されるノードソン(Nordson)回転式スクリー
ン・コータは、そのような熱溶融材料の塗布プロセスを
実行する。
【0004】そのようなプロセスを効率的に実行するた
めには、移動中のウェブに関連して回転式の塗布装置を
正しく位置決めするための制御回路が必要である。その
制御回路はマスタ・プロセスの検出された速度(ウェブ
の速度など)およびマスタの速度に対するスレーブの所
望の速度の選択された関係に基づいて、スレーブ・プロ
セスの速度(回転式塗布装置の速度など)を制御する。
通常、マスタ・プロセスおよびスレーブ・プロセスの両
方を駆動するためにモータが使われ、マスタおよびスレ
ーブのプロセスのそれぞれの速度を表す出力信号を提供
するタコメータまたはエンコーダが各モータ上に取り付
けられている。
【0005】コントローラは基準信号(マスタのタコメ
ータまたはエンコーダの出力)を所望のスレーブ/マス
タの速度比を表している固定の設定点と比較し、この比
較に基づいてスレーブの適切な速度を決定する。コント
ローラの出力は、その決定されたスレーブの速度に対応
するスレーブ・プロセスに対する制御信号である。この
制御信号出力はスレーブ・モータの速度を示すフィード
バック信号(スレーブのタコメータまたはエンコーダの
出力)に基づいてリアルタイムで変えられる。
【0006】前記の説明はマスタ−スレーブに対する代
表的な閉ループ制御システムを説明している。そのよう
な閉ループ制御システムは普通はマスタおよびスレーブ
の速度を所望の速度の関係に同期化するための十分な手
段である。しかし、そのようなシステムは、マスタ・プ
ロセスのモータで駆動される機械によって搬送されるウ
ェブのような製品の位置が回転式塗布装置などのスレー
ブ・プロセスに関して正確に決定されなければならない
場合には、普通は不十分である。そのような制御は、例
えば、熱溶融材料が塗布されるウェブの処理が、そのウ
ェブのコーティングの位置の精度に依存して後で変わる
ような場合には、そのような制御が重要である。
【0007】速度は時間に関して距離又は位置を測定す
ることによって得られるので、そのウェブの速度を単に
制御するだけでは任意のあらかじめ決められた短時間の
間隔において、ウェブの正確な位置決めは保証されな
い。さらに、ウェブと回転式塗布装置との位置の関係
が、そのプロセスの間に徐々に不適切になってきた場
合、所望のスレーブ−マスタ間速度比の完全に誤差のな
い制御が行なわれた場合でも、それはこの位置的誤差を
単に維持するために役立つだけである。このタイプの位
置の誤差は通常はそのプロセスの間に成長する累積され
た誤差として時間の経過と共に「クリープ」する(徐々
に変わる)。
【0008】従って、マスタ・プロセスの機械によって
搬送されるウェブなどの製品の位置が回転式塗布装置な
どのスレーブ・プロセスに関して正確に維持されなけれ
ばならない場合、上記の制御に加えて補助の制御手段が
用意されなければならない。そのような補助制御手段の
1つがミネソタ州のメイプル・グローブにあるフェンナ
/コムトレックス・インダストリアル・コントロールズ
社(Fenner/Comtrex Industri
al Controls)によって製造されているM−
Trackモータ・速度・コントローラによって提供さ
れる。このコントローラはウェブ上のフォト・レジスト
レーション・マーク(Iマーク)を読み取るフォトセン
サ(フォト・アイ)に対する補助入力を用意している。
このIマークはウェブの境界に沿って一定の間隔で配置
されている。コントローラはその出力制御信号を変化さ
せるためにこの補助入力を使う。
【0009】上記のような補助制御手段はマスタの基準
速度信号、所望のスレーブ/マスタ・速度比を表してい
る固定の設定点、スレーブの速度・フィードバック信
号、そして補助のフォトセンサからのウェブの位置入力
を比較するための単独の制御ループを含み、スレーブ・
プロセスのモータに対する適切な制御信号を出力する。
マスタの基準速度信号、スレーブの速度・フィードバッ
ク信号、および補助のフォトセンサ信号はリアルタイム
で読み取られ、それによってマスタとスレーブのプロセ
スの間の相対的な速度の現在値およびウェブの位置が示
される。しかし、固定の設定点は単に制御されているプ
ロセスの初期化時に決定された所望のスレーブ/マスタ
の速度比を表しているに過ぎない。
【0010】この単独の制御ループの出力信号はマスタ
およびスレーブのプロセスおよびウェブの位置のリアル
タイムの値を、所望の設定点の速度比と比較することに
よって決定される。時間の経過につれて、位置の誤差が
徐々に、そして継続的に増加している(システムの中に
「クリープしている」ことがフォトセンサの信号によっ
て示された場合、制御ループがフォトセンサの信号を読
むたびに、そのフォトセンサの信号によって示されてい
る位置の誤差に基づいて出力信号を訂正しなければなら
ない。位置の誤差は所望の速度比の設定点から一時的に
設定点をずらすことなしには消去できない。しかし、所
望の速度の設定点の比は不変のままである。
【0011】この動作の結果、ウェブの「クリープして
いる」位置の誤差と共に成長する位置の誤差を解決する
ための制御ループの応答時間が得られる。フォトセンサ
によって示される位置の誤差が大きいほど、その制御ル
ープが速度比の設定点に合わせるために到達しなければ
ならない訂正のファクタが大きくなる。従って、制御ル
ープは位置的誤差を認識することによってそれ自身が努
力してその出力信号を訂正するが、それはこの誤差を絶
えず除々に確実に増加させるために役立つだけである。
応答時間が増加することのほかに、そのような動作は実
質的にシステムの不安定性を招く可能性がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は移動中のウェブのラインの位置、速度および方向に関
連して回転式スクリーン・コータの位置、速度および方
向を制御するための改善された電気的制御回路を提供
し、ウェブの位置的誤差の「クリーピング」がシステム
に導入されのを防ぎ、そして位置、速度および方向の比
の設定点を継続的に調整する動的な手段を提供して回路
の応答時間を改善することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】熱溶融材料のコーティン
グ・システムのための制御回路が設けられる。そのコー
ティング・システムは回転式コータを通過してコートさ
れるウェブを移動させるためのウェブ移動機構に取り付
けられている回転式コータを含んでいる。
【0014】制御回路は回転式コータのモータに動作で
きるように連結されて、その位置、速度および方向を表
す信号を供給している回転式コータの位置、速度および
方向の指示器および、ウェブに動作できるように結合さ
れていて、その位置、速度および方向を表す信号を提供
しているウェブの位置、速度および方向の指示器を含ん
でいる。回転式コータの位置、速度および方向の指示器
およびウェブの位置および方向の指示器はディジタルの
直角位相(quadrature)エンコーダであるこ
とが好ましい。この制御回路の第1の部分は、回転式コ
ータの位置、速度および方向の指示器の信号およびウェ
ブの位置、速度および方向の指示器の信号を受け取り、
そして回転式コータの位置、速度および方向とウェブの
それらとの間のあらかじめ定められた関係を維持するた
めに、指示器の信号に応答してモータに対する制御信号
を出力する。
【0015】制御回路の第1の部分に対してウェブの動
的位置に対する回転式コータの動的位置の最初に計算さ
れた比を表す、設定点の値を入力するために入力機構が
用意されている。その入力機構は、その設定点の値をコ
ントローラへ転送するためのメモリを含んでいる。第1
の制御回路は、先ず最初にその設定点の値に対応して制
御信号を出力する。制御回路の第2の部分はウェブの近
くに置かれたウェブの位置の指示器を含み、その位置を
表す信号を提供する。ウェブの位置の指示器はウェブ上
の定められた位置を検知するためのフォトセンサであ
る。第2の制御回路は、そのウェブの位置の指示器の信
号およびウェブの位置、速度および方向の指示器の信号
を受け取り、ウェブの位置の訂正信号を第1の制御回路
へ出力する。第1の制御回路は設定点の値の変動を表す
ウェブの位置の訂正信号に応答して制御信号を変化させ
る。第2の制御回路はウェブの位置、速度および方向の
指示器によって出力されるディジタル・パルスをカウン
トするためのカウンタを含み、そのカウンタはフォトセ
ンサによってウェブ上の連続した定められた位置を検出
するごとにリセットされ、そしてコプロセッサがそれを
検出するたびに設定点の偏差を再計算する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理に従って作ら
れたコーティング・システム10の1実施例を示してい
る。システム10はウェブ14に対して熱溶融材料を塗
布するのに適している回転式スクリーン・コータ12を
含んでいる。「熱溶融材料」は、ここでは広い意味で使
われている用語であり、これは熱可塑性接着剤、熱可塑
性樹脂、高性能接着剤、および100°F以上で軟化す
るか、あるいはその温度に溶融点を持つ他の材料を含む
ことを意図している。
【0017】図1に示されているようなシステム10は
熱溶融材料が塗布されるウェブ14の面に対してラミネ
ート18を押し付けるためのニップ16を含んでいる。
その後、結果の圧縮されたシート20が2枚重ねの製品
としてロールされる。しかし、ここで説明されている発
明はラミネートまたはニップを含んでいる応用には限定
されず、ラミネート付き、あるいはラミネートなしで熱
溶融材料でコートされるウェブが少なくとも1つである
各種の応用に対して適している。ラミネートが適用され
ない場合、図1のコートされるウェブ14はニップ16
を通過しないことになる。
【0018】図1に示されているように、ウェブ14は
多数のローラ(それらの各々については、後で詳しく説
明される)によって回転式スクリーン・コータ12を通
り、ダイ500および円筒状のスクリーン202を通過
する。ウェブは外部のモータ(図示せず)によってライ
ン・速度で駆動される。制御システム600はスクリー
ン202の速度および位置をウェブ14に対して制御
し、熱溶融材料のパターンがウェブ上に正確に塗布され
るようにする。後で制御システム600および図16、
図17に関して説明されるように、このシステムはライ
ンの位置、スクリーンの位置およびウェブの位置の誤差
の指示を提供するためのフィードバック要素を使って、
ウェブに対するスクリーンの位置を正確に制御する。
【0019】図2は図1の回転式スクリーン・コータ1
2の正面図をさらに詳細に示している。回転式スクリー
ン・コータ12はお互いに並行の関係で間隔があけられ
て配置されている前および後のフレーム・プレート30
を含んでいる、鋼鉄製のフレームの回りに作られてい
る。ここで使われている用語「前面」は図2に示されて
いる回転式スクリーン・コータの面を意味し、「裏面」
は前面とは反対側を意味し、「上面」および「底面」
は、それぞれ図2の上部および下部に対応する。空間的
に隔てられたプレート30を隔てている距離は一般にコ
ートされているウェブの幅および回転式スクリーン・コ
ータ12を構成している各種のアセンブリの幅に対応し
ている(図3〜図10参照)。
【0020】前面および裏面のフレーム・プレート30
は、この分野の技術でよく知られているように、鋼鉄の
シャフト32、34に対するそれぞれの対応するベース
に取り付けられている。コータの中心線はウェブ交差調
整ホイール36を調整することによってウェブ14と整
列するように調整することができる。ホイール36を1
つの方向に回転するとコータがウェブの1つの端に向か
って引かれ、そしてそれと反対側の方向に回転させると
コータがウェブの反対側のエッジに対して強制的に引っ
張られる。
【0021】以下にさらに詳細に説明されるように、回
転式スクリーン・コータ12はコートされるウェブ14
が通過する多数のアセンブリを含んでいる。各アセンブ
リは前面および裏面のフレーム・プレート30のいずれ
かの端に取り付けられている。これらのアセンブリはダ
イ・ブラケット・アセンブリ100、スクリーン・アセ
ンブリ200(円筒状のスクリーン202を含んでい
る)、ヒータ・フード・アセンブリ300、および押し
付けロール・アセンブリ400(押し付け用ロール40
2を含んでいる)を含んでいる(図3〜図9も参照)。
【0022】これらのアセンブリの他に回転式スクリー
ン・コータ12はコートされるウェブがこれらの各種の
アセンブリを通過する多数のアイドラ・ロールを含んで
いる。これらのアイドラ・ロールはフレーム・プレート
に対して固定されている軸の回りに自由に回転するロー
ル42、44、46、48、50および54を含んでお
り、そしてフレーム・プレートに対して動き得る軸の回
りに自由に回転するロール52を含んでいる。ロール5
0はウェブとロールの表面との間のスリップを防ぐため
にシリコンゴムでコートされている。スクリーン排出枢
軸ロッド56も用意されている。その目的はスクリーン
・アセンブリ200に関してさらに完全に説明される。
【0023】ウェブ14が回転式スクリーン・コータを
通過する径路はウェブのどちら側がコートされるかによ
って変わる。回転式スクリーン・コータを通ってウェブ
が動く最初の方向が図1に示されている。この図では、
ウェブはアイドラ・ロール42の場所で回転式スクリー
ン・コータの上部に入る。ウェブがアイドル・ロール4
8の左から回転式スクリーン・コータ12の底部に入
り、このロールを回ってダイ500を通過してアイドル
・ロール50の左および上部の周囲を回り、そしてアイ
ドラ・ロール54の上部の回転式スクリーン・コータか
ら出る場合には、ウェブの反対側のコーティングが可能
である。コートされるウェブに対してラミネートが適用
されない場合、コートされるウェブはニップを通過しな
い。しかし、ラミネートがこの方向にコータを通過して
コートされるウェブに対して適用された場合、そのラミ
ネートはアイドラ・ロール42、52、および44(図
1の中でウェブ14が取る径路と同様な径路)を通過し
てニップ16へ達することができる。
【0024】アイドラ・ロール52は位相調整ロールと
呼ばれる。というのは、その上を通過するウェブの部分
がロール52の位置を調整することによってニップ16
におけるラミネートの部分に関して調整されるからであ
る。ロール52の位置を調整する(図2の中の左から右
へ)ことによって、ウェブ14が回転式スクリーン・コ
ータ12を通過する時にカバーしなければならない距離
が長くなったり、短くなったりする。この方法で、ウェ
ブとラミネートの位置の位相、すなわち、所望の位置的
関係を互いにニップ16において固定することができ
る。
【0025】図2はウェブとラミネートのそのような位
相調整を可能にするために実装されている手段を示して
いる。フレームの前および後の端の両方において、アイ
ドラ・ロール52のウェブ横断幅を走っているシャフト
60が、ねじ溝付きロッド64に沿って移動するブロッ
ク62に取り付けられている。このロッドはそれぞれの
左端がマウンティング66によってフレーム・プレート
30に対して連結されており、それぞれの右端において
フレーム・プレートに固定的に取り付けられているウオ
ーム・ギア・アセンブリ68に対して連結されている。
ホイール70を回転式スクリーン・コータ12の前面で
回転させることによって、前および後のウオーム・ギア
・アセンブリが両方とも動かされ、それによってブロッ
ク62を動かすねじ溝付きのロッドを回転させて、そこ
に取り付けられているアイドラ・ロール52をロッド6
4に沿って縦方向に動かす。
【0026】回転式スクリーン・コータ12を構成して
いる残りのアセンブリ(すなわち、ダイ・ブラケット・
アセンブリ100、スクリーン・アセンブリ200、ヒ
ータ・フード・アセンブリ300、および押し付けロー
ル・アセンブリ400)は以下にさらに詳しく説明され
る。これらはすべて回転式スクリーン・コータの内部で
ピボット的に動き得るようになっている。図2を参照し
て、ダイ・ブラケット・アセンブリ100、スクリーン
・アセンブリ200およびヒータ・フード・アセンブリ
300は軸72の回りにピボット回転し、また、押し付
けロール・アセンブリは軸74の回りにピボット回転す
る。
【0027】ダイ・ブラケット・アセンブリ100 ダイ・ブラケット・アセンブリ100の斜視図が図3に
示されている。ダイ・ブラケット・アセンブリ100は
ダイ500を支持するために外側の支持アーム102a
および102bと内側の支持アーム104aおよび10
4bを含んでいる。図2に関して、アーム102aおよ
び104aは回転式スクリーン・コータ12の前にあ
り、アーム102bおよび104bは後にある。また、
ダイ・ブラケット・アセンブリ100は円筒状のスクリ
ーン202の内面に関してそのコーティング位置に対し
てダイ500を上下に出入りさせるための空気圧作動の
手段、およびスクリーンの内面に関してダイをその前お
よび後の端の位置に対して微調整するための、機械的に
作動される手段をも含んでいる。
【0028】外側の支持アーム102aおよび102b
は剛体のシャフト108に対してそれぞれの外側の端が
固定的に取り付けられている。外側の支持アームの内側
の端(外側の端の反対側)も剛体のシャフト110によ
って固定的に連結されている。シャフト110は外側の
支持アームを越えて伸びており、前および後のフレーム
・プレートを通って、内側の支持アーム104aおよび
104bの外側の端に対して固定的に取り付けられてい
る。シャフト110の上の場所78は前および後のフレ
ーム・プレート30の場所に対応しているシャフト11
0はピボット軸72(図2)に対応しており、その回り
にダイ・ブラケット・アセンブリ100が回転式スクリ
ーン・コータ12の内部にピボット回転する。図4に関
して以下にさらに詳細に説明されるように、ダイ500
は内側の支持アーム104a、104bの内側の端の間
に調整できるように取り付けられている。
【0029】ダイ500をそのコーティング位置に関し
て上下に動かすための手段は一対の駆動シリンダ(アク
チュエータ)112aおよび112bを含んでいる。ア
クチュエータ112a、112bは、この中で説明され
るすべてのアクチュエータと同様に、空気圧作動のシリ
ンダである。ただし、油圧シリンダおよび電気機械式デ
バイスも本発明で使うのに適している。アクチュエータ
112の延長できない端はアイドラ・ロール50と同芯
の場所76において前および後のフレーム・プレートに
取り付けられている(図2参照)。アクチュエータの延
長可能な端(ピストン)は、クレビス114を使って外
側の支持アームに取り付けられている。図3に示されて
いるように、アクチュエータ112aおよび112bの
ピストンは延長されており、ダイ500はその下げられ
た位置、すなわちコーティングの位置にある(図10も
参照)。
【0030】外側の支持アーム102aおよび102b
は内側の支持アーム104aおよび104bに対してシ
ャフト110によって取り付けられており、ダイ500
は内側の支持アームに取り付けられているので、アクチ
ュエータ112の上のピストンを引っ込めることによっ
て外側の支持アームを下げると、外側−内側の支持アー
ムおよびダイの組合せがシャフト110の回りにピボッ
ト回転し、ダイ500をスクリーン202の内面の近く
の位置から引き上げる(図11、図12参照)。この動
作は回転式スクリーン・コータ12が待機モード(熱溶
融材料がダイに対してポンプされていない状態)にある
時に熱溶融材料が強制的にスクリーン202に通される
のを防ぐために必要である。代わりに、アクチュエータ
112の上のピストンを延長することによって外側の支
持アームを持ち上げると、この組合せが反対方向にピボ
ット回転して、ダイをその動作可能な位置、すなわち、
スクリーンの内面の近くのコーティング位置に下げる
(図10参照)。
【0031】スクリーン202の内面に関して前および
後の端においてダイの位置を微調整するための手段は、
分割結合シャフト118によって互いに連結されている
前および後のウオーム・ギアー・アセンブリ116aお
よび116bを含んでいる。アクチュエータ112と同
様に、これらのウオーム・ギアー・アセンブリは前およ
び後のフレーム・プレート30に対して固定的に取り付
けられている。シャフト118に取り付けられている調
整ホイール120は、前のフレーム・プレート30の外
側に伸びて、前および後のウオーム・ギアー・アセンブ
リ116a、116bの両方を動かす。このウオーム・
ギアー・アセンブリの下に伸びているブロック122a
(図示せず)および122bは調整ホイール120の回
転によって前および後のウオーム・ギアー・アセンブリ
の動作に応答して上下に動かされる。
【0032】ダイが下側の動作位置にある時、アクチュ
エータ112はその延長された位置において外側の支持
アームの外側の端がブロック122と接触するようにす
る。従って、両方のウオーム・ギアー・アセンブリを動
かすために調整ホイール120を単に回すだけで、ブロ
ック122は上下に動かされ、それによってダイ500
が下および上にそれぞれ細かく動かされる。
【0033】熱溶融材料がスクリーンの内面に均等に分
布するようにスクリーン202の内面に関してダイが正
確に位置決めされなければならないので、ダイのブラケ
ット・アセンブリ100がダイの前端および後端の両方
においてスクリーンの内面に関してダイの位置を独立に
調整するための手段を提供する。シャフト118の前お
よび後の半分を結合/切り離すための118の真ん中に
あるスプリット・カップリング(図3には示されていな
い)を切り離すことによって、前のウオーム・ギア・ア
センブリ116aは後のウオーム・ギア・アセンブリ1
16bとは独立に動作することができる。従って、シャ
フトの半分が結合されている状態でホイール120はス
クリーンの内面に対してダイの後端の位置を微調整する
ために回転することができる。その時、シャフトの両半
分を切り離すことによって、前のウオーム・ギア・アセ
ンブリ116aを後のギア・アセンブリ116bとは独
立に動作させることができ、スクリーンの内面に対して
ダイの前端の位置を微調整することができる。この方法
で、ダイ500の位置をダイのウェブ交差幅全体にわた
ってスクリーン202の内面に対して調整することがで
きる。
【0034】上記のように、ダイ500は調整可能なよ
うに内側の支持アーム104a、104bの内側の端の
間に取り付けられる。これらの端にあるダイのピボット
・アーム124aおよび124bによって、円筒状のス
クリーン202の長さ方向の軸に対応している軸127
の回りにダイ500をピボット回転させることができ
る。ダイ500は図4に示されているように内部支持ア
ーム104a、104bおよびそれぞれに対応している
ピボット・アーム124a、124bに対して取り付け
られている。
【0035】ねじ溝付きのシャフト130を備えている
ノブ128は前の内部支持アーム104aおよび、前の
ピボット・アーム124aを通ってダイ500の前端に
ねじ込まれている。そのノブ・シャフトのねじ溝のない
部分134にあるフランジ132は前の内側の支持アー
ム104aの中の窪んでいる部分136と接していて、
そのノブが締められた時に、ダイ500の前端、前のピ
ボット・アーム124a、および前の内側の支持アーム
104aが互いにしっかり固定されるようになってい
る。図4には示されていないが、前のピボット・アーム
と前の内側支持アームの内部で回転し易くなるようにす
るために、ブッシングまたはベアリングをシャフト13
4の回りに取り付けることができる。
【0036】ダイ500の後端はダイ・ブラケット・ア
センブリ100の内部に次のように固定されている。ダ
イから延びているシャフト138は後の内部支持アーム
104bを通過し、後のピボット・アーム124bの内
部で、それに対してキー140によってキー固定されて
いる。ダイの前端と同様に、後の内側支持アーム104
bの内部のシャフト138の回りにブッシングまたはベ
アリングを取り付けて、ダイ500と後のピボット・ア
ーム124bが1つのユニットとして後の内側支持アー
ムに対して自由に回転できるようにすることができる。
【0037】ダイ500の後端は後の支持アーム104
bに対してシャフト142の手段によって固定されてい
る。シャフト142は前のピボット・アーム124aお
よび後の内側支持アーム104bによって取り付けら
れ、後のピボット・アーム124bにねじ止めされてい
る。シャフト142は前のピボット・アーム124aの
内部で自由に回転することができる。図4には示されて
いないが、ハンドルをシャフト142の前端に取り付け
てシャフトが後のピボット・アーム124bに対してね
じで出入りされるようにすることができる。締め付けら
れた時、シャフト142の上のフランジ144が後の内
側支持アームと境界が揃い、フランジと後のピボット・
アーム124bとの間で後の内側支持アーム104bを
クランプする。
【0038】前および後の内側支持アーム104aおよ
び104b、前および後のピボット・アーム124aお
よび124b、そしてねじ溝付きのシャフト134およ
び142の上記の構成によって、円筒状スクリーン20
2の内面で円筒状スクリーンの移動半径に対応している
小さな弧に沿ってダイ500の動きを制限することがで
きる。この弧の中央の位置において、ダイはスクリーン
202が押し付けロール402に出会う点の近くの位置
に来る(図2参照)。しかし、通常は、ダイがこの点の
前で意図的に位置がずれるようになっていることが望ま
しい(すなわち、ウェブが押し付けロールとスクリーン
の接する点を通過するように「リードする」ために)。
ダイはこの中央の点の位置から両方向にピボット回転で
き、ウェブを反対方向に動かすことができる。
【0039】ダイの適切な進みまたは遅れの位置は、ま
ず最初にダイがシャフト134(軸127)に関して自
由にピボット回転できるように、ノブ128およびシャ
フト142を緩めることによって得られる。ダイの前端
において、前のピボット・アーム124aは軸127に
関して自由にピボット回転することができる。しかし、
ダイの後端においては、ダイ500と後のピボット・ア
ーム124bが軸127に関してピボット回転できるよ
うに、弧状の卵型の穴146(図3参照)が後の内側支
持アーム104bの中に用意されていなければならな
い。ノブ128とシャフト142を緩めることによっ
て、ダイ500はその運動の円弧の中で適切に位置決め
される。適切に位置決めされた後、ノブ128とシャフ
ト142をそれぞれ締めて、ダイの前および後の端をこ
の所望の位置に固定することができる。
【0040】図3に示されているように、前の内側支持
アーム104aはピン148によってシャフト110に
対して外側の端でピボット回転されるように取り付けら
れている。以下のすぐ後のスクリーン・アセンブリ20
0についての説明で示されているように、ノブ128が
緩められると、内側支持アーム104aは前のフレーム
・プレートから離れたピン148の回りにピボット回転
することができ、スクリーン202が回転式スクリーン
・コータ12から取り除かれるようにする。
【0041】スクリーン・アセンブリ200 図5に示されているように、スクリーン・アセンブリ2
00は前および後のエンド・リング204a、204b
によって支持されている円筒状のスクリーン202を含
んでいる。このエンド・リングはさらに、前面ガイド・
ホイール206aおよび208aおよび210a、およ
び裏面ガイド・ホイール206bおよび208b(図示
せず)および210bによって支持されている。ガイド
・ホイールはエンド・リングの周辺から約120度ずつ
離れた位置にある。ガイド・ホイール208a−bおよ
び210a−bは前および後のフレーム・プレートに対
して固定的に取り付けられており、その上でエンド・リ
ング204およびスクリーン202がしっかり支持され
るようになっている。また、スクリーン・アセンブリ2
00はスクリーン202を交換または保守のために取り
除くことができるように、ガイド・ホイール206a−
bを外側へピボット回転させるための手段212も含ん
でいる。さらに、エンド・リング204、そしてスクリ
ーン202をしっかりと駆動するためにドライブ・アセ
ンブリ214が用意されている。
【0042】スクリーン202およびエンド・リング2
04がさらに詳細に図6に示されている。スクリーン2
02は端部が開放されているシリンダの形になっている
ニッケル合金メッシュの薄いシートから構成されている
ことが好ましく、その周辺に関して継目がないことが好
ましい。スクリーンを作るために適している他の材料と
しては、鋼鉄、チタン、または合成材料などがある。そ
れを通して熱溶融材料を流すであろう開口部216のパ
ターンがスクリーン202の中に既知の光化学メッキお
よび薄膜金属被覆プロセスによって形成されている。
【0043】円筒状のスクリーンは、直径が円筒状スク
リーンの直径に対応している剛体のエンド・リングの円
筒状の部分218によって前および後の端で支持されて
いる。スクリーンの前および後の端はこれらの部分の上
で滑らされ、クランプ220によってそれに対して固定
される。各エンド・リングは周辺にあるギア222およ
び角度の付いた支持面224(その上をガイド・ホイー
ルがころがる)も提供する。角度付きの支持面224は
平坦な周辺面226および鋭角(約80度)にテーパが
付けられた表面228を含んでいる。周辺にあるギア2
22の歯は周辺ギアにカットされていて、ギアの歯のト
ップが平坦な周辺面226を越えて延びないようになっ
ている。そのような設計によって、スクリーン202が
回転式スクリーン・コータ12から取り除かれる時の取
り扱い中に歯が損傷するのを防いでいる。
【0044】ホイールは角度付きの支持面224の面と
マッチする内部の端のリング噛み合い面を備えている。
従って、その平坦な周辺面226に対応している内部の
端のリング噛み合い面は軸127に関してスクリーン2
02の半径方向の位置を維持し、鋭角にテーパが付けら
れた面228に対応している内部の端のリング勘合面
は、この軸に沿ってスクリーンの長さ方向の位置を維持
する。スクリーンの後にある裏面ガイド・ホイール(2
06b、208b、210b)はこれらのホイールを回
転式スクリーン・コータ12の後へ向かってこれらのホ
イールを引っ込ませる空気圧作動のアクチュエーション
・シリンダ230が設けられている。各ガイド・ホイー
ルの内部の端のリング噛み合い面はエンド・リングの鋭
角にテーパ付けられた面228に揃っているので、後の
ガイド・ホイールの引き込みはスクリーンの幅にわたっ
て張力を加える。この一定の張力によって、スクリーン
の崩壊が防がれ、通常の動作時に熱膨張によって、その
幅全体にわたってスクリーンが長さ方向に延びることが
許され、前および後のエンド・リングの不整合が補正さ
れる。
【0045】図5に戻って、ドライブ・アセンブリ21
4はドライブ・シャフト234に連結されているタイミ
ング・ベルト(プーリー)232、および一対のドライ
ブ・ギア236a、236bを含んでいる。電気的サー
ボモータ(図16参照)がタイミング・ベルト232を
駆動する。ドライブ・ギア236a、236bの歯はエ
ンド・リング204a、204bの歯と噛み合う。後の
ドライブ・ギア236bはドライブ・シャフト234に
対して固定的に取り付けられている。しかし、前のドラ
イブ・ギア236aはドライブ・シャフト234の回り
に自由に回転するように緩めることができ、後のドライ
ブ・ギアが後のエンド・ギア204bとマッチした時
に、前のエンド・リング204aの歯と適切にマッチす
ることができるようになっている。その後、前のドライ
ブ・ギア236aをドライブ・シャフト234に関し
て、その位置に固定するために締めることができる。
【0046】ガイド・ホイール206a−bをピボット
回転させてスクリーン202を回転式スクリーン・コー
タ12から取り除くことができるようにするための手段
212は、アクチュエータ240a、240bによって
引き付けられてシャフト110(軸72)の回りにピボ
ット回転される一対の引っ込み可能なアーム238a、
238bを含んでいる。各アクチュエータ240の延長
できない端はアイドラ・ロール42(図2参照)と同芯
でロケーション242にある前および後のフレーム・プ
レートに対して取り付けられている。240の各アクチ
ュエータの延長可能な端(ピストン)はクレビス246
によって剛体の支持バー244に取り付けられている。
図5に示されているように、アクチュエータ240のピ
ストンは延長され、スクリーンがその動作位置に来る
(図10および図11も参照)。この動作位置におい
て、前の内側のダイ支持アーム104aは図3に示され
ているように、ノブ128でダイ500にねじ止めされ
て位置決めされる。
【0047】スクリーン202を回転式スクリーン・コ
ータ12から取り除く必要がある場合、ノブ128が緩
められて、前の内側のダイ支持アーム104aがピン1
48(図3に戻って参照)に関してダイとスクリーンか
ら回して取り去られる。その後、アクチュエータ240
上のピストンが引っ込められ、ガイド・ホイール206
a、206bに沿った引っ込み可能なアームの上部が、
そのアームが軸72の回りにピボット回転する時に、外
側に引き出される。引っ込み可能なアームの底部に連結
しているスクリーン排出ロッド248は反対の方向に内
側に移動し、それによってエンド・リング204を固定
された位置のスクリーン排出枢軸ロッド56(図2)に
対して押し付け、スクリーンをその動作位置から軸12
7に並行で、それから離れている非動作位置へ追い出す
(図12も参照)。
【0048】ヒータ・フード・アセンブリ300 本発明はスクリーン202の表面を均等に加熱して熱溶
融材料がスクリーンを一様に通過するようにするための
手段をも提供する。図7に示されているように、ヒータ
・フード・アセンブリは半円筒状の覆い、すなわち、フ
ード302およびそれに取り付けられているヒータ・ア
センブリ304を含んでいる。このヒータ・フード・ア
センブリによってスクリーン202の外側の表面が確実
に均等に加熱される。
【0049】フード302は穴306においてスクリー
ン・アセンブリ200(図5)の剛体支持バー244に
直接取り付けられ、穴308においてダイ・ブラケット
・アセンブリ100(図3)のシャフト110に取り付
けられている。従って、ヒータ・フード・アセンブリ3
00はアクチュエータ240上のピストンが引っ込めら
れる時にスクリーン・アセンブリ200の引っ込み可能
なアームの238に沿ってシャフト110(軸72)の
回りにピボット回転する(図12参照)。回転式スクリ
ーン・コータがその動作状態にある時にスクリーン・イ
ジェクト・ガイド・ロッド56(図2)の上にフード3
02が置かれるようにするためにノッチ310が用意さ
れている。
【0050】ヒータ・アセンブリ304は囲い314に
よって囲まれているヒータ・ハウジング312を含んで
いる。空気が回転式スクリーン・コータの内部のフード
302の上部の位置からブロワー(図示せず)によって
囲い314の中の取込み口316に対して矢印で示され
た径路を通って循環される。この循環される空気はハウ
ジング312の表面上を通過し、ハウジングと囲い31
4との間の空間を通り、ハウジングの開口部320を通
ってヒータ要素318を含んでいるハウジングの中央部
分に入る。ヒータ要素は支持ロッド322によって支持
され、再循環される空気を熱するために電気的にエネル
ギーが与えられる。
【0051】ハウジング312の端部はヒータ要素31
8の両端に配置されている金属壁(ディスク)324に
よって形成されている。ヒータ要素によって熱せられた
空気はハウジングの中央部分から端部へディスク324
の中の開口部(アパーチャ)326を通って移動する。
熱せられた空気はハウジングの端部において混合され、
ハウジングの底部にある開口部328を通ってハウジン
グを抜け、ハウジングの開口部はヒータ・フード302
の中の対応する開口部を通して、熱せられた空気を円筒
状スクリーン202に向けて導く。これらの開口部に存
在する熱せられた空気は円筒状のスクリーン202をそ
の端の近くで熱する。その場所でスクリーンは最も急速
に冷える。上記の加熱システムによってスクリーンがそ
の円筒状の表面全体にわたって均等に確実に熱せられる
ようになる。
【0052】図8はダイ・ブラケット・アセンブリ10
0、スクリーン・アセンブリ200およびヒータ・フー
ド・アセンブリ100が組み立てられた状態を示してい
る。以下に説明される押し付けロール・アセンブリ40
0と一緒にこれらの4つのアセンブリは実質的に図2の
回転式スクリーン・コータの内部作動機構を構成してい
る。押し付けロール・アセンブリ400 押し付けロール400が図9に示されている。押し付け
ロール402は熱溶融材料がスクリーン202を通って
ダイ500によってウェブに対して塗布されている時に
ウェブを裏側で支える。押し付けロール402は外面が
高度に研磨されたクロームの層で覆われた鋼鉄製の内部
ロール404を含み、その表面を通して冷却/加熱液体
を循環させ、そのプロセスの間、ロールの温度を一定に
保つように設計されている。
【0053】押し付けロール402の中央を通っている
シャフト408は前および後のアーム410a、410
bの両方にフランジ412および自己整列ベアリング4
14の手段によって取り付けられている。自己整列ベア
リング414はアセンブリの前および後のアーム410
a、410bが互いに正確に並行するように配置されて
いない場合でも、押し付けロールの摩擦のない回転を保
証する。
【0054】アームはアイドラ・ロール54(図2)の
場所で前および後のフレーム30に対して取り付けら
れ、それらが軸74の回りに回転できるようになってい
る。アクチュエータ416a、416bはアームを軸7
4の回りにピボット回転させることによって、押し付け
ロール402をスクリーン202に対して上下に出入り
させる。アクチュエータ416の延長されない端はアイ
ドラ・ロール48(図2参照)と同じ場所で前および後
のフレーム・プレートに対して取り付けられている。ア
クチュエータの延長可能な端はクレビス118(図2)
を使ってアーム410a、410bに対して取り付けら
れている。図9に示されているように、アクチュエータ
410a、410bの上のピストンは延長され、押し付
けロールがその上昇した位置、すなわち、コーティング
の位置にある(図10も参照)。
【0055】押し付けロール・アセンブリ400は押し
付けロール402のスクリーン202の外面に対する位
置を、その前および後の端において微調整するための手
段も提供する。これらの微調整の手段はスクリーン20
2の内面に対してダイ500をその前および後の端の位
置で調整するための上記の図3による連結の場合と同様
である。この押し付けロール・アセンブリは同様にスプ
リット連結シャフト420によって互いに連結されてい
る前および後のウオーム・ギア・アセンブリ418aお
よび418bを提供する。アクチュエータ416と同様
に、これらのウオーム・ギア・アセンブリは前および後
のフレーム・プレート30に対して固定的に取り付けら
れている。シャフト420に取り付けられている調整ホ
イール422は前のフレーム・プレートの外側へ延びて
おり、前および後のウオーム・ギア・アセンブリ418
a、418bの両方を作動する。ウオーム・ギア・アセ
ンブリから延びているブロック424aおよび424b
は前および後のウオーム・ギア・アセンブリの作動に対
応して延長および引き戻される。
【0056】押し付けロール402がその上昇した動作
位置にある時、それぞれの延長された位置にあるアクチ
ュエータ416がアーム410a、410bの外側の端
426a、426bをブロック424a、424bと強
制的に接触させる。従って、単に調整ホイール422を
回すだけで両方のウオーム・ギア・アセンブリがアクチ
ュエートされ、ブロック426が延長または引き戻さ
れ、それによって押し付けロール402をそれぞれ僅か
に下降または上昇させる。
【0057】押し付けロールはウェブを一様に背後から
支えるためにスクリーン202の外側の表面に対して正
確に位置決めされていなければならないので、押し付け
ロール・アセンブリ400はスクリーン202の外面に
対して押し付けロール402の前および後の端の両方に
おいて、押し付けロールの位置を独立に調整するための
手段を提供する。シャフト420の前および後の半分を
連結/切り離しするためのシャフト420の中央部にあ
るスプリット・カップリング(図9の中には示されてい
ない)を切り離すことによって、前のウオーム・ギア・
アセンブリ418aは後のウオーム・ギア・アセンブリ
418bとは独立に動作することができるようになる。
従って、シャフトの半分同士が連結された状態で、ホイ
ール422を回転させて押し付けロールの後端の位置を
スクリーンの外面に対して微調整することができる。次
に、シャフトの半分同士を切り離すことによって、前の
ウオーム・ギア・アセンブリ418aは後のウオーム・
ギア・アセンブリ418bとは独立に動作することがで
き、押し付けロールの前端の位置をスクリーンの外面に
対して微調整することができる。この方法で、押し付け
ロール402の位置が押し付けロールの幅全体にわたっ
てスクリーンの202の外面に対して調整される。
【0058】図10〜図12は3つの状態、すなわち、
動作状態(図10)、ダイ/押し付けロールが引っ込ん
だ状態(図11)、スクリーンが除去された状態(図1
2)において上記の4つのアセンブリ100−400の
位置の関係を示している。図10に示されているよう
に、アクチュエータ112は延長されてダイ500をそ
の下降した動作位置においてスクリーン202の内面に
接近させる。アクチュエータ416はスクリーン202
の外面に近接する上昇した動作位置に押し付けロール4
02を置くために延長される。アクチュエータ240は
スクリーン202の上部のヒータ・フード302の位置
まで延長される。
【0059】図11(ダイ/押し付けロールが引っ込ん
だ状態)に示されているように、アクチュエータ112
は引っ込められてダイ500をスクリーン202の内面
から離れた待機位置に上昇させる。アクチュエータ41
6は引っ込まされて押し付けロール402を、スクリー
ン202の外面から離れた下降した待機位置に置く。ア
クチュエータ240はスクリーン202の上のヒータ・
フード302の位置まで延長されたままになっている。
待機モードの動作においては、熱溶融材料がダイによっ
てスクリーンを強制的に通らないようにすること(従っ
て、ダイの待機位置)が望ましいが、熱溶融材料は液体
の状態を維持するためにやはり加熱されていなければな
らない。従って、ヒータ・フードはスクリーン上のその
位置を維持している。
【0060】図12(スクリーンが除去された状態)に
示されているように、アクチュエータ112および41
6はスクリーンから離れた待機位置にダイおよび押し付
けロールを引っ込ませた状態に保っている。しかし、ア
クチュエータ240はここではヒータ・フード302を
スクリーンに近接したそれぞれの位置から移動させるた
めに引っ込められる。さらに、アクチュエータ240を
引っ込ませることによって、スクリーン排出ロッド24
8がスクリーンの端のリングに押し付けられる。スクリ
ーン排出ガイド・ロッド56が回転式スクリーン・コー
タの中の固定位置に保たれているので、それはスクリー
ンをそのガイド・ホイール208、210上の位置から
イジェクトするように働く。ガイド・ホイール206は
アクチュエータ240を引っ込ませた時にヒータ・フー
ド302に沿ってスクリーンから遠ざかるように動くの
で、スクリーン202は損傷のリスクなしに簡単且つ安
全に取り除かれる位置にある。上記のスクリーン・アセ
ンブリ200に関連して説明されたように、前の内側の
ダイ支持アーム104aはピン148の回りにダイおよ
びスクリーンから離れるように回転させられてスクリー
ンを取り除き易いようにしなければならない。ダイ500 ダイ500が図13〜図15にさらに詳細に示されてい
る。図13はダイ500の背面図を示している。ダイ5
00はダイ・マニフォルド502、そのマニフォルドの
上部に取り付けられている電気配線ボックス504、お
よびマニフォルドの下側に取り付けられているアダプタ
506を含んでいる。マニフォルド502および506
がダイのボディを形成している。マウスピース508が
アダプタ506の底部に取り付けられている。マウスピ
ース508の底部にはスクリーン202を通して熱溶融
材料を押し出すための2個のワイパー・アセンブリ51
0が結合されており、熱溶融材料を混合するための静的
攪伴器512が取り付けられている。アダプタ506の
両端にあるエンド・キャプ514は熱溶融材料をスクリ
ーンの中央に向かってスクリーン202の上のエンド・
リング204から外側へ放出する。
【0061】ダイ・マニフォルド502はその中の熱溶
融材料をアダプタ506を通してマウスピース508へ
分配するために導入する手段を提供する。熱溶融材料は
ホース装着入力516を通って導入され(ポンプさ
れ)、チャネル518を通って最初に90度回転し、そ
してフィルタ520を通って2回目の90度の回転をす
る。フィルタ520はホース装着入力に対して並行に置
かれている。フィルタは熱溶融材料の中の粒子および熱
溶融材料の固まりがダイを詰まらせのを防止する。フィ
ルタ520から熱溶融材料が下向きの角度で522を通
ってチャネル内を流れる。プラグ524がチャネル52
2の端に置かれていて熱溶融材料がこの点でマニフォル
ドから逃げるのを防止する。
【0062】熱溶融材料は、角度の付いたチャネル52
2からダイのウェブ交差幅全体を走っている長さ方向に
延びた分配チャネル526へ、前から後へ向かって流れ
る。マニフォルドの前および後の端にあるチャネル52
6の端に置かれたプラグ528aおよび528b(図1
4)は、熱溶融材料がこれらの点においてマニフォルド
から逃げ出すのを防止する。マニフォルドからアダプタ
への複数のチャネル530(図4では8個示されてい
る)がアダプタ506のウェブ交差幅にわたってマニフ
ォルド・チャネル526から均等に接着剤を分布させる
ために用意されている。ショルダ532はマニフォルド
とアダプタの境界面においてチャネル530の開口部を
取り囲むように設けられている。これらの開口部はO
(オー)リング534をマニフォルドからアダプタ・チ
ャネル530の中に据え付けて熱溶融材料がこの界面か
ら洩れるのを防止する。
【0063】図13または図14には示されていない
が、閉じられていることが望ましいマニフォルドからア
ダプタへのチャネル530を選択するためにプラグを用
意することができる。そのようなプラグは例えば、実効
的なダイのコーティング幅が短くされることが望ましい
場合に必要である。そのような場合、閉じられているこ
とが望ましいチャネル530をつなぎ合わせて、それに
対応しているつなぎ合わせられたプラグを受け入れるこ
とができる。熱溶融材料がマニフォルドを通ってスムー
ズ且つ一貫して流れるようにするために、ヒータ・キャ
リッジ(図には示されていない)がマニフォルドの上部
から底部へ走っていて、ダイのウェブ交差幅に沿って隔
てられている円筒状のカートリッジ・キャビティ536
の中に取り付けられている。図13、図14に示されて
いる実施例において、8個のキャリッジ・ヒータがマニ
フォルドの中の対応している8個のキャビティ536の
中に取り付けられている。この8個のキャビティはマニ
フォルドの反対側へ向かって交互にスタッガされて、均
等な加熱を提供する。プラグ538がカートリッジ・キ
ャビティ536の下側の各端に設けられている。
【0064】ヒータ・カートリッジは配線ボックス50
4の中で適切な電源線に接続されている。配線ボックス
はねじ540によってマニフォルド502の上部に固定
されており、ダイ500をウオーム・ギア・アセンブリ
100に取り付けるための支持板としても働く。絶縁物
542がマニフォルドと配線ボックスとの境界面に用意
されており、その配線ボックスとダイ・ブラケット・ア
センブリ100を、ヒータ・カートリッジによって発生
される熱から隔離している。
【0065】アダプタ506はねじ544によってマニ
フォルド502の底部に固定されている。このアダプタ
はマニフォルドからアダプタへの複数のチャネル530
に対してその数と位置が対応している複数のチャネル5
46と一緒に提供されている。チャネル546はチャネ
ル530の延長部分として働く。チャネル546の各々
の下の端を連結していてアダプタとマウスピースとの境
界面にあるチャネル546の各々は、ダイのウェブ交差
幅全体を実質的にカバーしているアダプタの分配チャネ
ル548である。チャネル546および反対チャネル5
48によって形成される熱溶融材料の分配径路は一連の
「T字」を形成し、このためにその中のダイ500は
「Tスロット」ダイと呼ばれる。
【0066】マウスピース508とアダプタ506との
間には詰め物の板550がある。アダプタとマウスピー
スとを隔てている距離はその詰め物の板550のあらか
じめ定められた厚さ(例えば、0.005インチ〜0.
032インチ)によって与えられていて、ダイの開口部
552を形成する。ダイの開口部552はダイのウェブ
交差幅全体にわたって実質的に延びており、そしてそれ
によって熱溶融材料をダイから2個のワイパー・アセン
ブリ510に放出あるいは追い出すことができる。
【0067】詰め物用板550はアダプタ506とマウ
スピース508との間に、マウスピースをアダプタに取
り付けるのと同じねじ554によって固定されている。
ノッチ(図には示されていない)が分配チャネル548
の上部からアダプタとマウスピースとの境界面の底部に
対して、実質的にダイのウェブ交差幅全体に沿って詰め
物用板550の中央にカットされている。しかし、詰め
物用板550の前および後の端はマウスピースの上部か
ら底部への距離全体にわたって延びており、熱溶融材料
がダイおよび後端から洩れるのを防止している。詰め物
用板の中のノッチによって、熱溶融材料をアダプタ分配
チャネル548からダイの開口部552へ流すことがで
きる。詰め物用板は分配チャネル548からダイの開口
部552への熱溶融材料の流れる径路を各種の方法で変
えることができる。
【0068】ダイの開口部552からワイパー・ブレー
ド510aおよびワイパー・ブレード・サポート510
b(これらは一緒にワイパー・ブレード・アセンブリ5
10を形成している)の間の領域へ流れる。ワイパー・
ブレード・アセンブリはダイのウェブ交差幅全体にわた
って実質的に延びている。ワイパー・ブレード510a
は保持具556およびねじ558の手段によってアダプ
タ506に取り付けられている。ワイパー・ブレードの
サポート510bは保持具560とねじ562の手段に
よってアダプタ506に取り付けられている。
【0069】図13に示されているように、コートされ
るウェブの移動方向は右から左へ、そしてスクリーン2
02の回転は時計方向である。従って、そのスクリーン
の動きとブレード510aとブレード・サポート510
bとの間の熱溶融材料の存在によって、ブレードがブレ
ード・サポートに出会う場所での僅かな間隙が開かれ
る。ワイパー・ブレード510aは弾力性があり(例え
ば、厚さが0.010インチ〜0.012インチのベリ
リュウム銅合金、または鋼鉄のばね)、そしてそれによ
って熱溶融材料がスクリーンを通過する時に開口部から
強制的に放出されるようにする。
【0070】エンド・キャップ514は熱溶融材料がエ
ンド・リング204の近くでスクリーン202の端に溜
まるのを防止する。図15は図13に示されているダイ
500の後端に取り付けられているエンド・キャップの
斜視図を示している。エンド・キャップ514はアダプ
タ506の前および後のねじの切られた穴566と整列
している564と一緒に提供されており、そこを通して
ねじ(図には示されていない)がエンド・キャップをア
ダプタに取り付けている。図13に示されているよう
に、そのエンド・キャップはスクリーンの内面を僅かに
綺麗にし、それによる損傷を防ぐ。図15に示されてい
るように、各エンド・キャップは熱溶融材料をスクリー
ンの中央部に向かってエンド・リング204から導き出
す役割りをする角度付きの面568を備えている。
【0071】静的攪伴器512はねじ562の手段によ
ってサポート560の底部に取り付けられているアタッ
チメントの部分512aを備えている直角の形状の要素
である。攪伴器512のミキサー部分512bはスクリ
ーンのウェブ交差幅に延びている長い円筒状のロールの
形で、スクリーンの内面のワイパー・アセンブリの上流
に累積するのが普通である熱溶融材料を攪拌するために
設けられている。シリンダがスクリーンの方向(図13
での時計回り)に回転する時、空気がロールにしみ込
み、熱溶融材料の中にポケットを形成する。普通、その
エアー・ポケットはスクリーンの端とは反対に中央部の
近くにより多く集まり、中央部で膨らむ円筒状のロール
が出来上がる。図14に示されているように、下の方に
延びている逆の波型の(鋭く尖った)表面を持つ静的攪
拌機のミキサーの部分512bは、この回転ロールを攪
拌し、空気のポケットおよびロールの中の膨らみをなく
す。もちろん、図14に示されている逆の波型の表面以
外の表面構成が本発明によって考えられる。
【0072】マウスピース508の取り付けられている
アダプタ506、ワイパー・アセンブリ510および静
的攪拌機512は図13に示されているものと逆の方式
で取り付けることもできる。詳しく言えば、ねじ544
を単に取り除くだけで、アダプタをマニフォルド502
の底部から取り除くことができ、アダプタの前面がマニ
フォルドの後にあるように再配置することができる。こ
の方法で、ダイがいずれの方向に通過するウェブのコー
ティングも処理することができる。
【0073】制御システム600 制御システム600は上記の回転式スクリーン・コータ
12の中のスクリーン202の速度および位置を、ウェ
ブ14の速度および位置に対して制御するように設計さ
れている。この制御システムの中心部はディジタル・コ
ントローラ602であり、その出力はサーボモータ60
4に供給されるアナログの制御信号である。サーボモー
タはタイミング・ベルト232(さかのぼって図5参
照)の手段によってスクリーン202をドライブする。
【0074】ウェブのライン位置に関連したスクリーン
202の回転位置は、スクリーンの中の開口部216
(図6)のパターンと組み合わさって、ウェブに対して
塗布される熱溶融材料のパターンを決定する。例えば、
円形の開口部のパターンがスクリーン上に用意されてい
た場合、そしてスクリーンがそのスクリーンの周辺速度
がウェブのライン・速度にマッチするように回転されて
いた場合、ウェブに塗布される熱溶融材料のパターンは
スクリーン上のパターンとマッチすることになる。スク
リーンが、その周辺速度がウェブのライン・速度を超過
するように回転した場合、熱溶融材料はウェブの幅にわ
たる方向に延ばされた楕円形のパターンでウェブに塗布
されることになる。代わりに、スクリーンの周辺速度が
ウェブのライン・速度より遅くなるように回転されてい
た場合、熱溶融材料はウェブの進行方向に延びた楕円形
のパターンでウェブに塗布されるようになる。この方法
で、回転式スクリーン・コータ12はウェブの表面に熱
溶融材料のあらかじめ定められたパターンを塗布するた
めの多様性のあるツールを提供する。
【0075】回転式スクリーン・コータ12のオペレー
タはメニュー駆動のコントローラ・ハネル606の手段
によって制御システム600と対話する。オペレータは
スクリーン上のパターンの数、コートされるウェブの境
目にあるIマーク間に塗布される望ましいパターンの
数、およびウェブ上のIマーク間の距離の最適推定値な
どのシステム固定のパラメタを表す数値を入力する。こ
の情報が与えられると、コントローラ・パネルの内部に
ある計算手段がスクリーンの周辺速度とウェブのライン
・速度との比を表す設定点を示す。例えば、単純なケー
スでは、スクリーンの周辺がIマーク間の距離にマッチ
していた場合、そしてIマーク間のウェブ上で望ましい
パターンの数がスクリーン上の数とマッチしていた場
合、その計算手段は1.000の設定点比を得る。この
初期設定点はコントローラ602によってメモリに格納
される。
【0076】設定点の計算された比はシステム600の
中のすべての二次的なディクリートおよびアナログの制
御信号をも制御する標準の工業用プログラマブル・ロジ
ック・コントローラ(PLC)608を経由してコント
ローラ602へ入力される。コントローラ602はこの
設定点比を使って、スクリーン・エンコーダ610を経
由してサーボモータ604から受信されるスクリーンの
位置のフィードバック、およびライン・エンコーダ61
2から受信されるウェブの位置のフィードバックに基づ
いて、スクリーン202の位置をウェブの位置に対して
制御する。エンコーダ610、612はスクリーンおよ
びウェブのそれぞれの速度、位置および方向を表すディ
ジタル信号を提供する。
【0077】スクリーン・エンコーダ610はサーボモ
ータ604に直接取り付けられている。サーボモータは
タイミング・ベルト232およびドライブ・ギア236
を経由してスクリーン202に直接リンクされているの
で(図5)、スクリーン・エンコーダ610はスクリー
ンの正確な位置を表しているフィードバック信号を提供
する。ライン・エンコーダ612はシリコン・ゴムのア
イドラ・ロール50にリンクされていて、ウェブの位置
を表している正確な基準信号を提供する。各エンコーダ
の出力はディジタルのパルス波形である。
【0078】コントローラ602はライン・エンコーダ
612の出力を基準信号として使い、そしてスクリーン
・エンコーダ610の出力をフィードバック信号として
使って、コントローラに対する計算された位置の設定点
比の入力に対してサーボモータ604の閉ループ制御を
提供する。この制御回路600の内側の位置のループが
図16の中では参照番号614として表されている。内
側の位置のループ614はスクリーンの位置をコートさ
れつつあるウェブの位置に対して、回転式スクリーン・
コータが定常的に動作している間に制御する。
【0079】内側の位置のループ614の他に、制御回
路600の外側の位置のループ616がシステムの動作
コースにわたってシステム内にクリープする可能性のあ
る、そしてライン・エンコーダ612によって示される
ウェブの位置によっては考慮されない可能性のある、ス
クリーンに対するウェブの位置の誤差を考慮する。外側
の位置のループ616はフォト・アイ618およびカウ
ンタ/コプロセッサ620を含んでいる。フォト・アイ
はスクリーン・コータの内部でスクリーン202の近く
に取り付けられていて、通過するウェブ上のIマークを
検出し、この検出に応じたディジタル出力を提供する。
【0080】カウンタ/コプロセッサはコントローラに
対して入力される計算された位置の設定点比、ライン・
エンコーダ612の出力、およびフォト・アイ618の
ディジタル出力を入力として受け取る。カウンタ/コプ
ロセッサはライン・エンコーダから受信されたエンコー
ダ・パルスの数をカウントし、フォト・アイによってI
マークが検出されるたびにリセットされる。
【0081】上で説明されたように、最初の設定点比は
部分的にはオペレータによって入力されたIマーク間の
最適推定値によって決定される。カウンタ/コプロセッ
サはIマーク間で受信されたライン・エンコーダのパル
スの数を受け取り、これをウェブ上で検出されたIマー
ク間の実際の距離を表している数値に変換する。次に、
この値は最初に入力されたIマーク間の距離の推定値に
おける誤差またはウェブ内の変化または印刷特性の変化
を補正するために設定点比を再計算するために使われ
る。その再計算された設定点比は最近の設定点比(スタ
ートアップ時には初期設定点比)と比較されて設定点比
の訂正値が得られる。その訂正値はスクリーンのサーボ
モータの位置をこの訂正された設定点比に対して制御す
る内側の位置ループ614に供給される。
【0082】設定点比の再計算はフォト・アイ618に
よって検出される各連続したIマークの検出時に行なわ
れる。そのような高速の再計算は外側の位置ループの走
査時間が内側の位置ループの走査時間より速いので実現
できる。従って、外側の位置ループ616の出力は、設
定点比をリアルタイムで動的に訂正するために内側の値
のループ614に対して繰り返し供給される設定点比の
デルタである。図17に示されているように、この内側
−外側のループ構成はコントローラが制御する設定点比
のより正確な値を絶えず提供するという意味で自己訂正
型である制御システムを提供する。それによって、内側
の位置のループ616はコントローラに対して最初に入
力された位置の設定点比の計算値からリアルタイムで修
正される設定点比に対してサーボモータ604のより正
確な制御を維持する。外側の位置のループ616がなか
った場合、内側の位置のループ614は、システム10
の真の動作パラメタを表していない可能性がある固定の
設定点比に対してサーボモータを制御することになる。
さらに、各Iマークの検出時に再計算される設定点比に
対してモータの位置を制御することによって、制御回路
600は開始時から停止時まで位置を保持することがで
きる。
【0083】以上で、回転式スクリーン・コータの位
置、速度および方向を、移動中のウェブのライン位置、
速度および方向に対して制御するための電気的制御回路
の好ましい実施例が説明された。しかし、前記の説明を
念頭において、この説明は例の方法によってのみ行なわ
れていること、本発明はここで説明された特定の実施例
には限定されないことが理解される。例えば、本発明の
電気的制御回路は回転式スクリーン・コータの応用以
外、例えば、コートされる移動中のウェブに対して回転
式のコーティングのプロセスを同期化することに関する
任意の応用において使うことができる。従って、次の特
許請求の範囲およびそれらの等価物によって定義される
ような本発明の範囲から離れることなしに、前記の説明
に関して各種の再配置、変更および置き換えが可能であ
ることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従って作られた熱溶融コーティ
ング・システムを示す概略図である。
【図2】図1のシステムの回転式スクリーン・コータの
正面図である。
【図3】図2の回転式スクリーン・コータのダイ・ブラ
ケット・アセンブリの斜視図である。
【図4】図3のダイ・ブラケット・アセンブリのダイ取
り付け機構の上面図である。
【図5】図2の回転式スクリーン・コータのスクリーン
・アセンブリの斜視図である。
【図6】図5のスクリーン・アセンブリのスクリーンの
斜視図である。
【図7】図2の回転式スクリーン・コータのヒータ・フ
ード・アセンブリの斜視図である。
【図8】図3、図5および図7のダイ・スクリーンおよ
びヒータのフードのアセンブリがそれぞれ結合されてい
る状態の斜視図である。
【図9】図2の回転式スクリーン・コータの押し付けロ
ール・アセンブリの斜視図である。
【図10】各種の動作状態における図2のスクリーン・
コータの簡略化された正面図である。
【図11】各種の動作状態における図2のスクリーン・
コータの簡略化された正面図である。
【図12】各種の動作状態における図2のスクリーン・
コータの簡略化された正面図である。
【図13】図4のダイ・ブラケット・アセンブリのダイ
の裏面図である。
【図14】図13のダイの側面図である。
【図15】図13のダイの一部を形成するエンド・キャ
ップの斜視図である。
【図16】図2の回転式スクリーン・コータの動作を制
御するための電気的制御回路の概略図である。
【図17】図2の回転式スクリーン・コータの動作を制
御するための電気的制御回路の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ ゴードン ハイムス,ジュニ ア アメリカ合衆国.30188 ジョージア,ウ ッドストック,ドッグウッド レーン 603

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融材料のコーティング・システム
    (10)であって、 モータ(604)によって駆動される回転式コータ(1
    2)と、 前記回転式コータに動作可能に連結され、その位置、速
    度および方向を表す信号を提供する回転式コータの位
    置、速度および方向の指示器(610)と、 ウェブに動作可能に連結され、その位置速度および方向
    を表す信号を提供する、ウェブの位置、速度および方向
    の指示器(612)と、 前記回転式コータの位置、速度および方向の指示器の信
    号および前記ウェブの位置、速度および方向の指示器の
    信号を受信し、前記指示器の信号に応答して、前記モー
    タに対して制御信号を出力し、前記回転式コータの位
    置、速度および方向の、前記ウェブに対するそれらのあ
    らかじめ定められた関係を維持するための第1の制御回
    路(614)と、 前記ウェブに近接して配置されて、その位置を表す信号
    を提供するウェブの位置の指示器(618)と、 前記ウェブの位置の指示器の信号および前記ウェブの位
    置、速度および方向の指示器の信号を受け取り、前記第
    1の制御回路に対してウェブの位置の訂正信号を出力
    し、前記第1の制御回路は前記ウェブの位置の訂正信号
    に応答して前記制御信号を変化させる第2の制御回路
    (616)とを含むシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御回路に対して回転式コー
    タの位置、速度および方向の、ウェブの位置、速度およ
    び方向に対する最初に計算された比を表す設定点の値を
    入力するための入力機構(606)をさらに含み、前記
    入力機構は前記設定点の値を前記第1の制御回路に転送
    するためのメモリを提供し、前記第1の制御回路は、前
    記転送された設定点の値に応答して、前記制御信号を最
    初に出力する請求項1に記載の熱溶融材料コーティング
    ・システム。
  3. 【請求項3】 前記訂正信号が設定点の値の偏差を表し
    ている請求項2に記載の熱溶融材料コーティング・シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記入力機構(606)は、固定された
    システム・パラメタに関連した情報に基づいて前記設定
    点を計算するための計算手段を含んでいる請求項2に記
    載の熱溶融材料コーティング・システム。
  5. 【請求項5】 前記回転式コータの位置、速度および方
    向の指示器(610)および前記ウェブの位置、速度お
    よび方向の指示器(612)がディジタルの直角位相エ
    ンコーダである請求項3に記載の熱溶融材料コーティン
    グ・システム。
  6. 【請求項6】 前記ウェブの位置の指示器は、ウェブ上
    の規定された位置をセンスするためのフォトセンサ(6
    18)である請求項3に記載の熱溶融材料コーティング
    ・システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の制御回路が前記ウェブの位
    置、速度および方向の指示器からのディジタル・パルス
    出力をカウントするためのカウンタ(620)を含み、
    前記カウンタは前記フォトセンサからのウェブ上の規定
    された連続した位置の検出時にリセットされ、前記各検
    出の発生時に前記設定点の偏差を再計算するためのコプ
    ロセッサ(620)を含んでいる請求項6に記載の熱溶
    融材料コーティング・システム。
  8. 【請求項8】 コートされるウェブに関しスレーブのモ
    ータによって駆動される回転式コーティング装置の速
    度、位置および方向を制御するための制御システム(6
    00)であって、前記ウェブは前記回転式コーティング
    装置の近くを通過し、ウェブの移送機構によって支持さ
    れている前記制御システムにおいて、 回転式コーティング装置に対して動作可能に連結され、
    それからの位置、速度および方向を表すスレーブ信号を
    提供している回転式コーティング装置の位置、速度およ
    び方向の指示器(610)と、 前記ウェブに動作可能に連結され、それからの位置、速
    度および方向を表すマスタ信号を提供する、ウェブの位
    置、速度および方向の指示器(612)と、 前記マスタの位置、速度および方向の信号および前記ス
    レーブの位置、速度および方向の信号を受信し、前記マ
    スタの位置およびスレーブの位置、速度および方向の信
    号に応答してスレーブのモータに対して制御信号を出力
    して前記回転式コーティング装置の位置、速度および方
    向の前記ウェブのそれらに対するあらかじめ定められた
    関係を維持するための第1の制御回路(614)と、 ウェブに近接した位置に配置され、前記ウェブに対する
    それからの位置を表す信号を提供するウェブの位置の指
    示器(618)と、 前記ウェブの位置の指示器の信号および前記のマスタの
    位置、速度および方向の信号を受信し、前記第1の制御
    回路に対してウェブの位置の訂正信号を出力し、前記第
    1の制御回路は前記ウェブの位置の訂正信号に応答し
    て、前記制御信号を変化させる第2の制御回路(61
    6)とを含む制御システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の制御回路に対してウェブの位
    置、速度および方向に対する回転式コーティング装置の
    位置、速度および方向の最初に計算された比を表す設定
    点の値を入力するための入力機構(606)をさらに含
    み、前記入力機構は前記設定点の値を第1制御回路へ転
    送するためのメモリを提供し、最初に前記第1の制御回
    路は前記転送された設定点の値に応答して前記制御信号
    を出力し、 前記訂正信号が設定点の値の偏差を表し、 前記ウェブの位置の指示器がウェブ上の定められた位置
    を検出するためのフォトセンサ(618)である請求項
    8記載の制御システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の制御回路が前記ウェブの位
    置、速度および方向の指示器からのディジタル・パルス
    出力をカウントするためのカウンタ(620)を含み、
    前記フォトセンサからのウェブ上の連続した決められた
    位置が検出されるたびに前記カウンタがリセットされ、
    前記各検出の発生時に前記設定点の偏差値を再計算する
    ためのコプロセッサ(620)を含んでいる請求項9記
    載の制御システム。
JP8090938A 1995-04-12 1996-04-12 熱溶融材料コーティング・システム Pending JPH08281169A (ja)

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