JPH08280958A - 畳縁隅止め装置 - Google Patents

畳縁隅止め装置

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JPH08280958A
JPH08280958A JP8793295A JP8793295A JPH08280958A JP H08280958 A JPH08280958 A JP H08280958A JP 8793295 A JP8793295 A JP 8793295A JP 8793295 A JP8793295 A JP 8793295A JP H08280958 A JPH08280958 A JP H08280958A
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JP
Japan
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tatami
cloth
tacker
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rim
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JP8793295A
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Noboru Wakimoto
昇 脇本
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KIBI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の畳縁隅止め装置の構造よりも簡単かつ
故障の少ない構造で縁布の隅止めを可能にする。 【構成】 畳の隅部において畳床縁部へ縫着された框か
ら突出した縁布を畳床に対して止める装置において、側
面に設けた上下動タッカへ回動可能に回動針を下向きに
設け、回動針は引張り爪により緊張された縁布の上面を
刺し、タッカの下降と共に縁布が緊張状態で框側面に添
う方向に回動して側面タッカにより縁布を框に固定する
ようにしてなる畳縁隅止め装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畳の縁布を隅部で畳縁
を框側から覆うように折曲げて止めるための畳縁隅止め
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】畳縁へ平刺しにより下紙と共に固定され
た縁布は、隅部で框から下方へ覆うように折曲げられて
側面タッカのステープルにより側面と下面とで固定され
る。この一連の作業については手作業によるものから機
械化が試みられて、特開平6-98983号、特開平6-17522
号、実願平6-312052号等で提案されている。例えば、図
6に示す例は特開平6-17522号にみられるものに近い構
造である。畳縁1へ平刺しにより固定された縁布2の隅
部における延長端部が、旋回可能な縁布チャック3によ
って把持され、縁布チャック3の旋回によって框5から
下方へ覆うように折曲げられて、まず側面タッカ4によ
りステープル固定されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような旋回可能な
縁布チャック3により縁布2の取扱いを行なうようにし
た場合、縁布チャック3を作動させるための進退手段や
旋回手段が必要である。また、縁布チャック3と側面タ
ッカ4とのタイミングをとる必要もあり、装置は複雑な
ものとなり、コスト上昇を招き、故障の発生要因ともな
っている。そこで本発明は従来の縁布チャック3を廃止
して、より簡単な構造で縁布の隅止めを可能にする構造
について検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、畳の隅部にお
いて畳床縁部へ縫着された框から突出した縁布を畳床に
対して止める装置において、側面に設けた上下動タッカ
へ回動可能に回動針を下向きに設け、回動針は引張り爪
により緊張された縁布の上面を刺し、タッカの下降と共
に縁布が緊張状態で框側面に添う方向に回動して側面タ
ッカにより縁布を框に固定するようにしてなる畳縁隅止
め装置とした。
【0005】前記回動針が先端に刺し針を有し、側面タ
ッカへの軸支部近傍へ垂直方向への復帰ばねを設けた構
造が好ましい。復帰ばねには、コイルスプリングやねじ
りコイルばね等が用いられる。
【0006】
【作用】畳縁隅止め装置の側面タッカへ回動可能に縁布
を刺す回動針を設けたことにより、畳の隅部で縁布を畳
床に対して止める際に、初めに縁布に刺された刺し針が
それと一体の側面タッカと共に下降を始めると、縁布が
畳框の上縁部を基点として框から下方へ覆うように折曲
げられる。縁布が畳框に添った時点では、回動針は縁布
の引張りに対する抵抗とそれに追従して回動する軸支構
造とによって垂直方向からほぼ水平方向に向きが変えら
れ、縁布が畳框に密着状態となる。そこで図6にみられ
る従来の旋回可能な縁布チャック3を必要としないで縁
布が畳框に密着状態となる。ここでタッカ打ちがなされ
ると、縁布は畳框に良好な緊張状態で密着固定される。
更に畳の裏面へ固定する場合、従来公知の下面タッカに
よる固定手段を採用することによって隅止めを終えるこ
とができる。
【0007】この回動針は側面タッカへの軸支部近傍へ
ばねを設けることによって、回動針が側面タッカの下降
に伴う垂直方向から水平方向に向きを変えるのを円滑に
し、また、その逆の水平方向から垂直方向へ復帰するの
を確実にする。
【0008】
【実施例】図1は畳縁隅止め装置の要部斜視図である。
この図では従来より公知の畳縁に沿って平刺し縫いによ
り下紙と共に縁布を固定するためのミシンや、その固定
された縁布を畳縁に沿って折り目を付ける装置等は図面
と説明を複雑化し、本願発明と技術内容を異にするので
図示することを省略している。本発明の畳縁隅止め装置
は、これらの工程を終えた後の縁布2を隅部で框5から
下方へ覆うように折曲げて側面タッカ4のステープル7
により固定するまでの工程を行なう装置である。そこ
で、図1では側面タッカ4と、縁布2を引張るための引
張り爪8、及び側面タッカ4の下方へ一体に設けられた
回動針9が図示されている。
【0009】図2〜4に本発明の装置による隅止めの様
子を示す。図2は引張り爪8が縁布2を引張った状態で
上方から側面タッカ4と回動針9が下がって来て、回動
針9先端の刺し針9aが縁布2を刺した状態である。刺し
針9aが縁布2を刺す時の縁布2の逃げを防止するため
に、この例では縁布2の下へ当て材11が突出するように
なっているが、引張り爪8による緊張状態が良好に保た
れる場合には、必ずしも当て材11がなくてもよい。縁布
2は当然のことであるが、従来と同様に畳縁に沿って設
けられた折り目の延長線上で框部分より突出した部分が
二重に折られている。側面タッカ4に対して回動針9は
軸12によって回動可能に保持されている。この例では回
動を円滑にするためにばね10があるが、回動針9が側面
タッカ4の上昇時に垂直方向へ復帰するならば、回動針
9を重くして自重による垂直方向への復帰による構造と
してもよい。ばね10もこの例では引張りコイルばねであ
るが軸12を利用してねじりコイルばねを使用することも
できる。
【0010】図3は回動針9がそれと一体の側面タッカ
4と共に下降を始めた状態を示している。縁布2が畳框
の上縁部を基点として框5から下方へ折曲げられつつあ
る。回動針9も少し傾斜状態にある。
【0011】図4は回動針9が側面タッカ4と共に下降
して、縁布2を隅部で框5から下方へ折曲げて側面タッ
カ4のステープル7により固定した様子を示す。このよ
うに縁布2を折ると同時に側面タッカ4による止めを可
能としている。
【0012】框から下方に垂れている縁布2はこの後図
5で示すように、畳の底面側に設けられた下面タッカ6
によって止められる。水平方向に進退可能に設けた下面
タッカ6には前部へ縁布に摺接する摺接爪があり、畳床
下面で水平方向に移動しながら縁布のしわを取り、そし
て、縁布を畳底面に添わせた状態で下面タッカ6がステ
ープル止めする。これによって畳縁隅止めの総ての工程
を終える。
【0013】
【発明の効果】本発明によって、従来の縁布を框下面へ
回すための旋回チャックのような複雑な構造を廃止し
て、より簡単な構造で縁布の隅止めを可能にした。この
ことにより、装置のコスト低下と、故障のない装置の提
供を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】畳縁隅止め装置の要部斜視図である。
【図2】同装置による隅止めの様子を示す図である。
【図3】同装置による隅止めの様子を示す図である。
【図4】同装置による隅止めの様子を示す図である。
【図5】下面タッカによる縁布止めの様子を示す図であ
る。
【図6】従来の畳縁隅止め装置の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 畳縁 2 縁布 4 側面タッカ 5 框 6 下面タッカ 7 ステープル 8 引張り爪 9 回動針 9a 刺し針 10 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳の隅部において畳床縁部へ縫着された
    框から突出した縁布を畳床に対して止める装置におい
    て、側面に設けた上下動タッカへ回動可能に回動針を下
    向きに設け、回動針は引張り爪により緊張された縁布の
    上面を刺し、タッカの下降と共に縁布が緊張状態で框側
    面に添う方向に回動して側面タッカにより縁布を框に固
    定するようにしてなる畳縁隅止め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回動針が先端に刺し針を
    有し、側面タッカへの軸支部近傍へ垂直方向への復帰ば
    ねを設けてなる畳縁隅止め装置。
JP8793295A 1995-04-13 1995-04-13 畳縁隅止め装置 Expired - Fee Related JP2799300B2 (ja)

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JPH08280958A true JPH08280958A (ja) 1996-10-29
JP2799300B2 JP2799300B2 (ja) 1998-09-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10245966A (ja) * 1997-03-07 1998-09-14 Kunieda:Kk 畳及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10245966A (ja) * 1997-03-07 1998-09-14 Kunieda:Kk 畳及びその製造方法

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