JPH08279787A - 赤外光通信装置 - Google Patents

赤外光通信装置

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JPH08279787A
JPH08279787A JP7103132A JP10313295A JPH08279787A JP H08279787 A JPH08279787 A JP H08279787A JP 7103132 A JP7103132 A JP 7103132A JP 10313295 A JP10313295 A JP 10313295A JP H08279787 A JPH08279787 A JP H08279787A
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JP
Japan
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infrared light
data
light communication
command
communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP7103132A
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English (en)
Inventor
Hidenori Yokokura
秀則 横倉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信の中断を未然に防止する。 【構成】 赤外光通信の送信時には、符号化部12によ
りデータを符号化し、データ用バス14を介して外部出
力部15から赤外光で送信する。また、受信時には外部
入力部16によりデータを赤外光で受信し、データ用バ
ス14を介して復号部13で復号する。外部出力部15
から送信する際には内部的にタイマをセットする。タイ
マが切れる前に外部入力部16に応答が無い場合には、
音声出力部によりオペレータに対してエラーを通知する
ことにより、通信の中断を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外光通信におけるデ
ータ転送のためのIrDA手順に従って動作する赤外光
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、IrDA手順が勧告され、それを
採用したPCやPCカードが開発されている。また、赤
外光LANの開発等も行われ、将来的にその開発は急速
に進むことが予想されている。
【0003】IrDA手順においては、物理層において
送信機と受信機との受光可能な距離と角度とが規定され
ており、その距離は1m、角度は円錐で云えば円錐角1
5度とされている。また、送信機と受信機との間に障害
物があると通信が不可能になるために、非常に限定され
た条件で通信を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、赤外光通信装置は有線の通信よりも周
囲の環境によりかなり影響され易いにも拘わらず、視覚
的に正常に動作しているのかどうか分からない。そのた
めに、不意に送信機と受信機との距離を遠去けてしまっ
たり、角度を多少ずらしてしまったり、通信間に手や物
を置いたりすると、何の前触れもなく通信が中断される
等の問題点がある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
通信の中断を警告できる赤外光通信装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る赤外光通信装置は、赤外光により相互
通信が可能な通信装置において、命令を送出してから或
る一定時間の間、前記命令に対しての相手からの応答が
ない場合に、前記命令を再度送出すると共に異状があっ
たことを通知する手段を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する赤外光通信装置は、命令を
送出してから或る一定時間を経ても命令に対しての相手
からの応答がない場合に、命令を再度送出すると共に異
状があったことを通知する。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の構成図であり、制御信号用バス1
の出力にはテンキー、表示装置等で構成される操作部
2、音声を出力するブザー等の音声出力部3が接続さ
れ、更に制御信号用バス1の入力には、図2に示すよう
なCPU4a、ROM4b、RAM4c、バックアップ
RAM4d等から成る制御部4が接続されている。ま
た、データ用バス5の入出力にはデータを一時保存する
ためのデータ用メモり6が接続され、更に制御信号用バ
ス1とデータ用バス5の出力は共に、赤外光通信を行う
赤外光通信制御部7に接続されている。
【0009】図3は赤外光通信制御部7の説明図であ
り、電気信号で生成されるビット列が伝送されるデータ
用バス11には、送信の際にデータを符号化する符号化
部12、受信の際にデータを復号する復号部13が接続
されている。更に、これらの符号化部12、復号部13
にはそれぞれ、光信号用データがアナログ伝送されるデ
ータ用バス14を介して、ドライバ部、LED等から成
る外部出力のための外部出力部15、検出部、受光部等
から成る外部入力のための外部入力部16が接続され、
これらの外部出力部15、外部入力部16から光信号が
パルス波で入出力されるようになっている。
【0010】赤外光通信時にオペレータが操作部2を操
作すると、制御部4から制御信号が制御信号用バス1を
通って赤外光通信制御部7に出力される。この制御信号
に従い赤外光通信制御部7がデータを出力する際には、
符号化部12によりデータ用メモリ6のデータを符号化
し、データ用バス14を介してデータを外部出力部15
に出力し、外部出力部15から赤外光で送信する。ま
た、赤外光通信制御部7がデータを入力する際には、デ
ータを外部入力部16により赤外光で受信し、データ用
バス14を介して復号部13で復号する。
【0011】図4は赤外光通信の基本的なフレーム構造
の説明図であり、フレームの先頭を示すフラグA1、アド
レスフィールドA2、フレームの種類を識別するための制
御フィールドA3、フレームで使用するパラメータ及びデ
ータに相当する情報フィールドA4、フレームが正常なフ
レームであるか否かを判断するのに用いるフレームチェ
ックシーケンスA5、フレームの最終を示すフラグA6から
成っている。
【0012】なお、フラグA1、アドレスフィールドA2、
制御フィールドA3、フラグA6は8ビットであり、情報フ
ィールドA4はMを整数としてM×8ビットであり、フレ
ームチェックシーケンスA5は2×8ビットである。ま
た、フラグA1の実際のデータは01111101であ
り、アドレスフィールドA2のブロードキャストアドレス
のデータはここでは11111111である。
【0013】図5はリンク確立(SNRM)のフレーム
フォーマットの説明図であり、リンク確立のSNRMコ
マンドB1、発信元のアドレスを記述する発信元アドレス
B2、送信先のアドレスを記述する送信先アドレスB3、コ
ネクション毎の接続アドレスB4、転送速度やデータサイ
ズを相手に通知するネゴシエーションパラメータB5から
成っている。
【0014】なお、SNRMコマンドB1は図4に示す制
御フィールドA3の内容に相当し、発信元アドレスB2、送
信先アドレスB3、接続アドレスB4、ネゴシエーションパ
ラメータB5は情報フィールドA4の内容に相当する。ま
た、SNRMコマンドB1、接続アドレスB4は8ビットで
あり、発信元アドレスB2、送信先アドレスB3は32ビッ
トである。
【0015】図6は受信化(RR)のフレームフォーマ
ットの説明図であり、図4に示す制御フィールドA3の内
容に相当する受信化のRRコマンドC1、ポール/ファイ
ナルビットC2、誤りなく受信したことを示すために用い
るNrC3から成る。なお、ポール/ファイナルビットC2
のコマンドフレームはポールビットと見做され、レスポ
ンスフレームはファイナルビットと見做される。また、
この受信化のフレームは8ビットであり、制御フィール
ドA3の内容に相当する。
【0016】図7は送信化のフレームフォーマットの説
明図であり、送信する際のフレームシーケンス番号D1、
実際に転送するデータであるD2から成っている。なお、
シーケンス番号D1は8ビットであり、制御フィールドA3
の内容に相当し、データD2は情報アドレスA4の内容に相
当する。
【0017】図8は赤外光通信の基本的なシーケンスの
説明図であり、上段と下段はそれぞれ送信側Aと受信側
Bとの時間的経過に対する通信を示している。先ず、図
5に示すフレームフォーマットのSNRMコマンドE1が
送信側Aから受信側Bに対して送信され、リンクの確立
を行う。SNRMコマンドE1に対して、肯定的な応答で
あり、SNRMコマンドE1と同様にネゴーシエーション
パラメータを含むUAレスポンスE2が受信側Bから送信
側Aに対して行われる。
【0018】次に、送信側Aは図6に示すフレームフォ
ーマットのRRコマンドE3により、何個のフレームを受
信したかを受信側Bに通知する。ここでは、パラメータ
0を通知しているので、0フレームからデータの受信が
可能であることを受信側Bに通知している。更に、フレ
ーム番号がそれぞれ0、1、2であり、図7に示すフレ
ームフォーマットのデータE4、E5、E6が受信側Bから送
信側Aに転送される。ここでは、1回の転送フレーム数
を3個にしている。送信側Aは図6に示すフレームフォ
ーマットのRRコマンドE7により3個のフレームのデー
タE4、E5、E6を受信したことを受信側Bに通知してい
る。
【0019】図9は赤外光通信のレスポンスエラー時の
シーケンスの説明図であり、図8と同様に上段と下段は
それぞれ送信側Aと受信側Bとの時間的経過に対する通
信を示している。先ず、図5に示すフレームフォーマッ
トのSNRMコマンドF1が送信側Aから受信側Bに対し
て送信され、リンクの確立を行う。受信側BのUAレス
ポンスF2が何らかの理由でエラーになったか、受信する
ことができなかった場合には、送信側Aはタイムアウト
になって再びSNRMコマンドF3によりリンクの確立を
行う。また、受信側Bは送信側Aからのコマンドを受信
できないため、UAレスポンスF4を再送する。
【0020】図10は通信不能状態になったときのオペ
レータへの通知のフローチャート図であり、ステップS1
において送信側Aは受信側Bからの応答を監視するため
の6秒のタイマをセットし、ステップS2において命令を
送出する。ステップS3において、ステップS1のタイマが
切れる前に送信側Aが受信側Bからの応答を受信できた
場合にはステップS4へ進み、受信できなかった場合には
ステップS5へ進む。ステップS5において、ステップS2の
命令送出がまだ3回試行されていなければステップS6へ
進み、受信側Bからの反応無しの意味を示す警告音を音
声出力部3により発し、ステップS1へ戻る。また、ステ
ップS5において、ステップS2の命令送出が3回試行され
ている場合には、ステップS7において回線を切断する。
【0021】ステップS4において、送信側Aがタイマ経
過前に受信側Bからの応答を受信できずに再送を実行す
れば、ステップS8において受信側Bからの反応が正常に
復帰したことを示す通知音を音声出力部3により発しス
テップS9へ進む。また、ステップS4において再送を実行
していない場合もステップS9へ進み、ステップS9におい
て受信側Bからの応答を監視する6秒のタイマをリセッ
トする。更に、ステップS10 において、応答を受信した
場合の適当な処理を行う。
【0022】なお、オペレータへの通知を音声出力部3
の警告音により行う代りに、液晶表示器や発光ダイオー
ドによって通知してもよいし、タイマの受信待ち時間を
6秒、再送回数を3回としたが、それ以外の受信待ち時
間、再送回数にすることも可能である。また、コマンド
を送信する送信側Aにタイマを設けて受信側Bを監視す
る代りに、反応する受信側Bにタイマを付けて送信側A
を監視するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る赤外光
通信装置は、命令を送出してから或る一定時間の間を経
てもこの命令に対しての相手からの応答がない場合に、
命令を再度送出すると共に異状があったことを通知す
る。また、命令を再度送出している間に相手からの応答
があった場合には正常に復帰したことを通知するように
すれば、通信の中断を未然に防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】制御部の説明図である。
【図3】赤外光通信制御部の説明図である。
【図4】赤外光通信の基本的なフレームフォーマットの
説明図である。
【図5】赤外光通信のリンク確立のフレームフォーマッ
トの説明図である。
【図6】赤外光通信の受信化のフレームフォーマットの
説明図である。
【図7】赤外光通信の送信化のフレームフォーマットの
説明図である。
【図8】赤外光通信の基本シーケンスの説明図である。
【図9】赤外光通信のレスポンスエラー時のシーケンス
の説明図である。
【図10】通信不能状態になったときのオペレータへの
通知のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 制御信号用バス 2 操作部 3 音声出力部 4 制御部 5、11、14 データ用バス 6 データ用メモリ 7 赤外光通信制御部 12 符号化部 13 復号部 15 外部出力部 16 外部入力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外光により相互通信が可能な通信装置
    において、命令を送出してから或る一定時間の間、前記
    命令に対しての相手からの応答がない場合に、前記命令
    を再度送出すると共に異状があったことを通知する手段
    を有することを特徴とする赤外光通信装置。
  2. 【請求項2】 前記命令を再度送出している間に相手か
    らの応答があった場合には、正常に復帰したことを通知
    する手段を有する請求項1に記載の赤外光通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通知は音声出力手段により行うよう
    にした請求項1又は2に記載の赤外光通信装置。
  4. 【請求項4】 前記通知は表示手段により行うようにし
    た請求項1又は2に記載の赤外光通信装置。
  5. 【請求項5】 前記通知は発光手段により行うようにし
    た請求項1又は2に記載の赤外光通信装置。
JP7103132A 1995-04-04 1995-04-04 赤外光通信装置 Pending JPH08279787A (ja)

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JP7103132A JPH08279787A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 赤外光通信装置

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JP7103132A Pending JPH08279787A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 赤外光通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167805A (ja) * 2015-02-27 2016-09-15 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 信号生成方法、信号生成装置およびプログラム
CN108269392A (zh) * 2018-01-10 2018-07-10 青岛海信电器股份有限公司 一种红外遥控器的解码方法和装置

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