JPH08279307A - 面発光装置用転写材と面発光装置の製造方法 - Google Patents

面発光装置用転写材と面発光装置の製造方法

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JPH08279307A
JPH08279307A JP7106875A JP10687595A JPH08279307A JP H08279307 A JPH08279307 A JP H08279307A JP 7106875 A JP7106875 A JP 7106875A JP 10687595 A JP10687595 A JP 10687595A JP H08279307 A JPH08279307 A JP H08279307A
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Japan
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emitting device
light guide
light
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JP7106875A
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Kunitoshi Yamamoto
国敏 山本
Yutaka Fukushima
裕 福島
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14827Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using a transfer foil detachable from the insert

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度が均一で製造に手間がかからない面発光
装置を提供する。 【構成】 (i)導光板より寸法が大きく剥離性を有する
基体シート1上に、光拡散透過層2と側面反射層3とが
印刷形成された面発光装置用転写材4を,射出成形用金
型8内に配置し、(ii)面発光装置用転写材4を金型8内
部壁面に沿わせた状態で型閉めした後に溶融樹脂11を
金型8内に射出し、樹脂を固化させることにより、導光
板12を成形すると同時に導光板12の裏面に光拡散透
過層2を密着させ、また導光板12の側面に側面反射層
3を密着させ、(iii)金型8を型開きすると同時にまた
は金型8を型開きした後に、成形品から基体シート1を
剥離し、(iv)側面反射層3が密着していない導光板12
側面のうち少なくとも1側面に線光源13を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、導光板に光拡散透過
層および側面反射層を容易に形成することができる面発
光装置用転写材とこの面発光装置用転写材を用いた面発
光装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薄型軽量のラップトップパソ
コン、ワープロ、液晶TVのバックライトなどに利用さ
れるエッジライト方式の面発光装置としては、種々のも
のが知られている。
【0003】たとえば、導光板の裏面に光拡散透過層が
設けられ、導光板の1〜3側面に側面反射層が設けら
れ、側面反射層が形成されていない導光板側面のうち少
なくとも1側面に線光源が配置された面発光装置があ
る。
【0004】このような面発光装置の製造方法は、(i)
射出成形用金型8内に溶融樹脂11を射出し、樹脂を固
化させることにより、導光板12を成形する工程(図7
のi参照)、
【0005】(ii)金型8を型開きした後に、導光板12
の裏面にマットインキを直接印刷して光拡散透過層2を
形成する工程(図7のii参照)、
【0006】(iii)導光板12の1〜3側面に反射フィ
ルムまたは反射板を両面テープで貼り付けて側面反射層
3を形成する工程(図7のiii参照)、
【0007】(iv)側面反射層3が形成されていない導光
板12側面のうち少なくとも1側面に線光源13を配置
する工程とからなる(図7のiv参照)。
【0008】なお、反射フィルムまたは反射板として
は、(1)樹脂中に白色顔料を混入したフィルムまたは
板。(2)白色塗装したアルミニウム板。(3)鏡面を
呈した金属板やアルミニウムなどの金属箔、あるいはア
ルミニウムや銀などの金属蒸着を施したフィルムや板な
どがある。
【0009】また、面発光装置の製造方法には、(iii)
の工程として導光板の1〜3側面に白色インキなどの反
射性のインキを刷毛やローラなどで直接塗布して側面反
射層を形成するものもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記面発光装
置の製造方法には、以下のような問題があった。
【0011】光拡散透過層と側面反射層とが形成面およ
び形成方法において異なるので、各層を別々に形成しな
ければならない。したがって、面発光装置の製造に手間
がかかる。
【0012】(iii)の工程において反射フィルムまたは
反射板を両面テープで貼り付けて側面反射層を形成する
場合、導光板の厚さが薄いので反射フィルムまたは反射
板も細巾のものを使用しなければならず、取り扱い作業
が困難である。したがって、面発光装置の製造に手間が
かかる。導光板が、線光源から遠ざかるにつれて厚さが
薄くなるような傾斜面を裏面側に有する形状であるとき
には、なおさらである。
【0013】また、反射フィルムまたは反射板は、両面
テープを介して導光板と接触した部分から順に接着固定
されるが、細長くて取り扱い難いので接触が遅れた部分
で導光板との間に空気を挟んで泡を形成しやすい。この
泡が反射効率を低下させるため、反射フィルムまたは反
射板の貼り付け後に泡を押し出さなければならない。し
たがって、面発光装置の製造に手間がかかる。
【0014】さらに、複数の側面に反射フィルムまたは
反射板を貼り付けるときには、貼り付け作業を複数回行
わなければならない。したがって、面発光装置の製造に
より手間がかかる。
【0015】一方、(iii)の工程において反射性のイン
キを導光板に直接塗布して側面反射層を形成する場合、
塗布直後のインキが乾燥しておらず流動性を有している
ので、隣接する出光面までインキが流れて付着すること
がある。とくに、導光板が、線光源から遠ざかるにつれ
て厚さが薄くなるような傾斜面を裏面側に有する形状で
あるときには、所定の側面だけに塗布を行うことが非常
に困難になる。その結果、側面反射層が出光面の一部を
遮るため、面発光装置の輝度にムラが発生する。
【0016】また、複数の側面にインキを直接塗布する
ときには、塗布作業を複数回行わなければならない。し
たがって、面発光装置の製造に手間がかかる。
【0017】したがって、本発明の目的は、輝度が均一
で製造に手間がかからない面発光装置を提供することで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の面発光装置用転写材は、導光板より寸法
が大きく剥離性を有する基体シート上に、光拡散透過層
と側面反射層とが印刷形成されるように構成した。
【0019】また、本発明の面発光装置の製造方法は、
(i)射出成形用金型内に請求項1の面発光装置用転写材
を配置する工程、
【0020】(ii)面発光装置用転写材を金型内部壁面に
沿わせた状態で型閉めした後に溶融樹脂を金型内に射出
し、樹脂を固化させることにより、導光板を成形すると
同時に導光板の裏面に光拡散透過層を密着させ、また導
光板の側面に側面反射層を密着させる工程、
【0021】(iii)金型を型開きすると同時にまたは金
型を型開きした後に、成形品から基体シートを剥離する
工程、
【0022】(iv)側面反射層が密着していない導光板側
面のうち少なくとも1側面に線光源を配置する工程とか
らなるように構成した。
【0023】以下、本発明を図を用いてさらに詳しく説
明する。
【0024】図1および図3〜図5は本発明の面発光装
置用転写材の一実施例を示す模式断面図、図2は本発明
の面発光装置用転写材の一実施例を示す模式平面図、図
6は本発明の面発光装置の製造工程を示す模式断面図で
ある。1は基体シート、2は光拡散透過層、3は側面反
射層、4は面発光装置用転写材、5は離型層、6は剥離
層、7は接着層、8は金型、9は射出口、10は吸引
孔、11は溶融樹脂、12は導光板、13は線光源をそ
れぞれ示す。
【0025】まず、本発明の面発光装置用転写材4につ
いて説明する。
【0026】基体シート1は、光拡散透過層2、側面反
射層3を支持し(図1および図2参照)、導光板12の
成形後には導光板12表面より剥離除去されるものであ
る。また、基体シート1は、導光板12より寸法の大き
いものである。基体シート1の材質としては、ポリプロ
ピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩
化ビニル系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅
箔などの金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなど
のセルロース系シート、あるいは以上の各シートの複合
体など、通常の転写材の基体シート1として用いられる
ものを使用することができる。
【0027】光拡散透過層2は、線光源13より導光板
12内に導かれた光を散乱反射し、その一部を導光板1
2の表面側に向かわせるものであり、任意形状のドット
で構成し、線光源13側の面積率より線光源13から離
れた箇所での面積率が大きいパターンで形成などする。
光拡散透過層2の面積率を変化させるには、ドットの大
きさを変えたり、位置によってドットの数を変えること
によって行う。ドットの形状は特に限定されることな
く、ラウンドドット、スクエアドット、チェーンドット
など任意形状でよい。また、ドットのかわりにストライ
プ状に形成してもよい。光拡散透過層2を形成するに
は、マットインキを用いて印刷する。マットインキとし
ては、たとえば、導光板とほぼ同じかそれ以下の屈折率
を有する炭酸カルシウムやシリカなどの粒子状透明物質
を含有するインキを用いれば、より光拡散性を向上させ
ることができる。
【0028】側面反射層3は、導光板12の側面より出
光して戻れなかった光を導光板12側に反射して光を効
率よく利用できるようにするものであり、導光板12の
側面のみに転写されるように帯状パターンで形成する。
たとえば、導光板12の一側面にI字状の線光源13を
配置する場合には、線光源13の配置された側面に対向
する側面あるいは線光源13の配置されていない残りの
側面全て(図2参照)に転写されるように帯状パターン
を形成する。また、導光板12の複数の側面にI字状の
線光源13を配置する場合には、線光源13の配置され
ていない残りの側面全てに転写されるように帯状パター
ンを形成する。さらに、導光板12の隣接する二側面に
わたるL字状の線光源13あるいは導光板12の隣接す
る三側面にわたるU字状の線光源13を配置する場合に
は、線光源13の配置されていない残りの側面全てに転
写されるように帯状パターンを形成する。
【0029】側面反射層3を形成するには、白色インキ
などの反射性のインキを用いて印刷する。なお、反射性
のインキとして上記マットインキと同じものを用いても
よく、その場合、光拡散透過層2と側面反射層3とを一
度に基体シート1上に形成することができる。
【0030】なお、面発光装置用転写材4の構成は、上
記した態様に限定されるものではなく、たとえば、基体
シート1の剥離性を改善するために、離型層5(図3参
照)や剥離層6(図4参照)を設けてもよい。離型層5
は、基体シート1上に全面的に形成され、成形同時転写
後に基体シート1を剥離した際に、基体シート1ととも
に転写層から離型して除かれるか、あるいは、層間離型
を起こして離型層5の一部が転写層の最外面に残存する
層である。離型層5の材質としては、メラミン樹脂系離
型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系離型剤、
セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂系離型剤、ポリオ
レフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤およびこれ
らの複合型離型剤などを用いることができる。一方、剥
離層6は、基体シート1又は離型層上に全面的または部
分的に形成され、成形同時転写後に基体シート1を剥離
した際に、基体シート1または離型層5から剥離し導光
板側に最外面として残る層である。なお、剥離層6が層
間剥離を起こす場合には、層間剥離した面が最外面とな
る。剥離層6の材質としては、ポリアクリル系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース
系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂などのほか、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂などの
コポリマーを用いるとよい。
【0031】また、光拡散透過層2および側面反射層3
と導光板との密着力を上げるために、面発光装置用転写
材4の一構成層として接着層7を設けてもよい(図5参
照)。接着層7の材質としては、導光板の素材に適した
感熱接着性あるいは感圧接着性の樹脂を適宜使用する。
たとえば、導光板の材質がポリアクリル系樹脂の場合は
ポリアクリル系樹脂を用いるとよい。また、導光板の材
質がポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂の場
合は、これらの樹脂と親和性のあるポリアクリル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂などを使用
すればよい。
【0032】次に、上記面発光装置用転写材4を用いた
面発光装置の製造方法について説明する。
【0033】まず、射出成形用金型8内に上記面発光装
置用転写材4を配置する(図6のi参照)。
【0034】この工程で用いる金型8は、固定型と可動
型の一対からなるものである。固定型と可動型とを型閉
めすることにより、導光板に対応する空間部を形成す
る。この金型8を用いて得る導光板は、透明で、厚さ1.
5〜30mm程度の矩形状のものが好ましく、厚さの均一な
平板でも、線光源から遠ざかるにつれて厚さが薄くなる
ような傾斜面部が裏面側に形成された板でもよい。な
お、傾斜面部は、傾斜角度が一定なものに限られず、傾
斜角度が変化していてもよい。
【0035】次に、面発光装置用転写材4を金型8内部
壁面に沿わせた状態で型閉めした後に溶融樹脂11を金
型8内に射出し、樹脂を固化させることにより、導光板
12を成形すると同時に導光板12の裏面に光拡散透過
層2を密着させ、また導光板12の側面に側面反射層3
を密着させる工程(図6のii参照)。
【0036】面発光装置用転写材4を金型8内部壁面に
沿わせるには、面発光装置用転写材4を加熱したり、金
型8に設けられた吸引孔10により真空引きしたりして
予備成形するとよい。
【0037】この工程で用いる溶融樹脂11の材料とし
ては、アクリル、ポリカーボネート、ポリスチレン、ア
クリルスチレン、ポリ塩化ビニルなどの透明な樹脂があ
る。
【0038】次いで、金型8を型開きすると同時にまた
は金型8を型開きした後に、成形品から基体シート1を
剥離する(図6のiii参照)。
【0039】最後に、側面反射層3が密着していない導
光板12側面のうち少なくとも1側面に線光源13を配
置する(図6のiv参照)。
【0040】この工程で用いる線光源13としては、直
径2〜3mmの熱陰極線管や冷陰極線管などの陰極線管を
用いる。また、線光源13の形状は、I字状のもの、隣
接する2側面にわたるL字状のもの、3側面にわたるU
字状のものを使用できる。また、複数の線光源13を配
置することもできる。
【0041】
【作用】本発明は、上記の構成よりなるから、次の作用
が奏される。
【0042】すなわち、面発光装置用転写材の光拡散透
過層と側面反射層とが、同じ基体シート上に形成され、
面発光装置用転写材を金型内部壁面に沿わせた状態で射
出成形することにより導光板に転写されるので、導光板
の裏面および側面に光拡散透過層と側面反射層を一度に
形成できる。
【0043】また、面発光装置用転写材は導光板より寸
法の大きい基体シート上に光拡散透過層と側面反射層と
が設けられたものなので、取り扱い作業が容易である。
【0044】また、面発光装置用転写材の側面反射層が
印刷されている側から射出された溶融樹脂は空間を埋め
るように金型内を移動するので、側面反射層と導光板と
の間に空気を挟んで泡を形成することがない。つまり、
泡の押出し作業を必要としない。
【0045】また、面発光装置用転写材の側面反射層
が、同じ基体シート上に複数の帯状パターンで形成さ
れ、面発光装置用転写材を金型内部壁面に沿わせた状態
で射出成形することにより導光板の複数の側面に転写さ
れるので、導光板の複数の側面に側面反射層を一度に形
成できる。
【0046】また、面発光装置用転写材の側面反射層
は、転写に使用する際にはすでに乾燥しているので、イ
ンキの状態で導光板の隣接する出光面まで流れることは
なく、側面反射層が出光面の一部を遮ることがない。
【0047】
【実施例】導光板より寸法が大きいポリエチレンテレフ
タレートフィルムを基体シートとし、基体シート上に、
アクリル樹脂中にシリカを含むマットインキを用いグラ
ビア輪転機にて印刷を行い光拡散透過層を設けるととも
に、白色インキを用いグラビア輪転機にて印刷を行い側
面反射層を設け、面発光装置用転写材を得た。
【0048】上記面発光装置用転写材を、縦220mm、横1
60mm、縦方向の厚みが一端で1.5、他端で3mmとなるク
サビ形をしたキャビティを有する射出成形用金型内に配
置した。
【0049】次に、面発光装置用転写材を金型内部壁面
に沿わせた状態で型閉めした後に溶融状態のアクリル樹
脂を金型内に射出し、樹脂を固化させることにより、導
光板を成形すると同時に導光板の裏面に光拡散透過層を
密着させ、また導光板の厚み1.5mmとなる側の側面に側
面反射層を密着させた。
【0050】次いで、金型を型開きした後に、成形品か
ら基体シートを剥離した。
【0051】最後に、導光板の厚さが3mmとなる側の側
面に管長220mm、直径3mmの冷陰極線管を線光源として
配置した。
【0052】以上のようにして得られた面発光装置は、
輝度が均一で製造に手間のかからないものであった。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成および作用
からなるので、次の効果が奏される。
【0054】すなわち、導光板の裏面および側面に光拡
散透過層と側面反射層を一度に形成でき、面発光装置用
転写材の取り扱い作業が容易であり、泡の押出し作業を
必要とせず、導光板の複数の側面に一度に側面反射層を
形成できるので、面発光装置の製造に手間がかからな
い。
【0055】また、本発明は、側面反射層が出光面の一
部を遮ることがないので、輝度ムラは発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面発光装置用転写材の一実施例を示す
模式断面図である。
【図2】本発明の面発光装置用転写材の一実施例を示す
模式平面図である。
【図3】本発明の面発光装置用転写材の一実施例を示す
模式断面図である。
【図4】本発明の面発光装置用転写材の一実施例を示す
模式断面図である。
【図5】本発明の面発光装置用転写材の一実施例を示す
模式断面図である。
【図6】本発明の面発光装置の製造工程を示す模式断面
図である。
【図7】従来の面発光装置の製造工程を示す模式断面図
である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 光拡散透過層 3 側面反射層 4 面発光装置用転写材 5 離型層 6 剥離層 7 接着層 8 金型 9 射出口 10 吸引孔 11 溶融樹脂 12 導光板 13 線光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02F 1/1335 530 G02F 1/1335 530 // B29L 11:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光板より寸法が大きく剥離性を有する
    基体シート上に、光拡散透過層と側面反射層とが印刷形
    成されたことを特徴とする面発光装置用転写材。
  2. 【請求項2】 (i)射出成形用金型内に請求項1の面発
    光装置用転写材を配置する工程、 (ii)面発光装置用転写材を金型内部壁面に沿わせた状態
    で型閉めした後に溶融樹脂を金型内に射出し、樹脂を固
    化させることにより、導光板を成形すると同時に導光板
    の裏面に光拡散透過層を密着させ、また導光板の側面に
    側面反射層を密着させる工程、 (iii)金型を型開きすると同時にまたは金型を型開きし
    た後に、成形品から基体シートを剥離する工程、 (iv)側面反射層が密着していない導光板側面のうち少な
    くとも1側面に線光源を配置する工程とからなることを
    特徴とする面発光装置の製造方法。
JP7106875A 1995-04-05 1995-04-05 面発光装置用転写材と面発光装置の製造方法 Pending JPH08279307A (ja)

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