JP2014209465A - 面光源およびその製法 - Google Patents

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信昭 猿渡
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Abstract

【課題】導光板と光乱反射パターンとの接着力を強力にし、面内での輝度の低下を防止すると共に、面内で均一または所望の輝度分布の発光をする面光源およびその簡単な製法を提供する。
【解決手段】基材フィルム21の表面に光反射性粉末層22が設けられ、その光反射性粉末層22の表面に、粘着性、かつ、透光性のインクからなり光乱反射パターンが形成されたインク層23が設けられることにより、光乱反射パターン付き光反射シート2が形成されている。そして、そのインク層23の表面に、透光性の導光板1が接着して設けられ、導光板1の側面には光源4が設けられている。この導光板1の発光面には光拡散板3または図示しない光拡散シートなどが設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電飾看板や液晶表示装置のバックライトなどに用いられる面光源およびその製法に関する。さらに詳しくは、導光板(透光性基板)の側面から光を入射し、その一面側から均一な輝度または所望の輝度分布を有する光を放射するように、導光板の他面(裏面)側に光乱反射パターンを形成した面光源、およびその簡単な製法に関する。
電飾看板や液晶表示装置などのバックライトとして、導光板の側面から光を入射し、その表面から均一な輝度で光を放射するように、裏面に光乱反射パターンを形成した面光源が用いられている。この面光源は、たとえば図7に示されるような構成になっている。すなわち、図7において、51はアクリル板などからなる透光性の基板で形成された導光板で、その裏面に光乱反射パターン52が形成され、その表面側に光拡散板53または光拡散シートが設けられ、裏面側に光反射シート56が設けられることにより形成されている。なお、54は導光板51の側面に設けられる、LEDまたは蛍光管、冷陰極管などの光源である。
この光乱反射パターン52は、図7(b)に、導光板部分の平面説明図が示されるように、光源54に近く光量の多い側では小さい面積で、光源54から遠くて光量が小さくなる側では大きな面積になるようなドット状またはストライプ状などのパターンに形成され、表面から放射される光の輝度が面内で均一になるようなパターンに形成されている。この光乱反射パターン52の部分ではとくに光が乱反射して輝き、面内での均一性が得られにくいため、その表面側に光拡散板53または光拡散シートを設けることにより、光乱反射パターン52が目立たないようにされると共に、光乱反射パターン52のない部分などから光が漏れて無駄にならないように、裏面側には、光反射シート56が設けられている。この光拡散シート53および光反射シート56は、導光板51に貼り付けられる場合もあるし、重ね合せるだけで設けられる場合もある。
このような面光源は、導光板51の裏面に光乱反射パターン52を形成する必要があり、この光乱反射パターン52は、直接導光板51に印刷法により形成するか、予めシートに光乱反射パターン52を形成して、それを導光板51に転写する転写法により形成される。しかしながら、印刷法は、光乱反射パターンを形成したシルク版を形成し、クリーンルーム室で、そのシルク版の下に、1枚1枚導光板を設置して印刷をしなければならず、作業が大変であると共に、ある程度の印刷技術を有する者でなければ、大量生産する場合に均一な印刷物を作ることができないという問題がある。また、転写法で行う場合でも、転写を行う場合には、通常導光板と転写材とを重ねてローラで押し付けて回転させながら、120〜200℃程度の温度で加熱する必要があり、ローラで圧接しながら加熱する装置が必要であると共に、その回転速度や押し付ける圧力などの制御が必要で、誰にでもできるというものではなく、面光源の製造業者に依頼しなければならない。そのため、非常にコストアップになるという問題がある。
そこで、粘着剤に光乱反射部材を混ぜたインクで反射シートに光乱反射パターンを予め形成しておいて、その反射シートを導光板に貼り付けるという方法も考えられている(たとえば特許文献1参照)。
特開平9−202871号公報
前述のように、面光源は、導光板の裏面に直接光乱反射パターンを形成するか、予め光反射シートに光乱反射部材を含有するインクで光乱反射パターンを形成しておいて、その光反射シートを導光板に貼り付けることにより製造されている。しかしながら、この光乱反射パターンは、たとえば粘着剤などからなるインクに酸化チタン粉末などの光乱反射部材を混入したもので形成されているため、光乱反射部材も表面に露出し、その光乱反射部材が導光板と接する部分では導光板との接着力が非常に弱く、しかも光乱反射部材の表面に露出する部分はパターンのそれぞれのドットで均一ではなく導光板と光乱反射パターンとの接着が均一に行われないという問題がある。この問題は、たとえば転写法により形成される場合でも同様であり、転写法で導光板との接着力を強くするため、光乱反射パターンの表面のみに光乱反射部材を含まない接着剤を塗布することを試みても、光乱反射パターンは非常に微細な寸法で形成されており、その光乱反射パターンのドット部分の表面のみに接着剤をさらに印刷して2層構造とすることは不可能に近い。すなわち、この光乱反射パターンのドットとその上にさらに印刷する接着剤層のパターンとにずれが生じると、光乱反射パターンのドットに十分に光を入射させることができず、輝度が不均一になると共に、面光源表面での輝度が低下するという問題がある。
この光乱反射部材が表面に露出して光乱反射パターンと導光板との接着が充分でないと、導光板と光乱反射パターンとの間に空隙部が形成されることになり、空隙部が形成されると、導光板内を進んできた光が全反射しやすく、全反射すると光乱反射部材による明るい乱反射光を得ることができなくなり、全反射した光は導光板内で全反射を繰り返しながら進み、一部は他の光乱反射パターンに入って輝くが、全反射を繰り返す光は徐々に減衰するため、面光源での輝度分布が均一ではなくなったり、全体の輝度が低下したりするという問題がある。
また、このような導光板と光乱反射パターンとの接着が部分的に剥離すると、導光板と光乱反射パターンを形成した反射シートとの熱膨張係数が異なる場合には、動作による温度上昇と下降に伴うヒートサイクルにより、一層剥離が顕著となり、全体的に剥離が生じて面光源全体の輝度が低下するという信頼性低下の問題もある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、導光板と光乱反射パターンとの接着力を強力にし、面内での輝度の低下を防止すると共に、面内で均一または所望の輝度分布の発光をする面光源およびその簡単な製法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、パターン形成の職人でなくても、簡単に、しかも所望のデザインで面光源を作製することができるパーツを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、電飾看板など一定の画像を表示するために使用される面光源で、電源をオフにしても、しばらくの間は表示できたり、あるいは部分的に、もしくは全体的に光源の光とは異なる光にして表示したりすることができる構造の面状光源を提供することにある。
本発明による面光源は、透光性の導光板と、該導光板の一面に接着して設けられる粘着性、かつ、透光性のインクからなり反射光が均一になるように形成された光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層に接着して設けられる発光領域層と、前記導光板の側面に設けられる光源とを具備し、前記光乱反射パターン層と前記発光領域層とが異なる層として形成され、かつ、接着されている。
ここで発光領域層とは、独自で発光する、という意味ではなく、たとえば光反射性粉末層により、入射した光が乱反射してあたかも光っているようにするものとか、蓄光材などにより、それまでに入光した光が面光源のオフ後にも光を放射させるように形成されたものとか、蛍光物質のように、入射した光を別の光にして放射したりするようなものなどの1種または複数種を含む意味である。なお、前記発光領域層として、光反射性粉末層が用いられる場合、平均粒径が1〜5μmの酸化チタン、ガラスビーズ、シリカ、およびセラミックスのうちの少なくとも1種を含み得る。なお、この発光形成層は、0.5〜10μmに形成されても良い。
前記発光領域層が、光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種の固形物であることが好ましい。特に、これらの2種位上を組み合せることができる。たとえば、光反射性粉末と蓄光材とを混ぜて発光領域層が形成されると、入光する光を乱反射させて非常に輝きながら、光源のオフ後でも同様に輝かせることができる。さらに、黄色蛍光体(たとえば白色疑似色を実現するため、LEDの青色を白色に変換している黄色蛍光体)が含まれることにより、たとえば青色または紫色、紫外光の光源とその補色の蛍光体物質とが用いられることにより、白色光の面光源とすることができる。しかも、波長が短い光の光源が用いられることにより、導光板への光の入射効率を向上させることができる。
また、前記発光領域層の前記導光板とは反対側の面に光反射部材が設けられ、該光反射部材は前記発光領域層との間で、少なくとも前記導光板側と前記光反射部材との熱膨張率差に基づく膨張および収縮の差を吸収できるように位置ずれ可能に、前記反射部材が設けられている。すなわち、接着効果のある光乱反射パターン層と、接着効果のない発光領域層とが接着しているため、発光領域層の光乱反射パターン層と反対面は接着剤が無く、フィルムシートが剥がされた場合で、フィルムシートの剥離により多少粘つきが残っていても、光乱反射パターンに影響を与えることなく、熱膨張率差に基づく移動を可能にすることができる。要するに、光反射部材がスライドできるように形成されているので、光乱反射パターンに何ら影響を与えることが無い。
前記導光板の前記光乱反射パターン層および前記発光領域層が設けられた面と反対面側に平面状または可撓性フィルム状の光反射部材が設けられ、前記光反射パターン層および前記発光領域層が設けられた面側から光が放射されることもできる。
本発明の光反射フィルムは、フィルムシートと、該フィルムシートの一面に設けられ、光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層と、該発光領域層の表面に接着して設けられ、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられる剥離紙とを具備し、前記剥離紙が剥され、導光板の一面に貼り付けられることにより、上述の面光源とし得る構造になっている。
本発明の光乱反射パターンフィルムは、フィルムシートと、該フィルムシートの一面に形成され、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられた剥離紙とを具備し、該剥離紙を剥し導光板の一面に貼り付けられることにより、前述の面光源の光乱反射パターン層とし得る構造になっている。
本発明の面光源用の発光領域層形成用フィルムは、フィルムシートと、該フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層とを具備し、面光源の光乱反射パターン層の表面に貼り付けられることにより、前述の面光源とし得るように形成されている。
本発明による面光源の製法は、導光板を準備する工程と、フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層を形成した後、該発光領域層の表面に粘着性、かつ、透光性のインクからなるインク層を光乱反射パターンが形成されるように形成し、その表面に剥離紙を貼り付けた光乱反射パターン付き光反射シートを形成する工程と、該光乱反射パターン付き光反射シートの前記剥離紙を除去して前記導光板の一面に貼り付ける工程とを有することを特徴とする。
本発明の面光源の製法の他の形態は、導光板を準備する工程と、フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種を印刷して発光領域層を形成した発光領域層形成用フィルムを形成する工程と、フィルムシートの一面に、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられた剥離紙とを貼り付けた光乱反射パターンフィルムを形成する工程と、前記光乱反射パターンフィルムから前記剥離紙を除去して前記導光板の一面に貼り付ける工程と、前記光乱反射パターンフィルムの前記フィルムシートを剥して前記光乱反射パターンを露出させ、該露出した前記光乱反射パターンフィルムの露出面に発光領域層形成用フィルムの前記発光領域層を貼り付ける工程と、を有することを特徴とする。
前記発光領域層形成用フィルムの前記フィルムシートの面または前記フィルムシートが剥離されて露出する発光層形成層に面して直接、または透明フィルムを介して光反射部材を貼着しないで配置することが好ましい。
本発明によれば、光反射性粉末などの発光領域部材と粘着性のインクとの混合物により光乱反射パターンを形成するのではなく、光反射性粉末などの発光領域層と粘着性で、かつ、光透過性の材料で光乱反射パターンに形成されたインク層とを別々に重ねて形成し、導光板との接触面側をインク層としているため、インク層と導光板との接触面には光反射性粉末は露出しない。すなわち、インク層は光反射性粉末などの発光領域層のように固形物を含んでおらず、流動性で粘着性のあるものであるため、導光板と密着して貼着される。一方、光反射性粉末などの発光領域層の表面に形成されたインク層は流動性があるため、パターン化して形成されたインク層の下側の発光領域層の隙間内にもインクは染み込み、インク層と光反射性粉末などの発光領域層とにより光乱反射パターンが形成される。そのため、導光板と光乱反射パターンとの間に空隙層が形成されることがなく、導光板とインク層との屈折率差は空隙部がある部分よりも非常に小さくなるため、導光板の光乱反射パターンの部分に入射した光は、そのままインク層に屈折して入り込み、さらに発光領域層内にも入り込んで光反射性粉末により乱反射してその近傍を明るく輝かせることができる。
また、発光領域層のインク層と反対側は接着剤が無いため、たとえば反射板などの反射部材が設けられても、発光形成領域層と反射部材とが接着されることはない。そのため、導光板側と光反射部材側とで熱膨張率に差があっても、膨張収縮に伴う光乱反射パターンの接着部に力が加わることなく、光反射部材と発光領域層との間でずれが生じ、膨張率差が吸収される。従って、非常に信頼性が向上する。なお、光乱反射パターンに入らなかった光は、導光板内で全反射を繰り返して別の光乱反射パターンに入射しやすく、同様の全反射と屈折を繰り返して、導光板の全体で明るく輝かせることができる。
一方、インク層の形成されていない部分に入射してくる光は、光反射性粉末層などの発光領域層が全面に残っていても発光領域層との間にギャップがあるため、空気層となり、空気層の屈折率は小さいため導光板内で全反射しやすく、光乱反射パターンが形成された部分で強く発光する。その結果、この光乱反射パターンの設計に従って、面内で均一に光らせることができる。なお、発光領域層として、光反射性粉末層が用いられる場合、光乱反射パターンに入り、光反射性粉末層22に至り、光反射性粉末層22を通過する光もあるが、そのような光は光反射板で反射して再度光反射性粉末層に至り、乱反射をして明るく輝くのに寄与する。一方、光反射性粉末層の厚さを、たとえば1〜5μm程度と厚く形成しておくことにより、光反射性粉末層のどこかで乱反射し、光反射性粉末層を透過してしまう光は存在しなくなる。そのため、光反射板をなくすることもできる。
換言すると、光乱反射パターンの部分で導光板と光反射性粉末などの発光領域部材とが接触したり、密着性がなかったりしていると、その近傍に空隙層が形成されるため、前述のインク層が設けられない部分と同様に導光板内で前述のインク層が設けられない部分と同様に導光板内で全反射しやすくなり、発光領域部材を混入したインク層により光乱反射パターンを精密に形成しても、その効果が低下するが、本発明の構成によれば、光乱反射パターンの部分に入射した光の略全てを有効に利用することができ、設計通りのパターンでの光の強度が得られる。その結果、輝度が大きく、かつ、所望の輝度のパターンによる輝度分布の面光源を得ることができる。
また、光乱反射パターン付き光反射シートのパターンは、たとえば導光板の幅方向の一端側または両端側に光源が設けられる場合、光源との関係において、光源と遠ざかる方向にパターンが大きくなるように形成され、長さ方向には一定のパターンに形成することができる。そのため、光乱反射パターン付き光反射シートを長尺状のシートにより形成して、ロール状に巻き付けておくことにより、一定幅で、導光板の大きさに合せた所望の長さに光乱反射パターン付き光反射シートを切断して貼り付けるだけで、所望の大きさの面光源用の導光板を形成することができる。そのため、看板屋さんなど光乱反射パターンの知識のない人でも、予め導光板と光乱反射パターンが形成された光反射シートだけを準備しておくことにより、簡単に面光源を形成することができる。
この面光源は、テレビなどの繊細な画像を表示するディスプレイなどのバックライトに使用する場合は面光源の面内で均一な輝度になるように、厳密な光乱反射パターンを形成する必要があるが、たとえば電飾看板などで、あまり輝度の均一性が要求されないような看板であれば、厳密な光乱反射パターンを形成しなくても良い。極端な場合、同一形状のパターンでも、その大きさおよびドット密度などを調整することにより、面光源とすることができ、そのような場合でも本願発明を利用することにより、予め光乱反射パターン付き光反射シートを作っておくだけで、輝度の大きい面光源を作製することができる。
また、本発明によれば、基材フィルム上に設けられる光反射性粉末層などの発光領域層と基材フィルムとの接着性はそれ程強くなく、光反射性粉末層などの発光領域層上に設けられるインク層と、光反射性粉末層などの発光領域層および導光板との接着力は強いため、たとえば基材フィルム上に設けられたインク層と導光板とを接着した後に、基材フィルムのみをインク層と接着した光反射性粉末層などの発光領域層から剥離することもできるし、剥離しないで基材フィルムを付着させたまま使用した結果、面光源の使用によるヒートサイクルで導光板と基材フィルムとの熱膨張係数の差により両者間に剥離が生じても、その剥離は光反射性粉末層と基材フィルムとの間で起こるだけで、何ら支障はない。むしろ光乱反射パターンと導光板との接着にずれが生じないため導光板の特性を低下させることがなく好ましい。すなわち、導光板と基材フィルムや光反射部材との間に熱膨張係数の差があっても、光反射性粉末層と基材フィルムとの間に剥離が生じることにより、光乱反射パターンは導光板からずれることがない。そのため、基材フィルムの材料に制約を受けることはない。
さらに、前述のように、光乱反射パターン付きシートを導光板に貼り付けた後に、基材フィルムのみを剥離すれば、インク層の下の光反射性粉末層などの発光領域層はインク層の染み込みによりインク層と固着されるが、インク層が設けられていないところの光反射性粉末層などの発光領域層は基材フィルムとしかくっついていないので、光反射性粉末層などの発光領域層も基材フィルムと共に除去される。その結果、インク層が設けられた光乱反射パターンの部分のみに光反射性粉末などの発光領域層が存在し、光乱反射パターン以外の部分で光が乱反射して輝くことがなく、より一層設計通りのパターンで光り、均一な輝度の面光源が得られる。しかし、基材フィルムが剥離されないで光反射性粉末層が全面に残っていても、前述のように、インク層が設けられていない部分には、導光板との間に隙間が生じているので、基材フィルムを剥離した場合と同様の効果がある。
また、上記説明では、インク層と光反射粉末層などの発光領域層との積層構造が、1枚の基材フィルムに形成された例であったが、発光領域層がフィルムシートに形成された発光領域層形成用フィルムと、光乱反射パターン形成用フィルムとを別々に作製しておくこともできる。このようにすれば、使用者サイドで導光板に光乱反射パターンをまず貼り付け、そのフィルムシートを剥離して、露出した光乱反射パターンの他面側に発光領域層形成用フィルムを貼り付けることにより、面光源を製造することができる。この場合、発光領域層を貼り付けた後に、発光領域層を形成したフィルムシートを剥離して除去することができるし、残すこともできる。フィルムシートを剥離する場合でも、光乱反射パターンと接着した部分は、強力に接着されるため、フィルムシートを剥す際にフィルムシートが発光領域層から剥がれ、光乱反射パターンが形成されていない部分は、フィルムシートと接着しているため、発光領域層は光乱反射パターンの有る所は転写され、光乱反射パターンの無い所はフィルムシートに残る。この後、直接または透明フィルムを介して光反射部材を設けることもできるし、そのまま、または透明フィルムを接着して光放射面、または反対面を光放射面とすることもできる。
このように、光乱反射パターンと発光領域層とが、別々の部材により形成されていることにより、より一層、使用者の好みに応じた面光源、すなわち表示装置を形成することができる。すなわち、光乱反射パターン形成用フィルムを好みの文字または図形に切り取って、導光板に貼り付け、導光板の側面から光を投入することにより、切り取った部分だけの画像を表示することができる。また、発光領域層も別の部材になっていることにより、部分的に蓄光材を使用して夜光にしたり、部分的に特殊な蛍光材を用いた発光領域層としたりすることもできる。
本発明による導光板の断面説明図およびその分解説明図である。 図1の光乱反射パターン付き光反射シートの説明図である。 光乱反射パターンの他の例を示す平面説明図である。 本発明の面光源の他の実施形態を示す説明図である。 光乱反射パターンと、発光領域層とをそれぞれ別のフィルムシートに形成した例の光乱反射パターン形成用フィルム、および発光領域層形成用フィルムの説明図である。 光乱反射パターン形成用フィルムと、発光領域形成用フィルムとを用いて、面光源を形成する説明図である。 従来の導光板の構造例を示す説明図である。
つぎに、図面を参照しながら本発明による面光源およびその製法について説明をする。本発明による面光源は、図1にその一実施形態の断面説明図と分解図が示されるように、この例では、発光領域層22として光反射性粉末層22が用いられている。基材フィルム21の表面に光反射性粉末層22が設けられ、その光反射性粉末層22の表面に、粘着性、かつ、透光性のインクからなり光乱反射パターン24(図2参照)が形成されたインク層23が設けられることにより、光乱反射パターン付き光反射シート2が形成されている。そして、そのインク層23の表面に、透光性の導光板1が接着して設けられ、導光板1の側面には光源4が設けられている。この導光板1の発光面には光拡散板3または図示しない光拡散シートなどが設けられる。
導光板1は、光を減衰させないで透過させる透光性の基板であり、たとえば厚さが3〜10mm程度の透明アクリル板(PMMA)、ポリカーボネート(PC)板、PET板、ガラス板などの平行板もしくは一面を傾斜させた断面形状がテーパ状の板を用いることができる。なお、図示はされていないが、光源4の光を導入する側面およびこの導光板1が連結される部分以外の側面には、光反射膜が形成されることが好ましい。大きさは、用途により種々の大きさに形成することができ、電飾看板として用いる場合でも、看板の大きさに合せて作られるが、たとえば図2に分解斜視図が示されるように、幅W×長さLが(500〜1200)mm×(80〜3000)mm程度の大きさに形成することができる。また、液晶表示装置用には、用途により種々の大きさに形成され、携帯電話から大型TVのディスプレイなどの大きさに形成することができる。導光板1の厚さもその大きさに応じて種々形成することができるが、前述のように、たとえば3mm〜10mm程度の厚さのものを使用することができる。さらに、この厚さは全面でほぼ一定の厚さの平行板に形成することもできるが、前述のように、たとえば光源4から遠くなるにしたがって薄くするテーパ状にし、光源4に近い方で厚く形成することもできる。また、導光板1の裏面(表示面と反対面)を湾曲形状などにすることもできる。本発明の製法によれば、このように導光板1の裏面が平坦でない場合でも、後述する光乱反射パターン24のインク層23を非常に簡単に形成することができる。
光乱反射パターン付き光反射シート2は、図1(a)に示されるように、基材フィルム21の一面に、光反射性粉末層22が一面に形成され、その表面に光乱反射パターン24(図2参照)を形成するインク層23が形成されている。このインク層23の表面が前述の導光板1の一面に貼り付けられるが、貼り付けられるまでの間は、図2に示されるように、この表面に剥離紙25を貼り付けておいて、ロール状に巻いておくことにより、保管や取り扱いが非常に容易になり、必要な大きさ(長さL)に切断して、剥離紙25を剥がし、導光板1に貼り付けることにより、面光源用の輝度調整が行われた導光板を形成することができる。
基材フィルム21は、透光性シートまたは光反射性シートを用いることができる。透光性シートとしては、たとえばアクリル樹脂(PMMA)のシートを用いれば、導光板1としてPMMAを用いた場合の導光板1と熱膨張係数がほぼ等しくなるため、後述する光乱反射パターン付き光反射シート2を導光板1に貼り付けたままの状態にしておいても、熱膨張係数の差による光乱反射パターンがずれることはなく好ましい。しかし、後述するように、基材フィルム21を剥離して使用するようにすれば、導光板1との熱膨張係数の差を気にする必要がなくなる。そのため、たとえばPET、離型紙などの紙材、塩化ビニール、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルム、PE(ポリエチレン)フィルムなどの各種の合成樹脂フィルムまたは板状体を用いることができる。透光性フィルムを用いる場合には、その基材フィルム21の光反射性粉末層22が設けられている面と反対面側に光反射板26または光反射フィルムが設けられていることが、光反射性粉末層22を通過して抜け出る光の漏れを防止する面から好ましい。この状況が図1(a)の部分拡大説明図に示されている。すなわち、光反射性粉末層22を透過した光は、基材フィルム21を透過して光反射板26で反射し、再度光反射性粉末層22内に入り、光反射性粉末により乱反射して光り、一旦は光反射性粉末層22を透過した光も有効に利用することができる(後述する図4(a)の場合も、基材フィルム21がないだけで、同様であり、同様の部分拡大説明図が示されている)。これは、導光板1の光乱反射パターン付き光反射シート2が設けられた面と反対側から光を取り出す場合であるが、この光乱反射パターン付き光反射シート2が設けられた側から光を取り出すこともできる。その場合には、導光板1の光乱反射パターン付き光反射シート2が設けられた面と反対側の他面に光反射板または光反射フィルムを設けることが好ましい。基材フィルム21として、光反射フィルムまたは光反射板を用いる場合には、別途光反射板または光反射フィルムを設ける必要はないが、この場合については、後述する。
光反射性粉末層22は、基材フィルム21の表面全面に形成されている。光反射性粉末は、たとえば硫酸バリウム、酸化チタン、シリカ、ガラス、白色系のセラミックス、白色系のプラスティックなどの粉末、またはこれらの混合物など、可視光を反射しやすい、反射率が95%以上の白色粉末を用いることができる。ガラス粉末が混入していても、無定形粉末であれば乱反射に寄与し、ガラス粉末を透過した光でも次の粉末でまた乱反射するから効果がある。その観点から、プラスティックもしくはプラスティックビーズなどでも良い。形状は、球状に限らず、尖ったものや多角形や柱状など種々の形状をした無定形の粉末にして細片化したものを用いることができ、粉末粒径としては、平均粒径で0.1〜1μm程度、好ましくは0.1〜0.8μm程度、さらに好ましくは0.1〜0.6μm程度が好ましい。この光反射性粉末層22は0.5〜1.5μm、好ましくは、0.5〜1μm程度の厚さ(光反射性粉末層の平均的表面位置と基材フィルム21の面との距離)に形成される。一方、この光反射性粉末層22は、その厚さが1〜20μmと厚く形成されると、その光反射性粉末層22を透過してしまうということは起こらず、どこかの粉末で乱反射することになる。その結果、後述する光反射板または光反射フィルムを設ける必要もなくなりコストダウンに寄与する。
この光反射性粉末層は、入射した光をあらゆる方向に乱反射させるもので、できるだけ反射しやすい白色の物質が好ましい。また、あらゆる方向に反射させるために、前述のような細かい不定形な粉末であることが好ましい。この光反射性粉末層は、たとえば光反射性粉末を硬化剤と共に透光性インクなどに混ぜてシルク印刷またはグラビア印刷などにより基材フィルム21に塗布し、硬化させることにより形成することができる。このインクを硬化させる硬化剤の量を調整して転写接着力と形状維持力を調整することができ、剥離力の調整等をするには、シリコーン樹脂の塗布処理をしたPETに印刷する方法で、その接着力をシリコーン樹脂の種類により自在に調整することができる。
すなわち、基材フィルム21を付着したまま面光源として使用するのであれば接着力が強くなるように付着させ、逆に導光板1と光乱反射パターン付き光反射シート2を付着後に、基材フィルム21を剥離するのであれば、導光板1に貼り付けるまでの間光反射性粉末が離脱しない程度に付着していれば良く、導光板1に光乱反射パターン付き光反射シートを接着した後の面光源として動作しているときに光反射板などにより保持されていて分離などの問題がない場合には、その中間の接着力になるように付着させることができる。
インク層23は、たとえばスクリーン印刷用接着剤タイプのインク(たとえば十条ケミカル株式会社製商品名:JELCON RAYTACK-10N(紫外線(UV)硬化型粘着剤、またはスリーボンド社製のスクリーン印刷用水性感圧接着剤1549B)などと呼ばれる透光性で、かつ、UV照射前は液状で、通常の粘着剤として用いられるものを利用することができる。すなわち、従来の白色粉末も混入した粘着剤からなるインクではなく、透光性の液状体で固形物を含有していない。粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、シリコーン系などを用いることができ、アクリル系溶剤タイプのものも用いることができるが、たとえば、アクリル系エマルジョンタイプ粘着剤(感圧接着剤)は、透明性(透光性)、耐光性、耐熱性、耐溶剤性などのほか、操作性、環境性、実験性などの点で優れている。粘着剤は、通常のセロハンテープや、ガムテープに用いられる粘着剤と同じものを使用することができるが、熱によっても変色しないで、光に対して透明性を維持することができる材料が好ましい。特に、耐光性インクのように、光による劣化などが無いインクが好ましい。
このインク層23は、基材フィルム21に設けられた光反射性粉末層22の表面からスクリーン印刷などにより形成される。このインク層23のパターンは、従来の導光板の裏面に形成されるドットパターンと同様に、光源4に近い部分では小さい径のドット形状になり、光源4から遠いところでは大きいドット形状になるように形成されている。このようなインク層23を形成するには、たとえばスクリーン印刷(シルクスクリーン印刷)などにより、スクリーンにドットのパターンを予め形成しておくことにより形成することができる。なお、スクリーン印刷を行った後に、紫外線を照射してのり化状態(完全に固化させないで、半乾き状態にすることにより型崩れをなくした状態を意味する、以下同じ)にしながら、表面の接着力を維持することができる。
スクリーン印刷は、たとえばロール状に巻き付けた長尺の基材フィルム21を伸ばしながら、所定ピッチだけロールから巻き戻してシルク印刷を繰り返して再度巻き取る方式を取ることもできる。この場合、基材フィルム21に予め光反射性粉末層22を形成した長尺の基材フィルム21をロール状に巻いておいて、そのロールを解しながらスクリーン印刷をして再度ロール状に巻き取ることもできるし、ロール状に巻き付けられた長尺の基材フィルム21を解しながら光反射性粉末層22をスクリーン印刷してから、引き続きインク層23を印刷することもできる。しかし、長尺の基材フィルム21に限定されるものではなく、個々の面光源の導光板1の大きさに合せて形成された個別の基材フィルム21でも構わない。
長尺状の基材フィルム21に印刷する場合には、たとえばローラシリンダによる印刷方式を用い、円筒状のシリンダの外周面に、前述のドットパターンに合せたパターン凹みを作った金属シリンダを、金属シリンダの回転と基材フィルム21の移動とを同期させてスキージにより光反射性粉末層22の表面にシリンダの凹みに入ったインクが粉末層に形成されるように印刷することにより、簡単に連続的に印刷することができる。この光反射性粉末層22の表面にインク層23が形成されることにより、光乱反射パターン24が基材フィルム21表面の光反射性粉末層22上に形成される。
光反射性粉末層22の表面にインク層23が印刷されることにより、そのインクの一部は流動性により光反射性粉末層22の隙間にも流れ込む。その後、紫外線照射などの方法によりインク層23をのり化させることにより、インク層23のパターンを崩すことなく、粘着性インクに変えることができる。また、インク層23のインクを印刷することにより、インク層23の下側にもインクが流れ込み、紫外線の照射により、光反射性粉末層22の粉末相互間ものり化して固定される。
このインク層23のパターンは、面光源の表面での輝度が表示面の面内で所望の輝度分布になるように形成されている。すなわちインク層23が形成される部分には、導光板1とインク層23との屈折率が近いため、導光板1とインク層23との接触面で全反射することなくインク層23内に進み、さらに光反射性粉末層22内にも光が進む。その結果、入射した光が光反射性粉末層22内で乱反射して外部から輝いて見える。この輝いた光は、導光板1およびその上に設けられる光拡散板3により拡散されて広い範囲で明るくなる。そのため、この明るくなる部分が導光板1の面内で所望の輝度分布、たとえば面内で均一に明るくなるように、インク層23のパターンが形成される。たとえば、この面内の輝度が均一になるようにするには、光源4に近くて光量の大きいところでは、インク層23の断面積を小さくし、光源4から遠くなる位置では、光量が少なくなるため、インク層23の断面積を大きくしてできるだけ光を取り込みやすくするように形成されている。
従って、この光乱反射パターン24は、光源4の位置と密接な関係にあり、たとえば光源4を導光板1の対向する2つの側面に配置するようにし、その両側面から光を入射する構成にする場合には、たとえば図3(a)に示されるように、幅Wの両端部側のインク層23の断面積を小さくし、幅W方向の中心部側で断面積が大きくなるようなパターンに形成される。このような幅Wは一定で長さ方向のみ異なる大きさの面光源を作製する場合には、図2(a)に示されるような長尺状の光乱反射パターン付きシート2から導光板1の大きさに合せた必要な長さLで切断することにより導光板1に貼り付けて面光源を作製することができる。また、図示されていないが、導光板1の4辺から光を入射するようにすることもできる。この場合は、導光板1の中心部で大きなパターンに、4つの辺側それぞれで小さなパターンに形成される。
一方、面光源でもそれほど輝度の均一性を要求されない場合もある。そのような場合には、インク層23の断面積の大きさを変えたパターンにしないで、たとえば図3(b)に示されるように、同じ断面積のインク層23を形成した光乱反射パターン付き光反射シート2にすることもできる。
さらに、面光源の一部領域の輝度を部分的に大きくし、別の一部領域の輝度を部分的に暗くするような面光源でも、このインク層のパターンの形成だけで自由に制御することができる。換言すると、このインク層23の印刷などによる製造の際のパターン形成だけで自由に設定することができ、製造工程としては、全く同じ工程で作ることができる。
この光乱反射パターン24の表面に剥離紙25(図2参照)を貼り付けることにより、光乱反射パターン付き光反射シート2をロール状に巻き付けて保管や運搬をすることができるため好ましいが、前述の光乱反射パターン24の印刷による形成と同様に、個々の面光源ごとに光乱反射パターン付きシート2を形成する場合には、剥離紙25を設ける必要がない場合もある。すなわち、ロール状に巻き付けて保管する場合には、図2(a)に示されるように、導光板1の大きさ(長さL)に合せて切断し、剥離紙25を剥して導光板1に貼り付けることにより形成することができる。光乱反射パターン22を損傷させることなく、光乱反射パターン付き光反射シート2をロール状に巻き付けて運搬や保存をすることができる。この光乱反射パターン付き光反射シート2(基材フィルム21)の幅Wは、導光板1の幅Wに合せた幅で形成される。電飾看板などに用いられる面光源用には、通常は、500mm、900mm、1200mmなどの所定寸法(定尺)で形成され、導光板1の長さLに合せて300〜3000mm程度の所望の長さに切断して使用することができる。また、液晶パネルなどのバックライトとしての面光源は、携帯型から大型TVなどの用途に合せて自由に形成することができる。
光反射板26は、基材フィルム21と接着する必要はなく、重ね合わせた状態で使用することができる。すなわち、光反射板26は、インク層23の下側の光反射性粉末層22の隙間から漏れた光が外部に逃げないようにするものであるため、基材フィルム21との間に空隙部が形成されても何ら構わないからである。従って、基材フィルム21と光反射板26との間に熱膨張係数の差に基づく膨張差が生じても、両者間で摺動が生じるだけで光乱反射パターン24のずれは一切生じない。そのため、光反射板26としては、ミラーや白色のものであればなんでも使用することができ、たとえば表面を白色処理した合成樹脂板、発泡スチロール、鏡面仕上げされた金属板など種々のものを使用することができる。
光拡散板3は、たとえば1〜5mm厚程度で、通称乳半と呼ばれる乳白色のアクリル樹脂(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ガラスなどの板状体からなり、光乱反射パターンの部分で乱反射する光がとくに目立たないで、全面から均一に光が放射されるようにするものである。この光拡散板3は、厚い方が、下面からくる斜め方向の光でも指向性のない光とすることができるため好ましいが、下面の透光性基板1からの光が比較的均一化されていれば、薄いビニールシート(FFシート)などの0.1〜0.2mm厚程度の光拡散シートまたは乳白シートでも構わない。
導光板1の側面に設けられる光源4は、冷陰極管や蛍光管などを用いることもできるし、LEDを横に並べて線状光源として用いることもできる。蛍光管のように、四方に光を放射する光源の場合には、とくに導光板と反対側を光反射シートにより覆って、光源の光ができるだけ無駄にならないように光反射部材により被覆するのが好ましい。
前述の例では、基材フィルム21として、透光性シートを用いたが、光反射板または光反射フィルムを用いることもできる。その例が、図4に示されている。図4では、基材フィルム21の代わりに光反射フィルム27が設けられているだけで、他の構成は、図1に示される例と同じであり、その説明を省略する。
この光反射フィルム27は、シート状のものではなく、板状の光反射板を用いることもできる。また、導光板1がアクリル樹脂である場合には、この光反射フィルム27または光反射板も同じ材料のアクリル樹脂で、発泡状に形成して反射させやすくするか、その表面にあまり熱膨張係数の差がない材料により反射膜の形成されたものを用いるのが好ましい。たとえばアクリル樹脂の線膨張率は、20℃で7×10-5/Kと大きいが、ポリエチレンテレフタレート(PET)では、線膨張率が20℃で、6×10-5/Kと線膨張率が小さいため、温度サイクルにより、光乱反射パターン24のずれが生じやすいからである。そのため、この光反射フィルム27は、導光板1と同じ熱膨張係数の材料、たとえば白色ポリエステル樹脂の低発泡フィルム、白色ポリスチレン樹脂の低発泡フィルム、白色ABS樹脂の低発泡フィルム、白色ポリエステル樹脂に銀蒸着を施したフィルム、白色ポリカーボネート樹脂の低発泡フィルム、その他光学的透過性の良好な樹脂による低発泡フィルム、またはこれらのフィルムや光学的透過性の良好な樹脂に酸化チタン、酸化ジルコニウム、硫酸バリウムなどを混合したフィルムなどが好ましい。また、たとえばポリカーボネートの熱膨張係数は、アクリル樹脂とほぼ同じ7×10-5/Kであるので、アクリル樹脂とポリカーボネートとを、たとえばアクリル樹脂を40〜50体積%、ポリカーボネートを30〜40体積%、接着剤を10〜20体積%程度の割合で混合したものを光反射フィルム26とすることにより、反射率を高くすることができながら、導光板1にアクリル樹脂を用いても、線膨張率の差の問題を解決することができる。
一方、前述のように、基材フィルム21としての光反射フィルム27と光反射性粉末層22との接着力を弱くして形成し、面光源として動作させた時に、光反射フィルム27と光反射性粉末層22とが分離するように形成しておけば、導光板1と光反射フィルム27との膨張係数を考慮することなく、自由に光反射フィルム27の材料を選択することができ、前述の光反射板26または光反射フィルムと同じ材料のものを用いることができる。このような反射シートとしては、PET、アクリル樹脂、ポリカーボネート、などの樹脂フィルムにアルミニウム蒸着および/または銀蒸着を施したミラー反射フィルムやミラー反射板を用いることもできる。
本発明の面光源によれば、光乱反射パターン付き光反射シート2の導光板1との接着面は、インク層23のみにより形成されているため、インク層23内に固形物は存在せず、導光板1と隙間なく接着することができる。そのため、導光板1内に入射して導光板1内を全反射しながらインク層23と接着した部分に入射する光は、全反射しないでインク層23内に入り込み、そのインク層23の下側にある光反射性粉末層22で乱反射し、その部分で明るく輝く。そのため、入射する光の強さと、インク層23の断面積とにより所定の輝度で輝き、予め設計されたインク層23の大きさに基づき、面内の均一輝度または所望の輝度分布の面光源を得ることができる。
さらに、予め光乱反射パターン付き反射シート2を作っておくことにより、その幅と合せた長さ自由の導光板を準備して貼り付けるだけで、所望の面光源を作製することができるので、非常に簡単に製造することができる。
このような面光源を製造するには、導光板を準備しておいて、前述の方法で基材フィルムの一面に光反射性粉末層を形成した後、その光反射性粉末層の表面に粘着性、かつ、透光性のインクからなるインク層を光乱反射パターンが形成されるように形成し、その表面に剥離紙を貼り付けた光乱反射パターン付き光反射シートを形成する。そして、その光乱反射パターン付き光反射シートの前記剥離紙を除去して導光板の一面に貼り付けることにより、面光源を製作することができる。
以上の例では、光乱反射パターン(インク層)23と、光乱反射性粉末層などの発光領域層22とを基材フィルム21に一体に形成した光乱反射パターン付き光反射シート2の例であったが、この光乱反射パターン(インク層)23と、発光領域層22とを別々のフィルムで形成しておくことにより、ユーザでの利用度がさらに向上する。その例について、図5〜6を参照しながら説明する。
まず、図5(a)に、光乱反射パターン形成用フィルム2aが、図5(b)に発光領域層22形成用フィルム2bが、それぞれ示されている。光乱反射パターン形成用フィルム2aは、たとえば透光性の薄いフィルムシート28の表面に、前述のインク層23と同じ材料で、同様にシルク印刷などにより形成される。前述のように、このインク層23は、粘着性があり、かつ、透光性のインクからなっているため、フィルムシート28にしっかりと固着されるが、フィルムシート28と離脱させやすくするために、フィルムシート28の表面に予めシリコーン樹脂などを塗布しておくことが剥離しやすくなるので好ましい。そして、この光乱反射パターン23の表面は、非常に粘着性があるため、剥離し25で保護されている。
また、図5(b)には、発光領域層形成用フィルム2bが示されており、たとえば薄い透光性のフィルムシート29の一面に、光反射性粉末、蓄光物質、蛍光物質のような発光領域層22が、全面に印刷などの方法により形成される。この発光領域層22は、前述の光反射性粉末層などと同じで、有機溶剤などにより固着して、同様の厚さに形成される。そのため、固着強度はそれほど高くなく、後述するように、接着力の強い部分には固まって固着されるが、そうでない部分は、簡単に剥がれ分離される。この発光領域層22は、パターン形成ではなく、全面にベタで形成される。この場合も、フィルムシート29の表面にシリコーン樹脂などを塗布しておくことにより、フィルムシート29との分離をしやすくすることができる。
これらを用いて面光源を形成するには、まず、図6(a)に示されるように、光乱反射パターン形成用フィルム2aの剥離紙25を除去して、導光板1の一面に貼り付ける。この貼り付け要領は、前述の光反射シート2を貼り付ける場合と同様である。その後、フィルムシート28を剥離する。このフィルムシート28とインク層との接着強度は、その界面にシリコーン樹脂等を塗布しておくことにより、導光板1と光乱反射パターン層23との接着力より弱いため、フィルムシート28のみが簡単に剥がれ、光乱反射パターン層23が導光板1の一面に形成される。
その後、図6(b)に示されるように、発光領域層形成用フィルム2bを導光板1の光乱反射パターン層23が形成された面に貼り付けられる。光乱反射パターン層23が粘着性を有しているので、光乱反射パターン層23のある部分では、光乱反射パターン層23と密着する。この状態で、フィルムシート29を剥離すると、光乱反射パターン23と接着していない部分の発光領域層22は、フィルムシート29にくっついて除去される。その状態で光反射部材が重ねられてもよいし、光乱反射部材が設けられなくても、発光領域層22が光乱反射性粉末層で形成されていれば、充分に光を反射して、反対面から光が均一に放射される。なお、このフィルムシート29は剥離されないで、そのまま残存させても支障はない。光反射パターン層23が無い部分に発光領域層22が残存していても、前述の光乱反射パターン付き光反射シート2の場合と同じ理由で、殆ど影響は無い。また、このフィルムシート29が残存したままで、その反対面に光反射部材が設けられれば、前述のように反射効率が向上する。
このように、光乱反射パターン23が独立していることにより、この光乱反射パターン形成用フィルムを発光させたい形状に切って、導光板に貼り付けることができ、より一層ユーザの好みの導光板を形成することができる。
1 導光板
2 光乱反射パターン付き光反射シート
3 光拡散板
4 光源
21 基材フィルム
22 発光領域層(光反射性粉末層)
23 インク層
24 光乱反射パターン
25 剥離紙
26 光反射板
27 光反射フィルム

Claims (10)

  1. 透光性の導光板と、該導光板の一面に接着して設けられる粘着性、かつ、透光性のインクからなり反射光が均一になるように形成された光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層に接着して設けられる発光領域層と、前記導光板の側面に設けられる光源とを具備し、前記光乱反射パターン層と前記発光領域層とが異なる層として形成され、かつ、接着されてなる面光源。
  2. 前記発光領域層が、光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種の固形物である請求項1記載の面光源。
  3. 前記発光領域層の前記導光板とは反対側の面に光反射部材が設けられ、該光反射部材は前記発光領域層との間で、少なくとも前記導光板側と前記光反射部材との熱膨張率差に基づく膨張および収縮の差を吸収できるように位置ずれ可能に、前記反射部材が設けられてなる請求項1または2記載の面状光源。
  4. 前記導光板の前記光乱反射パターン層および前記発光領域層が設けられた面と反対面側に平面状または可撓性フィルム状の光反射部材が設けられ、前記光反射パターン層および前記発光領域層が設けられた面側から光が放射される請求項1または2記載の面光源。
  5. フィルムシートと、該フィルムシートの一面に設けられ、光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層と、該発光領域層の表面に接着して設けられ、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられる剥離紙とを具備し、前記剥離紙が剥され、導光板の一面に貼り付けられることにより、請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源とし得る光反射フィルム。
  6. フィルムシートと、該フィルムシートの一面に形成され、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられた剥離紙とを具備し、該剥離紙を剥し導光板の一面に貼り付けられることにより、請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源とし得る光乱反射パターンフィルム。
  7. フィルムシートと、該フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層とを具備し、面光源の光乱反射パターン層の表面に貼り付けられることにより、請求項1〜4のいずれか1項に記載の面光源とし得る発光領域層形成用フィルム。
  8. 導光板を準備する工程と、フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種が印刷されて形成される発光領域層を形成した後、該発光領域層の表面に粘着性、かつ、透光性のインクからなるインク層を光乱反射パターンが形成されるように形成し、その表面に剥離紙を貼り付けた光乱反射パターン付き光反射シートを形成する工程と、該光乱反射パターン付き光反射シートの前記剥離紙を除去して前記導光板の一面に貼り付ける工程とを有することを特徴とする面光源の製法。
  9. 導光板を準備する工程と、フィルムシートの一面に光反射性粉末、蓄光物質、および蛍光物質の少なくとも1種を印刷して発光領域層を形成した発光領域層形成用フィルムを形成する工程と、フィルムシートの一面に、粘着性、かつ、透光性のインクからなる光乱反射パターン層と、該光乱反射パターン層の上に貼り付けられた剥離紙とを貼り付けた光乱反射パターンフィルムを形成する工程と、前記光乱反射パターンフィルムから前記剥離紙を除去して前記導光板の一面に貼り付ける工程と、前記光乱反射パターンフィルムの前記フィルムシートを剥して前記光乱反射パターンを露出させ、該露出した前記光乱反射パターンフィルムの露出面に発光領域層形成用フィルムの前記発光領域層を貼り付ける工程と、を有することを特徴とする面光源の製法。
  10. 前記発光領域層形成用フィルムの前記フィルムシートの面または前記フィルムシートが剥離されて露出する発光層形成層に面して直接、または透明フィルムを介して光反射部材を貼着しないで配置する請求項8または9記載の面光源の製法。
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