JPH08279268A - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

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JPH08279268A
JPH08279268A JP7082589A JP8258995A JPH08279268A JP H08279268 A JPH08279268 A JP H08279268A JP 7082589 A JP7082589 A JP 7082589A JP 8258995 A JP8258995 A JP 8258995A JP H08279268 A JPH08279268 A JP H08279268A
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JP
Japan
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tape
hub
magnetic tape
magnetic
guide
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JP7082589A
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English (en)
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Kengo Saito
賢吾 齋藤
Masanori Sato
政則 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/6751Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading
    • G11B15/67521Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading of cassette with internal belt drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08778Driving features, e.g. belt

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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォワード走行時とリバース走行時における
テープテンション特性が同じようになるようになる。 【構成】 テープカートリッジ1は、記録再生装置20
1への挿入方向の前後位置に第1,第2のハブ2,3を
有している。上記第1,第2のハブ2,3に巻付けられ
ている磁気テープ4は、ドライブベルト5によって、走
行駆動され、第1〜第4のテープガイド12〜15によ
って記録再生装置201の磁気ヘッド202に対して略
直角に接触するようになっている。フォワード時とリバ
ース時におけるテープテンション特性が略同じになるよ
うに上記第1〜第4のテープガイド12〜15を配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
録媒体として用いられているデータカートリッジ等のテ
ープカートリッジ、特に記録再生装置への挿入方向の前
後方向に第1のハブと第2のハブを配置したテープカー
トリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録再生装置への挿入方向の前後位置に
第1のハブ(サプライハブ)と第2のハブ(テイクアッ
プハブ)を配置したテープカートリッジとして、米国特
許4.262.860号公報が知られている。
【0003】上記米国特許公報には、図3に示したよう
なテープカートリッジ101が記載されている。
【0004】上記テープカートリッジ101は、記録再
生装置201への挿入方向(矢印A方向)の前後位置に
第1のハブ102と第2のハブ103を有している。
【0005】上記第1のハブ102と第2のハブ103
には磁気テープ104が巻付けられている。
【0006】上記第1,第2のハブ102,103に巻
付けられている磁気テープ104の周面には、ドライブ
ベルト105の一部が重なり合っている。
【0007】上記ドライブベルト105は、ドライブロ
ーラ106および第1〜第4のベルトローラ107〜1
10に掛けられている。
【0008】そして、上記ドライブベルト105を走行
させることにより、上記第1のハブ102と第2のハブ
103を回転させ、一方のハブから引き出した磁気テー
プ104を第1〜第3のテープガイド111〜113で
ガイドしながら走行させ、記録再生装置201の磁気ヘ
ッド202に対して略直角に接触させて記録再生し、他
方のハブで巻取るようになっている。
【0009】上記第1,第2のハブ102,103、ド
ライブローラ106、第1〜第4のベルトローラ107
〜110、第1〜第3のテープガイド111〜113
は、ベースプレート121上に取付けられている。
【0010】上記ベースプレート121は、アルミニュ
ームで長方形状に作られていて、記録再生装置201へ
の挿入方向Aと直交する前,後端面121a,121b
を2分する中心線CL上に上記第1,第2のハブ10
2,103とドライブローラ106が配置されている。
【0011】上記ドライブローラ106は、ベースプレ
ート121の前端面121a側に配置されている。
【0012】上記第1,第2のベルトローラ107,1
08は、ベースプレート121の一側面121c(記録
再生装置201への挿入方向の左側面)側に配置されて
いる。
【0013】上記第3,第4のベルトローラ109,1
10は、ベースプレート121の他側面121d(記録
再生装置201への挿入方向の右側面)側に配置されて
いる。
【0014】ドライブベルト105は、上記ドライブロ
ーラ106と第1のベルトローラ107の間が、上記第
1のハブ102に巻付けられている磁気テープ104の
周面に圧接触されているとともに、上記第2のベルトロ
ーラ108と第3のベルトローラ109の間が、上記第
2のハブ103に巻付けられている磁気テープ104の
周面に圧接触されている。
【0015】上記第1,第2のテープガイド111,1
12は、上記ドライブローラ106を挾むようにベース
プレート121の前端面121a側の両端部に配置され
ている。
【0016】第3のテープガイド113は、上記第3の
ベルトローラ109の近傍に配置されている。
【0017】そして、上記第1のテープガイド111に
より、磁気テープ104の第1のハブ102への巻取り
又は第1のハブ102からの磁気テープ104の送り出
しがガイドされ、上記第2のテープガイド112および
第3のテープガイド113により、磁気テープ104の
第2のハブ103への巻取り又は第2のハブ103から
の磁気テープ104の送り出しがガイドされるようにな
っている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
データカートリッジは、上述したように3個(第1〜第
3)のテープガイド111〜113を使用していた。
【0019】そして、上記磁気テープ104への磁気ヘ
ッド202の接触部を境にして第1のハブ102に至る
までの間には1個(第1)のテープガイド111を配置
する一方、第2のハブ103に至るまでの間には2個
(第2,第3)のテープガイド112,113を配置し
ていた。
【0020】このために、図3に示した第1のハブ10
2への磁気テープ104の巻径を最大にした状態(以
下、フォワード状態という)における上記磁気ヘッド2
02の接触部から第1のハブ102に至るまでの間の磁
気テープとテープガイドのラップアングル(以下、テー
プ巻出側のテープ/ガイドラップアングルという)は、
単に磁気テープ104の第1のテープガイド111に対
するラップアングル(約80°)であるのに対して、上
記接触部から第2のハブ103に至るまでの間の磁気テ
ープとテープガイドのラップアングル(以下、テープ巻
取側のテープ/ガイドラップアングルという)は、磁気
テープ104の第2のテープガイド112に対するラッ
プアングル(約90°)と、第3のテープガイド113
に対するラップアングル(約60°)との和(90°+
60°=150°)となる。
【0021】一方、図4に示した第2のハブ103への
磁気テープ104の巻径を最大にした状態(以下、リバ
ース状態という)におけるテープ巻出側のテープ/ガイ
ドラップアングルは、第2のテープガイド112に対す
る磁気テープ104のラップアングル(90°)と第3
のテープガイド113に対するラップアングル(約40
°)との和(90°+40°=130°)であるのに対
し、テープ巻取側のテープ/ガイドラップアングルは、
第1のテープガイド111に対する磁気テープ104の
ラップアングル(120°)となる。
【0022】従って、フォワード状態におけるテープ巻
出側のテープ/ガイドラップアングル(80°)および
テープ巻取側のテープ/ガイドラップアングル(150
°)と、リバース状態におけるテープ巻出側のテープ/
ガイドラップアングル(130°)およびテープ巻取側
のテープ/ガイドラップアングル(120°)とに大き
な差が生じる。
【0023】上記テープ/ガイドラップアングルの差異
は、必然的に磁気テープとテープガイドの間に発生する
摩擦抵抗の値に差異を発生させて、次に述べるような問
題点の原因になっていた。
【0024】(1)図5に示したように、フォワード走
行時とリバース走行時にテープテンションの値に差異が
生じる。
【0025】特に、リバース走行時には、ミニマムテン
ションおよびマックステンションが高くなる。
【0026】データカートリッジ101は、テープテン
ションを利用して、磁気テープ104を磁気ヘッド20
2に圧接触させて、信号の記録再生を行っているため
に、上述のようにフォワード走行時とリバース走行時と
にテープテンションの値に差異が発生することは記録再
生時におけるトラブルの原因になる。
【0027】(2)フォワード走行時とリバース走行時
において、磁気テープ104のオフトラック量(上下変
動量)に差異が発生する。
【0028】特に、リバース走行時のオフトラック量が
増大して所謂ジャミング等の原因になり、磁気テープが
ダメージを受けやすく、耐久性、信頼性に欠けるデータ
カートリッジになる。
【0029】本発明は、上記従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生装置
への挿入方向の前後位置に第1のハブと第2のハブを配
置し、これら第1のハブと第2のハブに一端側と他端側
を係止されている磁気テープを複数のテープガイドで引
き出して、記録再生装置の磁気ヘッドに対して略直角に
接触させるようになっているテープカートリッジにおい
て、第1のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした
状態におけるテープ巻出側の磁気テープとテープガイド
のラップアングルおよびテープ巻取側の磁気テープとテ
ープガイドのラップアングルの総和と、第2のハブに対
する磁気テープの巻径を最大にした状態におけるテープ
巻出側の磁気テープとテープガイドのラップアングルお
よびテープ巻取側の磁気テープとテープガイドのラップ
アングルの総和とが、それぞれ同等となるように、上記
複数のテープガイドを配置した。
【0031】また、本発明は、記録再生装置への挿入方
向の前後位置に第1のハブと第2のハブを配置し、これ
ら第1のハブと第2のハブに巻付けられている磁気テー
プの周面に、ドライブローラおよび複数のベルトローラ
に掛けられているドライブベルトを圧着させて、該ドラ
イブベルトを走行させることにより、上記第1のハブと
第2のハブを回転させて、一方のハブから引き出した磁
気テープを複数のテープガイドでガイドしながら走行さ
せ、記録再生装置の磁気ヘッドに対して略直角に接触さ
せて、他方のハブで巻取るようになっているテープカー
トリッジにおいて、第1のハブに対する磁気テープの巻
径を最大にした状態における第1のハブおよび第2のハ
ブに巻付けられている磁気テープに対するドライブベル
トのラップアングルの比率と、第2のハブに対する磁気
テープの巻径を最大にした状態における第1のハブおよ
び第2のハブに巻付けられている磁気テープに対するド
ライブベルトのラップアングルの比率とが、互に同等に
なるように、上記複数のベルトガイドを配置した。
【0032】
【作用】フォワード走行時における磁気テープとテープ
ガイドの間の摩擦係数と、リバース走行時における磁気
テープとテープガイドとの間の摩擦係数を略同じ値にす
るとともに、フォワード走行時における磁気テープとド
ライブベルトの間の摩擦係数と、リバース走行時におけ
る磁気テープとドライブベルトの間の摩擦係数とを略同
じ値にして、フォワード走行時とリバース走行時におい
てテープテンションの値に差異が発生するのを防止する
とともに磁気テープのオフトラック量に差異が発生する
のを防止する。
【0033】
【実施例】次に本発明を図1〜図2を参照して説明す
る。
【0034】図1は、本発明の第1のハブ側に磁気テー
プを最大径に巻付けた状態のテープカートリッジ(以
下、データカートリッジという)の要部の平面図であ
る。
【0035】上記データカートリッジ1は、記録再生装
置201への挿入方向(矢印A方向)の前後位置に第1
のハブ2と第2のハブ3を有している。
【0036】上記第1のハブ2と第2のハブ3には磁気
テープ4が巻付けられている。
【0037】上記第1,第2のハブ2,3に巻付けられ
ている磁気テープ4の周面にはドライブベルト5の一部
が重なり合っている。
【0038】上記ドライブベルト5は、ドライブローラ
6および第1〜第5のベルトローラ7〜11に掛けられ
ている。
【0039】そして、上記ドライブベルト5を記録再生
装置201のキャプスタンローラ203で走行させるこ
とにより、上記第1のハブ2および第2のハブ3を回転
させ、一方のハブから引き出した磁気テープ4を第1〜
第4のテープガイド12〜15でガイドしながら走行さ
せ、記録再生装置201の磁気ヘッド202に対して略
直角に接触させて、記録再生し、他方のハブで巻取るよ
うになっている。
【0040】上記第1,第2のハブ2,3、ドライブロ
ーラ6、第1〜第5のベルトローラ7〜11、第1〜第
4のテープガイド12〜15等は、ベースプレート21
上に取付けられている。
【0041】上記ベースプレート21は、金属部材又は
プラスチック材等で長方形状に作られていて、記録再生
装置201へのカートリッジ挿入方向Aと直交する前、
後端面21a,21bをそれぞれ2分する中心線CL上
に上記第1,第2のハブ2,3と、ドライブローラ6
と、第3のベルトローラ9が配置されている。
【0042】上記ドライブローラ6は、ベースプレート
21の前端面21a側に配置されている。
【0043】上記第3のベルトローラ9は、ベースプレ
ート21の後端面21b側に配置されている。
【0044】上記第1,第2のベルトローラ7,8は、
ベースプレート21の一側面21c(カートリッジ挿入
方向Aの左側面)側に、カートリッジ挿入方向Aに並べ
た状態で配置されている。
【0045】上記第1のベルトローラ7は、上記第1の
ハブ2と第2のハブ3の略中間部の側方に配置されてい
る。
【0046】上記第2のベルトローラ8は、上記第2の
ハブ3と第3のドライブローラ9の略中間部の側方に配
置されている。
【0047】上記第4,第5のベルトローラ10,11
は、ベースプレート21の他側面21d(カートリッジ
挿入方向の右側面)側にカートリッジ挿入方向Aに並べ
た状態で配置されている。
【0048】上記第4のベルトローラ10は、上記第1
のベルトローラ7に対して、上記ベースプレート21の
中心線CLの線対称位置に配置されている。
【0049】上記第5のベルトローラ11は、上記ドラ
イブローラ6と第1のハブ2の間の側方に配置されてい
る。
【0050】ドライブベルト5は、上記ドライブローラ
6と第1〜5のベルトローラ7〜11に掛けられてい
て、上記ドライブローラ6と第1のベルトローラ7の間
が、上記第1のハブ2に最大径に巻付けられている磁気
テープ4の周面に略170°のベルト/テープラップア
ングルθ1で圧接触されているとともに、上記第3のベ
ルトローラ9と第4のベルトローラ10の間が、上記第
2のハブ3に最小径に巻付けられている磁気テープ4の
周面に略105°のベルト/テープラップアングルθ2
で圧接触されている。
【0051】次に、第1〜第4のテープガイド12〜1
5について説明する。
【0052】上記第1,第2のテープガイド12,13
は、ベースプレート21の一側面21c側に、カートリ
ッジ挿入方向Aに並べた状態で配置されている。
【0053】上記第3,第4のテープガイド14,15
は、ベースプレート21の他側面21d側にカートリッ
ジ挿入方向に並べた状態で配置されている。
【0054】上記第2のテープガイド13と第3のテー
プガイド14は、カートリッジ挿入方向Aと直交する方
向に並べた状態でベースプレート21の前端面21a側
の両端部に配置されている。
【0055】上記第1のテープガイド12は、磁気テー
プ4とのテープ/ガイドラップアングルθ3が略65°
になるように、上記第1のベルトガイド7の近傍に配置
されている。
【0056】また、上記第4のテープガイド15は、磁
気テープ4とのテープ/ガイドラップアングルθ4が略
100°になるように、上記第2のハブ3と第3のベル
トローラ9の間の側方に配置されている。
【0057】なお、第1〜第4のテープガイド12〜1
5は、上述した位置関係に配置されているので、必然的
に第2のテープガイド13と磁気テープ4のテープ/ガ
イドラップアングルθ5は略90°になるとともに、第
3のテープガイド14と磁気テープ4のテープ/ガイド
ラップアングルθ6も略90°になる。
【0058】図2は、上述の図1の第1のハブ2に磁気
テープ4を最大径に巻付けた状態から第2のハブ3側に
磁気テープ4を巻取り、第2のハブ3側の磁気テープ4
テープ/ガイドの巻径を最大にし、第1のハブ2側の磁
気テープ4の巻径を最小にした状態を示す平面図であ
る。
【0059】図2の状態において、第1のハブ2に巻付
けられている磁気テープ4とドライブベルト5のベルト
/テープラップアングルθ1は、略105°になり、第
2のハブ2に巻付けられている磁気テープ4とドライブ
ベルト5のベルト/テープラップアングルθ2は、略1
70°になる。
【0060】また、第1のテープガイド12と磁気テー
プ4のテープ/ガイドラップアングルθ3は、略100
°になる。
【0061】第2のテープガイド13と磁気テープ4の
テープ/ガイドラップアングルθ5および第3のテープ
ガイド14と磁気テープ4のテープ/ガイドラップアン
グルθ6は、図1の場合と変わらず略90°に保たれ
る。
【0062】第4のテープガイド15と磁気テープ4の
テープ/ガイドラップアングルθ4は、略65°にな
る。
【0063】なお、ベースプレート21上には、透明プ
ラスチック製のカバー(図示省略)が取付けられてい
る。
【0064】次に、実施例のテープカートリッジの作
用、効果について説明する。
【0065】図1に示した第1のハブ2に対する磁気テ
ープ4の巻径が最大で、第2のハブ3に対する磁気テー
プ4の巻径が最小の状態において、ベルト/テープラッ
プアングルの比率(θ1:θ2)は、170°:105
°となり、その差は、60°以上である。
【0066】また、テープ巻出側のテープ/ガイドラッ
プアングルの総和(θ3+θ5)は、65°+90°=
155°になり、テープ巻取側のテープ/ガイドラップ
アングルの総和(θ4+θ6)は、90°+100°=
190°になる。
【0067】従って、テープ巻出側のテープ/ガイドラ
ップアングルの総和とテープ巻取側のテープ/ガイドラ
ップアングルの総和の比率は、155°:190°とな
る。
【0068】また、テープ/ガイドラップアングルの変
化率、つまりテープ巻取側の最大(又は最小)テープ/
ガイドラップアングル190°(又は155°)とテー
プ巻取側の最小(又は最大)テープ/ガイドラップアン
グル155°(又は190°)の変化率は、100×
(1−(155/190))=18.5%となる。
【0069】これに対して、図2に示した第2のハブ3
に対する磁気テープ4の巻径が最大で、第1のハブ2に
対する磁気テープ4の巻径が最小の状態において、ベル
ト/テープラップアングルの比率(θ1:θ2)は、1
05°:170°になる。
【0070】また、テープ巻出側のテープ/ガイドラッ
プアングルの総和(θ4+θ6)は、100°+90°
=190°になり、テープ巻取側のテープ/ガイドラッ
プアングルの総和(θ3+θ5)は、90°+65°=
155°になる。
【0071】従って、第1のハブ2に対して磁気テープ
4を最大径に巻付けた状態におけるテープ巻出側のテー
プ/ガイドラップアングルの総和(θ3+θ5)および
テープ巻取側のテープ/ガイドラップアングルの総和
(θ4+θ6)と、第2のハブ3に対して磁気テープ4
も最大径に巻付けた状態におけるテープ巻出側のテープ
/ガイドラップアングルの総和(θ4+θ6)およびテ
ープ巻取側のテープ/ガイドラップアングルの総和(θ
3+θ5)は、それぞれ同じ値になる。
【0072】そして、上述の如く構成したテープカート
リッジ1のフォワード時とリバース時のテープテンショ
ン特性を測定したところ、図5に示したように、従来の
テープカートリッジの場合に較べて、リバース時のミニ
マムテンションおよびマックステンションを下げ、フォ
ワード時と略同じテンション特性を得ることができるこ
とが確認された。
【0073】なお、実施例でテープ/ガイドラップアン
グル変化率を18.5%にしたのは、テープ/ガイドラ
ップアングル変化率は20%を超えるとリバース時とフ
ォワード時のテープテンション特性に悪影響を及ぼす
が、20%以下であれば、テンション特性に殆ど悪影響
を及ぼすことがないことが判明したからである。したが
って、変化率20%以下となる範囲内で、θ3とθ4お
よびθ5とθ6の角度を変えた場合でも同様の効果が得
られ、その角度をなすことができる場所に第1〜第5の
テープガイド12〜15を配置することができる。
【0074】
【発明の効果】本発明のテープカートリッジには、次に
述べるような効果がある。
【0075】(1)請求項1のテープカートリッジは、
フォワード時における磁気テープとテープガイドのラッ
プアングルの総和と、リバース時における磁気テープと
テープガイドのラップアングルの総和とが等しくなるの
で、これによって、フォワード時とリバース時のテープ
テンション特性に差異が発生するのを抑制することがで
きる。
【0076】(2)請求項2のテープカートリッジは、
テープ巻出側のラップアングルの総和と、テープ巻取側
のラップアングルの総和の変化率を20%以下に設定し
たので、フォワード時とリバース時のミニマムテンショ
ンおよびマクシムテンションに差異が生じるのを防止す
ることができる。
【0077】(3)請求項3のテープカートリッジは、
フォワード時におけるドライブベルトと磁気テープのラ
ップアングルの比率と、リバース時におけるドライブベ
ルトの磁気テープのラップアングルの比率とが等しくな
るので、フォワード時とリバース時において、ドライブ
ベルトと磁気テープの接触面積を同一にして、同一の送
り効果でオフトラック量を抑制した状態で磁気テープの
送りを行うことができる。
【0078】(4)請求項4のテープカートリッジは、
フォワード時とリバース時におけるテープ/ガイドラッ
プアングルのみならず、ベルト/テープラップアングル
も同一になるので、両者の相乗効果により、フォワード
時とリバース時のテープテンションの変動を抑制し、オ
フトラック量を抑制した状態で磁気テープの送りを行う
ことができる。
【0079】(5)請求項4および5のテープカートリ
ッジは、ドライブベルトと磁気テープのラップアングル
が60°以上になるように設定したので、ドライブベル
トの高速走行時に、該ドライブベルトと磁気テープの間
に多量のエアーが巻き込まれ、エアーフィルム層が生
じ、該エアーフィルム層によってジャミングが発生する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカートリッジの要部の平面図。
【図2】テープカートリッジの要部の平面図。
【図3】従来のテープカートリッジの要部の平面図。
【図4】従来のテープカートリッジの要部の平面図。
【図5】テープテンション特性図。
【符号の説明】
1…データカートリッジ(テープカートリッジ) 2…第1のハブ 3…第2のハブ 4…磁気テープ 5…ドライブベルト 6…ドライブローラ 7〜11…第1〜第5のベルトローラ 12〜15…第1〜第4のテープガイド 201…記録再生装置 202…磁気ヘッド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置への挿入方向の前後位置に
    第1のハブと第2のハブを配置し、これら第1のハブと
    第2のハブに巻付けられている磁気テープの周面に、ド
    ライブローラおよび複数のベルトローラに掛けられてい
    るドライブベルトを圧着させて、該ドライブベルトを走
    行させることにより、上記第1のハブと第2のハブを回
    転させて、一方のハブから引き出した磁気テープを複数
    のテープガイドでガイドしながら走行させ、記録再生装
    置の磁気ヘッドに対して略直角に接触させて記録再生
    し、他方のハブで巻取るようになっているテープカート
    リッジにおいて、 第1のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    におけるテープ巻出側の磁気テープとテープガイドのラ
    ップアングルおよびテープ巻取側の磁気テープとテープ
    ガイドのラップアングルの総和と、 第2のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    におけるテープ巻出側の磁気テープとテープガイドのラ
    ップアングルおよびテープ巻取側の磁気テープとテープ
    ガイドのラップアングルの総和とが、 それぞれ同等となるように、上記複数のテープガイドを
    配置してなるテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 テープ巻出側のラップアングルの総和と、テープ巻取側
    のラップアングルの総和との変化率は、20%以下に設
    定されてなるテープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 記録再生装置への挿入方向の前後位置に
    第1のハブと第2のハブを配置し、これら第1のハブと
    第2のハブに巻付けられている磁気テープの周面に、ド
    ライブローラおよび複数のベルトローラに掛けられてい
    るドライブベルトを圧着させて、該ドライブベルトを走
    行させることにより、上記第1のハブと第2のハブを回
    転させて、一方のハブから引き出した磁気テープを複数
    のテープガイドでガイドしながら走行させ、記録再生装
    置の磁気ヘッドに対して略直角に接触させて、他方のハ
    ブで巻取るようになっているテープカートリッジにおい
    て、 第1のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    における第1のハブおよび第2のハブに巻付けられてい
    る磁気テープに対するドライブベルトのラップアングル
    の比率と、 第2のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    における第1のハブおよび第2のハブに巻付けられてい
    る磁気テープに対するドライブベルトのラップアングル
    の比率とが、 互に同等になるように、上記複数のベルトガイドを配置
    してなるテープカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 第1のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    におけるテープ巻出側の磁気テープとテープガイドのラ
    ップアングルおよびテープ巻取側の磁気テープとテープ
    ガイドのラップアングルの総和と、 第2のハブに対する磁気テープの巻径を最大にした状態
    におけるテープ巻出側の磁気テープとテープガイドのラ
    ップアングルおよびテープ巻取側の磁気テープとテープ
    ガイドのラップアングルの総和とが、 それぞれ同等となるように、上記複数のテープガイドを
    配置してなるテープカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 第1のハブ又は第2のハブに巻付けられている磁気テー
    プとドライブベルトのラップアングルが60°以上とな
    るように5個以上のベルトローラを配置してなるテープ
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 第1のハブ又は第2のハブに巻付けられている磁気テー
    プとドライブベルトのラップアングルが60°以上にな
    るように5個以上のベルトローラを配置してなるテープ
    カートリッジ。
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