JPH0827860A - 汚物洗浄用便器 - Google Patents
汚物洗浄用便器Info
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- JPH0827860A JPH0827860A JP19266994A JP19266994A JPH0827860A JP H0827860 A JPH0827860 A JP H0827860A JP 19266994 A JP19266994 A JP 19266994A JP 19266994 A JP19266994 A JP 19266994A JP H0827860 A JPH0827860 A JP H0827860A
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- Japan
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- toilet
- hook
- water discharge
- toilet bowl
- discharge pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】既設の便器であつても、簡単に汚物洗浄用とす
ることができるようにすること。 【構成】便器本体11と便座取付部材14との間に基板
33が挟持され、便座取付部材14より後方の位置で基
板33から立設した起立部34にフツク35が設けら
れ、このフツク35に係脱自在に係止して吐水方向Cを
便器本体11の便鉢11a内へ向けることができる吐水
管17が備えられたこと。
ることができるようにすること。 【構成】便器本体11と便座取付部材14との間に基板
33が挟持され、便座取付部材14より後方の位置で基
板33から立設した起立部34にフツク35が設けら
れ、このフツク35に係脱自在に係止して吐水方向Cを
便器本体11の便鉢11a内へ向けることができる吐水
管17が備えられたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の用便ができると
共に、しびん等の汚物を洗浄することができる汚物洗浄
用便器の改良に関するものである。
共に、しびん等の汚物を洗浄することができる汚物洗浄
用便器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の汚物洗浄用便器としては、例え
ば図6及び図7に示す実公平3−38292号公報に記
載されたものがある。同図に示すように、この汚物洗浄
用便器は、便器本体1の後部上面2において、便座3の
ヒンジ部4と便器洗浄水用タンク5の間に、汚物洗浄用
の水栓本体6を立設して設け、該水栓本体6の吐水管7
を前後方向の垂直面内で回動自在になしている。
ば図6及び図7に示す実公平3−38292号公報に記
載されたものがある。同図に示すように、この汚物洗浄
用便器は、便器本体1の後部上面2において、便座3の
ヒンジ部4と便器洗浄水用タンク5の間に、汚物洗浄用
の水栓本体6を立設して設け、該水栓本体6の吐水管7
を前後方向の垂直面内で回動自在になしている。
【0003】通常の便器として使用する場合は、汚物洗
浄用水栓本体6の吐水管7を図6の実線で示す位置へ後
退させておき、しびん等の汚物を洗浄する場合には、同
図の鎖線で示す位置へ回動させて便鉢内でしびん等の汚
物を洗浄することができるようにしている。
浄用水栓本体6の吐水管7を図6の実線で示す位置へ後
退させておき、しびん等の汚物を洗浄する場合には、同
図の鎖線で示す位置へ回動させて便鉢内でしびん等の汚
物を洗浄することができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記汚物洗
浄用便器は、汚物洗浄用水栓本体6を、便器後部状面2
における便座3のヒンジ部4と便器洗浄水用タンク5の
間に立設して設けている。そのため、便器本体1の後部
上面2の大きさが、汚物洗浄用水栓本体6の設置スペー
スを必要とするため、前後方向へ必要以上に長くなり、
便器本体1が大型化するという欠点があつた。また専用
の便器を必要とし、汎用性に欠けるという欠点もあつ
た。
浄用便器は、汚物洗浄用水栓本体6を、便器後部状面2
における便座3のヒンジ部4と便器洗浄水用タンク5の
間に立設して設けている。そのため、便器本体1の後部
上面2の大きさが、汚物洗浄用水栓本体6の設置スペー
スを必要とするため、前後方向へ必要以上に長くなり、
便器本体1が大型化するという欠点があつた。また専用
の便器を必要とし、汎用性に欠けるという欠点もあつ
た。
【0005】また、汚物洗浄時にあつては、便座3が起
立して洗浄水用タンク5側へ凭れ掛かつている。そのた
め、汚物洗浄用水栓本体6の大きさを、その操作ハンド
ル8が起立状態の便座3から横方向へ突出するだけの寸
法にする必要があり、見栄えが悪くなるばかりか、水栓
本体6自体も必要以上に大きくなるという欠点があつ
た。更に、便鉢内でしびん等の汚物を洗浄するための吐
水管7の使用位置が限定されるため、洗浄する対象物に
よつては、使い勝手が悪くなる欠点があつた。
立して洗浄水用タンク5側へ凭れ掛かつている。そのた
め、汚物洗浄用水栓本体6の大きさを、その操作ハンド
ル8が起立状態の便座3から横方向へ突出するだけの寸
法にする必要があり、見栄えが悪くなるばかりか、水栓
本体6自体も必要以上に大きくなるという欠点があつ
た。更に、便鉢内でしびん等の汚物を洗浄するための吐
水管7の使用位置が限定されるため、洗浄する対象物に
よつては、使い勝手が悪くなる欠点があつた。
【0006】本発明は、従来の前記欠点を解決するため
に、既設の便器であつても、汚物洗浄用とすることがで
きる汚物洗浄用便器を提供するものである。
に、既設の便器であつても、汚物洗浄用とすることがで
きる汚物洗浄用便器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が採用した手段
は、便器本体と便座取付部材との間に基板が挟持され、
便座取付部材より後方の位置で該基板から立設した起立
部にフツクが設けられ、該フツクに係脱自在に係止して
吐水方向を便器本体の便鉢内へ向けることができる吐水
管が備えられたことを特徴とする汚物洗浄用便器であ
る。
は、便器本体と便座取付部材との間に基板が挟持され、
便座取付部材より後方の位置で該基板から立設した起立
部にフツクが設けられ、該フツクに係脱自在に係止して
吐水方向を便器本体の便鉢内へ向けることができる吐水
管が備えられたことを特徴とする汚物洗浄用便器であ
る。
【0008】
【作用】通常の用便状態にあつては、吐水管を、便器本
体の用便に支障のない後退状態に係止しておけばよい。
また、しびん等を洗浄する場合には、吐水管を、吐水方
向を便器本体の便鉢内へ向ける吐水状態に係止しておけ
ばよい。吐水管を吐水状態に係止したままでは洗浄し難
い場合には、フツクから外した吐水管を手で持つて、洗
浄作業をすればよい。
体の用便に支障のない後退状態に係止しておけばよい。
また、しびん等を洗浄する場合には、吐水管を、吐水方
向を便器本体の便鉢内へ向ける吐水状態に係止しておけ
ばよい。吐水管を吐水状態に係止したままでは洗浄し難
い場合には、フツクから外した吐水管を手で持つて、洗
浄作業をすればよい。
【0009】つまり、便器本体と便座取付部材との間に
挟持された基板から立設した起立部にフツクを設け、こ
のフツクに吐水管を係脱自在に係止してあるため、便器
本体に汚物洗浄用水栓本体を設置する必要がなくなる。
そのため、便器本体に汚物洗浄用水栓本体専用のスペー
スが不要であり、既設の便器へも適用することが可能と
なる。また、フツクに吐水管を係止するだけであり、吐
水管の洗浄開始及び停止を制御する操作レバーは別途適
所に設置することができる。そのため、従来のように、
水栓本体を便座から横方向へ突出するように大型化する
必要もない。
挟持された基板から立設した起立部にフツクを設け、こ
のフツクに吐水管を係脱自在に係止してあるため、便器
本体に汚物洗浄用水栓本体を設置する必要がなくなる。
そのため、便器本体に汚物洗浄用水栓本体専用のスペー
スが不要であり、既設の便器へも適用することが可能と
なる。また、フツクに吐水管を係止するだけであり、吐
水管の洗浄開始及び停止を制御する操作レバーは別途適
所に設置することができる。そのため、従来のように、
水栓本体を便座から横方向へ突出するように大型化する
必要もない。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る汚物洗浄用便器(以下、
「本発明便器」という)を図面に示す実施例に基づいて
説明する。 (第1実施例)図1乃至図3は、本発明便器の第1実施
例を示すものであり、図1は全体を示す斜視図、図2は
全体の側面図、図3は分岐水栓を示す部分断面図であ
り、図4は別態様の分岐水栓を示す部分断面図である。
「本発明便器」という)を図面に示す実施例に基づいて
説明する。 (第1実施例)図1乃至図3は、本発明便器の第1実施
例を示すものであり、図1は全体を示す斜視図、図2は
全体の側面図、図3は分岐水栓を示す部分断面図であ
り、図4は別態様の分岐水栓を示す部分断面図である。
【0011】本実施例は、図2に示す如く、便器洗浄水
用タンク15の正面15aに沿って吐水管保持具32を
立設してある。吐水管保持具32は、便器本体11の上
面12と便座取付部材14の底面との間に挟持された基
板33と、便座取付部材14より後方の位置で該基板3
3からタンク15に沿って立設した起立部34と、起立
部34の上端に設けられたフツク35とからなる。基板
33は、ボルト挿通孔33aの適数個が穿設され、各ボ
ルト挿通孔33aに便座取付部材14を取付けるボルト
36が挿通するようになつている。そして、基板33
は、このボルト36に螺合したナツト37の緊締によ
り、便器本体11の上面12と便座取付部材14の底面
との間に強固に固定される。便座取付部材14は、便座
13を仰伏自在に枢支するものであり、ブラケツト状又
は箱状等の公知形状のものからなる。
用タンク15の正面15aに沿って吐水管保持具32を
立設してある。吐水管保持具32は、便器本体11の上
面12と便座取付部材14の底面との間に挟持された基
板33と、便座取付部材14より後方の位置で該基板3
3からタンク15に沿って立設した起立部34と、起立
部34の上端に設けられたフツク35とからなる。基板
33は、ボルト挿通孔33aの適数個が穿設され、各ボ
ルト挿通孔33aに便座取付部材14を取付けるボルト
36が挿通するようになつている。そして、基板33
は、このボルト36に螺合したナツト37の緊締によ
り、便器本体11の上面12と便座取付部材14の底面
との間に強固に固定される。便座取付部材14は、便座
13を仰伏自在に枢支するものであり、ブラケツト状又
は箱状等の公知形状のものからなる。
【0012】前記フツク35は、吐水管17を係脱自在
に係止するように構成してある。吐水管17は、図1に
示す如く、管本体17aの両端に、フツク35に係止す
る係止部17bと吐水口17cとを形成してある。吐水
管17は、便器本体11の用便に支障のない後退状態A
(図中の二点鎖線で示す状態)での係止と、吐水方向
(矢符C方向)を便器本体11の便鉢11a内へ向ける
吐水状態B(図中の実線で示す状態)での係止とを選択
できるようにしてある。便座13を起立状態にしてある
場合には、吐水状態Bの吐水管17は、起立状態の便座
13の開口部13aから突出するようになる。また、吐
水管17は、フツク35から外して手で持つて使用でき
る。
に係止するように構成してある。吐水管17は、図1に
示す如く、管本体17aの両端に、フツク35に係止す
る係止部17bと吐水口17cとを形成してある。吐水
管17は、便器本体11の用便に支障のない後退状態A
(図中の二点鎖線で示す状態)での係止と、吐水方向
(矢符C方向)を便器本体11の便鉢11a内へ向ける
吐水状態B(図中の実線で示す状態)での係止とを選択
できるようにしてある。便座13を起立状態にしてある
場合には、吐水状態Bの吐水管17は、起立状態の便座
13の開口部13aから突出するようになる。また、吐
水管17は、フツク35から外して手で持つて使用でき
る。
【0013】上記吐水管17は、可撓性のホース19で
分岐水栓20と連結してある。分岐水栓20は、図3の
(a)(b)に示す如く、本体管部21の内部が、隔壁
22で一次室23と分配室24とに区画されていると共
に、隔壁25で分配室24と二次室26とに区画されて
いる。隔壁22は弁座22aが開設され、弁座22aに
止水栓27の弁体27aが着座するようになつている。
隔壁25は、分配室24と二次室26とを連通する弁座
25aが開設され、弁座25aに開閉弁28の弁体28
aが着座するようになつている。開閉弁28は、開閉操
作するための操作ハンドル29が取付けられ、操作ハン
ドル29の操作で二次室26への給水又は止水を行うよ
うにしてある。上記分配室24には分岐口24aが開設
され、分岐口24aにタンク用配管30が接合されてい
る。更に、二次室26には、ホース19が接合されてい
る。分岐水栓20は、便所壁面Wに埋設された給水元管
31に一次室23が接合されている。
分岐水栓20と連結してある。分岐水栓20は、図3の
(a)(b)に示す如く、本体管部21の内部が、隔壁
22で一次室23と分配室24とに区画されていると共
に、隔壁25で分配室24と二次室26とに区画されて
いる。隔壁22は弁座22aが開設され、弁座22aに
止水栓27の弁体27aが着座するようになつている。
隔壁25は、分配室24と二次室26とを連通する弁座
25aが開設され、弁座25aに開閉弁28の弁体28
aが着座するようになつている。開閉弁28は、開閉操
作するための操作ハンドル29が取付けられ、操作ハン
ドル29の操作で二次室26への給水又は止水を行うよ
うにしてある。上記分配室24には分岐口24aが開設
され、分岐口24aにタンク用配管30が接合されてい
る。更に、二次室26には、ホース19が接合されてい
る。分岐水栓20は、便所壁面Wに埋設された給水元管
31に一次室23が接合されている。
【0014】図4の(a)(b)は分岐水栓40の別態
様を示すものである。分岐水栓40は従来公知の止水栓
41と、止水栓41の下流側41aに接合した分岐部4
2とからなる。分岐部42は、略十字状管部43の内部
が、隔壁44で分配室45と二次室46とに区画されて
いる。隔壁44は、分配室45と二次室46とを連通す
る弁座44aが開設され、弁座44aに開閉弁48の弁
体48aが着座するようになつている。開閉弁48は、
開閉操作するための操作ハンドル49が取付けられ、操
作ハンドル49の操作で二次室46への給水又は止水を
行うようにしてある。上記分配室45は分岐口45aが
開設され、分岐口45aにタンク用配管30が接合され
る。更に、二次室46には、ホース19が接合される。
止水栓41は、便所壁面Wに埋設された給水元管31に
接合されている。
様を示すものである。分岐水栓40は従来公知の止水栓
41と、止水栓41の下流側41aに接合した分岐部4
2とからなる。分岐部42は、略十字状管部43の内部
が、隔壁44で分配室45と二次室46とに区画されて
いる。隔壁44は、分配室45と二次室46とを連通す
る弁座44aが開設され、弁座44aに開閉弁48の弁
体48aが着座するようになつている。開閉弁48は、
開閉操作するための操作ハンドル49が取付けられ、操
作ハンドル49の操作で二次室46への給水又は止水を
行うようにしてある。上記分配室45は分岐口45aが
開設され、分岐口45aにタンク用配管30が接合され
る。更に、二次室46には、ホース19が接合される。
止水栓41は、便所壁面Wに埋設された給水元管31に
接合されている。
【0015】図1に示す如く、便所壁面Wの適所には別
異のフツク38が設けられ、フツク21に前記吐水管1
7を係脱自在に係止できるようにして、使い勝手の向上
が更に図れるようになつている。
異のフツク38が設けられ、フツク21に前記吐水管1
7を係脱自在に係止できるようにして、使い勝手の向上
が更に図れるようになつている。
【0016】本実施例において便座13に着座して用便
するときには、吐水管17を、用便に支障のない後退状
態Aに係止しておけばよい。また、しびん等を洗浄する
場合には、吐水管17を、吐水方向(矢符C方向)を便
器本体11の便鉢11a内へ向ける吐水状態Bに係止し
ておけばよい。吐水管17を吐水状態Bに係止したまま
では使い勝手が悪くなる洗浄物の場合には、フツク35
から外した吐水管17を手で持つて、洗浄作業を行えば
よい。なお,用便中において吐水管17をフツク35に
係止しておくことに不都合があるときには、壁面Wに設
けたフツク38に係止しておくとよい。
するときには、吐水管17を、用便に支障のない後退状
態Aに係止しておけばよい。また、しびん等を洗浄する
場合には、吐水管17を、吐水方向(矢符C方向)を便
器本体11の便鉢11a内へ向ける吐水状態Bに係止し
ておけばよい。吐水管17を吐水状態Bに係止したまま
では使い勝手が悪くなる洗浄物の場合には、フツク35
から外した吐水管17を手で持つて、洗浄作業を行えば
よい。なお,用便中において吐水管17をフツク35に
係止しておくことに不都合があるときには、壁面Wに設
けたフツク38に係止しておくとよい。
【0017】(第2実施例)図5は、本発明便器の第2
実施例の全体を示す側面図である。本実施例は、フラツ
シユバルブ53が接続される便器本体51の後部上面5
2において、便座取付部材14とフラツシユバルブ53
との間に、吐水管保持具32を立設してある。吐水管保
持具32は、前記第1実施例と同様に構成され、便器本
体51の後部上面52と便座取付部材14の底面との間
に挟持された基板33と、便座取付部材14より後方の
位置で該基板33から立設した起立部34と、起立部3
4の上端に設けられたフツク35とからなる。
実施例の全体を示す側面図である。本実施例は、フラツ
シユバルブ53が接続される便器本体51の後部上面5
2において、便座取付部材14とフラツシユバルブ53
との間に、吐水管保持具32を立設してある。吐水管保
持具32は、前記第1実施例と同様に構成され、便器本
体51の後部上面52と便座取付部材14の底面との間
に挟持された基板33と、便座取付部材14より後方の
位置で該基板33から立設した起立部34と、起立部3
4の上端に設けられたフツク35とからなる。
【0018】前記フツク35に係止される吐水管17
は、便器本体11の用便に支障のない後退状態での係止
と、吐水方向(矢符C方向)を便器本体11の便鉢11
a内へ向ける吐水状態での係止とを選択できるようにな
つている。便座13を起立状態にしてある場合には、吐
水状態Bの吐水管17は、起立状態の便座13の開口部
13aから突出するようになる。また、吐水管17は、
フツク35から外して手で持つて使用できき、便所壁面
Wに設けたフツク38に係止させることもできる。
は、便器本体11の用便に支障のない後退状態での係止
と、吐水方向(矢符C方向)を便器本体11の便鉢11
a内へ向ける吐水状態での係止とを選択できるようにな
つている。便座13を起立状態にしてある場合には、吐
水状態Bの吐水管17は、起立状態の便座13の開口部
13aから突出するようになる。また、吐水管17は、
フツク35から外して手で持つて使用できき、便所壁面
Wに設けたフツク38に係止させることもできる。
【0019】上記吐水管17は、可撓性のホース19で
開閉弁54と連結してある。開閉弁54は、建物壁面に
埋設した給水元管に接合され、その途中に保守点検用の
止水栓27が必要に応じて設けられている。開閉弁54
は、開閉操作するための操作ハンドル55が取付けられ
ている。
開閉弁54と連結してある。開閉弁54は、建物壁面に
埋設した給水元管に接合され、その途中に保守点検用の
止水栓27が必要に応じて設けられている。開閉弁54
は、開閉操作するための操作ハンドル55が取付けられ
ている。
【0020】(その他の実施例)図1及び図2に示す前
記第1実施例は、分岐水栓20又は40にホース19及
びタンク用配管30を接続することにより、給水元管3
1に対する接合を一箇所にして配管が簡単となるように
してある。しかし、分岐水栓20又は40を用いること
なく、図示は省略したが、施工現場に応じて、給水元管
31とホース19との間に設ける止水栓と、給水元管3
1とタンク用配管30との間に設ける止水栓とを別々に
備えることもある。
記第1実施例は、分岐水栓20又は40にホース19及
びタンク用配管30を接続することにより、給水元管3
1に対する接合を一箇所にして配管が簡単となるように
してある。しかし、分岐水栓20又は40を用いること
なく、図示は省略したが、施工現場に応じて、給水元管
31とホース19との間に設ける止水栓と、給水元管3
1とタンク用配管30との間に設ける止水栓とを別々に
備えることもある。
【0021】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明便器は、次の如
き優れた効果を有する。 便器を汚物洗浄用として使用する場合には、便器本体
と便座取付部材との間に挟持された基板から立設した起
立部に設けたフツクに、吐水管を係脱自在に係止してあ
るので、しびん等を洗浄するための水栓を便器本体へ専
用的に設ける従来の技術と比較して、水栓を設けるスペ
ースの分だけ便器本体を小型化することが可能である。 既設の便器であつても、便器本体と便座取付部材との
間に基板を挟持してフツクを設けるだけで汚物洗浄用と
なる。
き優れた効果を有する。 便器を汚物洗浄用として使用する場合には、便器本体
と便座取付部材との間に挟持された基板から立設した起
立部に設けたフツクに、吐水管を係脱自在に係止してあ
るので、しびん等を洗浄するための水栓を便器本体へ専
用的に設ける従来の技術と比較して、水栓を設けるスペ
ースの分だけ便器本体を小型化することが可能である。 既設の便器であつても、便器本体と便座取付部材との
間に基板を挟持してフツクを設けるだけで汚物洗浄用と
なる。
【0022】また、フツクに吐水管を係止するだけで
あり、吐水管の洗浄開始及び停止を制御する水栓の操作
レバーは別途適所に設置することができ、従来技術のよ
うに、水栓本体を便座から横方向へ突出するように大型
化する必要もない。 更に、フツクから外した吐水管を持つて洗浄できるた
め、大きなもの等を洗浄するときには、吐水管の使用位
置が限定される従来の技術と比較して、使い勝手がよく
なる。
あり、吐水管の洗浄開始及び停止を制御する水栓の操作
レバーは別途適所に設置することができ、従来技術のよ
うに、水栓本体を便座から横方向へ突出するように大型
化する必要もない。 更に、フツクから外した吐水管を持つて洗浄できるた
め、大きなもの等を洗浄するときには、吐水管の使用位
置が限定される従来の技術と比較して、使い勝手がよく
なる。
【図1】本発明の第1実施例の全体を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の全体を示す側面図である。
【図3】第1実施例に用いる分岐水栓を示すものであ
り、(a)は部分断面した背面図、(b)は部分断面し
た側面図である。
り、(a)は部分断面した背面図、(b)は部分断面し
た側面図である。
【図4】第1実施例に用いる別態様の分岐水栓を示すも
のであり、(a)は部分断面した正面図、(b)は部分
断面した側面図である。
のであり、(a)は部分断面した正面図、(b)は部分
断面した側面図である。
【図5】本発明の第2実施例の全体を示す側面図であ
る。
る。
【図6】従来の汚物洗浄用便器を示す側面図である。
【図7】従来の汚物洗浄用便器を示す正面図である。
11(51)…便器本体 11a(51a)…便鉢 17…吐水管 33…基板 34…起立部 35…フツク
Claims (1)
- 【請求項1】 便器本体と便座取付部材との間に基板が
挟持され、便座取付部材より後方の位置で該基板から立
設した起立部にフツクが設けられ、該フツクに係脱自在
に係止して吐水方向を便器本体の便鉢内へ向けることが
できる吐水管が備えられたことを特徴とする汚物洗浄用
便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19266994A JPH0827860A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 汚物洗浄用便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19266994A JPH0827860A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 汚物洗浄用便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0827860A true JPH0827860A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16295079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19266994A Pending JPH0827860A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 汚物洗浄用便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0827860A (ja) |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP19266994A patent/JPH0827860A/ja active Pending
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