JPH08277982A - 食込み管継手 - Google Patents
食込み管継手Info
- Publication number
- JPH08277982A JPH08277982A JP7101604A JP10160495A JPH08277982A JP H08277982 A JPH08277982 A JP H08277982A JP 7101604 A JP7101604 A JP 7101604A JP 10160495 A JP10160495 A JP 10160495A JP H08277982 A JPH08277982 A JP H08277982A
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- JP
- Japan
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- sleeve
- pipe
- fitted
- nipple
- metal
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- Pending
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- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ニップルに金属管を接続するにあたって、工
具による締め付けを不要とした食込み管継手を提供す
る。 【構成】 ニップル1の管接続部4の軸心に、金属管5
が嵌め込まれる嵌入用段部6を形成し、管接続部4の先
端側内周部に受圧用段部10を形成して金属管5の間に
間隙を設け、Oリング7を嵌め込むとともに第一スリー
ブ8を嵌め込み、第一スリーブ8の底部に円錐面状に窪
ませた押圧面14を形成し、この押圧面14に対して平
行な当接面17を有する第二スリーブ16を金属管5に
嵌め込むとともに、キャップ11よって第二スリーブ1
6を保持固定し、第一スリーブ8と第二スリーブ16と
の間に、これらスリーブの押圧面および当接面よりも円
錐面の傾きの大きさ食込み座金15を、内周側エッジ部
23が金属管5に密嵌し、外周がキャップ11で保持さ
れるように嵌め込む。
具による締め付けを不要とした食込み管継手を提供す
る。 【構成】 ニップル1の管接続部4の軸心に、金属管5
が嵌め込まれる嵌入用段部6を形成し、管接続部4の先
端側内周部に受圧用段部10を形成して金属管5の間に
間隙を設け、Oリング7を嵌め込むとともに第一スリー
ブ8を嵌め込み、第一スリーブ8の底部に円錐面状に窪
ませた押圧面14を形成し、この押圧面14に対して平
行な当接面17を有する第二スリーブ16を金属管5に
嵌め込むとともに、キャップ11よって第二スリーブ1
6を保持固定し、第一スリーブ8と第二スリーブ16と
の間に、これらスリーブの押圧面および当接面よりも円
錐面の傾きの大きさ食込み座金15を、内周側エッジ部
23が金属管5に密嵌し、外周がキャップ11で保持さ
れるように嵌め込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニップルに金属管を接
続するのに用いられる食込み管継手に関し、特に高圧の
流体圧を利用してワンプッシュでニップルと金属管を接
続するのに用いられる食込み管継手に関する。
続するのに用いられる食込み管継手に関し、特に高圧の
流体圧を利用してワンプッシュでニップルと金属管を接
続するのに用いられる食込み管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接続用ねじ部を有するニップルに
鉄パイプなどの金属管を接続するにあたっては、図6に
示すような食込み管継手が用いられている。この図で、
ニップル30には、一端側に配管などを接続するための
雄ねじ部31が螺刻され、他端側の管接続側32の内周
部には、接続しようとする金属管33を嵌め込む嵌入用
段部34が形成されている。この管接続部32の先端側
には、食込みスリーブ35が入り込むテーパ部36が形
成されている。また、管接続部32の外周部には、締付
け用ナット37が螺合する雄ねじ部38が螺刻されてい
る。
鉄パイプなどの金属管を接続するにあたっては、図6に
示すような食込み管継手が用いられている。この図で、
ニップル30には、一端側に配管などを接続するための
雄ねじ部31が螺刻され、他端側の管接続側32の内周
部には、接続しようとする金属管33を嵌め込む嵌入用
段部34が形成されている。この管接続部32の先端側
には、食込みスリーブ35が入り込むテーパ部36が形
成されている。また、管接続部32の外周部には、締付
け用ナット37が螺合する雄ねじ部38が螺刻されてい
る。
【0003】この食込み管継手では、金属管33にナッ
ト37とスリーブ35を嵌め込み金属管33の先端をニ
ップル30の管接続部32の嵌入用段部34に挿入し、
管接続部32の雄ねじ部38にナット37を螺合する。
ト37とスリーブ35を嵌め込み金属管33の先端をニ
ップル30の管接続部32の嵌入用段部34に挿入し、
管接続部32の雄ねじ部38にナット37を螺合する。
【0004】食込みスリーブ35は、図7に示すように
ナット37を締め付ける前は、内側に湾曲しており、先
端側の縮径部39の一部が管接続部32のテーパ部36
に入り込んでいる。
ナット37を締め付ける前は、内側に湾曲しており、先
端側の縮径部39の一部が管接続部32のテーパ部36
に入り込んでいる。
【0005】この状態から、ナット37を強く締め付け
ると、図8に示すようにスリーブ35の先端部が管接続
部32のテーパ部36に押し込まれながら、スリーブ先
端の内周エッジ部40が金属管33の外周壁に食い込
み、ニップル30に金属管33が接続される。
ると、図8に示すようにスリーブ35の先端部が管接続
部32のテーパ部36に押し込まれながら、スリーブ先
端の内周エッジ部40が金属管33の外周壁に食い込
み、ニップル30に金属管33が接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食込
み管継手では、スリーブ35を金属管33に食い込ませ
るために、ナット37をニップル30の雄ねじ部38に
強く締め付ける必要があり、金属管33の接続にあたっ
て、締め付け工具が必要であったり、工具によるナット
37の締付け作業が必要という問題があった。
み管継手では、スリーブ35を金属管33に食い込ませ
るために、ナット37をニップル30の雄ねじ部38に
強く締め付ける必要があり、金属管33の接続にあたっ
て、締め付け工具が必要であったり、工具によるナット
37の締付け作業が必要という問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、ニップル
に金属管を接続するにあたって、工具による締め付けを
不要とした食込み管継手を提供することを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、ニップル
に金属管を接続するにあたって、工具による締め付けを
不要とした食込み管継手を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による食込み管継手は、ニップルの管接続部の
軸心に、接続しようとする金属管が嵌め込まれる嵌入用
段部を形成し、上記管接続部の先端側内周部に受圧用段
部を形成して金属管の間に間隙を設け、この受圧用段部
に気密状にOリングを嵌め込むとともに、受圧時に移動
するOリングによって押し出される第一スリーブを嵌め
込み、第一スリーブの底部に円錐面状に窪ませた押圧面
を形成し、この押圧面に対して平行な当接面を有する第
二スリーブを金属管に嵌め込むとともに、上記管接続部
の外周部にかしめられるキャップの底部によって第二ス
リーブを保持固定し、第一スリーブと第二スリーブとの
間に、これらスリーブの押圧面および当接面よりも円錐
面の傾きの大きな食込み座金を、内周側エッジ部が金属
管に密嵌し、外周が上記キャップで保持されるように嵌
め込んだ構成としてある。
に本発明による食込み管継手は、ニップルの管接続部の
軸心に、接続しようとする金属管が嵌め込まれる嵌入用
段部を形成し、上記管接続部の先端側内周部に受圧用段
部を形成して金属管の間に間隙を設け、この受圧用段部
に気密状にOリングを嵌め込むとともに、受圧時に移動
するOリングによって押し出される第一スリーブを嵌め
込み、第一スリーブの底部に円錐面状に窪ませた押圧面
を形成し、この押圧面に対して平行な当接面を有する第
二スリーブを金属管に嵌め込むとともに、上記管接続部
の外周部にかしめられるキャップの底部によって第二ス
リーブを保持固定し、第一スリーブと第二スリーブとの
間に、これらスリーブの押圧面および当接面よりも円錐
面の傾きの大きな食込み座金を、内周側エッジ部が金属
管に密嵌し、外周が上記キャップで保持されるように嵌
め込んだ構成としてある。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、ニップルの流体通路に
金属管方向に高圧流体を流したときに、この高圧流体の
流体圧を上記Oリングが受けて上記第一スリーブが押し
出され、この第一スリーブの押圧面で上記食込み座金が
第二スリーブの当接面に対して押圧されて、食込み座金
の内周側エッジ部が金属管の外周に食い込み、ニップル
に金属管が接続される。
金属管方向に高圧流体を流したときに、この高圧流体の
流体圧を上記Oリングが受けて上記第一スリーブが押し
出され、この第一スリーブの押圧面で上記食込み座金が
第二スリーブの当接面に対して押圧されて、食込み座金
の内周側エッジ部が金属管の外周に食い込み、ニップル
に金属管が接続される。
【0010】
【実施例】以下、本発明による食込み管継手の具体的な
実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1に縦断面図
に、この食込み管継手の一実施例を示す。この図で、接
続用ねじ部を有する継ぎ管であるニップル1には、一端
側に配管などが接続される雄ねじ部2が形成され、軸心
部には流体通路3が形成されている。このニップル他端
部の管接続部4の軸心には、流体通路3と同内径の金属
管(金属パイプ)5が嵌め込まれる嵌入用段部6が形成
されている。また、管接続部4の先端側内周には、気密
状にOリング7が嵌め込まれるとともに、第一スリーブ
8の嵌合凸部9が嵌め込まれる受圧用段部10が形成さ
れている。管接続部4の外周には、キャップ11が嵌め
込まれるとともに、管接続部4の外周基部にはキャップ
11の開口端縁がかしめ付けられる凹部12が形成され
るている。
実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1に縦断面図
に、この食込み管継手の一実施例を示す。この図で、接
続用ねじ部を有する継ぎ管であるニップル1には、一端
側に配管などが接続される雄ねじ部2が形成され、軸心
部には流体通路3が形成されている。このニップル他端
部の管接続部4の軸心には、流体通路3と同内径の金属
管(金属パイプ)5が嵌め込まれる嵌入用段部6が形成
されている。また、管接続部4の先端側内周には、気密
状にOリング7が嵌め込まれるとともに、第一スリーブ
8の嵌合凸部9が嵌め込まれる受圧用段部10が形成さ
れている。管接続部4の外周には、キャップ11が嵌め
込まれるとともに、管接続部4の外周基部にはキャップ
11の開口端縁がかしめ付けられる凹部12が形成され
るている。
【0011】金属管5の外周に嵌め込まれる第一スリー
ブ8の先端には、ニップル1の受圧用段部10に嵌め込
まれるとともに、この段部10を流体圧を受けたときに
移動する嵌合凸部9が突設されている。また、第一スリ
ーブ8の拡径された当接面13には、ニップル1側の管
接続部4の端面が当たるようになっている。第一スリー
ブ8の底部は、円錐面状に窪ませた押圧面14となって
おり、受圧時にこの押圧面14によって食込み座金15
が第二スリーブ16側に押圧される。
ブ8の先端には、ニップル1の受圧用段部10に嵌め込
まれるとともに、この段部10を流体圧を受けたときに
移動する嵌合凸部9が突設されている。また、第一スリ
ーブ8の拡径された当接面13には、ニップル1側の管
接続部4の端面が当たるようになっている。第一スリー
ブ8の底部は、円錐面状に窪ませた押圧面14となって
おり、受圧時にこの押圧面14によって食込み座金15
が第二スリーブ16側に押圧される。
【0012】第一スリーブ8との間で食込み座金15を
挟持する第二スリーブ16は、食込み座金15が当たる
当接面17が第一スリーブ8の押圧面14に対して平行
な円錐面となっている。この第二スリーブ16の底部
が、キャップ11の底部に当接し、キャップ11によっ
て第二スリーブ16が保持固定される。キャップ11
は、横断面円形をなし、軸心には金属管5が通される挿
通孔18が穿設されている。
挟持する第二スリーブ16は、食込み座金15が当たる
当接面17が第一スリーブ8の押圧面14に対して平行
な円錐面となっている。この第二スリーブ16の底部
が、キャップ11の底部に当接し、キャップ11によっ
て第二スリーブ16が保持固定される。キャップ11
は、横断面円形をなし、軸心には金属管5が通される挿
通孔18が穿設されている。
【0013】つぎに、食込み座金15について説明す
る。食込み座金15を形成するにあたっては、図3に示
すように平面円形の金属板を用意し、この金属板の中心
に金属管5の外周径よりも小径な中心孔19を穿設す
る。続いて、この金属環20の外周と内周に放射状に複
数本の切り込み21を入れる。
る。食込み座金15を形成するにあたっては、図3に示
すように平面円形の金属板を用意し、この金属板の中心
に金属管5の外周径よりも小径な中心孔19を穿設す
る。続いて、この金属環20の外周と内周に放射状に複
数本の切り込み21を入れる。
【0014】続いて、中心部を円錐状に膨出せ、円錐面
の傾きがスリーブ8,16の押圧面14や当接面17の
傾きよりも大きくなるようにするとともに、中心に金属
管5が密に通される挿通孔22が形成されるようにす
る。第一および第二スリーブ8,16間に嵌め込まれた
食込み座金15は、内周側エッジ部23が金属管5に密
嵌し、外周部がキャップ11の内周角部で保持される。
の傾きがスリーブ8,16の押圧面14や当接面17の
傾きよりも大きくなるようにするとともに、中心に金属
管5が密に通される挿通孔22が形成されるようにす
る。第一および第二スリーブ8,16間に嵌め込まれた
食込み座金15は、内周側エッジ部23が金属管5に密
嵌し、外周部がキャップ11の内周角部で保持される。
【0015】つぎに、この食込み管継手を用いてニップ
ル1に金属管5を接続する手順を説明する。まず、金属
管5にキャップ11、第二スリーブ16、食込み座金1
5、第一スリーブ8、Oリング7の順に嵌め込み、金属
管5の先端部をニップル1の管接続部4軸心の嵌入用段
部6に嵌め込む。
ル1に金属管5を接続する手順を説明する。まず、金属
管5にキャップ11、第二スリーブ16、食込み座金1
5、第一スリーブ8、Oリング7の順に嵌め込み、金属
管5の先端部をニップル1の管接続部4軸心の嵌入用段
部6に嵌め込む。
【0016】続いて、キャップ11をニップル1の管接
続部4の外周部にいっぱいに嵌め込む。この状態では、
Oリング7と第一スリーブ8の嵌合凸部9が管接続部4
の受圧用段部10に嵌まり込む。その後、キャップ11
の開口端縁を管接続部4の外周基部の凹部12にかしめ
付ける。
続部4の外周部にいっぱいに嵌め込む。この状態では、
Oリング7と第一スリーブ8の嵌合凸部9が管接続部4
の受圧用段部10に嵌まり込む。その後、キャップ11
の開口端縁を管接続部4の外周基部の凹部12にかしめ
付ける。
【0017】続いて、ニップル1の雄ねじ部2に接続さ
れる配管から矢印P方向に高圧流体を流体通路3に流す
と、この高圧流体の流体圧をOリング7が受け、Oリン
グ7が嵌合凸部9に当たって、第一スリーブ8を食込み
座金15側に強く押し出す。これにより、第一スリーブ
8の押圧面14によって食込み座金15は、第二スリー
ブ16の当接面17に強く押し当てられ、図2に示すよ
うに座金15の内周側エッジ部23が金属管5の外周壁
に食い込み、金属管5がニップル1に接続される。
れる配管から矢印P方向に高圧流体を流体通路3に流す
と、この高圧流体の流体圧をOリング7が受け、Oリン
グ7が嵌合凸部9に当たって、第一スリーブ8を食込み
座金15側に強く押し出す。これにより、第一スリーブ
8の押圧面14によって食込み座金15は、第二スリー
ブ16の当接面17に強く押し当てられ、図2に示すよ
うに座金15の内周側エッジ部23が金属管5の外周壁
に食い込み、金属管5がニップル1に接続される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ニ
ップルの流体通路に高圧流体を流し、この高圧流体の流
体圧をOリングが受けて第一スリーブが強く押し出さ
れ、この第一スリーブの押圧面で食込み座金が第二スリ
ーブの当接面に対して押圧されて、食込み座金の内周側
エッジ部が金属管の外周に食い込むことにより、ニップ
ルに金属管が流体圧のワンプッシュにより接続されるよ
うにしたので、従来のようにナットを締め付けるための
工具が不要になるとともに、工具によるナットの締め付
け作業が必要なくなり、簡単に金属管を接続できるとい
う利点がある。
ップルの流体通路に高圧流体を流し、この高圧流体の流
体圧をOリングが受けて第一スリーブが強く押し出さ
れ、この第一スリーブの押圧面で食込み座金が第二スリ
ーブの当接面に対して押圧されて、食込み座金の内周側
エッジ部が金属管の外周に食い込むことにより、ニップ
ルに金属管が流体圧のワンプッシュにより接続されるよ
うにしたので、従来のようにナットを締め付けるための
工具が不要になるとともに、工具によるナットの締め付
け作業が必要なくなり、簡単に金属管を接続できるとい
う利点がある。
【図1】本発明による食込み管継手の一実施例を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】流体圧のワンプッシュにより金属管がニップル
に接続された状態を示す一部切欠き縦断面図である。
に接続された状態を示す一部切欠き縦断面図である。
【図3】食込み座金を形成する前の金属環を示す平面図
である。
である。
【図4】食込み座金の平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】従来の食込み管継手を示す縦断面図である。
【図7】従来の食込み管継手の要部を拡大して示す縦断
面図である。
面図である。
【図8】接続状態とした従来の食込み管継手の要部を拡
大して示す縦断面図である。
大して示す縦断面図である。
1 ニップル 2 雄ねじ部 3 流体通路 4 管接続部 5 金属管 6 嵌入用段部 7 Oリング 8 第一スリーブ 9 嵌合凸部 10 受圧用段部 11 キャップ 12 かしめ用の凹部 13 当接面 14 押圧面 15 食込み座金 16 第二スリーブ 17 当接面 18 挿通面 19 中心孔 20 金属環 21 切り込み 22 挿通孔 23 内周側エッジ部
Claims (1)
- 【請求項1】 ニップルの管接続部の軸心に、接続しよ
うとする金属管が嵌め込まれる嵌入用段部を形成し、上
記管接続部の先端側内周部に受圧用段部を形成して金属
管の間に間隙を設け、この受圧用段部に気密状にOリン
グを嵌め込むとともに、受圧時に移動するOリングによ
って押し出される第一スリーブを嵌め込み、第一スリー
ブの底部に円錐面状に窪ませた押圧面を形成し、この押
圧面に対して平行な当接面を有する第二スリーブを金属
管に嵌め込むとともに、上記管接続部の外周部にかしめ
られるキャップの底部によって第二スリーブを保持固定
し、第一スリーブと第二スリーブとの間に、これらスリ
ーブの押圧面および当接面よりも円錐面の傾きの大きな
食込み座金を、内周側エッジ部が金属管に密嵌し、外周
が上記キャップの内周角部で保持されるように嵌め込ん
で構成され、ニップルの流体通路に金属管方向に高圧流
体を流し、この高圧流体の流体圧を上記Oリングが受け
て上記第一スリーブが押し出され、この第一スリーブの
押圧面で上記食込み座金が第二スリーブの当接面に対し
て押圧され、食込み座金の内周側エッジ部が金属管の外
周に食い込むことにより、ニップルに金属管が接続され
ることを特徴とする食込み管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101604A JPH08277982A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 食込み管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7101604A JPH08277982A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 食込み管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08277982A true JPH08277982A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14305001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7101604A Pending JPH08277982A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 食込み管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08277982A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1087062C (zh) * | 1997-11-11 | 2002-07-03 | 日野自动车工业株式会社 | 管接头 |
JP2015230089A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 株式会社ブリヂストン | 管継手 |
-
1995
- 1995-04-04 JP JP7101604A patent/JPH08277982A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1087062C (zh) * | 1997-11-11 | 2002-07-03 | 日野自动车工业株式会社 | 管接头 |
JP2015230089A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 株式会社ブリヂストン | 管継手 |
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