JPH08276923A - 値札印字装置 - Google Patents

値札印字装置

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JPH08276923A
JPH08276923A JP8135895A JP8135895A JPH08276923A JP H08276923 A JPH08276923 A JP H08276923A JP 8135895 A JP8135895 A JP 8135895A JP 8135895 A JP8135895 A JP 8135895A JP H08276923 A JPH08276923 A JP H08276923A
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JP8135895A
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Yuji Hashimoto
侑司 橋本
Hideo Kusama
日出夫 草間
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TENTATSUKU KK
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TENTATSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品に取り付けられているタグと同じものを
用意し、このタグに予め価格修正用のラベルを貼付して
おき、このラベル付きのタグを価格修正前のタグと取り
替えるようにすることにより、作業効率の向上を図るこ
とができる値札印字装置を提供すること。 【構成】 値札用の被印字シート7を搬送する手段5,
13,46,47と、この被印字シート7に印字する手段8
と、価格修正用のラベル21を搬送する手段30と、このラ
ベル21に印字する手段25と、このラベル21を前記被印字
シート7に貼付する手段43とを備えた値札印字装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品に取り付ける値札
の価格修正に適した値札印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、小売店で販売されている衣料
品等の商品は、価格やバーコード等が印字されたタグを
取り付けて販売されており、消費者はタグに印字された
価格を視認して購入し、また、販売者はバーコードリー
ダーが接続されたレジスターで前記バーコードを読み取
るようにしている。
【0003】このような商品をバーゲンセールの場合に
値下げして販売する際等の価格変更の際には、商品に取
り付けられたタグに、価格修正用のラベルを貼付し、そ
のラベルによって修正前の価格及びバーコードが隠れる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ラベルの貼り付け作業は、タグの所定の位置に貼り付け
なければならず、傾いた状態でラベルを貼付すると消費
者の心象を悪くする傾向があることから、丁寧な作業が
要求され、特に価格修正の対象となる商品が多い場合に
は、小売店の店員に多大な負担がかかることになる。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みて、商品に取
り付けられているタグと同じものを用意し、このタグに
予め価格修正用のラベルを貼付しておき、このラベル付
きのタグを価格修正前のタグと取り替えるようにするこ
とにより、作業効率の向上を図ることができる値札印字
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の値札印字装置は、値札用の被印字シートを搬
送する手段と、この被印字シートに印字する手段と、価
格修正用のラベルを搬送する手段と、このラベルに印字
する手段と、このラベルを前記被印字シートに貼付する
手段とを備えたものである。尚、前記被印字シートとし
ては、タグやラベル等を使用することができる。
【0007】また、前記被印字シートに印字された価格
の上にスタンプを押す手段を備えたり、前記被印字シー
トを切断する手段や集積する手段を備えたりすると、作
業効率の更なる向上に寄与し得る。
【0008】
【作 用】本発明の値札印字装置は以上の構成を有して
いるため、価格修正前の値札用の被印字シートをラベル
貼付位置まで搬送し、一方で価格修正用のラベルに修正
後の価格やバーコード等を印字し、このラベルを被印字
シートに貼付する位置まで搬送して、ラベルを被印字シ
ートに貼付することにより、価格修正後の被印字シート
を迅速且つ正確に製造することができ、人手も殆ど掛か
らずに済む。
【0009】また、前記被印字シートに印字された価格
の上にスタンプを押す手段を備えた場合には、ラベルの
貼付位置から外れた被印字シート上に価格が印字されて
いる場合に適応して、その修正前の価格に重ねて消線等
のスタンプを押すことが可能となる。一方、前記被印字
シートを切断する手段を備えた場合には、ロールシート
となった値札用の被印字シートを使用することが可能と
なり、前記被印字シートを集積する手段を備えた場合に
は、価格修正後の被印字シートをスタックすることがで
き、取り扱い上の利便の面で有利である。
【0010】
【実施例】次に図面を参照して本発明の値札印字装置の
一実施例を説明する。図1は本実施例の値札印字装置1
と、これに併設するカッター付きスタッカー2を組み合
わせた状態を示しており、図2及び図3は本実施例の値
札印字装置1の構造を、便宜上左右に分割して示してい
る。
【0011】図2は主としてタグの印字及び搬送機能を
有している部分であり、値札印字装置1の右側からコロ
付シャフト3,4の間を通して、第1の駆動ローラー5
と遊動ローラー6の位置までタグ7を挿入し、この駆動
ローラー5の回転により内部に搬送するようになってい
る。一方、このタグ7に印字するために第1のサーマル
ヘッド8が設けられており、未使用のインクリボン9は
第1のリール10から引き出され、シャフト11,12に案内
されて、サーマルヘッド8と第2の駆動ローラーである
プラテンローラー13の間を通り、コロ付シャフト14,15
に案内されて第2のリール16に巻き取られるようになっ
ている。また、サーマルヘッド8と対峙するプラテンロ
ーラー13の回転によって、タグ7は更に左方向に搬送さ
れる。
【0012】尚、図中、コロ付シャフト3,4の左側に
位置するセンサー17はタグ7の有無を検出し、駆動ロー
ラー5とプラテンローラー6との間に位置するセンサー
18はタグ7の糸孔を検出するようになっており、一方、
シャフト11の下方に位置するセンサー19はインクリボン
9の有無を検出するようになっている。図3は主として
ラベルの印字及び搬送機能と、このラベルをタグ7に貼
付する機能を有している部分であり、第3のリール20に
巻回されているラベル21をシャフト22で下方に向けて案
内し、コロ付シャフト23,24を介して第2のサーマルヘ
ッド25とプラテンローラー26の間を通し、ラベル21を台
紙であるセパレーターから剥離させるための剥離板27で
折り返されて、ガイド板28及びコロ付シャフト29を介し
て第4のリール30に巻き取られるようになっている。
【0013】また、このラベル21に印字するためのイン
クリボン31は、第5のリール32に巻回されており、コロ
付シャフト33,34を介して、ラベル21と重なった状態で
サーマルヘッド25とプラテンローラー26との間を通り、
シャフト35を介して、第6のリール36に巻回されるよう
になっている。尚、コロ付シャフト33の右側に位置する
センサー37はラベル21の有無を検出し、コロ付シャフト
23とコロ付シャフト24の間に位置するセンサー38はラベ
ル21とセパレーターの段部(境界)又はセパレーターに
形成された位置検出用の孔を検出するようになってお
り、一方、コロ付シャフト33の下方に位置するセンサー
39はインクリボン31の有無を検出するようになってい
る。
【0014】このサーマルヘッド25の後段には、ラベル
21をタグ7に貼付するための手段として、支軸40を中心
に回動するアーム41の端部にローラー42を取り付けた貼
付装置43が設けられている。この貼付装置43は、ロータ
リーソレノイド44により駆動されるようになっており、
更に光学式のセンサー45により、その動作が正常に行わ
れているか否かが監視されている。
【0015】この貼付装置43の後段にはタグ7を搬送す
るための第3の駆動ローラー46と第4の駆動ローラー47
が設けられており、それらの間にスタンプ装置48が設け
られている。このスタンプ装置48は、図中に示す待機状
態では、インクパッド49にローラースタンパー50のスタ
ンプ面を当接させており、下方のタグ7にスタンプする
際には、ロータリーソレノイド51によってタグ7の表面
に接触するまで降下させ、左方向に移動するタグ7との
間に生じる摩擦力を利用して、支軸52を中心に時計回り
に約90°回動させ、それまでインクパッド49に当接させ
ていたスタンプ面をタグ7に押し当てるようになってい
る。このスタンプ面には、好ましくはタグ7に印字され
た価格の上に2本の消線をスタンプするような2条の突
起を形成しておく。
【0016】上述した第4の駆動ローラー47を通過した
タグ7は、値札印字装置1の左側から送り出されるが、
本実施例では、この値札印字装置1に図4に示すような
カッター付スタッカー2を併設しているので、タグ7は
上下2枚の案内板53,54の間からカッター付スタッカー
2の内部に進み、ロータリーソレノイド55によって駆動
される可動刃であるロータリーカッター56と本体側に固
定された固定刃57との間に生じる剪断力によって所定間
隔で切断される。
【0017】このようにして切断されたタグ7は、歯付
きベルト58を介してモーター59により駆動される駆動ロ
ーラー60,61によってスタック部62に搬送される。この
時、光学式のセンサー63により、タグ7が正常に通過し
ているか否が検出され、例えばタグ7がロータリーカッ
ター56とスタック部62との間で詰まる等の不具合が生じ
た場合には、ロータリーカッター56及び駆動ローラー6
0,61の作動を停止するようになっている。
【0018】尚、このカッター付きスタッカー2は、左
右にスライドできるように下部にキャスター64が取り付
けられており、値札印字装置1との間の相対距離を調整
できるようになっている。上記の如く、ロータリーカッ
ター56で切断されたタグ7はスタック部62に搬送され、
支軸65を中心に回動自在に設けられた押さえ板66によ
り、上方から適度なウェイトをかけられた状態で積み上
げられる。積層されたタグ7は、最初のものが最上層に
位置し、最後のものが最下層に位置する状態でスタック
される。そして、ある程度の枚数がスタックされ、押さ
え板66が支軸65を中心に図中に示す状態から反時計回り
に約90°回動すると、押さえ板66はそれ自体の重みで更
に反時計回りに回動してタグ7上から外れ、この状態で
タグ7自体のウェイトが押さえ板66の代わりになる。
【0019】また、タグ7がスタック部62上に更に集積
され、光学式のセンサー67の位置まで溜まると、スタッ
ク部62が一杯になったと判断され、値札印字装置1及び
カッター付きスタッカー2の作動が停止するようになっ
ている。尚、上述した値札印字装置1の駆動系は、図5
及び図6に示すようになっている。まず、図5はタグ7
の印字と値札印字装置1全体に渡る搬送に関する駆動系
であり、モーター68のプーリー69に掛け回された歯付ベ
ルト70は、タグ7に印字するためのサーマルヘッド8に
対峙するプラテンローラー13のプーリー71と第1の駆動
ローラー5のプーリー72に掛け回され、更に、プラテン
ローラー13と同軸に設けられた別のプーリーを介して、
別の歯付ベルト73により第3の駆動ローラー46と第4の
駆動ローラー47にも伝動するようになっている。
【0020】更に、インクリボン9を巻き取る側の第2
のリール16と同軸に設けられたプーリー74にも歯付ベル
ト75を介して、プラテンローラー13と同軸のプーリー71
から回転力が伝動される。一方、図6はラベル21の印字
に関する駆動系であり、モーター76のプーリー77に掛け
回された歯付ベルト78は、サーマルヘッド25に対峙する
プラテンローラー26と同軸のプーリー79とアイドルプー
リー80に掛け回されており、前記プーリー79と同軸のプ
ーリーを介して、ラベル21のセパレーターを巻き取るた
めの第4のリール30のプーリー81と、ラベル印字用のイ
ンクリボン31を巻き取るための第6のリール36のプーリ
ー82に掛け回された歯付ベルト83によって、これらにも
モーター76の回転力が伝動するようになっている。
【0021】次に、本実施例の値札印字装置1と、これ
に併設されるカッター付きスタッカー2の動作を説明す
る。まず、最も多用される動作モードでは、タグ7に値
下げ前の価格及びバーコードを印字し、ラベル21には値
下げ後の価格及びバーコードを印字し、次に、このラベ
ル21をタグ7に貼付し、タグ7上の価格が印字された部
分に消線のスタンプを押し、単票に切断してスタックす
るようになっており、その例について説明する。尚、タ
グ7及びラベル21に印字する内容及び枚数は、予め図外
のコンピュータに入力しておき、異なる印字内容のもの
でも連続して処理できるようにプログラムしておく。
【0022】図1に示すロールシート状のタグ7を巻い
たリール84から図2に示すコロ付シャフト3,4の間を
通して、第1の駆動ローラー5の位置までタグ7の先端
を挿入し、図1に示す操作部85のスイッチを操作する
と、センサー17によりタグ7が存在することが検出さ
れ、値札印字装置1が起動し、縦に連続したタグ7は左
方に送られる。
【0023】この時、センサー18により、タグ7に形成
された糸孔の位置が検出され、これが基準となって、次
の糸孔が検出されるまでの間パルスカウントされる。こ
のカウントされたパルス数に基づいて、後に、タグ7へ
の印字位置、ラベル21の貼付位置、スタンプ位置、カッ
ト位置等が連動して制御されることになる。一方、イン
クリボン9も第1のリール10から第2のリール16に向か
って巻き取られ、サーマルヘッド8の部分でタグ7上に
値下げ前の内容が印字されるが、仮に印字の途中で、こ
のインクリボン9が無くなったことをセンサー19が検出
すると、値札印字装置1は停止する。このように印字さ
れたタグ7は、第2の駆動ローラーであるプラテンロー
ラー13により左方に搬送される。
【0024】台紙であるセパレータに貼付されているラ
ベル21も、図3に示す第3のリール20から第4のリール
30に向かって巻き取られ、その途中でサーマルヘッド25
により値下げ後の内容がそれぞれ印字される。この過程
では、センサー37がラベル21の有無を監視しており、ラ
ベル21が無くなったことが検出されると、値札印字装置
1が停止される。また、センサー38はラベル21に対する
印字位置を確定するために、セパレータに形成されたラ
ベル21間の孔を検出してパルスカウントしている。
【0025】また、ラベル21への印字中には、ラベル用
のインクリボン31も第5のリール32から第6のリール36
に向かって巻き取られるが、前記同様に、仮に印字の途
中で、このインクリボン31が無くなったことをセンサー
39が検出すると、値札印字装置1は停止するようになっ
ている。次に、ラベル21は剥離板27の部分でセパレータ
と分離し、貼付装置13により直下を移動中のタグ7の表
面に貼付される。この状態で、第3の駆動ローラー46に
より左方に送られ、スタンプ装置48により、ラベル21の
貼付位置から外れたタグ7上の価格表示の部分に消線を
スタンプし、第4の駆動ローラー47によりカッター付き
スタッカー2に搬送される。カッター付きスタッカー2
に送り出されたタグ7はロータリーカッター56によって
切断され、スタック部62に集積される。
【0026】このような手順で予めコンピュータに入力
した枚数分だけ同一内容のものを製造し、次に別のデー
タをコンピュータに入力して、異なる内容の印字作業を
行う場合には、タグ7に印字するためのサーマルヘッド
8をロータリーソレノイド86により一時的に上昇させ、
最後に切断されたタグ7の先端が、このサーマルヘッド
8とラベル21に印字するためのサーマルヘッド25との間
まで後退するように、モーター68を逆転させる。
【0027】そして、上述したのと同様な手順で、次の
作業を開始するが、この時、上記の如くタグ7用のサー
マルヘッド8を通過した位置にタグ7の先端が位置して
いるので、最初のタグ7若しくは先端から所定枚数のタ
グ7には印字が行われず、次の内容のタグ7は、白紙と
されたタグ7の後のタグ7に印字される。その結果、前
の内容のタグ7と後の異なる内容のタグ7との間には、
印字されていないタグ7が相紙として介在することにな
り、後にスタック部62に溜まったタグ7を内容別に分別
する際の目印となり、作業性の向上に寄与する。
【0028】これと同様に、複数のデータを一括してコ
ンピュータに入力し、異なる内容の印字作業を連続して
行う場合には、上述したモーター68の逆転は行わずに、
印字を行わないタグ7を相紙として1枚介在させ、その
まま次の印字作業に入る。尚、本実施例の値札印字装置
1は上記の作業の他に、装置の一部を単独又は組み合わ
せて使用することにより、以下の作業も行うことができ
る。即ち、値下げ用の修正ラベル21を貼付していない通
常のタグ7のみを印字する場合には、ラベル21の印字及
び貼付系を止め、タグ7の印字及び搬送系のみを起動す
ることにより、タグ7に対して印字した後、直接カッタ
ー付きスタッカー2まで搬送し、1枚ずつカットしてス
タックする。
【0029】また、その他にも、例えばラベル21のみに
印字して、既に商品に取り付けられているタグ7に人手
で貼付する場合にも対応することができ、その場合に
は、タグ7の印字及び搬送系と、ラベル21の貼付系と、
カッター付きスタッカー2とを停止させ、ラベル21の印
字系のみを作動させることにより、ラベル21の印字のみ
を行い、セパレーターから剥離させることなくそのまま
第4のリール30に巻き取るようにする。
【0030】本実施例の値札印字装置1は上述の如く様
々な処理機能を有しているが、その他の付属機能とし
て、多品種のタグ7及びラベル21に対応すべく、タグ7
の幅を合わせるために、タグ7の搬送路に沿って設けら
れるガイド(図示せず)の間隔を調整するためのノブ87
と、それに合わせて、タグ7の糸孔を検出するためのセ
ンサー18の位置合わせをするノブ88とが設けられてい
る。
【0031】更に、ラベル21の貼付位置を調整するため
に、図2に示すタグ7の印字系と、図3に示すラベル21
の印字系との相対位置を調整すべく、ラベル21の印字系
のステージを前後に移動するためのノブ89と、消線のス
タンプ位置を調整するために、スタンプ装置48を前後に
移動するためのノブ90が設けられている。また、図中の
レバー91,92は、タグ7やラベル21やインクリボン9,
31を交換又は補充する場合、その他メンテナンス時にそ
れぞれサーマルヘッド8,25を昇降するためのものであ
り、支軸を中心にレバー91,92を回動することにより、
サーマルヘッド8,25をプラテンローラー13,26からそ
れぞれ離間することができるようになっている。
【0032】尚、本実施例では、被印字シートとしてタ
グ7を使用しているが、ラベル等の他のシート状部材を
使用することも勿論可能である。また、上述したカッタ
ー付きスタッカー2の代わりに巻き取り用のリールを装
着することにより、印字後の被印字シートを巻き取るよ
うにすることもできる。また、被印字シートとしてラベ
ルを使用する場合には、タグ7に比して柔軟であり、各
ローラー間で波打ち現象を生じる恐れがあるため、常に
適度なテンションが掛かった状態で搬送すると好まし
い。進行方向に移動させる際には、例えば、第4の駆動
ローラー47と遊動ローラー93との間に挟まれるラベルに
作用する面圧が、第1の駆動ローラー5と遊動ローラー
6との間に挟まれるラベルに作用する面圧よりも大きく
なるように、接触圧力を調整する等の手段を講じ、一
方、逆方向に引き戻す際には、上記面圧の関係が逆にな
るようにすると良い。
【0033】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、タグ7の糸孔を検出するセンサー18に代
えて、タグ7とタグ7の間に形成されるくびれ部分を検
出するセンサーやタグ7の裏面に印刷したマークを検出
するセンサー等を使用しても構わない。また、これと同
様に、ラベル21とラベル21との間の孔を検出するセンサ
ー38に代えて、ラベル21とセパレーターとの境界の段差
を検出するセンサーを使用しても良いし、セパレーター
の裏面に印刷されたマークを検出するセンサーであって
も良い。
【0034】更に、上述した各センサーは、光学式の透
過型のものの他に、光学式の反射型のものや、磁気検出
式、或いはスイッチング式等の他種のセンサーも使用す
ることができる。また、上記した各ロータリーソレノイ
ドに代えて、プランジャ形、漏れ磁束形、平板形、クラ
ッパ形、ヒンジ形等の各種ソレノイドを使用しても構わ
ない。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る値札印字装置は、値札用の
被印字シートを搬送する手段と、この被印字シートに印
字する手段と、価格修正用のラベルを搬送する手段と、
このラベルに印字する手段と、このラベルを前記被印字
シートに貼付する手段とを備えたので、価格修正前の値
札用の被印字シートをラベル貼付位置まで搬送し、一方
で価格修正用のラベルに修正後の価格やバーコード等を
印字し、このラベルを被印字シートに貼付する位置まで
搬送して、ラベルを被印字シートに貼付することによ
り、価格修正後の被印字シートを迅速且つ正確に製造す
ることができ、人手も殆ど掛からずに済む。
【0036】また、前記被印字シートに印字された価格
の上にスタンプを押す手段を備えた場合には、ラベルの
貼付位置から外れた被印字シート上に価格が印字されて
いる場合に適応して、その修正前の価格に消線等のスタ
ンプを押すことができる。更に、前記被印字シートを切
断する手段を備えた場合には、ロールシートとなった値
札用の被印字シートを使用することが可能となり、前記
被印字シートを集積する手段を備えた場合には、価格修
正後の被印字シートをスタックすることができ、取り扱
い上の利便の面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における値札印字装置とこれ
に併設されるカッター付きスタッカーの斜視図である。
【図2】図1の値札印字装置を二分割し、その右側の内
部構造を示す正面図である。
【図3】図1の値札印字装置を二分割し、その左側の内
部構造を示す正面図である。
【図4】図1のカッター付きスタッカーの内部構造を示
す正面図である。
【図5】図1の値札印字装置の内、タグの印字と値札印
字装置全体に渡る搬送に関する駆動系を示す構造図であ
る。
【図6】図1の値札印字装置の内、ラベルの印字に関す
る駆動系を示す構造図である。
【符号の説明】
1 値札印字装置 2 カッター付きスタッカー 5 駆動ローラー(タグを搬送する手段) 7 タグ(被印字シート) 8 サーマルヘッド(タグに印字する手段) 13 プラテンローラー(タグを搬送する手段) 21 ラベル 25 サーマルヘッド(ラベルに印字する手段) 30 第4のリール(ラベルを搬送する手段) 43 貼付装置(ラベルをタグに貼付する手段) 46 駆動ローラー(タグを搬送する手段) 47 駆動ローラー(タグを搬送する手段) 48 スタンプ装置(タグにスタンプを押す手段) 56 ロータリーカッター(タグを切断する手段) 62 スタック部(タグを集積する手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/00 G09F 3/00 N

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 値札用の被印字シートを搬送する手段
    と、この被印字シートに印字する手段と、価格修正用の
    ラベルを搬送する手段と、このラベルに印字する手段
    と、このラベルを前記被印字シートに貼付する手段とを
    備えた値札印字装置。
  2. 【請求項2】 前記被印字シートに印字された価格の上
    にスタンプを押す手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の値札印字装置。
  3. 【請求項3】 前記被印字シートを切断する手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の値札印字装置。
  4. 【請求項4】 前記切断された被印字シートを集積する
    手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の値札印
    字装置。
JP8135895A 1995-04-06 1995-04-06 値札印字装置 Pending JPH08276923A (ja)

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JP8135895A JPH08276923A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 値札印字装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110813635A (zh) * 2019-11-08 2020-02-21 颐中(青岛)烟草机械有限公司 一种加热卷烟烟盒商标纸输入装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110813635A (zh) * 2019-11-08 2020-02-21 颐中(青岛)烟草机械有限公司 一种加热卷烟烟盒商标纸输入装置及方法
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