JPH08276741A - ドアインナーパネル組立構造 - Google Patents
ドアインナーパネル組立構造Info
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- JPH08276741A JPH08276741A JP7078915A JP7891595A JPH08276741A JP H08276741 A JPH08276741 A JP H08276741A JP 7078915 A JP7078915 A JP 7078915A JP 7891595 A JP7891595 A JP 7891595A JP H08276741 A JPH08276741 A JP H08276741A
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- Japan
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- door
- inner panel
- door inner
- finisher
- assembly structure
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/70—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
- B60J10/74—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
- B60J10/75—Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアインナーパネルとドアガラスとの間に、
ドアフィニッシャーを容易に挿入することができるよう
にする。 【構成】 ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａに
は、これの車両前後方向複数箇所において開口部１０ｂ
が形成される。インサイドシール１４には、開口部１０
ｂと対応する位置に係止部１４ｂが形成されており、係
止部１４ｂが開口部１０ｂに挿入された後、開口部１０
ｂの側面及び上端部１０ａの室内側面に密着するように
折り曲げられることにより、ドアフィニッシャー１０に
固定される。ドアインナーパネル１２のウエスト部１２
ａには、係止部１４ｂに対応する位置に、室内方向に変
位させて形成された逃がし部１２ｂが設けられる。上端
部１０ａを、ウエスト部１２ａとドアガラスとの間に挿
入する際には、係止部１４ｂは、逃がし部１２ｂ部分に
挿入される。
ドアフィニッシャーを容易に挿入することができるよう
にする。 【構成】 ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａに
は、これの車両前後方向複数箇所において開口部１０ｂ
が形成される。インサイドシール１４には、開口部１０
ｂと対応する位置に係止部１４ｂが形成されており、係
止部１４ｂが開口部１０ｂに挿入された後、開口部１０
ｂの側面及び上端部１０ａの室内側面に密着するように
折り曲げられることにより、ドアフィニッシャー１０に
固定される。ドアインナーパネル１２のウエスト部１２
ａには、係止部１４ｂに対応する位置に、室内方向に変
位させて形成された逃がし部１２ｂが設けられる。上端
部１０ａを、ウエスト部１２ａとドアガラスとの間に挿
入する際には、係止部１４ｂは、逃がし部１２ｂ部分に
挿入される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアインナーパネル組
立構造に関するものである。
立構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のドアインナーパネル組立構造とし
ては、図７に示される車両用ドア５０及び５２の８ー８
断面図である図８に示されるものがある。すなわち、ド
アフィニッシャー５４の上端部５４ａの車両前後方向複
数箇所において係止部材５６によりインサイドシール５
８が固定されており、前記ドアフィニッシャー５４の上
端部５４ａが前記インサイドシール５８とともに、ドア
インナーパネル６０のウエスト部６０ａとドアガラス６
２との間に挿入されて組み付けられている。係止部材５
６は、図８に示されるように、鉄板５８ａの表面が塩化
ビニール５８ｂでコーティングされたインサイドシール
５８を車両前後方向複数箇所において切り起して形成し
た係止部５８ｃを、ドアフィニッシャー５４の上端部５
４ａに対応して形成された開口部５４ｂに挿通させてド
アフィニッシャー５４の上端部５４ａの車内側の面に密
着させるように折り曲げることにより構成されていた
り、図示はしていないが、ドアフィニッシャー５４の上
端部５４ａと、インサイドシール５８と、を結合するホ
ッチキスで構成されている。（類似技術：実開平３−１
８２１号）
ては、図７に示される車両用ドア５０及び５２の８ー８
断面図である図８に示されるものがある。すなわち、ド
アフィニッシャー５４の上端部５４ａの車両前後方向複
数箇所において係止部材５６によりインサイドシール５
８が固定されており、前記ドアフィニッシャー５４の上
端部５４ａが前記インサイドシール５８とともに、ドア
インナーパネル６０のウエスト部６０ａとドアガラス６
２との間に挿入されて組み付けられている。係止部材５
６は、図８に示されるように、鉄板５８ａの表面が塩化
ビニール５８ｂでコーティングされたインサイドシール
５８を車両前後方向複数箇所において切り起して形成し
た係止部５８ｃを、ドアフィニッシャー５４の上端部５
４ａに対応して形成された開口部５４ｂに挿通させてド
アフィニッシャー５４の上端部５４ａの車内側の面に密
着させるように折り曲げることにより構成されていた
り、図示はしていないが、ドアフィニッシャー５４の上
端部５４ａと、インサイドシール５８と、を結合するホ
ッチキスで構成されている。（類似技術：実開平３−１
８２１号）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドアインナーパネル組立構造では、係止部材５６
が、ドアフィニッシャー５４の上端部５４ａよりも室内
側に突出しており、また、ドアインナーパネル６０のウ
エスト部６０ａとドアガラス６２との間の寸法は、これ
らの間に挿入されたドアフィニッシャー５４がぐらつく
ことがないように狭く設定されている。このため、ドア
フィニッシャー５４をドアインナーパネル６０のウエス
ト部６０ａと、ドアガラス６２と、の間に挿入する際
に、係止部材５６がドアインナーパネル６０のウエスト
部６０ａに引っ掛かり、挿入しづらいという問題があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
ある。
来のドアインナーパネル組立構造では、係止部材５６
が、ドアフィニッシャー５４の上端部５４ａよりも室内
側に突出しており、また、ドアインナーパネル６０のウ
エスト部６０ａとドアガラス６２との間の寸法は、これ
らの間に挿入されたドアフィニッシャー５４がぐらつく
ことがないように狭く設定されている。このため、ドア
フィニッシャー５４をドアインナーパネル６０のウエス
ト部６０ａと、ドアガラス６２と、の間に挿入する際
に、係止部材５６がドアインナーパネル６０のウエスト
部６０ａに引っ掛かり、挿入しづらいという問題があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアインナー
パネルのウエスト部のドアフィニッシャーの係止部材に
対応する位置に、室内方向に変位させて形成された逃が
し部を設けることにより、上記課題を解決する。
パネルのウエスト部のドアフィニッシャーの係止部材に
対応する位置に、室内方向に変位させて形成された逃が
し部を設けることにより、上記課題を解決する。
【０００５】すなわち、請求項１記載の本発明のドアイ
ンナーパネル組立構造は、ドアフィニッシャーの上端部
の車両前後方向複数箇所において係止部材によりインサ
イドシールが固定され、前記ドアフィニッシャーの上端
部が前記インサイドシールとともに、ドアインナーパネ
ルのウエスト部とドアガラスとの間に挿入されて組み付
けられるものにおいて、前記ドアインナーパネルの前記
ウエスト部には、前記ドアフィニッシャーの前記係止部
材に対応する位置に、室内方向に変位させて形成された
逃がし部が設けられている、ことを特徴とする。
ンナーパネル組立構造は、ドアフィニッシャーの上端部
の車両前後方向複数箇所において係止部材によりインサ
イドシールが固定され、前記ドアフィニッシャーの上端
部が前記インサイドシールとともに、ドアインナーパネ
ルのウエスト部とドアガラスとの間に挿入されて組み付
けられるものにおいて、前記ドアインナーパネルの前記
ウエスト部には、前記ドアフィニッシャーの前記係止部
材に対応する位置に、室内方向に変位させて形成された
逃がし部が設けられている、ことを特徴とする。
【０００６】また、請求項２記載の本発明のドアインナ
ーパネル組立構造は、前記ドアインナーパネルの前記逃
がし部のうちの１つの位置は、側面衝突時に前記ドアイ
ンナーパネルを折曲させたい位置であるドア折れ部位に
一致するように設けられている、ことを特徴とする。
ーパネル組立構造は、前記ドアインナーパネルの前記逃
がし部のうちの１つの位置は、側面衝突時に前記ドアイ
ンナーパネルを折曲させたい位置であるドア折れ部位に
一致するように設けられている、ことを特徴とする。
【０００７】また、請求項３記載の本発明のドアインナ
ーパネル組立構造は、前記ウエスト部の下部には、これ
よりも室内方向に折曲された補強用折曲部が車両前後方
向にわたって形成されるとともに、該補強用折曲部の前
記ドアインナーパネルの前記ドア折れ部位に対応する部
分は、前記逃がし部と略同一平面となるよう室外方向に
折戻されるように形成されている、 ことを特徴とす
る。
ーパネル組立構造は、前記ウエスト部の下部には、これ
よりも室内方向に折曲された補強用折曲部が車両前後方
向にわたって形成されるとともに、該補強用折曲部の前
記ドアインナーパネルの前記ドア折れ部位に対応する部
分は、前記逃がし部と略同一平面となるよう室外方向に
折戻されるように形成されている、 ことを特徴とす
る。
【０００８】
【作用】請求項１記載の本発明においては、ドアインナ
ーパネルのウエスト部のドアフィニッシャーの係止部材
に対応する位置に、室内方向に変位させて形成された逃
がし部を設ける。これにより、ドアフィニッシャーをド
アインナーパネルとドアガラスとの間に挿入する際に、
ドアフィニッシャーの係止部材がドアインナーパネルの
ウエスト部に引っ掛かることがないため、ドアフィニッ
シャーをドアインナーパネルとドアガラスとの間に容易
に挿入することができる。
ーパネルのウエスト部のドアフィニッシャーの係止部材
に対応する位置に、室内方向に変位させて形成された逃
がし部を設ける。これにより、ドアフィニッシャーをド
アインナーパネルとドアガラスとの間に挿入する際に、
ドアフィニッシャーの係止部材がドアインナーパネルの
ウエスト部に引っ掛かることがないため、ドアフィニッ
シャーをドアインナーパネルとドアガラスとの間に容易
に挿入することができる。
【０００９】また、請求項２記載の本発明においては、
ドアインナーパネルの逃がし部のうちの１つの位置は、
側面衝突時にドアインナーパネルを折曲させたい位置で
あるドア折れ部位に一致するように設ける。これによ
り、側面衝突時にドア折れ部位に一致した逃がし部が折
曲を促進し、確実に折曲させたい位置でドアインナーパ
ネルを折曲させることができる。
ドアインナーパネルの逃がし部のうちの１つの位置は、
側面衝突時にドアインナーパネルを折曲させたい位置で
あるドア折れ部位に一致するように設ける。これによ
り、側面衝突時にドア折れ部位に一致した逃がし部が折
曲を促進し、確実に折曲させたい位置でドアインナーパ
ネルを折曲させることができる。
【００１０】また、請求項３記載の本発明においては、
ウエスト部の下部にこれの車両前後方向にわたって形成
されたこれよりも室内方向に折曲された補強用折曲部の
ドアインナーパネルのドア折れ部位に対応する部分を、
逃がし部と略同一平面となるよう室外方向に折戻される
ように形成する。これにより、この部分はインナーパネ
ルの他の部分よりも折曲し易くなる。このため、側面衝
突時に折曲させたい位置で、より確実にドアインナーパ
ネルを折曲させることができる。
ウエスト部の下部にこれの車両前後方向にわたって形成
されたこれよりも室内方向に折曲された補強用折曲部の
ドアインナーパネルのドア折れ部位に対応する部分を、
逃がし部と略同一平面となるよう室外方向に折戻される
ように形成する。これにより、この部分はインナーパネ
ルの他の部分よりも折曲し易くなる。このため、側面衝
突時に折曲させたい位置で、より確実にドアインナーパ
ネルを折曲させることができる。
【００１１】
【実施例】図１にドアフィニッシャー１０をドアインナ
ーパネル１２に組み付ける前の状態を示す。ドアフィニ
ッシャー１０の上端部１０ａには、図３に示されるよう
に、これの車両前後方向複数箇所において開口部１０ｂ
がそれぞれ形成されている。
ーパネル１２に組み付ける前の状態を示す。ドアフィニ
ッシャー１０の上端部１０ａには、図３に示されるよう
に、これの車両前後方向複数箇所において開口部１０ｂ
がそれぞれ形成されている。
【００１２】インサイドシール１４は、これの上下方向
に所定間隔をあけた２箇所に、これの車両前後方向全長
にわたって室外方向に突出してそれぞれ形成される２つ
のリップ部１４ａを有する。インサイドシール１４の２
つのリップ部１４ａ間には、車両前後方向複数箇所にお
いて切り起こされて形成された係止部（係止部材）１４
ｂがそれぞれ形成されている。インサイドシール１４の
リップ部１４ａ以外の部分は、芯材となる鉄板１４ｃの
表面を塩化ビニール１４ｄでコーティングすることによ
り構成されている。
に所定間隔をあけた２箇所に、これの車両前後方向全長
にわたって室外方向に突出してそれぞれ形成される２つ
のリップ部１４ａを有する。インサイドシール１４の２
つのリップ部１４ａ間には、車両前後方向複数箇所にお
いて切り起こされて形成された係止部（係止部材）１４
ｂがそれぞれ形成されている。インサイドシール１４の
リップ部１４ａ以外の部分は、芯材となる鉄板１４ｃの
表面を塩化ビニール１４ｄでコーティングすることによ
り構成されている。
【００１３】インサイドシール１４は、ドアフィニッシ
ャー１０の上端部１０ａの室外側の面に密着させられ、
図３に示されるように、インサイドシール１４の複数箇
所を切り起こして形成した係止部１４ｂがドアフィニッ
シャー１０の開口部１０ｂに挿入された後、開口部１０
ｂの側面及び上端部１０ａの室内側面に密着するように
折り曲げられることにより、ドアフィニッシャー１０に
固定されている。
ャー１０の上端部１０ａの室外側の面に密着させられ、
図３に示されるように、インサイドシール１４の複数箇
所を切り起こして形成した係止部１４ｂがドアフィニッ
シャー１０の開口部１０ｂに挿入された後、開口部１０
ｂの側面及び上端部１０ａの室内側面に密着するように
折り曲げられることにより、ドアフィニッシャー１０に
固定されている。
【００１４】ドアインナーパネル１２は、これのウエス
ト部１２ａの車両前後方向複数箇所において、図１及び
図５に示されるように、室内方向に変位させて形成され
た逃がし部１２ｂがそれぞれ形成されている。このと
き、ドアインナーパネル１２の複数の逃がし部１２ｂの
うちの１つの位置は、側面衝突時にドアインナーパネル
１２を折曲させたい位置であるドア折れ部位に一致する
ように設けられている。またドアインナーパネル１２に
は、これのウエスト部１２ａの下部に、これよりも室内
方向に折曲された補強用折曲部１２ｃが車両前後方向全
長にわたって形成されている。ドアインナーパネル１２
のドア折れ部位に設けられた逃がし部１２ｂに対応する
部分の補強用折曲部１２ｃは、図１及び図６に示される
ように、逃がし部１２ｂと略同一平面となるよう室外方
向に折戻されるように形成されて折れ部１２ｄが構成さ
れている。
ト部１２ａの車両前後方向複数箇所において、図１及び
図５に示されるように、室内方向に変位させて形成され
た逃がし部１２ｂがそれぞれ形成されている。このと
き、ドアインナーパネル１２の複数の逃がし部１２ｂの
うちの１つの位置は、側面衝突時にドアインナーパネル
１２を折曲させたい位置であるドア折れ部位に一致する
ように設けられている。またドアインナーパネル１２に
は、これのウエスト部１２ａの下部に、これよりも室内
方向に折曲された補強用折曲部１２ｃが車両前後方向全
長にわたって形成されている。ドアインナーパネル１２
のドア折れ部位に設けられた逃がし部１２ｂに対応する
部分の補強用折曲部１２ｃは、図１及び図６に示される
ように、逃がし部１２ｂと略同一平面となるよう室外方
向に折戻されるように形成されて折れ部１２ｄが構成さ
れている。
【００１５】図２、図３、図４、図５及び図６にドアフ
ィニッシャー１０をドアインナーパネル１２に組み付け
た状態を示す。ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａ
は、ドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａの室外
側の面に対面するように組み付けられている。このと
き、ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａの係止部１
４ｂが設けられていない部分は、図３及び図４に示され
るように、ドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａ
の一般面と対面する位置に配置されており、上端部１０
ａの係止部１４ｂが設けられている部分は、図３及び図
５に示されるように、ドアインナーパネル１２の逃がし
部１２ｂと対面する位置に配置されている。
ィニッシャー１０をドアインナーパネル１２に組み付け
た状態を示す。ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａ
は、ドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａの室外
側の面に対面するように組み付けられている。このと
き、ドアフィニッシャー１０の上端部１０ａの係止部１
４ｂが設けられていない部分は、図３及び図４に示され
るように、ドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａ
の一般面と対面する位置に配置されており、上端部１０
ａの係止部１４ｂが設けられている部分は、図３及び図
５に示されるように、ドアインナーパネル１２の逃がし
部１２ｂと対面する位置に配置されている。
【００１６】これにより、ドアインナーパネル１２の上
端部からこれのウエスト部１２ａと、ウエスト部１２ａ
と所定間隔をあけて対面配置される図示してないドアガ
ラスと、の間にドアフィニッシャー１０を挿入する際
に、ドアフィニッシャー１０の室内側に突出した係止部
１４ｂがウエスト部１２ａの一般面から室内方向に変位
された逃がし部１２ｂ部分に挿入されるため、係止部１
４ｂがドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａに引
っ掛かることなく挿入される。
端部からこれのウエスト部１２ａと、ウエスト部１２ａ
と所定間隔をあけて対面配置される図示してないドアガ
ラスと、の間にドアフィニッシャー１０を挿入する際
に、ドアフィニッシャー１０の室内側に突出した係止部
１４ｂがウエスト部１２ａの一般面から室内方向に変位
された逃がし部１２ｂ部分に挿入されるため、係止部１
４ｂがドアインナーパネル１２のウエスト部１２ａに引
っ掛かることなく挿入される。
【００１７】また、上記実施例においては、ドアインナ
ーパネル１２のドア折れ部位に設けた逃がし部１２ｂに
対応する部分の補強用折曲部１２ｃに、逃がし部１２ｂ
と略同一平面となる折れ部１２ｄを形成するため、この
部分は、ドアインナーパネル１２の他の部分よりも折曲
し易くなる。これにより、側面衝突時に折曲させたい位
置で、より確実にドアインナーパネル１２を折曲させる
ことができる。
ーパネル１２のドア折れ部位に設けた逃がし部１２ｂに
対応する部分の補強用折曲部１２ｃに、逃がし部１２ｂ
と略同一平面となる折れ部１２ｄを形成するため、この
部分は、ドアインナーパネル１２の他の部分よりも折曲
し易くなる。これにより、側面衝突時に折曲させたい位
置で、より確実にドアインナーパネル１２を折曲させる
ことができる。
【００１８】また、上記実施例においては、インサイド
シール１４のドアフィニッシャー１０へ固定する係止部
材が、インサイドシール１４に形成した係止部１４ｂで
ある場合を説明したが、これに限るものではなく、イン
サイドシールをドアフィニッシャー１０にホッチキスを
係止部材とする場合にも適用することもできる。
シール１４のドアフィニッシャー１０へ固定する係止部
材が、インサイドシール１４に形成した係止部１４ｂで
ある場合を説明したが、これに限るものではなく、イン
サイドシールをドアフィニッシャー１０にホッチキスを
係止部材とする場合にも適用することもできる。
【００１９】
【発明の効果】請求項１記載の本発明によれば、ドアフ
ィニッシャーをドアインナーパネルとドアガラスとの間
に挿入する際に、ドアフィニッシャーの係止部材がドア
インナーパネルのウエスト部に引っ掛かることがないた
め、ドアフィニッシャーをドアインナーパネルとドアガ
ラスとの間に容易に挿入することができる。
ィニッシャーをドアインナーパネルとドアガラスとの間
に挿入する際に、ドアフィニッシャーの係止部材がドア
インナーパネルのウエスト部に引っ掛かることがないた
め、ドアフィニッシャーをドアインナーパネルとドアガ
ラスとの間に容易に挿入することができる。
【００２０】また、請求項２記載の本発明によれば、ド
アインナーパネルの逃がし部のうちの１つの位置を、側
面衝突時のドア折れ部位に一致するように設けるため、
側面衝突時にドア折れ部位に一致した逃がし部が折曲を
促進し、確実に折曲させたい位置でドアインナーパネル
を折曲させることができる。
アインナーパネルの逃がし部のうちの１つの位置を、側
面衝突時のドア折れ部位に一致するように設けるため、
側面衝突時にドア折れ部位に一致した逃がし部が折曲を
促進し、確実に折曲させたい位置でドアインナーパネル
を折曲させることができる。
【００２１】また、請求項３記載の本発明によれば、ド
アインナーパネルの補強用折曲部のドア折れ部位に対応
する部分を、逃がし部と略同一平面となるよう室外方向
に折戻されるように形成するため、この部分は、ドアイ
ンナーパネルの他の部分よりも折曲し易くなる。これに
より、側面衝突時に折曲させたい位置で、より確実にド
アインナーパネルを折曲させることができる。
アインナーパネルの補強用折曲部のドア折れ部位に対応
する部分を、逃がし部と略同一平面となるよう室外方向
に折戻されるように形成するため、この部分は、ドアイ
ンナーパネルの他の部分よりも折曲し易くなる。これに
より、側面衝突時に折曲させたい位置で、より確実にド
アインナーパネルを折曲させることができる。
【図１】ドアインナーパネルにドアフィニッシャーを組
み付ける前の状態を示す図である。
み付ける前の状態を示す図である。
【図２】ドアインナーパネルにドアフィニッシャーを組
み付けた状態を示す図である。
み付けた状態を示す図である。
【図３】図２の３−３線断面図である。
【図４】図２の４−４線断面図である。
【図５】図２の５−５線断面図である。
【図６】図２の６−６線断面図である。
【図７】車両用ドアを示す図である。
【図８】従来のドアインナーパネル組立構造を示す図７
の７−７線断面図である。
の７−７線断面図である。
１０ ドアフィニッシャー １０ａ 上端部 １２ ドアインナーパネル １２ａ ウエスト部 １２ｂ 逃がし部 １２ｃ 補強用折曲部 １２ｄ 折れ部 １４ インサイドシール １４ｂ 係止部（係止部材）
Claims (3)
- 【請求項１】 ドアフィニッシャーの上端部の車両前後
方向複数箇所において係止部材によりインサイドシール
が固定され、前記ドアフィニッシャーの上端部が前記イ
ンサイドシールとともに、ドアインナーパネルのウエス
ト部とドアガラスとの間に挿入されて組み付けられる、 ドアインナーパネル組立構造において、 前記ドアインナーパネルの前記ウエスト部には、前記ド
アフィニッシャーの前記係止部材に対応する位置に、室
内方向に変位させて形成された逃がし部が設けられてい
る、ことを特徴とするドアインナーパネル組立構造。 - 【請求項２】 前記ドアインナーパネルの前記逃がし部
のうちの１つの位置は、側面衝突時に前記ドアインナー
パネルを折曲させたい位置であるドア折れ部位に一致す
るように設けられている、 請求項１記載のドアインナーパネル組立構造。 - 【請求項３】 前記ウエスト部の下部には、これよりも
室内方向に折曲された補強用折曲部が車両前後方向にわ
たって形成されるとともに、該補強用折曲部の前記ドア
インナーパネルの前記ドア折れ部位に対応する部分は、
前記逃がし部と略同一平面となるよう室外方向に折戻さ
れるように形成されている、請求項２記載のドアインナ
ーパネル組立構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078915A JPH08276741A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | ドアインナーパネル組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078915A JPH08276741A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | ドアインナーパネル組立構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276741A true JPH08276741A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13675151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078915A Pending JPH08276741A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | ドアインナーパネル組立構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276741A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230548A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 自動車ドア |
| JP2008239000A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Shiroki Corp | 車両用ドアのインナベルトモール取付構造 |
| JP2012153209A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両のドア構造 |
| JP2016113025A (ja) * | 2014-12-15 | 2016-06-23 | スズキ株式会社 | 車両用ドアガラス取付構造 |
-
1995
- 1995-04-04 JP JP7078915A patent/JPH08276741A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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