JPH08276347A - 型および(または)被加工物の表面を潤滑する装置 - Google Patents

型および(または)被加工物の表面を潤滑する装置

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JPH08276347A
JPH08276347A JP8084333A JP8433396A JPH08276347A JP H08276347 A JPH08276347 A JP H08276347A JP 8084333 A JP8084333 A JP 8084333A JP 8433396 A JP8433396 A JP 8433396A JP H08276347 A JPH08276347 A JP H08276347A
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lubricant
container
valve
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JP8084333A
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English (en)
Inventor
Lawrence W Cisko
ダブリュ.シスコ ローレンス
James R Anglin
アール.アングリン ジェームズ
Aladar Fricke
フリック アラダー
Phillip J Pallone
ジェイ.パローン フィリップ
Frank E Savor
イー.サボー フランク
Robert C Wallace
シー.ウォリス ロバート
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Howmet Aerospace Inc
Original Assignee
Aluminum Company of America
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J3/00Lubricating during forging or pressing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正しい量の潤滑剤を調整可能に保持する容
器、および該容器内に配置されたピストンを作動させる
ことでその保持された潤滑剤を型および被加工物の表面
に供給する手段を提供する。 【解決手段】 調整可能な所定量の潤滑剤を保持する容
器22と、この潤滑剤を型および(または)被加工物の
表面に噴霧する少なくとも1つのノズルと、ノズルおよ
び容器の間に連結される第1バルブ24と、潤滑剤を容
器に供給する潤滑剤供給槽12と、潤滑剤を噴霧してい
ない時に比較的低圧で容器を通し且つ第1バルブを通過
して潤滑剤を循環させるポンプ14と、第1バルブを通
過する潤滑剤の流れを遮断するためにポンプおよび容器
の間に配置されたチェックバルブと、容器からの潤滑剤
の流れを遮断するために容器および供給槽の間に配置さ
れた遮断バルブと、容器内部に配置されたピストンと、
第1バルブを開くのに十分なほど高い圧力のもとで容器
から潤滑剤を第1バルブへ導くために、容器内部でピス
トンを移動させるために該ピストンに連結されたアクチ
ュエータとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に潤滑剤の「シ
ョット(shots)」を繰り返して付与して型および
(または)被加工物の表面を潤滑する装置に係わり、特
に予め定めた所定量の潤滑剤を保持し、該所定量の潤滑
剤を鍛造型に一貫して繰り返して供給する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】連続的に繰り返して製品を製造する機械
の型表面は、工具の摩耗および製品の損傷を最少限にす
るために適当量の潤滑剤を要求する。特に鍛造工程で潤
滑剤が要求されるのであり、金属の鍛造は比較的高温度
で行われる。そのために潤滑剤はポンプおよび供給槽を
備えた循環装置から潤滑剤受入れチューブまたはパイプ
を通して鍛造プレスに供給されている。潤滑剤はパイプ
またはチューブの一端に配置されたノズルまたは他の付
与器を経てポンプにより与えられる圧力のもとで型表面
に導かれている。このような手段は一貫した流量で型表
面に正確な量の潤滑剤を付与するには理想的でない。何
故ならば、型への潤滑剤の供給は循環装置における流動
状態を変化させ、したがって潤滑剤を型へ供給するポン
プの性能を変化させるからである。結果的に生じる流量
および圧力の変化は体積制御を困難にし、また温度変化
に応じて生じる流体粘性変化によって一層複雑化される
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は正しい量の潤
滑剤を保持する容器、および該容器内に配置されたピス
トンを作動させることで該所定量の潤滑剤を型および被
加工物の表面に繰り返して供給する手段を提供する。潤
滑剤の付与量すなわち「ショット」が型表面に給送され
ていない間には容器を通して潤滑剤が循環するのを許
し、また必要とされた時に容器を通る潤滑油の流れを止
めて容器内にショット量の潤滑油を保持するようにでき
るバルブが組み込まれる。保持されたショットはピスト
ンを作動させて型表面へ供給される。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の型および(また
は)被加工物の表面を潤滑する装置は、所定量の潤滑剤
を保持するようになされた容器と、この所定量の潤滑剤
を容器から受取って型および(または)被加工物の表面
に噴霧する少なくとも1つのノズルと、ノズルおよび容
器の間に連結される第1バルブと、潤滑剤を容器に供給
する潤滑剤供給槽と、型および(または)被加工物の表
面に潤滑剤が噴霧されていない時、潤滑サイクルの一部
分において比較的低圧で容器を通し、第1バルブを通過
して前記潤滑剤を循環させるポンプと、第1バルブを通
過する潤滑剤の流れを遮断するためにポンプおよび容器
の間に配置されたチェックバルブ即ち逆止め弁と、容器
からの潤滑剤の流れを遮断するために容器および供給槽
の間に配置された遮断バルブと、容器内部に配置された
ピストンと、第1バルブを開くのに十分なほど高い圧力
のもとで容器から保持する量の潤滑剤を第1バルブへ導
くために、容器内部でピストンを移動させるために該ピ
ストンに連結されたアクチュエータとを含んで構成され
る。
【0005】容器の作動体積は調整可能であり、容器が
型表面に供給する正確な量の潤滑剤を保持できるように
している。その量が供給された後、バルブは開かれて容
器を通る潤滑剤の流れが再開されるようにする。
【0006】本発明の装置は更に、潤滑剤を過熱せずに
高粘性潤滑剤を扱え、また潤滑剤を一層迅速に供給して
潤滑サイクル時間が短縮できるようにする安価な圧力ブ
ースタを提供する。噴霧ノズルが使用されるならば、ノ
ズルに対して潤滑剤の一貫した供給が行われるので、噴
霧パターンは一層迅速に確立される。
【0007】本発明はその目的および利点とともに以下
の詳細な説明および添付図面を考慮することで一層理解
されよう。
【0008】
【発明の実施の形態】図面の図1を参照すれば、鍛造型
を潤滑するための従来の循環装置の概略線図が示されて
いる。循環装置は液体媒体中を懸濁している固体潤滑成
分の沈殿を最少限にすることが好ましい。潤滑剤はバル
ブ16が開かれた時にポンプ14で供給槽12(図中の
矢印方向へ)から循環される。他のバルブ18は、図1
のポンプと、組をなすノズル(図示せず)との間に連結
される。バルブ18が開かれてバルブ16が閉じられた
時に、或る量の潤滑剤が鍛造プレスへ供給される。この
量の潤滑剤が型へ供給された後、バルブ18は閉じ、バ
ルブ16は開いて、潤滑剤の循環が再開される。
【0009】バルブ16および18は一般に外部制御装
置(図示せず)によつて周期的に作動される。この制御
装置は鍛造プレスの製造サイクルにおける都合の良い時
期に型表面に潤滑剤のショット(shot)を付与す
る。ショットの量はポンプの供給速度とショットサイク
ルの継続時間とで決まる。図1の装置は小型または大型
の寸法のポンプと交換する以外は出力圧力の調整を行え
ない。
【0010】更に、この装置はポンプ圧力に依存してお
り、これは常に一貫して潤滑剤のショットをノズルに供
給するわけではない。本発明の装置では、ポンプは循環
を与え、これが容器内に潤滑剤の保持を可能にするので
あるが潤滑剤をノズルへ供給することには使用されず、
したがってノズルに導かれる潤滑剤の量を制御する。
【0011】図面の図2〜図5は鍛造型を潤滑するため
の本発明の装置20の作動を示す。装置20は、容器2
2およびその容器内に配置された2つのバルブ24およ
び26が潤滑剤の量を保持するように作動され、その後
該潤滑剤を型表面へ向けて導くようになされた本発明の
実施例である。保持される量は鍛造サイクルの一部分に
おいて型に供給される潤滑剤の供給量すなわちショット
である。ショットの供給が行われる毎の間隔時間におい
て、潤滑剤は容器を通して循環される。
【0012】バルブ24は容器22の中空「遮断」ピス
トン28の中央を通って延在し、ばね30の閉止力に対
抗して作用する循環潤滑剤の流体作用力によつて開位置
に保持される。第2ばね32はピストン28を容器内で
前方へ押圧して、容器22の壁に備えられているポート
すなわち開口42を遮断するようになす。
【0013】バルブ24と対向してバルブ26および第
2中空ピストン34がある。バルブ26はピストン34
の後方に配置されてピストンに連結されている中空シャ
フト38の内部に侵入しているストップ50によって開
位置に保持される。ばね36は中空シャフト38の内部
で、バルブ26のステム40の後端部とストップ50と
の間に配置される。ばね36はピストン34がバルブ2
6へ向かって前進するとバルブ26を閉じる。バルブス
テム40は中空シャフト38の中へ延在し、シャフトが
その上を自由に移動できるような直径を有している。
【0014】2つのポート(ports)すなわち開口
42は図2〜図5において容器22の壁に、バルブ24
の後方位置で示されており、第3のポート44がピスト
ン34の後方で容器の壁に備えられている。第4のポー
ト46はバルブ24およびばね32の後方で容器の壁に
備えられている。ポート42は潤滑剤を型表面に噴霧す
るノズル(これらの図に示されていない)に導かれる。
図2において、ピストン28はポート42を閉じて遮断
する位置にある。
【0015】図2は待機モールドで装置を示しており、
シリンダ48のようなアクチュエータ(actuato
r)が完全に引っ込められて潤滑剤が容器22を通って
循環されている。シリンダが完全に引っ込められると、
ピストン34は最後方位置に位置され、バルブ26はバ
ルブストップ(valve stop)50に対してバ
ルブステム40を保持するシリンダ48の力によってば
ね36の閉止力に対抗して開状態に保持される。潤滑剤
はポート46を通して流入し、ピストン28を通り、未
着座バルブ24のまわりを流れる。バルブ24はばね3
0の作用力に対抗する循環流体の流動力によって未着座
状態とされる。潤滑剤はバルブ26のまわりを通り、ピ
ストンを通って出口ポート44から流出する。ピストン
28は遮断ノズルポート42であるので、潤滑剤はこれ
らのポートを通して流出することを防止される。
【0016】ピストン28はばね32で所定位置に保持
される。
【0017】潤滑サイクルが開始されると、シリンダ4
8が作動されてシャフト38を介してピストン34をバ
ルブ26の方向へ進める。ピストン34が前進するにつ
れてばね36がバルブ26に作用して、ピストン位置が
バルブステム40をストップから引離すのに十分な前方
位置となった時にバルブを閉じ状態に保持するようにな
す。これはバルブ26を閉じるように作用する。バルブ
ステム40がストップ50との接触から外れる位置へピ
ストン34が進められた時に閉じが完結される。閉じの
この例は図3に示されている。作動シリンダ48は供給
槽12およびポンプ14と同様に図3〜図5で省略され
ている。
【0018】バルブ26が閉じるや否や、容器22を通
して流れる潤滑剤は停止される。潤滑剤の流れが無くな
ると、圧力差およびバルブ24に対する流動力は無くな
る。したがってバルブ24はばね30の作用でピストン
28に対して閉じる。この例での装置20の部材の関係
は図4に示されている。閉じられたバルブ24および2
6は両者間に或る量の潤滑剤を保持することになり、機
械的な閉止は常に絶対ではないから、この量は装置の排
出量より僅かな量の潤滑剤を差引いた量となる。
【0019】ピストン34およびバルブ26はシリンダ
48の力で引き続き前進される。保持された潤滑剤は閉
じたバルブ24およびピストンの面に対して作用して、
バルブおよびピストンをばね32の作用に対抗して移動
させ、これはノズルポート42を開く。ピストン34お
よびバルブ26の引き続く前進は、バルブ24および2
6の間の量から機械的閉止によって逃げた少量の潤滑剤
を差引いて、ノズルポート42を通してポンチおよび型
の表面に向けて強制排出させる。
【0020】図5はこの排出サイクルの終端での装置部
材間の関係を示している。
【0021】上述した作動が行われる間、循環ポンプは
作動され、ポンプ排出圧力はポート46に作用する。し
かしながら、この圧力は装置の排出サイクルに影響を与
えないほど低い。
【0022】排出サイクルが終了すると、ピストン34
はシリンダ48で引き戻される。ピストンが引っ込む
と、圧力勾配がピストン28を横断して展開され、この
圧力勾配はばね32に助成されて、ノズルポート42を
横断してピストン28を復帰させてそれらのポートを閉
じる。圧力勾配の作用は次ぎにばね30の作用力に対抗
してバルブ24を開き、ピストン34が後方への移動を
続ける間に潤滑剤が入口ポート46を通して容器22に
流入できるようになす。バルブ40がストップ50に接
触する位置にピストン34が復帰されると、バルブ26
はばね36の押圧力に対抗してピストン34から離れ、
入口ポート46と出口ポート44との間の連続性が再確
立される。この結果、循環ポンプによって展開される圧
力勾配は潤滑剤の流れを再開させ、装置は図2に関連し
て説明した状態に復帰する。
【0023】ピストン34およびシリンダ48の移動は
この実施例の場合と同じで、それ自体は調整できない。
しかしながら、ストップ50の位置はバルブステム40
の容器22の中の位置を定め、したがって排出量を制御
する。このストップはチューブ壁に形成されているスロ
ット52を通して中空チューブ38の中に延在してい
る。ストップをスロットに沿って長手方向に移動するこ
とで、保持される潤滑剤の量が変化される。何故なら
ば、ストップはバルブステム40およびバルブ26を位
置決めするからである。ストップは部材64(図6)に
スライド可能に移動でき、また固定でき、例えば蝶ねじ
を備えて、ストップの調整後にストップの固定部材に対
する手による固定を可能にできる。
【0024】シリンダ48はコンピュータまたはプログ
ラム可能な電子制御装置(図示せず)によって自動的に
繰り返して作動できる。更に、シリンダは駆動源56を
有する購入可能な流体作動式のものとすることができ、
駆動源はコンピュータまたは制御装置からの指令に基づ
いてシリンダに対する流体圧力の指示および遮断を行
う。
【0025】図面の図6は本発明の他の実施例を示す。
図6の部材は図1〜図5のものと同じであり、同じ符号
で示されている。
【0026】図6において、シリンダ48は容器22の
中に配置されているピストン58を図2〜図5に示され
た実施例の方法で移動させ、また容器が保持する潤滑剤
の量の調整はシリンダ48の後方に配置されている調整
可能なストップ機構50で与えられている。シリンダは
「両端」(double ended)シリンダであ
り、シャフトすなわちステム60がシリンダ内のピスト
ン(見られず)とストップ機構50との間を延在してい
る。ストップ機構は基部62を含み、基部は固定部材6
4に備えられた長手方向溝63の中に収容されてスライ
ド可能とされる。調整が行われる時は、基部62はセッ
トスクリューまたは基部を部材に固定するための他の適
当手段によって部材64に固定できる。
【0027】図6の実施例において、容器に流入および
流出する潤滑剤の流れを制御するバルブが容器の外側に
配置されている。更に詳しくは、チェックバルブ70が
ポンプ14と容器との間に直列に連結され、圧力解放
(あるいはチェック)バルブ72がチェックバルブ70
と容器との間に並列に連結されて、型表面に噴霧するノ
ズル74へ供給できるようにしている。
【0028】同様に、遮断バルブ76がピストン58の
前方で潤滑剤の供給槽12と容器との間で容器22に連
結されている。
【0029】バルブ72が圧力解放バルブと対抗するチ
ェックバルブであるならば、これらのバルブはポンプ1
4で潤滑剤が装置を通して循環される圧力よりも高い
「開口圧力」を有する。例えば、循環圧力は5.27k
gf/mm2 (75psi)程度とすることができ、チ
ェックバルブ72の開口圧力は6.32〜8.44kg
f/mm2 (90〜120psi)の範囲とすることが
できる。
【0030】本発明の両方の実施例における潤滑剤の循
環圧力は、ノズルおよび型表面に対する各潤滑剤ショッ
トの排出の間の時間間隔内に潤滑剤で容器22を充満す
る流量を与えるのに十分でなければならない。
【0031】図6の実施例の作動は図2〜図5に関連し
て上述した作動に似ている。図6において、チェックバ
ルブ70が開き、バルブ72が閉じ、バルブ76が開か
れた時に、潤滑剤は装置を通して循環される。型表面に
潤滑剤ショットを供給する時には、バルブ76は閉じら
れ、ピストン58はシリンダ48で前進されてチェック
バルブ70を強制的に閉じさせる。チェックバルブ70
とピストン58との間の装置の一部分の圧力がバルブ7
2の解放すなわち開口圧力に達すると、バルブは潤滑剤
をノズル74へ導く、したがって型表面へ供給するため
に開かれる。
【0032】ショットが型表面に供給された後、ピスト
ンはシリンダ48により容器22の後部まで引戻され、
この引戻しの間に容器が再充填される。容器内およびバ
ルブ72までの圧力は低下して、潤滑剤はバルブ70を
通してポンプ14から容器へ流される。遮断バルブ76
も開かれ、容器へ向かって流れる潤滑剤は容器を出て供
給槽12へ戻ることができるようになされる。
【0033】遮断バルブ76はシリンダ48の作動で制
御でき、コンピュータまたはプログラム可能な制御装置
(図示せず)で行うことができる。
【0034】型表面へ供給された潤滑剤の噴霧が望まれ
る、または必要とされるならば、ノズル74は空気の助
成を受けまたは受けずに霧化するように選択される。空
気の助成が必要ならば、図6の80で示されるような装
置が使用できる。装置80において、空気は電気的作動
バルブ82に供給され、このバルブがノズル74に対す
る空気の供給を制御するようにできる。バルブ82はシ
リンダ48の作動に関連して作動でき、すなわちバルブ
はシリンダピストン(図示せず)のストロークに機械的
に結び付けられるか、または電気的に結び付けられて、
シリンダがピストン58を前方へ押圧するように信号を
受けた時、バルブ82がノズル74へ空気を供給するた
めに開口するようにされることができる。このようにし
て、潤滑剤の供給量がノズル74に達した時に、圧縮空
気が得られてその供給量を型表面の面積部分に噴霧する
ようになす。
【0035】図面の図7は、図6の実施例におけるピス
トン58がシリンダ48から容器22の中へ直接に延在
するロッド90で置換された本発明の実施例を示してお
り、シリンダ48は容器の後部に取付けられている。
(これまでの図面の部材と同様な図7の部材は同じ符号
を付されている。)更に、これまでの実施例のストップ
部材50はシリンダの後部に取付けられた変換器92で
置換されている。変換器および組合う電子パッケージは
ロッド90の位置を直接に検出し、これまでの実施例に
関連して上述したようにロッド位置に応じてシリンダの
作動を繰り返して指令する、すなわち変換器はシリンダ
を作動させるために組付けられ、ロッド90は図7に点
線で示されるように容器22の中に押圧されてその内部
に収容されている潤滑剤をバルブ72およびノズル74
へ排出するようになす。遮断バルブ76は変換器92の
作動と連動して電気的に閉止され、バルブ70は前進す
るロッド90の圧力によって閉じられる。
【0036】ロッド90は変換器92からの指令に基づ
いて容器22の後部へ向かって引っ張られ、容器内の圧
力を低下させる。バルブ76は変換器と連動して開か
れ、バルブ70は容器内のこの減圧された圧力のもとで
開かれて、潤滑剤は供給槽12から容器を充填するよう
に流されて、次回の潤滑剤のノズル74に対する供給に
備えられる。
【0037】変換器92、シリンダ48および電子装置
は一体化されるように一緒にパッケージされ、例えばヴ
ィッカース・アクチュエーター・プロダクツ社、米国ミ
シガン州ジャクソン、ウェスト・ミシガン・アヴェニュ
ーから購入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鍛造型の表面を潤滑する従来装置を表す概略線
図。
【図2】本発明の実施例の装置を断面図で示す線図。
【図3】図2の装置の第1の作動段階を示す断面図。
【図4】図2の装置の第2の作動段階を示す断面図。
【図5】図2の装置の第3の作動段階を示す断面図。
【図6】本発明の第2の実施例の概略線図。
【図7】本発明の第3の実施例の概略線図。
【符号の説明】
20 装置 22 容器 24 第1バルブ 26 第2バルブ 28 遮断ピストン 30,32,36 ばね 34 第2ピストン 38,60 シャフト 42,44,46 ポートすなわち開口 48 シリンダ 50 ストップ 70,72,76 バルブ 74 ノズル 92 変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ アール.アングリン アメリカ合衆国ペンシルバニア州,アルコ ア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター 気付 (72)発明者 アラダー フリック アメリカ合衆国ペンシルバニア州,アルコ ア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター 気付 (72)発明者 フィリップ ジェイ.パローン アメリカ合衆国ペンシルバニア州,アルコ ア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター 気付 (72)発明者 フランク イー.サボー アメリカ合衆国ペンシルバニア州,アルコ ア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター 気付 (72)発明者 ロバート シー.ウォリス アメリカ合衆国ペンシルバニア州,アルコ ア センター,テクニカル ドライブ 100,アルコア テクニカル センター 気付

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の潤滑剤を保持するようになされ
    た容器と、 前記所定量の潤滑剤を容器から受取って該所定量の潤滑
    剤を型および(または)被加工物の表面に噴霧する少な
    くとも1つのノズルと、 ノズルおよび容器の間に連結される第1バルブと、 潤滑剤を容器に供給する潤滑剤供給槽と、 型および(または)被加工物の表面に潤滑剤が噴霧され
    ていない時、潤滑サイクルの一部分において比較的低圧
    で容器を通し、第1バルブを通過して前記潤滑剤を循環
    させるポンプと、 第1バルブを通過する潤滑剤の流れを遮断するためにポ
    ンプおよび容器の間に配置されたチェックバルブと、 容器からの潤滑剤の流れを遮断するために容器および供
    給槽の間に配置された遮断バルブと、 容器内部に配置されたピストンと、 第1バルブを開くのに十分なほど高い圧力のもとで容器
    から保持する量の潤滑剤を第1バルブへ導くために、容
    器内部でピストンを移動させるために該ピストンに連結
    されたアクチュエータとを含む型および(または)被加
    工物の表面を潤滑する装置。
  2. 【請求項2】 第1バルブが圧力解放バルブである請求
    項1に記載の型および(または)被加工物の表面を潤滑
    する装置。
  3. 【請求項3】 第1バルブが供給槽から供給される潤滑
    剤の循環圧力よりも高いチェック圧力を有するチェック
    バルブである請求項1に記載の型および(または)被加
    工物の表面を潤滑する装置。
  4. 【請求項4】 供給槽から潤滑剤が循環される間、容器
    内のピストン位置を変化させて、容器に保持される潤滑
    剤の所定量を変化させるために、調整ストップが備えら
    れている請求項1に記載の型および(または)被加工物
    の表面を潤滑する装置。
  5. 【請求項5】 シリンダが両端(double end
    ed)シリンダであり、調整ストップがシリンダの外側
    にて、容器から離れた端部に位置されている請求項4に
    記載の型および(または)被加工物の表面を潤滑する装
    置。
  6. 【請求項6】 ノズルからダイおよび(または)被加工
    物の表面に霧化した潤滑剤の噴霧を与えるために圧縮空
    気をノズルに供給する供給手段であって、圧縮空気の供
    給源および該供給源とノズルとの間に配置された空気バ
    ルブを含んでなる前記供給手段を含む請求項1に記載の
    型および(または)被加工物の表面を潤滑する装置。
  7. 【請求項7】 シリンダが潤滑剤を容器から第1バルブ
    へ導く時に空気バルブが開かれるようになされた請求項
    6に記載の型および(または)被加工物の表面を潤滑す
    る装置。
  8. 【請求項8】 空気バルブおよび遮断バルブがそれぞれ
    ノズルに対する空気の供給および容器からの潤滑剤の流
    れを制御することで電気的に作動されるようになされた
    請求項6に記載の型および(または)被加工物の表面を
    潤滑する装置。
  9. 【請求項9】 シリンダの作動、および空気バルブおよ
    び遮断バルブの作動がプログラム可能電子制御装置で行
    われるようになされた請求項6に記載の型および(また
    は)被加工物の表面を潤滑する装置。
  10. 【請求項10】 型および(または)被加工物の表面が
    多数の面を含み、また容器から保持量の潤滑剤を受入れ
    て該面に噴霧するために複数のノズルが連結されている
    請求項1に記載の型および(または)被加工物の表面を
    潤滑する装置。
  11. 【請求項11】 供給槽の潤滑剤が個体を含む液体であ
    り、第1バルブが閉じた時に液体中の個体の懸濁状態を
    維持するのに十分な速度でポンプが容器を通して前記潤
    滑剤を導くようになされた請求項1に記載の型および
    (または)被加工物の表面を潤滑する装置。
  12. 【請求項12】 内部に配置されているバルブが閉じら
    れた時に、該内部に所定量の潤滑剤を保持するようにな
    された容器と、潤滑剤の供給槽、およびバルブが開かれ
    た時に該供給槽から容器へ、更に該容器を通して潤滑剤
    を導くためのポンプと、 容器内部に配置された第2バルブであって、該第2バル
    ブが開かれた時に少なくとも1つのノズルへ潤滑剤を受
    入れ、閉じられた時にノズルに対する潤滑剤の流れを遮
    断させる第2バルブとを含む型および(または)被加工
    物の少なくとも1つの表面を潤滑する装置。
  13. 【請求項13】 供給槽から容器へ潤滑剤を受入れる入
    口ポート、および容器から潤滑剤を排出する出口ポート
    を容器が有している請求項12に記載の型および(また
    は)被加工物の少なくとも1つの表面を潤滑する装置。
  14. 【請求項14】 所定量の潤滑剤を保持するようになさ
    れた容器と、 前記所定量の潤滑剤を容器から受取って該所定量の潤滑
    剤を型および(または)被加工物の表面に噴霧する少な
    くとも1つのノズルと、 ノズルおよび容器の間に連結される第1バルブと、 潤滑剤供給槽、および前記バルブおよびノズルを通して
    潤滑剤が導かれていない時に潤滑サイクルの一部分にお
    いて容器を通し、更に前記バルブを通過して前記潤滑剤
    を循環させるポンプと、 ポンプからの潤滑剤の流れを遮断するためのポンプおよ
    び容器の間に配置された第2バルブと、 容器内の所定量の潤滑剤をノズルへ移送するのに十分な
    圧力で容器から前記第1バルブへ所定量の潤滑剤を移動
    させるためのアクチュエータとを含む型および(また
    は)被加工物の表面を潤滑する装置。
  15. 【請求項15】 所定量の潤滑剤を保持するようになさ
    れた容器と、 前記容器に連結されたシリンダ、および該シリンダから
    容器内へ延在するロッドと、 潤滑剤を容器から受取って該容器内の所定量の潤滑剤を
    型および(または)被加工物の表面に噴霧する少なくと
    も1つのノズルと、 ノズルおよび容器の間に連結される第1バルブと、 潤滑剤供給槽、および型の表面に潤滑剤が噴霧されてい
    ない時、潤滑サイクルの一部分において比較的低圧で容
    器を通し、第1バルブを通過して前記潤滑剤を循環させ
    るポンプと、 第1バルブを通過する潤滑剤の流れを遮断するためにポ
    ンプおよび容器の間に配置されたチェックバルブと、 容器からの潤滑剤の流れを遮断するために容器および供
    給槽の間に配置された遮断バルブとを含み、 前記バルブを開くのに十分な圧力で容器から第1バルブ
    に保持量の潤滑剤を導くために前記シリンダが容器内の
    ロッドを移動させるように作用する型および(または)
    被加工物の表面を潤滑する装置。
  16. 【請求項16】 ロッド位置を検出し、該ロッド位置に
    応じてシリンダを制御するために変換器がシリンダに連
    結されている請求項15に記載の型および(または)被
    加工物の表面を潤滑する装置。
JP8084333A 1995-04-05 1996-04-05 型および(または)被加工物の表面を潤滑する装置 Pending JPH08276347A (ja)

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