JPH08275519A - 電源装置、電気装置および複写機 - Google Patents
電源装置、電気装置および複写機Info
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- JPH08275519A JPH08275519A JP7070072A JP7007295A JPH08275519A JP H08275519 A JPH08275519 A JP H08275519A JP 7070072 A JP7070072 A JP 7070072A JP 7007295 A JP7007295 A JP 7007295A JP H08275519 A JPH08275519 A JP H08275519A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力電圧が急激に変化しても出力電圧を安定
して発生させること。 【構成】 商用交流電源を整流する整流回路REC 1 と、
一端が整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコイル
L11、第1のダイオ−ドD11を介して接続し、他端が昇
圧用チョ−クコイルと第1のダイオ−ドとの接続点から
第1のコンデンサC11及び逆方向に接続された第2のダ
イオ−ドD12を介して接続されるトランスT11と、第1
のダイオ−ドとトランスの一端との接続点と整流回路の
他方の出力端との間に接続された第2のコンデンサC12
と、トランスの他端と整流回路の他端との間に接続され
たトランジスタQ11と、第1のコンデンサと第2のダイ
オ−ドとの接続点と整流回路の他方の出力端との間に接
続されたトランジスタQ12と、トランスの二次側の整流
平滑回路の出力電圧に基づいてトランジスタQ11, Q12
を制御する制御回路11とから構成される。
して発生させること。 【構成】 商用交流電源を整流する整流回路REC 1 と、
一端が整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコイル
L11、第1のダイオ−ドD11を介して接続し、他端が昇
圧用チョ−クコイルと第1のダイオ−ドとの接続点から
第1のコンデンサC11及び逆方向に接続された第2のダ
イオ−ドD12を介して接続されるトランスT11と、第1
のダイオ−ドとトランスの一端との接続点と整流回路の
他方の出力端との間に接続された第2のコンデンサC12
と、トランスの他端と整流回路の他端との間に接続され
たトランジスタQ11と、第1のコンデンサと第2のダイ
オ−ドとの接続点と整流回路の他方の出力端との間に接
続されたトランジスタQ12と、トランスの二次側の整流
平滑回路の出力電圧に基づいてトランジスタQ11, Q12
を制御する制御回路11とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、AC/DCコン
バ−タのような電源装置に関する。
バ−タのような電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】商用交流電源を受けて、直流出力を発生
するAC/DCコンバ−タの力率を高くするようにした
AC/DCコンバ−タが特開平5−95681号公報
(図7)で知られている。
するAC/DCコンバ−タの力率を高くするようにした
AC/DCコンバ−タが特開平5−95681号公報
(図7)で知られている。
【0003】このAC/DCコンバ−タにおいては、商
用交流電源Ei を整流回路RC1 で整流し、この整流電圧
を電界効果トランジスタQ1 によりオン・オフして変圧
器Tr1 の1次巻線n1に印加し、2次巻線n2に高周波電圧
を得て、これを整流回路RC2で整流して所定の直流出力
を発生するAC/DCコンバ−タにおいて、整流回路RC
1 と平滑用コンデンサC1との間に、チョ−クコイルL1と
ダイオ−ドD1とを挿入し、このチョ−クコイルL1とダイ
オ−ドD1との接続点と電界効果トランジスタQ1と1次巻
線n1との接続点との間にコンデンサC3を接続するように
している。そして、電界効果トランジスタQ1がオンし
ているときはチョ−クコイルL1からコンデンサC3を充電
する電流が流れ、この電流は電流はコンデンサC3の電圧
がコンデンサC1の電圧に達するまでの期間流れて、これ
らチョ−クコイルL1とコンデンサC3にエネルギ−が蓄積
される。そして、電界効果トランジスタQ1がオフした
ときはチョ−クコイルL1に蓄えられた電流エネルギ−は
ダイオ−ドD1をとおしてコンデンサC1を充電するように
している。
用交流電源Ei を整流回路RC1 で整流し、この整流電圧
を電界効果トランジスタQ1 によりオン・オフして変圧
器Tr1 の1次巻線n1に印加し、2次巻線n2に高周波電圧
を得て、これを整流回路RC2で整流して所定の直流出力
を発生するAC/DCコンバ−タにおいて、整流回路RC
1 と平滑用コンデンサC1との間に、チョ−クコイルL1と
ダイオ−ドD1とを挿入し、このチョ−クコイルL1とダイ
オ−ドD1との接続点と電界効果トランジスタQ1と1次巻
線n1との接続点との間にコンデンサC3を接続するように
している。そして、電界効果トランジスタQ1がオンし
ているときはチョ−クコイルL1からコンデンサC3を充電
する電流が流れ、この電流は電流はコンデンサC3の電圧
がコンデンサC1の電圧に達するまでの期間流れて、これ
らチョ−クコイルL1とコンデンサC3にエネルギ−が蓄積
される。そして、電界効果トランジスタQ1がオフした
ときはチョ−クコイルL1に蓄えられた電流エネルギ−は
ダイオ−ドD1をとおしてコンデンサC1を充電するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
たAC/DCコンバ−タの近くに配設された電気系統で
急激な電流を流すものが発生した場合に、AC/DCコ
ンバ−タへの入力電圧Vi は低下し、その後に該近くに
配設された電気系統で急激な電流を流すものが発生しな
くなった場合には、AC/DCコンバ−タへの入力電圧
Vi は図8のAに示すように急激に上昇する。
たAC/DCコンバ−タの近くに配設された電気系統で
急激な電流を流すものが発生した場合に、AC/DCコ
ンバ−タへの入力電圧Vi は低下し、その後に該近くに
配設された電気系統で急激な電流を流すものが発生しな
くなった場合には、AC/DCコンバ−タへの入力電圧
Vi は図8のAに示すように急激に上昇する。
【0005】このようにAC/DCコンバ−タへの入力
電圧Vi を急激に上昇すると、入力電圧V1 がコンデン
サC2の充電電圧より高くなるため、チョ−クコイルL1,
ダイオ−ドD1,コンデンサC2に電流が流れ、チョ−クコ
イルL1が飽和する。
電圧Vi を急激に上昇すると、入力電圧V1 がコンデン
サC2の充電電圧より高くなるため、チョ−クコイルL1,
ダイオ−ドD1,コンデンサC2に電流が流れ、チョ−クコ
イルL1が飽和する。
【0006】このようにチョ−クコイルL1が飽和してい
まうと、電界効果トランジスタQ1がオン時に、チョ−
クコイルL1,コンデンサC3,電界効果トランジスタQ1
に図8のBに示すように制御できない大電流Iinが発生
する。
まうと、電界効果トランジスタQ1がオン時に、チョ−
クコイルL1,コンデンサC3,電界効果トランジスタQ1
に図8のBに示すように制御できない大電流Iinが発生
する。
【0007】ここで、例えば電界効果トランジスタQ1
のソ−ス側に過電流保護回路が設けられていた場合に
は、その過電流保護回路が動作して、出力電圧Vout を
図8のCに示すように下げる動作がなされてしまう。
のソ−ス側に過電流保護回路が設けられていた場合に
は、その過電流保護回路が動作して、出力電圧Vout を
図8のCに示すように下げる動作がなされてしまう。
【0008】このように、電界効果トランジスタQ1を
高耐圧とするか、電界効果トランジスタQ1に過電流保
護回路を設ける必要があった。しかし、このように電圧
効果トランジスタQ1を保護するための過電流保護回路
を設けた場合には、出力電圧Vout が低下するという問
題点があった。
高耐圧とするか、電界効果トランジスタQ1に過電流保
護回路を設ける必要があった。しかし、このように電圧
効果トランジスタQ1を保護するための過電流保護回路
を設けた場合には、出力電圧Vout が低下するという問
題点があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は入力電圧が急激に高く変化しても出力電
圧を低下させることなく、しかもトランジスタの耐圧を
上昇させることなく、安定して高力率で出力電圧を発生
させることができる電源装置を提供することにある。
で、その目的は入力電圧が急激に高く変化しても出力電
圧を低下させることなく、しかもトランジスタの耐圧を
上昇させることなく、安定して高力率で出力電圧を発生
させることができる電源装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電源装
置は、商用交流電源から出力される交流電圧を整流する
整流回路と、一端が上記整流回路の一方の出力端を昇圧
用チョ−クコイル、第1のダイオ−ドを介して接続し、
他端が上記昇圧用チョ−クコイルと上記第1のダイオ−
ドとの接続点から第1のコンデンサ及び逆方向に接続さ
れた第2のダイオ−ドを介して接続されるトランスと、
上記第1のダイオ−ドと上記トランスの一端との接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のコンデンサと、上記トランスの他端と上記整流回路の
他端との間に接続された第1のスイッチング素子と、上
記第1のコンデンサと上記第2のダイオ−ドとの接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のスイッチング素子と、上記トランスの二次側に発生す
る交流電圧を整流・平滑する整流平滑回路と、上記整流
平滑回路の出力電圧に基づいて上記第1及び第2のスイ
ッチング素子をオン・オフ制御する際のパルス電圧のデ
ュ−ティ比を可変して制御する制御手段とを具備してい
る。
置は、商用交流電源から出力される交流電圧を整流する
整流回路と、一端が上記整流回路の一方の出力端を昇圧
用チョ−クコイル、第1のダイオ−ドを介して接続し、
他端が上記昇圧用チョ−クコイルと上記第1のダイオ−
ドとの接続点から第1のコンデンサ及び逆方向に接続さ
れた第2のダイオ−ドを介して接続されるトランスと、
上記第1のダイオ−ドと上記トランスの一端との接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のコンデンサと、上記トランスの他端と上記整流回路の
他端との間に接続された第1のスイッチング素子と、上
記第1のコンデンサと上記第2のダイオ−ドとの接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のスイッチング素子と、上記トランスの二次側に発生す
る交流電圧を整流・平滑する整流平滑回路と、上記整流
平滑回路の出力電圧に基づいて上記第1及び第2のスイ
ッチング素子をオン・オフ制御する際のパルス電圧のデ
ュ−ティ比を可変して制御する制御手段とを具備してい
る。
【0011】請求項2の発明の電源装置は、請求項1の
整流平滑回路には負荷が接続されていることを特徴とす
る。請求項3の発明の電源装置は、筐体と、この筐体に
収納された請求項1の電源装置を収納したことを特徴と
する。
整流平滑回路には負荷が接続されていることを特徴とす
る。請求項3の発明の電源装置は、筐体と、この筐体に
収納された請求項1の電源装置を収納したことを特徴と
する。
【0012】請求項4の発明の複写機は、商用交流電源
から出力される交流電圧を整流する整流回路と、一端が
上記整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコイル、
第1のダイオ−ドを介して接続し、他端が上記昇圧用チ
ョ−クコイルと上記第1のダイオ−ドとの接続点から第
1のコンデンサ及び逆方向に接続された第2のダイオ−
ドを介して接続されるトランスと、上記第1のダイオ−
ドと上記トランスの一端との接続点と上記整流回路の他
方の出力端との間に接続された第2のコンデンサと、上
記トランスの他端と上記整流回路の他端との間に接続さ
れた第1のスイッチング素子と、上記第1のコンデンサ
と上記第2のダイオ−ドとの接続点と上記整流回路の他
方の出力端との間に接続された第2のスイッチング素子
と、上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・
平滑する整流平滑回路と、この整流平滑回路に接続され
る駆動用モ−タと、上記整流平滑回路の出力電圧に基づ
いて上記第1及び第2のスイッチング素子をオン・オフ
制御する際のデュ−ティ比を可変して制御する制御手段
とを具備する。
から出力される交流電圧を整流する整流回路と、一端が
上記整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコイル、
第1のダイオ−ドを介して接続し、他端が上記昇圧用チ
ョ−クコイルと上記第1のダイオ−ドとの接続点から第
1のコンデンサ及び逆方向に接続された第2のダイオ−
ドを介して接続されるトランスと、上記第1のダイオ−
ドと上記トランスの一端との接続点と上記整流回路の他
方の出力端との間に接続された第2のコンデンサと、上
記トランスの他端と上記整流回路の他端との間に接続さ
れた第1のスイッチング素子と、上記第1のコンデンサ
と上記第2のダイオ−ドとの接続点と上記整流回路の他
方の出力端との間に接続された第2のスイッチング素子
と、上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・
平滑する整流平滑回路と、この整流平滑回路に接続され
る駆動用モ−タと、上記整流平滑回路の出力電圧に基づ
いて上記第1及び第2のスイッチング素子をオン・オフ
制御する際のデュ−ティ比を可変して制御する制御手段
とを具備する。
【0013】請求項5の発明の電源装置は、請求項1あ
るいは請求項4の整流回路の一方の出力端とチョ−クコ
イルとの間には順方向に高速のダイオ−ドが接続されて
いる。
るいは請求項4の整流回路の一方の出力端とチョ−クコ
イルとの間には順方向に高速のダイオ−ドが接続されて
いる。
【0014】請求項6の発明の電源装置は、商用交流電
源の両端子が接続されるコモンチョ−クコイルと、一端
が上記コモンチョ−クコイルの一方の出力端を整流用の
第1のダイオ−ドを介すると共に上記コモンチョ−クコ
イルの他方の出力端を整流用の第2のダイオ−ドを介し
て接続し、他端が上記コモンチョ−クコイルの一方の出
力端と第1のダイオ−ドとの接続点から第1のコンデン
サ及び逆方向に接続された第5のダイオ−ドを介して接
続されると共に上記コモンチョ−クの他方の出力端を第
2のコンデンサ及び上記第5のダイオ−ドを介して接続
するトランスと、上記トランスの他端と整流用の第3の
ダイオ−ド及び第4のダイオ−ドを介して上記商用交流
電源の両極にそれぞれ接続される第1のスイッチング素
子と、上記トランスの一端と上記第1のスイッチング素
子との間に接続される第3のコンデンサと、上記第1の
コンデンサと上記第5のダイオ−ドと上記第1のスイッ
チング素子との間に接続された第2のスイッチング素子
と、上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・
平滑する整流平滑回路と、上記整流平滑回路の出力電圧
に基づいて上記第1及び第2のスイッチング素子をオン
・オフ制御する際のパルス電圧のデュ−ティ比を可変し
て制御する制御手段とを具備する。
源の両端子が接続されるコモンチョ−クコイルと、一端
が上記コモンチョ−クコイルの一方の出力端を整流用の
第1のダイオ−ドを介すると共に上記コモンチョ−クコ
イルの他方の出力端を整流用の第2のダイオ−ドを介し
て接続し、他端が上記コモンチョ−クコイルの一方の出
力端と第1のダイオ−ドとの接続点から第1のコンデン
サ及び逆方向に接続された第5のダイオ−ドを介して接
続されると共に上記コモンチョ−クの他方の出力端を第
2のコンデンサ及び上記第5のダイオ−ドを介して接続
するトランスと、上記トランスの他端と整流用の第3の
ダイオ−ド及び第4のダイオ−ドを介して上記商用交流
電源の両極にそれぞれ接続される第1のスイッチング素
子と、上記トランスの一端と上記第1のスイッチング素
子との間に接続される第3のコンデンサと、上記第1の
コンデンサと上記第5のダイオ−ドと上記第1のスイッ
チング素子との間に接続された第2のスイッチング素子
と、上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・
平滑する整流平滑回路と、上記整流平滑回路の出力電圧
に基づいて上記第1及び第2のスイッチング素子をオン
・オフ制御する際のパルス電圧のデュ−ティ比を可変し
て制御する制御手段とを具備する。
【0015】請求項7の発明の電源装置は、請求項1,
4,6の制御手段は上記第1のスイッチ素子及び第2の
スイッチング素子に出力するパルス電圧を同時に出力す
ることを特徴とする。請求項8に発明の電源装置は、請
求項1,4,6の制御手段は上記第1のスイッチング素
子と第2のスイッチング素子とをずらせて出力すること
特徴とする。
4,6の制御手段は上記第1のスイッチ素子及び第2の
スイッチング素子に出力するパルス電圧を同時に出力す
ることを特徴とする。請求項8に発明の電源装置は、請
求項1,4,6の制御手段は上記第1のスイッチング素
子と第2のスイッチング素子とをずらせて出力すること
特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、第1のスイッチン
グ素子をチョッパ制御及び力率改善用として用い、第2
のスイッチング素子を第2のコンデンサへの充電電圧の
制御用として用いている。突然、高い電圧が入力された
場合には、昇圧用チョ−クコイル、第1のダイオ−ド、
第2のコンデンサに電流が流れ、昇圧用チョ−クコイル
が飽和する。このため、昇圧用チョ−クコイル、第1の
コンデンサ、第2のスイッチング素子を制御不可能な電
流が流れる。しかし、逆方向に接続された第2のダイオ
−ドが存在するため第1のスイッチング素子には制御不
可能な電流は流れない。
グ素子をチョッパ制御及び力率改善用として用い、第2
のスイッチング素子を第2のコンデンサへの充電電圧の
制御用として用いている。突然、高い電圧が入力された
場合には、昇圧用チョ−クコイル、第1のダイオ−ド、
第2のコンデンサに電流が流れ、昇圧用チョ−クコイル
が飽和する。このため、昇圧用チョ−クコイル、第1の
コンデンサ、第2のスイッチング素子を制御不可能な電
流が流れる。しかし、逆方向に接続された第2のダイオ
−ドが存在するため第1のスイッチング素子には制御不
可能な電流は流れない。
【0017】請求項2の発明においては、請求項1に整
流平滑回路に負荷を接続している。この負荷としてモ−
タ等がある。請求項3の発明においては、請求項1の電
源装置を筐体内に収納している。
流平滑回路に負荷を接続している。この負荷としてモ−
タ等がある。請求項3の発明においては、請求項1の電
源装置を筐体内に収納している。
【0018】請求項4の発明においては、複写機の駆動
モ−タ請求項1の電源装置を設置するようにしている。
そして、突然高い電圧が入力された場合の作用は請求項
1の作用と同じである。
モ−タ請求項1の電源装置を設置するようにしている。
そして、突然高い電圧が入力された場合の作用は請求項
1の作用と同じである。
【0019】請求項5の発明においては、整流回路の一
方の出力端と昇圧用チョ−クコイル間に接続された高速
ダイオ−ドの逆方向回復時間Trrは整流回路を構成する
ダイオ−ドの逆方向回復時間TRRよりはるかに短い。こ
のため、第1のスイッチング素子が100 kHz オ−ダ−で
スイッチングしても確実に高速ダイオ−ドをオン/オフ
させることができる。
方の出力端と昇圧用チョ−クコイル間に接続された高速
ダイオ−ドの逆方向回復時間Trrは整流回路を構成する
ダイオ−ドの逆方向回復時間TRRよりはるかに短い。こ
のため、第1のスイッチング素子が100 kHz オ−ダ−で
スイッチングしても確実に高速ダイオ−ドをオン/オフ
させることができる。
【0020】請求項6の発明においては、請求項1の整
流回路を構成する4つのダイオ−ドを第1乃至第4のダ
イオ−ドに分担させ、コモンチョ−クを用いて請求項1
と同様な作用を行わせるようにしている。
流回路を構成する4つのダイオ−ドを第1乃至第4のダ
イオ−ドに分担させ、コモンチョ−クを用いて請求項1
と同様な作用を行わせるようにしている。
【0021】請求項7の発明においては、制御手段は第
1及び第2のスイッチング素子を同時にオン・オフする
ようにしている。請求項8の発明においては、制御手段
は第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を
ずられてオン・オフするようにしている。
1及び第2のスイッチング素子を同時にオン・オフする
ようにしている。請求項8の発明においては、制御手段
は第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を
ずられてオン・オフするようにしている。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1実施例につ
いて図1及び図2を参照して説明する。図1において、
Kは本発明に係わる電源装置を収納した図3に示すよう
な筐体である。この筐体Kは商用交流電源Ei が接続さ
れる入力端子I1,I2と、直流電圧を出力する出力端
子X1,X2を備えている。この出力端子X1,X2に
は例えば図4に示す複写機の駆動モ−タのような負荷1
0が接続される。この筐体K内には以下に述べる電源装
置が収納されている。
いて図1及び図2を参照して説明する。図1において、
Kは本発明に係わる電源装置を収納した図3に示すよう
な筐体である。この筐体Kは商用交流電源Ei が接続さ
れる入力端子I1,I2と、直流電圧を出力する出力端
子X1,X2を備えている。この出力端子X1,X2に
は例えば図4に示す複写機の駆動モ−タのような負荷1
0が接続される。この筐体K内には以下に述べる電源装
置が収納されている。
【0023】つまり、入力端子I1,I2は全波整流を
行うダイオ−ドブリッジREC 1の入力端子に接続され
る。このダイオ−ドブリッジREC 1の一方の出力端子は
昇圧用チョ−クコイルL1、ダイオ−ドD11を介して
トランスT11の一次コイルの一端に接続されている。
このトランスT11の一次コイルの他端は力率改善用の
電界効果トランジスタ(FET)Q11を介して前述し
たダイオ−ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続され
ている。
行うダイオ−ドブリッジREC 1の入力端子に接続され
る。このダイオ−ドブリッジREC 1の一方の出力端子は
昇圧用チョ−クコイルL1、ダイオ−ドD11を介して
トランスT11の一次コイルの一端に接続されている。
このトランスT11の一次コイルの他端は力率改善用の
電界効果トランジスタ(FET)Q11を介して前述し
たダイオ−ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続され
ている。
【0024】また、昇圧用チョ−クコイルL11とダイ
オ−ドD11との接続点はコンデンサC11を介して、
昇圧制御用電界効果トランジスタQ12を介してダイオ
−ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続されている。
オ−ドD11との接続点はコンデンサC11を介して、
昇圧制御用電界効果トランジスタQ12を介してダイオ
−ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続されている。
【0025】ダイオ−ドD11とトランスT11の一次
コイルとの接続点は、コンデンサC12を介してダイオ−
ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続される。さら
に、コンデンサC11と電界効果トランジスタQ12と
の接続点aとトランスT11と電界効果トランジスタQ
11との接続点bとの間には、接続点b側にアノ−ドが
接続されるようにダイオ−ドD12が接続されている。
コイルとの接続点は、コンデンサC12を介してダイオ−
ドブリッジREC 1の他方の出力端に接続される。さら
に、コンデンサC11と電界効果トランジスタQ12と
の接続点aとトランスT11と電界効果トランジスタQ
11との接続点bとの間には、接続点b側にアノ−ドが
接続されるようにダイオ−ドD12が接続されている。
【0026】さらに、トランスT1の二次コイルの一端
はダイオ−ドD13、チョ−クコイルL12を介して出
力端子X1に接続されている。ダイオ−ドD13とチョ
−クコイルL12との接続点とトランスT11の二次コ
イルの他端間にはフライホイ−ル作用をするダイオ−ド
D14が接続されている。
はダイオ−ドD13、チョ−クコイルL12を介して出
力端子X1に接続されている。ダイオ−ドD13とチョ
−クコイルL12との接続点とトランスT11の二次コ
イルの他端間にはフライホイ−ル作用をするダイオ−ド
D14が接続されている。
【0027】また、チョ−クコイルL12と出力端子X
1との接続点とトランスT11の二次コイルとの間には
平滑用コンデンサC13が接続されている。このコンデ
ンサC13の充電電圧は出力端子X1,X2を介して直
流電圧として出力される。
1との接続点とトランスT11の二次コイルとの間には
平滑用コンデンサC13が接続されている。このコンデ
ンサC13の充電電圧は出力端子X1,X2を介して直
流電圧として出力される。
【0028】コンデンサC13の充電電圧Vc13 は制御
回路11に入力される。この制御回路11は充電電圧V
c13 の大きさに応じてパルス電圧のデュ−ティ比、つま
り周期Tに対するオン時間tonの比を可変制御してトラ
ンジスタQ11及びQ12のベ−スにそれそれ出力す
る。例えば、制御回路11は電圧Vc13 が規定の出力電
圧よりも大きくなると、ton幅を小さくしてデュ−ティ
比を下げる制御を行う。なお、トランジスタQ11及び
Q12に出力されるパルス電圧は図2に示すように全く
同じである。なお、パルス電圧の周波数は100KHZ乃
至300KHz程度である。
回路11に入力される。この制御回路11は充電電圧V
c13 の大きさに応じてパルス電圧のデュ−ティ比、つま
り周期Tに対するオン時間tonの比を可変制御してトラ
ンジスタQ11及びQ12のベ−スにそれそれ出力す
る。例えば、制御回路11は電圧Vc13 が規定の出力電
圧よりも大きくなると、ton幅を小さくしてデュ−ティ
比を下げる制御を行う。なお、トランジスタQ11及び
Q12に出力されるパルス電圧は図2に示すように全く
同じである。なお、パルス電圧の周波数は100KHZ乃
至300KHz程度である。
【0029】次に、上記のように構成された本発明の第
1実施例の動作について説明する。まず、トランジスタ
Q12がオンしているときには、チョ−クコイルL11
を介してコンデンサC11を充電する充電電流が流れ
る。この電流はコンデンサC11の電圧がコンデンサC
12の電圧に到達するまで流れ、その間にチョ−クコイ
ルL11とコンデンサC11にエネルギ−が蓄積され
る。
1実施例の動作について説明する。まず、トランジスタ
Q12がオンしているときには、チョ−クコイルL11
を介してコンデンサC11を充電する充電電流が流れ
る。この電流はコンデンサC11の電圧がコンデンサC
12の電圧に到達するまで流れ、その間にチョ−クコイ
ルL11とコンデンサC11にエネルギ−が蓄積され
る。
【0030】一方、トランジスタQ12がオフしている
ときには、チョ−クコイルL11に蓄えられた電流エネ
ルギ−はダイオ−ドD11を介してコンデンサC12に
流れ、コンデンサC12を充電する。
ときには、チョ−クコイルL11に蓄えられた電流エネ
ルギ−はダイオ−ドD11を介してコンデンサC12に
流れ、コンデンサC12を充電する。
【0031】また、トランジスタQ11がオンしている
ときは、コンデンサC12の蓄積電荷がトランスT11
の一次コイルとそれ以降の回路を通して出力端子X1,
X2間に電力を供給し、トランジスタQ11がオフして
いるときは、トランスT11の一次コイルに流れていた
電流のエネルギ−はコンデンサC11とダイオ−ドD1
1,D12の経路で流れてトランスT11のリセットを
行うと共に、コンデンサC11の電圧を反転させるよう
にしている。
ときは、コンデンサC12の蓄積電荷がトランスT11
の一次コイルとそれ以降の回路を通して出力端子X1,
X2間に電力を供給し、トランジスタQ11がオフして
いるときは、トランスT11の一次コイルに流れていた
電流のエネルギ−はコンデンサC11とダイオ−ドD1
1,D12の経路で流れてトランスT11のリセットを
行うと共に、コンデンサC11の電圧を反転させるよう
にしている。
【0032】まず、トランジスタQ11がオンされる
と、トランスT11の一次コイルにはコンデンサC12
の電圧Vc12 が印加されてトランスT1の二次コイルに
電圧が発生し、チョ−クコイルL11に流れていた電流
はすべてトランスの二次コイルへと転流する。
と、トランスT11の一次コイルにはコンデンサC12
の電圧Vc12 が印加されてトランスT1の二次コイルに
電圧が発生し、チョ−クコイルL11に流れていた電流
はすべてトランスの二次コイルへと転流する。
【0033】ところで、コンデンサC11の電圧はコン
デンサC12の電圧Vc12 になるまで上昇し、電圧Vc1
2 になるとクランプされる。このため、チョ−クコイル
L11を流れる電流はダイオ−ドD11を介してコンデ
ンサC12に流れ込む。
デンサC12の電圧Vc12 になるまで上昇し、電圧Vc1
2 になるとクランプされる。このため、チョ−クコイル
L11を流れる電流はダイオ−ドD11を介してコンデ
ンサC12に流れ込む。
【0034】また、トランジスタQ11がオフすると、
トランスT11の一次コイルに流れていた励磁電流は、
トランスT11の一次コイル,ダイオ−ドD12、コン
デンサC11,ダイオ−ドD11,トランスT1の一次
コイルで形成される閉ル−プを流れる。トランジスタQ
11の電圧はゼロからコンデンサC11の電圧に応じて
上昇していき、トランスT11の二次コイルの電流はト
ランジスタQ11がオフしてからもトランスT11の一
次コイルにコンデンサC11の電圧が印加されるため流
れ続ける。この動作はコンデンサC11の電圧がゼロに
なるまで続けられる。
トランスT11の一次コイルに流れていた励磁電流は、
トランスT11の一次コイル,ダイオ−ドD12、コン
デンサC11,ダイオ−ドD11,トランスT1の一次
コイルで形成される閉ル−プを流れる。トランジスタQ
11の電圧はゼロからコンデンサC11の電圧に応じて
上昇していき、トランスT11の二次コイルの電流はト
ランジスタQ11がオフしてからもトランスT11の一
次コイルにコンデンサC11の電圧が印加されるため流
れ続ける。この動作はコンデンサC11の電圧がゼロに
なるまで続けられる。
【0035】やがて、コンデンサC11の電圧がゼロに
なると、トランスT11の一次コイルの電圧もゼロにな
り、トランスT11の二次コイルに流れる電流は遮断さ
れ、チョ−クコイルL12の電流はダイオ−ドD14を
介して流れ続ける。
なると、トランスT11の一次コイルの電圧もゼロにな
り、トランスT11の二次コイルに流れる電流は遮断さ
れ、チョ−クコイルL12の電流はダイオ−ドD14を
介して流れ続ける。
【0036】その後、励磁インダクタンスLoとコンデ
ンサC11との自由振動を継続し、コンデンサC11の
電圧は反転し負方向に大きくなる。そして、トランスT
11の一次コイルを流れる電流は方向が反転し、コンデ
ンサC11の電圧は負のピ−クに達し、チョ−クコイル
L11の電流と等しくなるまで振動を継続する。
ンサC11との自由振動を継続し、コンデンサC11の
電圧は反転し負方向に大きくなる。そして、トランスT
11の一次コイルを流れる電流は方向が反転し、コンデ
ンサC11の電圧は負のピ−クに達し、チョ−クコイル
L11の電流と等しくなるまで振動を継続する。
【0037】やがて、チョ−クコイルL11を流れる電
流がトランスT11の一次コイルを流れる電流より小さ
くなると、ダイオ−ドD11はオフする。そして、トラ
ンスT11の一次コイルの電圧がゼロになり極性が反転
しようとすると、チョ−クコイルL12の電流がダイオ
−ドD14とトランスT11の二次コイルとに分流す
る。このため、二次コイルの電圧はゼロにおさえられ、
トランジスタQ11の電圧はコンデンサC12の電圧V
c12 でクランプされる。トランスT11の一次コイルの
電圧がゼロとなるため、励磁電流の変化はなくなり、チ
ョ−クコイルL11とコンデンサC11との振動による
電流変化分がチョ−クコイルL12の電流の分流として
トランスT11の各コイルに流れる。
流がトランスT11の一次コイルを流れる電流より小さ
くなると、ダイオ−ドD11はオフする。そして、トラ
ンスT11の一次コイルの電圧がゼロになり極性が反転
しようとすると、チョ−クコイルL12の電流がダイオ
−ドD14とトランスT11の二次コイルとに分流す
る。このため、二次コイルの電圧はゼロにおさえられ、
トランジスタQ11の電圧はコンデンサC12の電圧V
c12 でクランプされる。トランスT11の一次コイルの
電圧がゼロとなるため、励磁電流の変化はなくなり、チ
ョ−クコイルL11とコンデンサC11との振動による
電流変化分がチョ−クコイルL12の電流の分流として
トランスT11の各コイルに流れる。
【0038】以上のように、トランジスタQ12がオン
するとコンデンサC11をコンデンサC12の電圧Vc1
2 になるまで充電しながらチョ−クコイルL11にエネ
ルギ−を蓄える。そして、コンデンサC12に電圧Vc1
2 を充電後は、トランジスタQ12のオン・オフに関係
なく、チョ−クコイルL11に蓄えられたエネルギ−と
入力電圧との和でコンデンサC12を充電している。
するとコンデンサC11をコンデンサC12の電圧Vc1
2 になるまで充電しながらチョ−クコイルL11にエネ
ルギ−を蓄える。そして、コンデンサC12に電圧Vc1
2 を充電後は、トランジスタQ12のオン・オフに関係
なく、チョ−クコイルL11に蓄えられたエネルギ−と
入力電圧との和でコンデンサC12を充電している。
【0039】そして、トランジスタQ11がオン時のコ
ンデンサC11の電圧が入力電圧の全範囲であれば電流
積分量は同じであるが、コンデンサC11の初期値は入
力電圧にほぼ反比例する。これは、前述したチョ−クコ
イルL11の電流と励磁インダクタンスLoの電流とが
等しくなる時点が、入力電圧が高くなるにつれ遅くなる
ようになり、コンデンサC11の電圧がゼロに近付くか
らである。
ンデンサC11の電圧が入力電圧の全範囲であれば電流
積分量は同じであるが、コンデンサC11の初期値は入
力電圧にほぼ反比例する。これは、前述したチョ−クコ
イルL11の電流と励磁インダクタンスLoの電流とが
等しくなる時点が、入力電圧が高くなるにつれ遅くなる
ようになり、コンデンサC11の電圧がゼロに近付くか
らである。
【0040】従って、トランジスタQ11のオン時の入
力電流増加量は、入力電圧が低いほど大きくなる。一
方、チョ−クコイルL11のリセットモ−ドでは入力電
圧とコンデンサC12との差電圧でリセット量が決定さ
れるため、入力電圧が低い程入力電流は減少する。従っ
て、トランジスタQ11がオンとオフを経過する1サイ
クルにおける入力電流の積分量は、交流入力電圧の影響
を受けるものの、交流周波数の一周期については正弦波
に直流分が重畳された様な波形となる。この波形の力率
は略0.98となり、力率が改善される。
力電流増加量は、入力電圧が低いほど大きくなる。一
方、チョ−クコイルL11のリセットモ−ドでは入力電
圧とコンデンサC12との差電圧でリセット量が決定さ
れるため、入力電圧が低い程入力電流は減少する。従っ
て、トランジスタQ11がオンとオフを経過する1サイ
クルにおける入力電流の積分量は、交流入力電圧の影響
を受けるものの、交流周波数の一周期については正弦波
に直流分が重畳された様な波形となる。この波形の力率
は略0.98となり、力率が改善される。
【0041】ところで、コンデンサC13の充電電圧Vc1
3 の大きさに応じてパルス電圧のデュ−ティ比、つまり
周期Tに対するオン時間tonの比を可変制御してトラン
ジスタQ11及びQ12のベ−スに出力するようにして
いる。例えば、充電電圧Vc13 が大きくなると、デュ−
ティ比を小さくなるように制御している。
3 の大きさに応じてパルス電圧のデュ−ティ比、つまり
周期Tに対するオン時間tonの比を可変制御してトラン
ジスタQ11及びQ12のベ−スに出力するようにして
いる。例えば、充電電圧Vc13 が大きくなると、デュ−
ティ比を小さくなるように制御している。
【0042】トランジスタQ11のデュ−ティ比が小さ
くなると、コンデンサC12の蓄積電荷がトランスT1
1の一次コイルとそれ以降の回路を通して出力端子X
1,X2間に電力を供給する時間が短くなるので、コン
デンサC13の充電電圧Vc13は低下する。
くなると、コンデンサC12の蓄積電荷がトランスT1
1の一次コイルとそれ以降の回路を通して出力端子X
1,X2間に電力を供給する時間が短くなるので、コン
デンサC13の充電電圧Vc13は低下する。
【0043】また、トランジスタQ12のデュ−ティ比
が小さくなると、チョ−クコイルL11を介してコンデ
ンサC11を充電する充電電流の流れる時間が低下す
る。このように、トランジスタQ11及びQ12のベ−
スに出力するパルス電圧のデュ−ティ比をコンデンサC
13の電圧Vc13 に応じて制御するようにしたので、コ
ンデンサC13の電圧の上昇を抑えて、コンデンサC1
3から出力端子X1,X2を介して出力される直流電圧
を安定して出力することができる。
が小さくなると、チョ−クコイルL11を介してコンデ
ンサC11を充電する充電電流の流れる時間が低下す
る。このように、トランジスタQ11及びQ12のベ−
スに出力するパルス電圧のデュ−ティ比をコンデンサC
13の電圧Vc13 に応じて制御するようにしたので、コ
ンデンサC13の電圧の上昇を抑えて、コンデンサC1
3から出力端子X1,X2を介して出力される直流電圧
を安定して出力することができる。
【0044】ところで、入力端子I1,I2間に、突
然、図8のAに示すような高い電圧が入力された場合に
は、チョ−クコイルL11、ダイオ−ドD11、コンデ
ンサC12を介して電流が流れ、チョ−クコイルL11
が飽和する。このため、チョ−クコイルL11、コンデ
ンサC11、トランジスタQ12を介して制御不可能な
大電流が流れる。
然、図8のAに示すような高い電圧が入力された場合に
は、チョ−クコイルL11、ダイオ−ドD11、コンデ
ンサC12を介して電流が流れ、チョ−クコイルL11
が飽和する。このため、チョ−クコイルL11、コンデ
ンサC11、トランジスタQ12を介して制御不可能な
大電流が流れる。
【0045】ここで、トランジスタQ12は昇圧制御用
であり、仮にトランジスタQ12のソ−ス側に過電流保
護回路を接続しておいて、この過電流保護回路が作動し
たとしても、チョ−クコイルL11を介してコンデンサ
C11を充電する充電電流の流れる時間が短くなるよう
に制御されるだけであるので、従来技術のようにコンデ
ンサC13の充電電圧Vc13 を下げることはない。
であり、仮にトランジスタQ12のソ−ス側に過電流保
護回路を接続しておいて、この過電流保護回路が作動し
たとしても、チョ−クコイルL11を介してコンデンサ
C11を充電する充電電流の流れる時間が短くなるよう
に制御されるだけであるので、従来技術のようにコンデ
ンサC13の充電電圧Vc13 を下げることはない。
【0046】しかし、接続点aと接続点b間には、アノ
−ドを接続点b側にしてダイオ−ドD12が接続されて
いるので、前述したチョ−クコイルL11、コンデンサ
C11を介して流れむ大電流がトランジスタQ11に流
れ込むことはない。
−ドを接続点b側にしてダイオ−ドD12が接続されて
いるので、前述したチョ−クコイルL11、コンデンサ
C11を介して流れむ大電流がトランジスタQ11に流
れ込むことはない。
【0047】このため、トランジスタQ11のソ−ス側
に過電流保護回路を接続しておいても、従来技術のよう
にコンデンサC13の充電電圧Vc13 を下げることはな
い。以上のようにして、入力端子I1,I2間に突発的
に高い電圧が入力された場合でも、不必要な充電電圧V
c13 の下降制御を行うことを防止することができる。
に過電流保護回路を接続しておいても、従来技術のよう
にコンデンサC13の充電電圧Vc13 を下げることはな
い。以上のようにして、入力端子I1,I2間に突発的
に高い電圧が入力された場合でも、不必要な充電電圧V
c13 の下降制御を行うことを防止することができる。
【0048】従って、このような電源装置を複写機の駆
動モ−タに用いることにより、複写機の性能を安定させ
ることができる。なお、トランジスタQ11及びQ12
へのパルス電圧を全く同じにしたが、トランジタQ12
へのパルス電圧の立ち下がりを図2の破線ように早める
ようにしても良い。
動モ−タに用いることにより、複写機の性能を安定させ
ることができる。なお、トランジスタQ11及びQ12
へのパルス電圧を全く同じにしたが、トランジタQ12
へのパルス電圧の立ち下がりを図2の破線ように早める
ようにしても良い。
【0049】次に、第1実施例の変形例について図5を
参照して説明する。この変形例は図5に示すように、ダ
イオ−ドブリッジREC1の一方の出力端子とチョ−クコイ
ルL11との間に逆回復時間Trrが100ns程度の高速ダ
イオ−ドD21を接続したものである。それ以外の部分
については図1(第1実施例)と同じであり、その構成
の説明及び動作の説明については省略する。
参照して説明する。この変形例は図5に示すように、ダ
イオ−ドブリッジREC1の一方の出力端子とチョ−クコイ
ルL11との間に逆回復時間Trrが100ns程度の高速ダ
イオ−ドD21を接続したものである。それ以外の部分
については図1(第1実施例)と同じであり、その構成
の説明及び動作の説明については省略する。
【0050】ところで、ダイオ−ドブリッジREC1を構成
する4つのダイオ−ドは商用周波数用であるので、トラ
ンジスタQ11を100KHz程度の高速でスイッチング
させた場合に、逆回復時間Trrが長いため、本来電流が
流れてはならない期間に電流が流れ、ジュ−ル熱により
昇音する。
する4つのダイオ−ドは商用周波数用であるので、トラ
ンジスタQ11を100KHz程度の高速でスイッチング
させた場合に、逆回復時間Trrが長いため、本来電流が
流れてはならない期間に電流が流れ、ジュ−ル熱により
昇音する。
【0051】しかし、高速ダイオ−ドD21をダイオ−
ドブリッジREC とチョ−クコイルL11との間に設けるこ
とにより、ダイオ−ドブリッジREC1を構成する4つダイ
オ−ドの逆回復時間Trrが長くても、本来電流が流れて
はならない期間に電流が流れてしまうことを阻止してい
る。このため、ダイオ−ドブリッジREC1での昇音を防止
することができる。
ドブリッジREC とチョ−クコイルL11との間に設けるこ
とにより、ダイオ−ドブリッジREC1を構成する4つダイ
オ−ドの逆回復時間Trrが長くても、本来電流が流れて
はならない期間に電流が流れてしまうことを阻止してい
る。このため、ダイオ−ドブリッジREC1での昇音を防止
することができる。
【0052】次に、本発明の第2実施例について図6を
参照して説明する。この第2実施例では、チョ−クコイ
ルL11としてコモンチョ−ク型を用い、ダイオ−ドブリ
ッジREC1を2つに分解して、ダイオ−ドD21及びD2
2とダイオ−ドD23及びダイオ−ドD24の2系統と
している。さらに、コンデンサC11も2系統に分配して
コンデンサC21とC22とに分けている。
参照して説明する。この第2実施例では、チョ−クコイ
ルL11としてコモンチョ−ク型を用い、ダイオ−ドブリ
ッジREC1を2つに分解して、ダイオ−ドD21及びD2
2とダイオ−ドD23及びダイオ−ドD24の2系統と
している。さらに、コンデンサC11も2系統に分配して
コンデンサC21とC22とに分けている。
【0053】つまり、一点破線Xで示した部分が図1の
回路と相違する部分である。一点破線Xで示した部分以
外については、図1と同一番号を付し、その詳細な説明
については省略する。図6において、入力端子I1 はコ
モンチョ−ク21を構成する第1のチョ−クコイルL2
1、ダイオ−ドD21のアノ−ド〜カソ−ドを介してト
ランスT11の一次コイルの一端に接続される。さら
に、第1のチョ−クコイルL21とダイオ−ドD21との
接続点はコンデンサC21を介して昇圧制御用電界効果
トランジスタQ12のドレインに接続される。さらに、
入力端子I1 はダイオ−ドD23のカソ−ド〜アノ−ド
を介して電界効果トランジスタQ12のソ−スに接続さ
れる。
回路と相違する部分である。一点破線Xで示した部分以
外については、図1と同一番号を付し、その詳細な説明
については省略する。図6において、入力端子I1 はコ
モンチョ−ク21を構成する第1のチョ−クコイルL2
1、ダイオ−ドD21のアノ−ド〜カソ−ドを介してト
ランスT11の一次コイルの一端に接続される。さら
に、第1のチョ−クコイルL21とダイオ−ドD21との
接続点はコンデンサC21を介して昇圧制御用電界効果
トランジスタQ12のドレインに接続される。さらに、
入力端子I1 はダイオ−ドD23のカソ−ド〜アノ−ド
を介して電界効果トランジスタQ12のソ−スに接続さ
れる。
【0054】また、入力端子I2 はコモンチョ−ク21
を構成する第2のチョ−クコイルL22、ダイオ−ドD2
2のアノ−ド〜カソ−ドを介してトランスT11の一次
コイルの一端に接続される。さらに、第2のチョ−クコ
イルL22とダイオ−ドD22との接続点はコンデンサC
22を介して昇圧制御用電界効果トランジスタQ12の
ドレインに接続される。さらに、入力端子I2はダイオ
−ドD24のカソ−ド〜アノ−ドを介して電界効果トラ
ンジスタQ12のソ−スに接続される。
を構成する第2のチョ−クコイルL22、ダイオ−ドD2
2のアノ−ド〜カソ−ドを介してトランスT11の一次
コイルの一端に接続される。さらに、第2のチョ−クコ
イルL22とダイオ−ドD22との接続点はコンデンサC
22を介して昇圧制御用電界効果トランジスタQ12の
ドレインに接続される。さらに、入力端子I2はダイオ
−ドD24のカソ−ド〜アノ−ドを介して電界効果トラ
ンジスタQ12のソ−スに接続される。
【0055】図中、コンデンサC21及びC22と昇圧
制御用電界効果トランジスタQ12の接続点a′は図1
のコンデンサC11と電界効果トランジスタQ12との
接続点aに相当する。
制御用電界効果トランジスタQ12の接続点a′は図1
のコンデンサC11と電界効果トランジスタQ12との
接続点aに相当する。
【0056】次に、上記のように構成された本発明の第
2実施例の動作について説明する。まず、トランジスタ
12がオンしているとき、入力端子I1 に+の電圧が発
生している間は、第1のチョ−クコイルL21、コンデン
サC21、トランジスタQ12、ダイオ−ドD24、入
力端子I2 に充電電流が流れ、コンデンサC21が充電
される。この電流はコンデンサC21の電圧がコンデン
サC12の電圧に到達するまで流れ、その間にチョ−ク
コイルL21とコンデンサC21にエネルギ−が蓄積され
る。
2実施例の動作について説明する。まず、トランジスタ
12がオンしているとき、入力端子I1 に+の電圧が発
生している間は、第1のチョ−クコイルL21、コンデン
サC21、トランジスタQ12、ダイオ−ドD24、入
力端子I2 に充電電流が流れ、コンデンサC21が充電
される。この電流はコンデンサC21の電圧がコンデン
サC12の電圧に到達するまで流れ、その間にチョ−ク
コイルL21とコンデンサC21にエネルギ−が蓄積され
る。
【0057】また、トランジスタ12がオンしていると
き、入力端子I2 に+電圧が発生している間は、第2の
チョ−クコイルL22、コンデンサC22、トランジスタ
Q12、ダイオ−ドD23、入力端子I1 に充電電流が
流れ、コンデンサC21が充電される。この電流はコン
デンサC22の電圧がコンデンサC12の電圧に到達す
るまで流れ、その間にチョ−クコイルL22とコンデンサ
C22にエネルギ−が蓄積される。
き、入力端子I2 に+電圧が発生している間は、第2の
チョ−クコイルL22、コンデンサC22、トランジスタ
Q12、ダイオ−ドD23、入力端子I1 に充電電流が
流れ、コンデンサC21が充電される。この電流はコン
デンサC22の電圧がコンデンサC12の電圧に到達す
るまで流れ、その間にチョ−クコイルL22とコンデンサ
C22にエネルギ−が蓄積される。
【0058】一方、トランジスタ12がオフしていると
き、入力端子I1 に+電圧が発生している間は、第1の
チョ−クコイルL21に蓄えられた電流エネルギ−はコン
デンサD21を介してコンデンサC12に流れ、コンデ
ンサC12を充電する。
き、入力端子I1 に+電圧が発生している間は、第1の
チョ−クコイルL21に蓄えられた電流エネルギ−はコン
デンサD21を介してコンデンサC12に流れ、コンデ
ンサC12を充電する。
【0059】また、トランジスタ12がオフしていると
き、入力端子I2 に+電圧が発生している間は、第2の
チョ−クコイルL22に蓄えられた電流エネルギ−はコン
デンサD22を介してコンデンサC12に流れ、コンデ
ンサC12を充電する。
き、入力端子I2 に+電圧が発生している間は、第2の
チョ−クコイルL22に蓄えられた電流エネルギ−はコン
デンサD22を介してコンデンサC12に流れ、コンデ
ンサC12を充電する。
【0060】図6中の一点破線X内の動作は以上述べた
とおりである。そして、一点破線X以外の動作について
は前述した第1実施例と同様であるので、その詳細な説
明については省略する。
とおりである。そして、一点破線X以外の動作について
は前述した第1実施例と同様であるので、その詳細な説
明については省略する。
【0061】以上説明したように本発明の第2実施例に
よれば、コモンチョ−クを用いて入力端子I1,I2間
に突発的に高い電圧が入力された場合でも、不必要な充
電電圧Vc13 の下降制御を行うことを防止することがで
きる。
よれば、コモンチョ−クを用いて入力端子I1,I2間
に突発的に高い電圧が入力された場合でも、不必要な充
電電圧Vc13 の下降制御を行うことを防止することがで
きる。
【0062】
【発明の効果】請求項1,3,7,8の発明によれば、
入力電圧が急激に高く変化しても出力電圧を低下させる
ことなく、しかもトランジスタの耐圧を上昇させること
なく、安定して高力率で出力電圧を発生させることがで
きる。
入力電圧が急激に高く変化しても出力電圧を低下させる
ことなく、しかもトランジスタの耐圧を上昇させること
なく、安定して高力率で出力電圧を発生させることがで
きる。
【0063】請求項2の発明によれば、入力電圧が急激
に高く変化しても負荷に安定して高力率で出力電圧を供
給することができる。請求項4の発明によれば、入力電
圧が急激に高く変化しても出力電圧を低下させることな
く、しかもトランジスタの耐圧を上昇させることなく、
安定して駆動モ−タに高力率で出力電圧を発生させるこ
とができるので、複写機の性能を安定させることができ
る。
に高く変化しても負荷に安定して高力率で出力電圧を供
給することができる。請求項4の発明によれば、入力電
圧が急激に高く変化しても出力電圧を低下させることな
く、しかもトランジスタの耐圧を上昇させることなく、
安定して駆動モ−タに高力率で出力電圧を発生させるこ
とができるので、複写機の性能を安定させることができ
る。
【0064】請求項5の発明によれば、整流回路を構成
するダイオ−ドの逆回復時間Trrが長くても、高速ダイ
オ−ドを用いることにより、整流回路の昇音を防止する
ことができる。
するダイオ−ドの逆回復時間Trrが長くても、高速ダイ
オ−ドを用いることにより、整流回路の昇音を防止する
ことができる。
【0065】請求項6の発明によれば、コモンチョ−ク
を用い、入力電圧が急激に高く変化しても出力電圧を低
下させることなく、しかもトランジスタの耐圧を上昇さ
せることなく、安定して高力率で出力電圧を発生させる
ことができる。
を用い、入力電圧が急激に高く変化しても出力電圧を低
下させることなく、しかもトランジスタの耐圧を上昇さ
せることなく、安定して高力率で出力電圧を発生させる
ことができる。
【図1】本発明の第1実施例に係わる電源装置の回路
図。
図。
【図2】トランジスタQ1及びQ2に印加されるパルス
電圧波形図。
電圧波形図。
【図3】電源装置の筐体を示す図。
【図4】該電源装置が搭載された複写機の斜視図。
【図5】第1実施例の変形例を示す回路図。
【図6】本発明の第2実施例に係わる電源装置の回路
図。
図。
【図7】従来のAC/DCコンバ−タを示す回路図。
【図8】従来の問題点を説明するための波形図。
11…制御回路 C11,C12,C13…コンデンサ D11〜D14,D21〜D24…ダイオ−ド Q11,Q12…電界効果トランジスタ REC 1 …ダイオ−ドブリッジ
Claims (8)
- 【請求項1】 商用交流電源から出力される交流電圧を
整流する整流回路と、 一端が上記整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコ
イル、第1のダイオ−ドを介して接続し、他端が上記昇
圧用チョ−クコイルと上記第1のダイオ−ドとの接続点
から第1のコンデンサ及び逆方向に接続された第2のダ
イオ−ドを介して接続されるトランスと、 上記第1のダイオ−ドと上記トランスの一端との接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のコンデンサと、 上記トランスの他端と上記整流回路の他端との間に接続
された第1のスイッチング素子と、 上記第1のコンデンサと上記第2のダイオ−ドとの接続
点と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第
2のスイッチング素子と、 上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・平滑
する整流平滑回路と、 上記整流平滑回路の出力電圧に基づいて上記第1及び第
2のスイッチング素子をオン・オフ制御する際のパルス
電圧のデュ−ティ比を可変して制御する制御手段とを具
備したことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 上記整流平滑回路には負荷が接続された
ことを特徴とする請求項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 筐体と、 この筐体に収納された請求項1の電源装置を収納したこ
とを特徴とする電源装置。 - 【請求項4】 商用交流電源から出力される交流電圧を
整流する整流回路と、 一端が上記整流回路の一方の出力端を昇圧用チョ−クコ
イル、第1のダイオ−ドを介して接続し、他端が上記昇
圧用チョ−クコイルと上記第1のダイオ−ドとの接続点
から第1のコンデンサ及び逆方向に接続された第2のダ
イオ−ドを介して接続されるトランスと、 上記第1のダイオ−ドと上記トランスの一端との接続点
と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第2
のコンデンサと、 上記トランスの他端と上記整流回路の他端との間に接続
された第1のスイッチング素子と、 上記第1のコンデンサと上記第2のダイオ−ドとの接続
点と上記整流回路の他方の出力端との間に接続された第
2のスイッチング素子と、 上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・平滑
する整流平滑回路と、 この整流平滑回路に接続される駆動用モ−タと、 上記整流平滑回路の出力電圧に基づいて上記第1及び第
2のスイッチング素子をオン・オフ制御する際のデュ−
ティ比を可変して制御する制御手段とを具備したことを
特徴とする複写機。 - 【請求項5】 上記整流回路の一方の出力端とチョ−ク
コイルとの間には順方向に高速のダイオ−ドが接続され
ていることを特徴とする請求項1あるいは請求項4記載
の電源装置。 - 【請求項6】 商用交流電源の両端子が接続されるコモ
ンチョ−クコイルと、 一端が上記コモンチョ−クコイルの一方の出力端を整流
用の第1のダイオ−ドを介すると共に上記コモンチョ−
クコイルの他方の出力端を整流用の第2のダイオ−ドを
介して接続し、他端が上記コモンチョ−クコイルの一方
の出力端と第1のダイオ−ドとの接続点から第1のコン
デンサ及び逆方向に接続された第5のダイオ−ドを介し
て接続されると共に上記コモンチョ−クの他方の出力端
を第2のコンデンサ及び上記第5のダイオ−ドを介して
接続するトランスと、 上記トランスの他端と整流用の第3のダイオ−ド及び第
4のダイオ−ドを介して上記商用交流電源の両極にそれ
ぞれ接続される第1のスイッチング素子と、 上記トランスの一端と上記第1のスイッチング素子との
間に接続される第3のコンデンサと、 上記第1のコンデンサと上記第5のダイオ−ドと上記第
1のスイッチング素子との間に接続された第2のスイッ
チング素子と、 上記トランスの二次側に発生する交流電圧を整流・平滑
する整流平滑回路と、 上記整流平滑回路の出力電圧に基づいて上記第1及び第
2のスイッチング素子をオン・オフ制御する際のパルス
電圧のデュ−ティ比を可変して制御する制御手段とを具
備したことを特徴とする電源装置。 - 【請求項7】 上記制御手段は上記第1のスイッチ素子
及び第2のスイッチング素子に出力するパルス電圧を同
時に出力することを特徴とする請求項1,4,6いずれ
か記載の電源装置。 - 【請求項8】 上記制御手段は上記第1のスイッチング
素子と第2のスイッチング素子とをずらせて出力するこ
とを特徴とする請求項1,4,6いずれか記載の電源装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070072A JPH08275519A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電源装置、電気装置および複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070072A JPH08275519A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電源装置、電気装置および複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275519A true JPH08275519A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13420981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070072A Pending JPH08275519A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電源装置、電気装置および複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275519A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100703166B1 (ko) * | 2005-08-29 | 2007-04-06 | 삼성전자주식회사 | 전원공급장치 및 전원공급방법 |
CN104849582A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-08-19 | 中广核核电运营有限公司 | 过流保护及电压监测装置拷机测试系统及方法 |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7070072A patent/JPH08275519A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100703166B1 (ko) * | 2005-08-29 | 2007-04-06 | 삼성전자주식회사 | 전원공급장치 및 전원공급방법 |
CN104849582A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-08-19 | 中广核核电运营有限公司 | 过流保护及电压监测装置拷机测试系统及方法 |
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