JPH08275118A - 信号変換装置及び信号変換方法 - Google Patents

信号変換装置及び信号変換方法

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JPH08275118A
JPH08275118A JP10069295A JP10069295A JPH08275118A JP H08275118 A JPH08275118 A JP H08275118A JP 10069295 A JP10069295 A JP 10069295A JP 10069295 A JP10069295 A JP 10069295A JP H08275118 A JPH08275118 A JP H08275118A
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哲二郎 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、信号変換装置及び信号変換方法に関
し、入力画像信号の信号特性に応じた適切な予測タツプ
パターンをもとにして高解像度の画像信号を得る。 【構成】入力画像信号(S1 )をクラス分類部(21)
においてクラス分類すると共に、所定ブロツク単位の入
力画像信号(S1 )に対して異なる複数の画素パターン
に応じて補間画素の予測値(d2〜d5)を生成し、当該予
測値(d2〜d5)からクラス分類結果(c0)に基づいて補
間画素(d10 〜d13 )を選択して入力画像信号(S1
の補間画素を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7〜図9) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例(図1〜図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は信号変換装置及び信号変
換方法に関し、例えばNTSC等の標準解像度信号(S
D:Standard Difinition )をハイビジヨン等の高解像
度信号(HD:High Difinition )に変換するアツプコ
ンバータに適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のアツプコンバータにおい
ては、SD画像信号に対して周波数補間処理を施すこと
により、画素数を増やしてHD画像信号を形成してい
る。例えば図7に示すように、HD画像の走査線1上で
大きな「○」印及び大きな「△」印でなるSD画像信号
に対して水平及び垂直方向にそれぞれ2倍の周波数補間
を施すことにより、小さな「○」印及び小さな「△」印
でなるHD画像信号を生成する。
【0004】アツプコンバータによる補間例としては、
SD画像信号のフイールドデータから、4種類の位置の
HD画素を生成する方法がある。例えば図中の「◎」印
のSD画素に注目すると、その近傍の4種類mode1,mode
2,mode3 及びmode4 の位置のHD画素を補間により生成
する。このとき用いる補間フイルタとしては、図8に示
す空間内2次元ノンセパラブルフイルタ2や、図9に示
す水平/垂直セパラブルフイルタ3がある。
【0005】2次元ノンセパラブルフイルタ2は4種類
の位置のHD画素mode1,mode2,mode3 及びmode4 それぞ
れに対して2次元フイルタ4A〜4Dによつて独立に補
間処理を実行し、各補間結果を選択部5において直列化
しHD画像信号を得る。水平/垂直セパラブルフイルタ
3は垂直補間フイルタ6Aによりmode1及びmode3用の
処理を実行し、垂直補間フイルタ6Bによりmode2及び
mode4用の処理を実行してHD画像信号の2本の走査線
データを形成する。次に各走査線に対して水平フイルタ
7A及び7Bを用いて4種類の位置のHD画素を補間し
て選択部8において直列化することによりHD画像信号
を生成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述したよう
な従来のアツプコンバータでは補間フイルタとして理想
フイルタを使用した場合でも、画素数は増えるものの空
間解像度はSD画像信号と変わらない。また実際には理
想フイルタを用いることはできないため、SD画像信号
より解像度の低下したHD画像信号を生成することしか
できないという問題がある。
【0007】このような問題を解決する方法として、入
力SD画像信号の特徴に基づいてSD画像信号をいくつ
かのクラスに分類し、予め学習により生成されたクラス
毎の予測データでなる予測係数を用いて高解像度のHD
画像信号を生成するクラス分類適応処理方法が提案され
ている(特開平5-328185号公報参照)。
【0008】ところでHD画像信号S2 のHD画素を予
測する際にSD画像信号から抽出する画素のパターン
は、全てのクラスで同一のものが設定されている。この
ためSD画像信号から予測して生成するHD画素に異な
る入力SD画像信号の信号特性を反映するのに限界があ
るという問題があつた。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、入力画像信号の信号特性に応じた適切な予測タツプ
パターンをもとにして高解像度の画像信号を得ることが
できる信号変換装置及び信号変換方法を提案しようとす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、低解像度の入力画像信号を高解像
度の画像信号に変換する信号変換装置において、所定ブ
ロツク単位毎に送出される入力画像信号を信号特性に応
じてクラス分類して当該分類結果でなるクラスを出力す
るクラス分類部と、入力画像信号の補間画素を生成する
ための予測係数を予め設定してクラス毎に対応付けして
記憶した予測係数記憶手段と、ブロツク単位の入力画像
信号について複数種類の画素パターンを設定し、各当該
画素パターンに基づく予測係数を用いた予測演算により
補間画素を生成する予測演算部とを備え、画素パターン
に基づいて予測演算部において生成した補間画素をクラ
スに応じて選択する。
【0011】
【作用】所定ブロツク単位毎に送出される入力画像信号
を信号特性に応じてクラス分類して当該分類結果でなる
クラスを出力すると共に、ブロツク単位の入力画像信号
について複数の画素パターンを設定し、当該画素パター
ンをクラスに応じて選択して上記画素パターンと予測係
数を用いた予測演算により入力画像信号の信号特性を反
映した補間画素を生成する。
【0012】
【実施例】以下図面について本発明の一実施例を詳述す
る。
【0013】図1に示す10は全体としてクラス分類適
応処理を適用してSD画像信号からHD画像信号を生成
する2次元ノンセパラブルフイルタによるアツプコンバ
ータを示す。このアツプコンバータ10に入力端11を
通じて入力されるSD画像信号S1 は、クラス分類部1
2及び予測演算部13に並列に送出される。クラス分類
部12では新たに生成するHD画像信号の周辺のSD画
像信号S1 の特徴に基づいてクラスデータd0を生成す
る。クラスd0は記憶手段である予測係数ROM(Read On
ly Memory)14にアドレスデータとして送出される。
【0014】予測係数ROM14には、予め学習により
求められたクラス毎の予測データd1でなる予測係数がク
ラスd0に対応して格納されている。予測係数ROM14
はクラスd0をアドレスデータとして予測データd1を読み
出して予測演算部13に送出する。予測演算部13は、
SD画像信号S1 に対して予測データd1を用いた所定の
予測演算を実行することによりHD補間画素を生成し、
出力端16より送出する。
【0015】クラス分類部12は入力SD信号S1 の特
徴に応じたクラスd0を生成して予測係数ROM14及び
制御ROM15に並列に送出する。クラス分類部12で
は例えば、ADRCクラス分類法を用いてクラス分類す
る。予測係数ROM14からはクラスd0に応じた予測デ
ータd1が読み出され、予測演算部13A〜13Dに送出
される。
【0016】予測演算部13A〜13Dは各演算部にお
いてそれぞれ走査線1上の4種類の位置mode1 、mode2
、 mode3及びmode4 に対応するHD補間画素の予測値d
10 、d11 、d12 及びd13 を生成する。さらに各予測演
算部13A〜13Dには、それぞれパターン予測演算部
20A〜20Dが設けられ、それぞれ異なる4種類の予
測タツプパターンに基づいて複数の候補予測値d2、d3、
d4、d5を生成する。
【0017】各パターン予測演算部20A〜20Dには
予測タツプパターンとして例えば、図2に示すような4
種類の予測タツプパターンが用意されている。図2
(A)のタツプパターンは2次元に等方な相関を有する
標準的なタツプパターンを示している。これに対して図
2(B)及び(C)に示すタツプパターンは、それぞれ
垂直方向に相関の大きい信号及び水平方向に相関の大き
い信号に対して有効なタツプパターンである。さらに図
2(D)に示すタツプパターンは広い領域での変化を予
測に反映させる場合に有効なタツプパターンである。因
みに図中◎はSD画像信号による注目画素であり、この
注目画素近傍の複数HD補間画素の予測を行う。
【0018】各パターン予測演算部20A〜20Dは、
各予測タツプパターンのSD画像信号S1 に対して予測
データd1を用いた積和演算を実行する。これにより各予
測タツプパターンの画素データをもとにしてHD補間画
素の予測値d2〜d5が生成され選択部16に送出される。
ここで制御ROM15よりHD補間画素を選択するため
の選択データd6が選択部16に送出される。制御ROM
15にはクラスd0に対応付けられた予測タツプパターン
のデータが記憶されている。選択データd6はクラスd0に
応じた予測タツプパターンにより、生成されるHD補間
画素を選択する。予測演算部13A〜13Dは各選択部
16において、この選択データd6によつてHD補間画素
を予測値d2〜d5から選択してHD補間画素d10 〜d13 と
して選択部17に送出する。選択部17からは、バツフ
アメモリ(図示せず)を用いて直列に並び替えられたH
D補間画素d10 〜d13 が出力端18よりHD信号S2
して出力される。
【0019】クラス分類部12でのクラス分類法に用い
られるADRCは再量子化として定義される量子化ステ
ツプ幅により、画素を再量子化するものでADRCコー
ドci はダイナミツクレンジDR、再量子化ビツト数
k、SD画素xi 及びその近傍領域内の最小画素レベル
MINとから次式
【数1】 によつて表される。
【0020】クラス分類部12は、入力SD画像信号S
1 に対して7画素からなるクラス生成タツプを設定して
入力信号の波形特性に応じてクラスを生成する。ここで
クラス分類に際し、7画素分の8ビツトのPCM(Pulse
Code Modulation) データを直接用いた場合、クラス数
が256通りと膨大になり実用的ではなくなる。そこで7
画素分のPCMデータに対してADRCにより再量子化
によるデータ圧縮処理を施してクラス数を削減する。す
なわち7画素のデータから定義されるダイナミツクレン
ジDRに基づいて各画素の画素レベルを適応的に1ビツ
ト量子化することによつてクラス数を128 クラスに削減
することができる。因みにADRCはVTR(Video Tap
e Recorder) 用信号圧縮方式として開発されたものであ
るが、少ないクラス数で入力信号の波形特性を表現する
のに適している。
【0021】予測係数ROM14からはクラスd0をアド
レスデータとしてHD補間画素の予測値を生成する際に
用いる予測データd1が読み出され、予測演算部13に送
出される。予測演算部13A〜13Dは、各パターン予
測演算部20A〜20Dの各予測タツプパターンに対し
て予測データd1を用いてHD補間画素d2〜d5を生成して
選択部16に送出する。選択部16は制御ROM15よ
り送出されてくるクラスd0に応じた選択信号d6によつて
入力信号特性に対応した適切な予測タツプパターンによ
り生成されたHD補間画素をHD補間画素d2〜d4又はd5
より選択してHD補間画素d10 〜d13 として選択部17
に送出する。このようにして各予測演算部13A〜13
Dにおいて生成されたHD補間画素d10 〜d13 は選択部
17で直列化されてHD画像信号S2 として出力され
る。
【0022】パターン予測演算部20A〜20Dでは、
予測タツプパターン部(図示せず)により設定されたS
D画素xi と予測データd1でなる予測係数wi を用いて
HD画像の走査線1上の位置mode1 〜mode4 に相当する
HD補間画素の推定画素y′を生成する。すなわちHD
補間画素の推定画素y′は13個のSD画素xi から予
測係数wi を用いて予測式
【数2】 によつて信号変換され生成される。ここで用いられる予
測係数wi は各クラス毎に予め学習によつて求められ、
クラスd0のクラス番号cnに対応付けられて予測係数RO
M14に格納されている。
【0023】予測係数の学習は実際上、図3に示す予測
係数学習回路35によつてなされる。すなわちHD画像
信号S20を間引きフイルタ36によつてSD画像信号S
10に変換してクラス分類部37及び予測タツプパターン
設定部38に送出する。予測タツプパターン設定部38
はパターン予測演算部20A〜20Dそれぞれで設定し
た予測タツプパターン(すなわち図2に示す4種類の予
測タツプパターン)を設定し、これらを予測係数算出回
路39に送出する。クラス分類部37はクラス分類部1
2と同様の構成でなり、SD画像信号S10をもとにして
クラス分類処理を実行し、これにより得たクラス番号cn
を予測係数ROM14、予測係数算出回路39及び制御
ROM15に送出する。
【0024】予測係数算出回路39は、各クラス番号cn
に対応したHD補間画素の予測係数を入力HD画像信号
20から算出する。具体的には、図7に示すHD画像に
おいて、HD画素をHD注目画素として、周辺のHD画
素及びSD画素でなる一組の学習データによつて予測係
数を用いた線形一次結合モデルによつて表わす。このと
き用いた予測係数を最小自乗法を用いて求める。ここで
予測係数算出回路39は4種類の予測タツプパターンそ
れぞれについての予測係数を求めるようになされてい
る。
【0025】このとき最小誤差検出回路40において、
4種類の予測タツプパターンによる予測係数の計算過程
で得られる予測誤差の最小のものを検出して、その検出
結果を予測係数選択部41及び制御ROM15に送出す
る。予測係数選択部41は、この最小誤差検出回路40
の検出結果に基づいて各クラスについて予測誤差が最小
となる予測タツプパターンを選択して各クラスに対応付
けて制御ROM15に登録する。さらに予測係数選択部
41は予測誤差が最小となる予測係数(予測データd1)
を予測係数ROM14に送出する。
【0026】これにより予測係数ROM14には各クラ
ス番号cnに対応付けられた予測データd1が格納される。
また制御ROM14には4種類の予測タツプパターンの
いずれかが各クラス番号cnに対応付けられて登録され
る。なお、このように学習データを生成する際に、1つ
の画像のみを用いるのではなく複数の画像を用いて多数
の学習データを生成すれば、より正確な予測係数を得る
ことができる。
【0027】以下に上述した予測係数の具体的な学習方
法について、図4に示す予測係数学習手順にそつて説明
する。予測係数学習手順はステツプSP1で開始される
と、先ずステツプSP2において予測係数を学習するた
めに、入力HD画像信号S20からクラス学習データを生
成する。
【0028】ステツプSP3では、ステツプSP2で生
成した学習データの数が予測係数を得るのに必要なだけ
生成されたか否か判定する。ここで学習データ数が必要
数に満たないと判定された場合には予測係数学習手順は
ステツプSP4に移る。ステツプSP4では、クラス学
習データをクラス分類する。クラス分類は先ず、初めに
学習サンプリングデータの局所的な平坦度を検出し、当
該検出結果に応じてクラス分類に用いる画素を選択す
る。これにより入力信号の変化の小さいものを学習対象
から除外してノイズの影響を排除することができる。こ
のクラス学習データのクラス分類は入力SD画像信号S
1 をクラス分類する場合と同様の処理を実行することに
よつてなされる。
【0029】続いて予測係数学習手順はステツプSP5
において、クラス分類された学習データに基づき、各ク
ラス毎に正規化方程式を形成する。ステツプSP5での
処理を具体的に説明する。ここでは一般化するために学
習データとしてn個のサンプリング画素が存在する場合
について述べる。先ず各サンプリング画素の画素レベル
1 、……、xn と注目補間画素のサブサンプル以前の
画素レベルyの関係を、クラス毎に予測係数w1 、…
…、wn によるnタツプの線型一次結合モデルによる予
測式で表す。この予測式を次式
【数3】 に示す。この(3)式における予測係数w1 、……、w
n を求めることにより、画素レベルyを推定する。
【0030】次に予測係数w1 、……、wn を最小自乗
法により生成する例を示す。最小自乗法は次のように適
用される。一般化した例として、Xを入力データ、Wを
予測係数、Yを推定値として次の観測方程式を考える。
【数4】 この(4)式の観測方程式により収集されたデータに対
して最小自乗法を適用する。(4)式の例においては、
n=13、mが学習データ数となる。
【0031】先ず、(4)式の観測方程式をもとに、次
の残差方程式を考える。
【数5】 (5)式の残差方程式から、各wi の最確値は次式
【数6】 を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。すなわ
ち(6)式のwi による偏微分が次式
【数7】 のときに、この(7)式のiに基づくn個の条件を考
え、これを満たすw1 、w2 、……、wn を算出すれば
良い。そこで残差方程式(5)式から次式が得られる。
【数8】 この(8)式と(7)式とにより次式
【数9】 が得られる。そして(5)式及び(9)式から次に示す
正規方程式が得られる。
【数10】 (10)式の正規方程式は、未知数の数nと同じ数の方
程式を立てることが可能なので、これにより各wi の最
確値を求めることができる。この正規方程式は、掃き出
し法(Gauss-Jordanの消去法)を用いて解くことができ
る。
【0032】この予測係数学習手順では、各クラス毎に
未定係数w1 、……、wn を求めるために未知数の数n
と同じ数の正規方程式が形成されるまでステツプSP2
−SP3−SP4−SP5−SP2のループを繰り返
す。
【0033】このようにして必要な数の正規方程式が得
られると、ステツプSP3では学習データが終了したか
否かの判定に対して肯定結果が得られ、処理はステツプ
SP6の予測係数決定に移る。
【0034】ステツプSP6では、(10)式の正規化
方程式を解いて各クラス毎の予測係数w1 、……、wn
を決定する。このようにして得られた予測係数を次のス
テツプSP7でクラス毎にアドレス分割されたROM等
の記憶手段に登録する。以上の学習により、クラス分類
適応処理の予測係数が生成され次のステツプSP8で予
測係数学習手順を終了する。
【0035】このようにして個々の予測タツプパターン
について独立に予測係数を求める。このとき各クラスに
おける予測誤差を同時に登録する。この予測係数学習手
順では最小自乗法を用いて予測係数を生成しているの
で、学習途中での誤差を積算すれば容易に予測誤差を得
ることができる。
【0036】(5)式によつて定義される誤差Eの自乗
和は(10)式により次式
【数11】 によつて算出される。ここで(・)t は転置行列を表
す。
【0037】この(11)式を得るために予測係数学習
の際に次式
【数12】 及び次式
【数13】 によつて表される2つのデータを用いる。すなわち12
式は予測係数学習の際に入力SD画像信号データと目標
HD補間画素データの積和演算を行い、さらに最終的に
生成された予測係数との積和演算を行うことによつて得
ることができる。また13式は目標HD補間画素データ
の自乗和である。
【0038】このようにして算出される予測誤差Eを用
いて各クラスの予測タツプパターンを選択する。予測タ
ツプパターンは図5に示す予測タツプパターン選択手順
によつてN種類のクラスを登録する。
【0039】予測タツプパターン選択手順はステツプS
P1において開始されると、ステツプSP2において先
ず、クラス番号cnを0とすることによつて初期化する。
続くステツプSP3ではクラス番号cnを目的の登録クラ
ス数Nに達しているか否かを判定して、クラス番号cnが
Nに達していない場合はステツプSP4に移る。
【0040】ステツプSP4では各クラスにおいてそれ
ぞれ得られる4種類の予測タツプパターンの予測誤差を
最小誤差検出回路40によつて比較する。この比較結果
に基づいて予測誤差が最小となる予測タツプパターンを
そのクラスの選択タツプパターンp0とする。次のステツ
プSP5では、選択タツプパターンp0をクラス番号cnに
対応付けて制御ROM15に登録し、同時にそのときの
予測係数をクラス番号cnに対応付けて予測係数ROM1
4に登録する。続くステツプSP6でクラス番号cnをイ
ンクリメントしてステツプSP3の処理に戻る。以下、
SP4−SP5−SP6−SP3の処理を繰り返して、
登録するクラス数、すなわちクラス番号cnが所定の数値
Nに達するとステツプSP7に移つて予測タツプパター
ン選択手順を終了する。
【0041】このようにして予測タツプパターン選択手
順によつて得られた選択タツプパターンp0はクラス番号
cnと対応付けされ制御ROM15に登録される。この選
択タツプパターンp0とクラス番号cnとの対応関係に基づ
いて各パターン予測演算部20A〜20Dで生成された
HD補間画素をクラス分類部12のクラス分類結果であ
るクラスd0に応じて選択部16において選択する。
【0042】以上の構成において、入力端11を通じて
アツプコンバータ10に入力されるSD画像信号S1
クラス分類部12及び予測係数演算部13に対して並列
に送出される。クラス分類部12ではSD画像信号S1
に基づいてクラスd0を生成して予測係数ROM14に送
出する。予測係数ROM14では予め学習によつて求め
られている予測データd1をクラスd0に応じて読み出し、
予測係数演算部13に送出する。予測係数演算部13で
は各予測演算部13A〜13Dにおいて入力端11から
送出されてくるSD画像信号S1 及び予測係数ROM1
4から送出される予測データd1をもとにして走査線上の
4つの位置(mode1 〜mode4)に対応したHD補間画素を
生成する。
【0043】各予測演算部13は、それぞれに設けられ
たパターン予測演算部20A〜20Dにおいて予測デー
タd1に基づいて4種類の異なつた予測タツプパターンに
よるHD補間画素の予測値d2〜d5を生成して次段の選択
部16に送出する。予測タツプパターンはそれぞれ2次
元に等方な相関を有する標準的なタツプパターン(図2
(A))、垂直、水平方向に相関の大きい信号に対して
有効なタツプパターン、(図2(B)及び(C))及び
広い領域での変化を予測に反映させるタツプパターン
(図2(D))が設定されている。これにより各予測タ
ツプパターンによる所定ブロツク単位のSD画像信号S
1 から上述した特性を有する4種類のHD補間画素の予
測値d2〜d5が生成される。
【0044】一方、制御ROM15はクラスd0に対応す
る予測タツプパターンp0を読み出し、これに基づいた制
御信号d6を用いて選択部16においてHD補間画素を選
択する。これによりクラスd0に応じて入力SD画像信号
1 の信号特性を適切に反映したHD補間画素が得られ
る。このようにして選択されたHD補間画素d10 〜d13
は次段の選択部17に送出され、選択部17において直
列化された後、HD画像信号S2 として出力される。
【0045】以上の構成によれば、アツプコンバータ1
0に入力されるSD画像信号S1 をクラス分類して得ら
れるクラスd0に応じて信号特性の表現の異なつた4種類
の予測タツプパターンによつて生成したHD補間画素を
選択するようにしたことにより、入力SD画像信号S1
の信号特性を適切に反映した所望のHD補間画素を得る
ことができる。これにより入力SD画像信号S1 の特性
が反映された高解像度のHD画像信号S2 を生成するこ
とができる。
【0046】なお上述の実施例においては、タツプデー
タのデータ圧縮にADRCの手法を用いた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばDPCM(Di
fferential Pulse Code Modulatin )やVQ(Vector Q
uantization )の手法を用いてデータ圧縮しても良い。
【0047】また上述の実施例においては、パターン予
測演算部20A〜20Dを4種類として予測タツプパタ
ーンを4種類に設定した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、2種類又は5種類以上のタツプパター
ンを設定しても良い。
【0048】また上述の実施例においては、アツプコン
バータとして2次元ノンセパラブルフイルタを用いた場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、図1との
対応部分に同符号を付した、図6に示すような垂直/水
平セパラブル構成でなるアツプコンバータ45を用いて
も上述した場合と同様の効果が得られる。
【0049】すなわちアツプコンバータ45において
は、先ず、入力端46を通じて入力されたSD画像信号
1 がクラス分類部12と予測演算部48に供給され
る。予測演算部48は走査線1の位置mode1 、mode2 に
対応する垂直予測演算部48A及び水平予測演算部48
Bと走査線1の位置mode3 、mode4 に対応する垂直予測
演算部48C及び水平予測演算部48Dの2種類に分か
れる。クラス分類部12では入力SD画像信号S1 に応
じたクラスd0が生成される。クラスd0は予測係数の垂直
成分を記憶する垂直係数ROM49A及び水平成分を記
憶する水平係数ROM49Bに送出される。クラスd0は
同時に、入力SD画像信号S1 に対する予測タツプパタ
ーンを記憶する垂直部用の制御ROM50A及び水平部
用の制御ROM50Bにも送出される。
【0050】まず垂直係数ROM49Aより出力される
垂直予測係数d15 は垂直予測演算部48A及び48Cに
供給される。垂直予測演算部48Aの各パターン予測演
算部51A〜51Dでは入力SD画像信号S1 と垂直予
測係数d15 による積和演算により垂直推定値d20 〜d23
が生成される。この垂直推定値d20 〜d23 は選択部53
に送出される。選択部53は制御ROM50Aから供給
される制御信号d24 によつて垂直推定値d20 〜d23 から
垂直推定値d25 を選択する。垂直推定値d25 は次段の水
平予測演算部48Bに供給される。
【0051】水平予測演算部48B及び48Dの各パタ
ーン予測演算部52A〜52Dには水平係数ROM49
Bより生成される水平予測係数d16 及び垂直推定値d25
が供給され、積和演算によりHD補間画素の予測値d26
〜d29 を得る。この予測値d24 〜d25 は選択部54にお
いて、制御ROM50Bから送出される制御信号d30 に
よつて適応的に選択されその結果、HD補間画素d31 が
次段の選択部15に伝送される。同様の処理が垂直予測
演算部48C及び水平予測演算部48Dにおいてなさ
れ、選択部54からHD補間画素d32 が次段の選択部1
5に伝送される。このようにして得られたHD補間画素
d31 及びd32 は選択部15において適切に並び替えら
れ、出力端46より最終的な出力であるHD画像信号S
2 として出力される。
【0052】また上述の実施例においては、各予測タツ
プパターン毎に予測値を並列に生成するため各予測タツ
プパターン毎に予測演算部を設けた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、予測タツプパターンをクラ
スc0に応じて切り替える選択部を予測演算部の前段に設
置しても良く、これにより1組だけの予測演算部によつ
て上述した実施例と同様の処理ができる。
【0053】また上述の実施例においては、SD画像信
号をHD画像信号に信号変換した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、画像拡大する際の補間画素
を生成するのに用いても良い。
【0054】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力画像
信号をクラス分類すると共に、所定ブロツク単位の入力
画像信号に対して複数の画素パターンによる複数の補間
画素の予測値を生成し、クラス分類結果に応じて各画素
パターンから生成される補間画素を適応的に選択して入
力画像信号を補間することにより、入力画像信号の信号
特性に適応した高解像度の信号変換ができる信号変換装
置及び信号変換方法を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2次元ノンセパラブルフイルタで構成されるア
ツプコンバータを示すブロツク図である。
【図2】補間画素生成の予測タツプパターンを示す略線
図である。
【図3】予測係数学習回路の構成を示すブロツク図であ
る。
【図4】予測係数の学習手順を示すフローチヤートであ
る。
【図5】予測タツプパターンの選択手順を示すフローチ
ヤートである。
【図6】垂直/水平セパラブルフイルタによるアツプコ
ンバータを示すブロツク図である。
【図7】HD画像を示す略線図である。
【図8】従来の2次元ノンセパラブルフイルタを示すブ
ロツク図である。
【図9】従来の垂直/水平セパラブルフイルタを示すブ
ロツク図である。
【符号の説明】
1……走査線、2、3……補間フイルタ、4A〜4D…
…2次元フイルタ、5、8、15、45……選択部、6
A、6B、48A、48C……垂直補間フイルタ、7
A、7B、48B、48D……水平補間フイルタ、1
0、45……アツプコンバータ、11、46……入力
端、12……クラス分類部、13、43……予測演算
部、14、49A、49B……予測係数ROM、15、
50A、50B……制御ROM、18、53……出力
端、20A〜20D……パターン予測演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/24 H04N 7/13 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低解像度の入力画像信号を高解像度の画像
    信号に変換する信号変換装置において、 所定ブロツク単位毎に送出される上記入力画像信号を信
    号特性に応じてクラス分類して当該分類結果でなるクラ
    スを出力するクラス分類部と、 上記入力画像信号の補間画素を生成するための予測係数
    が予め各上記クラスに対応付けして記憶され、上記クラ
    ス分類部によつて分類されたクラスに応じた予測係数を
    出力する予測係数記憶手段と、 上記入力画像信号から上記クラス分類部によつて分類さ
    れたクラスに応じた画素パターンの複数の画素を選択す
    ると共に当該複数の画素と上記予測係数記憶手段から出
    力された予測係数とを用いた予測演算処理によつて上記
    補間画素を生成する予測演算部とを具えることを特徴と
    する信号変換装置。
  2. 【請求項2】上記予測演算部は、上記ブロツク単位の上
    記入力画像信号から各上記画素パターンに対応する複数
    画素を抽出し、当該複数画素に対して上記予測係数を用
    いた予測演算を施すことにより各上記画素パターンに応
    じた複数の上記補間画素の予測値を生成する演算部と、 上記クラスに分類される上記入力画像信号の信号特性に
    応じて上記画素パターンを対応付けて記憶する制御手段
    と、 上記演算部で生成される各上記画素パターンに応じた複
    数の上記予測値から上記クラス分類部によつて分類され
    たクラスに応じて上記補間画素を選択する選択部とを具
    えることを特徴とする請求項1に記載の信号変換装置。
  3. 【請求項3】上記予測演算部がクラスに応じて選択する
    上記画素パターンは、 上記各クラス毎に高解像度の画像信号を用いて上記複数
    の画素パターンのそれぞれに対応する複数の予測係数を
    求めた際、当該複数の予測係数により求められる予測値
    と真の画素値との予測誤差が最小となる予測係数に対応
    した画素パターンであり、 上記予測係数記憶手段に記憶される上記予測係数は、 上記予測誤差が最小となる予測係数であることを特徴と
    する請求項1に記載の信号変換装置。
  4. 【請求項4】低解像度の入力画像信号を高解像度の画像
    信号に変換する信号変換方法において、 所定ブロツク単位毎に送出される上記入力画像信号を、
    信号特性に応じてクラス分類して当該分類結果でなるク
    ラスを出力するクラス分類ステツプと、 上記入力画像信号の補間画素を生成するために上記クラ
    ス毎に予め設定した複数の予測係数のうち上記クラス分
    類部で分類されたクラスに応じた予測係数を出力する予
    測係数出力ステツプと、 上記入力画像信号から上記クラス分類部によつて分類さ
    れたクラスに応じた画素パターンの複数の画素を選択す
    ると共に当該複数の画素と上記予測係数記憶手段から出
    力された予測係数とを用いた予測演算によつて上記補間
    画素を生成する予測演算部とを具えることを特徴とする
    信号変換方法。
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