JPH08275082A - 映像信号入出力装置 - Google Patents

映像信号入出力装置

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JPH08275082A
JPH08275082A JP7075644A JP7564495A JPH08275082A JP H08275082 A JPH08275082 A JP H08275082A JP 7075644 A JP7075644 A JP 7075644A JP 7564495 A JP7564495 A JP 7564495A JP H08275082 A JPH08275082 A JP H08275082A
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芳弘 小杉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の信号を選択できるようにする。 【構成】 ボードAの入力端子1乃至3に入力された信
号をバッファアンプ11乃至13で選択し、ビデオバス
に出力する。同様に、ボードBの入力端子4乃至6に入
力された信号をバッファアンプ14乃至16で選択し、
ビデオバスに出力する。ボードCの入力端子7乃至9よ
り入力された信号をバッファアンプ17乃至19で選択
し、ビデオバスに出力する。ビデオバスに出力された信
号をボードAの2次元Y/C分離回路41あるいはボー
ドBの2次元Y/C分離回路43、ボードCの3次元Y
/C分離回路45に直接供給させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号入出力装置に
関し、特に複数の映像信号のうち、所定の映像信号に所
定の処理を施して出力することができるようにした映像
信号入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式の映像信号とPAL方式の
映像信号とでは、そのフォーマットが異なっているた
め、それらの映像信号を処理する回路としては、専用の
回路が必要となる。図3は、このような異なるフォーマ
ットの映像信号を取り扱うAVシステムの従来の構成例
を表している。
【0003】すなわち、この例においては、NTSCデ
コーダ101が、その入力端子101Aより入力された
NTSC方式の映像信号をデコードし、その出力端子1
01Bより出力するようになされている。また、PAL
デコーダ102は、その入力端子102Aより入力され
たPAL方式の映像信号をデコードし、出力端子102
Bより出力するようになされている。AVスイッチ10
3は、入力端子103Aまたは103Bより入力された
映像信号のいずれか一方を選択し、出力端子103Cよ
り出力するようになされている。
【0004】従って、従来のAVシステムにおいては、
NTSC方式の映像信号は、NTSCデコーダ101の
入力端子101Aに供給し、PAL方式の映像信号は、
PALデコーダ102の入力端子102Aに供給するよ
うに、信号ラインを接続するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のAV
システムにおいては、映像信号を入力するために、専用
の入力端子が設けられており、その専用の入力端子に定
められている映像信号を入力しないと、正しい復調出力
を得ることができない課題があった。
【0006】例えば、PAL方式の映像信号をNTSC
デコーダ101の入力端子101Aに入力したり、PA
Lデコーダ102の入力端子102AにNTSC方式の
映像信号を入力するようにすると、正しい復調出力を得
ることができない課題があった。
【0007】従って、例えば、入力する(処理する)信
号の数を増加するような場合、その信号を処理する機能
を有する専用のボード(図3の例においては、デコー
ダ)を追加しなければならなかった。その結果、図3の
例において、NTSC方式の2つの映像信号を処理する
には、NTSCデコーダ101をもう1個別に設けなけ
ればならず、コスト高となる課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、任意の映像信号を選択して、任意の処理を
施して、出力することができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の映像信
号入出力装置は、映像信号が入力される複数の入力端子
と、映像信号が伝送されるバスラインと、コントロール
信号により制御され、入力端子より入力された映像信号
のうち所定のものをバスラインに送出する複数のバッフ
ァアンプとを備えることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の映像信号入出力装置は、
映像信号を処理する第1の処理回路と、映像信号を処理
する第2の処理回路と、第1の処理回路により処理され
る映像信号が入力される第1の入力端子と、第2の処理
回路により処理される映像信号が入力される第2の入力
端子と、第1の処理回路に入力または出力される映像信
号をスイッチングする第1のバッファアンプと、第2の
処理回路に入力または出力される映像信号をスイッチン
グする第2のバッファアンプと、第1および第2の処理
回路により処理された映像信号を伝送するとともに、第
1の入力端子より入力された映像信号を第2の処理回路
に供給するか、または第2の入力端子より入力された映
像信号を第1の処理回路に供給するように接続されてい
る複数のバスラインとを備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に記載の映像信号入出力装置において
は、バッファアンプがコントロール信号により制御さ
れ、入力端子より入力された映像信号のうち、所定のも
のをバスラインに送出する。
【0012】請求項7に記載の映像信号入出力装置にお
いては、複数のバスラインが、第1および第2の処理回
路により処理された映像信号を伝送するように接続され
ているとともに、第1の入力端子より入力された映像信
号を第2の処理回路に供給するか、あるいは第2の入力
端子より入力された映像信号を第1の処理回路に供給す
るように接続されている
【0013】
【実施例】図1は、本発明の映像信号入出力装置の構成
例を示すブロック図である。この実施例においては、ボ
ードAが入力端子1乃至3を有し、ボードBが入力端子
4乃至6を有し、ボードCが入力端子7乃至9を有して
いる。そして、これらのボードA乃至ボードCの各バッ
ファアンプに対して、コントローラ10より所定のコン
トロール信号(コントロール11乃至コントロール3
0)が供給されるようになされてる。
【0014】ボードAには、NTSC方式のコンポジッ
トビデオ信号をY信号(輝度信号)と、C信号(クロマ
信号)とに2次元分離する2次元Y/C分離回路41
と、入力されたY信号とC信号をデコードし、Y信号、
R−Y信号およびB−Y信号として出力するNTSCデ
コーダ42とを有している。
【0015】入力端子1乃至3には、コンポジットのビ
デオ信号1乃至3がそれぞれ入力されるか、Y信号、R
−Y信号またはB−Y信号が入力されるか、G(青)信
号、R(赤)信号およびB(青)信号が入力されるよう
になされている。あるいはまた、入力端子1と2には、
Y信号とC信号が入力されるようになされている。
【0016】入力端子1乃至3より入力された信号は、
バッファアンプ11乃至13に入力され、そのいずれか
1つの出力が選択されてビデオバスに伝送されるように
なされている。また、入力端子1乃至3より入力された
信号は、バッファアンプ20−1乃至20−3を介し
て、Yバス(Gバス)、R−Yバス(Rバス)およびB
−Yバス(Bバス)にそれぞれ出力されるようになされ
ている。
【0017】さらに、入力端子1と2より入力された信
号は、バッファアンプ28−1,28−2を介して、P
YバスとPCバスに供給されるとともに、NTSCデコ
ーダ42に供給されるようになされている。
【0018】NTSCデコーダ42の出力は、バッファ
アンプ26−1乃至26−3を介して、Yバス、R−Y
バスおよびB−Yバスにそれぞれ出力されるようになさ
れている。
【0019】NTSC方式の2次元Y/C分離回路41
には、バッファアンプ11乃至13のいずれかより出力
された信号が供給されている。そして、分離回路41の
出力は、バッファアンプ23−1,23−2を介して、
PYバスとPCバスに出力されるようになされている。
【0020】また、ボードBにおいては、その入力端子
4乃至6に、コンポジットのビデオ信号4乃至6が入力
されるか、Y信号、R−Y信号およびB−Y信号が入力
されるか、G信号、R信号およびB信号が入力されるよ
うになされている。あるいはまた、入力端子4と5に
は、Y信号とC信号が入力されるようになされている。
【0021】入力端子4乃至6より入力された信号は、
バッファアンプ14乃至16に入力され、その出力のい
ずれか1つが選択され、ビデオバスに出力されるように
なされている。また、入力端子4乃至6に入力された信
号は、バッファアンプ21−1乃至21−3を介して、
Yバス(Gバス)、R−Yバス(Rバス)およびB−Y
バス(Bバス)に、それぞれ出力されるようになされて
いる。
【0022】さらに、入力端子4と5より入力された信
号は、バッファアンプ29−1,29−2を介して、P
YバスとPCバスに出力されるとともに、PALデコー
ダ44に入力されるようになされている。PAL方式の
Y信号とC信号をデコードするPALデコーダ44の出
力は、バッファアンプ27−1乃至27−3を介して、
Yバス、R−YバスおよびB−Yバスに出力されるよう
になされている。
【0023】PAL方式の2次元Y/C分離回路43に
は、バッファアンプ14乃至16の出力のいずれか1つ
が選択され、供給されるようになされている。そして、
その処理出力は、バッファアンプ24−1,24−2を
介して、PYバスとPCバスに出力されるようになされ
ている。
【0024】ボードCにおいては、入力端子7乃至9に
コンポジットのビデオ信号7乃至9が入力されるか、Y
信号、R−Y信号およびB−Y信号が入力されるか、G
信号、R信号およびB信号が入力されるようになされて
いる。また、入力端子7と8には、Y信号とC信号が入
力されるようになされている。
【0025】入力端子7乃至9より入力された信号は、
バッファアンプ17乃至19に入力され、そのいずれか
1つの出力が選択されて、ビデオバスに出力されるよう
になされている。また、入力端子7乃至9より入力され
た信号は、バッファアンプ22−1乃至22−3を介し
て、Yバス、R−YバスおよびB−Yバスにそれぞれ出
力されるようになされている。
【0026】また、入力端子7と8より入力された信号
は、バッファアンプ30−1,30−2を介して、PY
バスとPCバスに出力されるようになされている。
【0027】NTSC方式の3次元Y/C分離回路45
は、バッファアンプ17乃至19のいずれか1つより出
力された信号の入力を受け、その処理出力をバッファア
ンプ25−1,25−2を介して、PYバスとPCバス
に出力するようになされている。
【0028】次に、その動作について説明する。ボード
Aにおいては、入力端子1乃至3にコンポジットビデオ
信号が入力されているとき、バッファアンプ11乃至1
3のいずれか1つが出力イネーブル状態とされ、その出
力イネーブル状態とされたバッファアンプに入力されて
いる信号が選択され、ビデオバスに出力される。残りの
2つのバッファアンプは、ディセーブル状態とされ、そ
の出力は阻止される。いずれのコンポジット信号をビデ
オバスに出力するかは、コントローラ10が出力するコ
ントロール信号としてのコントロール11乃至13で制
御される。
【0029】バッファアンプ11乃至13のいずれか1
つより出力されたコンポジットビデオ信号は、分離回路
41に入力される。分離回路41は、入力されたコンポ
ジット信号を上下の水平走査線間の相関を利用して(2
次元的に)、Y信号とC信号とに分離する。Y信号は、
バッファアンプ23−1を介して、PYバスに出力さ
れ、C信号は、バッファアンプ23−2を介して、PC
バスに出力される。
【0030】一方、入力端子1乃至3に、Y信号、R−
Y信号およびB−Y信号が入力されたとき、バッファア
ンプ20−1乃至20−3が出力イネーブル状態とさ
れ、入力されたY信号、R−Y信号およびB−Y信号
が、それぞれYバス、R−YバスおよびB−Yバスに、
そのまま出力される。
【0031】また、入力端子1乃至3に、G信号、R信
号およびB信号が入力された場合においても、バッファ
アンプ20−1乃至20−3がイネーブル状態とされ、
G信号、R信号およびB信号が、それぞれGバス(Yバ
ス)、Rバス(R−Yバス)およびBバス(B−Yバ
ス)に、そのまま出力される。
【0032】入力端子1と2にY信号とC信号が入力さ
れた場合においては、バッファアンプ28−1と28−
2がイネーブル状態とされる。その結果、Y信号がPY
バスに出力されるとともに、C信号がPCバスに出力さ
れる。
【0033】また、このとき、Y信号とC信号は、NT
SCデコーダ42にも入力される。NTSCデコーダ4
2は、入力されたY信号とC信号から、Y信号、R−Y
信号およびB−Y信号をデコードし、これらの信号をそ
れぞれバッファアンプ26−1乃至26−3を介して、
Yバス、R−YバスおよびB−Yバスに出力する。
【0034】ボードBにおける動作は、基本的にボード
Aにおける動作と同様である。ただし、ボードAにおい
ては、NTSC方式のビデオ信号が入力され、必要に応
じて処理された後、出力されるようになされているが、
ボードBにおいては、PAL方式の映像信号が入力さ
れ、必要に応じて処理された後、出力される。
【0035】ボードCにおいては、入力端子7乃至9に
コンポジットビデオ信号が入力されたとき、バッファア
ンプ17乃至19のいずれか1つがイネーブル状態とさ
れ、いずれか1つのコンポジット信号が選択されてビデ
オバスに出力される。また、この選択されたコンポジッ
トビデオ信号は、分離回路45に入力される。
【0036】分離回路45は、上下の水平走査線だけで
なく、フィールド間あるいはフレーム間の相関をも利用
して、コンポジット信号のY信号とC信号とを分離す
る。この分離回路45においては、フィールド間あるい
はフレーム間の相関を利用するため、静止画のY信号と
C信号を分離するのに有利である。逆に、動画のY信号
とC信号を分離すると、かえってエラーが多くなる。こ
のため、動画のY信号とC信号を分離するには、同一の
フィールドの上下の水平走査線の相関のみを利用して、
Y信号とC信号を分離する2次元Y/C分離回路41と
43が有利となる。
【0037】分離回路45で分離されたY信号とC信号
は、それぞれバッファアンプ25−1と25−2を介し
て、PYバスとPCバスに出力される。
【0038】入力端子7乃至9にY信号、R−Y信号お
よびB−Y信号が入力された場合においては、バッファ
アンプ22−1乃至22−3がイネーブル状態とされ、
Y信号、R−Y信号およびB−Y信号が、それぞれYバ
ス、R−Yバス、B−Yバスに出力される。
【0039】入力端子7乃至9にG信号、R信号および
B信号が入力された場合においても、バッファアンプ2
2−1乃至22−3がイネーブル状態とされ、入力され
たG信号、R信号およびB信号が、それぞれGバス(Y
バス)、Rバス(R−Yバス)、Bバス(B−Yバス)
に出力される。
【0040】入力端子7と8にY信号とC信号が入力さ
れた場合においては、バッファアンプ30−1と30−
2がイネーブル状態とされ、Y信号とC信号が、それぞ
れPYバスとPCバスに出力される。
【0041】図1に示すように、ビデオバスに出力され
た信号は、ボードAの分離回路41、ボードBの分離回
路43、ボードCの分離回路45に、それぞれ直接入力
されるように、ビデオバス(ビデオバスに接続されてい
る信号線)が接続されている。従って、所定のボードの
入力端子より入力された信号を、ビデオバスを介して他
のボードの分離回路に出力し、処理させることが可能で
ある。
【0042】例えば、ボードAの入力端子1乃至3に入
力されたコンポジットビデオ信号が静止画の信号である
とき、バッファアンプ11乃至13のいずれか1つをイ
ネーブル状態とし、いずれか1つのコンポジットビデオ
信号をビデオバスに出力する。このコンポジットビデオ
信号は、ビデオバスを介してボードCの分離回路45に
入力される。そして、分離回路45で分離したY信号と
C信号をバッファアンプ25−1と25−2をイネーブ
ル状態とすることで、PYバスとPCバスに出力する。
【0043】このようにすれば、静止画の処理に有利な
3次元Y/C分離回路を有しないボードAに入力された
コンポジット信号を、静止画の処理に有利な分離回路を
有するボードCの3次元Y/C分離回路45に伝送し、
処理させることができる。
【0044】あるいは逆に、ボードCの入力端子7乃至
9に入力されたコンポジット信号が動画像の信号である
場合、これを3次元Y/C分離回路45で処理させると
エラーが多くなり、正確なY信号とC信号の分離が困難
になる。そこで、この信号のいずれか1つをバッファア
ンプ17乃至19で選択し、ビデオバスに出力する。そ
して、ビデオバスに出力されたコンポジット信号をボー
ドAの2次元Y/C分離回路41に供給する。そして、
この分離回路41で分離したY信号とC信号をバッファ
アンプ23−1と23−2を介して、PYバスとPCバ
スに出力する。
【0045】このようにすれば、ボードCに必ずしも動
画像の処理に有利な2次元Y/C分離回路を用意してお
く必要がない。また、同様に、ボードAに静止画の処理
に有利な3次元Y/C分離回路を用意しておく必要がな
い。従って、その分だけ部品点数を減らし、低コスト化
を図ることができる。
【0046】また、PYバスとPCバスに出力されるY
信号とC信号は、それぞれボードAのNTSCデコーダ
42、ボードBのPALデコーダ44に供給される。従
って、例えば、入力端子4と5にNTSC方式のY信号
とC信号を入力するようにし、このY信号とC信号をバ
ッファアンプ29−1,29−2を介して、PYバスと
PCバスに伝送する。すると、このY信号とC信号は、
PYバスとPCバスを介して、ボードAのNTSCデコ
ーダ42に入力される。そして、NTSCデコーダ42
でデコードされた結果得られたY信号、R−Y信号およ
びB−Y信号をバッファアンプ26−1乃至26−3を
介して、Yバス、R−YバスおよびB−Yバスに出力す
ることができる。このようにすれば、入力端子4と5
を、NTSC方式の映像信号の拡張入力端子として利用
することができる。
【0047】同様に、入力端子1と2にPAL方式のY
信号とC信号を入力し、バッファアンプ28−1,28
−2を介して、PYバスとPCバスに出力するようにす
ると、このY信号とC信号がPYバスとPCバスを介し
て、ボードBのPALデコーダ44に入力される。そこ
で、バッファアンプ27−1乃至27−3をイネーブル
状態として、PALデコーダ44の出力するY信号、R
−Y信号およびB−Y信号を、それぞれYバス、R−Y
バスおよびB−Yバスに出力することができる。すなわ
ち、入力端子1と2を、PAL方式の映像信号の拡張入
力端子として利用することができる。
【0048】また、この実施例においては、入力端子1
乃至9に、Y信号、R−Y信号およびB−Y信号が入力
された場合においては、バッファアンプ20−1乃至2
0−3、21−1乃至21−3、22−1乃至22−3
を制御することで、それらを選択し、そのままYバス、
R−Yバス、B−Yバスに出力することもできる。ある
いは、入力端子1,2,4,5にY信号とC信号が入力
された場合においては、これをNTSCデコーダ42ま
たはPALデコーダ44でデコードして、Y信号、R−
Y信号およびB−Y信号を得、これらをバッファアンプ
26−1乃至26−3、27−1乃至27−3を介し
て、Yバス、R−YバスおよびB−Yバスに出力するよ
うにすることができる。
【0049】さらに、この実施例においては、ボードA
乃至ボードCに、それぞれ3つの入力端子を設け、それ
らをコンポジットビデオ信号の入力、Y信号、R−Y信
号およびB−Y信号の入力、G信号、R信号およびB信
号の入力、さらに、Y信号とC信号の入力に兼用するこ
とができる。その結果、入力端子の数を少なくすること
ができる。
【0050】以上のようにして、各バスに出力された信
号は、それぞれ図示せぬ増幅回路に出力され、増幅され
た後、CRT、LCTなどの表示装置に出力され、表示
される。
【0051】これにより、例えば、各国において、各国
の方式(PAL方式またはNTSC方式)のビデオ機器
で撮像したビデオテープなどの記録媒体を再生し、表示
することが可能となる。
【0052】なお、図1に示す回路は、AVスイッチと
して構成してもよく、また、モニタ装置に内蔵させるよ
うにすることもできる。
【0053】図2は、図1に示したバッファアンプの構
成例を示している。この実施例においては、バッファア
ンプ11が、PNPトランジスタ61を有し、そのベー
スに入力信号が入力されている。そのコレクタは、負の
電圧源に接続されており、そのエミッタは、ダイオード
62を介して、NPNトランジスタ68のベースに接続
されている。
【0054】NPNトランジスタ68のベースにはま
た、PNPトランジスタ(デジトラ)63のコレクタ
が、抵抗66を介して接続されているとともに、抵抗6
7を介して所定の負の電圧源に接続されている。PNP
トランジスタ63は、そのエミッタとベースに接続され
た抵抗64を内蔵しており、また、そのベースに接続さ
れた抵抗65を内蔵している。このPNPトランジスタ
63のベースにコントロール信号(コントロール11)
が入力されるようになされている。PNPトランジスタ
63のエミッタは、所定の正の電圧源に接続されてい
る。
【0055】NPNトランジスタ68のコレクタは、所
定の正の電圧源に接続されており、そのエミッタはダイ
オード69と抵抗70を介して所定の負の電圧源に接続
されている。そして、ダイオード69と抵抗70の接続
点が信号線V11を介して、信号バスライン(ビデオバス
ライン)に接続されている。
【0056】なお、PNPトランジスタ63を通常のト
ランジスタにより構成し、抵抗64と65を外付けの抵
抗とすることもできる。
【0057】バッファアンプ12もバッファアンプ11
と同様に、PNPトランジスタ81,83,88、抵抗
84,85,86,87,90、ダイオード82,89
により構成されている。
【0058】次に、その動作について説明する。ビデオ
バスラインにバッファアンプ11に入力された信号を出
力するとき、コントロール11が低レベルとされ、コン
トロール12が高レベルとされる。
【0059】コントロール11が低レベルにされると、
PNPトランジスタ63がオンする。その結果、ダイオ
ード62、PNPトランジスタ61に電流が流れるとと
もに、NPNトランジスタ68、ダイオード69、抵抗
70に電流が流れる。従って、PNPトランジスタ61
のベースに入力された信号に対応する電流が、NPNト
ランジスタ68、ダイオード69、抵抗70の経路で流
れ、信号線V11にPNPトランジスタ61のベースに入
力された信号に対応する信号が出力される。
【0060】一方、バッファアンプ12のPNPトラン
ジスタ83は、コントロール12が高レベルとされてい
るため、オフする。その結果、NPNトランジスタ88
もオフし、信号線V12には、PNPトランジスタ81の
ベースに入力した信号が現れない。
【0061】逆に、バッファアンプ12に入力した信号
をビデオバスラインに出力する場合においては、コント
ロール12を低レベルとし、コントロール11を高レベ
ルにする。これにより、信号ラインV12にPNPトラン
ジスタ81のベースに入力した信号が現れ、ビデオバス
ラインに伝送される。このとき、バッファアンプ11の
信号線V11には、PNPトランジスタ63がオフしてい
るため、PNPトランジスタ81のベースに入力された
信号は現れないことになる。
【0062】以上の実施例においては、ボードA乃至ボ
ードCの3つのボードを示したが、その数は2個にした
り、あるいは、4個以上とすることが可能である。ま
た、各ボードにおいて、映像信号を処理する処理回路
は、この実施例においては、Y信号とC信号を分離する
分離回路と、Y信号とC信号からY信号、R−Y信号お
よびB−Y信号をデコードするデコーダとしたが、その
他の処理回路とすることもできる。また、その処理する
映像信号の方式も、NTSC方式とPAL方式以外の方
式とすることも可能である。さらに、入力端子の数は、
もっと多くしたり少なくすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の映像信号
入出力装置によれば、入力端子より入力された映像信号
のうち所定のものを、バッファアンプを介してバスライ
ンに送出するようにしたので、任意の映像信号を選択
し、出力することが可能となる。
【0064】また、請求項7に記載の映像信号入出力装
置によれば、バスラインにより第1および第2の処理回
路により処理された映像信号を伝送させるとともに、第
1の入力端子より入力された映像信号を第2の処理回路
に供給するか、第2の入力端子より入力された映像信号
を第1の処理回路に供給するようにバスラインを接続す
るようにしたので、第1の入力端子と第2の入力端子の
一方を他方の拡張入力端子として用いることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号入出力装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のバッファアンプの構成例を示す回路図で
ある。
【図3】従来のAVシステムの構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1乃至9 入力端子 10 コントローラ 11乃至19、20−1乃至20−3、21−1乃至2
1−3、22−1乃至22−3、24−1,24−2、
25−1,25−2、26−1乃至26−3、27−1
乃至27−3、28−1,28−2、29−1,29−
2、30−1,30−2 バッファアンプ 41 2次元Y/C分離回路 42 NTSCデコーダ 43 2次元Y/C分離回路 44 PALデコーダ 45 3次元Y/C分離回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号が入力される複数の入力端子
    と、 映像信号が伝送されるバスラインと、 コントロール信号により制御され、前記入力端子より入
    力された映像信号のうち所定のものを前記バスラインに
    送出する複数のバッファアンプとを備えることを特徴と
    する映像信号入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファアンプは、複数の基板に分
    散して配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の映像信号入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファアンプに入出力される映像
    信号を処理する処理回路をさらに備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の映像信号入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記処理回路は、NTSCデコーダ、P
    ALデコーダ、またはY/C分離回路のいずれかである
    ことを特徴とする請求項3に記載の映像信号入出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記バスラインは複数設けられているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の映像信号入出力装置。
  6. 【請求項6】 複数の前記バスラインは、コンポジット
    信号、Y信号、C信号、またはR,G,B信号を伝送す
    ることを特徴とする請求項5に記載の映像信号入出力装
    置。
  7. 【請求項7】 映像信号を処理する第1の処理回路と、 映像信号を処理する第2の処理回路と、 前記第1の処理回路により処理される映像信号が入力さ
    れる第1の入力端子と、 前記第2の処理回路により処理される映像信号が入力さ
    れる第2の入力端子と、 前記第1の処理回路に入力または出力される映像信号を
    スイッチングする第1のバッファアンプと、 前記第2の処理回路に入力または出力される映像信号を
    スイッチングする第2のバッファアンプと、 前記第1および第2の処理回路により処理された映像信
    号を伝送するとともに、前記第1の入力端子より入力さ
    れた映像信号を前記第2の処理回路に供給するか、また
    は前記第2の入力端子より入力された映像信号を前記第
    1の処理回路に供給するように接続されている複数のバ
    スラインとを備えることを特徴とする映像信号入出力装
    置。
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