JP2600529Y2 - PinPテレビ受像器 - Google Patents

PinPテレビ受像器

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JP2600529Y2
JP2600529Y2 JP1991097953U JP9795391U JP2600529Y2 JP 2600529 Y2 JP2600529 Y2 JP 2600529Y2 JP 1991097953 U JP1991097953 U JP 1991097953U JP 9795391 U JP9795391 U JP 9795391U JP 2600529 Y2 JP2600529 Y2 JP 2600529Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は親子画像を表示するP
inPテレビ受像器に係り、特に親子画像信号の切り喚
えに好適なPinPテレビ受像器に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、親子画像を表示するPinPテ
レビ受像器は図3に示すブロック図のものが多く提供さ
れていた。図において、1は親画像信号の入力端子、5
は切換信号の入力端子、6は子画像信号の入力端子であ
り、入力端子1,6に入力された親子画像信号は映像切
換回路9に供給され、この映像切換回路9は上記入力端
子5に入力された切換信号によって制御される。11は
上記映像切換回路9で切り換えられた親子画像信号を増
幅してブラウン管12上にPinP−TV画面を表示す
るドライブ回路である。
【0003】上記、入力端子5に入力された切換信号は
テレビ受像器のモードスイッチ(図示せず)を操作し、
テレビ受像器が親画像のみを表示する場合は映像切換回
路9をa接点側に接続するよう制御し、入力端子1に入
力された親画像信号を出力してドライブ回路11に供給
し、また、子画像表示に切り換える場合は映像切換回路
9をb接点側に接続するよう制御して子画像信号を出力
することができる。
【0004】また、親子画像をPinP−TV画面とし
てブラウン管12に同時に表示する場合は、テレビ受像
器の親画像信号の垂直走査信号及び水平走査信号に同期
した切換信号が入力端子5に入力され、この切換信号に
よって映像切換回路9は接点a,bを切り換え、ブラウ
ン管12の親画像のTV画面の所定の位置に子画像のT
V画面を表示することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のPinPテレビ受像器は親画像表示の所定の位置に子
画像を表示した場合、親画像信号が無くなると親画像の
同期信号が無くなり子画像のTV画面が乱れてしまうと
いう欠点があった。
【0006】更に、上記親画像信号が無くなってもテレ
ビ受像器は受信状態になっているため、同期が離調した
状態でTV画面上はノイズ画面となってしまうという欠
点もあった。
【0007】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、親子画像信号の有無を判別して自動的に映像切換回
路を制御し、また、親子画像信号がともに無信号時には
出力信号をミュートしてブラウン管上に映像信号ノイズ
画面の表示をしないPinPテレビ受像器を提供すると
ころにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案のPinPテレ
ビ受像器はテレビの親画像信号と子画像信号とを切り換
える映像切換回路と、この映像切換回路の出力信号をド
ライブ回路を介してブラウン管に出力するPinPテレ
ビ受像器において、前記親画像信号の有無を判別する第
1の判別手段と、前記子画像信号の有無を判別する第2
の判別手段と、前記第1の判別手段の出力と前記第2の
判別手段の出力とに基づき前記映像切換回路を制御する
制御手段とを設け、前記制御手段は、前記第1の判別手
段が親画像信号が無いと判別したときは子画像信号を出
力し、前記第2の判別手段が子画像信号が無いと判別し
たときは親画像信号を出力するよう前記映像切換回路を
制御するようにしたものである。
【0009】また、前記映像切換回路の出力信号をミュ
ートするミュート回路を設け、前記第1の判別手段およ
び前記第2の判別手段が、親画像信号および子画像信号
ともに無いと判別したときは、前記ミュート回路をオン
とするようにしても良いし、更に、ビデオ信号発生器
と、前記映像切換回路の出力と前記ビデオ信号発生器の
出力を切り換えて前記ドライブ回路に出力するSG切換
回路とを設け、前記第1の判別手段および前記第2の判
別手段が、親画像信号および子画像信号ともに無いと判
別したときは、前記SG切換回路を前記ビデオ信号発生
器側に切り換えるようにしても良い。
【0010】
【作用】この考案によれば、テレビの親画像信号の有無
を第1の判別手段で判別し、一方、子画像信号の有無を
第2の判別手段で判別し、上記親画像信号の有無の判別
手段の出力と子画像の有無の判別手段の出力とを制御手
段に供給する。
【0011】制御手段は、第1の判別手段が親画像信号
が無いと判別したときは子画像信号を出力し、第2の判
別手段が子画像信号が無いと判別したときは親画像信号
を出力するよう映像切換回路を切り換え制御して映像切
換回路に入力された親子画像信号を出力する。
【0012】即ち、親子画像信号が共にある場合、映像
切換回路は上記制御手段によって切り換え制御され、親
画像のTV画面の決められた位置に子画像のTV画面を
表示するPinP−TV画面を表示することができる。
【0013】また、親画像信号のみがある場合、親画像
信号の有無の判別信号によって制御回路は映像切換回路
を親画像信号の接点端子側に切り換え、TV画面は親画
像のみになる。一方、子画像信号のみがある場合、子画
像信号の有無の判別信号によって制御回路は映像切換回
路を子画像信号の接点端子側に切り換え、TV画面は子
画像のみになる。
【0014】更に、親子画像信号が共に無い場合、第
1、第2の判別手段の出力はゼロになって、制御手段は
ミュート信号をミュート回路に出力し、映像信号はミュ
ート回路によって出力がミュートされ、ブラウン管は映
像ノイズの表示が無くなりブラウン管はブラック表示に
制御される。
【0015】この様に、親子画像信号の有無を判別して
親子画像表示の如何なる場合でもTV画面は乱れること
無く安定したTV画面を得ることができ、また、映像信
号の無信号時の映像ノイズの出力を防止することができ
る。
【0016】更に、他の実施例として上記ミュート回路
の出力にSG切換回路を設け、このSG切換回路に上記
ミュート回路の出力とビデオ信号発生器の出力を供給
し、親子画像信号の無信号時に上記SG切換回路をビデ
オ信号発生器側に接続してビデオ信号発生器からのビデ
オ信号をブラウン管に出力する。
【0017】この様に、親子画像の映像信号の無信号
時、映像ノイズをカットすると同時にブラウン管上にビ
デオ信号発生器からのカラーパターンや多色カラーバー
などのTV画面を表示することができる。
【0018】
【実施例】この考案に係るPinPテレビ受像器の実施
例を図1及び図2に基づいて説明する。図1は実施例を
示したPinPテレビ受像器の要部のブロック図、図2
は他の実施例を示したブロック図である。なお、従来例
と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】図1において、2は入力端子1に供給され
た親画像信号の同期信号を取り出す第1の同期分離回路
であり、この第1の同期分離回路2の同期信号出力は第
1の判別回路3で判別されて制御回路4に供給される。
7は入力端子6に供給された子画像信号の同期信号を取
り出す第2の同期分離回路であり、この第2の同期分離
回路7からの同期信号の出力は第2の判別回路8で判別
されて制御回路4に供給される。10はミュート回路で
あり、このミュート回路10は映像切換回路9の出力信
号を制御回路4からのミュート信号によって制御する。
【0020】この様に構成したPinPテレビ受像器
は、入力端子1,6面に親画像及び子画像信号が供給さ
れた場合、第1及び第2の同期分離回路2,7でそれぞ
れの同期信号を取り出し、同期信号の有無を判別する第
1及び第2の判別回路3,8の出力をLowレベルにし
て制御回路4に供給される。
【0021】上記、制御回路4に供給された親子画像信
号の同期判別信号が共にLowレベルになっているた
め、制御回路4はテレビ受像器から供給されている切換
信号をそのまま出力し、この切換信号によって親子画像
の映像信号が供給されている映像切換回路9を切り換え
制御し、ブラウン管12上には親子画像のPinP−T
V画面を表示する。
【0022】また、親画像信号の第1の判別回路3の出
力同期判別信号がLowレベルてあって、子画像信号の
第2の判別回路8の出力同期判別信号がHighレベル
になっている場合、制御回路4は子画像信号が無いこと
を判断して映像切換回路9をa接点側に切り換え制御
し、ブラウン管12面のTV画面は全て親画像表示にす
る。
【0023】また、親画像信号の第1の判別回路3の出
力同期判別信号がHighレベルになり、子画像信号の
第2の判別回路8の出力同期判別信号がLowレベルに
なっている場合、制御回路4は親画像信号が無いことを
判断して映像切換回路9をb接点側に切り換え制御し、
ブラウン管12上のTV画面は全て子画像のTV画面表
示にする。
【0024】更に、親子画像信号の第1及び第2の判別
回路3,8の出力同期判別信号が共にHighレベルに
なっている場合、制御回路4は親子画像信号が共に無い
ことを判断してミュート信号を出力し、このミュート信
号はミュート回路10に供給される。このため、ミュー
ト回路10はミュートON動作して出力をゼロとし、ブ
ラウン管12上のTV画面をプラックTV画面表示に
し、親子画像信号の無信号時の映像ノイズをブラウン管
12に出力することを防ぐことができる。
【0025】この様に、親子画像信号の同期信号の有無
を判別し、親子画像信号の有無に合ったTV画面を自動
的にブラウン管12表示し、映像信号の無信号時は映像
ノイズをミュートして動作させることができる。
【0026】図2は他の実施例を示したものであり、図
において、13はミュート回路10の出力に接続したS
G切換回路であり、このSG切換回路13はミュート回
路10の出力と、ビデオ信号発生器14の出力とが供給
され、制御回路4からの制御信号で切り換え制御され
る。
【0027】上記、SG切換回路13を切り換え制御す
る制御回路4の制御信号は、親子画像信号の第1及び第
2の判別回路3,8の出力同期判別信号が共にHigh
レベルになって親子画像信号が共に無い場合、SG切換
回路13はビデオ信号発生器14出力信号の接点端子側
に切り換わってビデオ信号発生器14のビデオ信号を出
力する。
【0028】即ち、親子画像信号が無くミュート回路1
0がミュート動作して映像ノイズをカットしている時、
ブラウン管12表示はビデオ信号発生器14からのビデ
オ信号、例えばレッド又はブルーなどのカラーパターン
信号やカラーパー信号を表示することができる。
【0029】以上、PinPテレビ受像器が親子画像信
号の有無を同期信号により判別し、その判別結果により
映像切換回路を制御することにより、如何なる場合でも
安定したTV画面を得ることができ、また、無信号時の
映像ノイズをカットしてTV画面をブラック表示又はビ
デオ信号の表示をすることができる。
【0030】
【考案の効果】この考案に係るPinPテレビ受像器は
前述のように、親画像及び/又は子画像のPinP−T
V画面又は単独のTV画面表示を各々の信号の有無を自
動的に判別してブラウン管上に表示することができるの
で、PinP−TV画面又は単独のTV画面を安定して
表示することができ表示の乱れを防ぐことができるとい
う効果がある。
【0031】また、親画像及び子画像の映像信号が無信
号時、出力回路に設けたミュート回路をON動作させる
ことにより、出力の映像ノイズをカットしてブラウン管
表示をブラック表示に設定でき、更に、親画像及び子画
像の映像信号が無信号時、SG切換回路を切り換えてビ
デオ信号発生器からのカラーパターン表示に設定するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るPinPテレビ受像器の実施例
を示したブロック図である。
【図2】他の実施例を示したブロック図である。
【図3】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 親画像信号の入力端子 2 第1の同期分離回路 3 第1の判別回路 4 制御回路 5 切換信号の入力端子 6 子画像信号の入力端子 7 第2の同期分離回路 8 第2の判別回路 9 映像切換回路 10 ミュート回路 11 ドライブ回路 12 ブラウン管 13 SG切換回路 14 ビデオ信号発生器

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビの親画像信号と子画像信号とを切
    り換える映像切換回路と、この映像切換回路の出力信号
    をドライブ回路を介してブラウン管に出力するPinP
    テレビ受像器において、 前記親画像信号の有無を判別する第1の判別手段と、前
    記子画像信号の有無を判別する第2の判別手段と、前記
    第1の判別手段の出力と前記第2の判別手段の出力とに
    基づき前記映像切換回路を制御する制御手段とを設け、 前記制御手段は、前記第1の判別手段が親画像信号が無
    いと判別したときは子画像信号を出力し、前記第2の判
    別手段が子画像信号が無いと判別したときは親画像信号
    を出力するよう前記映像切換回路を制御することを特徴
    とするPinPテレビ受像器。
  2. 【請求項2】 前記映像切換回路の出力信号をミュート
    するミュート回路を設け、前記第1の判別手段および前
    記第2の判別手段が、親画像信号および子画像信号とも
    に無いと判別したときは、前記ミュート回路をオンとす
    ることを特徴とする請求項1記載のPinPテレビ受像
    器。
  3. 【請求項3】 ビデオ信号発生器と、前記映像切換回路
    の出力と前記ビデオ信号発生器の出力を切り換えて前記
    ドライブ回路に出力するSG切換回路とを設け、前記第
    1の判別手段および前記第2の判別手段が、親画像信号
    および子画像信号ともに無いと判別したときは、前記S
    G切換回路を前記ビデオ信号発生器側に切り換えること
    を特徴とする請求項1記載のPinPテレビ受像器。
  4. 【請求項4】 前記第1の判別手段および前記第2の判
    別手段は、親画像信号および子画像信号の同期信号を取
    り出す同期分離回路と、この同期信号の有無を判別する
    判別回路で構成されることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載のPinPテレビ受像器。
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