JPH08275073A - テレビジョン信号受信装置 - Google Patents

テレビジョン信号受信装置

Info

Publication number
JPH08275073A
JPH08275073A JP7076046A JP7604695A JPH08275073A JP H08275073 A JPH08275073 A JP H08275073A JP 7076046 A JP7076046 A JP 7076046A JP 7604695 A JP7604695 A JP 7604695A JP H08275073 A JPH08275073 A JP H08275073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
channel
broadcast
data
broadcast receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7076046A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sakai
武 坂井
Takaaki Matono
孝明 的野
Akira Hasegawa
亮 長谷川
Kazuhiko Kasahara
一彦 笠原
Katsunori Mochizuki
克規 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7076046A priority Critical patent/JPH08275073A/ja
Publication of JPH08275073A publication Critical patent/JPH08275073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイビジョン放送とこれと同一内容のNTS
C放送が同時行われている場合、これら相互のバックア
ップを自動的にできるようにする。 【構成】 BSチューナ2で受信される衛星放送の異な
るチャンネルで同一内容のハイビジョン放送とNTSC
放送とが同時に行なわれる場合、あるいはBSチューナ
2で受信されるハイビジョン放送とこれと同一内容のT
Vチューナ13で受信されるNTSC放送とが同時に行
なわれる場合、メモリ22にこれら同一内容の放送チャ
ンネルがバックアップ関係にあることを示すデータが格
納される。そして、C/N検出回路21で検出されるB
Sチューナ2の出力のC/Nレベルが大きいとき、選局
制御回路4はメモリ22から所定のデータを読み出し、
BSチューナ2でハイビジョン放送を受信させ、C/N
レベルが低いときには、TVチューナ13でNTSC放
送を受信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信装置にお
いて、MUSE伝送方式のようなハイビジョ放送の受信
の外に、現行方式のテレビジョン放送も受信できるテレ
ビジョン信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、クリアビジョン放送、衛星放送な
どは現行方式のテレビジョン受信機で高画質な信号が受
信できるようになっているが、その一方では、ハイビジ
ョン放送など、これまでの放送方式と違った放送が普及
しようとしている。このようなハイビジョン放送を伝送
する方式として、NHK(日本放送協会)が提案したM
USE(Multiple Subnyquist Sampling Encoding)方
式があり、その試験放送も行なわれている。
【0003】上記のようなハイビジョン放送の普及に
は、ハイビジョン放送の受信だけでなく、現行方式のテ
レビジョン放送も受信できる受信機が必要である。この
ような受信機としては、例えば、特開平5−14832
号公報などに記載されている。
【0004】図2は従来のテレビジョン信号受信装置の
一例を示すブロック図であって、1はBS(衛星放送)
信号受信アンテナ、2はBSチューナ、3はチャンネル
信号の入力端子、4は選局制御回路、5は切換制御回
路、6はスイッチ、7はMUSEデコーダ、8はMUS
E/NTSC判別回路、9はEDTV/アスペクト比変
換処理回路、10はスイッチ、11は表示装置、12は
地上放送のTV信号受信アンテナ、13はTVチューナ
である。なお、以下では、衛星放送に関するものをBS
と表わし、地上放送に関するものをTVと表わす。
【0005】ここでは、衛星放送と地上放送の両方を受
信できるため、夫々の場合に分けて動作を説明する。
【0006】まず、衛星放送を受信する場合には、BS
信号受信アンテナ1で衛星放送波を受信し、BSチュー
ナ2に供給する。その一方で、入力端子3から所望の衛
星放送のチャンネルに相当するチャンネル信号が入力さ
れ、選局制御回路4に供給される。選局制御回路4で
は、このチャンネル信号に相当する衛星放送を選局する
ための選局信号をBSチューナ2に、この選局信号に応
じた切換制御信号を切換制御回路5及びスイッチ6に夫
々供給する。
【0007】BSチューナ2では、選局制御回路4から
の選局信号に相当するチャンネルを受信し、この受信チ
ャンネルの検波信号をMUSEデコーダ7及びMUSE
/NTSC判別回路8に供給し、この受信チャンネルが
NTSC放送であれば、復調後のNTSC信号をスイッ
チ6に供給する。
【0008】スイッチ6は、選局制御回路4からの切換
制御信号により、端子b側を選択し、BSチューナ2か
らの信号をEDTV/アスペクト比変換処理9に供給す
る。
【0009】EDTV/アスペクト比変換処理回路9
は、BSチューナ2からの信号がNTSC信号であれ
ば、Y/C分離や速度変換などの処理を行ない、この処
理後のNTSC信号をスイッチ10に供給する。
【0010】一方、MUSEデコーダ7は、BSチュー
ナ2からの検波信号がMUSE信号であれば、ハイビジ
ョン信号に復元してスイッチ10に供給する。
【0011】また、MUSE/NTSC判別回路8は、
BSチューナ2からの検波信号からMUSE信号に含ま
れる同期信号の有無を検出し、同期信号を検出できれば
MUSE信号と判定し、検出できなければNTSC信号
と判別する方法、または、この検波信号に含まれる音声
データから音声信号エラーレートを検出し、この音声信
号エラーレートが所定値以上であればMUSE信号と判
定し、所定値以下であればNTSC信号と判別する方法
のいずれかにより判別し、その結果を切換制御回路5に
供給する。
【0012】切換制御回路5は、選局制御回路4からの
切換制御信号及びMUSE/NTSC判別回路8での判
別結果より切換制御信号を決定し、この切換制御信号を
スイッチ10に供給する。スイッチ10は、切換制御回
路5からの切換制御信号により、受信放送がNTSC放
送であれば端子a側を選択して、EDTV/アスペクト
比変換処理回路9からの信号を表示装置11に供給し、
受信放送がMUSE放送であれば端子b側を選択して、
MUSEデコーダ7からの信号を表示装置11に供給す
る。
【0013】表示装置11は、NTSC/ハイビジョン
信号夫々に対応したモニタであり、スイッチ10からの
信号を表示する。
【0014】次に、地上放送を受信する場合には、TV
信号受信アンテナ12で地上放送波を受信し、TVチュ
ーナ13に供給する。その一方で、入力端子3から所望
の地上放送のチャンネルに相当するチャンネル信号を入
力し、これを選局制御回路4に供給する。選局制御回路
4は、このチャンネル信号に相当する地上放送を選局す
るための選局信号をTVチューナ13に、この選局信号
に応じた切換制御信号を切換制御回路5及びスイッチ6
に夫々供給する。
【0015】一方、TVチューナ13は、選局制御回路
4からの選局信号に相当するチャンネルを受信し、復調
後のNTSC信号をスイッチ6に供給する。スイッチ6
は、選局制御回路4からの切換制御信号により、端子a
側を選択し、TVチューナ13からの信号をEDTV/
アスペクト比変換処理回路9に供給し、前記と同様に処
理されたNTSC信号をスイッチ10に供給する。
【0016】一方、切換制御回路5は、地上放送受信時
には、MUSE/NTSC判別回路8での判別結果に関
係なく、選局制御回路4からの切換制御信号によって切
換制御信号を決定し、これをスイッチ10に供給する。
スイッチ10は、切換制御回路5からのこの切換制御信
号により、端子a側を選択し、EDTV/アスペクト比
変換処理回路9からの信号を表示装置11に供給して表
示させる。
【0017】ここで、MUSEデコーダ7やMUSE/
NTSC判別回路8,EDTV/アスペクト変換処理回
路9は既に公知のものであり、その詳細な説明は省略す
る。
【0018】以上のように、受信している放送がハイビ
ジョン放送かNTSC放送かを検出し、その検出結果と
選局状況からスイッチを切り換え、自動的に放送を表示
できるようにしている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、一
旦チャンネルを選局すると、新たに選局動作を行わない
限り、受信した放送のチャンネルは切り換わらない。従
って、例えば、MUSE伝送方式を用いたハイビジョン
(MUSE)衛星放送を受信した場合、必ずしも所要受
信C/Nが得られているとは限らず、受信しているMU
SE信号が低受信C/Nの際、MUSEデコーダにおい
て、FM復調による三角ノイズが完全に除去できず、映
像出力のS/Nが低くなり、良好な画質が得られなくな
ったり、さらに、同期検出ができなくなり、出力が途切
れたり、途絶えたりするといった現象が起ってしまい、
このような好ましくない状態が続くという問題が生じ
る。
【0020】また、NTSC放送を選局した場合に、所
要受信C/Nが得られている同内容のハイビジョン放送
が存在していても、NTSC放送を受信したままであ
り、ハイビジョン放送の高品位な画質を得るためには、
新たに選局動作を行なうという手間が必要であり、使い
勝手がよくない。
【0021】以上とは別に、将来、21GHz帯の衛星
が使用される場合、これは、12GHz帯の衛星に比べ
て降雨に弱いため、さらに画像の乱れが顕著になると予
想される。
【0022】本発明の目的は、かかる問題を解消し、ハ
イビジョン放送とこれと同一内容のNTSC放送が行な
われている場合において、低受信C/N時には、このN
TSC放送にチャンネルを切り換えて、画像の乱れや途
切れ,途絶えを防ぎ、所要受信C/Nが得られたときに
は、ハイビジョン放送にチャンネルを切り換え、選局動
作の手間なしに、即ち、自動的に、ハイビジョンの高品
位な画質を得られるようなテレビジョン信号受信装置を
提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、第1の構成として、互いに異なる第1,第2
の信号形式の衛星放送信号を受信する衛星放送受信手段
と、画像を表示する画像表示手段と、該衛星放送受信手
段により受信された信号が該第1の信号形式による信号
であるとき、これをベースバンド信号に復元あるいは所
定の信号に変換する信号変換手段と、該衛星放送受信手
段により受信された信号が該第1,第2の信号形式のい
ずれであるかを判別する信号形式判別手段と、該衛星放
送受信手段から出力される該第2の信号形式の信号と該
信号変換手段の出力信号とを切り換えて該画像表示手段
に供給する切換手段と、該第1の信号形式による信号に
相当する第1のチャンネルのデータと、該第1のチャン
ネルと同一内容の放送である該第2の信号形式による信
号に相当する第2のチャンネルのデータとを記憶する記
憶手段と、所望のチャンネルを指定するチャンネル信号
によって衛星放送受信手段のチャンネルを選局制御する
ための選局制御手段とを少なくとも備え、該選局手段
が、該信号形式判別手段の判別結果に基づいて該記憶手
段から該第1または第2のチャンネルのデータを読み取
り、該データに応じて該衛星放送受信手段で該第1また
は該第2のチャンネルを選局するようにする。
【0024】また、かかる構成において、該衛星放送受
信手段の受信信号の受信C/Nを検出するC/N検出手
段を設け、その検出出力に応じて、該選局制御手段は、
該記憶手段から第1,第2のチャンネルのデータのいず
れかを読み出して選局制御する。
【0025】また、第2の構成として、互いに異なる第
1,第2の信号形式の衛星放送信号を受信する第1の放
送受信手段と、該衛星放送とは異なる放送形式の該第2
の信号形式による信号を受信する第2の放送受信手段
と、画像を表示する画像表示手段と、該第1の放送受信
手段により受信された信号が該第1の信号形式による信
号であるとき、これをベースバンド信号に復元あるいは
所定の信号に変換する信号変換手段と、該第1または該
第2の放送受信手段により受信された信号が該第1,第
2の信号形式のいずれであるかを判別する信号形式判別
手段と、該第1,第2の放送受信手段の出力のいずれか
一方を選択出力する第1の切換手段と、受信放送が衛星
放送かどうかを判別する放送波判別手段と、該第1の切
換手段の出力と該信号変換手段の出力とのいずれか一方
を選択し、該画像表示手段に供給する第2の切換手段
と、該第1の信号形式による信号に相当する第1のチャ
ンネルのデータと、該第1のチャンネルと同一内容の放
送信号である該第2の信号形式による信号に相当する第
2のチャンネルのデータとを記憶する記憶手段と、所望
のチャンネルを指定するチャンネル信号によって該第1
または該第2の放送受信手段のチャンネルを選局制御す
るための選局制御手段とを少なくとも備え、該選局制御
手段は、該信号形式判別手段の判別結果に基づいて該記
憶手段から該第1または第2のチャンネルのデータを読
み取り、該データに応じて、該第1のチャンネルを該第
1の放送受信手段で選局し、または、該第2のチャンネ
ルを該第2の放送受信手段で選局するようにする。
【0026】また、かかる構成において、該衛星放送受
信手段の受信信号の受信C/Nを検出するC/N検出手
段を設け、その検出出力に応じて、該選局制御手段は、
該記憶手段から第1,第2のチャンネルのデータのいず
れかを読み出して選局制御する。
【0027】
【作用】第1の信号形式としての例えばハイビジョン放
送とこれと同じ内容の第2の信号形式としての例えばN
TSC放送が衛星放送で行なわれている場合、上記第1
の構成においては、衛星放送受信手段で、MUSE伝送
方式の信号形式を用いたハイビジョン信号を受信したと
きのチャンネルを第1のチャンネルとし、NTSC衛星
放送に相当するチャンネルを第2のチャンネルとして、
夫々のチャンネルのデータとを記憶手段で記憶する。選
局制御手段は、記憶手段からかかる第1,第2のチャン
ネルのデータのいずれかを選択的に読み出し、このデー
タに応じて衛星放送受信手段でハイビジョン放送とこれ
と同じ内容のNTSC放送とのいずれかを選局させる。
【0028】また、C/N検出手段は衛星放送受信手段
の受信信号の受信C/Nを検出しており、この検出受信
C/Nが所定レベル以上のとき、信号形式判別手段の判
別結果に基づいて、記憶手段から第1のチャンネルのデ
ータを読み取り、第1のチャンネルを衛星放送受信手段
に選局させ、切換手段により、信号変換手段の出力であ
るハイビジョン信号を画像表示手段に供給する。
【0029】また、検出受信C/Nが所定レベル以下の
ときには、信号形式判別手段の判別結果に基づいて、記
憶手段から第2のチャンネルのデータを読み取り、第2
のチャンネルを衛星放送受信手段に選局させ、切換手段
により、衛星放送受信手段の出力であるNTSC信号を
画像表示手段に供給する。
【0030】上記第2の構成においては、第1の放送受
信手段(例えば、衛星放送受信手段)で上記の第1のチ
ャンネルが受信でき、第2の放送受信手段(例えば、地
上放送受信手段)で第2のチャンネルが受信できるもの
であって、第1のチャンネルのデータと該第1のチャン
ネルと同一内容の第2のチャンネルのデータとを上記記
憶手段で記憶する。選局制御手段は、記憶手段からか駆
る第1,第2のチャンネルのデータのいずれかを選択的
に読み出し、このデータに応じて衛星放送受信手段で第
1のチャンネルのハイビジョン放送を、地上放送受信手
段でこの第1のチャンネルと同じ内容のNTSC放送
を、選択的に選局させる。
【0031】また、C/N検出手段は衛星放送受信手段
の受信信号の受信C/Nを検出しており、この検出受信
C/Nが所定レベル以上のとき、信号形式判別手段の判
別結果に基づいて、記憶手段から第1のチャンネルのデ
ータを読み取り、第1のチャンネルを衛星放送受信手段
に選局させ、切換手段により、信号変換手段の出力であ
るハイビジョン信号を画像表示手段に供給する。
【0032】また、検出受信C/Nが所定レベル以下の
ときには、信号形式判別手段の判別結果に基づいて、記
憶手段から第2のチャンネルのデータを読み取り、第2
のチャンネルを地上放送受信手段に選局させ、切換手段
により、この地上放送受信手段の出力であるNTSC信
号を画像表示手段に供給する。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0034】図1は本発明によるテレビジョン信号受信
装置の一実施例を示すブロック図であって、21はC/
N検出回路、22はメモリ、23はバックアップCH設
定制御入力端子であり、図2に対応する部分には同一符
号を付けている。
【0035】図1において、C/N検出回路21は、B
Sチューナ2からの検波信号からBSアンテナ1の入力
の電界強度である受信C/Nを検出し、その結果を選局
制御回路4に供給する。メモリ22では、放送チャンネ
ル毎にメモリ番号が設定されており、選局制御回路4か
らの制御信号により、対応するメモリ番号に放送チャン
ネルに相当するバックアップCH(チャンネル)データ
が格納される。
【0036】バックアップCH設定制御入力端子23か
らは、メモリ22に格納するバックアップCHデータが
入力される。C/N検出回路21は公知のものであり、
その詳細な説明は省略する。その他の部分は図2で説明
したものと同じである。
【0037】図5は放送チャンネルに対応するメモリ番
号とバックアップCHデータの一覧表を示す図である。
ここでは、同じ放送チャンネルのメモリ番号とバックア
ップCHデータとを同値とし、また、BSの9ch(チ
ャンネル)にハイビジョン衛星放送が、BSの7chに
NTSC衛星放送が、TVの1ch〜12chに地上放
送が夫々割り当てられている。
【0038】図3は図1におけるメモリ22でのバック
アップCH設定動作の一具体例を示すフローチャートで
ある。
【0039】まず、バックアップCH設定動作につい
て、図1及び図3を用いて説明する。なお、この実施例
では、3通りの設定方法があり、夫々第1,第2,第3
の設定方法として説明する。
【0040】第1の設定方法は、ハイビジョン衛星放送
(BSの9ch)のバックアップCHをNTSC衛星放
送(BSの7ch)とする場合である。
【0041】図3において、バックアップCH設定操作
すると(ステップ31)、まず、チャンネル信号入力端
子3から入力されたBSの9chに相当する選局信号を
BSチューナ2に供給してBSの9chを選局し(ステ
ップ32)、しかる後、メモリ22からこのBSの9c
hに相当するメモリ番号5(図5)を読み出す(ステッ
プ33)。そして、BSの9chのバックアップCHで
あるBSの7chに対応するバックアップCHデータと
して4を入力端子23から入力する(ステップ34)。
【0042】この入力されたバックアップCHデータが
図5に示した値1〜20の範囲に含まれれば、バックア
ップCHありと判断し、この範囲に含まれない0であれ
ば、バックアップCHなしと判断する(ステップ3
5)。ここでは、ステップ34で入力されたバックアッ
プCHデータが4であるので、バックアップCHありと
判断する。
【0043】バックアップCHありの場合には、MUS
E/NTSC判別回路8(図1)からの判別結果からB
Sの9chをMUSE信号であると判別し(ステップ3
6)、バックアップCHデータが4であることにより、
BSの7chを選局する(ステップ37)。
【0044】次に、このバックアップCHデータから衛
星放送か地上放送かを判別する(ステップ38)。バッ
クアップCHデータが1〜8であれば、衛星放送と判別
し、9〜20であれば、地上放送と判別する。ここで
は、バックアップCHデータが4であるから、衛星放送
と判別する。
【0045】このようにして、衛星放送と判別すると、
ステップ36と同様にして、BSの7chはMUSE信
号でないと判別し(ステップ39)、ステップ33で読
み出したメモリ番号5に、ステップ34で入力したバッ
クアップCHデータの4を書き込む(ステップ40)。
即ち、MUSE放送(BSの9ch)のバックアップC
Hには、NTSC放送(BSの7ch)を記憶させる。
【0046】次に、メモリ番号5を一時格納し(ステッ
プ41)、バックアップCHデータ4に相当するメモリ
番号の4を検出して読み出し(ステップ42)、ステッ
プ40と同様に、ステップ42で読み出したメモリ番号
4に、ステップ41で格納したメモリ番号5を読み出
し、これをバックアップCHデータとして5をメモリ2
2に書き込む(ステップ43)。これは、NTSC放送
(BSの7ch)のバックアップCHにMUSE放送
(BSの9ch)を記憶させていることになる。
【0047】さらにバックアップ設定が続く場合には
(ステップ44)、ステップ32に戻って同様の手順で
設定を行なう。ここでは、設定が終わりであるので、ス
テップ45に進んで終了する。
【0048】この設定操作後の状態を図6に示す。これ
から明らかなように、BSの9chのバックアップCH
がBSの7chであり、また、逆に、BSの7chのバ
ックアップCHがBSの9chとなる。勿論、このよう
な関係にするのは、これらBSの9ch,7chは番組
内容が同一の場合である。
【0049】上記とは逆に、NTSC衛星放送(BSの
7ch)のバックアップCHをハイビジョン衛星放送
(BSの9ch)とする場合には、図3において、バッ
クアップCH設定操作をすると(ステップ31)、BS
の7chを選局し(ステップ32)、このBSの7ch
に相当するメモリ番号4をメモリ22から読み出し(ス
テップ33)、BSの7chのバックアップCHである
BSの9chに相当するバックアップCHデータとして
5を入力端子23から入力する(ステップ34)。これ
により、ステップ35でバックアップCHありと判断さ
れ、さらに、BSの7chをMUSE信号でないと判別
される(ステップ36)。
【0050】次に、ステップ37と同様に、バックアッ
プCHデータが5であることによりBSの9chを選局
し(ステップ46)、ステップ36と同様に、このBS
の9chをMUSE信号であると判別して(ステップ4
7)、メモリ22のメモリ番号4にバックアップCHデ
ータ5を書き込む(ステップ40)。即ち、NTSC放
送(BSの7ch)のバックアップCHには、MUSE
放送(BSの9ch)を記憶させる。
【0051】次に、メモリ番号4を一時格納し(ステッ
プ41)、バックアップCHデータ5に相当するメモリ
番号5を検出した後、読み出し(ステップ42)、この
メモリ番号5にステップ41で格納したメモリ番号4を
バックアップCHデータ4として書き込み(ステップ4
3)、ステップ44に進む。これは、MUSE放送(B
Sの9ch)のバックアップCHにNTSC放送(BS
の7ch)を記憶させていることになる。ここで設定が
終わりであるので、ステップ45に進んで終了する。
【0052】この設定操作後の状態も、先の状態と同様
に、図6に示すようになる。
【0053】第2の設定方法は、ハイビジョン衛星放送
(BSの9ch)のバックアップCHを地上放送(TV
の1ch)とする場合である。
【0054】図3において、バックアップCH設定操作
をすると(ステップ31)、ステップ32,33を介し
て、TVの1chに相当するバックアップCHデータと
して9を入力端子23から入力し(ステップ34)、こ
のバックアップCHデータが9であることから、バック
アップCHありと検出し(ステップ35)、ステップ3
6を介し、このバックアップCHデータが9であること
により、TVの1chを選局する(ステップ37)。
【0055】そして、バックアップCHデータが9であ
ることから地上放送(TV)と判別し(ステップ3
8)、ステップ33で読み出したメモリ22のメモリ番
号5に、ステップ34で入力端子23から入力したバッ
クアップCHデータ9を書き込み(ステップ40)、ス
テップ41を介して、バックアップCHデータ9に相当
するメモリ番号9をメモリ22から読み出し(ステップ
42)、このメモリ番号9に、ステップ41で格納した
メモリ番号5をバックアップCHデータ5として書き込
み(ステップ43)、ステップ44を介して設定動作を
終了する(ステップ45)。
【0056】この設定操作後の状態を図7に示す。これ
から明らかなように、BSの9chのバックアップCH
がTVの1chであり、また、逆に、TVの1chのバ
ックアップCHがBSの9chとなる。勿論、このよう
な関係にするのは、これらBSの9ch,TVの1ch
は番組内容が同一の場合である。
【0057】以上とは逆に、地上放送(TVの1ch)
のバックアップCHをハイビジョン衛星放送(BSの9
ch)とする場合には、図3において、バックアップC
H設定操作をすると(ステップ31)、TVの1chを
選局し(ステップ32)、このTVの1chに相当する
メモリ番号9をメモリ22から読み出し(ステップ3
3)、このTVの1chのバックアップCHであるBS
の9chに相当するバックアップCHデータとして5を
入力端子23から入力し(ステップ34)、ステップ3
5を介して、TVの1chをMUSE信号でないと判別
する(ステップ36)。
【0058】そして、ステップ46,47を介し、メモ
リ22のメモリ番号9にバックアップCHデータ5を書
き込み(ステップ40)、このメモリ番号9を一時格納
し(ステップ41)、ステップ42を介して、メモリ2
2のメモリ番号5にステップ41で格納したメモリ番号
9をバックアップCHデータ9として書き込み(ステッ
プ43)、ステップ44を介し、設定が終わりであるの
で、動作を終了する(ステップ45)。
【0059】この設定操作後の状態は、先の動作と同
様、図7に示すようになる。
【0060】以上のように、この実施例では、MUSE
放送とNTSC放送とのどちらを基にバックアップCH
を設定しても、同じ設定結果となる。
【0061】第3の設定方法は、ハイビジョン衛星放送
(BSの9ch)のバックアップCHが存在しない場合
である。
【0062】図3において、バックアップCH設定操作
をすると(ステップ31)、まず、ステップ32,ステ
ップ33を介して、どのチャンネルにも相当しないバッ
クアップCHデータとして0を入力端子23から入力し
(ステップ34)、このバックアップCHデータが0で
あることから、バックアップCHなしと検出する(ステ
ップ35)。
【0063】そして、上記ステップ40と同様に、ステ
ップ33で読み出したメモリ番号5に、ステップ34で
入力したバックアップCHデータ0を書き込み(ステッ
プ48)、ステップ44で設定が終わりと判定されて設
定動作が終了する(ステップ45)。
【0064】この設定操作後の状態を図8に示す。
【0065】また、NTSC衛星放送(BSの7ch)
や地上放送(TVの1ch)のバックアップCHが存在
しない場合にも、同様の動作が行なわれ、設定操作後の
状態も図8に示すようになる。
【0066】次に、図4を用いて、図1に示した実施例
の上記バックアップCH設定後のBSチューナ2,TV
チューナ13でのチャンネル切換動作について説明す
る。
【0067】この場合も、上記第1〜第3の3通りの設
定後の夫々のチャンネル切換動作について説明する。
【0068】上記の第1の設定方法による設定後、図4
において、操作によってチャンネル信号入力端子3から
BSの9chに相当する選局信号を入力させて、ハイビ
ジョン衛星放送(BSの9ch)を選択すると(ステッ
プ51)、図3でのステップ32と同様に、選局制御回
路4はBSチューナ2でBSの9chを選局し(ステッ
プ52)、図3でのステップ33と同様に、メモリ22
からメモリ番号5を読み出し(ステップ53)、図3で
のステップ35と同様に、このメモリ番号5に相当する
バックアップCHデータが4であることから(ず6)、
バックアップCHありと検出する(ステップ54)。
【0069】そして、C/N検出回路21によってBS
チューナ2からのBSの9chの受信C/Nを検出し
(ステップ55)、この受信C/Nが所定レベル以上で
あればステップ65に進み、この受信C/Nが所定レベ
ル以下であればステップ57に進む。
【0070】ステップ65では、図3でのステップ38
と同様に、BSの9chに相当するバックアップCHデ
ータ5から衛星放送と判別する。この判別があると、図
3でのステップ36と同様に、BSの9chがMUSE
信号であることを検出し(ステップ56)、図1におい
て、BSの9chがそのまま選局され、また、スイッチ
10が端子b側に切り換えられ、ハイビジョン衛星放送
(BSの9ch)が表示装置11に表示され(ステップ
58)、ステップ53に戻る。このステップ53では、
BSの9chに相当するメモリ番号5をメモリ22から
読み出して、以下、同様に動作する。
【0071】一方、ステップ55からステップ57に進
む場合には、図3でのステップ36と同様に、BSの9
chがMUSE信号であるので(ステップ57)、図3
でのステップ32と同様に、ステップ54で検出したバ
ックアップCHデータ4からBSの7chを選局し(ス
テップ59)、図3でのステップ38と同様に、BSの
7chを衛星放送と判別する(ステップ60)。そし
て、図1において、BSの7chが選局され、スイッチ
6,10が夫々端子b,a側に切り換えられ、NTSC
衛星放送(BSの7ch)が表示装置11に表示され
(ステップ61)、ステップ53に戻る。
【0072】このステップ53では、ステップ59で選
局したBSの7chに相当するメモリ番号4を読み出
し、このメモリ番号4に相当するバックアップCHデー
タが5であることから、バックアップCHが存在してい
ることを検出する(ステップ54)。そして、BSの7
chの受信C/NをC/N検出回路21から検出し(ス
テップ55)、このとき、この受信C/Nが所定レベル
以上になっていれば、BSの7chを衛星放送と判別し
(ステップ65)、BSの7chがMUSE信号でない
ことを検出し(ステップ56)、図3でのステップ32
と同様に、ステップ54で検出したバックアップCHデ
ータ5によりBSの9chを選局し(ステップ64)、
ハイビジョン衛星放送(BSの9ch)が表示される
(ステップ58)。そして、ステップ53に戻る。
【0073】また、BSの9chに相当するメモリ番号
5の読み出しを行ない、ステップ55で受信C/Nが所
定レベル以下のままであれば、BSの7chがMUSE
信号でないことを検出し(ステップ57)、BSの7c
hを衛星放送と判別し(ステップ60)、NTSC衛星
放送(BSの7ch)が表示されて(ステップ61)ス
テップ53に戻り、このBSの7chに相当するメモリ
番号4の読み出しを行ない、以下同様に動作する。
【0074】このようにして、BSの9chの受信C/
Nが所定レベル以上であれば、そのままハイビジョン衛
星放送(BSの9ch)が表示され、受信C/Nが所定
レベル以下のときには、それが所定レベル以上になるま
で、BSの9chのバックアップCHであるNTSC衛
星放送(BSの7ch)が表示される。
【0075】上記の第2の設定方法による設定後、ステ
ップ51の操作でハイビジョン衛星放送(BSの9c
h)を選択すると、ステップ52,53を介して、メモ
リ番号5に相当するバックアップCHデータが9である
ことから(図7)、バックアップCHありと検出する
(ステップ54)。
【0076】そして、まず、ステップ55でC/N検出
回路21からBSの9chの受信C/Nを検出し、この
受信C/Nが所定レベル以上であれば、ステップ65,
56を介し、ハイビジョン衛星放送(BSの9ch)が
表示されて(ステップ58)ステップ53に戻り、BS
の9chに相当するメモリ番号5を読み出し、以下、同
様に動作する。
【0077】以上の動作は、第1の設定方法による設定
後での上記の受信C/Nが所定レベル以上の場合と同様
である。
【0078】一方、ステップ55で受信C/Nが所定レ
ベル以下であることが検出された場合には、ステップ5
7を介し、ステップ54で検出したバックアップCHデ
ータが9であることから(図7)、TVチューナ13で
TVの1chを選局し(ステップ59)、このTVの1
chを地上放送と判別する(ステップ60)。そして、
ここでは、TVの1chが選局されており、また、スイ
ッチ6,10をともに端子a側に切り換えられて、地上
放送(TVの1ch)が表示装置11に表示される(ス
テップ62)。そして、ステップ53に戻る。
【0079】このステップ53では、上記のステップ5
9で選局されたTVの1chに相当するメモリ番号9を
読み出し、このメモリ番号9に相当するバックアップC
Hデータが5であることから(図7)、バックアップC
Hが存在することを検出する(ステップ54)。このと
き、BSチューナ2では、ステップ52でBSの9ch
が選局されたままの状態にあり、このBSの9chの受
信C/Nを検出する(ステップ55)。そして、この受
信C/Nが所定レベル以上であれば、TVの1chを地
上放送と判別し(ステップ65)、ステップ54で検出
したバックアップCHデータが5であることから(図
7)、BSの9chをそのまま選局し(ステップ6
4)、スイッチ10が端子b側に切り換えられて、ハイ
ビジョン衛星放送(BSの9ch)が表示されて(ステ
ップ58)ステップ53に戻る。
【0080】このステップ53では、このBSの9ch
に相当するメモリ番号5の読み出しを行ない、その受信
C/Nが所定レベル以下であれば、TVの1chがMU
SE信号でないことを検出し(ステップ57)、このT
Vの1chを地上放送と判別し(ステップ60)、スイ
ッチ6,10が端子a側に切り換えられて、地上放送
(TVの1ch)が表示されて(ステップ62)ステッ
プ53に戻り、このTVの1chに相当するメモリ番号
9の読み出しを行ない、以下同様に動作する。
【0081】このようにして、BSの9chの受信C/
Nが所定レベル以上のとき、BSの9chが表示され、
所定レベル以下のとき、そのバックアップCHであるT
Vの1chが表示される。
【0082】上記第3の設定方法による設定後、ステッ
プ51の操作でハイビジョン衛星放送(BSの9ch)
を選択すると、ステップ52,53を介して、メモリ番
号5に相当するバックアップCHデータが0であること
から、バックアップCHなしと検出し(ステップ5
4)、図3でのステップ36と同様に、BSの9chが
MUSE信号であることを検出される(ステップ6
3)。そして、ハイビジョン衛星放送(BSの9ch)
が表示されて(ステップ58)ステップ53に戻り、こ
のBSの9chに相当するメモリ番号5を読み出して、
以下同様に動作する。
【0083】また、ステップ51の操作でNTSC衛星
放送(BSの7ch)と地上放送(TVの1ch)を選
局すると、BSの7chとTVの1chがMUSE信号
でないことを検出し(ステップ63)、NTSC衛星放
送(BSの7ch)と(ステップ61)、地上放送(1
ch)と(ステップ62)が夫々表示される。そして、
ステップ53に戻り、これらBSの7chとTVの1c
hに相当するメモリ番号4,9を読み出して、以下同様
に動作する。
【0084】以上のように、この実施例では、ハイビジ
ョン放送とこれと同じ内容のNTSC放送が行われてい
る場合において、このNTSC放送をハイビジョン放送
のバックアップCHとして、または、ハイビジョン放送
をNTSC放送のバックアップCHとして、上記のバッ
クアップCH設定を行なうことにより、受信C/Nが所
定レベル以下のときには、同じ内容のNTSC放送にチ
ャンネルを切り換え、受信C/Nが所定レベル以上のと
きには、ハイビジョン放送にチャンネルを切り換えるこ
とができる。
【0085】また、21GHz帯の衛星放送と12GH
z帯の衛星放送が共存した場合、降雨に弱い21GHz
帯の衛星放送のバックアップCHとして、12GHz帯
の衛星放送もしくは地上放送を割り当てることによって
も、同様の効果が得られる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハイビジョン放送とこれと同じ内容のNTSC放送が行
われている場合、同じ内容のこれらハイビジョン放送と
NTSC放送のチャンネルをメモリに格納しておき、受
信C/Nの状態に応じて、同じ内容のハイビジョン放送
とNTSC放送との間で切り換えることにより、低受信
C/N時には、このNTSC放送にチャンネルを切り換
え、MUSEデコーダが引き起こす映像出力の乱れや途
切れ,途絶えを防ぎ、所要受信C/Nが得られたときに
は、ハイビジョン放送にチャンネルを切り換え、ハイビ
ジョンの高品位な画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン信号受信装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】従来のテレビジョン信号受信装置の一例を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示した実施例におけるバックアップCH
設定動作の手順を示すフローチャートである。
【図4】図1における選局制御回路によるBSチューナ
やTVチューナの選局制御動作、スイッチの切換制御動
作を示すフローチャートである。
【図5】放送チャンネルに相当するメモリ番号及びバッ
クアップCHデータの一覧表を示す図である。
【図6】第1のバックアップCH設定後のメモリ内容を
示す図である。
【図7】第2のバックアップCH設定後のメモリ内容を
示す図である。
【図8】第3のバックアップCH設定後のメモリ内容を
示す図である。
【符号の説明】
1 BS信号受信アンテナ 2 BSチューナ 3 チャンネル信号入力端子 4 選局制御回路 5 切換制御回路 6 スイッチ 7 MUSEデコーダ 8 MUSE/NTSC判別回路 9 EDTV/アスペクト比変換処理 10 スイッチ 11 表示装置 12 TV信号受信アンテナ 13 TVチューナ 21 C/N検出回路 22 メモリ 23 バックアップCH設定制御入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 一彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内 (72)発明者 望月 克規 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる第1,第2の信号形式の衛
    星放送信号を受信する衛星放送受信手段と、 画像を表示する画像表示手段と、 該衛星放送受信手段により受信された信号が該第1の信
    号形式による信号であるとき、これをベースバンド信号
    に復元あるいは所定の信号に変換する信号変換手段と、 該衛星放送受信手段により受信された信号が該第1,第
    2の信号形式のいずれであるかを判別する信号形式判別
    手段と、 該衛星放送受信手段から出力される該第2の信号形式の
    信号と該信号変換手段の出力信号とを切り換えて該画像
    表示手段に供給する切換手段と、 該第1の信号形式による信号に相当する第1のチャンネ
    ルのデータと、該第1のチャンネルと同一内容の放送で
    ある該第2の信号形式による信号に相当する第2のチャ
    ンネルのデータとを記憶する記憶手段と、 所望のチャンネルを指定するチャンネル信号によって衛
    星放送受信手段のチャンネルを選局制御するための選局
    制御手段とを少なくとも備え、 該選局手段が、該信号形式判別手段の判別結果に基づい
    て該記憶手段から該第1または第2のチャンネルのデー
    タを読み取り、該データに応じて該衛星放送受信手段で
    該第1または該第2のチャンネルを選局することを特徴
    としたテレビジョン信号受信装置。
  2. 【請求項2】 互いに異なる第1,第2の信号形式の衛
    星放送信号を受信する第1の放送受信手段と、 該衛星放送とは異なる放送形式の該第2の信号形式によ
    る信号を受信する第2の放送受信手段と、 画像を表示する画像表示手段と、 該第1の放送受信手段により受信された信号が該第1の
    信号形式による信号であるとき、これをベースバンド信
    号に復元あるいは所定の信号に変換する信号変換手段
    と、 該第1または該第2の放送受信手段により受信された信
    号が該第1,第2の信号形式のいずれであるかを判別す
    る信号形式判別手段と、 該第1,第2の放送受信手段の出力のいずれか一方を選
    択出力する第1の切換手段と、 受信放送が衛星放送かどうかを判別する放送波判別手段
    と、 該第1の切換手段の出力と該信号変換手段の出力とのい
    ずれか一方を選択し、該画像表示手段に供給する第2の
    切換手段と、 該第1の信号形式による信号に相当する第1のチャンネ
    ルのデータと、該第1のチャンネルと同一内容の放送信
    号である該第2の信号形式による信号に相当する第2の
    チャンネルのデータとを記憶する記憶手段と、 所望のチャンネルを指定するチャンネル信号によって該
    第1または該第2の放送受信手段のチャンネルを選局制
    御するための選局制御手段とを少なくとも備え、 該選局制御手段は、該信号形式判別手段の判別結果に基
    づいて該記憶手段から該第1または第2のチャンネルの
    データを読み取り、該データに応じて、該第1のチャン
    ネルを該第1の放送受信手段で選局し、または、該第2
    のチャンネルを該第2の放送受信手段で選局することを
    特徴としたテレビジョン信号受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記衛星放送受信手段の受信信号の受信C/Nレベルを
    検出するC/N検出手段を有し、 該C/N検出手段で検出される受信C/Nが所定レベル
    以上のとき、 前記選局手段が、前記信号形式判別手段の判別結果に基
    づいて、前記記憶手段から前記第1のチャンネルのデー
    タを読み取り、該データに応じて前記衛星放送受信手段
    で該第1のチャンネルを選局し、前記切換手段は、前記
    信号変換手段の出力を選択して前記画像表示手段に供給
    し、 該C/N検出手段で検出される受信C/Nが所定レベル
    以下のとき、 前記選局手段が、前記信号形式判別手段の判別結果に基
    づいて、前記記憶手段から前記第2のチャンネルのデー
    タを読み取り、該データに応じて前記衛星放送受信手段
    で該第2のチャンネルを選局し、前記切換手段は、前記
    衛星放送受信手段の出力を選択して前記画像表示手段に
    供給することを特徴としたテレビジョン信号受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記第1の放送受信手段の受信信号の受信C/Nレベル
    を検出するC/N検出手段を有し、 該C/N検出手段で検出される受信C/Nが所定レベル
    以上のとき、 前記選局制御手段が、前記信号形式判別手段の判別結果
    に基づいて、前記記憶手段から前記第1のチャンネルの
    データを読み取り、該データに応じて前記第1の放送受
    信手段で該第1のチャンネルを選局させ、前記第2の切
    換手段は、前記信号変換手段の出力を選択して前記画像
    表示手段に供給し、 該C/N検出手段で検出される受信C/Nが所定レベル
    以下のとき、 前記選局制御手段が、前記信号形式判別手段の判別結果
    に基づいて、前記記憶手段から前記第2のチャンネルの
    データを読み取り、該データに応じて前記第2の放送受
    信手段で前記第2のチャンネルを選局させ、前記第1の
    切換手段は、前記第1の放送受信手段の出力を選択し、
    前記第2の切換手段は、 前記第1の切換手段の出力を選択して前記画像表示手段
    に供給することを特徴としたテレビジョン信号受信装
    置。
JP7076046A 1995-03-31 1995-03-31 テレビジョン信号受信装置 Pending JPH08275073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076046A JPH08275073A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 テレビジョン信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7076046A JPH08275073A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 テレビジョン信号受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08275073A true JPH08275073A (ja) 1996-10-18

Family

ID=13593859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7076046A Pending JPH08275073A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 テレビジョン信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08275073A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100248725B1 (ko) * 1997-03-10 2000-03-15 서평원 디지탈디비에스(dbs)수신기의화면비자동변환장치및그방법
WO2002005551A1 (en) * 2000-07-10 2002-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Television receiver and method for receiving broadcast signal
JP2009044467A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Hitachi Ltd 放送受信装置
US10778930B2 (en) 2007-05-30 2020-09-15 Comcast Cable Communications, Llc Selection of electronic content and services
USRE48384E1 (en) 2008-12-23 2021-01-05 Rovi Technologies Corporation Content access

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100248725B1 (ko) * 1997-03-10 2000-03-15 서평원 디지탈디비에스(dbs)수신기의화면비자동변환장치및그방법
WO2002005551A1 (en) * 2000-07-10 2002-01-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Television receiver and method for receiving broadcast signal
JP2002094890A (ja) * 2000-07-10 2002-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジョン受像機および放送信号受信方法
US7301581B2 (en) 2000-07-10 2007-11-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Television receiver and method for receiving broadcast signal
US10778930B2 (en) 2007-05-30 2020-09-15 Comcast Cable Communications, Llc Selection of electronic content and services
US11284036B2 (en) 2007-05-30 2022-03-22 Comcast Cable Communications, Llc Selection of electronic content and services
US11641442B2 (en) 2007-05-30 2023-05-02 Comcast Cable Communications, Llc Selection of electronic content and services
JP2009044467A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Hitachi Ltd 放送受信装置
USRE48384E1 (en) 2008-12-23 2021-01-05 Rovi Technologies Corporation Content access

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3341290B2 (ja) 映像表示装置
US20020167609A1 (en) Television channel selection method and apparatus
US5986716A (en) Television receiver and signal processing apparatus
JPH08275073A (ja) テレビジョン信号受信装置
JP3064351B2 (ja) Bsチューナ
JPS61145976A (ja) 車載用テレビ装置
JPH0787455A (ja) 映像信号再生又は記録再生装置
JPH07162384A (ja) テレビジョン受信機及びその音声信号の出力方法
JPH02154583A (ja) テレビジョン受像機
JPH0614277A (ja) テレビジョン受信装置
JPH07184132A (ja) テレビジョン信号受信装置
JP3132596B2 (ja) 受信装置
JP3237143B2 (ja) テレビジョン受像機
JP3020676B2 (ja) テレビジョン受像機
KR0139229B1 (ko) 국가코드를 이용한 멀티텔레비전의 방송시청제어장치 및 방법(apparatus and method for controlling satellite broadcasting of multi-television by using country code)
JPH08307789A (ja) テレビジョン受信機
JP2565153B2 (ja) テレビジヨン受像機の方式変換装置
KR100265233B1 (ko) Atv의 채널선택방법 및 장치
JPH0898111A (ja) テレビジョン受像機
JPH066763A (ja) テレビジョン受像機
JP3297926B2 (ja) チューナ
JP3128288B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH08130691A (ja) テレビジョン信号受信機
JPH0775034A (ja) 多信号受信装置
JPH03166876A (ja) テレビジョン受像機