JPH08273884A - ガラスプレート搬送装置 - Google Patents
ガラスプレート搬送装置Info
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- JPH08273884A JPH08273884A JP7096187A JP9618795A JPH08273884A JP H08273884 A JPH08273884 A JP H08273884A JP 7096187 A JP7096187 A JP 7096187A JP 9618795 A JP9618795 A JP 9618795A JP H08273884 A JPH08273884 A JP H08273884A
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- JP
- Japan
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- glass plate
- plate
- carrying
- charged
- carry
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
- B65G49/05—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
- B65G49/06—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
- B65G49/068—Stacking or destacking devices; Means for preventing damage to stacked sheets, e.g. spaces
- B65G49/069—Means for avoiding damage to stacked plate glass, e.g. by interposing paper or powder spacers in the stack
Landscapes
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電気除去効果の向上を図る。
【構成】 第1の搬送アーム14によりガラスプレート
12が搬入されると、ピン部材24ではこのガラスプレ
ート12を受け取り、比較的小面積の接触部を介して一
時的に保持する。このとき、ピン部材24の近傍に配置
されたイオン化エアバー34からプラスに帯電したイオ
ン化空気が常時吹き出されている。このため、イオン化
空気がガラスプレート12の表面は勿論裏面側まで十分
に吹き付けられ、当該ガラスプレート12に帯電した静
電気が電気的に中和される。この場合、図示しない管理
手段では、ガラスプレート12がピン部材24上に所定
時間保持されるように、ガラスプレートの搬送工程を管
理している。
12が搬入されると、ピン部材24ではこのガラスプレ
ート12を受け取り、比較的小面積の接触部を介して一
時的に保持する。このとき、ピン部材24の近傍に配置
されたイオン化エアバー34からプラスに帯電したイオ
ン化空気が常時吹き出されている。このため、イオン化
空気がガラスプレート12の表面は勿論裏面側まで十分
に吹き付けられ、当該ガラスプレート12に帯電した静
電気が電気的に中和される。この場合、図示しない管理
手段では、ガラスプレート12がピン部材24上に所定
時間保持されるように、ガラスプレートの搬送工程を管
理している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスプレート搬送装
置に係り、更に詳しくは、ガラスプレートが搬送経路上
で剥離帯電等により静電気を帯びた場合にこの静電気を
電気的に中和するためイオン化空気を吹き出すイオン化
エアバー等の吹出手段を備えたガラスプレート搬送装置
に関する。
置に係り、更に詳しくは、ガラスプレートが搬送経路上
で剥離帯電等により静電気を帯びた場合にこの静電気を
電気的に中和するためイオン化空気を吹き出すイオン化
エアバー等の吹出手段を備えたガラスプレート搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置の搬送経路中には、
図11に示されるように、ガラスプレート搬入用の搬送
アーム50と、ガラスプレート搬出用の搬送アーム52
とが、搬送方向(矢印A方向)に沿って所定間隔隔てて
設けられている。また、これら両搬送アーム50、52
の間の部分には、当該両アーム50、52間の受け渡し
のために一時的にガラスプレート54を保持する複数本
(ここでは、4本)のピンから成るプレート保持部56
が配置されている。また、搬送アーム52の上方には、
イオン化空気を常時吹き出すイオン化エアバー60が配
置されている。
図11に示されるように、ガラスプレート搬入用の搬送
アーム50と、ガラスプレート搬出用の搬送アーム52
とが、搬送方向(矢印A方向)に沿って所定間隔隔てて
設けられている。また、これら両搬送アーム50、52
の間の部分には、当該両アーム50、52間の受け渡し
のために一時的にガラスプレート54を保持する複数本
(ここでは、4本)のピンから成るプレート保持部56
が配置されている。また、搬送アーム52の上方には、
イオン化空気を常時吹き出すイオン化エアバー60が配
置されている。
【0003】搬送アーム50及び搬送アーム52は、搬
送方向(矢印A方向)及びこれと反対方向に往復移動可
能に構成されている。プレート保持部56は上下方向
(矢印B方向及びこれと反対方向)に移動可能に構成さ
れている。これによれば、以下のような手順でガラスプ
レート54の搬送が行なわれる。
送方向(矢印A方向)及びこれと反対方向に往復移動可
能に構成されている。プレート保持部56は上下方向
(矢印B方向及びこれと反対方向)に移動可能に構成さ
れている。これによれば、以下のような手順でガラスプ
レート54の搬送が行なわれる。
【0004】プレート保持部56が下降位置(図示の
位置)にあるときに、ガラスプレート54を保持した搬
送アーム50が、プレート保持部56の上方まで移動し
て停止する。
位置)にあるときに、ガラスプレート54を保持した搬
送アーム50が、プレート保持部56の上方まで移動し
て停止する。
【0005】プレート保持部56が上昇してガラスプ
レート54を下から持ち上げると同時に搬送アーム52
がガラスプレート54の下方まで移動して停止する。
レート54を下から持ち上げると同時に搬送アーム52
がガラスプレート54の下方まで移動して停止する。
【0006】 次に、搬送アーム50が搬送方向と反
対方向(反矢印A方向)へ移動した後、プレート保持部
56が下降することにより、プレート保持部56から搬
送アーム52上にガラスプレート54が移載される。そ
の後、ガラスプレート54を保持した搬送アーム52が
搬送方向(矢印A方向)に移動する。
対方向(反矢印A方向)へ移動した後、プレート保持部
56が下降することにより、プレート保持部56から搬
送アーム52上にガラスプレート54が移載される。そ
の後、ガラスプレート54を保持した搬送アーム52が
搬送方向(矢印A方向)に移動する。
【0007】このようなガラスプレート54の搬送工程
では、搬送アーム52がガラスプレート54の搬出のた
め、搬送方向に移動する間に、イオン化エアバー60か
ら吹き出されるイオン化空気(通常はマイナスに帯電し
ている)が搬送アーム52上のガラスプレート54に吹
き付けられることにより、プロセス上又は搬送工程にお
いて帯電(通常はプラスに帯電)したガラスプレート5
4の電気的中和(静電気の中和)がなされていた。
では、搬送アーム52がガラスプレート54の搬出のた
め、搬送方向に移動する間に、イオン化エアバー60か
ら吹き出されるイオン化空気(通常はマイナスに帯電し
ている)が搬送アーム52上のガラスプレート54に吹
き付けられることにより、プロセス上又は搬送工程にお
いて帯電(通常はプラスに帯電)したガラスプレート5
4の電気的中和(静電気の中和)がなされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、ガラスプレート54の帯電量が多い
場合、イオン化エアバー60の下を通る時間が短く、か
つ搬送アーム52がガラスプレート54下面に全面で密
着していることから、イオン化空気がガラスプレート5
4の裏面に回り込まず、十分な静電気除去効果(静電気
の中和効果)が得られないという不都合がしばしば生じ
ていた。
来技術にあっては、ガラスプレート54の帯電量が多い
場合、イオン化エアバー60の下を通る時間が短く、か
つ搬送アーム52がガラスプレート54下面に全面で密
着していることから、イオン化空気がガラスプレート5
4の裏面に回り込まず、十分な静電気除去効果(静電気
の中和効果)が得られないという不都合がしばしば生じ
ていた。
【0009】このため、従来においても、搬送アーム5
2の搬送速度を可能な範囲で低く設定して、静電気の電
気的中和を行なうようにする試みがなされていたが、搬
送アーム52の搬送速度を下げすぎると、スループット
の低下のみならず、次工程への影響も大きく、限界があ
った。
2の搬送速度を可能な範囲で低く設定して、静電気の電
気的中和を行なうようにする試みがなされていたが、搬
送アーム52の搬送速度を下げすぎると、スループット
の低下のみならず、次工程への影響も大きく、限界があ
った。
【0010】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、その目的は、静電気除去効果
の向上を図ることができるガラスプレート搬送装置を提
供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、静電気除去効果
の向上を図ることができるガラスプレート搬送装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ガラスプレートを搬入する搬入手段と;前記搬入手段に
より搬入されたガラスプレートを受け取り、比較的小面
積の接触部を介して一時的に保持するプレート保持部
と;前記プレート保持部の近傍に配置され、ガラスプレ
ートに帯電する電荷と逆極性に帯電したイオン化ガスを
前記ガラスプレートの搬送中に前記プレート保持部周辺
に常時吹き出す吹出手段と;前記プレート保持部に保持
されたガラスプレートを後工程の処理部に向けて搬出す
る搬出手段と;前記ガラスプレートが前記プレート保持
部上に所定時間保持されるように、前記ガラスプレート
の搬送工程を管理する管理手段とを有する。
ガラスプレートを搬入する搬入手段と;前記搬入手段に
より搬入されたガラスプレートを受け取り、比較的小面
積の接触部を介して一時的に保持するプレート保持部
と;前記プレート保持部の近傍に配置され、ガラスプレ
ートに帯電する電荷と逆極性に帯電したイオン化ガスを
前記ガラスプレートの搬送中に前記プレート保持部周辺
に常時吹き出す吹出手段と;前記プレート保持部に保持
されたガラスプレートを後工程の処理部に向けて搬出す
る搬出手段と;前記ガラスプレートが前記プレート保持
部上に所定時間保持されるように、前記ガラスプレート
の搬送工程を管理する管理手段とを有する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
ラスプレート搬送装置において、前記プレート保持部は
上下動可能で、下降位置で前記搬入手段及び前記搬出手
段との間でガラスプレートの受け渡しが可能な構成とさ
れ、前記管理手段は、前記搬入手段により搬入されたガ
ラスプレートを上昇位置で所定時間保持させるべく、前
記プレート保持部の上下動を管理することを特徴とす
る。
ラスプレート搬送装置において、前記プレート保持部は
上下動可能で、下降位置で前記搬入手段及び前記搬出手
段との間でガラスプレートの受け渡しが可能な構成とさ
れ、前記管理手段は、前記搬入手段により搬入されたガ
ラスプレートを上昇位置で所定時間保持させるべく、前
記プレート保持部の上下動を管理することを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載のガ
ラスプレート搬送装置において、前記管理手段は、前記
搬入手段によりガラスプレートが前記プレート保持部上
に載置されてから所定時間後にガラスプレートの搬出を
開始するよう前記搬出手段の動作を管理することを特徴
とする。
ラスプレート搬送装置において、前記管理手段は、前記
搬入手段によりガラスプレートが前記プレート保持部上
に載置されてから所定時間後にガラスプレートの搬出を
開始するよう前記搬出手段の動作を管理することを特徴
とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載のガラスプレート搬送装置において、
前記プレート保持部の近傍に、当該プレート保持部に保
持されたガラスプレートに帯電した電荷量を検出する電
荷量検出センサを設け、前記管理手段は、前記電荷量検
出センサの検出電荷量が一定値以下に低下したときに前
記所定時間が経過したものと判断することを特徴とす
る。
のいずれかに記載のガラスプレート搬送装置において、
前記プレート保持部の近傍に、当該プレート保持部に保
持されたガラスプレートに帯電した電荷量を検出する電
荷量検出センサを設け、前記管理手段は、前記電荷量検
出センサの検出電荷量が一定値以下に低下したときに前
記所定時間が経過したものと判断することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、搬入手段により
ガラスプレートが搬入されると、プレート保持部ではこ
の搬入されたガラスプレートを受け取り、比較的小面積
の接触部を介して一時的に保持する。このとき、プレー
ト保持部の近傍に配置された吹出手段からガラスプレー
トに帯電する電荷と逆極性に帯電したイオン化ガスがプ
レート保持部周辺に常時吹き出されている。このため、
イオン化ガスがガラスプレートの表面は勿論裏面側まで
十分に回り込み、当該ガラスプレートに帯電した静電気
が電気的に中和される。この場合、管理手段では、ガラ
スプレートがプレート保持部上に所定時間保持されるよ
うに、ガラスプレートの搬送工程を管理していることか
ら、多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこ
れを十分に除去できる。所定時間が経過し、静電気が除
去されると、プレート保持部に保持されたガラスプレー
トが搬出手段によって後工程の処理部に向けて搬出され
る。
ガラスプレートが搬入されると、プレート保持部ではこ
の搬入されたガラスプレートを受け取り、比較的小面積
の接触部を介して一時的に保持する。このとき、プレー
ト保持部の近傍に配置された吹出手段からガラスプレー
トに帯電する電荷と逆極性に帯電したイオン化ガスがプ
レート保持部周辺に常時吹き出されている。このため、
イオン化ガスがガラスプレートの表面は勿論裏面側まで
十分に回り込み、当該ガラスプレートに帯電した静電気
が電気的に中和される。この場合、管理手段では、ガラ
スプレートがプレート保持部上に所定時間保持されるよ
うに、ガラスプレートの搬送工程を管理していることか
ら、多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこ
れを十分に除去できる。所定時間が経過し、静電気が除
去されると、プレート保持部に保持されたガラスプレー
トが搬出手段によって後工程の処理部に向けて搬出され
る。
【0016】請求項2記載の発明によれば、管理手段に
よって、搬入手段により搬入されたガラスプレートを上
昇位置で所定時間保持させるべく、プレート保持部の上
下動が管理される。従って、請求項1記載の発明と同様
に、多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこ
れを十分に除去できる。
よって、搬入手段により搬入されたガラスプレートを上
昇位置で所定時間保持させるべく、プレート保持部の上
下動が管理される。従って、請求項1記載の発明と同様
に、多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこ
れを十分に除去できる。
【0017】請求項3記載の発明によれば、管理手段
は、搬入手段によりガラスプレートがプレート保持部上
に載置されてから所定時間後にガラスプレートの搬出を
開始するよう搬出手段の動作を管理する。従って、この
場合も請求項1記載の発明と同様に、多量の静電気がガ
ラスプレートに帯電していてもこれを十分に除去でき
る。
は、搬入手段によりガラスプレートがプレート保持部上
に載置されてから所定時間後にガラスプレートの搬出を
開始するよう搬出手段の動作を管理する。従って、この
場合も請求項1記載の発明と同様に、多量の静電気がガ
ラスプレートに帯電していてもこれを十分に除去でき
る。
【0018】請求項4記載の発明によれば、管理手段
は、電荷量検出センサの検出電荷量が一定値以下に低下
したときに所定時間が経過したものと判断する。従っ
て、ガラスプレートに帯電した電荷量の大小に拘らず、
十分な帯電除去がなされた時点で速やかにガラスプレー
トを次工程の処理部に向けて搬出させることが可能とな
る。
は、電荷量検出センサの検出電荷量が一定値以下に低下
したときに所定時間が経過したものと判断する。従っ
て、ガラスプレートに帯電した電荷量の大小に拘らず、
十分な帯電除去がなされた時点で速やかにガラスプレー
トを次工程の処理部に向けて搬出させることが可能とな
る。
【0019】
《第1実施例》以下、本発明の第1実施例を図1ないし
図6に基づいて説明する。
図6に基づいて説明する。
【0020】図1には、液晶用露光装置の一部を構成す
る第1実施例に係るガラスプレート搬送装置10の概略
構成が示されている。このガラスプレート搬送装置10
は、ガラスプレート12を矢印Aで示される搬送方向に
沿って搬送する第1の搬送アーム14と、この第1の搬
送アームより所定距離を隔てた搬送方向(矢印A方向)
下流側に配置された第2の搬送アーム16とを備えてい
る。
る第1実施例に係るガラスプレート搬送装置10の概略
構成が示されている。このガラスプレート搬送装置10
は、ガラスプレート12を矢印Aで示される搬送方向に
沿って搬送する第1の搬送アーム14と、この第1の搬
送アームより所定距離を隔てた搬送方向(矢印A方向)
下流側に配置された第2の搬送アーム16とを備えてい
る。
【0021】第1の搬送アーム14は、水平面に沿って
配置された略コ字状の板状部材から成り、凹部14Aが
搬送方向に向けて配設されている。この第1の搬送アー
ム14は、図1では図示を省略したが、実際には、第1
モータ18(図2参照)によって駆動される図示しない
ベルト機構に取り付けられており、これによって矢印A
方向及びこれと反対方向に往復移動可能とされている。
配置された略コ字状の板状部材から成り、凹部14Aが
搬送方向に向けて配設されている。この第1の搬送アー
ム14は、図1では図示を省略したが、実際には、第1
モータ18(図2参照)によって駆動される図示しない
ベルト機構に取り付けられており、これによって矢印A
方向及びこれと反対方向に往復移動可能とされている。
【0022】第2の搬送アーム16は、第1の搬送アー
ム14と同一面に沿って配置された略コ字状の板状部材
から成り、凹部16Aが凹部14Aと対向する状態で配
設されている。この第2の搬送アーム16も、図1では
図示を省略したが、実際には、第2モータ20(図2参
照)によって駆動される図示しないベルト機構に取り付
けられており、これによって矢印A方向及びこれと反対
方向に往復移動可能とされている。
ム14と同一面に沿って配置された略コ字状の板状部材
から成り、凹部16Aが凹部14Aと対向する状態で配
設されている。この第2の搬送アーム16も、図1では
図示を省略したが、実際には、第2モータ20(図2参
照)によって駆動される図示しないベルト機構に取り付
けられており、これによって矢印A方向及びこれと反対
方向に往復移動可能とされている。
【0023】これら両搬送アーム14、16の中間に
は、温度調整ステージ22が両搬送アーム14、16の
移動面より幾分下方に設けられており、この温度調整ス
テージ22は、実際には図示しないチャンバに水平に固
定されている。この温度調整ステージ22は、外部から
チャンバ内に搬入されるガラスプレート14をその上面
に密着させることにより所定の温度、例えば23℃に設
定するためのステージで、図示しない温度コントローラ
によって温度管理されている。この温度調整ステージ2
2には、図1に示される如く、これを鉛直方向に貫通し
た状態でプレート保持部としての4本のピン部材24が
設けられており、これら4本のピン部材24の下端は、
水平プレート26を介して一体化されている。この水平
プレート26の下面には、鉛直方向に配置されたピスト
ンロッド28の一端が固着されている。このピストンロ
ッド28の他端は、回転運動を直線運動に変換する図示
しない動力変換機構(例えば、偏心カム機構)に連結さ
れ、この動力変換機構によってピストンロッド28と一
体的に4本のピン部材24が矢印B方向及びこれと反対
方向に沿って上下動される構成となっている。図2に
は、この動力変換機構を駆動する第3モータ30が示さ
れている。なお、ピストンロッド28、及び第1、第2
の搬送アーム14、16をエアーシリンダ等で駆動する
ことも可能である。
は、温度調整ステージ22が両搬送アーム14、16の
移動面より幾分下方に設けられており、この温度調整ス
テージ22は、実際には図示しないチャンバに水平に固
定されている。この温度調整ステージ22は、外部から
チャンバ内に搬入されるガラスプレート14をその上面
に密着させることにより所定の温度、例えば23℃に設
定するためのステージで、図示しない温度コントローラ
によって温度管理されている。この温度調整ステージ2
2には、図1に示される如く、これを鉛直方向に貫通し
た状態でプレート保持部としての4本のピン部材24が
設けられており、これら4本のピン部材24の下端は、
水平プレート26を介して一体化されている。この水平
プレート26の下面には、鉛直方向に配置されたピスト
ンロッド28の一端が固着されている。このピストンロ
ッド28の他端は、回転運動を直線運動に変換する図示
しない動力変換機構(例えば、偏心カム機構)に連結さ
れ、この動力変換機構によってピストンロッド28と一
体的に4本のピン部材24が矢印B方向及びこれと反対
方向に沿って上下動される構成となっている。図2に
は、この動力変換機構を駆動する第3モータ30が示さ
れている。なお、ピストンロッド28、及び第1、第2
の搬送アーム14、16をエアーシリンダ等で駆動する
ことも可能である。
【0024】また、温度調整ステージ22には、図1で
は図示を省略したが、実際には、真空ポンプ32(図2
参照)に接続されたバキューム用の小孔が多数穿設され
ており、これらの小孔(図示省略)を介して後述するよ
うにガラスプレート12が真空吸着され、密着されるよ
うになっている。また、4本のピン部材24の上端面は
同一水平面に位置し、これらの上端面によって小面積の
ガラスプレート12との接触部が構成されている。本実
施例では、ピン部材24としては、直径1cm程度の円
形断面のものが使用されている。
は図示を省略したが、実際には、真空ポンプ32(図2
参照)に接続されたバキューム用の小孔が多数穿設され
ており、これらの小孔(図示省略)を介して後述するよ
うにガラスプレート12が真空吸着され、密着されるよ
うになっている。また、4本のピン部材24の上端面は
同一水平面に位置し、これらの上端面によって小面積の
ガラスプレート12との接触部が構成されている。本実
施例では、ピン部材24としては、直径1cm程度の円
形断面のものが使用されている。
【0025】更に、温度調整ステージ22の上方で第
1、第2の搬送アーム14、16の移動面より幾分高い
位置には、細長い直方体状の吹出手段としてのイオン化
エアバー34が水平方向でかつ搬送直交方向に配置され
ている。このイオン化エアバー34は、プラスの電荷を
出す電極とマイナスの電荷を出す電極の両方を備え、そ
れぞれ独立した吹出孔からイオン化空気を吹き出すもの
であるが、以後の説明では、ガラスプレート12は通常
プラスに帯電するので、イオン化エアバー34からはマ
イナスに帯電したイオン化空気(イオン化ガスの一種)
が吹き出されるものとする。このイオン化エアバー34
は、配管(配線を含む)36を介してコントロールボッ
クス38に接続されいる。このコントロールボックス3
8は、実際には、図示しないチャンバの外壁に固定され
ている。ガラスプレート搬送装置10の作動中は、イオ
ン化エアバー34からはマイナスに帯電したイオン化空
気が常時チャンバ内の温度調整ステージ22周辺に吹出
されている。
1、第2の搬送アーム14、16の移動面より幾分高い
位置には、細長い直方体状の吹出手段としてのイオン化
エアバー34が水平方向でかつ搬送直交方向に配置され
ている。このイオン化エアバー34は、プラスの電荷を
出す電極とマイナスの電荷を出す電極の両方を備え、そ
れぞれ独立した吹出孔からイオン化空気を吹き出すもの
であるが、以後の説明では、ガラスプレート12は通常
プラスに帯電するので、イオン化エアバー34からはマ
イナスに帯電したイオン化空気(イオン化ガスの一種)
が吹き出されるものとする。このイオン化エアバー34
は、配管(配線を含む)36を介してコントロールボッ
クス38に接続されいる。このコントロールボックス3
8は、実際には、図示しないチャンバの外壁に固定され
ている。ガラスプレート搬送装置10の作動中は、イオ
ン化エアバー34からはマイナスに帯電したイオン化空
気が常時チャンバ内の温度調整ステージ22周辺に吹出
されている。
【0026】図2には、本装置10の制御系の構成が概
略的に示されている。この制御系は、管理手段としての
コントローラ40を中心として構成されている。このコ
ントローラ40は、CPU(中央処理装置)、ROM
(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)、入力インタフェース及び出力インタフ
ェース等を含むいわゆるマイクロコンピュータから構成
されている。このコントローラ40の出力端には、前述
した第1モータ18、第2モータ20及び第3モータ3
0をそれぞれ駆動する第1モータ駆動回路42、第2モ
ータ駆動回路44及び第3モータ駆動回路46が接続さ
れている。第1モータ18、第2モータ20及び第3モ
ータ30として、本実施例では、ステッピング・モータ
(パルスモータ)が使用され、これらのモータ18、2
0、30がそれぞれの駆動回路42、44、46を介し
てコントローラ40によりオープンループ制御される。
略的に示されている。この制御系は、管理手段としての
コントローラ40を中心として構成されている。このコ
ントローラ40は、CPU(中央処理装置)、ROM
(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)、入力インタフェース及び出力インタフ
ェース等を含むいわゆるマイクロコンピュータから構成
されている。このコントローラ40の出力端には、前述
した第1モータ18、第2モータ20及び第3モータ3
0をそれぞれ駆動する第1モータ駆動回路42、第2モ
ータ駆動回路44及び第3モータ駆動回路46が接続さ
れている。第1モータ18、第2モータ20及び第3モ
ータ30として、本実施例では、ステッピング・モータ
(パルスモータ)が使用され、これらのモータ18、2
0、30がそれぞれの駆動回路42、44、46を介し
てコントローラ40によりオープンループ制御される。
【0027】また、コントローラ40の出力端には、前
述した真空ポンプ32のスイッチ48も接続されてい
る。
述した真空ポンプ32のスイッチ48も接続されてい
る。
【0028】次に、コントローラ40内CPUの主要な
制御アルゴリズムを示す図3のフローチャートを中心と
して、図1及び図4ないし図6を参照しつつ本第1実施
例の動作を説明する。
制御アルゴリズムを示す図3のフローチャートを中心と
して、図1及び図4ないし図6を参照しつつ本第1実施
例の動作を説明する。
【0029】この制御アルゴリズムがスタートするの
は、ガラスプレート12が図示しない外部の搬送手段か
ら第1の搬送アーム14に受け渡されたときである。こ
の状態が図1に示されている。
は、ガラスプレート12が図示しない外部の搬送手段か
ら第1の搬送アーム14に受け渡されたときである。こ
の状態が図1に示されている。
【0030】ステップ100で第1モータ駆動回路42
へ制御信号を送出し、第1モータ18を駆動して第1の
搬送アーム14を温度調整ステージ22上方まで移動さ
せる。このとき、平面視では第1の搬送アーム14の凹
部14A内へ4本のピン部材24が入り込んだ状態とな
っている。
へ制御信号を送出し、第1モータ18を駆動して第1の
搬送アーム14を温度調整ステージ22上方まで移動さ
せる。このとき、平面視では第1の搬送アーム14の凹
部14A内へ4本のピン部材24が入り込んだ状態とな
っている。
【0031】次のステップ102で第3モータ駆動回路
46へ制御信号を送出し、第3モータ30を駆動してピ
ン部材24を上方(矢印B方向)へ所定量駆動した後、
ステップ104へ進んで第1モータ駆動回路42を介し
て第1の搬送アーム14を反矢印A方向に駆動して元の
位置へ退避させる。これにより、図4に示されるよう
に、4本のピン部材24によりガラスプレート12が下
方から支持された状態となる。
46へ制御信号を送出し、第3モータ30を駆動してピ
ン部材24を上方(矢印B方向)へ所定量駆動した後、
ステップ104へ進んで第1モータ駆動回路42を介し
て第1の搬送アーム14を反矢印A方向に駆動して元の
位置へ退避させる。これにより、図4に示されるよう
に、4本のピン部材24によりガラスプレート12が下
方から支持された状態となる。
【0032】次のステップ106では、第3モータ駆動
回路46を介してピン部材24を所定量下方(反矢印B
方向)へ駆動した後、ステップ108に進んで真空ポン
プ32のスイッチ48をオン(ON)にする。これによ
り、ガラスプレート12が下降して温度調整ステージ2
2に真空吸着され、両者が密着する。この状態が図5に
示されている。
回路46を介してピン部材24を所定量下方(反矢印B
方向)へ駆動した後、ステップ108に進んで真空ポン
プ32のスイッチ48をオン(ON)にする。これによ
り、ガラスプレート12が下降して温度調整ステージ2
2に真空吸着され、両者が密着する。この状態が図5に
示されている。
【0033】次のステップ110では、図示しない第1
タイマー用カウンタをリセット(カウント値n→0)し
た後、ステップ112に進んでカウント値nが予め定め
た値n0 以上であるか否かを判断する。これは、ガラス
プレート12と温度調整ステージ22との間の熱伝導現
象が平衡状態に達し、両者が同一温度になる時間とし
て、予め実験等で求めた時間(ここでは便宜上tとす
る)が経過したか否かを判断する必要があるからであ
る。
タイマー用カウンタをリセット(カウント値n→0)し
た後、ステップ112に進んでカウント値nが予め定め
た値n0 以上であるか否かを判断する。これは、ガラス
プレート12と温度調整ステージ22との間の熱伝導現
象が平衡状態に達し、両者が同一温度になる時間とし
て、予め実験等で求めた時間(ここでは便宜上tとす
る)が経過したか否かを判断する必要があるからであ
る。
【0034】このステップ112における判断が否定さ
れた場合には、ステップ114に進んで第1タイマー用
カウンタを1インクリメント(n+1→n)した後、ス
テップ112に戻り、以後ステップ112における判断
が肯定されるまで、ステップ112、114の判断・処
理を繰り返す。
れた場合には、ステップ114に進んで第1タイマー用
カウンタを1インクリメント(n+1→n)した後、ス
テップ112に戻り、以後ステップ112における判断
が肯定されるまで、ステップ112、114の判断・処
理を繰り返す。
【0035】時間tが経過してステップ112の判断が
肯定されると、ステップ116に進んで真空ポンプ32
のスイッチ48をオフ(OFF)にして真空吸着を解除
した後、ステップ118へ進んでピン部材24を所定量
上方(矢印B方向)へ駆動する。これにより、ガラスプ
レート12が温度調整ステージ22から離れて上方へ持
ち上げられ、再び図4の状態となる。このときに、ガラ
スプレート12に剥離帯電が生じることがある。
肯定されると、ステップ116に進んで真空ポンプ32
のスイッチ48をオフ(OFF)にして真空吸着を解除
した後、ステップ118へ進んでピン部材24を所定量
上方(矢印B方向)へ駆動する。これにより、ガラスプ
レート12が温度調整ステージ22から離れて上方へ持
ち上げられ、再び図4の状態となる。このときに、ガラ
スプレート12に剥離帯電が生じることがある。
【0036】次のステップ120では、図示しない第2
タイマー用カウンタをリセット(カウント値N→0)し
た後、ステップ122に進んでカウント値Nが静電気除
去の基準として予め定めた値N0 以上であるか否かを判
断する。これは、予め定めた所定時間(ここでは、便宜
上Tとする)の間、ガラスプレート12を図4の位置に
保持するためである。即ち、ガラスプレート12は小面
積の接触部を介してピン部材24により4点で支持され
ているため、これを、イオン化エアバー34から吹き出
されるマイナスに帯電したイオン化空気が当たり易い位
置に、所定時間T保持することにより、ガラスプレート
12の表面は勿論、裏側にまでイオン化空気が十分に回
り込んで、ガラスプレート12に帯電した静電気(プラ
スの電荷)が充分に電気的に中和されることが期待でき
るからである。
タイマー用カウンタをリセット(カウント値N→0)し
た後、ステップ122に進んでカウント値Nが静電気除
去の基準として予め定めた値N0 以上であるか否かを判
断する。これは、予め定めた所定時間(ここでは、便宜
上Tとする)の間、ガラスプレート12を図4の位置に
保持するためである。即ち、ガラスプレート12は小面
積の接触部を介してピン部材24により4点で支持され
ているため、これを、イオン化エアバー34から吹き出
されるマイナスに帯電したイオン化空気が当たり易い位
置に、所定時間T保持することにより、ガラスプレート
12の表面は勿論、裏側にまでイオン化空気が十分に回
り込んで、ガラスプレート12に帯電した静電気(プラ
スの電荷)が充分に電気的に中和されることが期待でき
るからである。
【0037】ステップ122における判断が否定された
場合には、ステップ124に進んで第2タイマー用カウ
ンタを1インクリメント(N+1→N)した後、ステッ
プ122に戻り、以後ステップ122における判断が肯
定されるまで、ステップ122、124の判断・処理を
繰り返す。
場合には、ステップ124に進んで第2タイマー用カウ
ンタを1インクリメント(N+1→N)した後、ステッ
プ122に戻り、以後ステップ122における判断が肯
定されるまで、ステップ122、124の判断・処理を
繰り返す。
【0038】所定時間Tが経過し、ステップ122の判
断が肯定されると、ステップ126に進んで第2モータ
駆動回路44に制御信号を送出して第2モータ20を駆
動し、第2の搬送アーム16を温度調整ステージ22の
上方、即ちガラスプレート12の下方へ移動させた後、
ステップ128に進んで第3モータ駆動回路46を介し
てピン部材24を所定量下方(反矢印B方向)へ駆動す
る。これにより、ガラスプレート12が第2の搬送アー
ム16上に移載される。
断が肯定されると、ステップ126に進んで第2モータ
駆動回路44に制御信号を送出して第2モータ20を駆
動し、第2の搬送アーム16を温度調整ステージ22の
上方、即ちガラスプレート12の下方へ移動させた後、
ステップ128に進んで第3モータ駆動回路46を介し
てピン部材24を所定量下方(反矢印B方向)へ駆動す
る。これにより、ガラスプレート12が第2の搬送アー
ム16上に移載される。
【0039】次のステップ130では、第2モータ駆動
回路44を介して第2の搬送アーム16を次工程の処理
部へ向けて搬送方向(矢印A方向)へ駆動する。この状
態が、図6に示されている。
回路44を介して第2の搬送アーム16を次工程の処理
部へ向けて搬送方向(矢印A方向)へ駆動する。この状
態が、図6に示されている。
【0040】ここまでの説明からわかるように、本第1
実施例では、第1の搬送アーム14と第1モータ18に
よって駆動される図示しないベルト機構とによって搬入
手段が構成され、第2の搬送アーム16と第2モータ2
0によって駆動される図示しないベルト機構とによって
搬出手段が構成されている。
実施例では、第1の搬送アーム14と第1モータ18に
よって駆動される図示しないベルト機構とによって搬入
手段が構成され、第2の搬送アーム16と第2モータ2
0によって駆動される図示しないベルト機構とによって
搬出手段が構成されている。
【0041】以上説明したように、本第1実施例による
と、搬送工程中に、ガラスプレート12は比較的接触面
積の小さいピン部材24上に所定時間Tの間保持され、
その近傍に配置されたイオン化エアバー34から吹き出
されるイオン化空気がその表面は勿論、裏面までも充分
に回り込むことから、従来の装置に比較して帯電除去効
率が向上する。従って、ガラスプレート12が多量の静
電気を帯びている場合であっても、充分に静電気を電気
的に中和した状態で、次工程の処理部へと受け渡すこと
が可能となり、ガラスプレート12に帯電した静電気に
起因する次工程での不具合を未然に防止することが可能
である。
と、搬送工程中に、ガラスプレート12は比較的接触面
積の小さいピン部材24上に所定時間Tの間保持され、
その近傍に配置されたイオン化エアバー34から吹き出
されるイオン化空気がその表面は勿論、裏面までも充分
に回り込むことから、従来の装置に比較して帯電除去効
率が向上する。従って、ガラスプレート12が多量の静
電気を帯びている場合であっても、充分に静電気を電気
的に中和した状態で、次工程の処理部へと受け渡すこと
が可能となり、ガラスプレート12に帯電した静電気に
起因する次工程での不具合を未然に防止することが可能
である。
【0042】なお、上記第1実施例では、ガラスプレー
ト12の電気的中和のため、ピン部材24を上昇位置に
静止させるためのタイマー機能をソフトウェアで実現す
る場合を例示したが、ハードウェアタイマーを用いても
よい。ハードウェアタイマーを使用する場合は、このタ
イマーを操作し易いように、チャンバ外に設けることが
望ましい。
ト12の電気的中和のため、ピン部材24を上昇位置に
静止させるためのタイマー機能をソフトウェアで実現す
る場合を例示したが、ハードウェアタイマーを用いても
よい。ハードウェアタイマーを使用する場合は、このタ
イマーを操作し易いように、チャンバ外に設けることが
望ましい。
【0043】これまでの説明から明らかなように、上記
第1実施例では、多量の静電気が搬送中のガラスプレー
ト12に帯電した場合をも考慮して充分な帯電除去効果
を確保するために、所定時間Tとして充分に長い時間を
設定する必要があるが、ガラスプレート12に帯電した
静電気の量が少ない場合にも、充分に長い時間、ガラス
プレート12を上昇位置で静止させることは、スループ
ットを不必要に低下させる原因ともなりかねない。かか
る点を考慮すれば、ガラスプレート12に帯電した静電
気の量に応じて時間Tを増減できれば、最も効率良く、
静電気除去効果とスループットの両面を満足させること
ができて便利である。このような観点からなされたの
が、以下の第2実施例である。
第1実施例では、多量の静電気が搬送中のガラスプレー
ト12に帯電した場合をも考慮して充分な帯電除去効果
を確保するために、所定時間Tとして充分に長い時間を
設定する必要があるが、ガラスプレート12に帯電した
静電気の量が少ない場合にも、充分に長い時間、ガラス
プレート12を上昇位置で静止させることは、スループ
ットを不必要に低下させる原因ともなりかねない。かか
る点を考慮すれば、ガラスプレート12に帯電した静電
気の量に応じて時間Tを増減できれば、最も効率良く、
静電気除去効果とスループットの両面を満足させること
ができて便利である。このような観点からなされたの
が、以下の第2実施例である。
【0044】《第2実施例》次に、本発明の第2実施例
を図7ないし図9に基づいて説明する。ここで、前述し
た第1実施例と同一若しくは同等の構成部分について
は、同一の符号を付すと共にその説明を簡略にし若しく
は省略するものとする。
を図7ないし図9に基づいて説明する。ここで、前述し
た第1実施例と同一若しくは同等の構成部分について
は、同一の符号を付すと共にその説明を簡略にし若しく
は省略するものとする。
【0045】この第2実施例は、図7に示されるよう
に、前述したピン部材24の最上位位置の近傍にガラス
プレート12に帯電した電荷量を非接触にて検出する電
荷量検出センサとしての静電気モニタ50が設けられて
いる点に特徴を有する。
に、前述したピン部材24の最上位位置の近傍にガラス
プレート12に帯電した電荷量を非接触にて検出する電
荷量検出センサとしての静電気モニタ50が設けられて
いる点に特徴を有する。
【0046】この静電気モニタ50の出力(検出電荷
量)は、図8に示されるように、コントローラ40に入
力されるようになっている。
量)は、図8に示されるように、コントローラ40に入
力されるようになっている。
【0047】この第2実施例では、上記の点を除けば、
コントローラ40の制御アルゴリズムが第1実施例と異
なるのみで、その他の部分構成は第1実施例と同一であ
るので、以下、コントローラ40内CPUの制御アルゴ
リズムを示す図9のフローチャートに基づいて第2実施
例の動作について説明する。
コントローラ40の制御アルゴリズムが第1実施例と異
なるのみで、その他の部分構成は第1実施例と同一であ
るので、以下、コントローラ40内CPUの制御アルゴ
リズムを示す図9のフローチャートに基づいて第2実施
例の動作について説明する。
【0048】ステップ200〜ステップ218まで第1
実施例におけるステップ100〜ステップ118と同様
の処理・判断を行なう。
実施例におけるステップ100〜ステップ118と同様
の処理・判断を行なう。
【0049】次のステップ220において静電気モニタ
50の出力Mを読み込み、ステップ222に進んで上記
ステップ220で読み込んだ出力Mが静電気除去の基準
として予め定めた値M0 以下であるか否かを判断する。
このステップ222における判断が否定された場合、即
ちガラスプレート12に帯電した静電気のレベルが十分
なレベルまで低下していないときは、ステップ220に
戻り、以後ステップ220、222の処理・判断を繰り
返す。
50の出力Mを読み込み、ステップ222に進んで上記
ステップ220で読み込んだ出力Mが静電気除去の基準
として予め定めた値M0 以下であるか否かを判断する。
このステップ222における判断が否定された場合、即
ちガラスプレート12に帯電した静電気のレベルが十分
なレベルまで低下していないときは、ステップ220に
戻り、以後ステップ220、222の処理・判断を繰り
返す。
【0050】イオン化エアバー34から吹き出されるマ
イナスに帯電したイオン化空気によりガラスプレート1
2に帯電した静電気が電気的に中和され、十分なレベル
まで帯電量が低下すると、ステップ222における判断
が肯定されるので、ステップ226に進んで、以後ステ
ップ226〜232において第1実施例のステップ12
6〜132と同様の処理を行なう。
イナスに帯電したイオン化空気によりガラスプレート1
2に帯電した静電気が電気的に中和され、十分なレベル
まで帯電量が低下すると、ステップ222における判断
が肯定されるので、ステップ226に進んで、以後ステ
ップ226〜232において第1実施例のステップ12
6〜132と同様の処理を行なう。
【0051】このように、本第2実施例では、静電気モ
ニタ50の検出電荷量が一定値M0以下に低下した時点
で、コントローラ40が、前述した第1実施例における
所定時間Tが経過したものと判断した場合と同様の結果
となっている。
ニタ50の検出電荷量が一定値M0以下に低下した時点
で、コントローラ40が、前述した第1実施例における
所定時間Tが経過したものと判断した場合と同様の結果
となっている。
【0052】以上説明した本第2実施例によると、第1
実施例と同等の効果を得られる他、ステップ222にお
ける判断が肯定される時点は、ガラスプレート12に帯
電した静電気の量(電荷量)に応じて早くなったり遅く
なったりすることから、ガラスプレート12の帯電量の
大小に拘らず、静電気が十分に中和された時点で速やか
に第2の搬送アーム16によりガラスプレート12が次
工程の処理部へ搬出され、これにより不必要にガラスプ
レート12を停止させてスループットを低下させること
なく、静電気除去効果を十分に確保することが可能とな
る。従って、最も効率良く、静電気除去効果とスループ
ットの両面を満足させることができる。
実施例と同等の効果を得られる他、ステップ222にお
ける判断が肯定される時点は、ガラスプレート12に帯
電した静電気の量(電荷量)に応じて早くなったり遅く
なったりすることから、ガラスプレート12の帯電量の
大小に拘らず、静電気が十分に中和された時点で速やか
に第2の搬送アーム16によりガラスプレート12が次
工程の処理部へ搬出され、これにより不必要にガラスプ
レート12を停止させてスループットを低下させること
なく、静電気除去効果を十分に確保することが可能とな
る。従って、最も効率良く、静電気除去効果とスループ
ットの両面を満足させることができる。
【0053】なお、上記第1、第2実施例では、温度調
整ステージ22が設けられている場合を例示したが、チ
ャンバ内に搬入する前にチャンバ内とほぼ同一温度にガ
ラスプレート12の温度が調整されている場合、あるい
は温度調整が不要な場合は、温度調整ステージ22を設
ける必要はない。
整ステージ22が設けられている場合を例示したが、チ
ャンバ内に搬入する前にチャンバ内とほぼ同一温度にガ
ラスプレート12の温度が調整されている場合、あるい
は温度調整が不要な場合は、温度調整ステージ22を設
ける必要はない。
【0054】また、上記第1、第2実施例では、時間t
の間、温度調整ステージ22とガラスプレート12とを
密着させることによってガラスプレート12の温度調整
を行なう場合を例示したが、実施に当たっては、温度調
整ステージ22の温度管理のために設けられている温度
センサの出力をモニタしてこの温度センサの出力が一定
時間以上設定値を維持する場合に、温度調整が完了した
と判断するようにすることが望ましい。
の間、温度調整ステージ22とガラスプレート12とを
密着させることによってガラスプレート12の温度調整
を行なう場合を例示したが、実施に当たっては、温度調
整ステージ22の温度管理のために設けられている温度
センサの出力をモニタしてこの温度センサの出力が一定
時間以上設定値を維持する場合に、温度調整が完了した
と判断するようにすることが望ましい。
【0055】なお、上記第1、第2実施例では、温度調
整ステージ22のみに真空吸着用の孔が形成された場合
を例示したが、これと共に、ピン部材24の上端面に吸
着パッドを設け、このパッドを介してガラスプレート1
2がピン部材24に真空吸着されるように構成しても良
い。
整ステージ22のみに真空吸着用の孔が形成された場合
を例示したが、これと共に、ピン部材24の上端面に吸
着パッドを設け、このパッドを介してガラスプレート1
2がピン部材24に真空吸着されるように構成しても良
い。
【0056】また、上記第1、第2実施例では、ガラス
プレート12に帯電した静電気を電気的に中和するため
にイオン化ガスとしてイオン化空気を使用する場合を例
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、装
置に影響を与えない気体であれば他のものを使用しても
良い。
プレート12に帯電した静電気を電気的に中和するため
にイオン化ガスとしてイオン化空気を使用する場合を例
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、装
置に影響を与えない気体であれば他のものを使用しても
良い。
【0057】なお、上記第1、第2実施例で説明した第
1、第2の搬送アーム14、16及びピン部材24の形
状及び動作方向、動作方法は代表例的な例であって、本
発明がこれに限定されるものではない。例えば、ピン部
材24は固定で、第1、第2の搬送アーム14、16が
水平移動に加え、上下動をもする構成としても良い。こ
のようにした場合には、コントローラ40では、ガラス
プレート12がピン部材24上に載置されてから所定時
間経過後、又は静電気モニタ50の検出電荷量が所定レ
ベル以下に低下したときにガラスプレート12の搬出を
開始するように、第2の搬送アーム16の動作を管理す
るようにすれば、上記第1実施例、又は第2実施例と同
等の効果を得ることができる。
1、第2の搬送アーム14、16及びピン部材24の形
状及び動作方向、動作方法は代表例的な例であって、本
発明がこれに限定されるものではない。例えば、ピン部
材24は固定で、第1、第2の搬送アーム14、16が
水平移動に加え、上下動をもする構成としても良い。こ
のようにした場合には、コントローラ40では、ガラス
プレート12がピン部材24上に載置されてから所定時
間経過後、又は静電気モニタ50の検出電荷量が所定レ
ベル以下に低下したときにガラスプレート12の搬出を
開始するように、第2の搬送アーム16の動作を管理す
るようにすれば、上記第1実施例、又は第2実施例と同
等の効果を得ることができる。
【0058】また、上記第1、第2実施例では、吹出手
段としてのイオン化エアバー34を1つ設ける場合を例
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吹
出手段を複数設けても良い。例えば、図10に示される
ように、イオン化エアバー34をガラスプレート12が
所定時間保持されるピン部材24の最上位位置の上下で
搬送方向上流側と下流側に上下各一対、合計4つ配置し
ても良い。このようにすれば。ピン部材24は小面積の
接触部を介してガラスプレート12を保持しているだけ
なので、ガラスプレート12の下方からもイオン化エア
バー34によりイオン化空気を吹き付けることができ、
より一層効率のよい静電気除去効果が期待できる。
段としてのイオン化エアバー34を1つ設ける場合を例
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、吹
出手段を複数設けても良い。例えば、図10に示される
ように、イオン化エアバー34をガラスプレート12が
所定時間保持されるピン部材24の最上位位置の上下で
搬送方向上流側と下流側に上下各一対、合計4つ配置し
ても良い。このようにすれば。ピン部材24は小面積の
接触部を介してガラスプレート12を保持しているだけ
なので、ガラスプレート12の下方からもイオン化エア
バー34によりイオン化空気を吹き付けることができ、
より一層効率のよい静電気除去効果が期待できる。
【0059】さらに、上記実施例レベルで考えれば明ら
かなように、本発明は、搬送工程上に小面積の接触部を
介してガラスプレート12を一時的に保持するプレート
保持部(上記実施例ではピン部材24)があれば、この
プレート保持部に所定時間ガラスプレート12を保持さ
せるためのタイマー機能を、ソフトウェア又はハードウ
ェア的に加えるだけで実現可能であることから、大がか
りな改造を必要とせず、既存のガラスプレート搬送装置
への適用も容易である。
かなように、本発明は、搬送工程上に小面積の接触部を
介してガラスプレート12を一時的に保持するプレート
保持部(上記実施例ではピン部材24)があれば、この
プレート保持部に所定時間ガラスプレート12を保持さ
せるためのタイマー機能を、ソフトウェア又はハードウ
ェア的に加えるだけで実現可能であることから、大がか
りな改造を必要とせず、既存のガラスプレート搬送装置
への適用も容易である。
【0060】本発明は、上記の如く、ガラスプレートに
イオン化ガスが所定時間当たるようにすることをその解
決原理とするものであり、かかる観点からは、イオン化
エアバー等の吹出手段がガラスプレートの移動と同期し
て移動する構成も、その応用例として考えられる。
イオン化ガスが所定時間当たるようにすることをその解
決原理とするものであり、かかる観点からは、イオン化
エアバー等の吹出手段がガラスプレートの移動と同期し
て移動する構成も、その応用例として考えられる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこれを
十分に除去することができるという従来にない優れた効
果がある。
多量の静電気がガラスプレートに帯電していてもこれを
十分に除去することができるという従来にない優れた効
果がある。
【0062】特に、請求項4記載の発明によれば、最も
効率良く、静電気除去効果とスループットの両面を満足
させることができるという効果がある。
効率良く、静電気除去効果とスループットの両面を満足
させることができるという効果がある。
【図1】第1実施例に係るガラスプレート搬送装置の概
略構成を示す斜視図である。
略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】図2のコントローラ内CPUの制御アルゴリズ
ムを示すフローチャートである。
ムを示すフローチャートである。
【図4】図1の装置の動作説明図であって、ピン部材に
よってガラスプレートが下方から支持された状態を示す
斜視図である。
よってガラスプレートが下方から支持された状態を示す
斜視図である。
【図5】図1の装置の動作説明図であって、ガラスプレ
ートが温度調整ステージに密着した状態を示す斜視図で
ある。
ートが温度調整ステージに密着した状態を示す斜視図で
ある。
【図6】図1の装置の動作説明図であって、第2の搬送
アームによってガラスプレートが次工程へ向けて搬送さ
れる状態を示す斜視図である。
アームによってガラスプレートが次工程へ向けて搬送さ
れる状態を示す斜視図である。
【図7】第2実施例に係るガラスプレート搬送装置の概
略構成を示す斜視図である。
略構成を示す斜視図である。
【図8】図7の装置の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図9】図8のコントローラ内CPUの制御アルゴリズ
ムを示すフローチャートである。
ムを示すフローチャートである。
【図10】イオン化エアバーを複数設けた変形例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】従来のガラスプレート搬送装置を示す斜視図
である。
である。
10 ガラスプレート搬送装置 12 ガラスプレート 14 第1の搬送アーム(搬入手段) 16 第2の搬送アーム(搬出手段) 24 ピン部材(プレート保持部) 34 イオン化エアバー(吹出手段) 40 コントローラ(管理手段) 50 静電気モニタ(電荷量検出センサ)
Claims (4)
- 【請求項1】 ガラスプレートを搬入する搬入手段と;
前記搬入手段により搬入されたガラスプレートを受け取
り、比較的小面積の接触部を介して一時的に保持するプ
レート保持部と;前記プレート保持部の近傍に配置さ
れ、ガラスプレートに帯電する電荷と逆極性に帯電した
イオン化ガスを前記ガラスプレートの搬送中に前記プレ
ート保持部周辺に常時吹き出す吹出手段と;前記プレー
ト保持部に保持されたガラスプレートを後工程の処理部
に向けて搬出する搬出手段と;前記ガラスプレートが前
記プレート保持部上に所定時間保持されるように、前記
ガラスプレートの搬送工程を管理する管理手段と;を有
するガラスプレート搬送装置。 - 【請求項2】 前記プレート保持部は上下動可能で、下
降位置で前記搬入手段及び前記搬出手段との間でガラス
プレートの受け渡しが可能な構成とされ、 前記管理手段は、前記搬入手段により搬入されたガラス
プレートを上昇位置で所定時間保持させるべく、前記プ
レート保持部の上下動を管理することを特徴とする請求
項1記載のガラスプレート搬送装置。 - 【請求項3】 前記管理手段は、前記搬入手段によりガ
ラスプレートが前記プレート保持部上に載置されてから
所定時間後にガラスプレートの搬出を開始するよう前記
搬出手段の動作を管理することを特徴とする請求項1記
載のガラスプレート搬送装置。 - 【請求項4】 前記プレート保持部の近傍に、当該プレ
ート保持部に保持されたガラスプレートに帯電した電荷
量を検出する電荷量検出センサを設け、 前記管理手段は、前記電荷量検出センサの検出電荷量が
一定値以下に低下したときに前記所定時間が経過したも
のと判断することを特徴とする請求項1ないし3のいず
れかに記載のガラスプレート搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096187A JPH08273884A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | ガラスプレート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096187A JPH08273884A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | ガラスプレート搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273884A true JPH08273884A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=14158317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7096187A Pending JPH08273884A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | ガラスプレート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08273884A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066865A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-05 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
JP2014116480A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | 加工装置 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7096187A patent/JPH08273884A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066865A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-05 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
JP2014116480A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | 加工装置 |
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