JPH08273040A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH08273040A
JPH08273040A JP7642695A JP7642695A JPH08273040A JP H08273040 A JPH08273040 A JP H08273040A JP 7642695 A JP7642695 A JP 7642695A JP 7642695 A JP7642695 A JP 7642695A JP H08273040 A JPH08273040 A JP H08273040A
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JP
Japan
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chambers
cooler
storage chamber
room
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JP7642695A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Kishimura
光祥 岸村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少なくとも3つある商品貯蔵室での商品の冷
却速度を同等にし得て、万一の冷凍サイクルの交換も容
易且つ迅速にでき、更に、各商品貯蔵室の温度バランス
も良くできるようにする。 【構成】 第1ないし第4の4つある商品貯蔵室42〜
45のうちの第1の商品貯蔵室42に冷却器49を配置
し、この冷却器49で生成する冷気を主ファン50及び
主ダクト54により各商品貯蔵室42〜45に供給し、
第1の商品貯蔵室42では主ファン50により、第2な
いし第4の商品貯蔵室43〜45ではこの各室に配置し
た補助ファン80〜82によりそれぞれ冷気を流通させ
て、この冷気を戻りダクトにより冷却器49部分に戻す
循環を行なわしめるようにすることにより、1つの冷却
器49を使用するのみで、各商品貯蔵室42〜45の冷
却ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも第1,第2及
び第3の商品貯蔵室を有する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動販売機においては、商品
貯蔵室を少なくとも3つ具えたものが供されている。図
8はこのものの従来構造を示しており、販売機本体1の
内部に第1ないし第4の4つの商品貯蔵室2〜5が形成
されている。
【0003】しかして、そのうちの第1の商品貯蔵室2
には第1の冷却器6が配置されており、第3の商品貯蔵
室4に第2の冷却器7が配置されている。更に、第1な
いし第4の商品貯蔵室2〜5にはそれぞれファン8〜1
1が配置されており、上記第1及び第2の冷却器6,7
を主体とする冷凍サイクルの運転状態で、それらのファ
ン8〜11を作動させることにより、実線矢印で示すご
とく、第1の冷却器6で生成された冷気が第1及び第2
の商品貯蔵室2,3に供給されて流通された後、第1の
冷却器6部分に戻され、第2の冷却器7で生成された冷
気が第3及び第4の商品貯蔵室4,5に供給されて流通
された後、第2の冷却器7部分に戻されるようになって
おり、これらによって、第1ないし第4の4つの商品貯
蔵室2〜5のすべてを冷却状態とし、その各室2〜5に
収納された商品(図示せず)を冷却するようになってい
る。
【0004】又、第2ないし第4の商品貯蔵室3〜5に
はそれぞれヒータ12〜14を配置しており、第1の商
品貯蔵室2と第2の商品貯蔵室3との間、及び第3の商
品貯蔵室4と第4の商品貯蔵室5との間には、その各間
の通風口を開閉する仕切シャッタ15,16を設けてい
て、更に、第2の商品貯蔵室3と第4の商品貯蔵室5に
は各ヒータ12,14後方の通風口を開閉する中シャッ
タ17,18を設けている。この構成で、図9に示すよ
うに、仕切シャッタ15,16を閉じ、中シャッタ1
7,18を開けて、ファン8〜11を作動させると共
に、ヒータ12〜14を作動(発熱)させることによ
り、破線矢印で示すごとく、第2ないし第4の商品貯蔵
室3〜5に温風を流通循環させて、その各室3〜5を加
温状態とし、その各室3〜5に収納された商品(図示せ
ず)を加温するようになっている。
【0005】なお、図10は前記第1及び第2の冷却器
6,7を主体とする冷凍サイクルの全体構成を示してお
り、コンプレッサ19から、蒸発パイプ20,オイルコ
ンディショナー21,コンデンサ22,ドライヤー23
を順に経て、第1の電磁弁24及び第1のキャピラリチ
ューブ25を順に経る流路と、第2の電磁弁26,第2
のキャピラリチューブ27,及び第2の冷却器7を順に
経る流路とに分け、その後、第1の冷却器6,アキュム
レータ28,チェック弁29,サクションパイプ30を
順に経てコンプレッサ19に戻る構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動販売機
においては、冷却器に第1の冷却器6と第2の冷却器7
との2つを使用するため、冷凍サイクル中、上流側の第
2の冷却器7が冷えた後に下流側の第1の冷却器6が冷
え出すというタイムラグがあり、このため、その第2の
冷却器7で生成する冷気で冷却される第3,第4の商品
貯蔵室4,5の商品より、第1の冷却器6で生成する冷
気で冷却される第1,第2の商品貯蔵室2,3の商品の
冷却速度が遅いという問題点を有していた。
【0007】又、上記従来の自動販売機においては、第
1の冷却器6と第2の冷却器7との2つの冷却器を要す
るだけでなく、冷凍サイクルの配管構造が複雑であり、
電磁弁も第1の電磁弁24と第2の電磁弁26との2つ
を要して、更に、コンデンサ22が蒸発パイプ20やオ
イルコンディショナー21を含めて大形である等の理由
から、万一の故障時での冷凍サイクルの交換が面倒であ
り、その交換に多く(例えば1時間半ほど)の時間を要
していた。
【0008】更に、冷却器の配置されている商品貯蔵室
(第1,第3の商品貯蔵室2,4)と、冷却器の配置さ
れていない商品貯蔵室(第2,第4の商品貯蔵室3,
5)とで、通風量が相違し、その結果、各商品貯蔵室2
〜4の温度バランスが良くないという問題点も有してい
た。
【0009】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、各商品貯蔵室での商品の冷
却速度を同等にし得て、万一の冷凍サイクルの交換も容
易且つ迅速にでき、更に、各商品貯蔵室の温度バランス
も良くできる自動販売機を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動販売機においては、第1に、少なくと
も第1,第2及び第3の商品貯蔵室を有し、冷却器をそ
のうちの第1の商品貯蔵室に配置して、この冷却器で生
成する冷気を主ファン及び主ダクトにより上記各商品貯
蔵室に供給し、第1の商品貯蔵室では上記主ファンによ
り、第2及び第3の商品貯蔵室ではこの各室に配置した
補助ファンによりそれぞれ冷気を流通させて、この冷気
を戻りダクトにより上記冷却器部分に戻す循環を行なわ
しめるようにしたことを特徴とする。
【0011】本発明の自動販売機においては、第2に、
上記第2及び第3の商品貯蔵室の冷却設定時の温度制御
を、補助ファンのオン・オフで各室の冷気流通量を変化
させることにより行ない、第2及び第3の商品貯蔵室の
加温設定時の温度制御を、各室に配置したヒータのオン
・オフで各室の温度を変化させることにより行なうよう
にしたことを特徴とする。
【0012】本発明の自動販売機においては、第3に、
上記第1,第2及び第3の商品貯蔵室が順に並ぶ構造
で、その第1及び第3の商品貯蔵室が冷却設定され、第
2の商品貯蔵室が加温設定されたときに、第1の商品貯
蔵室から第3の商品貯蔵室へは第2の商品貯蔵室を迂回
する補助ダクトにより冷気を供給するようにしたことを
特徴とする。
【0013】本発明の自動販売機においては、第4に、
上記主ダクトの通風断面積を、第1の商品貯蔵室から第
2の商品貯蔵室へ、並びに第2の商品貯蔵室から第3の
商品貯蔵室へ、順に大きくしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記第1の手段によれば、1つの冷却器を使用
するのみで、少なくとも第1,第2及び第3の商品貯蔵
室の冷却ができる。第2の手段によれば、第2及び第3
の商品貯蔵室の冷却設定時の温度制御と加温設定時の温
度制御がそれぞれ具合良くできる。
【0015】第3の手段によれば、第1及び第3の商品
貯蔵室の冷却と、第2の商品貯蔵室の加温とがそれぞれ
具合良くできる。第4の手段によれば、主ファンから遠
い商品貯蔵室へも冷気を不足なく供給できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図7を参照して説明する。まず図1には販売機本体4
1を示しており、これの内部に第1ないし第4の商品貯
蔵室42〜45を仕切壁46〜48により仕切って左か
ら右へ順に並ぶように形成している。
【0017】上記商品貯蔵室42〜45のうち、第1の
商品貯蔵室42にはその奥下部に冷却器49を配置して
いる。又、その直前部には横流ファンから成る主ファン
50を配置しており、この主ファン50部分からは、前
記仕切壁46〜48の各前部通風口51〜53を通って
第2ないし第4の商品貯蔵室43〜45に至る主ダクト
54と、更にこの主ダクト54から第1ないし第4の商
品貯蔵室42〜45の各前部に至る分配ダクト55〜5
8とを、その各室42〜45の下部に配置した底カバー
59〜62によって形成している。底カバー59〜62
の各分配ダクト55〜58部分には吹出口63〜66を
形成している。
【0018】更に、仕切壁46〜48には、上記各前部
通風口51〜53と各後部通風口67〜69とを形成す
ると共に、この各前部通風口51〜53及び各後部67
〜69をそれぞれ開閉する仕切シャッタ70〜72を設
けており、主ダクト54の第2ないし第4の商品貯蔵室
43〜45各後部に対応する部分には中通風口73〜7
5を形成して、この中通風口73〜75を、上記仕切シ
ャッタ70〜72と連動する中シャッタ76〜78によ
り開閉するようにしている。
【0019】加えて、第2ないし第4の商品貯蔵室43
〜45の各後部には、図4に代表して示すように、ヒー
タ(第2の商品貯蔵室43のヒータ79のみ図示)と補
助ファン80〜82を配置している。なお、図3には第
1の商品貯蔵室42に収納したコラム83を、図4には
第2の商品貯蔵室43に収納したコラム84をそれぞれ
示しており、そのほか第3及び第4の商品貯蔵室43に
収納したコラムも同様で、これらに缶入りの飲料あるい
は瓶入りの飲料といった商品85を収納して貯蔵するよ
うになっており、しかして、それらのコラムと販売機本
体41との間、あるいは仕切壁46〜48との各間、更
にはコラム同志の間には、それぞれダクト用シール材8
6によって戻りダクト87を形成している。
【0020】このほか、図3には第1の商品貯蔵室42
の前面扉88を、図4には第2の商品貯蔵室43の前面
扉89をそれぞれ示しており、図示はしないが第3の商
品貯蔵室44及び第4の商品貯蔵室45の各前面扉もそ
れらと同様である。図5は前記冷却器49を主体とする
冷凍サイクルの全体構成を示しており、コンプレッサ9
0から、コンデンサ91,ドライヤー92,差圧弁9
3,冷却器49,アキュムレータ94,チェック弁95
を順に経てコンプレッサ90に戻る構成となっている。
【0021】次に、上述のごとく構成したものの作用を
述べる。まず図1には第1ないし第4の商品貯蔵室42
〜45をすべて冷却状態に設定したときの様子を示して
いる。この場合、仕切シャッタ70〜72はそのすべて
を開放させ、これに連動して中シャッタ76〜78はそ
のすべてを閉鎖させている。この状態で、運転を開始さ
せると、コンプレッサ90が作動されることにより冷凍
サイクルが運転され、主ファン50と補助ファン80〜
82も作動される。これにより、冷却器49で生成する
冷気を、実線矢印で示すように、主ファン50と主ダク
ト54及び分配ダクト55〜58により第1ないし第4
の商品貯蔵室42〜45に供給し、第1の商品貯蔵室4
2では上記主ファン50により冷気を流通させ、第2な
いし第4の商品貯蔵室43〜45ではこの各室の補助フ
ァン80〜82によりそれぞれ冷気を流通させて、この
冷気をそれぞれ戻りダクト87から直接に、あるいは仕
切壁46〜48の各後部通風口67〜69を通して上記
冷却器49部分に戻す循環を行なわしめるもので、これ
らによって、第1ないし第4の4つの商品貯蔵室42〜
45のすべてを冷却状態とし、その各室42〜45に収
納された商品85を冷却する。
【0022】この冷却設定状態での温度制御は、図6に
示すように、第2ないし第4の商品貯蔵室43〜45に
ついては、その各室に配置した温度センサによる検温結
果に基づいて、各補助ファン80〜82をオン・オフさ
せることにより、各室の冷気流通量を変化させて行な
う。又、その補助ファン80〜82がすべてオフした状
態で、第1の商品貯蔵室42に配置した温度センサによ
る検温結果に基づき、該第1の商品貯蔵室42が所定の
冷却状態に達したと判断されたときに、コンプレッサ9
0及び主ファン50をオフさせ、除霜状態に入る。この
コンプレッサ90のオフ状態では、補助ファン80〜8
2はオフ状態であり、主ファン50は第1の商品貯蔵室
42が所定の温度に上昇するまでオフ状態で、それを越
える温度になるとコンプレッサ90がオンされるのに先
んじてオンし、除霜により生じた冷却器49の表面の露
を吹き飛ばす機能を奏する。
【0023】以上に対して、第2ないし第4の商品貯蔵
室43〜45のいずれか又はすべてを加温状態に設定す
るとき、仕切シャッタ70〜72はそのうちの必要なも
の又はすべてを開放させ、これに連動して中シャッタ7
6〜78もそのうちの必要なもの又はすべてを閉鎖させ
る。又、ヒータもスイッチ操作でそのうちの必要なもの
又はすべてを作動させる状態にする。
【0024】図2は上記第2ないし第4の商品貯蔵室4
3〜45のうち、第3及び第4の商品貯蔵室44,45
を加温状態に設定したときの様子を示している。この場
合、仕切シャッタ71,72を閉鎖させ、これに連動し
て中シャッタ77,78を開放させている。この状態
で、ヒータは第3及び第4の商品貯蔵室44,45のヒ
ータを作動させる状態にし、運転を開始させる。する
と、第3及び第4の商品貯蔵室44,45では、その各
ヒータで生成された熱気が、破線矢印で示すように、補
助ファン81,82により、中通風口74,75から分
配ダクト57,58を通して第3及び第4の商品貯蔵室
44,45に流通され、戻りダクト87からヒータ部分
に戻される循環が行なわれるもので、これらにより、第
3及び第4の商品貯蔵室44,45を加温状態とし、そ
の各室44,45に収納された商品85を加温する。
【0025】なお、この加温設定状態での温度制御は、
ヒータのオン・オフで各室の温度を変化させることによ
り行なう。又、加温状態に設定されない室(上述の場
合、第1及び第2商品貯蔵室42,43)については、
前述のようにして冷却状態にする。又、この場合、補助
ファン81,82はオン状態を続ける。
【0026】このように本構成のものでは、1つの冷却
器49を使用するのみで、第1ないし第4の4つの商品
貯蔵室42〜45の冷却ができるもので、同じ4つの商
品貯蔵室の冷却をするのに2つの冷却器を使用していた
従来のもののような、冷却器間の冷却のタイムラグがな
くなり、第1ないし第4の4つの商品貯蔵室42〜45
の冷却が時間差なくできるので、その各室の商品85の
冷却速度を一様にできる。
【0027】又、冷却器49を1つで済ませ得ることか
ら、冷凍サイクルの配管構造も簡単にできるもので、電
磁弁も不要ならしめ得、更にコンデンサ91も小形化で
きることから、万一の故障時での冷凍サイクルの交換も
容易且つ迅速に(例えば30分ほどで)できる。更に、
第1の商品貯蔵室42以外、第2ないし第4の商品貯蔵
室43〜45については、いずれも冷却器が配置されて
おらず、その通風量を均等にできるので、温度バランス
も良くすることができる。
【0028】加えて、特に上記構成のものでは、第2な
いし第4の商品貯蔵室43〜45の冷却設定時の温度制
御を、補助ファン80〜82のオン・オフで各室の冷気
流通量を変化させることにより行ない、第2ないし第4
の商品貯蔵室43〜45の加温設定時の温度制御を、各
室に配置したヒータのオン・オフで各室の温度を変化さ
せることにより行なうようにしており、これらによっ
て、その第2ないし第4の商品貯蔵室43〜45の冷却
設定時の温度制御と加温設定時の温度制御がそれぞれ具
合良くできる。
【0029】以上に対して、図7は本発明の第2実施例
を示すもので、このものでは、販売機本体96の内部に
仕切壁97,98により仕切って第1ないし第3の商品
貯蔵室99〜101を前述同様左から右へ順に並ぶよう
に形成しており、その第1の商品貯蔵室99から第3の
商品貯蔵室101へは第2の商品貯蔵室100を迂回す
る補助ダクト102を形成すると共に、この補助ダクト
102の入口部及び出口部をそれぞれに開閉するシャッ
タ103,104を設けて、第1及び第3の商品貯蔵室
99,101が冷却設定され、第2の商品貯蔵室100
が加温設定されたときに、シャッタ103,104を開
放させることにより、第1の商品貯蔵室99から第3の
商品貯蔵室101へ上記補助ダクト102を通して冷気
を供給するようにしている。
【0030】このようにすることによって、第1及び第
3の商品貯蔵室99,101の冷却と、第2の商品貯蔵
室100の加温とがそれぞれ具合良くできる。なお、上
記補助ダクト102の構造は、先の第1実施例の第1の
商品貯蔵室42から第3の商品貯蔵室44へ、あるいは
第2の商品貯蔵室43から第4の商品貯蔵室45へ、更
に第1の商品貯蔵室42から第4の商品貯蔵室45へ
も、それぞれ同様に適用して実施することができる。
【0031】そして一方、この第2実施例においては、
主ダクト105の通風断面積を、第1の商品貯蔵室99
から第2の商品貯蔵室100へ、並びに第2の商品貯蔵
室100から第3の商品貯蔵室101へ、順に大きくし
ており、これによって、第1の商品貯蔵室99に配置し
た主ファン(49)から遠い商品貯蔵室へも冷気を不足
なく供給でき、各室の商品の冷却度合を一様にすること
ができる。なお、この主ダクト105の構造も、先の第
1実施例の第1の商品貯蔵室42から第2ないし第4の
商品貯蔵室43〜45に順次かけて実施することができ
る。このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で適宜変更して実施し得る。
【0032】
【発明の効果】本発明の自動販売機は以上説明したとお
りのもので、下記の効果を奏する。第1に、少なくとも
第1,第2及び第3の商品貯蔵室を有し、冷却器をその
うちの第1の商品貯蔵室に配置して、この冷却器で生成
する冷気を主ファン及び主ダクトにより上記各商品貯蔵
室に供給し、第1の商品貯蔵室では上記主ファンによ
り、第2及び第3の商品貯蔵室ではこの各室に配置した
補助ファンによりそれぞれ冷気を流通させて、この冷気
を戻りダクトにより上記冷却器部分に戻す循環を行なわ
しめるようにしたことにより、各商品貯蔵室での商品の
冷却速度を同等にし得て、万一の冷凍サイクルの交換も
容易且つ迅速にでき、更に、各商品貯蔵室の温度バラン
スも良くすることができる。
【0033】第2に、上記第2及び第3の商品貯蔵室の
冷却設定時の温度制御を、補助ファンのオン・オフで各
室の冷気流通量を変化させることにより行ない、第2及
び第3の商品貯蔵室の加温設定時の温度制御を、各室に
配置したヒータのオン・オフで各室の温度を変化させる
ことにより行なうようにしたことにより、第2及び第3
の商品貯蔵室の冷却設定時の温度制御と加温設定時の温
度制御をそれぞれ具合良く行なうことができる。
【0034】第3に、上記第1,第2及び第3の商品貯
蔵室が順に並ぶ構造で、その第1及び第3の商品貯蔵室
が冷却設定され、第2の商品貯蔵室が加温設定されたと
きに、第1の商品貯蔵室から第3の商品貯蔵室へは第2
の商品貯蔵室を迂回する補助ダクトにより冷気を供給す
るようにしたことにより、第1及び第3の商品貯蔵室の
冷却と、第2の商品貯蔵室の加温とがそれぞれ具合良く
できる。
【0035】第4に、上記主ダクトの通風断面積を、第
1の商品貯蔵室から第2の商品貯蔵室へ、並びに第2の
商品貯蔵室から第3の商品貯蔵室へ、順に大きくしたこ
とにより、主ファンから遠い商品貯蔵室へも冷気を不足
なく供給できて、各室の商品の冷却度合を一様にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体的横断面図
【図2】異なる温度設定状態での図1相当図
【図3】図1のA−A線に沿う縦断側面図
【図4】図1のB−B線に沿う縦断側面図
【図5】冷凍サイクルの概略構成図
【図6】運転の制御の一例を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す部分縦断正面図
【図8】従来例を示す図1相当図
【図9】異なる温度設定状態での図8相当図
【図10】図5相当図
【符号の説明】
42〜45は第1ないし第4の商品貯蔵室、49は冷却
器、50は主ファン、54は主ダクト、55〜58は分
配ダクト、70〜72は仕切シャッタ、76〜78は中
シャッタ、79はヒータ、80〜82は補助ファン、8
5は商品、87は戻りダクト、99〜101は第1ない
し第3の商品貯蔵室、102は補助ダクト、105は主
ダクトを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1,第2及び第3の商品貯
    蔵室を有し、冷却器をそのうちの第1の商品貯蔵室に配
    置して、この冷却器で生成する冷気を主ファン及び主ダ
    クトにより前記各商品貯蔵室に供給し、第1の商品貯蔵
    室では前記主ファンにより、第2及び第3の商品貯蔵室
    ではこの各室に配置した補助ファンによりそれぞれ冷気
    を流通させて、この冷気を戻りダクトにより前記冷却器
    部分に戻す循環を行なわしめるようにしたことを特徴と
    する自動販売機。
  2. 【請求項2】 第2及び第3の商品貯蔵室の冷却設定時
    の温度制御を、補助ファンのオン・オフで各室の冷気流
    通量を変化させることにより行ない、第2及び第3の商
    品貯蔵室の加温設定時の温度制御を、各室に配置したヒ
    ータのオン・オフで各室の温度を変化させることにより
    行なうようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動
    販売機。
  3. 【請求項3】 第1,第2及び第3の商品貯蔵室が順に
    並ぶ構造で、その第1及び第3の商品貯蔵室が冷却設定
    され、第2の商品貯蔵室が加温設定されたときに、第1
    の商品貯蔵室から第3の商品貯蔵室へは第2の商品貯蔵
    室を迂回する補助ダクトにより冷気を供給するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 主ダクトの通風断面積を、第1の商品貯
    蔵室から第2の商品貯蔵室へ、並びに第2の商品貯蔵室
    から第3の商品貯蔵室へ、順に大きくしたことを特徴と
    する請求項1記載の自動販売機。
JP7642695A 1995-03-31 1995-03-31 自動販売機 Pending JPH08273040A (ja)

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JP (1) JPH08273040A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067979A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Cec:Kk 冷却庫の温度監視システム

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