JPH08272635A - リモートコントローラ付き電気機器制御装置 - Google Patents

リモートコントローラ付き電気機器制御装置

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JPH08272635A
JPH08272635A JP7069780A JP6978095A JPH08272635A JP H08272635 A JPH08272635 A JP H08272635A JP 7069780 A JP7069780 A JP 7069780A JP 6978095 A JP6978095 A JP 6978095A JP H08272635 A JPH08272635 A JP H08272635A
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JP
Japan
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remote controller
power supply
control
computer
power
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Withdrawn
Application number
JP7069780A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kuwano
浩 桑野
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KYUSHU HENATSUKI KK
Original Assignee
KYUSHU HENATSUKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リモートコントローラ側のコンピュータで暴走
が発生した場合に、自動的にリモートコントローラ側の
コンピュータだけをリセットすることができるリモート
コントローラ付き電気機器制御装置を提供する 【構成】リモートコントローラ異常検出手段9は、リモ
ートコントローラのマイクロコンピュータ1から送信さ
れる操作指令の通信状態からコンピュータ1に異常が発
生したことを検出する。電力供給制御手段8は、リモー
トコントローラ異常検出手段9が異常を検出すると、電
力供給停止時間を徐々にまたは段階的に長くしながらリ
モートコントローラへの電力の供給を断続する電力供給
断続動作を行う。そしてバックアップ用電源3の蓄電手
段3aの電圧がコンピュータ1の作動電圧より小さくな
ったことをバックアップ電圧検出手段10が検出する
と、電力供給制御手段8は電力供給断続動作を停止して
電力の供給を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコントローラ
にコンピュータを備えたリモートコントローラ付き電気
機器制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電気機器では、電気機器を制御す
制御装置本体に配置するマイクロコンピュータ等のコン
ピュータの負担を軽減して制御を迅速に行うために、操
作指令を出力するリモートコントローラにもマイクロコ
ンピュータ等のコンピュータが配置されている。制御装
置本体のコンピュータとリモートコントローラのコンピ
ュータとは、通信線により接続されて必要な指令の授受
を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイクロコンピュータ
等のコンピュータでは、ノイズや、電圧低下等が原因と
なっていわゆる暴走状態と呼ばれる制御不能な状態が発
生することがある。暴走状態が発生することを前提にし
て、リセットスイッチを予め設けてリセット可能に構成
したマイクロコンピュータも市販されている。リセット
スイッチが設けられていないものでは、コンピュータの
電源をオフにすることによりコンピュータをリセットし
て、暴走状態から脱出することができる。制御装置本体
に用いられるコンピュータで暴走状態が発生した場合に
は、電気機器全体の制御が不可能になるため、当然にし
てコンピュータをリセットする必要がある。しかしなが
らリモートコントローラのコンピュータで暴走が発生し
ている場合でも、その発生原因がリモートコントローラ
側のコンピュータにあるのか制御装置側のコンピュータ
にあるのかは分からない。そのために、従来はリモート
コントローラ側のコンピュータにリセットボタンがない
場合には、リモートコントローラ側のコンピュータで暴
走が発生した場合でも、制御装置本体側のリセットボタ
ンを押したり、制御装置本体側の電源をオフにして制御
装置本体側のコンピュータとリモートコントローラ側の
コンピュータの両方をリセットしていた。またリモート
コントローラ側のコンピュータにリセットボタンを設け
た場合には、リモートコントローラ側のコンピュータを
リセットしていたが、リセット作業は手動で行う必要が
あるため、コンピュータを正常な状態に戻すまでに時間
がかかっていた。
【0004】特に、制御装置本体側のコンピュータをリ
セットすると、制御に必要な種々の条件に関するデータ
等を再度メモリに記憶させなければならないため、正常
な状態に戻すまでに時間がかかる。したがってリモート
コントローラ側のコンピュータで暴走が発生しているに
もかかわらず、制御装置本体側のコンピュータも一緒に
リセットすると、制御装置を正常な状態に戻すまでに面
倒な作業と長い時間を必要とすることになる。
【0005】本発明の目的は、リモートコントローラ側
のコンピュータで暴走が発生した場合に、自動的にリモ
ートコントローラ側のコンピュータだけをリセットする
ことができるリモートコントローラ付き電気機器制御装
置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、リモートコントロー
ラ側のコンピュータと制御装置本体側のコンピュータと
を通信線として兼用される電力線を介して接続する場合
に、できるだけ速くリモートコントローラ側のコンピュ
ータをリセットすることができるリモートコントローラ
付き電気機器制御装置を提供することにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、リモートコント
ローラ側のコンピュータの暴走を確実に検出して、自動
的にリモートコントローラ側のコンピュータだけをリセ
ットすることができるリモートコントローラ付き電気機
器制御装置を提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、自動的にリモートコ
ントローラ側のコンピュータをリセットした場合に、主
制御装置側のコンピュータを比較的速く正常な状態にす
ることができるリモートコントローラ付き電気機器制御
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、リモートコン
トローラ用のコンピュータを備えたリモートコントロー
ラと、電気機器の制御に用いるコンピュータを備えた制
御装置本体と、少なくともリモートコントローラの電源
となる制御用電源と、蓄電手段を備えて制御用電源から
リモートコントローラへの電力の供給が停止されるとリ
モートコントローラの電源をバックアップするバックア
ップ用電源と、制御用電源からリモートコントローラへ
の電力が供給されている期間にバックアップ用電源の蓄
電手段を充電する充電手段とを具備するリモートコント
ローラ付き電気機器制御装置を改良の対象とする。ここ
で制御用電源は、制御装置本体側の電源を兼ねるもので
あってもよい。またバックアップ用電源の蓄電手段は、
コンデンサや二次電池等である。リモートコントローラ
用のコンピュータと制御装置本体のコンピュータとは、
専用の通信線を用いて接続してもよいが、制御用電源か
ら電力を供給する電力線を通信線として兼用してもよ
い。
【0010】本発明では、制御用電源からリモートコン
トローラへの電力の供給及び供給停止を制御する電力供
給制御手段を設ける。この電力供給制御手段は、制御用
電源からリモートコントローラに供給される電力をオン
・オフ制御できるものであれば、その構成は任意であ
る。例えば、電力線に半導体スイッチ手段を配置し、こ
の半導体スイッチ手段の駆動回路に制御部からオン・オ
フ信号を出力するように構成することができる。
【0011】本発明では、リモートコントローラから送
信される操作指令の通信状態からリモートコントローラ
用のコンピュータに異常が発生したことを検出するリモ
ートコントローラ異常検出手段を設けて、リモートコン
トローラ用のコンピュータの暴走の発生を検出する。コ
ンピュータが暴走すると、正常な通信を行うことができ
なくなるため、通信状態からコンピュータの暴走を検出
すれば、最も確実に且つ速くコンピュータの暴走を検出
することができる。なおリモートコントローラ異常検出
手段は、具体的には、例えばリモートコントローラから
送信される操作指令の通信で通信エラーが連続して予め
定めた回数発生するとリモートコントローラに異常が発
生したと判定するように構成することができる。予め定
める回数は、コンピュータの暴走以外で発生する通信異
常の発生割合を考慮して定める。この回数をあまり少な
くすると、単なる通信異常をコンピュータの異常と誤認
するおそれがある。
【0012】そして本発明では、リモートコントローラ
異常検出手段が異常を検出すると、バックアップ用電源
の電圧がリモートコントローラ用のコンピュータの作動
電圧よりも小さくなるように制御用電源からリモートコ
ントローラへの電力の供給を制御するように前述の電力
供給制御手段を構成する。バックアップ用電源の電圧を
リモートコントローラ用のコンピュータの作動電圧また
は動作可能電圧よりも小さくするためには、基本的には
制御用電源からバックアップ用電源の蓄電手段への電力
の供給を停止して、蓄電手段を放電させて、蓄電手段の
電圧を低下させればよい。できるだけ速く蓄電手段を放
電させるためには、リモートコントローラ側のコンピュ
ータによって起動制御されずに蓄電手段を強制的に放電
する強制放電手段を設ければよい。
【0013】リモートコントローラ側のコンピュータを
バックアップ用電源の電圧を低下させることによりリセ
ットした後に、再度制御用電源からリモートコントロー
ラに電力を供給するとリモートコントローラ側のコンピ
ュータは再起動されて正常な状態に戻る。通信線と電力
線とが別個に設けられる場合には、制御用電源からリモ
ートコントローラへの電力の供給を停止した状態で、リ
モートコントローラ側のコンピュータがリセットしたか
否かを検出することは可能である。しかしながら通信線
と電力線とを兼用した場合には、リモートコントローラ
側のコンピュータがリセットしたか否かを検出するため
に、バックアップ用電源の電圧がリモートコントローラ
制御用のコンピュータの作動電圧より小さくなったこと
を検出するバックアップ電圧検出手段を設ける必要があ
る。この場合には制御用電源からリモートコントローラ
に電力供給する状態にして、すなわちバックアップ用電
源の蓄電手段を充電する状態にして、リモートコントロ
ーラ側のコンピュータがリセットされたか否かを見るこ
とになる。そのために通信線と電力線とを兼用した場合
には、リモートコントローラ側のコンピュータがリセッ
トされたか否かの検出が遅くなりがちである。
【0014】通信線と電力線とを兼用する場合に、バッ
クアップ電圧検出手段を設けずに、蓄電手段に蓄積され
ている電荷がリモートコントローラの作動電圧より小さ
くなるまで放電するのに十分な時間だけ制御用電源から
リモートコントローラへの電力の供給を停止した後、制
御用電源からリモートコントローラへの電力の供給を再
開するように電力供給制御手段を構成してもよい。この
ようにすると、バックアップ電圧の検出が不要であるた
め、バックアップ電圧検出手段を設ける必要がなく、ま
たバックアップ用電源の蓄電手段を充電することもな
い。しかしながらこのようにすると、蓄電手段が新しく
しかも最大限充電されている状態を想定して、電力の供
給停止時間を定めることになるため、蓄電手段が十分に
充電されていない場合や、蓄電手段が古くなって容量が
低下している場合でも、予め定めた時間経過しなければ
再度リモートコントローラのコンピュータを立ち上げる
ことができない。そのためにこの態様では、どうしても
暴走発生後の復帰時間が遅くなる。
【0015】そこで通信線と電力線とを兼用する場合に
は、リモートコントローラ異常検出手段が異常を検出す
ると、リモートコントローラへの電力の供給を断続する
電力供給断続動作を行い、電力を供給しているときにバ
ックアップ電圧検出手段によってバックアップ用電源の
電圧がリモートコントローラ制御用のコンピュータの作
動電圧よりも小さくなったか否かを判定するように電力
供給制御手段を構成することが考えられる。この場合に
は電力供給断続動作中の電力供給時間を短くして、バッ
クアップ用電源の蓄電手段をあまり充電しないようにす
ればよい。しかしながらこの場合でも、電力の断続間隔
(電力供給停止時間)をあまり短くすると、蓄電手段が
再充電される回数が増えるために好ましくない。なお電
力供給断続動作は、見方を変えると、電力の供給を停止
している最中にある時間だけ電力の供給を行うことと表
現することもできる。
【0016】そこで本発明では、これを防ぐために電力
供給停止時間を徐々にまたは段階的に長くしながらリモ
ートコントローラへの電力の供給を断続する電力供給断
続動作を行う。このようにするとバックアップ用電源の
電圧を検出するたびに検出間隔が長くなるため、バック
アップ用電源の電圧の検出が頻繁になって、バックアッ
プ用電源の蓄電手段が再充電される機会を減らすことが
でき、しかもリモートコントローラのコンピュータのリ
セットの検出を比較的早く検出できるようになる。なお
電力供給停止時間をどのように長くするかは任意であ
り、直線的に徐々に長くしてもよいし、また予め定めた
所定の割合で段階的に(階段状に)停止時間を長くする
ようにしてもよいし、さらに二次曲線状に停止時間を長
くしてもよい。
【0017】リモートコントローラのコンピュータをリ
セットした後は、制御装置本体側のコンピュータをアイ
ドルモード(停電が発生して復帰した状態:各メモリは
バックアップ用電源によってバックアップされていて記
憶保持状態にあり、基本データの再記憶が不要な状態)
に戻す。これによって通信エラーにより制御装置本体側
のコンピュータで異常な状態が発生するのを確実に防止
できる。
【0018】
【作用】本発明では、リモートコントローラから送信さ
れる操作指令の通信状態からリモートコントローラに異
常が発生したことをリモートコントローラ異常検出手段
により検出して、リモートコントローラのコンピュータ
で暴走が発生した否かを判断する。そしてリモートコン
トローラ異常検出手段が、リモートコントローラ用のコ
ンピュータの暴走を検出すると、制御用電源からリモー
トコントローラへの電力の供給を停止する。制御用電源
からの電力の供給が停止されると、リモートコントロー
ラ側のバックアップ用電源がリモートコントローラの電
源をバックアップする。バックアップ電源のバックアッ
プ時間が過ぎると、リモートコントローラは停電状態と
なり、コンピュータは電源オフによって完全にリセット
状態となる。このように本発明によれば、リモートコン
トローラ用のコンピュータで暴走が発生した場合には、
制御装置本体側のコンピュータを完全なリセット状態に
することなく、リモートコントローラ用のコンピュータ
だけを完全なリセット状態にすることができる。
【0019】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明を自動風呂装置(電気機器)
のリモートコントローラ付き電気機器制御装置に適用し
た実施例の要部の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、1はリモートコントローラ用のマイクロコンピ
ュータであり、2は通信制御手段、3は蓄電手段3aを
内蔵したバックアップ用電源であり、4はバックアップ
用電源3の蓄電手段3aを充電する充電手段である。こ
れらの手段1〜4により、電気機器制御装置のリモート
コントローラ側の主制御部、通信制御部及びバックアッ
プ電源部が構成されている。
【0020】また5は通信線を兼ねた電力線であり、6
は電力線5を通してリモートコントローラに電力を供給
する制御用電源であり、7は電力線5を介してリモート
コントローラ側の通信制御手段2と通信を行う通信制御
手段である。8は電力線5の途中に設けられた半導体ス
イッチ8aと、この半導体スイッチ8aを駆動する駆動
回路8bと駆動回路8bに制御信号を出力する制御部8
cとから構成される電力供給制御手段である。また9は
リモートコントローラ異常検出手段であり、10はバッ
クアップ電圧検出手段であり、11はリセット手段、1
2は制御装置本体側のマイクロコンピュータである。な
お図示していないが、制御装置本体側のマイクロコンピ
ュータ12では、自動風呂装置(電気機器)の運転に必
要な種々の制御を行うための種々の制御手段も実現され
る。
【0021】リモートコントローラに設けるマイクロコ
ンピュータ1は、CPUとRAM及びROM等を備えて
構成され、リモートコントローラの表示部の表示動作制
御及び入力部から入力する操作指令の出力等のために用
いられる。リモートコントローラ側の通信制御手段2と
制御装置本体側の通信制御手段7は、リモートコントロ
ーラと制御装置本体との間の通信制御に用いられるもの
であり、市販されているマイクロコンピュータ・ユニッ
トの中には通信制御手段を内蔵するものもある。マイク
ロコンピュータ1には、制御装置本体側に設けた制御用
電源6から動作用の電力が供給される。すなわち本実施
例では、リモートコントローラ側に主電源を備えていな
い。本実施例では、制御用電源6を制御装置本体側の電
源としても当然用いられているが、その配線は省略して
ある。
【0022】バックアップ用電源3は、コンデンサ等か
らなる蓄電手段3aを備えて制御用電源6からリモート
コントローラへの電力の供給が停止されるとリモートコ
ントローラの電源をバックアップする機能を有してい
る。蓄電手段3aの容量は、大きいほどバックアップ時
間は長くなる。自動風呂装置のリモートコントローラの
場合には、制御用電源6からの電力の供給が停止されて
から数分程度の間電源をバックアップできる程度の容量
の蓄電手段3aを用いている。バックアップ用電源3
は、電力線5の電圧を監視して、制御用電源6からの電
力の供給が停止された否かを判定する停電検出手段と、
停電検出手段が停電を検出すると、蓄電手段3aを電力
線5に接続してリモートコントローラの電源をバックア
ップするバックアップ電源接続手段とを備えている。蓄
電手段3aは、制御用電源6から電力線5を通して電力
が供給されている間、蓄電手段3aを浮動充電する充電
回路によって構成されている。
【0023】本実施例の電力線5は、2本の配線によっ
て構成されており、1本の配線が電力と信号を送るため
に用いられ、残りの1本の配線がアース線として用いら
れている。電力線が通信線を兼ねると、リモートコント
ローラと制御装置本体との間の配線の数が減る利点があ
る。しかしながら通信線と電力線とを兼用すると、電力
を供給している状態、即ち半導体スイッチ8aがオン状
態になければ、通信できない不利な点もある。
【0024】制御装置本体側に設けられる電力供給制御
手段8を総括的に説明すれば、この電力供給制御手段8
は制御用電源6からリモートコントローラへの電力の供
給及び供給停止を制御するものである。電力供給制御手
段8の制御部8cは、リモートコントローラ異常検出手
段9がリモートコントローラのマイクロコンピュータ1
の異常(暴走状態)を検出すると、バックアップ用電源
3の電圧がリモートコントローラ用のマイクロコンピュ
ータ1の作動電圧よりも小さくなるように制御用電源6
からリモートコントローラへの電力の供給を制御するよ
うに、駆動回路8bに制御信号を出力する。駆動回路8
bは、制御部8cからの制御信号に応じて半導体スイッ
チ8aをオン・オフ制御する。なお半導体スイッチ8a
のオフ指令は、リモートコントローラ異常検出手段9の
出力によって制御部8cから出力され、半導体スイッチ
8aのオン指令はバックアップ電圧検出手段10の出力
によって制御部8cから出力される。なお本実施例で
は、電力供給制御手段8の制御部8a、リモートコント
ローラ異常検出手段9及びバック電圧検出手段10をソ
フトウエアによって実現している。
【0025】ここでリモートコントローラ異常検出手段
9は、リモートコントローラから通信制御手段7を通し
て送信される操作指令の通信状態からリモートコントロ
ーラ用のマイクロコンピュータ1に異常が発生したこと
を検出するように構成されている。具体的に本実施例で
は、リモートコントローラから送信される操作指令の通
信で通信エラーが連続して予め定めた回数(例えば7
回)発生するとリモートコントローラに異常が発生した
と判定するようにリモートコントローラ異常検出手段9
が構成されている。なおリモートコントローラから送信
された操作指令は、制御装置本体側のマイクロコンピュ
ータ12によって処理されて、図示しない自動風呂装置
の制御に利用される。
【0026】リモートコントローラ異常検出手段9で通
信エラーが発生したか否かは、例えばNAK受信になっ
たか否かまたはタイムアウトになったか否かにより検出
することができる。ここでNAK受信とは、制御装置本
体のリモートコントローラ異常検出手段9から通信制御
手段7及び2を通してリモートコントローラのマイクロ
コンピュータ1にチェック指令データを送り、マイクロ
コンピュータ1から制御装置本体のリモートコントロー
ラ異常検出手段9に送り返されたチェック指令データの
総和(チェックサム)が送信したチェック指令データの
総和と一致しない場合を意味する。またタイムアウトと
は、リモートコントローラ異常検出手段9からデータを
リモートコントローラのマイクロコンピュータ1に送
り、一定時間経過後にリモートコントローラのマイクロ
コンピュータ1からリモートコントローラ異常検出手段
9にデータを受信したことの返信がない場合を意味す
る。リモートコントローラ異常検出手段9は、NAK受
信またはタイムアウトにより、通信エラーの有無を判断
し、所定回数の通信エラーを判断すると、電力供給制御
手段8の制御部8cにその旨が出力される。
【0027】またバックアップ電圧検出手段10は、通
信制御手段7及び2を通してリモートコントローラのマ
イクロコンピュータ1のRAMのデータエリア(リモコ
ンI−Dの保存の有無)を見て、そのエリアがクリアさ
れていれば(リモコンI−Dが保存されていなければ)
バックアップ用電源3の蓄電手段3aの放電が完了して
いると判断し、そのエリアがクリアされていないなけれ
ば(即ちリモコンI−Dがそのエリアに保存されていれ
ば)バックアップ用電源3の蓄電手段3aの放電が完了
していないと判断する。バックアップ電圧検出手段10
は、バックアップ用電源3の蓄電手段3aの放電が完了
したことを検出すると、その旨を電力供給制御手段8の
制御部8cに出力する。なおリモートコントローラ用の
マイクロコンピュータ1は、蓄電手段3aの電圧VB が
予め定めた基準電圧Vref よりも小さくなったか否かに
より蓄電手段3aが放電を完了したか否かを判断して、
RAMのデータエリアの状態を変化させる。
【0028】リモートコントローラ異常検出手段9及び
バックアップ電圧検出手段10の出力に基づいて半導体
スイッチ8aのオン・オフを制御する本実施例の電力供
給制御手段8は、リモートコントローラ異常検出手段9
がリモートコントローラ用のマイクロコンピュータ1の
異常を検出すると、半導体スイッチ8aをオン・オフし
てリモートコントローラへの電力の供給を断続する電力
供給断続動作を行う。なお電力供給断続動作といって
も、基本的には電力の供給停止時間が長く電力の供給時
間が短い断続動作であり、このときの電力供給時間はバ
ックアップ電圧検出手段10によりバックアップ用電源
3の電圧の状態を検出するのに十分な時間に設定するこ
とになる。そして電力供給停止期間と電力の供給期間と
の比率は、予め定めた比率に固定してもよいが、この比
率を可変にしてもよい。
【0029】本実施例では、制御用電源6からリモート
コントローラに電力を供給するために半導体スイッチ8
aがオン状態にあるときでなければ、バックアップ電圧
検出手段10によりバックアップ用電源3の出力電圧即
ち蓄電手段3aの電池電圧を測定することができない。
そしてバックアップ用電源3の出力電圧の状態を見るた
めに、半導体スイッチ8aをオン状態にすると、充電手
段4が蓄電手段3aを再充電してしまうことになるた
め、結局バックアップ用電源3の蓄電手段3aの放電が
遅くなる。そのためバックアップ電圧検出動作はできる
だけ少ないことが望ましい。そこで本実施例では、バッ
クアップ電圧検出手段10がバックアップ用電源3の蓄
電手段3aの放電状態を検出するたびに、電力供給停止
期間を徐々にまたは段階的に長くする。このようにする
と、前のバックアップ電圧検出動作で蓄電手段3aがま
だ放電状態になければ、次のバックアップ電圧検出動作
を行うまでの期間(放電期間または電力供給停止期間)
が長くなるので、バックアップ電圧検出動作の回数を少
なくしても、次のバックアップ電圧検出動作を行う際に
蓄電手段3aが放電している可能性が高くなる。
【0030】バックアップ電圧検出手段10が、バック
アップ用電源3の電圧(VB )がリモートコントローラ
制御用のマイクロコンピュータ1の作動電圧(Vref )
より小さくなったこと(VB <Vref )を検出すると、
電力供給制御手段8の制御部8cは、電力供給断続動作
を停止させる指令を駆動回路8bに出力し、駆動回路8
bは半導体スイッチ8aをオン状態にして電力の正常な
供給を再開する。バックアップ用電源3の電圧(VB )
がリモートコントローラ制御用のマイクロコンピュータ
1の作動電圧(Vref )より小さくなると、リモートコ
ントローラのマイクロコンピュータ1は自動的にリセッ
トされて、暴走状態は停止する。その後、制御用電源6
から電力の供給が再開されると、ソフトウエアが立ち上
がって、リモートコントローラは運転状態に復帰する。
【0031】制御装置本体側のマイクロコンピュータ1
2は、バックアップ電圧検出手段10がバックアップ用
電源3の電圧がリモートコントローラ制御用のマイクロ
コンピュータ1の作動電圧より小さくなったことを検出
すると、マイクロコンピュータ12をリモートコントロ
ーラから操作指令が何も入力されていないアイドルモー
ド状態にリセットするリセット手段11を備えている。
このリセット手段11もソフトウエアによって実現す
る。リセット手段11によるリセット処理は、マイクロ
コンピュータ12のROMに記憶させている自動風呂装
置の基礎データは消去しないで、マイクロコンピュータ
12を作動させるソフトウエアだけをリセット処理して
マイクロコンピュータ12を停電復帰後の状態即ちアイ
ドルモードにする。マイクロコンピュータ12はアイド
ルモートになっても、制御用電源6が正常であれば、直
ちにソフトウエアが立上がりマイクロコンピュータ12
は運転状態となる。
【0032】上記実施例では、リモートコントローラを
1台としているが、リモートコントローラの台数は任意
である。
【0033】図2は、図1の実施例で用いる制御装置本
体側のマイクロコンピュータ12で用いるソフトウエア
のアルゴリズムを示すフローチャートである。なおこの
ソフトウエアは、リモートコントローラが複数台ある場
合に用いられるものである。ステップST2は、リモー
トコントローラ異常検出手段9を実現するステップであ
り、このステップではm回(例えば7回)の通信エラー
を検出した場合に、リモートコントローラで異常(暴
走)が発生した判断する。ステップST3では、暴走し
ていないリモートコントローラまたは制御装置本体の表
示部に通信エラーが発生したことを表示する。ステップ
ST4では、電力供給断続動作を実現するための初期値
n=1を入力する。ステップST5では、制御用電源6
からリモートコントローラへの電力の供給を停止させる
指令を駆動回路8bに出力する。そしてステップST6
では、30×n秒(電力供給停止期間)を計数し、この
計数が終了すると、ステップST7で制御用電源6から
リモートコントローラへの電力の供給を再開する指令を
駆動回路8bに出力する。ステップST8では、バック
アップ用電源3の電圧(VB )がリモートコントローラ
制御用のマイクロコンピュータ1の作動電圧(Vref )
よりも小さくなっているか否かの判定を行い、VB ≧V
ref の場合(バックアップ状態)を検出すると、ステッ
プST9でn=n+1とした後、ステップST5へと戻
る。以下VB <Vref になるまで、ステップST5〜S
T9を繰り返す。但し、nが加算されるため、電力供給
停止期間は段階的に長くなる。ステップST8でVB <
Vref を検出すると、リモートコントローラのマイクロ
コンピュータ1が自動的にリセットされ、更にステップ
ST10においてマイクロコンピュータ12がアイドル
モードになるようにリセットされる。その後はステップ
ST1に戻る。本実施例においては、ステップST4〜
ST7及びST9により電力供給制御手段8の制御部8
cが実現され、ステップST8によりバックアップ電圧
検出手段10が実現され、ステップST10によりリセ
ット手段12が実現されている。
【0034】図3は、本発明の他の実施例の要部の概略
構成を示すブロック図である。図1の実施例と同じ部分
については、図1に付した符号と同じ符号を付して説明
を省略する。図4は、本実施例で用いるソフトウエアの
一例のアルゴリズムのフローチャートを示している。本
実施例では、リモートコントローラ側のマイクロコンピ
ュータ1からの指令ではなく、制御装置本体側のマイク
ロコンピュータ11からの指令で、蓄電手段3aの電荷
を強制的に放電させる強制放電手段13を設けた点と、
バックアップ電圧検出手段10を用いない点で、図1の
実施例と相違する。本実施例では、リモートコントロー
ラ異常検出手段9が異常を検出すると、強制放電指令が
強制放電手段13に出力された後、制御用電源6からリ
モートコントローラへの電力の供給がX秒停止される
(図4のステップST4〜ST6参照)。このX秒は、
最大に充電された蓄電手段3aの電圧がマイクロコンピ
ュータ1の作動電圧以下になるのに必要な時間よりも長
く設定されている。なお本実施例では、強制放電手段1
3を設けているため、X秒はさほど長くする必要はな
い。しかしながら強制放電手段13を設けない場合に
は、予め採取したサンプルデータに基づいてX値を定め
る必要がある。X秒(例えば300秒)経過後は、制御
用電源6からの電力の供給を再開するとともに(ステッ
プST7)、マイクロコンピュータ12をアイドルモー
ドにする(ステップ8)。なお図1の実施例においても
強制放電手段13を設けてもよいのは勿論である。
【0035】図5は、図1の実施例で用いることができ
るソフトウエアの他の例のアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。この例では、電力供給停止時間Y秒一定
としている。その他の点は、図1の実施例と同じであ
る。この場合、Y秒は前述のX秒よりは短く設定する。
【0036】図6は、通信線と電力線とを兼用しない場
合に用いることができるソフトウエアのアルゴリズムの
一例を示すフローチャートである。通信線と電力線とを
兼用しなければ、バックアップ用電源3の蓄電手段3a
の電圧の状態を継続して検出することができる。したが
ってこの例では、ステップST4で制御用電源6からリ
モートコントローラへの電力の供給を停止した後に、バ
ックアップ用電源3の電圧VB を連続して継続的に監視
し、VB <Vref になったことを検出すると、制御用電
源6からリモートコントローラへの電力の供給を再開す
る。
【0037】以下本願明細書に記載した複数の発明のう
ちのいくつかについてその構成要件を記載する。
【0038】(1)リモートコントローラ用のコンピュ
ータを備えたリモートコントローラと、電気機器の制御
に用いるコンピュータを備えた制御装置本体と、少なく
とも前記リモートコントローラの電源となる制御用電源
と、蓄電手段を備えて前記制御用電源から前記リモート
コントローラへの電力の供給が停止されると前記リモー
トコントローラの電源をバックアップするバックアップ
用電源と、前記制御用電源から前記リモートコントロー
ラへの電力が供給されている期間に前記バックアップ用
電源の前記蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリ
モートコントローラ付き電気機器制御装置であって、前
記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力の
供給及び供給停止を制御する電力供給制御手段と、前記
リモートコントローラから送信される操作指令の通信状
態から前記リモートコントローラ用のコンピュータに異
常が発生したことを検出するリモートコントローラ異常
検出手段とを具備し、前記電力供給制御手段は、前記リ
モートコントローラ異常検出手段が異常を検出すると、
前記バックアップ用電源の電圧が前記リモートコントロ
ーラ用のコンピュータの作動電圧よりも小さくなるまで
前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
の供給を停止するように構成されていることを特徴とす
るリモートコントローラ付き電気機器制御装置。
【0039】(2)前記リモートコントローラ異常検出
手段が異常を検出すると、前記制御装置からの指令に基
づいて前記リモートコントローラ用のコンピュータの動
作とは無関係に前記バックアップ用電源の前記蓄電手段
に蓄積されている電荷を強制的に放電させる強制放電回
路を更に備えている請求項1に記載のリモートコントロ
ーラ付き電気機器制御装置。
【0040】(3)リモートコントローラ用のコンピュ
ータを備えたリモートコントローラと、電気機器の制御
に用いるコンピュータを備えた制御装置本体と、少なく
とも前記リモートコントローラの電源となる制御用電源
と、前記制御用電源から前記リモートコントローラに電
力を供給し且つ前記リモートコントローラと前記制御装
置本体との間の通信線として兼用される電力線と、蓄電
手段を備えて前記制御用電源から前記リモートコントロ
ーラへの電力の供給が停止されると前記リモートコント
ローラの電源をバックアップするバックアップ用電源
と、前記制御用電源から前記リモートコントローラへの
電力が供給されている期間に前記バックアップ用電源の
前記蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリモート
コントローラ付き電気機器制御装置であって、前記制御
用電源から前記リモートコントローラへの電力の供給及
び供給停止を制御する電力供給制御手段と、前記リモー
トコントローラから送信される操作指令の通信状態から
前記リモートコントローラ用のコンピュータに異常が発
生したことを検出するリモートコントローラ異常検出手
段とを具備し、前記電力供給制御手段は、前記リモート
コントローラ異常検出手段が異常を検出すると、前記蓄
電手段に蓄積されている電荷が前記リモートコントロー
ラの作動電圧より小さくなるまで放電するのに十分な時
間だけ前記制御用電源から前記リモートコントローラへ
の電力の供給を停止した後、前記制御用電源から前記リ
モートコントローラへの電力の供給を再開するように構
成されていることを特徴とするリモートコントローラ付
き電気機器制御装置。
【0041】(4)リモートコントローラ制御用のコン
ピュータを備えたリモートコントローラと、電気機器の
制御に用いるコンピュータを備えた制御装置本体と、前
記制御装置本体側に配置されて前記リモートコントロー
ラに電力を供給する制御用電源と、蓄電手段を備えて前
記制御用電源からの電力の供給が停止されると前記リモ
ートコントローラの電源をバックアップするバックアッ
プ用電源と、前記制御用電源から前記リモートコントロ
ーラに電力が供給されている期間に前記バックアップ用
電源の前記蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリ
モートコントローラ付き電気機器制御装置であって、前
記制御装置本体には、前記制御用電源から前記リモート
コントローラへの電力の供給及び供給停止を制御する電
力供給制御手段と、前記リモートコントローラから送信
される操作指令の通信で通信エラーが連続して予め定め
た回数発生すると前記リモートコントローラに異常が発
生したと判断するリモートコントローラ異常検出手段
と、前記バックアップ用電源の電圧が前記リモートコン
トローラ制御用のコンピュータの作動電圧より小さくな
ったことを検出すると電圧低下検出信号を出力するバッ
クアップ電圧検出手段とを具備し、前記電力供給制御手
段は、前記リモートコントローラ異常検出手段が異常を
検出すると、電力供給停止時間を徐々にまたは段階的に
長くしながら前記リモートコントローラへの電力の供給
を断続する電力供給断続動作を行い、前記バックアップ
電圧検出手段が前記電圧低下検出信号を出力すると前記
電力供給断続動作を停止して電力の正常な供給を再開す
るように構成されていることを特徴とするリモートコン
トローラ付き電気機器制御装置。
【0042】(5)前記電力供給制御手段は、前記制御
用電源から前記リモートコントローラに電力を供給する
期間を決定する電力供給停止期間決定用タイマ手段と、
前記制御用電源から前記リモートコントローラに電力を
供給する期間を決定する電力供給期間決定用タイマ手段
と、前記電力供給停止期間決定用タイマ手段がタイマ時
限をカウントしている間前記制御用電源から前記リモー
トコントローラへの電力の供給を停止させる電力供給停
止手段とを具備し、前記電力供給停止期間決定用タイマ
手段は、前記制御用電源から前記リモートコントローラ
への電力の供給が停止されると計数動作を開始しタイマ
時限の計数を完了した時点で前記バックアップ用電源の
電圧が前記リモートコントローラ制御用のコンピュータ
の作動電圧以上あることを前記バックアップ電圧検出手
段が検出している場合には、前記タイマ時限を所定の割
合で増加させるように構成され、前記電力供給期間決定
用タイマ手段は、前記電力供給停止期間決定用タイマ手
段がタイマ時限の計数を完了すると予め定めたタイマ時
限の計数を開始するように構成されている上記(3)に
記載のリモートコントローラ付き電気機器制御装置。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、リモートコントローラ
用のコンピュータで暴走が発生した場合に、制御装置本
体側のコンピュータを完全なリセット状態にすることな
く、リモートコントローラ用のコンピュータだけを自動
的に完全なリセット状態にすることができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動風呂装置(電気機器)のリモート
コントローラ付き電気機器制御装置に適用した実施例の
要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例で用いる制御装置本体側のマイク
ロコンピュータで用いるソフトウエアのアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例の要部の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図3のの実施例で用いるソフトウエアの一例の
アルゴリズムのフローチャートである。
【図5】図1の実施例で用いることができるソフトウエ
アの他の例のアルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図6】通信線と電力線とを兼用しない場合に用いるこ
とができるソフトウエアのアルゴリズムの一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 リモートコントローラ用のマイクロコンピュータ 2 通信制御手段 3 バックアップ用電源 3a 蓄電手段 4 充電手段 5 通信線を兼ねた電力線 6 制御用電源 7 通信制御手段 8 電力供給制御手段 9 リモートコントローラ異常検出手段 10 バックアップ電圧検出手段 11 リセット手段 12 制御装置本体側のマイクロコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモートコントローラ用のコンピュータを
    備えたリモートコントローラと、 電気機器の制御に用いるコンピュータを備えた制御装置
    本体と、 少なくとも前記リモートコントローラの電源となる制御
    用電源と、 蓄電手段を備えて前記制御用電源から前記リモートコン
    トローラへの電力の供給が停止されると前記リモートコ
    ントローラの電源をバックアップするバックアップ用電
    源と、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    が供給されている期間に前記バックアップ用電源の前記
    蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリモートコン
    トローラ付き電気機器制御装置であって、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    の供給及び供給停止を制御する電力供給制御手段と、 前記リモートコントローラから送信される操作指令の通
    信状態から前記リモートコントローラ用のコンピュータ
    に異常が発生したことを検出するリモートコントローラ
    異常検出手段とを具備し、 前記電力供給制御手段は、前記リモートコントローラ異
    常検出手段が異常を検出すると、前記バックアップ用電
    源の電圧が前記リモートコントローラ用のコンピュータ
    の作動電圧よりも小さくなるように前記制御用電源から
    前記リモートコントローラへの電力の供給を制御するよ
    うに構成されていることを特徴とするリモートコントロ
    ーラ付き電気機器制御装置。
  2. 【請求項2】リモートコントローラ用のコンピュータを
    備えたリモートコントローラと、 電気機器の制御に用いるコンピュータを備えた制御装置
    本体と、 少なくとも前記リモートコントローラの電源となる制御
    用電源と、 前記制御用電源から前記リモートコントローラに電力を
    供給し且つ前記リモートコントローラと前記制御装置本
    体との間の通信線として兼用される電力線と、 蓄電手段を備えて前記制御用電源から前記リモートコン
    トローラへの電力の供給が停止されると前記リモートコ
    ントローラの電源をバックアップするバックアップ用電
    源と、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    が供給されている期間に前記バックアップ用電源の前記
    蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリモートコン
    トローラ付き電気機器制御装置であって、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    の供給及び供給停止を制御する電力供給制御手段と、 前記リモートコントローラから送信される操作指令の通
    信状態から前記リモートコントローラ用のコンピュータ
    に異常が発生したことを検出するリモートコントローラ
    異常検出手段と、 前記バックアップ用電源の電圧が前記リモートコントロ
    ーラ制御用のコンピュータの作動電圧より小さくなった
    ことを検出するバックアップ電圧検出手段とを具備し、 前記電力供給制御手段は、前記リモートコントローラ異
    常検出手段が異常を検出すると、前記リモートコントロ
    ーラへの電力の供給を断続する電力供給断続動作を行
    い、前記バックアップ電圧検出手段が前記バックアップ
    用電源の電圧が前記リモートコントローラ制御用のコン
    ピュータの作動電圧より小さくなったことを検出する
    と、前記電力供給断続動作を停止して電力の正常な供給
    を再開するように構成されていることを特徴とするリモ
    ートコントローラ付き電気機器制御装置。
  3. 【請求項3】リモートコントローラ用のコンピュータを
    備えたリモートコントローラと、 電気機器の制御に用いるコンピュータを備えた制御装置
    本体と、 少なくとも前記リモートコントローラの電源となる制御
    用電源と、 前記制御用電源から前記リモートコントローラに電力を
    供給し且つ前記リモートコントローラと前記制御装置本
    体との間の通信線として兼用される電力線と、 蓄電手段を備えて前記制御用電源から前記リモートコン
    トローラへの電力の供給が停止されると前記リモートコ
    ントローラの電源をバックアップするバックアップ用電
    源と、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    が供給されている期間に前記バックアップ用電源の前記
    蓄電手段を充電する充電手段とを具備するリモートコン
    トローラ付き電気機器制御装置であって、 前記制御用電源から前記リモートコントローラへの電力
    の供給及び供給停止を制御する電力供給制御手段と、 前記リモートコントローラから送信される操作指令の通
    信状態から前記リモートコントローラ用のコンピュータ
    に異常が発生したことを検出するリモートコントローラ
    異常検出手段と、 前記バックアップ用電源の電圧が前記リモートコントロ
    ーラ制御用のコンピュータの作動電圧より小さくなった
    ことを検出するバックアップ電圧検出手段とを具備し、 前記電力供給制御手段は、前記リモートコントローラ異
    常検出手段が異常を検出すると、電力供給停止時間を徐
    々にまたは段階的に長くしながら前記リモートコントロ
    ーラへの電力の供給を断続する電力供給断続動作を行
    い、前記バックアップ電圧検出手段が前記バックアップ
    用電源の電圧が前記リモートコントローラ制御用のコン
    ピュータの作動電圧より小さくなったことを検出する
    と、前記電力供給断続動作を停止して電力の正常な供給
    を再開するように構成されていることを特徴とするリモ
    ートコントローラ付き電気機器制御装置。
  4. 【請求項4】前記リモートコントローラ異常検出手段
    は、前記リモートコントローラから送信される操作指令
    の通信で通信エラーが連続して予め定めた回数発生する
    と前記リモートコントローラに異常が発生したと判定す
    るように構成されている請求項1,2または3に記載の
    リモートコントローラ付き電気機器制御装置。
  5. 【請求項5】前記制御装置本体は、前記バックアップ電
    圧検出手段が前記バックアップ用電源の電圧が前記リモ
    ートコントローラ制御用のコンピュータの作動電圧より
    小さくなったことを検出すると、前記電気機器の制御に
    用いるコンピュータを前記リモートコントローラから操
    作指令が何も入力されていないアイドルモード状態にリ
    セットするリセット手段を備えている請求項3または4
    に記載のリモートコントローラ付き電気機器制御装置。
JP7069780A 1995-03-28 1995-03-28 リモートコントローラ付き電気機器制御装置 Withdrawn JPH08272635A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342021B1 (ko) * 1999-03-12 2002-06-27 윤종용 원격 조정되는 컴퓨터 시스템 및 그것의 작동 방법
KR100342020B1 (ko) * 1999-03-12 2002-06-27 윤종용 고유번호를 구비한 원격제어컴퓨터시스템 및 그것의 관리 방법
JP2009053871A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Sanyo Electric Co Ltd コンピュータシステムとこのコンピュータシステムに使用されるバッテリモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342021B1 (ko) * 1999-03-12 2002-06-27 윤종용 원격 조정되는 컴퓨터 시스템 및 그것의 작동 방법
KR100342020B1 (ko) * 1999-03-12 2002-06-27 윤종용 고유번호를 구비한 원격제어컴퓨터시스템 및 그것의 관리 방법
JP2009053871A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Sanyo Electric Co Ltd コンピュータシステムとこのコンピュータシステムに使用されるバッテリモジュール

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