JPH08272529A - 画像入力表示装置 - Google Patents

画像入力表示装置

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JPH08272529A
JPH08272529A JP7628395A JP7628395A JPH08272529A JP H08272529 A JPH08272529 A JP H08272529A JP 7628395 A JP7628395 A JP 7628395A JP 7628395 A JP7628395 A JP 7628395A JP H08272529 A JPH08272529 A JP H08272529A
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JP
Japan
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image input
display device
light
pixel
electrode
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Pending
Application number
JP7628395A
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English (en)
Inventor
Hajime Sato
肇 佐藤
Nozomi Harada
望 原田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造コストおよび厚さを低減する。 【構成】マトリクス状に配列される複数の画素電極25
を有するアレイ基板SB1と、複数の画素電極25に対
向する対向電極26を有する対向基板SB2と、第1お
よび第2電極基板SB1およびSB2間に保持され、画
像を表示するために対向電極26の電位を基準にして複
数の画素電極26に印加される電位の分布に対応した光
透過率分布に設定される液晶セル4とを設け、所定数毎
の画素電極25に対応してマトリクス状に配列されスポ
ット光の入射をそれぞれ検出する複数の光検出部DT
と、スポット光の軌跡を入力画像として得るために複数
の光検出部DTの検出結果を読出す読出回路RDとをさ
らにアレイ基板SB1に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用の小型情報端末等
において画像表示および画像入力を行なう画像入力表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な小型情報端末は、液晶表示装置
を用いて文字や図形のような画像を表示する。最近で
は、画像を入力することが可能な小型情報端末も開発さ
れている。このような情報端末は、液晶表示装置とその
表示画面を覆う透明なデジタイザタブレットとで構成さ
れる画像入力装置を有する。デジタイザタブレットは画
像入力ペンで描かれる画像を読み取るために用いられ、
入力ペンが接触したかどうかをタブレット平面内のすべ
ての座標についてチェックしデジタイズすることにより
画像の読取りを行なう。例えば「フラットパネル・ディ
スプレイ ’93」(日経BP社)の204頁から20
6頁には、(1)抵抗膜方式、(2)静電結合方式
(3)電磁誘導方式が入力ペンの接触を検出する方式と
して紹介される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のデジタ
イザタブレットはいずれの方式であっても液晶表示装置
の表示画面上に形成されるため、デジタイザタブレット
の厚さが液晶表示装置の厚さに加わる。これは、小型情
報端末を薄型化する妨げとなる。また、デジタイザタブ
レットおよび液晶表示装置はそれぞれ独立な製造工程で
形成され、その後に一体化されるため、製造コストを低
く抑えることが難しい。本発明の目的は、上述したよう
な従来の問題点に鑑み、製造コストおよび厚さを低減で
きる画像入力表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マトリ
クス状に配列される複数の画素電極を有する第1電極基
板と、複数の画素電極に対向する対向電極を有する第2
電極基板と、第1および第2電極基板間に保持され、画
像を表示するために対向電極の電位を基準にして複数の
画素電極に印加される電位の分布に対応した光透過率分
布に設定される液晶層とを備え、第1電極基板は所定数
毎の画素電極に対応してマトリクス状に配列され、スポ
ット光の入射をそれぞれ検出する複数の光検出部と、ス
ポット光の軌跡を入力画像として得るために複数の光検
出部の検出結果を読出す読出回路をさらに有する画像入
力表示装置が提供される。
【0005】
【作用】この画像入力表示装置では、第1電極基板が複
数の光検出部および読出回路を有する。複数の光検出部
は所定数毎の画素電極に対応してマトリクス状に配列さ
れ、スポット光の入射をそれぞれ検出する。読出回路は
スポット光の軌跡を画像として得るために前記複数の光
検出部の検出結果を読出す。すなわち、複数の光検出部
および読出回路が第1電極基板に組み込まれるため、従
来のようなデジタイザタブレットが不要となる。従っ
て、この画像入力装置の厚さを実質的に従来の画像表示
装置と同様な厚さに設定すると共にその製造コストを低
減できる。
【0006】光検出部は例えば予め一定の電荷量に設定
される蓄積容量とこの蓄積容量に接続される光電変換素
子とにより実現できる。この場合、スポット光が光電変
換素子に入射すると、光リーク電流が光電変換素子に流
れ、蓄積容量の電荷量を変化させる。従って、全ての光
検出部から蓄積容量の端子間電圧を検出結果として順次
読出し、どの位置にある光検出部がスポット光の入射を
検出したかを確認することによりスポット光の軌跡を入
力画像として得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1実施例に係る液晶パネル
を図面を参照して説明する。この液晶パネルは、例えば
携帯用の小型情報端末においてm×n個の画素数で画像
入力および画像表示を行う画像入力表示装置として用い
られる。
【0008】図1は液晶パネルの等価回路を示し、図2
は液晶パネルの画素部周辺の平面構造を示し、図3は液
晶パネルの画素部周辺の断面構造を示す。この液晶パネ
ルはアレイ基板SB1、対向基板SB2、および液晶セ
ル4により構成される。
【0009】アレイ基板SB1は透明ガラスを基材にし
て構成され、マトリクス状に配列されるm×n個の画素
部PX(1,1)−PX(m,n)、m本の走査線S1
−Sm、1本の第1表示信号線D、n本の第2表示信号
線D1−Dn、1本の第1入力信号線R、n本の第2入
力信号線R1−Rn、n本の列制御線C1−Cn、n個
の画像表示用列スイッチSWA1−SWAn、n個の画
像入力用列スイッチSWB1−SWBn、映像入力端子
11、基準信号端子12、信号増幅回路13、Xドライ
バ14、Yドライバ15、放電スイッチ18、充電スイ
ッチ20、充電スイッチ制御線19、および放電スイッ
チ制御線21を含む。走査線S1−Smは画素部PX
(1,1)−PX(m,n)の行に沿ってそれぞれ形成
される。第1表示信号線Dおよび第1入力信号線Rは画
素部PX(1,1)−PX(m,n)の外側領域に形成
され、第2表示信号線D1−Dnおよび第2入力信号線
R1−Rnは画素部PX(1,1)−PX(m,n)の
列に沿ってそれぞれ形成される。映像入力端子11は第
1表示信号線Dに接続される。第1表示信号線Dは列ス
イッチSWA1−SWAnを介して第2表示信号線D1
−Dnにそれぞれ接続される。基準信号端子12は第1
入力信号線Rに接続される。第1入力信号線Rは列スイ
ッチSWB1−SWBnを介して第2入力信号線R1−
Rnに接続されると共に放電スイッチ18、充電スイッ
チ20、および信号増幅回路13に接続される。列スイ
ッチSWA1−SWAnおよびSWB1−SWBnはX
ドライバ14に列制御線C1−Cnを介して接続され
る。充電スイッチ20は所定電位端子に接続され、放電
スイッチ18は接地端子に接続される。
【0010】Yドライバ15は垂直走査期間において行
駆動電圧を走査線S1−Smに順次供給することにより
画素部PX(1,1)−PX(m,n)の行を選択す
る。走査線S1−Smは水平走査期間ずつ行駆動電圧を
受け取る。Xドライバ14は垂直走査期間および垂直ブ
ランキング期間において列駆動電圧を列制御線C1−C
nに順次供給することにより画素部PX(1,1)−P
X(m,n)の列を選択する。列スイッチSWA1−S
WAnおよびSWB1−SWBnは各水平走査期間毎に
所定期間ずつ列駆動電圧を受け取り、順次導通する。ま
た、Xドライバ14は垂直走査期間の各水平走査期間に
おいて順次導通される列スイッチSWB1−SWBnの
各々の導通開始時点を中心とするわずかな期間と垂直ブ
ランキング期間とを除いて充電スイッチ20を導通させ
ると共に、垂直ブランキング期間だけ放電スイッチ18
を継続的に導通させる。
【0011】画素部PX(1,1)−PX(m,n)の
各々は、透明導電膜で構成される画素電極25と、画像
表示のためにこの画素電極25を介して液晶セル4に印
加される電圧により充電される第1蓄積容量5、表示信
号線D1−Dnのうちの対応する1本である表示信号線
1と第1蓄積容量5との間に接続される第1スイッチ素
子6、画像入力のために所定電圧に充電される第2の蓄
積容量7、入力信号線R1−Rnのうちの対応する1本
である入力信号線2と第2蓄積容量7との間に接続され
る第2スイッチ素子8を有する。スイッチ素子6および
8は走査線S1−Smのうちの対応する1本である走査
線3に接続され、行駆動電圧が供給される期間だけ導通
する。スイッチ素子6および8の各々は例えばMOS構
造の薄膜トランジスタ(TFT)で構成される。スイッ
チ素子8および蓄積容量7は画像入力のために用意され
た画像入力ペン22から照射されるスポット光の入射を
検出する光検出部DTを構成する。この際、スイッチ素
子8は蓄積容量7に蓄えられた電荷の量をスポット光の
光電変換によって得られる光電流により変化させる光電
変換素子として用いられる。
【0012】対向基板SB2は透明ガラスを基材にして
構成され、透明導電膜で構成される対向電極26、ブラ
ックマトリクス27、カラーフィルタ30を有する。対
向電極26は電極基板SB1の画素部PX(1,1)−
PX(m,n)に対向して形成される。ブラックマトリ
クス27は画素部PX(1,1)−PX(m,n)の外
部領域およびこれら相互間の配線領域を覆い、画像表示
用光源から照射される照明光を遮光する。ブラックマト
リクス27で覆われた範囲では、光リーク電流が照明光
の入射に伴ってスイッチ素子等に流れることが防止され
る。カラーフィルタ30は画素部PX(1,1)−PX
(m,n)のうちの(3k−2)番目、(3k−1)番
目、3k番目の列を覆う赤、緑、および青のストライプ
で構成される(k=1,2,……)。
【0013】アレイ基板SB1および対向基板SB2の
各々は回路コンポーネントの形成された1表面を全体的
に覆って形成される配向膜ORを有する。これら配向膜
ORは液晶分子の配向方向が互いに90度ずれるようそ
れぞれラビング処理された薄いポリイミド膜で構成され
る。この配向膜ORと反対側の基板表面には、第1およ
び第2偏光板PLが配向方向に合わせて貼り付けられ
る。
【0014】液晶セル4は液晶28が配向膜ORに接す
るようにしてアレイ基板SB1と対向基板SB2との間
に保持される。この液晶セル4において、液晶分子の配
列は画素電極25および対向電極26間の電圧により制
御され、画像を表示するため画素部PX(1,1)−P
X(m,n)画素の全画素電極25の電位分布に応じた
光透過率分布に設定される。
【0015】この液晶パネルの後方には、バックライト
BLが上述の画像表示用光源として設けられる。このバ
ックライトBLからの照明光はアレイ基板SB1および
対向基板SB2の一方、例えば対向基板SB2全体に照
射される。この場合、アレイ基板SB1の偏光板側表面
は表示画面として用いられ、情報端末において露出され
る。
【0016】ここで、画素部PX(1,1)−PX
(m,n)に共通な構造をさらに詳しく説明する。図3
において、矢印LはバックライトBLから照射される照
明光の入射方向を示し、矢印Mは画像入力ペン22から
照射されるスポット光の入射方向を示す。画素電極25
は隣接する2本の信号線1および2と隣接する2本の走
査線3によって囲まれる。スイッチ素子6および8のT
FTの各々はアレイ基板SB1のベースとなるガラス基
材G上に形成されるポリシリコン層24内に形成される
ソースおよびドレインと、これらソースおよびドレイン
間においてポリシリコン層24上に薄いゲート酸化膜G
Iを介して形成されるゲート電極とで構成される。スイ
ッチ素子6のTFTにおいて、ゲート電極は走査線3か
ら延出された部分で構成され、ソースは表示信号線1に
接続され、ドレインは画素電極25にコンタクトホール
29を介して接続される。スイッチ素子8のTFTにお
いて、ゲート電極は走査線3から延出された部分で構成
され、ソースは入力信号線2に接続され、ドレインはフ
ローティング状態にされる。蓄積容量5および7は図2
に示すように走査線3に沿った独立の蓄積容量線23を
用いて構成される。すなわち、蓄積容量5はスイッチ素
子6のTFTのドレインと蓄積容量線23とが酸化膜G
Iを介して重なる部分に形成され、蓄積容量7はスイッ
チ素子8のTFTのドレインと蓄積容量線23とが酸化
膜GIを介して重なる部分に形成される。蓄積容量5お
よび7は、ポリシリコン膜に予め不純物をドープした後
にゲート酸化膜およびゲート電極を形成することによっ
て容量値に印加電圧依存性を持たないMIM(Metal-In
sulator-Metal )構造の容量とされている。
【0017】図4は入力画像を描く画像入力ペン22の
構造を示す。この画像入力ペン22は入力モードスイッ
チ60と、赤外光をスポット光として発射する光源6
1、光源61を駆動する駆動回路62、およびこれらを
収容するペンフレーム63で構成される。ペンフレーム
63は光源62からのスポット光を外部に照射するため
の開口OPを先端部に有する。入力モードスイッチ60
はペンフレーム63の先端に配置されるアクチュエータ
60Aを有する機械式マイクロスイッチであり、このア
クチュエータ60Aが液晶パネルの表示画面64に接触
した状態で入力モード信号IMを発生する。この入力モ
ード信号IMは入力モードを設定するために駆動回路6
2および液晶パネルのXドライバ14に供給される。駆
動回路62はこの入力モード信号が供給される間光源6
1を駆動する。また、駆動回路62には、放電スイッチ
18の導通制御信号21がXドライバ14から供給さ
れ、光源61の駆動が放電スイッチ18の導通期間を除
いて禁止される。
【0018】次に、上述のように構成された液晶パネル
の動作を図5を参照して説明する。この液晶パネルで
は、Yドライバ15が垂直走査期間において1水平走査
期間ずつ行駆動電圧を走査線S1−Smに順次供給する
ことにより画素部PX(1,1)−PX(m,n)の行
を選択し、Xドライバ14が垂直走査期間および垂直ブ
ランキング期間の各水平走査期間において所定期間ずつ
列駆動電圧を列制御線C1−Cnに順次供給することに
より画素部PX(1,1)−PX(m,n)の列を選択
する。
【0019】画像表示動作は次のようにして行われる。
行駆動電圧が例えば走査線S1に供給されると、第1行
目の全画素部PX(1,1)−PX(1,n)のスイッ
チ素子6が導通する。この状態で、列スイッチSWA1
−SWAnが映像入力端子11から入力される映像信号
に同期してXドライバ14から供給される列駆動電圧に
より所定期間ずつ順番に導通する。これにより、1走査
線分の映像信号が画素部PX(1,1)−PX(1,
n)に供給され、各画素電極25の電位が対応画素の映
像信号に対応する値に設定される。
【0020】このようにしてYドライバ15が全ての走
査線S1−Smに対する行駆動電圧の供給を行なうと、
1フレーム分の映像信号が全画素部PX(1,1)−P
X(m,n)の画素電極25に供給され、各画素電極が
対応画素の映像信号に応じた電位に設定される。画素部
PX(1,1)−PX(m,n)の画素電極25に対向
する対向電極26の電位は一定の値に固定されており、
液晶セル4の光透過率分布が画素部PX(1,1)−P
X(m,n)の画素電極25の電位分布に応じて設定さ
れる。これにより、バックライトBLからの照明光がこ
の光透過率分布に応じて液晶セル4を透過し、表示画面
64上に画像を形成する。
【0021】他方、画像入力動作は上述の画像表示動作
に並行して次のようにして行われる。行駆動電圧が例え
ば走査線S1に供給されると、第1行目の全画素部PX
(1,1)−PX(1,n)のスイッチ素子8が導通す
る。この状態で、列スイッチSWB1−SWBnがXド
ライバ14から供給される上述の列駆動電圧により所定
期間ずつ順番に導通する。Xドライバ14は列スイッチ
SWB1−SWBnの各々の導通中に充電スイッチ20
を導通させる。これにより、第1行目の全画素部PX
(1,1)−PX(1,n)の蓄積容量7が第1入力信
号線R、列スイッチSWB1−SWBn、第2入力信号
線R1−Rn、および対応スイッチ素子8を介して基準
電位に充電される。
【0022】こうしてYドライバ15が全ての走査線S
1−Smに対する行駆動電圧の供給を行なうと、全画素
部PX(1,1)−PX(m,n)の蓄積容量7が基準
電位に充電される。
【0023】垂直ブランキング期間になると、Yドライ
バ15は行駆動電圧による行選択を停止する。これによ
り、全画素部PX(1,1)−PX(m,n)のスイッ
チ素子8が非導通になる。Xドライバ14は列駆動電圧
により列スイッチSWB1−SWBnを順次導通させ、
さらに放電スイッチ18を充電スイッチ20に代わって
導通させる。これにより、第1入力信号線Rおよび第2
入力信号線R1−Rnの各々が接地電位に放電される。
これにより、一定の電位差が各画素部のスイッチ素子8
のソース−ドレイン間に設定される。
【0024】画像入力ペン22からのスポット光がこの
スイッチ素子8に入射すると、このスイッチ素子8が光
電変換素子として機能して入射光に応じた光リーク電流
により蓄積容量7の蓄積電荷量を変化させる。
【0025】上述の垂直ブランキング期間が経過して再
び垂直走査期間になると、Yドライバ15が1水平走査
期間ずつ行駆動電圧を走査線S1−Smに順次供給する
ことにより画素部PX(1,1)−PX(m,n)の行
を選択し、Xドライバ14が各水平走査期間において所
定期間ずつ列駆動電圧を列制御線C1−Cnに順次供給
することにより画素部PX(1,1)−PX(m,n)
の列を選択する。
【0026】行駆動電圧が例えば走査線S1に供給され
ると、第1行目の全画素部PX(1,1)−PX(1,
n)のスイッチ素子8が導通する。このとき、第1行目
の全画素部PX(1,1)−PX(1,n)の蓄積容量
7はこれらスイッチ素子8により第2入力信号線R1−
Rnに電気的に接続され、これら第2入力信号線R1−
Rnの電位がこれら蓄積容量7において変化した蓄積電
荷量に対応する値に設定される。この間第1入力信号線
Rは充電スイッチ20の導通により基準電位に設定され
る。この状態で、列スイッチSWB1−SWBnがXド
ライバ14から供給される列駆動電圧により所定期間ず
つ順番に導通する。列スイッチSWB1−SWBnの各
々について、Xドライバ14はその導通開始直前に充電
スイッチ20を非導通とし、導通開始直後の期間を除い
て導通中に再び充電スイッチ20を導通させる。これに
より、第1入力信号線の電位は列スイッチSWB1−S
WBnの導通開始直後に第2入力信号線R1−Rnの電
位に応じて変化する。この電位変化は順次電圧増幅回路
13で増幅され、読出信号線17に出力される。
【0027】こうしてYドライバ15が全ての走査線S
1−Smに対する行駆動電圧の供給を行なうと、全画素
部PX(1,1)−PX(m,n)の蓄積容量7の蓄積
電荷の変化が、上述のようにして全て読出信号線17に
出力される。
【0028】ちなみに、第1入力信号線Rおよび第2入
力信号線R1−Rnの配線容量は一定だと考えられるた
め、各画素に対応して時系列的に読出信号線17から得
られる信号は、各画素部に入射した光量に比例する値と
なる。蓄積容量7を充電する基準電位に設定する充電電
圧を10V、水平ブランキング期間の保持電圧を0V、
第1入力信号線Rの配線容量、第2入力信号線R1−R
nの各配線容量、および蓄積容量7との容量比を30:
30:1とすると、第1入力信号線Rの電位変化は最大
で約160mVとなり、十分なS/Nを取ることができ
る。
【0029】実際に画像入力を行なう場合、画像入力ペ
ン22がスポット光を照射する開口OPを持つ先端部を
表示画面64に接触させて動かされる。このスポット光
は画像入力ペン22の動きに応じた軌跡を描いて画素部
PX(1,1)−PX(m,n)のいずれかに入射す
る。画素部PX(1,1)−PX(m,n)では、蓄積
容量7を予め基準電位に充電してスイッチ素子8の両端
に電位差を設けた状態にあるため、スポット光の入射が
蓄積容量7およびスイッチ素子8で構成される光検出部
DTにより検出され、この光検出結果が第2入力信号線
R1−Rn、第1入力信号線R、電圧増幅回路13を介
して読み出される。
【0030】画像入力ペン22には、放電スイッチ18
の導通制御信号21が供給され、垂直走査期間において
スポット光の発射を禁止する。もしスポット光が放電ス
イッチ18が導通する垂直ブランキング期間だけでなく
垂直走査期間にも発射されると、スイッチ素子8の両端
に電位差がある場合に、光リーク電流が発生し、光検出
結果に誤差が発生する可能性がある。このため、本実施
例のようにスポット光の発射は、放電スイッチ18の動
作に同期させることが望ましい。
【0031】上述の実施例では、アレイ基板SB1が複
数の光検出部DT(スイッチ素子8,蓄積容量7)およ
び読出回路RD(Xドライバ14、Yドライバ15、列
スイッチSWB1−SWBn、充電スイッチ20、放電
スイッチ18、電圧増幅回路13)を有する。複数の光
検出部DTは画素部PX(1,1)−PX(m,n)の
画素電極に対応してマトリクス状に配列され、スポット
光の入射をそれぞれ検出する。読出回路RDはスポット
光の軌跡を画像として得るために複数の光検出部DTの
検出結果を読出す。すなわち、複数の光検出部DTおよ
び読出回路RDが第1電極基板に組み込まれるため、従
来のようなデジタイザタブレットが不要となる。従っ
て、この液晶パネルの厚さを実質的に従来の画像表示装
置と同様な厚さに設定すると共にその製造コストを低減
できる。
【0032】また、画像入力ペン22を用いて文字ある
いは図形の画像を描くと、光リーク電流が画像入力ペン
22からのスポット光の入射するスイッチ素子8に流れ
蓄積容量7の電位を変化させる。この変化は上述したよ
うに読み出される。他方、スイッチ素子6にも同様に光
リーク電流が流れ、これが画素電極電位を変化させる。
画素の光透過率はこの画素電極電位に応じて設定される
ため、入力画像を表示画面64でモニタすることができ
る。
【0033】尚、画像入力ペン22の光源62は赤外光
をスポット光として発射するが、これに限られない。例
えば出力波長が赤から赤外領域である発光ダイオード
(LED)および半導体レーザは小型、低消費電力、高
出力、かつ安価である点で光源62として適している。
これらを用いる場合、光電変換素子はこの領域で光電変
換効率の良いものを用いる必要がある。光電変換素子材
料として一般的なアモルファスシリコン(a−Si)膜
は、緑付近で高い感度を有するものの、赤から赤外領域
にかけて感度が急減する。一方ポリシリコン膜は緑付近
の波長についてa−Si膜のような高い感度が得られな
いが、赤から赤外領域にかけて感度の低下がa−Si膜
よりも小さい。このため、本実施例では、ポリシリコン
膜が光電変換素子の材料として用いられている。
【0034】ポリシリコンTFT(光電変換素子)の光
リーク電流はドレイン接合近傍での少数キャリアによる
拡散電流であり、ドレイン接合から拡散長程度の距離内
で発生する。そのため、スポット光はTFTのドレイン
近傍拡散長程度の範囲に照射すれば良い。この拡散長
は、ポリシリコン膜の膜質に依存するが、ドレイン接合
から1から数μmの範囲にスポット光を照射することで
十分な光リーク電流を発生させることができた。
【0035】また、上述の実施例では、光検出部DT
(スイッチ素子8および蓄積容量7)が画素電極数に等
しい数だけ設けられたが、外部装置の処理速度の問題に
より液晶パネルから得られる入力画像をリアルタイムに
処理できないような場合には、画像入力の解像度を落と
すこともできる。この場合、所定数の画素電極で構成さ
れる画素電極グループ毎に光検出部DTを設ければ良
い。
【0036】例えばカラー表示用の液晶パネルでは、1
ドット分の表示が通常、赤、緑、青のカラーフィルタに
それぞれ割り付けられた3つの画素電極を用いて行われ
る。この場合には、各光検出部DTがこれら3つの画素
電極のグループ毎に設けられれば十分であると考えられ
る。
【0037】従って、例えば図6に示すように赤画素7
3R、緑画素73G、青画素73B、および光検出部D
Tが走査線72に沿ってこの順序で繰り返される並びに
設定され、信号線71R、71G、71B、71Pが赤
画素73R、緑画素73G、青画素73B、および光検
出部DTに対応して配置される。このような構成にする
と、光検出部DTが各画素毎に設けられる場合に比べて
光検出部DTの占有面積を1/3にすることができるた
め、独立した光検出部DTを加えることによる開口率の
低下を十分小さな値に抑えることができる。
【0038】また、上述の実施例では、理解を容易にす
るために1相の表示信号線Dおよび入力信号線Rが用い
られたが、動作速度が速い場合あるいは色毎の信号を分
離したい場合等には、それぞれ複数本の表示信号線およ
び入力信号線を用いてもよい。
【0039】尚、上述の実施例では、画像入力ペン22
の入力モードスイッチ60が機械式のマイクロスイッチ
であったが、これは光学式あるいは静電式のスイッチ等
に変更することもできる。
【0040】図7は光学式スイッチを用いた画像入力ペ
ンの例を示す。この画像入力ペン22では、ペンフレー
ム63が図4に示すものと同様にスポット光を発射する
光源61、およびこの光源61を駆動する駆動回路62
を収容する。この画像入力ペン22のペンフレーム63
には、さらに反射板65および光センサ66が設けられ
る。反射板65は光源61から発射されるスポット光の
一部を液晶パネルの表示画面64に向けて反射する。光
センサ66は入力モードスイッチ60として液晶パネル
の表示画面64からの反射光を検出する。このペンフレ
ーム63の先端部は透明材料で構成され、反射板65で
反射され表示画面64に向かうスポット光および表示画
面から光センサ66に向かう反射光を透過させる。
【0041】このような構成では、入力ペン22の先端
部が液晶パネルの表示画面64にほぼ接触する程度に近
づいたとき表示画面64で反射したスポット光が一定値
以上の光量で光センサに入射する。光センサはこの一定
値以上の光量の入射光に応答して入力モード信号を発生
する。
【0042】反射板65は液晶パネルの表示画面64に
対してある程度変化する画像入力ペン22の傾きに対処
するため広がりのある反射特性を持つ。このため、表示
画面64からの反射光は画像入力ペン22の傾きの変化
に影響されずに確実に光センサ66に入射する。表示画
面64からの反射光の強度は一般に反射位置によって異
なるが、光源61として赤外光源を用いた場合には比較
的均一な反射特性の分布が得られる。
【0043】また、静電式スイッチを用いた画像入力ペ
ンの場合には、この画像入力ペンの先端部に電極を付
け、入力ペンの先端部が液晶パネルの表示画面にほぼ接
触する程度に近づいたとき液晶パネルの共通電極とこの
ペンの電極との間の静電結合量が一定値以上であること
を検出することによって、入力モードが設定される。
【0044】図8はバックライトをスポット光の光源と
して用いた画像入力ペンの例を示す。この画像入力ペン
22では、ペンフレーム63が反射層となる先端部を有
する。この反射層はブラックマトリクス27で覆われな
い液晶パネルの領域を透過して表示画面64側に出射さ
れたバックライト光を反射し、スポット光として光検出
部DTに入射させる。
【0045】この場合、画像入力ペン22はそれ自体が
上述の入力モードスイッチ61として機能する。すなわ
ち、画像入力ペン22を液晶パネルの表示画面64から
離すと、反射層からの反射光の強度が落ちるために、光
検出部DTによる入射光の検出が自動的にできなくな
る。
【0046】図8に示す画像入力ペンは、液晶パネルの
表示画面に照射されるスポット光を発生するために独立
に設けられる光源を必要としないという利点を有する。
しかし、光検出部DTへの入射光量が独立な光源を用い
る場合に比べて低下するため、S/N比が悪くなる。S
/N比の低下による読取り画像品質の劣化は、例えば画
像読取信号を微分回路等の輪郭補正回路に通したり、自
動利得制御(AGC)回路を用いて2値化レベルを適正
レベルに保つことにより防止することが可能である。
【0047】次に本発明の第2実施例に係る液晶パネル
を説明する。図9はこの液晶パネルの等価回路を示す。
この液晶パネルは、画素部PX(1,1)−PX(m,
n)の回路構成を除いて図1に示す液晶パネルと実質的
に同様である。
【0048】画素部PX(1,1)−PX(m,n)の
各々では、第2スイッチ素子8がスポット光を遮光する
遮光膜等で覆われる。この場合、スポット光が遮光膜を
介して第2スイッチ素子8に入射できないため、光リー
ク電流が第2スイッチ素子8に流れない。その代わり、
整流素子40が第2スイッチ素子および第2蓄積容量7
間の接続点と次段の走査線3との間に光電変換素子とし
て接続される。この整流素子40は上述の遮光膜によっ
て覆われないMOS−TFTで構成される。行駆動電圧
が走査線3に供給されない状態では、走査線3が低レベ
ルの電位に維持され、整流素子40を逆バイアスする。
スポット光がこのように逆バイアスされた整流素子40
の接合部に照射されると、光リーク電流がこの整流素子
40に流れ、第2蓄積容量7に蓄積されている電荷量を
変化させる。また、走査線3の電位が行駆動電圧の供給
に伴って立ち上がり、整流素子40を順バイアスする
と、第2蓄積容量7が整流素子40を介して基準電位に
充電される。従って、図1に示す放電スイッチ18は不
要である。
【0049】第2実施例では、第1実施例のようにスポ
ット光の検出が垂直ブランキング期間のみに制約されな
い。すなわち、光検出結果を読出すための期間を確保す
れば垂直ブランキング期間に加えて垂直走査期間におい
ても光検出を行える。従って、画像入力ペン22の速い
動きも確実に追従し、スポット光の入射を検出すること
が可能となる。
【0050】尚、整流素子40の接続先は次段の走査線
3に限られず、さらにもう1段先の走査線に変更されて
もよい。この構成であれば、走査線3の立ち上がり時間
が比較的長い場合あるいは行駆動電圧が2本1組の隣接
する走査線3に同時に供給される場合でも、各蓄積容量
7の充電動作を支障なく行なうことができる。
【0051】第1および第2実施例の液晶パネルはバッ
クライト光を選択的に透過させることにより画像表示を
行なう透過型構造となっているが、これを表示画面側か
ら入射する照明光を選択的に反射させることにより画像
表示を行なう反射型構造に変更しても同様の効果を得る
ことができる。
【0052】次に、本発明の第3実施例に係る液晶パネ
ルを説明する。図10はこの液晶パネルの画素部周辺の
断面構造を示す。この液晶パネルは、画素部PX(1,
1)−PX(m,n)の断面構造を除いて図1に示す液
晶パネルと実質的に同様である。
【0053】各画素部は反射型構造を有する。液晶パネ
ルはN方向から表示画面64側の透明な対向電極26を
介して射する照明光を液晶28で光変調し、透明でない
金属膜による画素電極25Aで反射させて画像表示を行
う反射型構造を有する。
【0054】一方、ブラックマトリクス27はスイッチ
素子(光電変換素子)8に対応して開口され、画像入力
のためにN方向から照射されるスポット光をこのスイッ
チ素子8に入射させる。光電変換素子8がブラックマト
リクス27に形成された開口により実質的に露出される
と、スポット光以外の照明光もこの開口を介してスイッ
チ素子8に入射し、光電変換のS/N比を悪くするおそ
れがある。このため、本実施例では、赤外光透過フィル
タ51がブラックマトリクス27の開口を覆って形成さ
れ、赤外レーザ(図示せず)がスポット光の光源として
用いられる。
【0055】この構成では、スポット光がほとんど光量
の減衰を伴わずに光電変換素子8に達することができ
る。これに対し、照明光は赤外光透過フィルタ51で吸
収されてその光量が大幅に減衰する。従って、良好なS
/N比を得ることができる。尚、赤外光透過フィルタ5
1は赤色のカラーフィルタに変更してもよい。赤色のカ
ラーフィルタは、照明光のうち光電変換素子8に達する
光量は1/3以下にに低下させるため、S/N比を十分
改善することができる。また、赤外透過フィルタ51
は、透過型の場合に使用しても、外光によるS/N比の
低下を抑えることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画像表
示と画像入力とが共通のパネルユニットにおいて行なわ
れる薄型、低コストの画像入力表示装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る液晶パネルの等価回
路図である。
【図2】図1に示す液晶パネルの画素部周辺の上面図で
ある。
【図3】図2に示すA−A’線に沿った画素部周辺の断
面図である。
【図4】入力画像を描く画像入力ペンの構造を示す図で
ある。
【図5】図1に示す液晶パネルの動作を説明するための
タイムチャートである。
【図6】カラー表示用に組み合わされる3個の画素電極
のグループ毎に設けられる光検出部を示す平面図であ
る。
【図7】光学式スイッチを用いた画像入力ペンの例を示
す図である。
【図8】バックライトをスポット光の光源として用いた
画像入力ペンの例を示す図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る液晶パネルの等価回
路図である。
【図10】本発明の第3実施例に係る液晶パネルの画素
部周辺の断面構造を示す図である。
【符号の説明】
SB1…アレイ基板、SB2…対向基板、4…液晶セ
ル、25…画素電極、26…対向電極、DT…光検出
部、RD…読出回路。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列される複数の画素電
    極を有する第1電極基板と、前記複数の画素電極に対向
    する対向電極を有する第2電極基板と、前記第1および
    第2電極基板間に保持され、画像を表示するために前記
    対向電極の電位を基準にして前記複数の画素電極に印加
    される電位の分布に対応した光透過率分布に設定される
    液晶層とを備え、前記第1電極基板は所定数毎の画素電
    極に対応してマトリクス状に配列され、スポット光の入
    射をそれぞれ検出する複数の光検出部と、前記スポット
    光の軌跡を入力画像として得るために前記複数の光検出
    部の検出結果を読出す読出回路をさらに有することを特
    徴とする画像入力表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1電極基板は前記複数の画素電極
    の行および前記複数の光検出部の行をそれぞれ選択する
    複数の走査線と、前記複数の走査線のいずれかによって
    選択された行の画素電極に電気的に接続される複数の表
    示信号線と、前記複数の走査線のいずれかによって選択
    された行の光検出部にそれぞれ電気的に接続される複数
    の入力信号線とをさらに有することを特徴とする請求項
    1に記載の画像入力表示装置。
  3. 【請求項3】 前記光検出部は前記スポット光を光電変
    換する光電変換素子および前記光電変換素子から得られ
    る電荷を蓄える蓄積容量とを含み、前記読出回路は前記
    蓄積容量に一定量の電荷を供給する供給手段と、この電
    荷供給から一定時間経過後に前記蓄積容量の電荷量の変
    化を検出する検出手段とを有することを特徴とする請求
    項1に記載の画像入力表示装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、予め一定電位に充電さ
    れる容量素子と、この容量素子を前記蓄積容量に電気的
    に接続するスイッチ素子と、前記容量素子の端子間電圧
    を検出する電圧検出回路とを含むことを特徴とする請求
    項3に記載の画像入力表示装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子は、薄膜トランジスタ
    であることを特徴とする請求項3に記載の画像入力表示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記光電変換素子は前記検出手段のスイ
    ッチ素子により構成されることを特徴とする請求項5に
    記載の画像入力表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光電変換素子の材料は多結晶シリコ
    ンであり、前記スポット光の光源は赤または赤外光源で
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像入力表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光検出部は赤または赤外光を選択的
    に透過させるフィルタ手段を含むことを特徴とする請求
    項7に記載の画像入力表示装置。
  9. 【請求項9】 前記読出回路は前記スポット光の照射に
    同期して動作するよう構成されることを特徴とする請求
    項1に記載の画像入力表示装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の画素電極は赤、緑、青のカ
    ラーフィルタでそれぞれ覆われる3個の画素電極を各々
    含む複数の画素電極グループを構成し、前記光検出部は
    この画素電極グループ単位に設けられることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像入力表示装置。
  11. 【請求項11】 さらに前記スポット光を前記複数の光
    検出部に選択的に照射する画像入力ペンを備え、この画
    像入力ペンは前記読出回路を制御する制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像入力表示装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は前記第1および第2電
    極基板のうちの一方に設けられる表示画面から得られる
    光に応答して作動するよう構成されることを特徴とする
    請求項11に記載の画像入力表示装置。
  13. 【請求項13】 前記スポット光の光源は画像表示用に
    設けられるバックライトであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像入力表示装置。
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