JPH0777704A - 電気光学装置及び部品 - Google Patents

電気光学装置及び部品

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JPH0777704A
JPH0777704A JP15219194A JP15219194A JPH0777704A JP H0777704 A JPH0777704 A JP H0777704A JP 15219194 A JP15219194 A JP 15219194A JP 15219194 A JP15219194 A JP 15219194A JP H0777704 A JPH0777704 A JP H0777704A
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photosensitive
electro
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JP15219194A
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Neil C Bird
クリストファー バード ニール
John M Shannon
マーチン シャノン ジョン
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Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体の駆動回路を簡略化できる電気光学装置
を提供する。 【構成】 第1の基板2が表示素子5の第1アレイ4と
表示素子5をアドレスする導体12、13を有する電気光学
表示装置3を搭載する。第2の基板は導体9、10により
アドレス可能の素子8の第2のアレイ7を搭載する。感
光性素子11が導体9、10に接続され、光照射されたとき
導体9、10に第2のアレイ7の素子8をアクセスするた
めの信号を出す。第2の基板6は第1の基板2の上に位
置し、感光性素子11が表示素子5の選択された1つ5'に
対応し、表示装置3の制御によって選択された表示装置
が感光性素子を光照射し、第2のアレイ7の素子8をア
クセスすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気光学装置に関する
ものであり、特に光学的にアドレスされる電気光学装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】欧州特許公報EP-A-488455 には、液晶表
示装置或いはイメージセンサーのような、アドレス可能
なマトリクス装置を搭載した基板を具えた電気光学装置
が記載されている。表示ピクセル又はイメージ素子のマ
トリクスアレイの行及び列が、マトリクスアレイを搭載
した基板上に設けられた感光性素子からなる電気光学ス
イッチング装置を用いて行及び列導体に供給された信号
によってアクセスされる。欧州特許公報EP-A-488455 に
記載された装置においては、感光性素子は発光ダイオー
ド等の発光装置の線形アレイによって駆動される。
【0003】各行(列)導体は感光性素子が行(列)導
体と列(行)導体との交点に位置する特定のパターンに
対応し、所定の線形の発光装置の組の動作により、所定
の列(行)導体に結合している感光性素子が光照射さ
れ、それにより感光性素子が導電性になる。
【0004】線形発光装置アレイの各特定パターンの発
光は感光性素子の特定の配列に対応し、これにより、選
択された所定の発光装置の組が動作すると特定パターン
の行(列)導体に結合されている全ての感光性素子が導
電性になり、行(列)導体が対応する駆動回路に接続さ
れる。そのような装置は部品の数を減らすことができ、
電気光学装置への外部接続を比較的少なくすることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザーに対して画像を表示する電気光学表示装置アレイを
搭載した第1の基板と第2の素子アレイを搭載した第2
の基板とを有する電気光学装置であって、全体の駆動回
路を減らし、また簡易化することができ、製造コストを
下げることができる電気光学装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
表示素子アレイと個々の表示素子をアドレスして表示装
置に映像を表示させるための導体とを有する電気光学表
示装置を搭載した第1の基板と、導体によってアドレス
可能の第2の素子アレイと該導体に結合された感光性の
素子とを搭載し、感光性素子が光照射されたときに導体
に第2のアレイの素子をアクセスするための信号を供給
するように構成された第2の基板とを具え、第2の基板
は第1の基板と向き合うように構成され、感光性素子が
選択された表示素子に対応し、選択された表示素子が感
光性素子を照射できるようにし、これにより、第2のア
レイの素子のアクセスが表示装置によって制御されるよ
うに構成されたことを特徴とする電気光学装置が提供さ
れる。
【0007】このように、本発明の電気光学装置におい
ては、装置のユーザーに対して画像を表示する電気光学
表示装置が用いられ、第2の基板に搭載された素子が光
学的にアドレスされ得るようになっており、第2の基板
に搭載された素子アレイのための別の駆動回路を設ける
必要がない。従って、必要な駆動回路を減らすことがで
き、また簡易化することができ、電気光学装置特に第2
のアレイの製造コストを下げることができる。
【0008】電気光学表示装置とは、ここでは電気的に
制御できる光の空間的パターンを生成し得る装置全てを
意味するものとする。例えば液晶表示装置(LCD )又は
他の同種の表示装置又は陰極線管(CRT )、特に平面型
CRTを含む。
【0009】本発明の電気光学表示装置は、行導体及び
列導体に対応して行及び列に配列された2次元マトリク
スアレイを構成する表示素子を具え、第2のアレイが、
行及び列に配列された素子の2次元アレイであり、第2
のアレイの素子に対応した行及び列導体を具え、第2の
アレイの選択された行導体と選択された列導体に供給さ
れる信号が第2のアレイの1つの素子にアクセスするよ
うにし、第2のアレイの行及び列導体が感光性素子に結
合しており、感光性素子が選択された表示素子によって
光照射されたときに行及び列導体に信号を供給して第2
のアレイの素子をアクセスするように構成することもで
きる。しかしながら、本発明は、表示装置と第2のアレ
イの少なくとも1つ、可能ならば双方が1次元アレイで
ある場合にも適用できる。
【0010】一般的には、感光性素子は第2のアレイの
周囲部分に配置され、これにより、表示装置以外の光源
からの望ましくない光照射に対して容易に保護されるよ
うになっており、更に第2のアレイの正規の機能に対す
る障害を減らしている。第2のアレイの各導体は、それ
ぞれの感光性素子と対応している。
【0011】他の構成においては、第2のアレイの各導
体が複数の感光性素子に結合され、結合された全ての感
光性素子が光照射されたときのみ、信号が導体に供給さ
れるように構成することもできる。例えば欧州特許公報
EP-A-488455 に記載された変形バージョンが利用でき
る。
【0012】隣接する導体に対応する感光性素子は位置
をずらせて接続してもよい。そうすると隣接の導体に対
応する感光性素子間の間隔が隣接導体間の間隔より大き
くなる。これは、隣接する感光性素子間の光学的なクロ
ストークの可能性を減らすことになる。即ち、光照射さ
れるべき感光性素子に隣接する感光性素子を誤って照射
する可能性を減らす必要があるということである。
【0013】一例においては、第2のアレイの各素子は
電荷を蓄積するように構成され、第2のアレイの各行導
体はそれぞれの感光性素子の少なくとも1つを介して選
択電圧供給線に接続されている。これにより、行の素子
に蓄積された電荷を読み出すための電気光学装置の動作
において、表示装置によって行に結合された少なくとも
1つの感光性素子が光照射され、行導体に選択電圧が供
給される。第2のアレイの各行導体はそれぞれのスイッ
チング素子の少なくとも1つを介してリセット電圧供給
線に接続し、リセット電圧のパルスが行導体に印加され
結合されている素子をリセットするようにしてもよい。
【0014】第2のアレイの各列導体は、少なくとも1
つの第1の感光性素子を介して、それぞれ他方の電極が
電荷感応増幅器に接続されている列コンデンサの1つの
一方の電極と少なくとも1つの第2の感光性素子とに接
続され、該第2の感光性素子は基準電圧線に接続され、
第2のアレイの所定の列の1つの素子から電荷を読み出
すために、対応する少なくとも1つの第1の感光性素子
の最初の1つが表示装置によって光照射され、これによ
り選択電圧が印加されている行及び列の双方の素子に蓄
積されている電荷が列導体と少なくとも1つの第1の感
光性素子を経てコンデンサに移動し、次に、少なくとも
1つの第2の感光性素子が光照射され、列コンデンサに
蓄積されている電荷が電荷感応増幅器に移動する。
【0015】他の例においては、各列導体が、それぞれ
の第1の感光性素子を介して、それぞれ他方の電極が電
荷感応増幅器に接続されている各第1及び第2の列コン
デンサそれぞれの一方の電極と、基準電圧線に接続され
ているそれぞれの第2の感光性素子とに接続され、第2
のアレイの所定の列の1つの素子から電荷を読み出すた
めに、対応する第1の感光性素子の最初の1つが表示装
置によって光照射され、これにより選択電圧が印加され
ている行及び列の双方の素子に蓄積されている電荷が列
導体と該1つの第1の感光性素子を経て第1及び第2の
コンデンサの1つに移動し、次に、第2の感光性素子の
1つが光照射され、列コンデンサに蓄積されている電荷
が電荷感応増幅器に移動する。
【0016】隣接する導体に結合された感光性素子の間
の間隔が隣接する導体間の間隔より大きくなるようにす
ることができる。それにより、クロストークの可能性を
減らすことができる。第1及び第2のアレイは同等の大
きさであり、感光性ダイオードを光照射するための表示
素子は、第1のアレイの周囲部分に設けられ、これによ
り第1のアレイの正規の機能の妨害を防ぐか或いは少な
くとも減らすことができる。表示装置は液晶表示装置で
あってもよい。
【0017】第2のアレイは、更に他の感光性素子のア
レイを具えてもよい。これにより、第2のアレイは、表
示装置の上部にイメージセンサーを形成し、例えば表示
装置にデータを光学的に入力することを可能にする。可
能な代替技術として、第2のアレイが、第1の基板に搭
載された表示装置の表示出力を変調するのに使用できる
更に他の表示装置を具えてもよい。
【0018】これに加えて、第2のアレイは、例えば薄
膜メモリーのような電気光学的プログラマブルメモリー
を形成することができる。第2のアレイを搭載した第2
の基板を、第1のアレイを搭載した第1の基板にマウン
トしてもよい。第2のアレイを搭載した第2の基板を第
1のアレイを搭載した第1の基板から分離できるように
してもよい。
【0019】本発明は更に、導体によってアドレス可能
の素子のアレイ、及び、導体に対応し光照射されたとき
に導体に沿って第2のアレイの素子をアクセスするため
の信号を供給する感光性素子を搭載した基板を具備した
電気光学的アドレス可能部品を提供する。
【0020】これは、表示装置が第2のアレイの中にデ
ータをプログラムするために利用でき、第2のアレイが
移送されるデータを担持することができ、ここに記憶さ
れた情報を他の装置で読み出すことができる特別の利点
がある。このような第2のアレイは、例えばプログラム
可能のセキュリティカードとして、例えばオーディオ信
号のような他の装置で読み出してオーディオ出力に接続
することも必要なデータを電気光学的に記憶する装置と
して、利用することができる。
【0021】
【実施例】次に図面を用いて実施例を説明する。図面は
単に説明のための図であって、寸法は正確に縮尺してい
る訳ではない。同一の部分は図面全体を通じて同一の参
照番号を付してある。
【0022】図1には全くの概略図として電気光学装置
1が図示されており、これには、表示素子5の第1のア
レイ4及び画像を表示装置に表示するために表示素子5
を個々にアドレスする導体12、13を有する電気光学表示
装置3を搭載した第1の基板2、導体9、10によるアド
レスが可能な素子8及び導体9、10に結合した感光性素
子11の第2のアレイ7を搭載した第2の基板6を具えて
いる。感光性素子11は、光が照射されたとき、導体9、
10に沿って第2のアレイ7の素子8をアクセスする信号
を供給する。第2の基板6は第1の基板2と(その上を
覆うように)向き合って設置され、感光性素子11が表示
素子5の選択された1つ5'と結合される。そうすると、
選択された表示素子5'が感光性素子11を照射し、第2の
アレイ7の素子8を表示装置3で制御するアクセスが可
能になる。
【0023】第2のアレイ7がこのように表示装置3に
よってアクセスされ駆動されることは、第2のアレイを
駆動するための独立の回路を具える必要がないことを意
味する。図面に示した例では、図2及び図3それぞれに
更に詳しく示すように、電気光学表示装置3は、行nd
及び列md に配列された表示素子5の2次元マトリクス
アレイ4有する。第2のアレイ7は、同様に、行ne 及
び列me を持つ素子8の2次元のアレイを有する。分か
り易くするために、素子5及び8は、図1のブロックの
みを示している。
【0024】電気光学表示装置3は適宜の従来型でよ
い。但し、この例では、ガラス又はプラスチックのよう
な適宜の透明基板2の上に形成された液晶表示装置とす
る。表示素子5は、行及び列導体12及び13によって行n
d 及び列md に接続される。行及び列導体12及び13に
は、特定の行及び列検出/駆動回路14及び15によって、
個々の表示素子即ちピクセル5をアクセス又は駆動する
ための信号が印加される。
【0025】図2は、本発明の電気光学装置に利用する
のに適している液晶表示装置3の一例のための回路の概
略を示す。図2に示した例においては、各表示素子5は
それぞれスイッチング素子16に結合されている。スイッ
チング素子16は、適宜の型のものでよい(例えば、金属
−絶縁物−金属又はp−i−n薄膜ダイオードのような
非線形抵抗素子)。但し、この例では、薄膜トランジス
タ(TFT)を用いている。
【0026】各TFT16のゲート電極は対応する行導体
12に結合されている。各TFT16の主電極(ソース及び
ドレイン)の1つは対応する列電極13に結合され、他は
対応する表示素子5の1つの電極5aに結合されている。
図1及び2には図示されていないが、ツイストネマチッ
ク液晶材料が既知の方法で、基板2と表示素子5の透明
な通常はITOの共通電極5bとの間に挟まれた構造にな
っている。
【0027】簡単にするために、通常の方法のとおり、
図2には表示素子5をコンデンサとして図示している。
第1の基板2及びもう1つの透明な基板(図示せず)
は、通常の既知の方法で外側の配向層と内部の配列層を
形成する。
【0028】表示装置3の動作については、通常単一の
均一光源Lからの光である第1の基板2に入射する光
は、表示装置又は画素5の光放射特性によって変調され
る。各画素5の光放射特性は、行及び列検出及び駆動回
路14及び15によって対応する行及び列導体12及び13に印
加された電圧信号によって制御される。回路14及び15
は、従来の回路、例えばEP-A-488455 (詳細は後記)に
記載されたものでもよく、ここでは詳述しない。
【0029】通常、表示装置3は、行導体12を走査する
ことによって連続的に開閉信号により時間基準で行が駆
動される。これにより、TFT16の各行を順番にオンに
し、例えばテレビジョン等に対応するデータ(ビデオ)
信号を、適当に且つ開閉信号に同期して画素5の各行に
ついて順番に列導体13に印加し、完全な表示画面即ち画
像を作り上げる。
【0030】図1に示したように、第2の基板6に搭載
された第2のアレイ7は表示装置3に向かい合って設置
され、第2の基板6上の感光性素子11は表示素子5の選
択された1つからの光を受光することができる。この例
では、感光性素子11は、第2のアレイ7の周囲部分7a
(点線で図示)に設置され、対応する表示装置3の周囲
の画素5'に組み合わされている。この例では、各感光性
素子11は1つの特定の周囲の表示素子5'と組み合わされ
ている。
【0031】勿論、感光性素子11及びこれに対応する画
素5'の位置については他の配置も可能である。感光性素
子11及びこれに対応する画素5'がそれぞれのアレイ4及
び7の周囲部分に配置されるようにすると、表示装置3
と第2のアレイ7の正規の動作との干渉がないという利
点がある。これに加えて、このような配置は、比較的簡
単に感光性素子11を外部の光から遮蔽することができ
る。
【0032】図1の例では、第2のアレイ7は単に行n
e 及び列me の長方形ブロックの2次元マトリクスアレ
イ7を示している。この長方形ブロックは、行ne のそ
れぞれの行導体9と列me のそれぞれの列導体10とに結
合されている素子8を表し、表示装置3の場合と同様
に、各素子8が行導体9と列導体10の1つの対によって
アクセスされるようになっている。
【0033】素子8は、電気光学的に制御できるものな
らばどのような型の素子であってもよい。例えば、素子
8は、行導体9及び列導体10に印加される電圧に基づい
て論理的に“1”及び“0”を表す電荷を記憶すること
ができる薄膜トランジスタのようなメモリー素子であっ
てもよい。そうすると、第2のアレイ7はE2 PROM
(電気的に消去及びプログラムが可能なROM)型メモ
リー、例えば、本出願人が1992年8月19日出願の英国特
許出願第9217743.5 号に記載したものと同様のメモリー
を形成する。
【0034】このようなメモリーアレイには適宜の型の
データが記憶され、第2の基板6は必要ならば適宜のバ
ッテリー給電により容易に他の位置に移動可能であり、
例えばいわゆるスマートカードになる。このスマートカ
ードは、セキュリティデータを蓄積しビルディング等に
アクセスでき、及び/又は、カードを適宜の装置に挿入
することによって表示でき或いはビデオもしくはオーデ
ィオ信号として出力できる画像データ或いはオーディオ
データのようなデータを蓄積することができる。
【0035】他の例では、素子8は、単に行導体9及び
列導体10への電圧信号入力によるか、又は行導体9及び
列導体10への電圧信号入力と素子8への光入射との組み
合わせによるか、いずれかによって光学的特性が変わる
素子であってもよい。このようなアレイ7は、光学的に
読み取り可能であり、同様にセキュリティデータ、ビデ
オ及び/又はオーディオデータ等を蓄積できる。
【0036】前記のように、プログラムされた状態で移
動可能であることは第2のアレイ7にとって望ましいこ
とであり、そのような場合には、例えば、第2のアレイ
7が第1のアレイ3の上に位置している時だけ感光性素
子11が露光されるように、コンピュータのディスクその
他に普通に使用される型の機械的シャッターのようなあ
る種の手段が第2のアレイ7に設けられる。
【0037】他の例では、第2のアレイ7は、同様に行
導体9及び列導体10によってアクセスされる感光性素子
の2次元アレイからなるイメージセンサーを具えていて
もよい。この場合、適宜の型の感光性素子、例えば感光
性薄膜トランジスタ、又はショットキーダイオード或い
は薄膜ダイオードのような感光性非線形抵抗素子、又は
感光性p−i−nダイオードが利用できる。
【0038】図3は、第2のアレイ7について、素子8
がp−i−nダイオードである場合の可能な回路設計を
示す。図3の例では、各素子8が行導体9及び列導体10
の1つの対の間に接続されている。この素子8は、直列
に接続された感光性p−i−nダイオード8aとスイッチ
ングダイオード8bとからなっており、2つのダイオード
8a及び8bのそれぞれのアノードが互いに接続されてい
る。
【0039】スイッチングダイオード8bは一般に感光性
ダイオード8aと同様の構造を有する。但し、面積はより
小さくてよく、また勿論入射光から遮蔽する必要があ
る。勿論他の構造のものであってもよい。従って、例え
ばスイッチング素子8bは、例えば米国特許US-A-4382187
に記載されている薄膜トランジスタ(TFT)のような
3端子素子であってもよい。また、各感光性ダイオード
8aは、感光性素子及びスイッチング素子の双方を形成す
ることができ、例えば欧州特許公報EP-A-233104及び米
国特許US-A-4945242に示されているように、単に、電荷
蓄積コンデンサと直列に接続される構造であってもよ
い。
【0040】図3の例では、各行導体9はそれぞれの感
光性ダイオード11a を介して電圧供給線17に接続されて
いる。電圧供給線17は正電圧Vsel に接続され、それぞ
れのスイッチングダイオード18を介して電圧供給線19に
接続されている。電圧供給線19は電位Vrst に接続され
ている。これらは行駆動回路90を構成している。
【0041】各列導体10はそれぞれの感光性ダイオード
11b 、コンデンサC及び接続線20を介して既知の適宜な
型の電荷感応増幅器21に接続され、且つ、感光性ダイオ
ード11b とそれぞれの他の感光性ダイオード11c を介し
て基準電位Vcrefの供給線22に接続されている。これら
は、読み出し回路100 を構成している。感光性ダイオー
ド11は、下記で説明するように、勿論光照射を受けるま
で遮断状態にあるような向きに接続されている。
【0042】イメージセンサーアレイ7は常に又は取り
外し可能なように表示装置3に搭載され、例えば、ライ
トペン等を用いて電気光学装置1の表面に“書く”こと
によって、ユーザーが情報を投入したり或いは表示装置
3に表示された画像を変えるために、データを表示装置
に入力するのに使用することができる。
【0043】第2のアレイ7の素子8が感光性ダイオー
ドを具えており、第2のアレイに記憶されている画像を
保持しながら、且つ第2のアレイ7を周囲の光から遮蔽
しながら、第2のアレイ7を第1のアレイから切り離し
て移動できるようにするのは極めて困難ではあるが、イ
メージセンサーアレイ7を取り外し可能に表示装置3に
搭載すれば、イメージセンサー7が使用されていないと
きは移動できるようになり、表示装置3の外観を良く
し、同一のイメージセンサー7を複数の表示装置3で使
用できるようになる。
【0044】電圧Vsel 、Vrst 及びVcrefは適当な電
圧源によって供給される。この電圧源は第2の基板6に
搭載又は付設され、適宜の電圧基準発生手段を具えたバ
ッテリーであってもよい。第2の基板6が表示装置3に
常に固定されている場合には、第2のアレイ7のための
電源は表示装置3のために使用している電源から供給す
ることができる。
【0045】電気光学装置1の特別な用途においては、
表示装置3の画面が第2のアレイ7によって過度に暗く
ならないように、第2のアレイ7が可能な限り透明であ
ることが望ましい。これは、特に第2のアレイ7が表示
装置3の上に書き込むために用いられるイメージセンサ
ーを具えている場合に当てはまる。
【0046】例えばコンデンサの電極を構成するための
酸化インジウム錫を用いて実現できる透明材料を利用
し、前記の例ではその動作及び構造から透明ではあり得
ない感光性ダイオード8a及びスイッチングダイオード8b
のような部品を正確に位置合わせすることによって、イ
メージアレイ7の透明な面積の総和を最適化できる。
【0047】一般的に必要な程度の電気伝導性を得るた
めには、行導体9及び列導体10を例えばクロム又はクロ
ムとアルミニウムのような不透明な導電材料で形成する
必要がある。このような場合には、少なくとも感光性ダ
イオード8a及びスイッチングダイオード8bを行導体9の
上面に形成するとよい。
【0048】感光性素子11は感光性ダイオード8aのそれ
と同様の構造を持っている。感光性素子11は、勿論第2
のアレイ7に直接入射する光から遮蔽されなければなら
ない。感光性素子11がアレイ7の周囲部分に設けられて
いる場合は、これは、アレイ7を取り巻くように適宜の
不透明枠を設けることによって全く簡単に達成出来る。
この不透明枠は、他に部品を追加することなく、電気光
学装置1の最終の組み立て段階で簡単に付設できる。
【0049】感光性素子11は表示装置3の選択された1
つ5'からの光を直接受光する。この場合、感光性素子11
の下側電極は、勿論、少なくとも光が通過する開口部は
酸化インジウム錫のような透明材料で形成される。他の
方法として、選択された表示素子5'からの光が基板2を
通過して感光性素子11の上に反射するように感光性素子
11の上に設けた反射層を用いて、感光性素子11が選択さ
れた表示素子5'からの光を間接的に受光してもよい。こ
のような反射層は、勿論感光性素子11を第2のアレイ7
に直接入射する光から遮蔽するのにも利用できる。
【0050】感光性ダイオード8a及びスイッチングダイ
オード8bは、勿論感光性ダイオード8aを一番上にして互
いに重ねて行導体9の上に簡単に形成できる。これは米
国特許USP5003167に記載された方法と同じである。図4
乃至8は、図3に示したイメージセンサーアレイ7の設
計の一例の説明図である。
【0051】前記のように、第2のアレイは基板6上に
薄膜技術を用いて形成される。この場合、基板6は透明
であり、適宜のガラス又はプラスチック材料で形成され
る。実際、イメージセンサー7が永久的に表示装置3の
上に形成される場合は、基板6は通常の液晶表示装置の
上面ガラス板材であってもよい。
【0052】通常クロムの層である第1の導電層は、基
板6の上に堆積され、パターン化されて行導体9、スイ
ッチングダイオード8bのカソード電極、電圧供給線17
(これは更に感光性素子11a のカソード電極を構成す
る)及びスイッチングダイオード18のカソード電極24を
形成する。第1の金属層は更に感光性素子11a 及び11b
のカソード電極25及び26、及びコンデンサCの下部電極
にもなる線20を構成する。
【0053】種々のダイオード8a、8b、11a 、11b 、11
c 及び18は、その後に適宜ドープされた半導体層を堆積
しこれをパターン化することによって形成される。この
例では、ダイオードは全てn伝導型層、真性層及びp伝
導型層のアモルファスシリコンを順次積層したアモルフ
ァスシリコンn−i−pダイオードである。
【0054】その後、通常は窒化シリコン又はこの例で
は適宜の透明の絶縁層が堆積される。この絶縁層は、コ
ンデンサCの誘電体領域を形成する領域27及び必要な絶
縁領域28を残し、第2の金属層との接続を可能にする窓
を開けてパターン化され、更に通常はクロム(アルミニ
ウムで覆ってもよい)の導電層が堆積される。この導電
層は、図5及び8に示すように、電極23及び26に接続す
る列導体10、及び、対応する感光性ダイオード8a及びス
イッチングダイオード8bのアノードを接続する第1接続
電極29を構成し、この第1接続電極29は、図5に示すよ
うにスイッチングダイオード8bを第2のアレイ7に入射
する光から遮蔽し、一方で感光性ダイオード8aには光が
到達するように配置されている。
【0055】よく知られているように、感光性ダイオー
ド8aは(及び製造を容易にするためにはスイッチングダ
イオード8bも)酸化インジウム錫の透明上部層を持ち、
これは絶縁膜及び第2の金属層のパターニングの間ダイ
オード構造を保護する。
【0056】第2の金属層は第2接続電極30を構成し、
これは行導体9と対応する感光性ダイオード11a のアノ
ードの間を接続する。第2の金属層が構成する第3接続
電極31は、行導体9と対応するスイッチングダイオード
18とを接続し、更にスイッチングダイオード18を入射光
から遮蔽する作用をする。第2の金属層は、更に電圧供
給線19及びこれとスイッチングダイオード18のカソード
電極24との接続を構成し、また、接続線22を構成する。
【0057】第2の金属層の第4接続電極32は、コンデ
ンサの他方の電極を構成し、対応する感光性ダイオード
11b 及び11c のアノードを接続する。但し、必要な場
合、抵抗が増すことを容認できる場合は、酸化インジウ
ム錫のような透明導電性材料で構成することもできる。
【0058】図4、6及び8から明らかなように、電気
光学装置1は、主として絶縁領域27、28と、表示装置の
選択された1つ5'からの光が第2のアレイ7を透過して
反射層で反射するように構成された透明電極とによって
構成される透明領域があるように設計されている。この
反射層は、第2のアレイ7又は組み立てられた電気光学
装置1のハウジング(図示せず)の一部分であってもよ
い。また図示されているように、反射層は透明層の上部
に飛び飛びに構成された領域33であってもよい。この透
明層は、例えばポリイミドのパッシベーション層34から
なり、第2のアレイ7の周囲部分7aを覆っている。
【0059】パッシベーション層34の自由表面は、第2
のアレイ7の周囲部分7aの上の反射領域33の部分を除い
て光吸収層35で覆われており、感光性素子11a 、11b 、
11cに望ましくない反射光が入るのを防いでいる。図
5、6及び8に示すように、パッシベーション層34(又
は次の層)はマイクロレンズアレイを形成するようにし
てもよい。この方法は、例えば欧州特許公報EP-A-15496
2 に記載されており、周囲部分にあるレンズ素子だけが
堆積された反射材料で覆われている。第2のアレイ7の
主要部分の上のマイクロレンズ素子36は、それぞれ入射
光を感光性素子8aに集中させる作用をする。一方で、反
射するようにコーティングされたマイクロレンズ37は、
基板6を通して放射された表示装置からの光を反射し且
つ感光性素子11a 、11b 、11c に集中させる。
【0060】反射領域33の利用の代替案の1つは、電極
17、25及び26に前記のように開口部を形成するか或いは
酸化インジウム錫のような透明材料を用いて、表示素子
5の選択された1つ5'からの光が直接感光性素子11a 、
11b 、11c に入射するように形成してもよい。よく知ら
れているように、感光性素子11a 、11b 、11c が下から
光照射される場合は、半導体層の成長の順序をn−i−
pではなく、p−i−nダイオードになるように変える
ことが望ましい。この場合、正しい接続を行うために勿
論第1及び第2の金属層のパターンも変更することが必
要になる。
【0061】図9は、第2のアレイの形を変えた例につ
いて図8と同様の断面図を示す。この例では、前記のよ
うに感光性素子11a 、11b 、11c が孔Aが開けられた下
部電極25、26の上に構成され、感光性素子11a 、11b 、
11c は、基板6に入射し孔Aを通過した光に感応する。
図6に示したように、基板6(又は基板6上に形成した
層)上にはマイクロレンズアレイが形成され、それらの
各レンズ素子37は、光を各孔Aを経て対応する感光性素
子11a 、11b 又は11c 上に集中させるように配置され
る。この例では、周囲の感光性素子11a 、11b 、11c の
部分のパッシベーション層34は光吸収層35で覆われてい
る。
【0062】更に付け加えるならば、画像を操作し或い
は画像を組み合わせる場合は、第2のアレイの感光性素
子8aは、上から入射する光に対する反応に代えて或いは
これに加えて表示素子5から入射する光に対して反応す
ることが必要である。この場合、適当な領域の行導体9
は、周囲部分の感光性ダイオード11a 、11b 及び11cに
ついて前記で述べたのように、孔を持つか或いは透明な
材料で構成されるか或いは反射システムにするとよい。
【0063】図3では、感光性ダイオード8a及びスイッ
チングダイオード8bのアノードが互いに接続されている
が、これらのダイオードは逆にしてカソードが互いに接
続されていてもよい。更に、感光性ダイオード8aではな
く、スイッチングダイオード8bが対応する行導体9に直
接接続されていてもよい。勿論、これらの変形のいずれ
についても、第2のアレイ7に印加する電圧の極性を適
宜変更する必要があることは明かである。
【0064】第2のアレイ7として図3に示した回路設
計を有するイメージセンサーを含む電気光学装置1の動
作を、図10を用いて説明する。通常のイメージセンサ
ーと同様に、第2のアレイ7は順番に各行を選択するこ
とによって読み出される。図3に示した例では、各行導
体9は前記のように感光性ダイオード11a 及びスイッチ
ングダイオード18に接続され、感光性ダイオード11a は
電圧供給線17に接続され、スイッチングダイオード18は
電圧供給線19に接続される。
【0065】所定の行が読み出される直前に、選択され
た画素5'が表示装置の行及び列駆動回路14及び15によっ
て、感光性ダイオード11a を照射しないように制御され
る。電圧供給線19上の電圧Vrst は、図10の線で示し
たように負のパルスを供給し、全てのスイッチングダイ
オード18をオンにし、各行導体9の電圧は図10に実線
で示したように電圧Vunsel に降下する。
【0066】電圧供給線19上の電圧Vrst がパルスの後
で再び高電圧になると、行導体9は、図10に点線bで
示すように、図3に点線で示したコンデンサCr の行容
量のために電圧Vunsel に留まる。行容量は、単に、ダ
イオードの容量であり行のクロスオーバーの容量であ
り、或いは第2のアレイ7の周囲7aに設けられた付加部
品の容量である。
【0067】表示素子5の行及び列駆動回路14及び15に
よって所定の行ne が選択されると、周囲の表示素子5'
の特定の1つが光を放射し、これが所定の行に対応する
周囲の感光性ダイオード11a を照射する。照射された周
囲の感光性ダイオード11a に発生した光電流が行容量C
r を変化させ、図10の実線で示すように、行電圧を行
の選択電圧Vsel 付近に上昇させる。
【0068】電圧Vsel は、選択された行の各素子8aの
スイッチングダイオード8bをオンさせる。すると素子即
ちピクセル8を通って電流が流れ、感光性ダイオード8a
の固有容量を既知の値に充電する。必要な電荷の総量
は、感光性ダイオード8aに入射した光によって発生する
電荷の総量に等しい。
【0069】この電荷は列読み出し回路100 によって、
下記のような方法で検出される。前記のようにして所定
の行が選択されたとき、表示素子5の周囲の表示素子5'
の特定の1つが制御され、光を放射し、感光性ダイオー
ド11b と選択された行の感光性ダイオード11a を照射す
る。感光性ダイオード11c はこのときは照射されない。
【0070】選択された行の各素子8を通って流れる電
流は、素子即ちピクセル8が図10に点xで示された最
初の点に再充電されるまで、対応する列導体10から列コ
ンデンサCへ流れる。行は、スイッチングダイオード18
を経て印加される次のリセットパルス電圧Vrst によっ
て選択解除され、周囲の表示素子5'の特定の1つは、感
光性ダイオード11b と感光性ダイオード11a がもはや光
照射されないように制御される。この段階で、列コンデ
ンサCは対応する感光性ダイオード11b によって充電さ
れる。
【0071】表示素子5の周囲の表示素子5'の特定の1
つは、次に、感光性ダイオード11cを1つづつ順番に照
射するように制御される。特定の列コンデンサCに対応
する感光性ダイオード11c が基準電位Vref に接続され
ると、電流が列コンデンサCを放電させるように電荷感
応増幅器21から流れる。これは、ピクセル即ち感光性ダ
イオード8aから電荷感応増幅器21の帰還コンデンサ(図
示せず)に電荷の塊を移すことになる。増幅器の出力電
圧はサンプリングされ、続いて通常の手段で処理され
る。
【0072】第2のアレイ7の各行は連続的に同様にア
ドレスされる。行が読み出されないときはスイッチング
ダイオード8bが導通せず、従って光起電電荷が行の感光
性ダイオード8aの固有容量に蓄積される。このプロセス
が進行する期間は、感光性素子8aにこの期間に蓄積され
た電荷が実効的に行が選択されない時間全体にわたって
感光性素子8aに入射した光の積分を表すことから、積分
期間として知られている。
【0073】ビデオ型のセンサーにおいては、行の読み
出しのプロセスは連続的に行われる。即ち、最後の行の
次には再び第1の行が読み出される。従って、行の数を
N、行当たりの読み出し時間をtR とすると、積分期間
t2 は、t2 =N・tR である。
【0074】イメージセンサーを用いる場合には、例え
ばドキュメントを走査するためには通常第2のアレイ7
の1回の読み出しが必要であるに過ぎず、従って積分時
間は光源がドキュメントを照射したときから始まる。イ
メージセンサーアレイ7が充分に透明であれば、表示装
置3の主表示素子5が、イメージセンサーアレイ7の上
に位置しているドキュメントを光照射し、ドキュメント
が第2のアレイ7と密接に接触するように使われる。
【0075】図11は図3に示した回路設計の一変形を
示す。図3と11との比較から明かなように、この両者
では、行読み出し回路90' 及び列読み出し回路100'の構
成が異なっている。
【0076】図11に示すように、図3のスイッチング
ダイオード18と対比して、スイッチングダイオード18'
は逆向きになっている(つまりダイオード18' はそのア
ノードが電圧供給線19に接続されている)。ダイオード
18' も感光性素子であり、即ちダイオード11a と同様の
構造を有する。この装置においては、適当に感光性ダイ
オード18' を光照射することによって行導体9にリセッ
トパルスVrst を印加できる。この装置は電圧供給線17
及び18が(パルスではない)一定電圧のみを必要とする
に過ぎず、従ってこれらの電圧は基板6に搭載された適
宜のバッテリーによって供給することが可能である。
【0077】他の変形として、(ダイオードの順方向電
流は光電流に比べて著しく大きいので)スイッチングダ
イオード18及び感光性ダイオード11の各対を1つの感光
性ダイオードで置き換えることも可能であり、1つの電
圧供給線に異なった電圧を印加することによってリセッ
トできるようにしてもよい。
【0078】図11に示した変形された回路設計を有す
る第2のアレイ7においては、各列導体10は、2つの感
光性ダイオード11b 及び11'b、2つの感光性ダイオード
11c及び11'c及び2つの列コンデンサC及びC' に接続
されている。全ての感光性ダイオード11c 及び11'cのア
ノードが基準電圧線22に接続されている。コンデンサC
は接続線20を介して電荷感応増幅器21に接続され、コン
デンサC' は接続線20' を介して電荷感応増幅器21' に
接続される。
【0079】図11に回路設計を示したイメージセンサ
ーアレイ7の動作については、周囲の表示素子5'の特定
の1つがn+1番目の行に対応する感光性素子11a 及び
感光性素子11'bを照射し、n+1番目の行の素子8に蓄
積された電荷が列コンデンサC' に移動する間に、感光
性素子11c は1つづつ順番に周囲の表示素子5'の特定の
1つによって照射され、図3に関する前記の説明のよう
に、列コンデンサCが放電し電荷を電荷感応増幅器の帰
還コンデンサに移動させる。
【0080】従って、行読み出し操作の第1段階が1つ
の行(この例ではn+1番目)について進行している
間、その前の行(n番目)の第2段階を遂行できるの
で、第2のアレイ7の全ての行の読み出しのために必要
とされる全体の時間をおよそ半分に減らすことができ
る。
【0081】前記の例では、第2のアレイ7の全ての列
導体10が、図3では1つの電荷感応増幅器21に接続され
ており、図11では2つの電荷感応増幅器に接続されて
いる。mを図3の装置における列の数、yを図3の電荷
感応増幅器21の数又は図10の電荷感応増幅器21及び2
1' の対の数とすれば、m/yは電荷感応増幅器又はそ
の対に接続されている列の数を表すが、電荷感応増幅器
21の数は最大値y=mになるまで増すこともできる。そ
うするとy列を同時に読み出すことが可能になり、従っ
て第2のアレイ7に対する総読み出し時間を1/yに減
らすことができる。
【0082】感光性ダイオード11a 、11b 、11c 及びス
イッチングダイオード18は図では感光性ダイオード8a及
びスイッチングダイオード8bと同一の構造としている
が、例えば必要な電流容量を得るために面積を大きくす
るというように異なった形状としてもよい。また、必要
ならば、n−i−pダイオードに代えてp−i−nダイ
オードとすることもできる。勿論、図11に示す修正さ
れた行読み出し回路90'又は修正された列読み出し回路1
00'は、図3に示した例にも利用できる。
【0083】感光性素子11a 、11b 、11c 相互間のクロ
ストークを防ぐために、感光性素子11a 、11b 、11c
は、隣接の感光性素子11a 、11b 、11c から充分離れて
いることが重要である。表示装置4と第2のアレイ7と
の相対ピッチ及び表示装置の第1のアレイ4と第2のア
レイ7との隔離間隔に依存するとしても、行導体9及び
列導体10と同一のピッチで感光性素子11a 、11b 、11c
を配置することによって問題が生じるものではない。し
かしながら、クロストークの可能性を減少させるため
に、感光性素子11a 、11b 、11c は図12に示すように
対応する行導体9及び列導体10の長さ方向に沿ってジグ
ザグに配置してもよい。そうすると、隣接の感光性素子
11a 、11b 、11c の間の間隔が実効的に大きくなる。
【0084】図12に示した例では、n番目,n+3番
目,等の感光性素子11a が整列するように、即ち素子11
a が4つ目ごとに整列するように感光性素子11a が行導
体9の長さ方向に沿ってジグザグに配置されている。隣
接の感光性素子11a の間の間隔は、勿論装置の設計規則
及び装置全体の寸法の制限に依存する。従って、適宜の
ジグザグ配置パターンを適用するとよい。感光性ダイオ
ード11b 及び11c も勿論同様に、それぞれの列導体に結
合している感光性ダイオード11b 及び11c とともにジグ
ザグ配置にし、列導体10方向に沿って互いに離れるよう
にすることができる。
【0085】一般に、全ての感光性素子11a 、11b 、11
c は対応する表示素子5'と同一の間隔だけ離れており、
従って互いの間隔も同一である。通常、表示素子5'の横
の間隔は表示素子5'相互及び対応する感光性素子11a 、
11b 、11c の縦方向の間隔より大きくなければならな
い。
【0086】前記の例では、各行導体9及び列導体10が
1つの感光性素子11a 、11b 、11cを介して対応する電
圧供給線17又は接続線20或いは22に接続されている。し
かしながら、この場合必ずしもこれに限る必要はなく、
例えば欧州特許公報EP-A-488455 に記載されているよう
な装置を使うことができる。即ち、例えば各行導体9
が、周囲表示素子5'のそれぞれ異なった列に整列してい
る感光性素子11a の1つ又は複数に対応し、全ての対応
する感光性ダイオード11a が導通状態になったときにの
み行導体9が電圧供給線17に接続されるようにすること
ができる。感光性素子11a のこのようなパターンの一例
を図13に示した。図12及び13において点線14a 乃
至14e は表示装置5の周囲表示素子5'の列を示す。
【0087】このような装置においては、隣接する行導
体9に対応する感光性ダイオード11a との間のクロスト
ークが重大な問題を生じることはない。これは、対応す
る感光性素子11a の全てが導通状態になったときのみ、
各行導体9が電圧供給線Vsel に接続されることによ
る。
【0088】適宜の、例えば個々の感光性ダイオードを
切り換えることが必要な列導体10の対応する感光性ダイ
オード11b 、11c についても同様の構成を用いることが
できる。欧州特許公報EP-A-488455 は、行コンデンサを
充電するためのより大きな電流を得るためにトランジス
タ、一般的にはTFTバッファを使用することを記載し
ている。同じアイディアがここの場合の行選択電流を増
すために利用できる。
【0089】前記のように、第2のアレイ7は、第2の
アレイ7を通して表示装置3の表示が見られる程度に透
明でなければならない。本出願人による1992年5月6日
出願の英国特許出願第9209734.4 号に記載されたと同様
の方法によって、イメージセンサーの透明度を上げるこ
とができる。この特許出願では、感光性素子8aを同じ行
導体9及び列導体10の対に結合するし且つ適宜のしきい
値調整手段を設けることによって、第2のアレイ7の行
及び列導体の数を感光性素子8aの数だけ減らすことがで
きる。この場合は、行導体9及び列導体10の適宜の対に
対応する異なる感光性素子8aをアクセスするためには異
なる電圧が必要になる。
【0090】第2のアレイ7は適宜の型のアレイでよ
い。例えば、電気光学的に調整可能のメモリー素子又は
前記のような感光性素子又は感圧素子である。更に、第
2のアレイ7は、表示装置3による制御によって画像を
重ね合わせることが可能なもう一つの表示装置であって
もよい。これは視差の問題を生じるが、画像が通常のア
ナログテレビジョン或いはビデオから導出される場合に
は有利である。更に、前記の例では表示装置アレイ4及
び第2のアレイ7が両者とも2次元アクティブマトリク
スアレイであるが、これに限られることはなく、アレイ
4及び7の一方が1次元及び/又はパッシブアレイであ
ってもよい。
【0091】本発明の開示から他の変形及び変更が可能
であることは明かである。このような変形及び変更は、
半導体技術で既知の他の特徴及び前記の特徴に代えて或
いはこれに加えて用いられる特徴を含むものであり得
る。本出願においては、特許請求の範囲が特徴の特定の
組み合わせとして表現されているとしても、本出願の開
示の範囲は、更に、ここに明示されているか否かに拘わ
らず、特許請求の範囲に記載された発明と同一か否かに
拘わらず、本発明と同一の技術的課題を軽減するもので
あるか否かに拘わらず、いかなる新規な特徴或いはいか
なる特徴の新奇な組み合わせであってもこれを包含する
ものであると理解されるべきである。出願人は、本出願
又は本出願から継続される出願が係属中、このような特
徴及び/又は特徴の組み合わせに関する新たな特許請求
の範囲が設定されることがあり得ることをここに明記す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電気光学装置の概観図であ
る。
【図2】図2は、本発明の電気光学装置に関する表示装
置の回路設計の一例を示す図である。
【図3】図3は、本発明の電気光学装置に関する第2の
アレイの回路設計の一例を示す図である。
【図4】図4は、本発明の電気光学装置に関する第2の
アレイの平面配置の一例の一部を示す図である。
【図5】図5は、図4のV−V線に沿った断面図であ
る。
【図6】図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図で
ある。
【図7】図7は、図4のVII−VII線に沿った断面
図である。
【図8】図8は、図4のVIII−VIII線に沿った
断面図である。
【図9】図9は、図4の第2のアレイに関する変形バー
ジョンについての図8と同様の断面図である。
【図10】図10は、本発明の装置の動作を説明するた
めの図であり、時間tに行導体に印加される電圧の変化
を示す図である。
【図11】図11は、図3の回路設計の変形バージョン
を示す図である。
【図12】図12は、本発明の電気光学装置の第2のア
レイについて、感光性素子の配置の一例を説明するため
に回路設計の部分を示す図である。
【図13】図13は、本発明の電気光学装置の第2のア
レイについて、感光性素子の配置の他の例を説明するた
めに回路設計の部分を示す図である。
【符号の説明】
1 電気光学装置 2 第1の基板 3 電気光学表示装置 4 第1のアレイ 5 表示素子 6 第2の基板 7 第2のアレイ 8 アドレスが可能な素子 9,10 行導体 11 感光性素子 12,13 列導体 14,15 回路 16 スイッチング装置(薄膜トランジスタ) 17,19,22 電圧供給線 18 スイッチングダイオード 20 接続線 21 電荷感応増幅器 23,24,25,26 カソード電極 27,28 絶縁層 29,30,31,32 接続電極 33 反射領域 34 パッシベーション層 35 光吸収層 36 マイクロレンズ素子 37 反射膜でコートされたマイクロレンズ素子 90 行駆動回路 100 読み出し回路 Vrst リセットパルス電圧 Vsel 選択電圧 Vcref 基準電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン マーチン シャノン イギリス国 シーアール3 0エイエイ サリー ホワイトリーフ ホワイトリーフ ヒル 18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の表示素子アレイと表示素子をアド
    レスして表示装置に映像を表示させるための導体とを有
    する電気光学表示装置を搭載した第1の基板と、 導体によってアドレス可能の第2の素子アレイと該導体
    に結合された感光性の素子とを搭載し、該感光性素子は
    光照射されたときに該導体に第2のアレイの素子をアク
    セスするための信号を供給するように構成された第2の
    基板とを具え、 第2の基板は第1の基板と向き合うように構成され、感
    光性素子が選択された表示素子に対応し、該選択された
    表示素子が感光性素子を照射できるようにし、これによ
    り、第2のアレイの素子のアクセスが表示装置によって
    制御されるように構成されたことを特徴とする電気光学
    装置。
  2. 【請求項2】 該電気光学表示装置が、行導体及び列導
    体に対応して行及び列に配列された2次元マトリクスア
    レイを構成する表示素子を具え、 第2のアレイが、行及び列に配列された素子の2次元ア
    レイであり、第2のアレイの素子に対応した行及び列導
    体を具え、 第2のアレイの選択された行導体と選択された列導体に
    供給される信号が第2のアレイの1つの素子にアクセス
    するようにし、 第2のアレイの行及び列導体が感光性素子に結合してお
    り、感光性素子が選択された表示素子によって光照射さ
    れたときに行及び列導体に信号を供給して第2のアレイ
    の素子をアクセスするように構成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 【請求項3】 第2のアレイの各素子が電荷を蓄積する
    ように構成され、第2のアレイの各行導体がそれぞれの
    感光性素子の少なくとも1つを介して選択電圧供給線に
    接続され、それにより1つの行の素子に蓄積された電荷
    を読み出すための電気光学装置の動作時に、その行に対
    応する少なくとも1つの感光性素子が表示装置によって
    光照射され、選択電圧が行導体に供給されるように構成
    されたことを特徴とする請求項2に記載の電気光学装
    置。
  4. 【請求項4】 第2のアレイの各行導体が、各スイッチ
    ング素子の1つを介してリセット電圧供給線に接続さ
    れ、リセット電圧パルスが行導体に印加されることによ
    って対応する素子がリセットされるように構成されたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 【請求項5】 第2のアレイの各列導体が、少なくとも
    1つの第1の感光性素子を介して、それぞれ他方の電極
    が電荷感応増幅器に接続されている列コンデンサの1つ
    の一方の電極と少なくとも1つの第2の感光性素子とに
    接続され、該第2の感光性素子は基準電圧線に接続さ
    れ、第2のアレイの所定の列の1つの素子から電荷を読
    み出すために、対応する少なくとも1つの第1の感光性
    素子の最初の1つが表示装置によって光照射され、これ
    により選択電圧が印加されている行及び列の双方の素子
    に蓄積されている電荷が列導体と少なくとも1つの第1
    の感光性素子を経てコンデンサに移動し、次に、少なく
    とも1つの第2の感光性素子が光照射され、列コンデン
    サに蓄積されている電荷が電荷感応増幅器に移動するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項3又は4に記載
    の電気光学装置。
  6. 【請求項6】 各列導体が、それぞれの第1の感光性素
    子を介して、それぞれ他方の電極が電荷感応増幅器に接
    続されている各第1及び第2の列コンデンサそれぞれの
    一方の電極と、基準電圧線に接続されているそれぞれの
    第2の感光性素子とに接続され、第2のアレイの所定の
    列の1つの素子から電荷を読み出すために、対応する第
    1の感光性素子の最初の1つが表示装置によって光照射
    され、これにより選択電圧が印加されている行及び列の
    双方の素子に蓄積されている電荷が列導体と該1つの第
    1の感光性素子を経て第1及び第2のコンデンサの1つ
    に移動し、次に、第2の感光性素子の1つが光照射さ
    れ、列コンデンサに蓄積されている電荷が電荷感応増幅
    器に移動するように構成されたことを特徴とする請求項
    3又は4に記載の電気光学装置。
  7. 【請求項7】 感光性素子が第2のアレイの周囲部分に
    配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の電気光学装置。
  8. 【請求項8】 第2のアレイの各導体が少なくとも1つ
    のそれぞれの感光性素子に対応していることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の電気光学装置。
  9. 【請求項9】 第2のアレイの各導体が複数の感光性素
    子に対応し、全ての対応する感光性素子が光照射された
    ときのみ信号が該導体に沿って供給されるように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
    の電気光学装置。
  10. 【請求項10】 隣接する導体に対応する感光性素子が
    位置をずらせて配置され、隣接する導体に対応する感光
    性素子間の間隔が隣接する導体間の間隔より大きくなる
    ように構成されたことを特徴とする請求項1乃至9のい
    ずれかに記載の電気光学装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2のアレイが同等の寸法で
    あり、感光性ダイオードを照射するための表示装置が第
    1のアレイの周囲部分に構成されたことを特徴とする請
    求項1乃至10のいずれかに記載の電気光学装置。
  12. 【請求項12】 表示装置が液晶表示装置を具えたこと
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の電気
    光学装置。
  13. 【請求項13】 第2のアレイが更に他の感光性素子の
    アレイを具えたことを特徴とする請求項1乃至12のい
    ずれかに記載の電気光学装置。
  14. 【請求項14】 第2のアレイを搭載した第2の基板が
    第1のアレイを搭載した第1の基板にマウントされたこ
    とを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の電
    気光学装置。
  15. 【請求項15】 第2のアレイを搭載した第2の基板と
    第1のアレイを搭載した第1の基板とが相互に分離する
    ことが可能であるように構成されたことを特徴とする請
    求項1乃至14のいずれかに記載の電気光学装置。
  16. 【請求項16】 導体によってアドレス可能の素子のア
    レイ、及び、導体に対応し光照射されたときに該導体に
    沿って第2のアレイの素子をアクセスするための信号を
    供給する感光性素子を搭載した基板を具備したことを特
    徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の電気光学
    装置に用いる電気光学的アドレス可能部品。
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