JPH08272471A - シフトノブの固定構造 - Google Patents

シフトノブの固定構造

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JPH08272471A
JPH08272471A JP9986595A JP9986595A JPH08272471A JP H08272471 A JPH08272471 A JP H08272471A JP 9986595 A JP9986595 A JP 9986595A JP 9986595 A JP9986595 A JP 9986595A JP H08272471 A JPH08272471 A JP H08272471A
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Japan
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shift
shift knob
knob
shaft
shift shaft
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JP9986595A
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English (en)
Inventor
Seiichi Shirai
誠一 白井
Toshitaka Murata
年隆 村田
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトノブのシフトシャフトへの組付けにお
いて、シフトノブの抜けや回りを防止し、かつ、意匠上
の問題を解決する。 【構成】 シフトノブ12に組付けられる、変速機のシフ
トシャフト11の外周部に軸方向の溝部を等角度に設け
る。さらに、この溝部の内部に掛止穴部14を設ける。ま
た、シフトノブ12の嵌合穴15の内周部に溝部に嵌合する
突部16を形成する。突部16には掛止穴部14に掛合する掛
止爪部17を設ける。この掛止爪部17の先端部と後端部を
掛止穴部14に当接する角度に形成させる。これにより、
シフトシャフト11に取付けたシフトノブ12の抜けや回り
およびガタを防止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用変速機のシフ
トシャフトの上部に取付けたシフトノブの固定構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用変速機のシフトシャフトの上端
部にはシフトシャフトの操作を容易にするために、上端
面にシフトパターンが表示されたシフトノブが組み付け
られている。図11は、このシフトノブ1をシフトシャフ
ト2に組み付けた一例を示したもので、シフトシャフト
2の上端にはねじ部2aが形成されており、このねじ部2a
にシフトノブ1が組み付けられ、ロックナット3によっ
て堅固に固定されている。この組み付けによって、シフ
トノブ1の抜け防止や回り止めが行われる。
【0003】また、シフトノブ1の回り防止や抜け防止
を、上記のようなねじ部やロックナット3で行うものの
他に接着剤を使用して行う方法もある。また、図12に示
す実公昭63−43535号公報のもののように、シフ
トシャフト4の上端を断面半円形4aに形成し、この部分
に係止ばね5を介してシフトノブ6を組み付けたものも
ある。
【0004】この組み付けの場合、係止ばね5の第1係
止爪7がシフトノブ6の係止孔8に係合し、第2係止爪
9がシフトシャフト4の断面半円形4aの部分に設けた係
止溝10に係合して抜けが防止され、また、シフトシャフ
ト4の断面半円形4aの部分と係止ばね5との掛合によっ
て、回りが防止される。
【0005】また、シフトレバーのノブ固定構造とし
て、実開昭61−84927号公報に開示されているも
のもある。この公報に開示されているものは、シフトノ
ブをシフトレバー本体にセレーション嵌合によって組付
けたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のシ
フトノブの固定構造は、シフトノブをシフトシャフトに
取り付ける際、ねじ込みによって行っているので、取付
けに時間がかかり、また、ロックナットを使用している
ので、それだけ作業が煩雑になり、かつ、コスト高とな
る問題がある。さらに、抜け防止や回り防止に接着剤を
使用しているものは、シフトノブの取り外しが困難にな
る問題がある。
【0007】さらに、図12に示す実公昭63−4353
5号公報のものは、抜けや回りを防止するため、シフト
シャフトの上端を断面半円形に形成しているので、回り
防止力が弱くなり易くなり、かつ、回転方向にガタが発
生し易いという問題がある。また、係止ばねの第1係止
爪で抜け止めをすると、シフトノブに係止孔を設けなけ
ればならず、シフトノブに意匠上の問題が発生する。
【0008】また、実開昭61−84927号公報に開
示されているシフトレバーのノブ固定構造は、ノブとシ
ャフトレバー本体とをセレーション嵌合によって組み付
けているので、構造が複雑になりコスト高となる問題が
ある。
【0009】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、シフトシャフトにシフトノブを組み
付けた際、穴部と爪部とを掛合させることによって、シ
フトノブの抜けや回りを防止し、かつ、意匠上の問題を
解決したシフトノブの固定構造を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、自動車用変速機のシフトシャフトの上端部にシフト
ノブを嵌合、固定する構造において、前記シフトシャフ
トの外周部に軸方向の溝部を等角度に形成すると共に、
該溝部の内部に掛止穴部を設け、該シフトシャフトに嵌
合させる前記シフトノブの嵌合穴の内周部に前記溝部に
掛合する突部を形成し、該突部に前記掛止穴部に掛合す
る掛止爪部を設け、該掛止爪部の、前記シフトノブの軸
方向の先端部と後端部を前記掛止穴部に当接する角度に
形成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、軸方向に設けた
溝部を不等角度にシフトシャフトの外周部に形成したこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、シフトノブの突
部に掛止穴部を設け、該掛止穴部にシフトシャフトの溝
部に配設した切断可能な掛合部材を掛止させ、該掛合部
材の、前記シフトシャフトの軸方向の先端部および後端
部を前記掛止穴部に当接させたことを特徴とするもので
ある。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、シフトシャフトの上
端部よりシフトノブを嵌合させる際は、シフトシャフト
の外周部に等角度に設けた、軸方向の溝部にシフトノブ
の嵌合穴に設けた突部を嵌合させると共に、前記溝部内
に設けた掛止穴部にシフトノブの突部に設けた掛止爪部
を掛合させる。そして、掛止爪部の、シフトノブの軸方
向の前端部および後端部を掛止穴部に当接、掛止させ
て、シフトノブをシフトシャフトに固定する。これによ
りシフトシャフトに取付けたシフトノブの抜けや回りお
よびガタを防止させる。
【0014】請求項2記載の発明では、シフトシャフト
の外周部の不等角度に設けた溝部にシフトノブの突部を
嵌合させると共に、係止爪部を掛止穴部に掛合させる。
これによって、シフトノブの取付けの際の方向性の位置
決めを確実にさせ、かつ、シフトノブの抜けや回りを防
止させる。
【0015】請求項3記載の発明では、シフトシャフト
にシフトノブを嵌合させる際は、シフトシャフトの溝部
に掛合部材を配置し、この掛合部材をシフトノブの突部
によって、押えながらシフトノブをシフトシャフトに嵌
合させる。そして、シフトノブの掛止穴部に掛合部材を
掛止させ、掛合部材の先端部と後端部を掛止穴部の上下
の内壁に当接させて、シャフトノブの抜け防止や回り防
止をさせる。また、シフトノブをシフトシャフトから取
り外す際、掛合部材を切断部より削れるようにさせて、
シフトノブを引き抜く際の摩耗および損傷をなくす。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1にもとづいて
説明する。図1は自動車用変速機のシフトシャフト11の
上端部およびこの上端部に嵌合、固定されたシフトノブ
12の断面図を示したものである。
【0017】このシフトシャフト11の外周部には、図3
および図4で示すように、軸方向に沿う溝部13が4本、
等角度(90度間隔)で形成されている。また、各々の
溝部13の内部には掛止穴部14が形成されている。すなわ
ち、この掛止穴部14も4個所形成されている。そして、
図2に示すように、掛止穴部14の上下面は奥方向に進む
に従って徐々に接近するテーパ状になっている。
【0018】このようなシフトシャフト11に嵌合させる
シフトノブ12には、図4に示すような嵌合孔15が設けら
れており、嵌合孔15の内周部にはシフトシャフト11の溝
部13に掛合させる突部16が軸方向に各々形成されてい
る。これらの突部16には各々、図1および図2に示すよ
うに、シフトシャフト11の掛止穴部14に掛合する掛止爪
部17が設けられている。すなわち、掛止爪部17も4個所
形成されている。
【0019】そして、図2に示すように、掛止爪部17
の、シフトノブ12の軸方向の先端部17a と後端部17b は
掛止穴部14の上下面に当接する角度θ1 ,θ2 に形成さ
れている。掛止爪部17をこのような角度θ1 ,θ2 に設
定することによって、軸方向のガタをなくすことが可能
になり、ガタの防止性が向上する。
【0020】また、掛止爪部17の先端部17a と後端部17
b の角度θ1 ,θ2 と、掛止爪部17の戻り力fとによっ
て、シフトノブ12の引き抜き力を設定することが可能に
なる。すなわち、当接する角度θ1 ,θ2 を小さく、ま
た、掛止爪部17の戻り力fを大きくすれば、シフトノブ
12は引き抜きにくくなり、引き抜き力の自由度を拡大す
ることができる。
【0021】以上説明した実施例の作用を説明する。シ
フトシャフト11に上端部よりシフトノブ12を嵌合させる
ときは、シフトシャフト11の外周部に設けた、軸方向の
溝部13にシフトノブ12の嵌合穴15に設けた突部16を嵌合
させて組み付ける。
【0022】これによって、シフトノブ12の回りおよび
回り方向のガタを防止することが可能になる。また、図
4に示すように、溝部13の幅dとシフトノブ12の突部16
の幅とを広くすることにより回り防止の強さを調整する
ことができる。
【0023】また、図1および図2に示すように、溝部
13内に設けた掛止穴部14にシフトノブ12の突部16に設け
た掛止爪部17を掛合させる。そして、掛止爪部17の、シ
フトノブ12の軸方向の前端部17a および後端部17b を掛
止穴部14の上下面に当接させて、シフトノブ12をシフト
シャフト11に取付けて固定する。これによりシフトノブ
12の軸方向のガタや抜けを防止することが可能になる。
【0024】なお、本実施例ではシフトシャフト11の4
個所の溝部13に掛止穴部14を各々形成し、さらに、シフ
トノブ12の4個所の突部16に掛止爪部17を各々形成し
て、これらを相互に掛合するようにしたが、このように
はせず、シフトシャフト11の掛止穴部14およびシフトノ
ブ12の掛止爪部17を1個所にすれば、図5に示すよう
に、シフトノブ12を常時、所定の方向Eに向けてシフト
シャフト11に取付けることができるようになる。これに
より、シフトノブ12の取付方向を間違えて取り付けるよ
うな不注意を回避することができる。
【0025】次に、本発明の他の実施例を説明する。こ
の実施例の特徴とするところは、図6に示すように、シ
フトシャフト11の外周部に設けた軸方向の溝部13を不等
角度の位置に形成したものである。図6においては、溝
部13は不等角度に3本設けられている。
【0026】このようにシフトシャフト11に不等角度に
溝部13を設けたので、シフトノブ12の取付けの際、シフ
トノブ12の位置決めを確実に行うことができる。このよ
うに溝部13を不等角度に形成した場合、この不等角度に
よりシフトノブ12の位置決めが決まるので、シフトシャ
フト11の掛止穴部14およびシフトノブ12の掛止爪部17の
数を任意に決めてよい。また、前述の実施例と同様にシ
フトノブ12の抜けや回りを防止することができる。
【0027】次に、本発明のさらに別の実施例を、図7
および図8にもとづき、図1ないし図6と同一の部材に
は同一の符号を付して説明する。図において、符号18で
示すものはシフトシャフトである。シフトシャフト18の
外周部には、軸方向に等角度で4本の溝部13が形成され
ている。
【0028】そして、1つの溝部13の内部には第1凹部
19が形成されており、第1凹部19の内部には第2凹部20
が形成されている。この溝部19,20は後述する掛合部材
23を取付けるところであり、全溝部13に形成しても、任
意の溝部13に形成してもよい。
【0029】このようなシフトシャフト18の上部にはシ
フトノブ21が嵌合されている。シフトノブ21は、シフト
ノブ21の突部16をシフトシャフト18の溝部13に嵌合させ
ることによって取り付けられている。この組み付けによ
って、シフトノブ21の回り防止や回り方向のガタ防止を
することができる。また、シフトノブ21の突部16の、シ
フトシャフト18の第1凹部19と対応する位置には掛止穴
部22が形成されている。
【0030】この掛止穴部22と、シフトシャフト18の第
1凹部19とにより形成される空間には合成樹脂製の掛合
部材23が配設されている。掛合部材23は自然状態では楕
円状に付勢された板ばね部24の一側に凸部25を一体に設
けたものである。この凸部25と板ばね部24との間は断面
積を小さくした切断部26となっている(図12をも参
照)。これにより、シフトノブ21を引き抜く際には、掛
合部材23が剪断され、切断部26より板ばね部24が切り取
られるようになる。
【0031】上記第1凹部19は、図9に示すように、シ
フトノブ21をシフトシャフト18に取り付ける際に、シフ
トノブ21の突部16によって、押圧された掛合部材23の板
ばね部24を収容するところであり、その深さは、押圧さ
れた板ばね部24の厚みと等しくなっている。また、第2
凹部20は掛合部材23の凸部25を嵌め込むところとなって
いる。
【0032】そして、この掛合部材23をシフトシャフト
18の第1、第2凹部19,20と、シフトノブ21の掛止穴部
22とからなる空間に配設する場合、掛合部材23の板ばね
部24をシフトシャフト18の第1凹部19と、シフトノブ21
の掛止穴部22との空間に配置し、掛合部材23の凸部25を
第2凹部20に嵌め込むようにする。また、板ばね部24の
先端部24a を掛止穴部22の下部に当接させ、後端部24b
を掛止穴部22の上部に当接させるようにする。
【0033】このように構成された別の実施例の作用を
説明する。まず、シフトシャフト18にシフトノブ21を嵌
合させるときは、図9に示すように、シフトシャフト18
の第1凹部19に掛合部材23の板ばね部24を配置する共
に、第2凹部20に掛合部材23の凸部25を嵌め込んで取り
付け、板ばね部24をシフトノブ21の突部16によって、押
えながら、シフトノブ21の突部16をシフトシャフト18の
溝部13に沿わせて矢印H方向に押し込んでいく。
【0034】そして、図7および図8に示すように、シ
フトノブ21の掛止穴部22およびシフトシャフト18の第1
凹部19に掛合部材23の板ばね部24を位置させ、板ばね部
24の先端部24a を掛止穴部22の下部に当接させ、後端部
24b を掛止穴部22の上部に当接させる。これによって、
シフトノブ21の回り防止や回り方向のガタを防止すると
共に、抜け防止や抜け方向のガタを防止することが可能
となる。
【0035】そして、シフトノブ21をシフトシャフト18
から取り外す際、掛合部材23の板ばね部24が剪断されて
切断部26より切断するので、金属製のシフトノブ21およ
びシフトシャフト18が摩耗や損傷することなく引き抜か
れる。これによって、シフトシャフト18に対するシフト
ノブ21の抜き差しを繰り返し行うことができ、コストを
低減させることができる。
【0036】また、この別の実施例においては、シフト
ノブ21の突部16に掛止穴部22を設けているので、突部16
以外の場所に掛止穴部22を設けた場合より、シフトノブ
21の肉厚(図7に符号Gで示す)を薄く保つことがで
き、シフトノブ21の小型化を図ることが可能になる。
【0037】さらに、この別の実施例においては、シフ
トシャフト18の外周部の溝部13を等角度に形成したが、
このようにせず不等角度に設けてもよい。このようにし
た場合、シフトノブ21の取付時に、シフトノブ21の向き
を常時、一定方向に位置決めすることができる。この場
合においても、シフトノブ21の抜けや回りを防止できる
ことは前述の実施例と同様である。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、シフト
シャフトにシフトノブを嵌合させる際は、シフトシャフ
トの軸方向にシフトノブを押し込むだけで組み付けるこ
とができるので、組み付けが簡単になり、組付性を向上
させることができる。また、組付後は、シフトノブの突
部がシフトシャフトの溝部に嵌合する共に、シフトノブ
の掛止爪部の前端部および後端部がシフトシャフトの掛
止穴部に当接、掛止するので、シフトノブの抜けや回り
を確実に防止することができる。
【0039】また、回り方向のガタや抜け方向のガタを
も防止することができる。さらに、シフトノブは嵌合穴
の内側だけの掛止爪部でシフトシャフトに固定されるよ
うになっているので、シフトノブの外周面に掛止用の孔
部を形成する必要がなく、意匠上の問題を回避すること
ができる。
【0040】請求項2記載の発明においては、シフトシ
ャフトの外周部の溝部を不等角度に形成したので、シフ
トノブを取り付けた際、シフトノブを常時、所定方向に
向けることができると共に、シフトノブの抜けや回りを
防止することができる。
【0041】請求項3記載の発明においては、シフトシ
ャフトにシフトノブを嵌合させる際は、シフトシャフト
の軸方向にシフトノブを押し込むだけで組み付けること
ができるので、組み付けが簡単になり組付時の作業性を
向上させることができる。また、組付後は、シフトノブ
の突部がシフトシャフトの溝部に嵌合し、かつ、シフト
ノブの掛止穴部にシフトシャフトに取付けた掛合部材が
掛合して、さらに、掛合部材の先端部と後端部が掛止穴
部の上下の内壁に当接するので、シャフトノブの抜けや
回りを確実に防止することができる。
【0042】また、シフトノブをシフトシャフトから取
り外す際、掛合部材が剪断されて切断するようになるの
で、シフトノブを引き抜く際の摩耗および損傷をなくす
ことができ、シフトシャフトおよびシフトノブを再度、
使用することができ、コストを低減することができる。
【0043】また、シフトノブの掛止穴部をシフトノブ
内部の突部に形成したので、シフトノブの肉厚を掛止穴
部の深さの分、余計に確保する必要がなく、シフトノブ
の肉厚を薄く保つことができる。これにより、シフトノ
ブを小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図であり、シフト
シャフトの部分は図3のC−C矢視図である。
【図2】図1のもののA部の拡大図である。
【図3】図1のもののシフトシャフトの斜視図である。
【図4】図1のもののB−B線に沿う断面図である。
【図5】図1のもののシフトノブの斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す上面図である。
【図7】本発明のさらに別の実施例を示す断面図であ
る。
【図8】図7のもののF部の拡大図である。
【図9】図7のもののシフトシャフトとシフトノブの組
付時の断面図である。
【図10】図7に示す掛合部材の上面図である。
【図11】従来のシフトノブの組み付けを示す断面図で
ある。
【図12】従来のシフトノブの他の組付けを示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
11 シフトシャフト 12 シフトノブ 13 溝部 14 掛止穴部 15 嵌合穴 16 突部 17 掛止爪部 17a 先端部 17b 後端部 18 シフトシャフト 21 シフトノブ 22 掛止穴部 23 掛合部材 24a 先端部 24b 後端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用変速機のシフトシャフトの上端
    部にシフトノブを嵌合、固定する構造において、前記シ
    フトシャフトの外周部に軸方向の溝部を等角度に形成す
    ると共に、該溝部の内部に掛止穴部を設け、該シフトシ
    ャフトに嵌合させる前記シフトノブの嵌合穴の内周部に
    前記溝部に掛合する突部を形成し、該突部に前記掛止穴
    部に掛合する掛止爪部を設け、該掛止爪部の、前記シフ
    トノブの軸方向の先端部と後端部を前記掛止穴部に当接
    する角度に形成したことを特徴とするシフトノブの固定
    構造。
  2. 【請求項2】 軸方向に設けた溝部を不等角度にシフト
    シャフトの外周部に形成したことを特徴とする請求項1
    記載のシフトノブの固定構造。
  3. 【請求項3】 シフトノブの突部に掛止穴部を設け、該
    掛止穴部にシフトシャフトの溝部に配設した切断可能な
    掛合部材を掛止させ、該掛合部材の、前記シフトシャフ
    トの軸方向の先端部および後端部を前記掛止穴部に当接
    させたことを特徴とする請求項1記載または請求項2記
    載のシフトノブの固定構造。
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