JPH08272049A - 自動組み立て装置 - Google Patents
自動組み立て装置Info
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- JPH08272049A JPH08272049A JP7390195A JP7390195A JPH08272049A JP H08272049 A JPH08272049 A JP H08272049A JP 7390195 A JP7390195 A JP 7390195A JP 7390195 A JP7390195 A JP 7390195A JP H08272049 A JPH08272049 A JP H08272049A
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- Japan
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- pallet
- spool
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- lower case
- station
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
る。多数個のパレット50をパレットコンベア60に載
せて間欠送りし、循環する。下ケースホルダ51に下ケ
ースを組み付け、この下ケースに、スプールロック,ス
プール,蓋部材,上ケース等を各ステーションで組み付
ける。下ケース,スプール,上ケースを組み付ける各ス
テーションに、上下方向位置決めガイドブロック90,
91を設ける。位置決めガイドブロック90,91を、
基準ガイド面90a,91aと、傾斜ガイド面90b,
91bとを有する台形状に形成する。基準ガイド面90
a,91aをパレット50の下端部の移動経路よりも少
し高く設定する。 【効果】 パレット50の移動終了とともに、パレット
50が基準ガイド面90a,91aで支持されるため、
上下方向におけるパレット50の位置決め精度が向上す
る。
Description
種部品を順次供給してこれらを組み立てる自動組み立て
装置に関するものである。
書,同第4846418号明細書、さらには本出願人に
よる特開平3−37645号公報等に記載されているよ
うに、パトローネ本体を樹脂成形品で組み立てるととも
に、スプールの回転によって写真フイルムをパトローネ
本体外に送り出す機能をもった写真フイルムパトローネ
が開発されている。この写真フイルムパトローネはこれ
までのものと異なり、未使用状態そして使用済み状態の
いずれでも写真フイルムのリーダー部がパトローネ本体
から突出しておらず、写真フイルムをより光密に収納す
ることができるだけでなく、使用前後の取り扱いが簡単
になるという利点がある。
的に組み立てる場合には、本出願人が特開平6−308
672号公報で提案したように、パレット搬送装置を用
いている。このパレット搬送装置は無端ベルトにベルト
プロフィールを介して多数のパレットを係止させて構成
されており、多数のパレットを定タクト間欠送りして各
ステーションにパレットを停止させる。各パレットには
組み付け治具が設けられており、各種組み付け装置によ
り下ケース,スプール,上ケース,蓋部材,スプールロ
ックなどの各部品が組み付けられることで、自動組み立
てが行われる。
ーションにおける組み付けを精度よく行うために、パレ
ットの位置決め装置を設けている。この位置決め装置
は、例えばパレットの幅方向における位置を基準位置に
セットする基準ガイド板と、パレットの送り方向におけ
る位置を基準位置にセットするV字形のガイド溝とを備
えている。
うなパレットの位置決め装置は、パレットの送り方向及
び幅方向での位置を規定するものであり、パレットの上
下方向での位置決めは行われていなかった。このため、
パレットを間欠送りするための無端ベルトの厚みのばら
つき等の影響により、パレットの上下方向における位置
にばらつきが生じて組み付け不良が発生することがあ
る。
であり、上下方向での位置決め精度が要求されるステー
ションにおいて、簡単な構成でパレットの上下方向での
位置決めが行えるようにした自動組み立て装置を提供す
ることを目的とする。
に、本発明は、上下方向での位置決め精度が要求される
ステーションに、上下方向での位置決めガイドを設け、
この位置決めガイドを、パレットを基準位置で支持する
基準ガイド部と、この基準ガイド部に連続して形成した
傾斜ガイド部とから構成し、間欠送り中のパレットを前
記傾斜ガイド部により案内してパレットを基準ガイド部
に送るようにしたものである。
パレットには、各パレット間で同一位置に、組み付け治
具が設けられている。パレットの間欠送りによる各ステ
ーションでは、組み付け治具に各部品が順次供給され組
立て品が組み付けられる。例えば、組み付け治具として
外ケース組み付け治具を用いて、各ステーションで各組
み付け治具に、下ケース,スプールロック,スプール,
蓋部材,上ケース等の部品が供給され、写真フイルムパ
トローネが組み立てられる。
決め精度が要求されるステーション、例えば下ケースへ
の部品組み付け、スプール部品のスプールへの組み付け
等を行うステーションでは、上下方向での位置決めガイ
ドが用いられる。この位置決めガイドはパレットの間欠
移動に際し、傾斜ガイド部を介して基準ガイド部にパレ
ットを案内する。基準ガイド部は、例えばパレット下端
部の移動経路よりも少し高く設定されており、しかもこ
の高さ位置が基準位置とされている。したがって、間欠
送りの終了とともに、パレットが上下方向における基準
位置に位置決めされる。これにより、上下方向での位置
決め精度が要求される部品の組み付けが確実に行えるよ
うになる。
ネ10は、パトローネ本体11の内部に、写真フイルム
12を巻き付けたスプール13を回動自在に収納してお
り、スプール13を写真フイルム送り出し方向に回転さ
せることにより写真フイルム12をその先端からパトロ
ーネ本体11の外部に送り出すように構成されている。
パトローネ本体11は、樹脂の一体成型品からなる上ケ
ース14と下ケース15とから構成されている。これら
ケース14,15は、下ケース15に設けた4つの係合
爪16を上ケース14に係止させることにより、嵌め合
わされ一体化される。このパトローネ本体11の外周に
はパトローネラベル17が貼着される。
フイルム室19、及び表示室20の3つの部屋に仕切ら
れている。また、各ケース14,15の接合面の一部に
は写真フイルム12を送り出すためのフイルム通路21
が形成されている。フイルム通路21には、ここからの
入光を防止するためにフイルム通路21を開閉する蓋部
材22と、奥で写真フイルム12の先端を分離する分離
爪23とが設けられている。蓋部材22の両端部にはキ
ー溝24,25が形成されており、写真フイルムパトロ
ーネ10がカメラに装填された際に、カメラ側の開閉用
駆動軸と連結される。そして、駆動軸の回動によって蓋
部材22がフイルム通路21を塞ぐ位置と開く位置とに
選択的にセットされる。
スプール軸26の両端内側にそれぞれ取り付けられる一
対のリップ付きフランジ27,28と、使用表示部材2
9とから構成されている。スプール軸26の両端内側に
は、それぞれ一対のリップ付きフランジ27,28が取
り付けられ、一方のフランジ27の外側にデータディス
ク30が設けられている。また他方のフランジ28の外
側に使用表示部材29が取り付けられる。
0、フランジ取り付け用の一対の受け鍔31,32、写
真フイルム後端係止用のスリット33、使用表示部材支
持部34、キー溝35,36が一体に形成されている。
キー溝35,36は、写真フイルムパトローネ10がカ
メラに装填された際に、カメラ側の駆動軸と連結され、
この駆動軸の回動によってスプール軸26は回動され
る。前記スリット33には写真フイルム12の後端12
aが挿入され、スリット33内部の係止爪に係止孔12
b,12cが係止され、写真フイルム12がスプール軸
26に巻回される。
3をパトローネ本体11に組み込むと、フランジ27,
28が写真フイルム12と共にフイルム室19に収納さ
れ、データディスク30が情報室18に、また表示板4
0とギヤ39とが表示室20にそれぞれ収納される。デ
ータディスク30には、バーコード45が記録されてい
る。このバーコード45は、ラベルの貼付や箔押し等に
より設けられ、フイルム感度,撮影枚数,写真フイルム
の種類等を表している。
材料で成形されており、断面が薄肉カップ状となってい
る。カップ状の底部にはスプール軸26の受け鍔31,
32に回動自在に係合する丸孔27a,28aがそれぞ
れ設けられている。スプール軸26の受け鍔31は大径
に、他方の受け鍔32は小径に形成されており、また、
フランジ27の丸孔27aは大径に、他方のフランジ2
8の丸孔28aは小径に形成されている。これにより、
一対のフランジ27,28を一方向から挿入することが
でき、自動組み立てが容易に行えるようになっている。
7b,28cが形成されており、これらリップ27b,
28cは写真フイルム12の最外周の両側縁部を包み込
む。これにより、スプール軸26が写真フイルム送り出
し方向に回転した際にスプール軸26の回転を写真フイ
ルム12の最外周に伝達させるとともに、写真フイルム
12が巻き緩むことを防止する。また、写真フイルム1
2を巻き取る際には、使用表示部材29のラチェット爪
37がフランジ28の係止穴28bに係止することがな
い。この場合には、スプール13が回転してもフランジ
28は回転することがなく、写真フイルム12との間で
滑りを生じさせて写真フイルム12の巻き緩みを防止す
る。なお、写真フイルム12は、スプール軸26の写真
フイルム送り出し方向への回転の際に分離爪23によっ
て写真フイルム12の先端がフイルム通路21に向けて
掬われ、フランジ27,28のリップ27b,28cを
押し広げながらパトローネ本体11の外部に送り出され
る。また、上・下ケース14,15のフイルム室19内
には、フイルム通路21以外の範囲でフランジ27,2
8が外側に向けて折れ曲がるのを防止するためのフラン
ジ規制リブ43が一体に形成されている。
を設けた円板38、ギヤ39、及び表示板40が一体に
形成されており、これらはスプール軸26と一体に回転
する。表示板40は、パトローネ本体11に収納されて
いる写真フイルム12が露光済みであるか否か、また現
像済みであるか否か等の状態をユーザーが外観から見て
も把握することができるように、表示するために用いら
れる。
うようにスプールロック42が収納されている。このス
プールロック42は、蓋部材22が開き位置の時にギヤ
39との噛み合いが解除されスプール13の回動が許容
される。また、蓋部材22が閉じ位置の時にギヤ39に
噛み合ってスプール13の回動が規制され、スプール1
3の回転がロックされる。
るためのパレット50の斜視図である。パレット50の
上面には、組み付け治具としての下ケースホルダ51が
取り付けられている。下ケースホルダ51は、下ケース
14(図2参照)の外形に合わせた凹部51aを備えて
おり、パレット50に固定されている。
及び後側に、位置決めピン52,53が突出して設けら
れている。また、パレット50の他方の側縁部にはその
中央部に位置決めピン54が設けられている。これら位
置決めピン52〜54は、XY方向の位置決めユニット
55により押動される。XY方向位置決めユニット55
は、パレット50を送り方向(X方向)及びこれに直交
する幅方向(Y方向)に位置決めする。更に、上下方向
(Z方向)で位置決め精度が要求されるステーションに
は、Z方向位置決めガイド56が設けられている。
は、無端ベルト61をプーリー62,63に水平方向で
掛け巡らせて構成されている。図1に示すように、無端
ベルト61には、パレット50を搬送するためのベルト
プロフィール64がパレット50の長さLよりも少し長
いピッチP(L<P)で取り付けられている。ベルトプ
ロフィール64は直方体状のブロックから構成されてお
り、このベルトプロフィール64はパレット50の下面
の中央係止穴66(図6及び図7参照)に遊嵌され、ベ
ルト61の移動に伴いパレット50を送る。なお、ベル
トプロフィール64は円柱状の突出ピンで構成してもよ
い。また、パレット50の下面に係止穴66を設ける代
わりに、パレット50の送り方向端部にベルトプロフィ
ール64を係止させてもよい。
aには間欠インデックスユニット65が設けられてい
る。間欠インデックスユニット65はカム軸67から回
転駆動を得て、プーリー63(図3参照)を間欠回転す
る。これにより無端ベルト61が間欠送りされ、各パレ
ット50が定タクト搬送される。カム軸67はベルト6
8を介して駆動モータ69により回転される。
ト65の他に、部品組み込みユニット70a,70b,
70c,・・・70n-1 及びピックアップユニット70
nが連係されている。部品組み込みユニット70a〜7
0n-1 は、各ステーションのパレット50の下ケースホ
ルダ51に、図2に示すような下ケース15,スプール
ロック42,スプール13,蓋部材22,上ケース14
等の各種部品を組み込む。この部品組み込みユニット7
0a〜70n-1 は、周知のピックアンドプレース装置か
ら構成されており、アームの一端側で部品のつかみ(ピ
ック)が、他端側で部品の組み付け(プレース)が同時
に行われることで、迅速に部品を下ケースホルダ51に
組み付けるようになっている。また、図4に示すよう
に、部品組み込みユニット70a〜70n-1 の横には、
パーツフィーダ71a,71b,・・・71n-1 が取り
付けられており、これにより各種部品が自動供給され
る。なお、ピックアップユニット70nは、組み上がっ
たパトローネ本体11を下ケースホルダ51から排出す
る。
1の上側部分の両側には、パレットガイド72,73が
設けられている。図6に示すように、パレットガイド7
2,73はガイド基板74に取り付けられており、これ
らパレットガイド72,73は無端ベルト61の回転中
にパレット50の幅方向での移動を規制する。ガイド基
板74は無端ベルト61を水平に保持する。また、図3
に示すように、無端ベルト61の下側部分と、無端ベル
ト61のプーリー巻き掛け部分とには、パレット脱落防
止ガイド76,77が設けられている。このパレット脱
落防止ガイド76,77はガイド基板78に取り付けら
れている。パレット脱落防止ガイド76は、パレット5
0の幅方向の側縁部を覆うように、L字形に突出して形
成されており、パレット50が自重で無端ベルト61か
ら脱落することのないように阻止している。プーリー巻
き掛け部分に配置されるパレット脱落防止ガイド76も
同様にL字形に形成されており、無端ベルト61からパ
レット50が脱落することを阻止している。なお、脱落
防止ガイド76,77の代わりに、ベルトプロフィール
でパレットを係止させてベルトからのパレットの脱落を
阻止してもよい。
部分は部品組み込みに用いられ、この部分に載せられる
各パレット50はパレット搬送方向で順に第1ステーシ
ョンから第nステーションへと間欠送りされ、各ステー
ションで部品の組み込みや、組み立て品の取り出しが行
われる。また、プーリー62,63周り及び下側部分は
パレット50を循環使用するための戻し用に用いられ
る。
決めユニット55は、基準プレート81と、位置決めプ
レート82と、これらをY方向でシフトさせるシフト機
構83,84とから構成されている。シフト機構83,
84は、特開平6−308672号公報に記載されてい
るように、偏心カムを用いたもので構成されているが、
この他に各プレート81,82をY方向にシフトさせる
ことができるものであれば、エアーや油圧シリンダや、
リンク機構等を用いてもよい。
して、パレット50をY方向で位置決めする。シフト機
構84は位置決めプレート82を押圧して、V溝82a
によってパレット50をX方向で位置決めする。
56は、1対の位置決めガイドブロック90,91から
構成されており、図6に示すように、基準ガイド板74
に固定されている。これら位置決めガイドブロック9
0,91は、パレット50の移動経路内で無端ベルト6
1の両側に配置されている。図1に示すように、位置決
めガイドブロック90,91には、水平な基準ガイド面
90a,91aと、この基準ガイド面90a,91aの
両端に連続する傾斜ガイド面90b,91bとが形成さ
れている。
91aは、無端ベルト61の上面からリフト高さH分だ
け突出するようにされている。このリフト高さHは、無
端ベルト61の厚みむらに対応しており、厚みむらが大
きい場合にはこれに対応してリフト高さHも高くされて
いる。しかし、リフト高さHを高くしすぎると、傾斜ガ
イド面90b,91bのX方向の長さを大きくとる必要
があり、コンパクト化する上では好ましくない。また、
リフト高さHを得るために搬送負荷も増加してしまい好
ましくない。したがって、このリフト高さHはできるだ
け小さくする。このリフト高さHは無端ベルト61の厚
みむらやガイド基板74の平面性などによって変わる
が、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm
以下,特に好ましくは0.2以下である。本実施例で
は、無端ベルト61の厚みむらが0.2mm未満であり突
出高さHを0.2mmとしている。
c,91cは、無端ベルト61の上面よりも低く設定さ
れており、これにより、無端ベルト61により送られて
来るパレット50が傾斜面90b,91bで掬われて、
基準ガイド面90a,91aに案内される。
ベア60を用いて、パトローネ本体10を組み立てる方
法について説明する。図3及び図4に示すように、各パ
レット50はパレットコンベア60により間欠送りさ
れ、これにより各ステーションに順次送られるようにな
っている。まず、第1ステーションのパレット50で
は、部品組み込みユニット50aにより、下ケース15
が下ケースホルダ51に組み込まれる。このとき、図1
に示すように、パレット50が第1ステーションに位置
すると、先ず、Z方向位置決めブロック90,91がパ
レット50を基準位置に持ち上げるため、パレット50
はZ方向で位置決めされる。また、間欠送り終了直後
に、シフト機構83,84が作動して、パレット50は
X方向及びY方向で位置決めされる。
ョンのパレット50では、部品組み込みユニット70b
により下ケース15内の表示室20内にスプールロック
42が組み込まれる。次に、第3ステーションのパレッ
ト50では、部品組み込みユニット70cにより、スプ
ール組み立て装置からのスプール13が下ケースホルダ
51内の下ケース15に組み込まれる。このスプール1
3の組み込みの際にも、Z方向でのパレット50の位置
決め精度が要求されるため、パレット50は、図1に示
すように、Z方向位置決めブロック90,91によりZ
方向での位置決めが確実に行われる。更にXY方向位置
決めユニット55によりXY方向のパレットの位置決め
が行われる。
は、下ケース15のフイルム通路21に蓋部材22が組
み込まれる。次に、第5ステーションのパレット50で
は、部品組み込みユニットにより上ケース14が下ケー
スホルダ51上の下ケース14に組み合わされる。次
に、第5ステーションで、下ケースホルダ51上で組み
上がったパトローネ本体10がピックアンドプレース装
置50nにより下ケースホルダ51から取り出され、図
示しない次の例えばフイルム巻込みラインに送られる。
なお、上記説明では部品組み込みステーションの代表的
なものにのみ説明の都合上、第1〜第5の番号を割り当
てたものであり、5個のステーションで写真フイルムパ
トローネが組み立てられるものではなく、これら各ステ
ーションの間にはアイドルステーションやその他の部品
組み付けステーションが適宜設けられている。
挿入金具を用いて、フイルム後端部12aをパトローネ
10のフイルム通路22から挿入してフイルム後端部1
2aをスプール13のスリット33に係止させた後に、
写真フイルム12をスプール13に巻き取る。
プール組み立てラインで組み立てて、これを下ケース1
5内に組み込むようにしたが、この他に、特開平6−3
08672号公報に記載されているような、同一パレッ
ト上にスプール組み付け治具とパトローネ組み付け治具
とを設けたパレットを用いて、1つのパレット搬送装置
内で、スプールの組み立てとパトローネ本体とを組み立
ててもよい。この場合には、スプール組み付け治具にス
プール軸26(図2参照)を縦置き状態でデータディス
ク30を下にしてセットする。次に、このスプール軸2
6に大径取付穴27aを有するフランジ27を嵌め込
む。次に、小径取付穴28aを有するフランジ28をス
プール軸26に嵌め込む。最後に、使用表示部材29を
スプール軸26に嵌め込んで、スプール13を組み立て
る。
を別のラインで行うようにしたが、この他に、図8に示
すように、パレットコンベア100の1つのステーショ
ンST6にフイルムガイド101とフイルム巻き取りユ
ニット102とを設け、このステーションST6で、ス
プール13に1本分の長さの写真フイルムを巻き取った
後に、上ケース14を組み込んで、写真フイルムパトロ
ーネ10を製造するようにしてもよい。なお、この実施
例において、上記実施例と同一構成部材には同一符号が
付してある。第1ステーションST1では下ケース組み
込みユニット103により下ケース15の組み込みを行
う。第3ステーションST3ではスプール組み立てユニ
ット104からスプール13を供給して、これを下ケー
ス15に組み付ける。第6ステーションST6ではフイ
ルム巻き取りユニット102により写真フイルム12を
スプール13に巻き取る。第8ステーションST8では
上ケース組み込みユニット105により上ケース14を
下ケース15に組み付ける。なお、第6ステーションS
T6以降では、スプール13に巻き取られた写真フイル
ム12はフランジ27,28(図2参照)のリップ27
b,28cで巻きほぐれることのないように保持され
る。これら第1,第3,第6,第8ステーションST
1,ST3,ST6,ST8には、上記実施例と同じよ
うに、Z方向位置決めガイド56が配置されている。
イドブロック90,91を1対設けて、無端ベルト61
の両側に配置したが、無端ベルト61の代わりに1対の
図示しない無端チェーンを用いる場合には、これらチェ
ーンの間に幅が広い1つの位置決めガイドを配置しても
よい。また、Z方向位置決めガイドブロック90,91
は1個又は2個の代わりに、パレット50の幅方向に3
個以上並べるようにしてもよい。
を傾斜ガイド面90b,91bと基準ガイド面90a,
91aとから構成する他に、図示は省略したが、位置決
めガイドをZ方向でシフトさせるシフト機構を設け、基
準ガイド位置まで位置決めガイドを持ち上げることで、
Z方向での位置決めを行うようにしてもよい。この場合
には、傾斜ガイド面を用いてパレットを基準ガイド面に
持ち上げる上記実施例に比べて、各パレットの搬送の際
には、パレットの移動経路から退避した位置になるの
で、パレットの搬送負荷を小さくすることができるもの
の、反面、リフト機構が必要になり構成が複雑になる他
に、リフトするため位置決め精度が低下する欠点があ
る。
ローネの組み立てラインに本発明を実施したものである
が、この他に、Z方向での位置決め精度が要求される他
の組み立て品の組み立てに本発明を実施してもよい。
支持する基準ガイド部と、この基準ガイド部に連続して
形成した傾斜ガイド部とからなる位置決めガイドを設
け、間欠送り中のパレットを前記傾斜ガイド部により案
内してパレットを基準ガイド部に送るようにしたから、
パレットの移動終了とともに、パレットの上下方向にお
ける位置決めが行われる。したがって、リフト機構など
が不要になり、構成を簡単にすることができる。また、
基準ガイド部でパレットを支持する構造のため、位置決
めが高精度で行える。更に、上下方向の位置決め精度が
要求されるステーションにのみ、位置決めガイドを設け
たから、搬送負荷の増大を抑えることができる。したが
って、ベルトの駆動系や、インデックスユニット,トル
クリミッタへの負荷が減り、効率のよい組み立てが行え
る。
立用パレットと、このパレットの位置決めユニットを示
す斜視図である。
側面図である。
示す平面図である。
置決めした状態を示す平面図である。
る。
製造ラインを示す概略図である。
みユニット 70n ピックアップユニット 71a,71b,71c,・・・71n-1 パーツフィ
ーダ 80 パレット位置決めユニット 81 基準プレート 82 位置決めプレート 90,91 位置決めガイドブロック 90a,91a 基準ガイド面 90b,91b 傾斜ガイド面
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のパレットを並べてこれらパレット
を間欠送りして循環させるとともに各ステーションにパ
レットを停止させるパレット搬送装置と、各パレット上
に各パレット間で同一位置に設けた組み付け治具と、ス
テーションに停止したパレットの組み付け治具に各部品
を供給して組立て品を組み付ける組み付け手段とを備え
た自動組み立て装置において、 上下方向での位置決め精度が要求されるステーション
に、上下方向での位置決めガイドを設け、この位置決め
ガイドを、パレットを基準位置で支持する基準ガイド部
と、この基準ガイド部に連続して形成した傾斜ガイド部
とから構成し、間欠送り中のパレットを前記傾斜ガイド
部により案内してパレットを基準ガイド部に送るように
したことを特徴とする自動組み立て装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07390195A JP3909347B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動組み立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07390195A JP3909347B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動組み立て装置 |
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JPH08272049A true JPH08272049A (ja) | 1996-10-18 |
JP3909347B2 JP3909347B2 (ja) | 2007-04-25 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07390195A Expired - Fee Related JP3909347B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動組み立て装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3909347B2 (ja) |
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1995
- 1995-03-30 JP JP07390195A patent/JP3909347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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