JPH08271781A - 振れ検出可能なafカメラ - Google Patents

振れ検出可能なafカメラ

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JPH08271781A
JPH08271781A JP7854995A JP7854995A JPH08271781A JP H08271781 A JPH08271781 A JP H08271781A JP 7854995 A JP7854995 A JP 7854995A JP 7854995 A JP7854995 A JP 7854995A JP H08271781 A JPH08271781 A JP H08271781A
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shake
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camera
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detection
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JP7854995A
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Tadao Kai
糾夫 甲斐
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏りのない振れ検出部の出力を用いて、検出
出力の基準値などを算出することを可能にする。 【構成】 撮影光学系の焦点調節状態の検出する焦点検
出センサー3と、カメラの振れを検出する振れセンサー
1とを含み、演算部5aは、焦点検出センサー3が焦点
検出を行なっているときに、振れセンサー1の出力に基
づいて、基準値などの所定の演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振れ検出可能なオート
フォーカス(AF)カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラは、振れセンサー
によってカメラの振れを検出し、その振れセンサー出力
に基づいて、像ブレ補正を行なっていた。このカメラ
は、振れセンサー出力の精度を向上させるために(ドリ
フト対策)、所定時間における振れセンサー出力の平均
を、その振れセンサー出力の基準(振れ=0の値;静止
状態の値)とすることが知られている(特開平4−21
1230号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、振れセンサー出力を平均化する所定時間中は、不規
則なカメラの振れ等が少ない方が基準値を算出するため
には好ましい。しかし、このカメラは、レリーズスイッ
チの半押しによって撮影光学系の合焦駆動を行い、一旦
合焦したならば合焦駆動を再度行わない、いわゆるシン
グルAF(ワンショットAF)駆動のオートフォカスカ
メラであった場合には、合焦後に合焦状態を固定(フー
ォカスロック)したままで、撮影画角を変更するフレー
ミング動作が行われることが多い。また、このようなカ
メラは、合焦させる領域が画面中央部の狭い範囲である
ことが多いために、主要被写体を画面中央から外したい
ときに多用される。この振れセンサー出力は、フレーミ
ング動作中においては、カメラを一方向に向ける動作の
検出出力となるので、出力の偏りが大きく、基準値の算
出に用いるのには不適当であった。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成によって、偏
りのない振れ検出部の出力を用いて、検出出力の基準値
などを算出することを可能にした振れ検出可能なAFカ
メラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、撮影光学系の焦点調節状態の検
出及び/又は駆動を自動的に行なう自動焦点調節装置
と、カメラの振れを検出する振れ検出部と、前記自動焦
点調節装置よって焦点調節のための動作が行なわれてい
るときに、前記振れ検出部の出力に基づいて、振れ制御
に使用される所定の演算を行う演算部とを含むようにし
てある。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の振れ
検出可能なAFカメラにおいて、前記自動焦点調節装置
は、前記撮影光学系の合焦状態を検出する焦点検出部を
備え、前記演算部は、前記焦点検出部が焦点検出を行っ
ているときに、前記所定の演算を行うことを特徴として
いる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の振れ
検出可能なAFカメラにおいて、前記自動焦点調節装置
は、被写体までの距離を測定する測距部を備え、前記演
算部は、前記測距部が測距を行なっているときに、前記
所定の演算を行うことを特徴としている。
【0008】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の振れ検出可能なAFカメラにおい
て、前記自動焦点調節装置は、前記撮影光学系が合焦す
るように駆動する合焦駆動部を備え、前記演算部は、前
記合焦駆動部が合焦動作を行っているときに、前記所定
の演算を行うことを特徴としている。
【0009】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の振れ検出可能なAFカメラにおい
て、前記演算部は、前記所定の演算が平均値算出である
ことを特徴としている。請求項6の発明は、請求項1〜
請求項4のいずれか1項に記載の振れ検出可能なAFカ
メラにおいて、前記演算部は、前記所定の演算が前記振
れ検出部の出力に対する基準値(振れ=0の値)である
ことを特徴としている。
【0010】請求項7の発明は、請求項1〜請求項6の
いずれか1項に記載の振れ検出可能なAFカメラにおい
て、前記自動焦点検出装置から得られたアナログ信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部を備え、前記演
算部は、前記A/D変換部から得られたデジタルデータ
に基づいて、前記所定の演算を行うことを特徴としてい
る。
【0011】請求項8の発明は、請求項7に記載の振れ
検出可能なAFカメラにおいて、前記A/D変換部から
得られたデジタルデータを記憶する記憶部を備え、前記
演算部は、前記記憶部に記憶されたデジタルデータに基
づいて、前記所定の演算を行うことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明によれば、焦点調節のための動作(例え
ば、撮影準備段階における焦点検出動作、測距動作又は
合焦駆動など)を行なっているときに、振れ検出部のか
らの検出データを所定の演算(例えば、平均値を算出
し、振れ検出部の出力データの基準値とする演算)を行
なうので、静止状態出力として高精度な演算(基準値算
出の演算)を行なうことができる。すなわち、本発明
は、焦点調整のための動作中における振れ検出部の出力
が安定しており、所定の演算(基準値算出など)を行な
うために好ましい出力であることに着目してなされたも
のである。この理由は、焦点調整のための動作中、撮影
者が被写体に対してカメラを静止させている可能性が高
いからである。
【0013】
【実施例】以下、図面などを参照しながら、実施例をあ
げて、さらに詳しく説明する。 (第1実施例)図1、図2は、本発明による振れ検出可
能なAFカメラの第1実施例を示すブロック図及び構造
図である。振れセンサー(振れ検出部)1は、カメラに
加えられる手振れ等の振れを検出するセンサーであっ
て、その出力は、A/D変換回路2に接続されている。
この振れセンサー1は、公知の圧電振動ジャイロ型角速
度センサー等を好適に使用することができ、この場合に
は、カメラの振れの角速度に応じたアナログ信号を出力
する。A/D変換回路2は、振れセンサー1のアナログ
信号を、デジタルデータに変換する回路であって、その
出力は、カメラ制御部5に接続されている。このA/D
変換回路2は、専用のIC回路ではなく、カメラ制御部
5を構成するマイコンのA/Dポートのようなものであ
ってもよい。
【0014】焦点検出センサー(焦点検出部)3は、撮
影光学系8の結像状態を検出するセンサーであって、そ
の出力は、A/D変換回路4に接続されている。焦点検
出センサー3は、公知の分割瞳式TTL焦点検出センサ
ー等を好適に使用することができ、この場合には、CC
D撮像光電回路より画像信号(ビデオ信号)等のアナロ
グ信号が出力される。A/D変換回路4は、焦点検出セ
ンサー3のアナログ信号をデジタルデータに変換する回
路であり、その出力は、カメラ制御部5に接続されてい
る。このA/D変換回路4は、A/D変換回路2と同様
に、マイコンのA/Dポートのようなものでもよい。ま
た、マルチプレクサー回路を用いて、A/D変換回路2
と時分割的に使い分けてもよい。
【0015】カメラ制御部5は、本実施例のカメラ全体
の作動を制御する部分であって、マイコン等によって構
成されている。このカメラ制御部5は、デジタルデータ
を演算する演算部5a(マイコンのCPU回路等)及び
デジタルデータを記憶する記憶部5b(マイコンに内蔵
又は外付けされたRAM、EEPROM、フラッシュメ
モリー回路等)を有している。カメラ制御部5の出力
は、像振れ補正駆動部6、合焦駆動部7などに接続され
ている。
【0016】像振れ補正駆動部6は、撮影光学系8(本
実施例では、像振れ補正光学系=撮影光学系であって、
光学系全体をシフトする方式を採用している)を、シフ
ト駆動し、像振れを補正する部分である。この像振れ補
正駆動部6は、回転モーターにより送りネジを回転させ
て、像振れ補正光学系を移動させる方式、ボイスコイル
と磁気回路により直線運動させる方式、リニアモーター
等によりシフト移動させる方式などを用いることができ
る。なお、図2において、カメラ縦方向(Y方向)のシ
フトのみが描かれているが、X方向(カメラ横方向;紙
面の垂直方向)の駆動も組み合わされている。また、像
振れ補正の方式は、撮影光学系全体又は一部をシフト駆
動するものに限らず、公知の可変頂角プリズムを用いた
もの、撮像部(撮影フィルム)をシフト移動させるも
の、撮影光路中に反射鏡を設置して反射鏡の取り付け角
度を調節するもの等であってもよい。
【0017】合焦駆動部7は、撮影光学系8を光軸方向
に移動させて、撮像面に合焦させる部分である。本実施
例では、撮影光学系8の全体を移動させる構成である
が、一部の光学系のみを移動させるようにしてもよい。
レリーズスイッチ9は、レリーズボタンの半押しにより
オンする半押しスイッチ9aと、全押しによりオンする
全押しスイッチ9bとから構成されたスイッチである。
【0018】図3は、第1実施例に係るAFカメラの動
作を説明するフロー図である。この実施例では、撮影光
学系8が合焦しないと露光動作が開始しない、いわゆる
(公知の)ワンショトAFモードを有するカメラを例に
して説明する。また、各ステップは、特に説明のない場
合には、カメラ制御部5で行われる。
【0019】このフローは、レリーズ半押しスイッチ9
aのONによってスタート〔ステップ(以下Sと略す)
100〕する。S110において、撮影光学系8が合焦
となった場合に、露光動作への移行を許可する露光許可
フラグをリセット(数値0を代入)する。S120にお
いて、露光許可フラグが1であるか否かを判定し、フラ
グが1のときには、露光動作を開始してよいので、S1
30以下へ進む。フラグが0である場合には、合焦状態
ではないので、S140以下に進み合焦動作を行う。な
お、フローのスタートにおいて、このステップを最初に
通過するときには、もちろんフラグ=0である。
【0020】まず、S140以下の合焦動作を説明す
る。S140において、振れセンサー1の出力がA/D
変換回路2を通して変換されたデジタルデータを読み込
む。なお、S140〜S150と、以下に説明するS1
60以下のステップとは、必ずしもシーケンシャルに行
われるわけではなく、実際には、時分割的に並列に行わ
れてもよい。ここでは、説明の都合上、一つのフローに
よって説明する。
【0021】S150において、S140で得られたカ
メラ振れのデジタルデータを記憶部5bに記憶させる。
データの記憶方法は、逐次得られたデータを記憶部5b
の記憶容量に達するまで記憶させ、記憶容量限界(例え
ばNL個のデータ)に達したときには、最も古いデータ
を消去し(図7の白丸参照)、最新のデータに置き換え
て行くようにするとよい。
【0022】また、記憶部5bの記憶容量を節約する方
法として、逐次得られるデータをそのまま記憶させてい
くのではなく、例えば、データを一時的に8個記憶し、
8データ毎の平均値を演算部5aによって演算し、再度
記憶部5bに記憶させるようにしてもよい(この場合に
は、元のデータ8個は消去する)。このようにすれば、
長時間のデータを比較的小さい記憶容量で記憶しておく
ことが可能である。例えば、1m秒毎にカメラ振れのデ
ジタルデータを入力し、8m秒毎に8m秒分のデータ8
個の平均値を記憶させていく。カメラの手振れ周波数
は、比較的低周波であるので、上記記憶データは、8m
秒〜16m秒程度のサンプリングでもよい。従って、8
データ毎の平均値は、64m秒〜128m秒毎程度で記
憶されるようにしてもよい。もちろん、8データの平均
ではなく、16データの平均又は32データの平均でも
構わない。更に長時間にわたるデータを圧縮した形で記
憶することも可能である。
【0023】S160において、焦点検出センサー3の
出力が焦点検出用のA/D変換回路4を通して変換され
たデジタルデータを読み込む。S170において、上記
データに基づいて、演算部5aによりデフォーカス値算
出演算を行い、所定の合焦条件であるか否かを判定す
る。合焦状態でなければ、S180進み、合焦状態であ
ればS190に進む。S180において、撮影光学系8
の合焦状態を調節するために、合焦駆動部7を制御し
て、合焦駆動させる。S190において、合焦状態であ
るので、全押しスイッチ9bのONを受け付けられるよ
うに露光許可フラグを1とする。以上の動作を行った後
に、S120に戻る。
【0024】S130において、レリーズボタンの全押
しにより、全押しスイッチ9bがONしたか否かを判定
し、ONでない場合にはS120へ戻り、ONである場
合にはS200へ進む。S200以下は、一連の露光動
作(及びその準備動作)である。S200において、記
憶部5bに記憶させておいたカメラ振れのデジタルデー
タを読み出す。S210において、S200で読み出し
てきたデータに基づいて、演算部5aによって記憶デー
タの平均化処理を行い、振れデータ基準値(=V0とす
る)を求める。図7は、振れデータ基準値を演算すると
きに用いるデータと、半押しスイッチ9aがON、全押
しスイッチ9bがONの時刻との関係を模式的に示した
図である。半押しスイッチONから全押しスイッチON
までの撮影準備段階の焦点検出(後述する第2実施例で
は合焦駆動中)においては、被写体に対してカメラを静
止させている確率が高く、振れデータ値(黒丸)は安定
しており、基準値演算に用いるデータとして好ましい。
焦点検出又は合焦駆動後に、フレーミングの動作を行な
った場合には、振れデータ値(白四角)は不安定になる
可能性が高い。この実施例では、前述した黒丸のデータ
に相当するデータを用いている。
【0025】S220において、像振れ補正駆動部6に
駆動制御信号を出力して、像振れ補正駆動を開始させ
る。S220以降は、先のS140と同様に、逐次A/
D変換回路2を通して得られる振れセンサー1の出力の
デジタルデータ(VS)から、先のS210で得られた
振れデータ基準値(V0)を減じた値(VS−V0)
を、真のカメラ振れデータとして扱う(この演算は、演
算部5aによって行う)。演算部5aは、この真のカメ
ラ振れデータ(VS−V0)に基づいて、適切な補正駆
動量を演算して、像振れ補正駆動部6に像振れ補正の駆
動制御信号を出力する。以降S250にいたるまで、像
振れ補正駆動を続ける。
【0026】なお、S200において、V0を演算によ
り求めてしまうことにより、S210以降のステップに
おいて、カメラ振れデータに関して(VS−V0:V0
は既定値)の演算を行うだけで済む。このとき、常に最
近の振れ検出データを逐次記憶して、その平均値を逐次
演算しV0を更新していく方法と比較すると、演算負荷
が小さくて済む。このことは、像振れ補正駆動を行うと
きに、補正駆動制御にともなう膨大な演算量の更なる増
大を防ぐことができ、カメラ制御部5(特に演算部5a
部分)の負荷を低くすることが可能となるので、本実施
例により説明したようなカメラのコスト低減に大いに役
立つ。
【0027】S230において、不図示のシャッタ部に
駆動制御信号を出力して、露光動作を開始させる。S2
40において、S230により開始される露光時間が所
定時間経過した場合には、前記シャッタ部に露光動作を
終了させる信号を出力し、露光動作を終了させる。S2
50において、一連の露光動作が終了したので、像振れ
補正駆動を終了させるために、像振れ補正駆動部6に駆
動制御を終了させる信号を出力し、像振れ補正駆動を終
了させる。
【0028】なお、上記S210で行われる振れデータ
基準値の算出は、記憶データの単純な平均値算出に限定
されるわけではない。記憶データ中に明らかに異常と思
われるようなデータ(例えば、全平均値大きく異なるデ
ータ;不用意にカメラが振れてしまったときのデータと
推測される)がある場合には、そのデータを除去して再
度平均値を求め直す等の、高度の統計処理を行っても構
わない。
【0029】撮影光学系の合焦駆動は、第1実施例にお
いては、一眼レフレックスカメラであったので、焦点検
出センサー3の検出出力に基づいて行った例で説明した
が、上記形式に限られない。そこで、次に、AFレンズ
シャッターカメラのような場合に、被写体までの距離を
測る測距装置の出力に基づいて駆動される形式について
説明する。
【0030】(第2実施例)図4、図5は、本発明によ
る振れ検出可能なAFカメラの第2実施例を示すブロッ
ク図及び構造図である。第2実施例は、測距センサーを
有するAFレンズシャッターカメラの例であって、第1
実施例と同様な機能を果たす部分は、適宜説明を省略す
る。
【0031】測距センサー(測距部)3bは、被写体ま
での距離を測定するセンサーであって、アクティブ3角
測量式、すなわちIRED等によって被写体に光を投光
し、反射光をレンズを通してPSD上に結像させ、その
光束の結像位置によって被写体までの距離に応じた信号
を得る方式等が好適に使用できる。この場合には、PS
D出力回路からアナログ信号が出力される。A/D変換
回路4bは、測距センサー3bのアナログ出力をデジタ
ルデータに変換する回路である。このA/D変換回路4
bは、前述したA/D変換回路2と同様に、マイコンの
A/Dポートのようなものでもよい。また、マルチプレ
クサー回路を用いて、A/D変換回路2と時分割的に使
い分けてもよい。
【0032】図6は、第2実施例に係るAFカメラの動
作を説明するフロー図である。なお、図3と同様な部分
は、適宜説明を省略する。S165においては、図3の
S160「焦点検出」と同等の「測距」動作を行なう。
本実施例のようなAFレンズシャッターカメラの場合に
は、測距後の合焦駆動動作は、図6のようなフロー中で
1回のみ行われるので、合焦駆動完了後に「露光許可フ
ラグ=1」(S190)としてやるのが良い。なお、本
実施例においても、図3の実施例と同様に、S140〜
S150と、165以下とは実際には時分割的に並列で
行われてもよい。説明の都合上、一つのフローで説明し
ている。
【0033】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範
囲内である。例えば、合焦駆動を行なわない、いわゆる
フォーカスエイドのような場合であても、焦点検出又は
測距中に所定の演算を行なうことによって、本発明を適
用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、焦点調節のための動作
を行なっているときに、振れ検出部のからの検出データ
に基づいて、所定の演算を行なうので、静止状態出力と
して高精度な演算が可能となり、像振れ補正の性能が向
上する、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振れ検出可能なAFカメラの第1
実施例を示したブロック図である。
【図2】本発明による振れ検出可能なAFカメラの第1
実施例を示す構造図である。
【図3】第1実施例に係るAFカメラの動作を説明する
フロー図である。
【図4】本発明による振れ検出可能なAFカメラの第2
実施例を示したブロック図である。
【図5】本発明による振れ検出可能なAFカメラの第2
実施例を示す構造図である。
【図6】第2実施例に係るAFカメラの動作を説明する
フロー図である。
【図7】本実施例に係るAFカメラの振れデータ基準値
を演算するときに用いるデータと時刻との関係を示した
図ある。
【符号の説明】
1 振れセンサー 2 A/D変換回路 3 焦点検出センサー 4 A/D変換回路 5 カメラ制御部 5a 演算部 5b 記憶部 6 像振れ補正駆動部 7 合焦駆動部 8 撮影光学系

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の焦点調節状態の検出及び/
    又は駆動を自動的に行なう自動焦点調節装置と、 カメラの振れを検出する振れ検出部と、 前記自動焦点調節装置よって焦点調節のための動作が行
    なわれているときに、前記振れ検出部の出力に基づい
    て、振れ制御に使用される所定の演算を行う演算部とを
    含む振れ検出可能なAFカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の振れ検出可能なAFカ
    メラにおいて、 前記自動焦点調節装置は、前記撮影光学系の合焦状態を
    検出する焦点検出部を備え、 前記演算部は、前記焦点検出部が焦点検出を行っている
    ときに、前記所定の演算を行うことを特徴とする振れ検
    出可能なAFカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の振れ検出可能なAFカ
    メラにおいて、 前記自動焦点調節装置は、被写体までの距離を測定する
    測距部を備え、 前記演算部は、前記測距部が測距を行なっているとき
    に、前記所定の演算を行うことを特徴とする振れ検出可
    能なAFカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載の振れ検出可能なAFカメラにおいて、 前記自動焦点調節装置は、前記撮影光学系が合焦するよ
    うに駆動する合焦駆動部を備え、 前記演算部は、前記合焦駆動部が合焦動作を行っている
    ときに、前記所定の演算を行うことを特徴とする振れ検
    出可能なAFカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
    載の振れ検出可能なAFカメラにおいて、 前記演算部は、前記所定の演算が平均値算出であること
    を特徴とする振れ検出可能なAFカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記
    載の振れ検出可能なAFカメラにおいて、 前記演算部は、前記所定の演算が前記振れ検出部の出力
    に対する基準値であることを特徴とする振れ検出可能な
    AFカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記
    載の振れ検出可能なAFカメラにおいて、 前記自動焦点検出装置から得られたアナログ信号をデジ
    タルデータに変換するA/D変換部を備え、 前記演算部は、前記A/D変換部から得られたデジタル
    データに基づいて、前記所定の演算を行うことを特徴と
    する振れ検出可能なAFカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の振れ検出可能なAFカ
    メラにおいて、 前記A/D変換部から得られたデジタルデータを記憶す
    る記憶部を備え、 前記演算部は、前記記憶部に記憶されたデジタルデータ
    に基づいて、前記所定の演算を行うことを特徴とする振
    れ検出可能なAFカメラ。
JP7854995A 1995-04-04 1995-04-04 振れ検出可能なafカメラ Pending JPH08271781A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8189055B2 (en) 2007-12-14 2012-05-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same

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US8189055B2 (en) 2007-12-14 2012-05-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same

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