JPH082707B2 - カードケース - Google Patents
カードケースInfo
- Publication number
- JPH082707B2 JPH082707B2 JP3353823A JP35382391A JPH082707B2 JP H082707 B2 JPH082707 B2 JP H082707B2 JP 3353823 A JP3353823 A JP 3353823A JP 35382391 A JP35382391 A JP 35382391A JP H082707 B2 JPH082707 B2 JP H082707B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- card case
- image forming
- forming surface
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
成面を有する携帯可能なカード、例えば、定期券、身分
証明書等のIDカードを保護し収納するカードケースに
関する。
イドカードや定期券、クレジット・カード、身分証明書
等のIDカードなどのカード類の使用頻度が増大し、該
カード類を携帯する機会が多くなっている。このような
カード類は、その用途の多様化により、少数枚でしかも
多種類のものを製造する傾向にあり、該カード類におけ
る画像形成方法として各種画像が簡便に形成される熱転
写方法が広く用いられている。例えば、連続した基材フ
イルム上に、イエロー、マゼンタ、及びシアン(更に必
要に応じてブラック)の昇華性染料層を面順次に繰り返
し多数設けた長尺熱転写フイルムを用いて顔写真等のカ
ラー画像を熱転写方式により形成する方法がある。
法によって形成された画像は通常の印刷インキとは異な
り、転写により染料のみが移行するため、耐久性に劣
り、又可塑剤を含む軟質プラスチック製カードケース,
シート,プラスチック消しゴム等と接触すると、これら
に染料が移行したり、画像が滲む等の耐薬品性、耐溶剤
性に劣るという問題がある。また、前記問題を解決する
手段として、該画像上に保護層を設けたカード類も提案
されているが、可塑剤が保護層を構成している透明樹脂
層及び接着剤層中を拡散し、下層の画像を形成している
昇華性染料を外側へ運び出すといった現象を引き起こす
ため、画像の完全な保護は困難な状態であった。本発明
は、このような点に鑑みて創出されたもので、その目的
とするところは、熱転写方法により形成された画像を最
表面に有するカードの画像形成面を保護しつつカードを
収納し、カードと共に携帯されるカードケースを提供す
ることにある。
めに、本発明にあっては、カードケースとカードの昇華
転写による画像形成面との間に、ポリカーボネート製の
バリヤー材を挿入することによって問題点の解決を図っ
ている。
リヤー材を介在させることにより、カードケース中の可
塑剤の移動をシャットアウトし、画像形成面を構成する
昇華性染料との接触を防ぐため、画像が保護された状態
で収納できる。
する。第2図は本発明のカードケースの断面図であり、
カードケース1は、例えば、軟質塩化ビニルシート材
2,2’を3周辺で接合してあって、バリヤー材4とし
てポリカーボネート製等の透明プラスチックフイルムを
挿入して軟質塩化ビニルシート材2の両端部と接着して
固定してあり、、該シート材2と収納する転写画像を有
するカード3の画像形成面5との間の接触を防ぐ構成と
なっている。該バリヤー材4としては、ポリカーボネー
ト、ポリプロピレン等の可塑剤を含まない材料が望まし
く、又、硬質塩化ビニル等のような影響を与えない程度
の可塑剤を含有する材料でも良い。さらに、透明性のあ
る材料を用いれば、カードケース基材にも透明材料を用
いたものが多いこともあり、収納したカードの内容が見
やすく、外観上好ましい。
2の周辺部と接着剤等を用いて接着されるが、シート材
2との接着箇所は特に限定されず、また、シート材2’
とバリヤー材4とを接着させても良い。又、バリヤー材
4はカードケース内で勝手に移動せずにカードの画像形
成面5とシート材2との接触を妨げる状態を保っていれ
ば特に接着する必要もない。また、バリヤー材を2枚も
しくは2枚を接合した形で用いて、シート材2、2’の
両方にバリヤー材を接着し、熱転写による画像形成面を
カード両面に有するカードに対しても使用可能な構成と
しても良い。また、図1においては、カード3はカード
ケース1の長辺方向より挿入される構成となっている
が、これをカードケース1の短辺方向より挿入される構
成をとっても良い。
ドケースとカードの昇華転写による画像形成面との間に
ポリカーボネート製のバリヤー材を挿入したことによ
り、従来のカードケースの持つ、透明性が高く扱いが容
易という可塑剤含有の軟質プラスチックの利点を生かし
つつ、安価にカードの昇華転写画像形成面を保護し、携
帯することができる。
である。
を示した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 昇華転写方式による画像形成面を有する
カードを収納するカードケースであって、前記カードの
昇華転写画像形成面とカードケース基材との間に、ポリ
カーボネート製のバリヤー材を挿入したことを特徴とす
るカードケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3353823A JPH082707B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | カードケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3353823A JPH082707B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | カードケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05169886A JPH05169886A (ja) | 1993-07-09 |
JPH082707B2 true JPH082707B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=18433458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3353823A Expired - Lifetime JPH082707B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | カードケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082707B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6094225B2 (ja) * | 2013-01-08 | 2017-03-15 | コクヨ株式会社 | カードケース、フック、カードホルダ、及び、紐付きカードホルダ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197108A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 円筒体の中ぐり切削方法 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3353823A patent/JPH082707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05169886A (ja) | 1993-07-09 |
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Legal Events
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