JPH0826975A - ▲11c▼標識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装置および自動合成方法 - Google Patents

▲11c▼標識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装置および自動合成方法

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JPH0826975A
JPH0826975A JP6157101A JP15710194A JPH0826975A JP H0826975 A JPH0826975 A JP H0826975A JP 6157101 A JP6157101 A JP 6157101A JP 15710194 A JP15710194 A JP 15710194A JP H0826975 A JPH0826975 A JP H0826975A
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liquid
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JP6157101A
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Hiroyoshi Yamazaki
裕義 山崎
Kazuyoshi Yajima
一賀 矢嶋
Hidefumi Kawashima
秀文 川島
Nobuto Ino
宣人 猪野
Yoshihiro Miyake
可浩 三宅
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SEITAI KINOU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SEITAI KINOU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 11C標識二酸化炭素と各種グリニヤール試薬
を原料とする11C標識カルボキシル化合物の注射用製剤
の自動合成装置。 【構成】 11C標識二酸化炭素、グリニヤール試薬、洗
浄液の各供給手段を備えた反応容器1、酸性溶液供給手
段を備えた反応容器2、脱泡容器および電動高圧六方
弁、分取用高速液体クロマトグラフィー、生成物溶解用
溶液の供給手段を備えた反応容器3、アルカリ性溶液と
生理食塩水の供給手段を備えた反応容器4、パイロジェ
ン吸着体カラムと滅菌フィルターを介して接続する11
標識カルボキシル化合物捕集容器、並びに各種液体試薬
貯留容器と定量測定管および液面境界センサーと上記各
貯留容器から各溶液を各反応容器に送るための、および
11C標識二酸化炭素を反応容器1に送るための通路開閉
用の電磁弁を備えたフローラインを備えた試薬、溶媒供
給機構よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性医薬品の11C標
識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装置およ
び自動合成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医学、薬学、生化学などの分野におい
て、従来より、ポジトロン断層撮影診断法(Positron E
mission Tomography; PET)は、生体機能の定量的生
理学的画像を得るためのユニークな手段として汎用され
ている。11C、13Nあるいは15O等のポジトロン放出核
種は、殆どあらゆる生物学的に活性なトレーサ中にそれ
らの化学的挙動に影響を与えることなく導入できるた
め、PETは医学、薬学、生化学等の広範な研究および
臨床応用に有用な技術として用いられている。PETに
おいて用いられるポジトロン放出核種のうち、11Cによ
る被標識化合物の標識化は、通常、11C標識二酸化炭素
を用いて行われるが、11Cの半減期が20.4分と短い
ので、該標識化合物を必要に応じて、その都度、使用す
る場所で迅速に合成することが必須となっている。
【0003】さらに、必要量の薬液を得るには、通常、
比較的高いレベルの放射能を有する原料から出発するこ
とが必要となる。従って、PET用放射性医薬品を製造
するためには、遮蔽機能を持った施設の中に設置された
合成装置を、遠隔操作により自動運転できるようにする
ことが、安全性、信頼性の点から必須条件となり、しか
も、生産量が微量であるために、効率的な合成を行うこ
とが前提条件となる。
【0004】この種の放射性物質を含む化合物の製造装
置として、従来、小型携帯用自動合成装置(特開昭59
−216830)が提案されている。上記自動合成装置
では、コンピュータ制御による遠隔操作で、放射性標識
原料、試薬および熱媒体を所要の容器およびラインに自
動送給して、放射性物質を含む化合物を自動合成するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来提案されている装置および、その他の現在提供されて
いる自動合成装置では、再使用の前に手動での洗浄が必
要となっており、非常に手数がかかるとともに、完全な
自動化でないため操作が難しく、専門のオペレータを必
要とするなど、実際上、反復して、再現性良く放射性物
質を含む化合物を自動合成することが困難である。この
ような種々の欠点を有しているために、実用化には至っ
ていない。
【0006】近時、PETが研究の範囲を越えてルーチ
ンの臨床上の手段になりつつある現在、多種類の標識化
合物を臨床応用が可能な形でルーチン的に、1日に何度
も連続反復して、再現性良く供給できる信頼性のある自
動合成装置への要望が強まっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
従来の問題を解消すべく、PET用の11C標識放射性医
薬品のうち、11C核種より11C標識カルボキシル化合物
の注射用製剤を製造する自動合成装置において、最終目
的物が定常的に得られるように信頼性を高めると共に、
装置の運転のみならず洗浄作業をも自動化して装置の運
転効率を高め連続生産することを可能とし、同時に、装
置の維持管理の省力化、簡素化を図り、さらに1台で多
様な標識化合物の製造に対応できる装置を開発した。
【0008】すなわち、本発明による11C標識カルボキ
シル化合物注射用製剤の自動合成装置はグリニヤール試
薬と11C標識二酸化炭素を反応させる反応容器1、上記
反応容器1から供給される反応溶液を酸性溶液により分
解し11C標識カルボキシル化合物を生成し、かつ反応液
を減圧濃縮する反応容器2、上記反応容器2で得られた
反応混合物溶液を分取用高速液体クロマトグラムカラム
(分取用HPLCカラム)に注入するための脱泡容器、
電動高圧六方弁等からなる液体の自動注入装置、分取用
HPLCカラム、該カラムから得られる溶液中の11C標
識カルボキシル化合物の検出器からなる11C標識カルボ
キシル化合物の分離精製装置、上記分取用HPLCカラ
ムより溶出される11C標識カルボキシル化合物溶液を捕
集し減圧濃縮する反応容器3、上記反応容器3から供給
される溶液のpH調整および液量調整を行う製剤化のた
めの反応容器4、上記反応容器4から導入される製剤化
された11C標識カルボキシル化合物の等張生理食塩水溶
液を通過させる滅菌フィルター、上記滅菌フィルターを
通過して得られた11C標識カルボキシル化合物を受容す
る注射用製剤容器、上記各容器に供給される反応試薬溶
液、溶媒およびpH調節液、さらに搬送用流体、洗浄溶
媒、熱媒体および冷媒体の貯留容器、上記各容器を含む
各機器、装置および貯留容器の間に設けられたフローラ
イン、該フローラインに介設したバルブ、センサーおよ
びポンプからなる搬送手段および上記搬送手段を遠隔操
作で動作させて、上記化合物および洗浄剤を自動搬送す
るための制御手段、を備えていることを特徴とする。
【0009】以下さらに詳しく説明する。 [反応容器1]反応容器1は11C標識二酸化炭素、各種グ
リニヤール試薬および洗浄溶液の各供給手段を備えてお
り、ドライボックス中に設置するのが好ましい。該ドラ
イボックスはアルゴン気流下電動除湿装置で除湿し反応
系に混入する湿気を極力少なく保てるように設計されて
いる。また、反応容器本体の外周部には、加熱あるいは
冷却用の媒体を流すためのジャケットが取り付けられて
おり、容器本体内の溶液を任意の温度に設定できるよう
になっている。用い得るグリニヤール試薬としては、グ
リニヤール試薬が調整できるものであれば特に制限はな
く、例えば一般にアルキル、アリール又はアラルキルマ
グネシウムハライド類が挙げられる。これらの具体例と
しては、例えばCH3MgBr、C26MgBr、C715
gBr、C1531MgBr、ブチルマグネシウムクロリド、
フェニルマグネシウムブロミド、ベンジルマグネシウム
ブロミド、フェニチルマグネシウムブロミド等が挙げら
れる。実際の反応ではこれらの試薬は適当な溶媒中の溶
液として用いられる。該溶媒としてはジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン等のエーテル類が好ましい。こ
れらのグリニヤール試薬の溶液は、貯留容器から供給し
てもよいし、あらかじめ反応容器内に入れておいてもよ
い。
【0010】[反応容器2]反応容器2は酸性溶液供給手
段および真空ポンプとの接続管を備え、真空ポンプと接
続することにより内容液を減圧濃縮することが可能とな
っている。酸性溶液は、反応容器1から供給されるグリ
ニヤール試薬と11C標識二酸化炭素との付加物を分解す
ることを目的としており、例えば希塩酸等が挙げられ
る。反応容器本体の外周部には、加熱あるいは冷却用の
媒体を流すためのジャケットが取り付けられており、容
器本体内の溶液を任意の温度に設定できるようになって
いる。また、容器内部に撹拌子を挿入しており、該反応
用器の下部にスターラを配置することにより、容器内部
の溶液を撹拌できるようになっている。
【0011】[液体の自動注入を目的とする脱泡容器お
よび電動高圧六方弁]このうち脱泡容器は、本発明者ら
のうちの4名が関与している特願平6−71861号の
発明によるものであって、ガラス製の円筒の下端が次第
に細くなりながら緩やかに曲がり、内部の液を外部に導
く排出口を形成して底部をなし、最上部をなす該円筒の
他端に内部の気体を外部に排出する開閉可能な排気手段
を備えると共に、周りに熱媒体を流すためのジャケット
を備える、気泡を含んだ液体を脱泡するための密封され
た縦型の脱泡容器である。反応容器2と脱泡容器との接
続は注出チューブにより行い、反応容器2内の液体試料
を注入チューブへ送り出し、脱泡容器へ強制的に送り込
む送液手段、例えばローラーポンプ又は窒素ガス圧供給
手段、並びに注出チューブ内を通る液体試料の存在を外
部から検出する検出手段、例えばフォトセンサーを備え
るようにする。脱泡容器は電動高圧六方弁に接続する。
脱泡容器から脱泡された溶液を注出するチューブ内の溶
液の終端をフォトセンサー等の検出手段で検出すること
により、溶液の終端に伴われる気泡が続く分取用高速液
体クロマトグラフィー(以下、分取用HPLCと称す
る)装置のサンプルループ内に導入されるのを完全に防
ぐことができる。
【0012】[分取用HPLCカラムおよび11C標識カ
ルボキシル化合物の検出器(検出器)]これらの装置は、
前述の液体の自動注入装置との組み合わせにより、目的
とする11C標識カルボキシル化合物と混在する例えば炭
酸塩、マグネシウム塩およびケトン体等との分離を行
う。すなわち、脱泡された溶液は、アルゴンガス圧によ
り脱泡容器からチューブを介してフォトセンサーを通り
電動高圧六方弁に送液される。フォトセンサーは脱泡さ
れた溶液の終端を検知し、電動高圧六方弁を作動させサ
ンプルループ内に導入された溶液を、ポンプによって分
取用HPLCカラムへ導入する。分取用HPLCカラム
は市販のものを用いることができる。分取用HPLCカ
ラムからの溶出液は検出器に導入され、検出器が目的の
11C標識カルボキシル化合物を検出すると電動バルブを
作動させ11C標識カルボキシル化合物含有溶出液は反応
容器3に注入される。分取用HPLCカラムはカラムオ
ーブンによって一定温度に保つのが良く、検出液として
はUV検出器および放射線検出器を併用するのがよい。
【0013】[反応容器3]反応容器3は11C標識カル
ボキシル化合物含有溶出液供給手段の他に、生成物を溶
解することを目的とする溶液もしくはアルカリ性溶液の
各供給手段を有し、さらに真空ポンプと接続することに
より減圧濃縮ができるようになっている。生成物を溶解
することを目的とする溶液としては例えばアルブミン水
溶媒が、アルカリ性溶液としては例えば重炭素水酸ナト
リウム水溶液等が挙げられる。反応容器本体の外周部に
は、加熱あるいは冷却用の媒体を流すためのジャケット
が取り付けられており、容器本体内の溶液を任意の温度
に設定できるようになっている。また、容器内部に撹拌
子を挿入しており、該反応容器の下部にスターラを配置
することにより、容器内部の溶液を撹拌できるようにし
ている。
【0014】[反応容器4]反応容器4は反応容器3か
らの濃縮液供給手段の他に、アルカリ性溶液および生理
食塩水の各供給手段を有し、また該容器内にpHセンサ
ーおよび容器側面に液レベルセンサーを備えている。ア
ルカリ性溶液としては例えば重炭素水酸ナトリウム水溶
液等が挙げられる。
【0015】[11C標識カルボキシル化合物捕集容器]
該捕集容器は、反応容器4において製剤用に調製された
11C標識カルボキシル化合物溶液を滅菌フィルターを通
して滅菌し、捕集するための容器である。反応容器4と
フィルターの間にパイロジェン吸着体カラムを設け、パ
イロジェン除去を行なってから滅菌フィルターを通すよ
うにしてもよい。好ましくは該反応容器4で得られる溶
液はアルゴンガス圧によりパイロジェン吸着体カラムお
よび滅菌フィルターを通して捕集容器に移送され、11
標識カルボキシル化合物注射用製剤として取得される。
【0016】[原料、試薬、溶媒等供給の機構]本発明
装置においては、グリニヤール試薬、有機溶媒、酸性水
溶液、アルカリ性水溶液、生理食塩水等の各溶液の貯留
溶液と該各貯留容器から各溶液を定量するための定量測
定管および液面境界センサーと上記各貯留容器から各溶
液を各反応容器に送るためのフローライン、11C標識二
酸化炭素を反応容器1に送るためのフローライン、各フ
ローラインに介設した通路開閉用の電磁弁を備えてい
る。さらに、一定量の担体を各反応器に送るため、担体
溶液用の液体試薬貯留容器定量管、液面境界センサー、
電磁弁を介設したフローラインを備えるのがよい。ま
た、反応容器1、反応容器2、反応容器3および脱泡容
器の内部を一定温度に保持するために各反応容器外周部
に熱冷媒体を循環させる機構を備えるのがよい。本発明
においては、上記反応容器、液体の自動注入装置、分取
カラム検出器に配置したセンサー並びに原料、試薬、溶
媒供給機構に配置したセンサーおよび電磁弁等をコンピ
ュータに接続し、全容器および装置を上記コンピュータ
により自動制御により動作させるようになっている。
【0017】実施例 本発明に係わる11C標識カルボキシル化合物の注射用製
剤の自動合成装置を図面に示す実施例により説明する。
該装置には搬送用のアルゴンガスライン(24)とドラ
イボックス(8)に供給する窒素ガスライン(25)を
設置している。これらのラインにはマスフローコントロ
ーラ1(27)、2(28)を備えている。反応容器
は、反応容器1(9)、反応容器2(10)、反応容器
3(12)、反応容器4(13)を備え、さらに液体の
自動注入を目的とする脱泡容器(11)、11C標識カル
ボキシル化合物注射用製剤を捕集する捕集容器(14)
を備えている。
【0018】液体貯留容器1(1)は電磁弁3(V3)
を経由するラインを介し反応容器1(9)に、液体貯留
容器2(2)は電磁弁6(V6)、電磁弁23(V2
3)、電磁弁24(V24)を経由するラインを介し反
応容器1(9)に、液体貯留容器3(3)は電磁弁9
(V9)を経由するラインを介し反応容器1(9)に、
それぞれ接続している。液体貯留容器4(4)は電磁弁
12(V12)、電磁弁22(V22)、電磁弁24
(V24)を経由するラインを介し反応容器1(9)
に、また電磁弁12(V12)、電磁弁22(V22)
を経由するラインを介し反応容器2(10)に接続して
いる。液体貯留容器5(5)は電磁弁15(V15)を
経由するラインを介し反応容器2(10)に接続してい
る。液体貯留容器6(6)は電磁弁18(V18)、電
磁弁39(V39)を経由するラインを介し反応容器3
(12)に、また同様に電磁弁18(V18)、電磁弁
39(V39)を経由するラインを介し反応容器4(1
3)に接続している。液体貯留容器7(7)は電磁弁2
1(V21)、電磁弁34(V34)、電磁弁35(V
35)を経由するラインを介し反応容器3(12)に、
また電磁弁21(V21)、電磁弁34(V34)を経
由するラインを介し反応容器4(13)に接続してい
る。11C標識二酸化炭素ライン(26)は電磁弁42
(V42)、電磁弁23(V23)、電磁弁24(V2
4)を経由するラインを介し反応容器1(9)に接続し
ている。また、反応容器1は電磁弁24(V24)、電
磁弁22(V22)を経由するラインを介し反応容器2
(10)に接続している。
【0019】反応容器2(10)は配管ラインにより液
体の自動注入装置である脱泡容器(11)と接続し、以
下電動高圧六方弁(20)、サンプルループ(19)を
経由するラインを介し分取用HPLCカラム(18)と
接続している。分取用HPLCカラムはUV検出器(1
6)、放射能検出器(17)、電磁弁33(V33)を
経由するラインを介し反応容器3(12)と接続してい
る。
【0020】反応容器3(12)は電磁弁35(V3
5)を経由するラインを介し反応容器4(13)に接続
している。
【0021】反応容器4(13)は電磁弁31(V3
1)、電磁弁32(V32)、パイロジェン吸着体カラ
ム(36)、滅菌フィルター(40)を経由するライン
を介し捕集容器(14)に接続している。
【0022】恒温槽(29)は電磁弁67(V67)、
反応容器1(9)のジャケット、電磁弁68(V6
8)、反応容器3(12)のジャケット、脱泡容器(1
1)のジャケット、反応容器2(10)のジャケットを
経由するラインで結ばれ熱冷媒体を通すことができる。
反応容器2(10)は電磁弁29(V29)、電磁弁3
0(V30)、電磁弁37(V37)、真空ポンプ用コ
ールドトラップとソーダライム(35)を経由するライ
ンを介し真空ポンプ(33)に接続している。また、反
応容器3(12)は電磁弁36(V36)、電磁弁37
(V37)、真空ポンプ用コールドトラップとソーダラ
イム(35)を経由するラインを介し真空ポンプ(3
3)に接続している。
【0023】分取用HPLC溶離液タンク1(30)は
電磁弁41を経由するラインを介しローラポンプ(1
5)に接続している。また、分取用HPLC溶離液タン
ク2(31)は電磁弁41を経由するラインを介しロー
ラポンプ(15)に接続している。
【0024】実験例1 酢酸(短鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いている。液体試薬貯蔵容器1
(1):0.2Mメチルマグネシウムブロミド(CH3
gBr)/テトラヒドロフラン、液体試薬貯蔵容器4
(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯蔵容器5
(5):1N HClとHPLCに用いる溶出液(後述)
を1:1、液体試薬貯蔵容器6(6):7%NaHC
3、液体試薬貯蔵容器7(7):生理食塩水。また精
製分取に用いるHPLCの条件は次の通りである。分取
用HPLCカラム:ウォータープロテインパックG−Q
A 20 I.D.*100mm、分取用HPLC溶離液:
0.025M NaCl、流速:5.0ml/分、UV検出器
波長:214nm、温度:室温、保持時間:約11分
【0025】(1)準備工程 電動高圧六方弁(20)からの出力信号により電動高圧
六方弁(20)のポジションを検知し、ポジションが
‘2’であることを確認し、ポジションが‘1’であっ
た場合はS51をONにすることにより電動高圧六方弁
(20)のポジションを‘2’に切り替える。同時にS
53をONにし、HPLCポンプを作動し分取用HPL
C溶離液タンク1(30)より溶離液を流す。また、V
67、V68を開け恒温槽(29)からの送液を開始
し、反応容器1(9)を−26℃に保つ。次にV43を
開け脱泡容器(11)、電動高圧六方弁(20)および
これらを接続する配管ラインをアルゴンガスによりパー
ジする(パージ1)。アルゴンガスはマスフローコント
ローラ1(27)で50ml/分の流量に設定されてい
る。10分後、V43を閉じV4、V6、V26を開け
反応容器1(9)および配管ラインをアルゴンガスによ
りパージする(パージ2)。10分後、V4、V6、V
26を閉じる。この時、S57をONにしマグネチック
スターラ1(21)を始動し反応容器2(10)内の撹
拌子を回転させる。
【0026】(2)反応工程 V26、V2、V3を開け液体試薬貯蔵容器1(1)内
のグリニヤール試薬(メチルマグネシウムブロミド/テ
トラヒドロフラン)をアルゴンガス圧により落とす。フ
ォトセンサー1(42)が液を検知したらV2、V3を
閉じV1を開ける。アルゴンガス圧により、V3からフ
ォトセンサー1(42)までの配管内のグリニヤール試
薬、150μlを反応容器1(9)に滴下する。同様の
操作を繰り返し450μlのグリニヤール試薬を反応容
器1(9)に供給する。この際、液体試薬貯蔵容器1
(1)の下部からフォトセンサー1(42)までの配管
の長さを調節することにより任意の液量を計り取ること
ができる。グリニヤール試薬秤量後、V1を閉じ、V4
2、V23を開け小型円形加速器でターゲット照射(1
5μA、40分)することにより得られた11C標識二酸
化炭素をライン26からのヘリウムガス気流(流量20
ml/分)により反応容器1(9)に導入しバブリングを
行う。2分後、V42、V23、V26を閉じバブリン
グを終了する。同時にV67を閉じ恒温槽(29)から
の送液を終了する。
【0027】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22を開け液体試薬貯蔵容
器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴンガス
圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を検知
したらV11、V12を閉じV10を開ける。アルゴン
ガス圧により、V10からフォトセンサー4(45)ま
での配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反応容器
1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.0mlの
テトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給する。V
1、V24、V29を開けアルゴンガス圧により溶液を
反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移送する。
20秒後、V1、V29を閉じ送液を終了する。次に、
V30、V40を開けS56をONにし真空ポンプ(3
3)を始動し反応容器2(10)の減圧を行いテトラヒ
ドロフランを留去する。30秒後、V30、V40を閉
じS56をOFFにし真空ポンプ(33)を止める。同
時にV29をONにし反応容器2(10)内の圧を常圧
に戻す。
【0028】再びV26、V11、V12、V22を開
け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶
液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4
(45)が液を検知したらV11、V12を閉じV10
を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフォトセ
ンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、
0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を
繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1
(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV
10を閉じ、V1、V24、V29を開けアルゴンガス
圧により溶液を反応容器1(9)から反応容器2(1
0)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)の減
圧を行いテトラヒドロフランを留去する。20秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29をONにし反応容器2(1
0)内の圧を常圧に戻す。再度、V26、V11、V1
2、V22を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラ
ヒドロフラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォ
トセンサー4(45)が液を検知したらV11、V12
を閉じV10を開ける。アルゴンガス圧により、V10
からフォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒ
ドロフラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。
同様の操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを
反応容器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行
う。次にV10を閉じ、V1、V24、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉
じ送液を終了する。さらにV30、V40を開けS56
をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(1
0)の減圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40
秒後、V30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポ
ンプ(33)を止める。同時にV29をONにし反応容
器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【0029】次に、V14、V15を開け液体試薬貯蔵
容器5(5)内のHCl溶液をアルゴンガス圧により落
とす。フォトセンサー5(46)が液を検知したらV1
4、V15を閉じV13を開ける。アルゴンガス圧によ
り、V13からフォトセンサー5(46)までの配管内
のHCl、0.5mlを反応容器2(10)に滴下する。こ
の操作をさらに3回繰り返し総量2.0mlのHClを反応
容器2(10)に供給する。V13を閉じ1分間、撹拌
によりHCl溶液に反応生成物を溶解する。
【0030】(4)精製分取工程 V13、V27、V28を開けV29を閉じ、アルゴン
ガス圧により反応容器2(10)から脱泡容器(11)
に溶液を移送する。移送開始45秒後にV27を閉じ、
これにより脱泡容器(11)からサンプルループ(1
9)に液を移送する。30秒後に一旦S57をONにし
マグネチックスターラ1(21)を止め、さらに15秒
後に再び回転させる。この操作により反応容器2(1
0)内の溶液を全て、脱泡容器(11)を経由してサン
プルループ(19)に送液する。電動高圧六方弁(2
0)直前のフォトセンサー8(49)が液の最後を検知
したら電動高圧六方弁(20)のポジションを‘1’に
切り替える。これにより分取用HPLCカラム(18)
へ液がインジェクションされる。この時、V13を閉じ
S58をONにしマグネチックスターラ2(22)を始
動し反応容器3(12)内の撹拌子を回転させる。ま
た、S51をONにしUV検出器(16)にオートゼロ
の信号をおくる。放射能検出器(17)から出力するア
ナログ信号により、目的物質である11C標識酢酸の放射
能ピークを検出したらV33、V36を開け反応容器3
(12)に溶出液を分取する。分取終了時にV33を閉
じる。
【0031】(5)pH調整工程 V16、V35、V38を開けアルゴンガス圧により、
溶液を反応容器3(12)から反応容器4(13)に送
液する。移送後、V16、V35を閉じ、同時にV1
7、V18、V39を開け液体試薬貯留容器6(6)内
の7%NaHCO3溶液をアルゴンガス圧により落とす。
フォトセンサー6(47)が液を検知したらV17、V
18を閉じV16を開ける。アルゴンガス圧により、V
16からフォトセンサー6(47)までの配管内の7%
NaHCO3溶液、0.5mlを反応容器4(13)に滴下
する。同様の操作を繰り返し7%NaHCO3溶液を反応
容器4(13)に供給し、pHセンサー(34)を用いp
H8.5〜9.0のアルカリ溶液にする。
【0032】(6)液量調整工程 V20、V21を開け液体試薬貯留容器7(7)内の生
理食塩水をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサ
ー7(48)が液を検知したらV20、V21を閉じV
19を開ける。アルゴンガス圧により、V19からフォ
トセンサー7(48)までの配管内の生理食塩水、0.
5mlを反応容器4(13)に滴下する。同様の操作を繰
り返し生理食塩水を反応容器4(13)に供給し、レベ
ルセンサー(39)を用い液量を10mlに調整する。
【0033】(7)捕集容器(14)移送工程 V31、V32を開け、V38を閉じアルゴンガス圧に
より溶液を反応容器4(13)から発熱物質を除去する
パイロジェン吸着体カラム(36)および微生物を除去
する滅菌フィルター(40)を経て捕集容器(14)に
送液する。11C標識二酸化炭素の導入開始から、捕集容
器(14)に送液を完了するまでに要する時間は約40
分であった。以上の操作により放射能2.79GBq、放
射化学的収率28.9%の[1−11C]酢酸を得た。
【0034】実験例2 オクタン酸(中鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いている。液体試薬貯留容器2
(2):0.2Mヘプチルマグネシウムブロミド(C7
15MgBr)/テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器4
(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器5
(5):0.1N HCl、液体試薬貯留容器6(6):ア
ルブミン水溶液、液体試薬貯留容器7(7):生理食塩
水。また精製分取に用いるHPLCの条件は次の通りで
ある。分取用HPLCカラム:YMC−ODS−AQ
10 I.D.*250mm、分取用HPLC溶離液:CH3
CN:H2O:6N HCl=1:1:0.002、流速:
5.0ml/分、UV検出器波長:214nm、温度:室
温、保持時間:約11分
【0035】(1)準備工程 電動高圧六方弁(20)からの出力信号により電動高圧
六方弁(20)のポジションを検知し、ポジションが
‘2’であることを確認し、ポジションが‘1’であっ
た場合はS51をONにすることにより電動高圧六方弁
(20)のポジションを‘2’に切り替える。同時にS
53をONにし、HPLCポンプを作動し分取用HPL
C溶離液タンク1(30)より溶離液を流す。次にV4
3を開け脱泡容器(11)、電動高圧六方弁(20)お
よびこれらを接続する配管ラインをアルゴンガスにより
パージする(パージ1)。アルゴンガスはマスフローコ
ントローラ1(27)で50ml/分の流量に設定されて
いる。10分後、V43を閉じV4、V6、V26を開
け反応容器1(9)および配管ラインをアルゴンガスに
よりパージする(パージ2)。10分後、V4、V6、
V26を閉じる。この時、S57をONにしマグネチッ
クスターラ1(21)を始動し反応容器2(10)内の
撹拌子を回転させる。
【0036】(2)反応工程 V26、V5、V6を開け液体試薬貯留容器2(2)内
のグリニヤール試薬(ヘプチルマグネシウムブロミド/
テトラヒドロフラン)をアルゴンガス圧により落とす。
フォトセンサー2が液を検知したらV5、V6を閉じV
4を開ける。アルゴンガス圧により、V4からフォトセ
ンサー2までの配管内のグリニヤール試薬、150μl
を反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し
450μlのグリニヤール試薬を反応容器1(9)に供
給する。この際、液体試薬貯留容器2(2)の下部から
フォトセンサー2までの配管の長さを調節することによ
り任意の液量を計り取ることができる。グリニヤール試
薬秤量後、V4を閉じ、V42、V23を開け小型円形
加速器でターゲット照射(15μA、40分)すること
により得られた11C標識二酸化炭素をライン26からの
ヘリウムガス気流(流量16ml/分)により反応容器1
(9)に導入しバブリングを行う。2.5分後、V4
2、V23、V26を閉じバブリングを終了する。この
後、1.5分静置する。
【0037】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22を開け液体試薬貯蔵容
器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴンガス
圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を検知
したらV11、V12を閉じV10を開ける。アルゴン
ガス圧により、V10からフォトセンサー4(45)ま
での配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反応容器
1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.0mlの
テトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給する。V
1、V24、V29を開けアルゴンガス圧により溶液を
反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移送する。
20秒後、V1、V29を閉じ送液を終了する。次に、
V30、V40を開けS56をONにし真空ポンプ(3
3)を始動し反応容器2(10)を減圧にしテトラヒド
ロフランを留去する。30秒後、V30、V40を閉じ
S56をOFFにし真空ポンプ(33)を止める。同時
にV29をONにし反応容器2(10)内の圧を常圧に
戻す。
【0038】再びV26、V11、V12、V22を開
け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶
液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4
(45)が液を検知したらV11、V12を閉じV10
を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフォトセ
ンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、
0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を
繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1
(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV
10を閉じ、V1、V24、V29を開けアルゴンガス
圧により溶液を反応容器1(9)から反応容器2(1
0)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)内を
減圧にしテトラヒドロフランを留去する。20秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29をONにし反応容器2(1
0)内の圧を常圧に戻す。再度、V26、V11、V1
2、V22を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラ
ヒドロフラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォ
トセンサー4(45)が液を検知したらV11、V12
を閉じV10を開ける。アルゴンガス圧により、V10
からフォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒ
ドロフラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。
同様の操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを
反応容器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行
う。次にV10を閉じ、V1、V24、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉
じ送液を終了する。さらにV30、V40を開けS56
をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(1
0)の減圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40
秒後、V30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポ
ンプ(33)を止める。同時にV29をONにし反応容
器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【0039】次に、V14、V15を開け液体試薬貯蔵
容器5(5)内のHCl溶液をアルゴンガス圧により落
とす。フォトセンサー5(46)が液を検知したらV1
4、V15を閉じV13を開ける。アルゴンガス圧によ
り、V13からフォトセンサー5(46)までの配管内
のHCl、0.5mlを反応容器2(10)に滴下する。こ
の操作をさらに3回繰り返し総量2.0mlのHClを反応
容器2(10)に供給する。V13を閉じ1分間、撹拌
によりHCl溶液に反応生成物を溶解する。
【0040】(4)精製分取工程 V13、V27、V28を開けV29を閉じ、アルゴン
ガス圧により反応容器2(10)から脱泡容器(11)
に溶液を移送する。移送開始45秒後にV27を閉じ、
これにより脱泡容器(11)からサンプルループ(1
9)に液を移送する。30秒後に一旦S57をONにし
マグネチックスターラ1(21)を止め、さらに15秒
後に再び回転させる。この操作により反応容器2(1
0)内の溶液を全て、脱泡容器(11)を経由してサン
プルループ(19)に送液する。電動高圧六方弁(2
0)直前のフォトセンサー8(49)が液の最後尾を検
知したら電動高圧六方弁(20)のポジションを‘1’
に切り替える。これにより分取用HPLCカラム(1
8)へ液がインジェクションされる。この時、V13を
閉じS58をONにしマグネチックスターラ2(22)
を始動し反応容器3(12)内の撹拌子を回転させる。
また、S51をONにしUV検出器(16)にオートゼ
ロの信号をおくる。放射能検出器(17)から出力する
アナログ信号により、目的物質である[1−11C]オクタ
ン酸の放射能ピークを検出したらV33、V36を開け
反応容器3(12)に溶出液を移送する。分取終了時に
V33を閉じる。
【0041】(5)液量調整工程 V37、V40を開けV36を閉じ、同時にS56をO
Nにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器3(12)
を減圧にし溶出液中に含まれるアセトニトリルを留去す
る。5分間留去した後、V36をONにし反応容器3
(12)内の圧を常圧に戻す。次に、V17、V18を
開け液体試薬貯留容器6(6)内のアルブミン水溶液を
アルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー6(4
7)が液を検知したらV17、V18を閉じV16を開
ける。アルゴンガス圧により、V16からフォトセンサ
ー6(47)までの配管内のアルブミン水溶液、0.5m
lを反応容器3(12)に滴下する。同様の操作を繰り
返し2.0mlのアルブミン水溶液を反応容器3(12)
に供給し、反応生成物を溶解する。再び、V36を閉
じ、V16、V35、V38を開けアルゴンガス圧によ
り、溶液を反応容器3(12)から反応容器4(13)
に送液する。移送後、V16、V35を閉じ、同時にV
20、V21を開け液体試薬貯留容器7(7)内の生理
食塩水をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー
7(48)が液を検知したらV20、V21を閉じV1
9を開ける。アルゴンガス圧により、V19からフォト
センサー7(48)までの配管内の生理食塩水、0.5m
lを反応容器4(13)に滴下する。同様の操作を繰り
返し生理食塩水を反応容器4(13)に供給し、レベル
センサー(39)を用い液量を10mlに調整する。
【0042】(6)捕集容器(14)移送工程 V31、V32を開け、V38を閉じアルゴンガス圧に
より溶液を反応容器4(13)から発熱物質を除去する
パイロジェン吸着体カラム(36)および微生物を除去
する滅菌フィルター(40)を経て捕集容器(14)に
送液する。11C標識二酸化炭素の導入開始から、捕集容
器(14)に送液を完了するまでに要する時間は約40
分であった。以上の操作により放射能2.22GBq、放
射化学的収率16.1%の[1−11C]オクタン酸を得
た。
【0043】実験例3 パルミチン酸(長鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いている。液体試薬貯留容器3
(3):0.2Mペンタデシルマグネシウムブロミド
(C1531MgBr)/テトラヒドロフラン、液体試薬貯
留容器4(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容
器5(5):0.1NHCl、液体試薬貯留容器6
(6):アルブミン水溶液、液体試薬貯留容器7
(7):生理食塩水。また精製分取に用いるHPLCの
条件は次の通りである。分取用HPLCカラム:YMC
−ODS−AQ 10 I.D.*250mm、分取用HPL
C溶離液:CH3CN:H2O=95:7、流速:5.0m
l/分、UV検出器波長:214nm、温度:室温、保持
時間:約12分
【0044】(1)準備工程 電動高圧六方弁(20)からの出力信号により電動高圧
六方弁(20)のポジションを検知し、ポジションが
‘2’であることを確認し、ポジションが‘1’であっ
た場合はS51をONにすることにより電動高圧六方弁
(20)のポジションを‘2’に切り替える。同時にV
41を開けS53をONにし、HPLCポンプを作動し
分取用HPLC溶離液タンク2(31)より溶離液を流
す。また、V67、V68を開け恒温槽(29)からの
送液を開始し、反応容器1(9)、反応容器2(1
0)、反応容器3(12)および脱泡容器(11)を5
6℃に保つ。次にV43を開け脱泡容器(11)、電動
高圧六方弁(20)およびこれらを接続する配管ライン
をアルゴンガスによりパージする(パージ1)。アルゴ
ンガスはマスフローコントローラ1(27)で50ml/
分の流量に設定されている。10分後、V43を閉じV
4、V6、V26を開け反応容器1(9)および配管ラ
インをアルゴンガスによりパージする(パージ2)。1
0分後、V4、V6、V26を閉じる。この時、S57
をONにしマグネチックスターラ1(21)を始動し反
応容器2(10)内の撹拌子を回転させる。
【0045】(2)反応工程 V26、V8、V9を開けると液体試薬貯蔵容器3
(3)内のグリニヤール試薬(ペンタデシルマグネシウ
ムブロミド/テトラヒドロフラン)をアルゴンガス圧に
より落とす。フォトセンサー3が液を検知したらV8、
V9を閉じV7を開ける。アルゴンガス圧により、V7
からフォトセンサー3までの配管内のグリニヤール試
薬、150μlを反応容器1(9)に滴下する。同様の
操作を繰り返し450μlのグリニヤール試薬を反応容
器1(9)に供給する。この際フォトセンサー3の下部
からフォトセンサー3までの配管の長さを調節すること
により任意の液量を計り取ることができる。グリニヤー
ル試薬秤量後、V7を閉じ、V42、V23を開け小型
円形加速器でターゲット照射(15μA、40分)する
ことにより得られた11C標識二酸化炭素をライン26か
らのヘリウムガス気流(流量20ml/分)により反応容
器1(9)に導入しバブリングを行う。2.0分後、V
42、V23、V26を閉じバブリングを終了する。
【0046】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22を開け液体試薬貯蔵容
器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴンガス
圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を検知
したらV11、V12を閉じV10を開ける。アルゴン
ガス圧により、V10からフォトセンサー4(45)ま
での配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反応容器
1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.0mlの
テトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給する。V
1、V24、V29を開けアルゴンガス圧により溶液を
反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移送する。
20秒後、V1、V29を閉じ送液を終了する。次に、
V30、V40を開けS56をONにし真空ポンプ(3
3)を始動し反応容器2(10)内を減圧にしテトラヒ
ドロフランを留去する。30秒後、V30、V40を閉
じS56をOFFにし真空ポンプ(33)を止める。同
時にV29をONにし反応容器2(10)内の圧を常圧
に戻す。
【0047】再びV26、V11、V12、V22を開
け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶
液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4
(45)が液を検知したらV11、V12を閉じV10
を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフォトセ
ンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、
0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を
繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1
(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV
10を閉じ、V1、V24、V29を開けアルゴンガス
圧により溶液を反応容器1(9)から反応容器2(1
0)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)内を
減圧にしテトラヒドロフランを留去する。20秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29をONにし反応容器2(1
0)内の圧を常圧に戻す。再度、V26、V11、V1
2、V22を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラ
ヒドロフラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォ
トセンサー4(45)が液を検知したらV11、V12
を閉じV10を開ける。アルゴンガス圧により、V10
からフォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒ
ドロフラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。
同様の操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを
反応容器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行
う。次にV10を閉じ、V1、V24、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V29を閉
じ送液を終了する。さらにV30、V40を開けS56
をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(1
0)の減圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40
秒後、V30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポ
ンプ(33)を止める。同時にV29をONにし反応容
器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【0048】次に、V14、V15を開け液体試薬貯蔵
容器5(5)内のHCl溶液をアルゴンガス圧により落
とす。フォトセンサー5(46)が液を検知したらV1
4、V15を閉じV13を開ける。アルゴンガス圧によ
り、V13からフォトセンサー5(46)までの配管内
のHCl、0.5mlを反応容器2(10)に滴下する。こ
の操作をさらに3回繰り返し総量2.0mlのHClを反応
容器2(10)に供給する。V13を閉じ1分間、撹拌
によりHCl溶液に反応生成物を溶解する。
【0049】(4)精製分取工程 V13、V27、V28を開けV29を閉じ、アルゴン
ガス圧により反応容器2(10)から脱泡容器(11)
に溶液を移送する。移送開始45秒後にV27を閉じ、
これにより脱泡容器(11)からサンプルループ(1
9)に液を移送する。30秒後に一旦S57をONにし
マグネチックスターラ1(21)を止め、さらに15秒
後に再び回転させる。この操作により反応容器2(1
0)内の溶液を全て、脱泡容器(11)を経由してサン
プルループ(19)に送液する。電動高圧六方弁(2
0)直前のフォトセンサー8(49)が液の最後尾を検
知したら電動高圧六方弁(20)のポジションを‘1’
に切り替える。これにより分取用HPLCカラム(1
8)へ液がインジェクションされる。この時、V13を
閉じS58をONにしマグネチックスターラ2(22)
を始動し反応容器3(12)内の撹拌子を回転させる。
また、S51をONにしUV検出器(16)にオートゼ
ロの信号をおくる。放射能検出器(17)から出力する
アナログ信号により、目的物質である[1−11C]パルミ
チン酸の放射能ピークを検出したらV33、V36を開
け反応容器3(12)に溶出液を移送する。分取終了時
にV33を閉じる。
【0050】(5)液量調整工程 V37、V40を開けV36を閉じ、同時にS56をO
Nにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器3(12)
内を減圧にし溶出液中に含まれるアセトニトリルを留去
する。5分間留去した後、V36をONにし反応容器3
(12)内の圧を常圧に戻す。次に、V17、V18を
開け液体試薬貯留容器6(6)内のアルブミン水溶液を
アルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー6(4
7)が液を検知したらV17、V18を閉じV16を開
ける。アルゴンガス圧により、V16からフォトセンサ
ー6(47)までの配管内のアルブミン水溶液、0.5m
lを反応容器3(12)に滴下する。同様の操作を繰り
返し2.0mlのアルブミン水溶液を反応容器3(12)
に供給し、反応生成物を溶解する。再び、V36を閉
じ、V16、V35、V38を開けアルゴンガス圧によ
り、溶液を反応容器3(12)から反応容器4(13)
に送液する。移送後、V16、V35を閉じ、同時にV
20、V21を開け液体試薬貯留容器7(7)内の生理
食塩水をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー
7(48)が液を検知したらV20、V21を閉じV1
9を開ける。アルゴンガス圧により、V19からフォト
センサー7(48)までの配管内の生理食塩水、0.5m
lを反応容器4(13)に滴下する。同様の操作を繰り
返し生理食塩水を反応容器4(13)に供給し、レベル
センサー(39)を用い液量を10mlに調整する。
【0051】(6)捕集容器(14)移送工程 V31、V32を開け、V38を閉じアルゴンガス圧に
より溶液を反応容器4(13)から発熱物質を除去する
パイロジェン吸着体カラム(36)および微生物を除去
する滅菌フィルター(40)を経て捕集容器(14)に
送液する。11C標識二酸化炭素の導入開始から、捕集容
器(14)に送液を完了するまでに要する時間は約40
分であった。以上の操作により放射能0.89MBq、放
射化学的収率6.1%の[1−11C]パルミチン酸を得
た。
【0052】実験例4 オクタン酸の連続合成例 試薬は次のものを用いている。液体試薬貯留容器2
(2):0.2Mヘプチルマグネシウムブロミド(C7
15MgBr)/テトラヒドロフラン液体試薬貯留容器4
(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器5
(5):0.1N HCl、液体試薬貯留容器6(6):ア
ルブミン水溶液、液体試薬貯留容器7(7):生理食塩
水。また精製分取に用いるHPLCの条件は次の通りで
ある。分取用HPLCカラム:YMC−ODS−AQ
10 I.D.*250mm、分取用HPLC溶離液:CH3
CN:H2O:6N HCl=1:1:0.002、流速:
5.0ml/分、UV検出器波長:214nm、温度:室
温、保持時間:約11分
【0053】(1)準備工程(オクタン酸合成) (2)反応工程(オクタン酸合成) (3)移送・洗浄工程(オクタン酸合成) (4)精製分取工程(オクタン酸合成) (5)液量調整工程(オクタン酸合成) (6)捕集容器(14)移送工程(オクタン酸合成) (1)〜(6)までの工程の操作手順は、実験例2、オクタン
酸(中鎖脂肪酸)合成例(1)〜(6)の工程と同様の操作で
ある。
【0054】(7)洗浄工程1(初期設定) 電動高圧六方弁(20)からの出力信号により電動高圧
六方弁(20)のポジションを検知し、ポジションが
‘2’であることを確認し、ポジションが‘1’であっ
た場合はS51をONにすることにより電動高圧六方弁
(20)のポジションを‘2’に切り替える。また、S
57をONにしマグネチックスターラ1(21)を始動
し反応容器2(10)内の撹拌子を回転させる。
【0055】(8)洗浄工程2(反応容器1(9)の洗
浄) V26、V11、V12、V22を開け液体試薬貯蔵容
器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴンガス
圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を検知
したらV11、V12を閉じV10を開ける。アルゴン
ガス圧により、V10からフォトセンサー4(45)ま
での配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反応容器
1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.5mlの
テトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給する。V
1、V24、V29を開けアルゴンガス圧により溶液を
反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移送する。
20秒後、V1、V29を閉じ送液を終了する。再度V
26、V11、V12、V22を開け液体試薬貯蔵容器
4(4)内のテトラヒドロフランをアルゴンガス圧によ
り落とす。フォトセンサー4(45)が液を検知したら
V11、V12を閉じV10を開ける。アルゴンガス圧
により、V10からフォトセンサー4(45)までの配
管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反応容器1
(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.5mlのテ
トラヒドロフランを反応容器1(9)に供給し反応容器
1(9)の洗浄を行う。次にV10を閉じ、V1、V2
4、V29を開けアルゴンガス圧により溶液を反応容器
1(9)から反応容器2(10)へ移送する。20秒
後、V1、V29を閉じ送液を終了する。次に、V3
0、V40を開けS56をONにし真空ポンプ(33)
を始動し反応容器2(10)内を減圧にしテトラヒドロ
フランを留去する。1分20秒後、V30、V40を閉
じS56をOFFにし真空ポンプ(33)を止める。同
時にV29をONにし反応容器2(10)内の圧を常圧
に戻す。
【0056】(9)洗浄工程3(反応容器2(10)の洗
浄) V14、V15を開け液体試薬貯蔵容器5(5)内のH
Cl溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサ
ー5(46)が液を検知したらV14、V15を閉じV
13を開ける。アルゴンガス圧により、V13からフォ
トセンサー5(46)までの配管内のHCl、0.5mlを
反応容器2(10)に滴下する。この操作をさらに5回
繰り返し3.0mlのHClを反応容器2(10)に供給す
る。V13を閉じ1分間、撹拌により反応容器2(1
0)内の洗浄を行う。
【0057】(10)洗浄工程4(脱泡容器(11)、電動
高圧六方弁(20)および配管ラインの洗浄、パージ) V13、V27、V28を開け、アルゴンガス圧により
反応容器2(10)から脱泡容器(11)、サンプルル
ープ(19)を経由して液を系外に移送する。7分間ア
ルゴンガスを流し続け反応容器2(10)、脱泡容器
(11)、サンプルループ(19)および各配管ライン
をパージする。全ての洗浄工程を完了するまでに要する
時間は約15分である。
【0058】(11)準備工程(オクタン酸合成) (12)反応工程(オクタン酸合成) (13)移送・洗浄工程(オクタン酸合成) (14)精製分取工程(オクタン酸合成) (15)液量調整工程(オクタン酸合成) (16)捕集容器(14)移送工程(オクタン酸合成) 上記(11)〜(16)の工程の操作手順は、実験例2、オクタ
ン酸(中鎖脂肪酸)合成例の(11)〜(16)の工程と同様の
操作である。以上の操作により一回目で放射能1.22
GBq、放射化学的収率17.5%、二回目で放射能0.
70MBq、放射化学的収率9.8%の[1−11C]オクタ
ン酸をそれぞれ得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の実施例の構成を示す概略
ブロック図である。
【符号の説明】
1 液体試薬貯留容器1 2 液体試薬貯留容器2 3 液体試薬貯留容器3 4 液体試薬貯留容器4 5 液体試薬貯留容器5 6 液体試薬貯留容器6 7 液体試薬貯留容器7 8 ドライボックス 9 反応容器1 10 反応容器2 11 脱泡容器 12 反応容器3 13 反応容器4 14 捕集容器 15 ローラーポンプ(スイッチ52でOFF、スイッ
チ53でON) 16 UV検出器(スイッチ55でオートゼロ信号) 17 放射能検出器 18 分取用HPLCカラム 19 サンプルループ 20 電動高圧六方弁(スイッチ51によりポジション
1、2の切り替え) 21 マグネチックスターラ1(スイッチ57によりO
N,OFF) 22 マグネチックスターラ2(スイッチ58によりO
N,OFF) 23 マグネチックスターラ3(スイッチ59によりO
N,OFF) 24 アルゴンガス導入口 25 窒素ガス導入口 26 11CO2ガス導入口 27 マスフローコントローラ1(スイッチ66により
ON,OFF) 28 マスフローコントローラ2 29 恒温槽 30 分取用高速液体クロマトグラフィー溶離液タンク
1 31 分取用高速液体クロマトグラフィー溶離液タンク
2 32 排水タンク 33 真空ポンプ(スイッチ56によりON,OFF) 34 pHセンサー 35 真空ポンプ用コールドトラップとソーダライム 36 パイロジェン吸着体カラム 37 ソーダライム 38 排気口 39 レベルセンサー(スイッチ61によりON,OF
F) 40 滅菌フィルター1 41 滅菌フィルター2 42 フォトセンサー1 43 フォトセンサー2 44 フォトセンサー3 45 フォトセンサー4 46 フォトセンサー5 47 フォトセンサー6 48 フォトセンサー7 49 フォトセンサー8 V1 電磁弁1 V2 電磁弁2 V3 電磁弁3 V4 電磁弁4 V5 電磁弁5 V6 電磁弁6 V7 電磁弁7 V8 電磁弁8 V9 電磁弁9 V10 電磁弁10 V11 電磁弁11 V12 電磁弁12 V13 電磁弁13 V14 電磁弁14 V15 電磁弁15 V16 電磁弁16 V17 電磁弁17 V18 電磁弁18 V19 電磁弁19 V20 電磁弁20 V21 電磁弁21 V22 電磁弁22 V23 電磁弁23 V24 電磁弁24 V25 電磁弁25 V26 電磁弁26 V27 電磁弁27 V28 電磁弁28 V29 電磁弁29 V30 電磁弁30 V31 電磁弁31 V32 電磁弁32 V33 電磁弁33 V34 電磁弁34 V35 電磁弁35 V36 電磁弁36 V37 電磁弁37 V38 電磁弁38 V39 電磁弁39 V40 電磁弁40 V41 電磁弁41 V42 電磁弁42 V43 電磁弁43 S51 スイッチ51(電動高圧六方弁のポジション切
り替え) S52 スイッチ52(ローラーポンプのOFF) S53 スイッチ53(ローラーポンプのON) S55 スイッチ55(UV検出器のオートゼロ信号) S56 スイッチ56(真空ポンプのスイッチ) S57 スイッチ57(マグネチックスターラ1のスイ
ッチ) S58 スイッチ58(マグネチックスターラ2のスイ
ッチ) S59 スイッチ59(マグネチックスターラ3のスイ
ッチ) S61 スイッチ61(レベルセンサーのスイッチ) S66 スイッチ66(マスフローコントローラのスイ
ッチ) V67 電磁弁67 V68 電磁弁68
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以下さらに詳しく説明する。 [反応容器1]反応容器1は11C標識二酸化炭素、各種グ
リニヤール試薬および洗浄溶液の各供給手段を備えてお
り、ドライボックス中に設置するのが好ましい。該ドラ
イボックスはアルゴン気流下電動除湿装置で除湿し反応
系に混入する湿気を極力少なく保てるように設計されて
いる。また、反応容器本体の外周部には、加熱あるいは
冷却用の媒体を流すためのジャケットが取り付けられて
おり、容器本体内の溶液を任意の温度に設定できるよう
になっている。用い得るグリニヤール試薬としては、そ
れが調整できるものであれば特に制限はなく、例えば一
般にアルキル、アリール又はアラルキルマグネシウムハ
ライド類が挙げられる。これらの具体例としては、例え
ばCH3MgBr、C25MgBr、C49MgBr、C511
MgBr、C715MgBr、C1531MgBr、フェニルマ
グネシウムブロミド、ベンジルマグネシウムブロミド、
フェネチルマグネシウムブロミド等が挙げられる。実際
の反応ではこれらの試薬は適当な溶媒中の溶液として用
いられる。該溶媒としてはジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類が好ましい。これらのグリニ
ヤール試薬の溶液は、貯留容器から供給してもよいし、
あらかじめ反応容器内に入れておいてもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】[反応容器3]反応容器3は11C標識カル
ボキシル化合物含有溶出液供給手段の他に、生成物を溶
解することを目的とする溶液もしくはアルカリ性溶液の
各供給手段を有し、さらに真空ポンプと接続することに
より減圧濃縮ができるようになっている。生成物を溶解
することを目的とする溶液としては例えばアルブミン水
溶液が、アルカリ性溶液としては例えば炭酸水素ナトリ
ウム水溶液等が挙げられる。反応容器本体の外周部に
は、加熱あるいは冷却用の媒体を流すためのジャケット
が取り付けられており、容器本体内の溶液を任意の温度
に設定できるようになっている。また、容器内部に撹拌
子を挿入しており、該反応容器の下部にスターラを配置
することにより、容器内部の溶液を撹拌できるようにし
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】[反応容器4]反応容器4は反応容器3か
らの濃縮液供給手段の他に、アルカリ性溶液および生理
食塩水の各供給手段を有し、また該容器内にpHセンサ
ーおよび容器側面に液レベルセンサーを備えている。ア
ルカリ性溶液としては例えば炭酸水素ナトリウム水溶液
等が挙げられる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】実施例1 本発明に係わる11C標識カルボキシル化合物の注射用製
剤の自動合成装置を図面に示す実施例により説明する。
該装置には搬送用のアルゴンガスライン(24)とドラ
イボックス(8)に供給する窒素ガスライン(25)を
設置している。これらのラインにはマスフローコントロ
ーラ1(27)、2(28)を備えている。反応容器
は、反応容器1(9)、反応容器2(10)、反応容器
3(12)、反応容器4(13)を備え、さらに液体の
自動注入を目的とする脱泡容器(11)、11C標識カル
ボキシル化合物注射用製剤を捕集する捕集容器(14)
を備えている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】分取用HPLC溶離液タンク1(30)は
電磁弁41を経由するラインを介しHPLCポンプ(1
5)に接続している。また、分取用HPLC溶離液タン
ク2(31)は電磁弁41を経由するラインを介しHP
LCポンプ(15)に接続している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】実施例2 酢酸(短鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いた。液体試薬貯蔵容器1(1):
0.2Mメチルマグネシウムブロミド(CH3MgBr)/
テトラヒドロフラン、液体試薬貯蔵容器4(4):テト
ラヒドロフラン、液体試薬貯蔵容器5(5):1N H
ClとHPLCに用いる溶出液(後述)を1:1、液体
試薬貯蔵容器6(6):7%NaHCO3、液体試薬貯蔵
容器7(7):生理食塩水。また精製分取に用いるHP
LCの条件は次の通りである。分取用HPLCカラム:
ウォーターズプロテインパックG−QA 20 I.D.*
100mm、分取用HPLC溶離液:0.025M NaC
l、流速:5.0ml/分、UV検出器波長:214nm、温
度:室温、保持時間:約11分
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22、V24を開け液体試
薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が
液を検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。
アルゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4
(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5ml
を反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し
1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供
給する。V26、V22を閉じ、V1、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、V
29を閉じ送液を終了する。次に、V30、V40を開
けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容
器2(10)の減圧を行いテトラヒドロフランを留去す
る。30秒後、V30、V40を閉じS56をOFFに
し真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け反
応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】再びV26、V11、V12、V22、V
24を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロ
フラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセン
サー4(45)が液を検知したらV11、V12を閉じ
V10を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフ
ォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフ
ラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の
操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容
器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次
にV10、V26、V22を閉じ、V1、V29を開け
アルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応
容器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、
V29を閉じ送液を終了する。さらにV30、V40を
開けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応
容器2(10)の減圧を行いテトラヒドロフランを留去
する。20秒後、V30、V40を閉じS56をOFF
にし真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け
反応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。再度、V2
6、V11、V12、V22、V24を開け液体試薬貯
蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴン
ガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を
検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。アル
ゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4(4
5)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反
応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.
0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給し
反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV10、V26、
V22を閉じ、V1、V29を開けアルゴンガス圧によ
り溶液を反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移
送する。20秒後、V1、V24、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)の減
圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29を開け反応容器2(10)
内の圧を常圧に戻す。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】(4)精製分取工程 V13、V27、V28を開けV29を閉じ、アルゴン
ガス圧により反応容器2(10)から脱泡容器(11)
に溶液を移送する。移送開始45秒後にV27を閉じ、
これにより脱泡容器(11)からサンプルループ(1
9)に液を移送する。30秒後に一旦S57をONにし
マグネチックスターラ1(21)を止め、さらに15秒
後に再び回転させる。この操作により反応容器2(1
0)内の溶液を全て、脱泡容器(11)を経由してサン
プルループ(19)に送液する。電動高圧六方弁(2
0)直前のフォトセンサー8(49)が液の最後を検知
したら電動高圧六方弁(20)のポジションを‘1’に
切り替える。これにより分取用HPLCカラム(18)
へ液がインジェクションされる。この時、V13を閉じ
S58をONにしマグネチックスターラ2(22)を始
動し反応容器3(12)内の撹拌子を回転させる。ま
た、S51をONにしUV検出器(16)にオートゼロ
の信号をおくる。放射能検出器(17)から出力するア
ナログ信号により、目的物質である[1−11C]酢酸の放
射能ピークを検出したらV33、V36を開け反応容器
3(12)に溶出液を分取する。分取終了時にV33を
閉じる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例3 オクタン酸(中鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いた。液体試薬貯留容器2(2):
0.2Mヘプチルマグネシウムブロミド(C715MgB
r)/テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器4
(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器5
(5):0.1N HCl、液体試薬貯留容器6(6):ア
ルブミン水溶液、液体試薬貯留容器7(7):生理食塩
水。また精製分取に用いるHPLCの条件は次の通りで
ある。分取用HPLCカラム:YMC−ODS−AQ
10 I.D.*250mm、分取用HPLC溶離液:CH3
CN:H2O:6N HCl=1:1:0.002、流速:
5.0ml/分、UV検出器波長:214nm、温度:室
温、保持時間:約11分
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22、V24を開け液体試
薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が
液を検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。
アルゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4
(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5ml
を反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し
1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供
給する。V26、V22を閉じ、V1、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、V
29を閉じ送液を終了する。次に、V30、V40を開
けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容
器2(10)を減圧にしテトラヒドロフランを留去す
る。30秒後、V30、V40を閉じS56をOFFに
し真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け反
応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】再びV26、V11、V12、V22、V
24を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロ
フラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセン
サー4(45)が液を検知したらV11、V12を閉じ
V10を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフ
ォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフ
ラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の
操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容
器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次
にV10、V26、V22を閉じ、V1、V29を開け
アルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応
容器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、
V29を閉じ送液を終了する。さらにV30、V40を
開けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応
容器2(10)内を減圧にしテトラヒドロフランを留去
する。20秒後、V30、V40を閉じS56をOFF
にし真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け
反応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。再度、V2
6、V11、V12、V22、V24を開け液体試薬貯
蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴン
ガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を
検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。アル
ゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4(4
5)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反
応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.
0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給し
反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV10、V26、
V22を閉じ、V1、V29を開けアルゴンガス圧によ
り溶液を反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移
送する。20秒後、V1、V24、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)の減
圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29を開け反応容器2(10)
内の圧を常圧に戻す。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】(5)液量調整工程 V37、V40を開けV36を閉じ、同時にS56をO
Nにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器3(12)
を減圧にし溶出液中に含まれるアセトニトリルを留去す
る。5分間留去した後、V36を開け反応容器3(1
2)内の圧を常圧に戻す。次に、V17、V18を開け
液体試薬貯留容器6(6)内のアルブミン水溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー6(47)が
液を検知したらV17、V18を閉じV16を開ける。
アルゴンガス圧により、V16からフォトセンサー6
(47)までの配管内のアルブミン水溶液、0.5mlを
反応容器3(12)に滴下する。同様の操作を繰り返し
2.0mlのアルブミン水溶液を反応容器3(12)に供
給し、反応生成物を溶解する。再び、V36を閉じ、V
16、V35、V38を開けアルゴンガス圧により、溶
液を反応容器3(12)から反応容器4(13)に送液
する。移送後、V16、V35を閉じ、同時にV20、
V21を開け液体試薬貯留容器7(7)内の生理食塩水
をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー7(4
8)が液を検知したらV20、V21を閉じV19を開
ける。アルゴンガス圧により、V19からフォトセンサ
ー7(48)までの配管内の生理食塩水、0.5mlを反
応容器4(13)に滴下する。同様の操作を繰り返し生
理食塩水を反応容器4(13)に供給し、レベルセンサ
ー(39)を用い液量を10mlに調整する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】実施例4 パルミチン酸(長鎖脂肪酸)合成例 試薬は次のものを用いた。液体試薬貯留容器3(3):
0.2Mペンタデシルマグネシウムブロミド(C1531
MgBr)/テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器4
(4):テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器5
(5):0.1N HCl、液体試薬貯留容器6(6):ア
ルブミン水溶液、液体試薬貯留容器7(7):生理食塩
水。また精製分取に用いるHPLCの条件は次の通りで
ある。分取用HPLCカラム:YMC−ODS−AQ
10 I.D.*250mm、分取用HPLC溶離液:CH3
CN:H2O=95:7、流速:5.0ml/分、UV検出
器波長:214nm、温度:室温、保持時間:約12分
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】(3)移送・洗浄工程 V26、V11、V12、V22、V24を開け液体試
薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が
液を検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。
アルゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4
(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5ml
を反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し
1.0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供
給する。V26、V22を閉じ、V1、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、V
29を閉じ送液を終了する。次に、V30、V40を開
けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応容
器2(10)内を減圧にしテトラヒドロフランを留去す
る。30秒後、V30、V40を閉じS56をOFFに
し真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け反
応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】再びV26、V11、V12、V22、V
24を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロ
フラン溶液をアルゴンガス圧により落とす。フォトセン
サー4(45)が液を検知したらV11、V12を閉じ
V10を開ける。アルゴンガス圧により、V10からフ
ォトセンサー4(45)までの配管内のテトラヒドロフ
ラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下する。同様の
操作を繰り返し1.0mlのテトラヒドロフランを反応容
器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄を行う。次
にV10、V26、V22を閉じ、V1、V29を開け
アルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応
容器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、
V29を閉じ送液を終了する。さらにV30、V40を
開けS56をONにし真空ポンプ(33)を始動し反応
容器2(10)内を減圧にしテトラヒドロフランを留去
する。20秒後、V30、V40を閉じS56をOFF
にし真空ポンプ(33)を止める。同時にV29を開け
反応容器2(10)内の圧を常圧に戻す。再度、V2
6、V11、V12、V22、V24を開け液体試薬貯
蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアルゴン
ガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が液を
検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。アル
ゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4(4
5)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5mlを反
応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し1.
0mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供給し
反応容器1(9)の洗浄を行う。次にV10、V26、
V22を閉じ、V1、V29を開けアルゴンガス圧によ
り溶液を反応容器1(9)から反応容器2(10)へ移
送する。20秒後、V1、V24、V29を閉じ送液を
終了する。さらにV30、V40を開けS56をONに
し真空ポンプ(33)を始動し反応容器2(10)の減
圧を行いテトラヒドロフランを留去する。40秒後、V
30、V40を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(3
3)を止める。同時にV29を開け反応容器2(10)
内の圧を常圧に戻す。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】(5)液量調整工程 V37、V40を開けV36を閉じ、同時にS56をO
Nにし真空ポンプ(33)を始動し反応容器3(12)
内を減圧にし溶出液中に含まれるアセトニトリルを留去
する。5分間留去した後、V36を開け反応容器3(1
2)内の圧を常圧に戻す。次に、V17、V18を開け
液体試薬貯留容器6(6)内のアルブミン水溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー6(47)が
液を検知したらV17、V18を閉じV16を開ける。
アルゴンガス圧により、V16からフォトセンサー6
(47)までの配管内のアルブミン水溶液、0.5mlを
反応容器3(12)に滴下する。同様の操作を繰り返し
2.0mlのアルブミン水溶液を反応容器3(12)に供
給し、反応生成物を溶解する。再び、V36を閉じ、V
16、V35、V38を開けアルゴンガス圧により、溶
液を反応容器3(12)から反応容器4(13)に送液
する。移送後、V16、V35を閉じ、同時にV20、
V21を開け液体試薬貯留容器7(7)内の生理食塩水
をアルゴンガス圧により落とす。フォトセンサー7(4
8)が液を検知したらV20、V21を閉じV19を開
ける。アルゴンガス圧により、V19からフォトセンサ
ー7(48)までの配管内の生理食塩水、0.5mlを反
応容器4(13)に滴下する。同様の操作を繰り返し生
理食塩水を反応容器4(13)に供給し、レベルセンサ
ー(39)を用い液量を10mlに調整する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】(6)捕集容器(14)移送工程 V31、V32を開け、V38を閉じアルゴンガス圧に
より溶液を反応容器4(13)から発熱物質を除去する
パイロジェン吸着体カラム(36)および微生物を除去
する滅菌フィルター(40)を経て捕集容器(14)に
送液する。11C標識二酸化炭素の導入開始から、捕集容
器(14)に送液を完了するまでに要する時間は約40
分であった。 以上の操作により放射能0.89GBq、放射化学的収率
6.1%の[1−11C]パルミチン酸を得た。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】実施例5 オクタン酸の連続合成例 試薬は次のものを用いた。液体試薬貯留容器2(2):
0.2Mヘプチルマグネシウムブロミド(C715MgB
r)/テトラヒドロフラン液体試薬貯留容器4(4):
テトラヒドロフラン、液体試薬貯留容器5(5):0.
1N HCl、液体試薬貯留容器6(6):アルブミン水
溶液、液体試薬貯留容器7(7):生理食塩水。また精
製分取に用いるHPLCの条件は次の通りである。分取
用HPLCカラム:YMC−ODS−AQ 10 I.D.
*250mm、分取用HPLC溶離液:CH3CN:H
2O:6N HCl=1:1:0.002、流速:5.0ml
/分、UV検出器波長:214nm、温度:室温、保持時
間:約11分
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】(1)準備工程(オクタン酸合成) (2)反応工程(オクタン酸合成) (3)移送・洗浄工程(オクタン酸合成) (4)精製分取工程(オクタン酸合成) (5)液量調整工程(オクタン酸合成) (6)捕集容器(14)移送工程(オクタン酸合成) (1)〜(6)までの工程の操作手順は、実施例2、オクタン
酸(中鎖脂肪酸)合成例(1)〜(6)の工程と同様の操作で
ある。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】(8)洗浄工程2(反応容器1(9)の洗
浄) V26、V11、V12、V22、V24を開け液体試
薬貯蔵容器4(4)内のテトラヒドロフラン溶液をアル
ゴンガス圧により落とす。フォトセンサー4(45)が
液を検知したらV11、V12を閉じV10を開ける。
アルゴンガス圧により、V10からフォトセンサー4
(45)までの配管内のテトラヒドロフラン、0.5ml
を反応容器1(9)に滴下する。同様の操作を繰り返し
1.5mlのテトラヒドロフランを反応容器1(9)に供
給する。V26、V22を閉じ、V1、V29を開けア
ルゴンガス圧により溶液を反応容器1(9)から反応容
器2(10)へ移送する。20秒後、V1、V24、V
29を閉じ送液を終了する。再度V26、V11、V1
2、V22、V24を開け液体試薬貯蔵容器4(4)内
のテトラヒドロフランをアルゴンガス圧により落とす。
フォトセンサー4(45)が液を検知したらV11、V
12を閉じV10を開ける。アルゴンガス圧により、V
10からフォトセンサー4(45)までの配管内のテト
ラヒドロフラン、0.5mlを反応容器1(9)に滴下す
る。同様の操作を繰り返し1.5mlのテトラヒドロフラ
ンを反応容器1(9)に供給し反応容器1(9)の洗浄
を行う。次にV10、V26、V22を閉じ、V1、V
29を開けアルゴンガス圧により溶液を反応容器1
(9)から反応容器2(10)へ移送する。20秒後、
V1、V24、V29を閉じ送液を終了する。次に、V
30、V40を開けS56をONにし真空ポンプ(3
3)を始動し反応容器2(10)内を減圧にしテトラヒ
ドロフランを留去する。1分20秒後、V30、V40
を閉じS56をOFFにし真空ポンプ(33)を止め
る。同時にV29を開け反応容器2(10)内の圧を常
圧に戻す。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】(11)準備工程(オクタン酸合成) (12)反応工程(オクタン酸合成) (13)移送・洗浄工程(オクタン酸合成) (14)精製分取工程(オクタン酸合成) (15)液量調整工程(オクタン酸合成) (16)捕集容器(14)移送工程(オクタン酸合成) 上記(11)〜(16)の工程の操作手順は、実施例2、オクタ
ン酸(中鎖脂肪酸)合成例の(11)〜(16)の工程と同様の
操作である。 以上の操作により一回目で放射能1.22GBq、放射化
学的収率17.5%、二回目で放射能0.70GBq、放
射化学的収率9.8%の[1−11C]オクタン酸をそれぞ
れ得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 51/15 9450−4H // C07B 59/00 7419−4H C07M 5:00 (72)発明者 三宅 可浩 大阪府茨木市水尾1丁目6−32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 11C標識二酸化炭素、各種グリニヤール
    試薬、洗浄液の各供給手段を備えた反応容器1と、これ
    に接続する酸性溶液供給手段を備える反応容器2と、こ
    れに接続する液体の自動注入を目的とする脱泡容器およ
    び電動高圧六方弁と、これに接続する分取用高速液体ク
    ロマトグラフィー装置と、これに接続する生成物を溶解
    するための溶液もしくはアルカリ性溶液の供給手段を備
    えた反応容器3と、これに接続するアルカリ性溶液と生
    理食塩水の供給手段を備えた反応容器4、およびこれに
    滅菌フィルターを介して接続する11C標識カルボキシル
    化合物捕集容器並びに、各種グリニヤール試薬、洗浄
    液、酸性水溶液、生成物を溶解することを目的とする溶
    液、アルカリ性溶液、生理食塩水等の各液体試薬貯留容
    器と該液体試薬貯留容器から各溶液を定量するための定
    量測定管および液面境界センサーと上記各液体試薬貯留
    容器から各溶液を各反応容器に送るための、および11
    標識二酸化炭素を反応容器1に送るためのフローライン
    および各フローラインに介設した通路開閉用の電磁弁を
    備えた試薬、溶媒供給機構を備え、上記した全ての容器
    および装置に配置したセンサーおよび電磁弁等をコンピ
    ュータに接続して全容器および装置をコンピュータによ
    り自動制御して作動させる構成とし、まず反応容器1に
    グリニヤール試薬、11C標識二酸化炭素を注入して反応
    容器1内でグリニヤール試薬に11C標識二酸化炭素が導
    入された反応生成物を含む溶液を生成させ、ついで該溶
    液を反応容器2に移送し反応容器1を洗浄して得た洗浄
    液と共に減圧濃縮し、得られた濃縮液を酸性溶液で分解
    し、11C標識カルボキシル化合物を含む溶液を得、該溶
    液を液体の自動注入装置によって分取用高速液体クロマ
    トグラフィー装置のカラムに注入して分取用高速液体ク
    ロマトグラフィーに付し、該カラムから分取した11C標
    識カルボキシル化合物含有溶出液を反応容器3に分取
    後、減圧濃縮し、さらに濃縮液に生成物を溶解すること
    を目的とする溶液を加え、得られた溶液を反応容器4に
    移送し、必要に応じアルカリ性溶液を注入してpHを合
    わせ、さらに目的の溶液量に合わせて生理食塩水を注入
    し、次に得られた11C標識カルボキシル化合物の生理食
    塩水溶液を滅菌フィルターを通して11C標識カルボキシ
    ル化合物注射用製剤を得ることを特徴とする11C標識カ
    ルボキシル化合物注射用製剤の自動合成装置。
  2. 【請求項2】 グリニヤール反応用容器である反応容器
    1を電動除湿装置付きのドライボックス中に設置し、乾
    燥不活性気体雰囲気中、除湿下に反応を行わせることと
    した請求項1の11C標識カルボキシル化合物の注射用製
    剤の自動合成装置。
  3. 【請求項3】 反応容器4と滅菌フィルターの間にパイ
    ロジェン吸着体カラムを設け、パイロジェン吸着体カラ
    ムにより発熱性物質を、滅菌フィルターにより微生物を
    除去しうる構成とした請求項1の11C標識カルボキシル
    化合物の注射製剤の自動合成装置。
  4. 【請求項4】 さらに、自動洗浄機能を備えることによ
    り、種々の11C標識カルボキシル化合物を連続して生産
    可能とした請求項1の11C標識カルボキシル化合物の注
    射用製剤の自動合成装置。
  5. 【請求項5】 グリニヤール反応用容器としてグリニヤ
    ール試薬と11C標識二酸化炭素との付加物生成反応用
    と、該グリニヤール付加物の分解用の2個の反応容器を
    備えることにより連続的使用を可能にした請求項1の11
    C標識カルボキシル化合物の注射用製剤の自動合成装
    置。
  6. 【請求項6】 自動制御にて作動する構成が遠隔操作に
    よるものである請求項1の11C標識カルボキシル化合物
    の注射用製剤の自動合成装置。
  7. 【請求項7】 11C標識カルボキシル化合物が1−[11
    C]酢酸、1−[11C]オクタン酸又は1−[11C]パルミ
    チン酸である請求項1の11C標識カルボキシル化合物の
    注射用製剤の自動合成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の自動合成装置を用いることを
    特徴とする、11C標識二酸化炭素とグリニヤール試薬を
    原料とする11C標識カルボキシル化合物の注射用製剤の
    自動合成方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08201588A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Nobuhiko Nakazawa ラジオアイソトープ標識試薬調整用プレフィルドキット
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