JPH08269546A - 低温靭性の著しく優れた超高強度鋼板の製造方法 - Google Patents

低温靭性の著しく優れた超高強度鋼板の製造方法

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JPH08269546A
JPH08269546A JP7072726A JP7272695A JPH08269546A JP H08269546 A JPH08269546 A JP H08269546A JP 7072726 A JP7072726 A JP 7072726A JP 7272695 A JP7272695 A JP 7272695A JP H08269546 A JPH08269546 A JP H08269546A
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less
rolling
toughness
steel
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JP7072726A
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Yoshio Terada
好男 寺田
Hiroshi Tamehiro
博 為広
Hitoshi Asahi
均 朝日
Takuya Hara
卓也 原
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Original Assignee
Nippon Steel Corp
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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡は、体内の細胞採取が可能で、癌の早
期診断に不可欠である。しかし、内視鏡の操作に、充分
な経験を要し、検査の需要に、熟練の医師は不足であ
る。 本発明は、内視鏡から両手が離れ、先端を曲げた
り、延ばしたり、回転したりの、繰り返えしを、片手の
指一本の、押しボタン操作で、簡単に出来る、ロボット
内視鏡である。ロボットには、従来の外から見えない、
手の感触に頼る部分で、先端を原点に復帰させる機能が
あり、機械が自動的に動いて止まって呉れる。 操作要
領も、マニアル化で、技術の伝承も簡単である。ロボッ
トの使用で、大腸検査が楽になり、定期検診、大腸癌の
早期発見、死亡の低下が期待出来る。 【構成】 スイッチの操作盤(1)と、電算回路
(2)と、出力回路(3)と、縦軸制御モーター(4)
と、内視鏡の制御ボックス(6)と、内視鏡の先端
(7)と、移動支持台(8)と、内視鏡と平行なヒンジ
(9)からなる、ロボット内視鏡。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は950MPa 以上の引張強
さ(TS)を有する低温靭性・溶接性の優れた超高強度
鋼板に関するもので、天然ガス・原油輸送用ラインパイ
プをはじめ、各種圧力容器、産業機械などの溶接用鋼材
として広く使用できる。
【0002】
【従来の技術】原油・天然ガスを長距離輸送するパイプ
ラインに使用するラインパイプは、(1)高圧化による
輸送効率の向上や、(2)薄肉化による現地での溶接能
率向上のためますます高張力化する傾向にある。これま
でに米国石油協会(API)規格でX80(降伏強さ5
51MPa 以上、引張強さ620MPa 以上)までのライン
パイプの実用化が進行中であるが、さらに高強度のライ
ンパイプに対するニーズが強くなってきた。
【0003】現在、超高強度ラインパイプ製造法の研究
は、従来のX80級ラインパイプの製造技術(たとえば
NKK技報No.138(1992),pp24−31お
よびThe 7th Offshore Mechan
ics and Arctic Engineerin
g(1988),Volume V,pp179−18
5)を基本に検討されているが、これではせいぜい、X
100(降伏強さ689MPa 以上、引張強さ760MPa
以上)ラインパイプの製造が限界と考えられる。
【0004】従来より、低炭素−高Mn−Nb−Mo鋼
は微細なアシキュラーフェライト組織を有するラインパ
イプ用鋼としてよく知られている。たとえば、特開平5
−255744号公報では低炭素−Mn−0.05〜
0.35%Mo−Nb鋼を900〜1000℃に再加熱
後、圧延することを特徴とする低温靭性の優れた高張力
鋼板の製造法が開示されているが、その引張強さの上限
はせいぜい750MPa が限界であった。さらに高強度化
を図るためには、(1)C量や合金元素量を増加させる
こと、(2)たとえば900℃以上の高温から焼入れ−
焼戻し処理すること、などが必要であるが、母材やHA
Zの低温靭性は不十分となる。
【0005】パイプラインの超高強度化は強度・低温靭
性バランスをはじめとして、溶接熱影響部(HAZ)靭
性、現地溶接性、継手軟化など多くの問題を抱えてお
り、これらを克服した画期的な超高強度ラインパイプ
(X100超)の早期開発が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は溶接部および
母材の低温靭性、現地溶接性などの諸特性を同時に達成
できる引張強さ950N/mm2 以上(API規格X10
0超)の超高強度ラインパイプ用鋼板の製造技術を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、重量%
で、C:0.05〜0.10%、Si:0.6%以下、
Mn:1.8〜2.5%、P:0.015%以下、S:
0.001%以下、Mo:0.35%超〜0.60%、
Nb:0.01〜0.10%、V:0.01〜0.10
%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.06
%以下、N:0.001〜0.006%、O:0.00
3%以下を含有し、必要に応じて、Ni:0.1〜1.
0%、Cu:0.1〜0.7%、Cr:0.1〜0.8
%、Ca:0.001〜0.005%の一種または二種
以上を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からな
り、かつP=2.7C+0.4Si+Mn+0.8Cr
+0.45(Ni+Cu)+Mo+V−1が2.1≦P
≦3.0を満足する鋼片を950〜1050℃の温度に
再加熱後、800℃以下の累積圧下量が70%以上、か
つAr3 点〜Ar1 点のフェライト・オーステナイト2
相域の累積圧下量が50%以上で、圧延終了温度が65
0〜800℃となるように圧延を行い、その後空冷また
は10℃/秒以上の冷却速度で500℃以下の任意の温
度まで冷却することである。
【0008】以下に本発明の低温靭性の著しく優れた超
高強度鋼板の製造方法について詳細に説明する。本発明
の特徴は、(1)低C−高Mn−Nb−V−Mo−Ti
系鋼を、(2)オーステナイトの低温域に加熱後、
(3)オーステナイト−フェライト2相域で厳格に制御
圧延した後、空冷または加速冷却することにより、微細
な加工フェライト+マルテンサイト・ベイナイトの混合
組織とするとともに、Vの析出硬化を有効に利用すると
ころにあり、これによって超高強度と優れた低温靭性、
現地溶接性を同時に達成している。さらに加工フェライ
ト+マルテンサイト・ベイナイトの混合組織は溶接部の
軟化に対しても有効である。
【0009】本発明者らはNb−V−Mo鋼において、
化学成分、加熱・圧延・冷却条件を厳密に制御すること
により、超高強度と優れた低温靭性が達成できることを
見いだした。本発明鋼の特徴は、焼戻し処理なしでも
優れた超高強度、低温靭性が得られること、焼入れ・
焼戻し処理鋼に比較して降伏比が低く、鋼管の成形性、
低温靭性に著しく優れること、などが挙げられる(な
お、本発明では、鋼板の状態で降伏強さが低くても、鋼
管成形によって降伏強さが上昇し、目的とする降伏強さ
を得ることが可能である)。
【0010】すなわち、引張強さ950MPa 以上の超高
強度を達成するために、鋼材のミクロ組織を一定量以上
のマルテンサイト・ベイナイトとフェライトの混合組織
として、また加工フェライトを導入して、転位強化、サ
ブグレイン強化するとともに、Vの析出硬化を利用する
必要がある。
【0011】さらに優れた低温靭性を達成するために
は、組織を微細化して、かつ加工フェライトの導入によ
りシャルピー衝撃試験などの試験片破面にセパレーショ
ンが発生し、破面遷移温度は飛躍的に低下する(セパレ
ーションは衝撃試験時生ずる板面に平行な層状剥離現象
で、脆性き裂先端での3軸応力度を低下させることによ
って脆性き裂の伝播停止特性を向上させると考えられて
いる)。以上により、従来低温靭性が劣ると考えられて
いたNb−Mo鋼のマルテンサイト・ベイナイトとフェ
ライト硬軟混合組織の強度・低温靭性バランスの大幅な
向上に成功した。
【0012】まず本発明の製造条件の限定理由について
説明する。本発明では、鋼片を950〜1050℃の温
度範囲に再加熱後、800℃以下の累積圧下量が70%
以上、かつAr3 点〜Ar1 点のフェライト・オーステ
ナイト2相域の累積圧下量が50〜100%で圧延終了
温度が650〜800℃となるように圧延を行い、その
後空冷または10℃/秒以上の冷却速度で500℃以下
の任意の温度まで冷却する。
【0013】鋼片(スラブ)の再加熱温度は950〜1
050℃とする必要がある。これは鋼片の再加熱時の初
期オーステナイト粒を小さく保ち、圧延組織を微細化す
るためである。さらに初期オーステナイト粒が小さいほ
ど微細フェライト−マルテンサイトの2相組織化が起こ
りやすいからである。1050℃は再加熱時のオーステ
ナイト粒が粗大化しない上限の温度である。一方、加熱
温度が低過ぎると合金元素が十分に溶体化されず、所定
の材質が得られない。また鋼片を均一に加熱するために
長時間の加熱が必要となること、さらには圧延時の変形
抵抗が大きくなることから、エネルギーコストが増大し
て、好ましくない。このために再加熱温度の下限を95
0℃とする。
【0014】再加熱した鋼片は800℃以下の累積圧下
量が70%以上、かつAr3 点〜Ar1 点のフェライト
・オーステナイト2相域の累積圧下量が50〜100%
で圧延終了温度が650〜800℃となるように圧延し
なければならない。800℃以下の累積圧下量を70%
以上とする理由はオーステナイト未再結晶域での圧延を
強化し、変態前のオーステナイト組織の微細化を図り、
変態後の組織をフェライト−マルテンサイト・ベイナイ
トの混合組織とするためである。引張強さが950MPa
以上となる超高強度ラインパイプではとくに安全上、従
来にも増して高靭性を必要とするので、その累積圧下量
は70%としなければならない(累積圧下量は大きいほ
ど望ましく、その上限については限定しない)。
【0015】さらに本発明では、フェライト・オーステ
ナイト2相域の累積圧下量を50〜100%とし、圧延
終了温度を650〜800℃とする。これはオーステナ
イト未再結晶域で細粒化したオーステナイト組織を一層
微細化し、かつフェライトを加工してフェライトの強化
と衝撃試験時にセパレーションの発生を容易にするため
である。
【0016】2相域の累積圧下量が50%以下では、セ
パレーションの発生が十分でなく脆性き裂の伝播停止特
性の向上は得られない。一方、累積圧下量が適切であっ
ても、その圧延温度が不適切であると優れた低温靭性は
達成できない。圧延終了温度が650℃以下では、加工
によるフェライトの脆化も顕著となるので、圧延終了温
度の下限を650℃とした。しかし圧延終了温度が80
0℃以上では、オーステナイト組織の微細化やセパレー
ション発生が十分でないため、圧延終了温度の上限を8
00℃に限定した。
【0017】圧延終了後、鋼板は空冷するかまたは10
℃/秒以上の冷却速度で500℃以下の任意の温度まで
冷却する必要がある。本発明鋼では圧延後に空冷しても
マルテンサイト・ベイナイトとフェライトの混合組織が
得られるが、さらなる高強度化を図るために10℃/秒
以上の冷却速度で500℃以下の任意の温度まで冷却し
ても差し支えない。10℃/秒以上の冷却速度で冷却す
る理由はマルテンサイトの形成などによる変態強化、組
織の微細化を図るためである。冷却速度が10℃/秒以
下であったり、水冷停止温度が500℃以上であると、
変態強化による強度・低温靭性バランスの向上が十分に
期待できない。
【0018】つぎに成分元素の限定理由について説明す
る。Cの下限0.05%は母材および溶接部の強度、低
温靭性の確保ならびにNb,V添加による析出硬化、結
晶粒の微細化効果を発揮させるための最小量である。し
かしC量が多過ぎると低温靭性、現地溶接性や耐サワー
性の著しい劣化を招くので、上限を0.10%とした。
Siは脱酸や強度向上のため添加する元素であるが、多
く添加すると現地溶接性、HAZ靭性を劣化させるの
で、上限を0.6%とした。鋼の脱酸はTiあるいはA
lのみでも十分であり、Siは必ずしも添加する必要は
ない。
【0019】Mnは強度、低温靭性を確保する上で不可
欠な元素であり、その下限は1.8%である。しかしM
nが多過ぎると鋼の焼入れ性が増加して現地溶接性、H
AZ靭性を劣化させるだけでなく、連続鋳造鋼片の中心
偏析を助長し、低温靭性も劣化させるので上限を2.5
%とした。
【0020】Moを添加する理由は鋼の焼入れ性を向上
させるためである。またMoはNbと共存して制御圧延
時にオーステナイトの再結晶を強力に抑制し、オーステ
ナイト組織の微細化にも効果がある。このような効果を
得るためには、Moは最低0.35%、好ましくは0.
35%超必要である。しかし過剰なMo添加はHAZ靭
性、現地溶接性を劣化させるので、その上限を0.60
%とした。
【0021】また本発明鋼では、必須の元素としてN
b:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.0
30%を含有する。Nbは制御圧延において結晶粒の微
細化や析出硬化に寄与し、鋼を強靭化する作用を有す
る。しかしNbを0.10%以上添加すると、現地溶接
性やHAZ靭性に悪影響をもたらすので、その上限を
0.10%とした。
【0022】VはほぼNbと同様の効果を有するが、そ
の効果はNbに比較して弱い。しかし、超高強度鋼にお
けるV添加の効果は大きく、NbとVの複合添加は本発
明鋼の優れた特徴をさらに顕著なものとする。Vはフェ
ライトの加工(熱間圧延)によって歪誘起析出し、フェ
ライトを著しく強化することがわかった。その上限は現
地溶接性、HAZ靭性の点から0.10%まで許容で
き、その下限は0.01%である。
【0023】またTi添加は微細なTiNを形成し、ス
ラブ再加熱時および溶接HAZのオーステナイト粒の粗
大化を抑制してミクロ組織を微細化し、母材およびHA
Zの低温靭性を改善する。このようなTiNの効果を発
現させるためには、最低0.005%のTi添加が必要
である。しかしTi量が多過ぎると、TiNの粗大化や
TiCによる析出硬化が生じ、低温靭性が劣化するの
で、その上限は0.030%に限定しなければならな
い。
【0024】Alは通常脱酸剤として鋼に含まれる元素
で組織の微細化にも効果を有する。しかしAl量が0.
06%を超えるとAl系非金属介在物が増加して鋼の清
浄度を害するので、上限を0.06%とした。脱酸はT
iあるいはSiでも可能であり、Alは必ずしも添加す
る必要はない。
【0025】さらに本発明では、不純物元素であるP,
S,O量をそれぞれ、0.015%以下、0.001%
以下、0.003%以下とする。この主たる理由は母
材、HAZ靭性の低温靭性をより一層向上させるためで
ある。P量の低減は連続鋳造スラブの中心偏析を低減
し、粒界破壊を防止し低温靭性を向上させる。またS量
の低減は延伸化したMnSを低減して耐サワー性や延靭
性を向上させる効果がある。O量の低減は鋼中の酸化物
を少なくして、耐サワー性や低温靭性の改善に効果があ
る。したがってP,S,O量は低いほど好ましい。
【0026】NはTiNを形成してスラブ再加熱時およ
び溶接HAZのオーステナイト粒の粗大化を抑制して母
材、HAZの低温靭性を向上させる。このために必要な
最小量は0.001%である。しかし多過ぎるとスラブ
表面疵や固溶NによるHAZ靭性の劣化の原因となるの
で、その上限は0.006%に抑える必要がある。
【0027】つぎにNi,Cu,Cr,Caを添加する
理由について説明する。基本となる成分にさらにこれら
の元素を添加する主たる目的は本発明鋼の優れた特徴を
損なうことなく、製造可能な板厚の拡大や母材の強度・
靭性などの特性の向上を図るためである。したがって、
その添加量は自ら制限されるべき性質のものである。
【0028】Niを添加する目的は低炭素の本発明鋼の
強度を低温靭性や現地溶接性を劣化させることなく向上
させるためである。Ni添加はMnやCr,Mo添加に
比較して圧延組織(とくにスラブの中心偏析帯)中に低
温靭性、耐サワー性に有害な硬化組織を形成することが
少なく、強度を増加させることが判明した。しかし、添
加量が多過ぎると、経済性だけでなく、現地溶接性やH
AZ靭性などを劣化させるので、その上限を1.0%と
した。Niは連続鋳造時、熱間圧延時におけるCuクラ
ックの防止にも有効である。この場合、NiはCu量の
1/3以上添加する必要がある。
【0029】CuはNiとほぼ同様な効果を持つととも
に、耐食性、耐水素誘起割れ特性の向上にも効果があ
る。またCu析出硬化によって強度を大幅に増加させ
る。しかし過剰に添加すると析出硬化により母材、HA
Zの靭性低下や熱間圧延時にCuクラックが生じるの
で、その上限を0.7%とした。
【0030】Crは母材、溶接部の強度を増加させる
が、多過ぎると現地溶接性やHAZ靭性を著しく劣化さ
せる。このためCr量の上限は0.8%である。Ni,
Cu,Cr量の下限0.1%はそれぞれの元素添加によ
る材質上の効果が顕著になる最小量である。
【0031】Caは硫化物(MnS)の形態を制御し、
低温靭性を向上(シャルピー試験における吸収エネルギ
ーの増加など)させる。とくに衝撃試験でのセパレーシ
ョンを利用する本発明鋼ではシャルピー試験などの吸収
エネルギーは低下する傾向にあるので、Caの添加は必
須である。しかしCa量が0.001%以下では実用上
効果がなく、また0.005%を超えて添加するとCa
O−CaSが大量に生成してクラスター、大型介在物と
なり、鋼の清浄度を害するだけでなく、現地溶接性にも
悪影響をおよぼす。このためCa添加量を0.001〜
0.005%に制限した。
【0032】なお、超高強度鋼ではS,O量をそれぞれ
0.001%、0.002%以下に低減しESSP=
(Ca)〔1−124(O)〕/125(S)を0.5
≦ESSP≦10.0とすることがとくに有効である。
【0033】以上の個々の添加元素の限定に加えて本発
明では、さらにP=2.7C+0.4Si+Mn+0.
8Cr+0.45(Ni+Cu)+Mo+V−1を2.
1≦P≦3.0に制限する。これはHAZ靭性、現地溶
接性を損なうことなく、目的とする強度・低温靭性バラ
ンスを達成するためである。P値の下限を2.1とした
のは950N/mm2 以上の強度と優れた低温靭性を得る
ためである。またP値の上限を3.0としたのは優れた
HAZ靭性、現地溶接性を維持するためである。
【0034】
【実施例】転炉−連続鋳造法で種々の鋼成分の鋼片から
種々の製造法により鋼板を製造して、諸性質を調査し
た。鋼板の機械的性質は圧延と直角方向で調査した。H
AZ靭性は入熱5kJ/mm相当の再現熱サイクルを付与し
て調査した(最高加熱温度:1400℃、800〜50
0℃の冷却時間:25秒)。
【0035】また現地溶接性はY−スリット溶接割れ試
験(JIS G3158)においてHAZの低温割れ防
止に必要な最低予熱温度で評価した(溶接方法:ガスメ
タルアーク溶接、溶接棒:引張強さ100MPa 、入熱:
0.5kJ/mm、溶着金属の水素量:3cc/100g)。
【0036】実施例を表1に示す。本発明にしたがって
製造した鋼板は優れた強度・低温靭性を有する。これに
対して比較鋼は化学成分または鋼板製造条件が適切でな
く、いずれかの特性が劣る。鋼9はC量が多過ぎるた
め、低温靭性(シャルピー吸収エネルギー、遷移温
度)、HAZ靭性が劣り、かつ溶接時の予熱温度も高
い。鋼10はMn添加量、P値が高過ぎるため、母材お
よびHAZ靭性が劣り、かつ溶接時の予熱温度も著しく
高い。
【0037】鋼11はNbが添加されていないため、N
b添加鋼よりもやや強度が低く、シャルピー遷移温度が
高く(強度・低温靭性バランスが悪い)、またHAZ靭
性も劣る。鋼12はTiが添加されていないため、シャ
ルピー遷移温度が高く、HAZ靭性が劣る。鋼13はM
o添加量が多過ぎるため、溶接時に予熱を必要とする。
鋼14はMo量が少な過ぎるため、目標とする強度が達
成できない。鋼15はVが添加されていないため、母材
の強度・低温靭性バランスが劣る。
【0038】鋼16は化学成分は適当であるが、製造条
件中の鋼片再加熱開始温度が高過ぎるため、シャルピー
遷移温度が高い。鋼17は鋼片の再加熱温度が低過ぎる
ため、溶体化が不十分で強度が低い。鋼18は900℃
以下の累積圧下量が少な過ぎるため、低温靭性が今一歩
である。鋼19はオーステナイト−フェライト2相域で
の累積圧下量が少な過ぎるため、シャルピー遷移温度が
高い。鋼20は2相域での圧延がなく圧延終了温度が高
過ぎるため、低温靭性が劣る。鋼21は圧延終了温度が
低過ぎるため、低温靭性が劣る。鋼22は水冷停止温度
が高過ぎるため強度が低い。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【発明の効果】本発明により低温靭性、現地溶接性が優
れた超高強度の鋼板が安定して製造できるようになっ
た。その結果、パイプラインの安全性が著しく向上する
とともに、パイプラインの施工能率、輸送効率の飛躍的
な向上が可能となった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボット内視鏡に、関
するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、体内の細胞採取が可能で、癌
の診断発見に不可欠である。しかし、操作に充分な熟練
と、経験を積まないと、患者に苦痛を与え、検査不能に
なる。内視鏡は全てが手動で、操作技術の伝承に於い
て、先端が外から見えず、手加減の伝承は、口頭では表
現出来ず、マンツーマンでも困難である。これからの検
査需要の増加に対し、熟練の医師は絶対的に不足であ
り、内視鏡のロボット化は、早くから実現が要望される
が、未だに存在しない。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】充分な熟練と、経験を
積んだ技術を、肩代わりする安全なロボットを、発明す
る事である。
【0004】
【発明の解決するための手段】スイッチの操作盤(1)
と、電算回路(2)と、出力回路(3)と、縦軸制御モ
ーター(4)と、内視鏡の制御ボックス(6)と、内視
鏡の先端(7)と、移動支持台(8)と、内視鏡と平行
なヒンジ(9)からなる、ロボット内視鏡。そして、ス
イッチの操作盤(1)の、原点復帰のスイッチを押す
と、内視鏡の先端(7)が、曲がりから直線状に変化し
て止まる、ロボット内視鏡。そして、内視鏡の制御ボク
ス(6)と、移動支持台(8)の間に、内視鏡と平行な
ヒンジ(9)を、設け内視鏡の先端(7)に、回転を与
える事の出来る、ロボット内視鏡。
【0005】
【作用】内視鏡先端(7)の、動く方向は、常に、映像
の上下軸と一致する。従って、内視鏡と平行なヒンジ
(9)を動かし、映像の曲げの方向を回転させ、映像の
上下の軸に一致させる。尚、ヒンジの回転は、大腸の摩
擦の除去にも使用する。スイッチの操作盤(1)は、5
種類のスイッチからなる。つまり電源と、上下切替、曲
げ、原点復帰、そして緊急停止である。スイッチの操作
盤(1)の、曲げのスイッチを押すと、縦軸制御モータ
ー(4)が作動し、先端が上下軸の方向に動き、原点復
帰のスイッチを押すと、先端が伸びの方向に動く。最終
的には先端が直線状になって、自動的に止まる。また曲
げの大きさや先端の位置は、スイッチの押す時間で、自
由に変えられる。以下の操作手順の説明において、内視
鏡の先端(7)を、先端、と呼び、曲げのスイッチを、
曲げ、原点復帰のスイッチを、復帰、と省略して呼ぶ。
モニター映像を見て、大腸内部の節々に、先端を挿入
し、復帰、を押す。ここの所は、映像に映らず、外から
見えないが、先端は腸管の節を捕らえて、伸びの方向に
移動して止まり、それに繋がる新しい節が、次々に現れ
る。同様にまた次の節を捕らえて復帰、を押す。この曲
げ、と復帰、交互に繰り返えし、先端を往復させ、次々
に現れる大腸の節を、先端で串刺にして行く。S字結腸
では、時折先端を曲げたまま、引き戻しをして、挿入の
腸管の長さの圧縮をする。先端が下行結腸に達したら、
先端を曲げて中へ押し込み、復帰、を押す。今度は先端
が固定され、手前が直線状になり、そのまま奥へ押し込
める。基本的にこの一連の操作を、細かく繰り返す事
で、先端を盲腸まで、無理なく進める事が出来る。検査
で内視鏡を引き抜く時には、電源を切る。縦軸制御モー
ター(4)が電気的に解放され、先端も大腸の曲りに沿
って、軽く動くようになる。
【0006】
【実施例】従来の内視鏡を、内視鏡の制御ボックスに、
脱着させ一体で使用する。内視鏡の制御ボックスには、
縦軸制御モーターが内蔵され、その作動で内視鏡の先端
が動く構造である。そして全体は、移動支持台にて支持
される。またスイッチの操作盤も、内視鏡の制御ボック
スと、一体になっている。電算回路の主要部分はパルス
発信器であり、縦軸制御モーターには、多極型のステッ
ピング・モーターが採用される。
【0007】
【発明の効果】 1、内視鏡から両手が離れ、先端を曲げたり、延ばした
り、又は回転したりの、三要素の、操作の繰り返しを、
片手の指一本で、迅速にして確実、疲労がない。 2、先端を、曲げから直線に戻す、繰り返しの操作は、
外から確認出来ず、手動では不安を感じるが、ロボット
なら、原点復帰の機能があり、安心である。 3、先端の回転の操作を手動では、内視鏡を支える腕
を、左右に捩り、無理な姿勢で疲れるが、ロボットで
は、これをヒンジを動かす方式で、非常に楽である。 4、手動では外から見えず、手の感触に頼り、伝承は難
しいが、ロボットは、見えない所で、先端が自分で動
き、自動的に止まるので、伝承は簡単である。 5、ロボットの使用で、大腸検査が楽になり、大腸癌の
早期発見、死亡の低下。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ロボット内視鏡の、全体の構成を示す
図である。
【符号の説明】 1.スイッチの操作盤 2.電算回路 3.出力回路 4.縦軸制御モーター 6.内視鏡の制御ボックス 7.内視鏡の先端 8.移動支持台 9.内視鏡と平行なヒンジ
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 卓也 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 C :0.05〜0.10%、 Si:0.6%以下、 Mn:1.8〜2.5%、 P :0.015%以下、 S :0.001%以下、 Mo:0.35%超〜0.60%、 Nb:0.01〜0.10%、 V :0.01〜0.10%、 Ti:0.005〜0.030%、 Al:0.06%以下、 N :0.001〜0.006%、 O :0.003%以下を含有し、残部が鉄および不可
    避的不純物からなり、下記の式で定義されるP値が2.
    1〜3.0の範囲にある鋼片を950〜1050℃の温
    度に再加熱後、800℃以下の累積圧下量が70%以
    上、かつAr3 点〜Ar1 点のフェライト・オーステナ
    イト2相域の累積圧下量が50%以上で、圧延終了温度
    が650〜800℃となるように圧延を行い、その後空
    冷または10℃/秒以上の冷却速度で500℃以下の任
    意の温度まで冷却することを特徴とする引張強さが95
    0MPa以上の低温靭性の著しく優れた超高強度鋼板の製
    造方法。 P= 2.7C+ 0.4Si+Mn+ 0.8Cr+0.45(Ni+
    Cu)+Mo+V−1
  2. 【請求項2】 重量%で、 C :0.05〜0.10%、 Si:0.6%以下、 Mn:1.8〜2.5%、 P :0.015%以下、 S :0.001%以下、 Mo:0.35%超〜0.60%、 Nb:0.01〜0.10%、 V :0.01〜0.10%、 Ti:0.005〜0.030%、 Al:0.06%以下、 N :0.001〜0.006%、 O :0.003%以下に必要に応じて、 Ni:0.1〜1.0%、 Cu:0.1〜0.7%、 Cr:0.1〜0.8%、 Ca:0.001〜0.005%の一種または二種以上
    を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、下
    記の式で定義されるP値が2.1〜3.0の範囲にある
    鋼片を950〜1050℃の温度に再加熱後、800℃
    以下の累積圧下量が70%以上、かつAr3 点〜Ar1
    点のフェライト・オーステナイト2相域の累積圧下量が
    50%以上で、圧延終了温度が650〜800℃となる
    ように圧延を行い、その後空冷または10℃/秒以上の
    冷却速度で500℃以下の任意の温度まで冷却すること
    を特徴とする引張強さが950MPa 以上の低温靭性の著
    しく優れた超高強度鋼板の製造方法。 P= 2.7C+ 0.4Si+Mn+ 0.8Cr+0.45(Ni+
    Cu)+Mo+V−1
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KR1019960705573A KR100222302B1 (ko) 1995-02-03 1996-01-26 저항복비를 가지는 저온인성이 우수한 고강도 라인파이프강재
CN96190145A CN1148416A (zh) 1995-02-03 1996-01-26 具有低屈服比和优良低温韧性的高强度干线用管钢
AU44966/96A AU677540B2 (en) 1995-02-03 1996-01-26 High-strength line-pipe steel having low yield ratio and excellent low-temperature toughness
US08/718,567 US5755895A (en) 1995-02-03 1996-01-26 High strength line pipe steel having low yield ratio and excellent in low temperature toughness
DE69607702T DE69607702T2 (de) 1995-02-03 1996-01-26 Hochfester Leitungsrohrstahl mit niedrigem Streckgrenze-Zugfestigkeit-Verhältnis und ausgezeichneter Tieftemperaturzähigkeit
PCT/JP1996/000157 WO1996023909A1 (fr) 1995-02-03 1996-01-26 Acier de canalisation extremement resistant possedant un rapport d'ecoulement peu eleve et une excellente resistance a basse temperature
EP96901131A EP0757113B1 (en) 1995-02-03 1996-01-26 High-strength line-pipe steel having low yield ratio and excellent low-temperature toughness
CA002187028A CA2187028C (en) 1995-02-03 1996-01-26 High strength line pipe steel having low yield ratio and excellent low temperature toughness
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006009109A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Kobe Steel Ltd 溶接継手部の低温靭性に優れた鋼板
WO2012060405A1 (ja) 2010-11-05 2012-05-10 新日本製鐵株式会社 高強度鋼板及びその製造方法
JP2015054983A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 Jfeスチール株式会社 高靭性高延性高強度熱延鋼板及びその製造方法

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