JPH082684Y2 - 現像装置のローラー支持構造 - Google Patents

現像装置のローラー支持構造

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JPH082684Y2
JPH082684Y2 JP474389U JP474389U JPH082684Y2 JP H082684 Y2 JPH082684 Y2 JP H082684Y2 JP 474389 U JP474389 U JP 474389U JP 474389 U JP474389 U JP 474389U JP H082684 Y2 JPH082684 Y2 JP H082684Y2
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roller
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JP474389U
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理人 大橋
伸児 長綱
猛文 足立
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機などの画像形成装置に装備される現像
装置のローラー支持構造に関する。
(従来の技術) 第6図において、符号2は感光体としての感光体ドラ
ムを示し、この感光体ドラム2の周面には図示しない周
知の潜像形成装置によって静電潜像が形成される。
感光体ドラム2の近傍には現像装置1が配置されてい
る。この現像装置1には現像ローラー4が備えられてお
り、この現像ローラー4の周面の一部がトナータンクの
開口部1aから露出している。現像ローラー4の周面の一
部は感光体ドラム2に接触しており、この接触領域に現
像領域が形成されている。
接触ローラーとしてのトナー補給ローラー6、薄層ロ
ーラー7および回収ローラー8は図示しない機構によっ
て現像ローラー4に対し圧接離間動作できるようになっ
ている。さらにこれらの接触ローラー6、7、8は図示
しないばねなどの付勢部材の付勢力によって、現像ロー
ラー4にそれぞれ接触している。
現像ローラー4は図示しない駆動ギャをその端部に有
しており、この駆動ギャは回収ローラー8に設けられて
いる図示しない従動ギャに噛み合っている。また補給ロ
ーラー6と薄層ローラー7にもそれぞれ図示しない従動
ギャが設けられており、これら従動ギャには図示しない
駆動ギャが噛み合っている。
この現像装置1では、図示しないモータによって現像
ローラー4がB方向へ回転され、この回転力が現像ロー
ラー4の駆動ギャから回収ローラー8の従動ギャに伝達
され、回収ローラー8は現像ローラー4とは逆方向のE
方向へ回転される。また補給ローラー6と薄層ローラー
7の従動ギャに駆動ギャから動力が伝達され、補給ロー
ラー6は現像ローラー4と同方向であるC方向へ、そし
て薄層ローラー7は現像ローラー4と同方向のD方向
へ、それぞれ回転する。
トナータンク5内に蓄えられている現像剤としてのト
ナーがアジテータ9によって攪拌され、摩擦帯電され
る。そして補給ローラー6によって現像ローラー4の周
面に補給され、この現像ローラー4上のトナーが、薄層
ローラー7によって均一薄層化される。さらに回転する
現像ローラー4上のトナーは、前記現像領域に搬送さ
れ、トナーが感光体ドラム2上の静電潜像に供給され
て、感光体ドラム2上にトナー像が形成される。
現像動作終了後、現像ローラー4はさらに回転され、
現像ローラー4上に残っているトナーは、回収ローラー
8によって除去され、この回収ローラー8上に回収され
たトナーはスクレッパー12によって掻き取られて、トナ
ータンク5内に収容される。
現像装置1において、高画質を得るためには、現像ロ
ーラー4上のトナーの厚さを一定にするとともに、現像
後に現像ローラー4に残っているトナーを完全に除去す
る必要がある。そのためには現像ローラー4に対し補給
ローラー6、薄層ローラー7、回収ローラー8をそれぞ
れ均一に接触するようにしなければならない。
ところが現像ローラー4は製作上の誤差などによって
周面に凹凸があったり、両ローラーに振れがあるので、
高画質を得るためには接触ローラーを現像ローラー4に
均一に接触させる手段が必要となる。かかる手段とし
て、接触ローラーを現像ローラー4に接触離間動作でき
るようにし、ばねなどによって現像ローラー4に対して
圧接させ、現像ローラー4の凹凸や振れなどに追従でき
るようにすることが考えられている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら従来の接触ローラーに支持構造では、接
触ローラーの可動範囲が規制されていないため、接触ロ
ーラーが現像ローラー4に追従する動作の際、接触ロー
ラーに備えられている従動ギャとこの従動ギャに噛み合
っている駆動ギャとの間に大きな押圧力が加わると、両
ギャの歯先と歯底が干渉し、円滑な回転伝達が損なわれ
るばかりでなくギャを破損するおそれがある。
オルダム継手を用いて動力だけを伝達する構成とする
ことも考えられているが装置が複雑化、大型化する問題
点がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たものであり、感光体に現像剤を供給するための現像ロ
ーラーと、この現像ローラーに接触離間動作自在で、且
つ従動ギャを有する接触ローラーと、この接触ローラー
の従動ギャに噛み合って動力を伝達し、接触ローラーを
回転させる駆動ギャと、接触ローラーを現像ローラーに
圧接させる付勢機構とを具備する現像装置において、前
記接触ローラーの移動を前記従動ギャと駆動ギャの歯先
と歯底が干渉しない範囲に規制する移動範囲規制手段が
具備されてなる現像装置のローラー支持構造である。
(作用) 本考案によれば、接触ローラーの移動を従動ギャと駆
動ギャの歯先と歯底が干渉しない範囲に規制する移動範
囲規制手段が具備されているので、現像ローラーと接触
ローラーとの圧接により、接触ローラーが移動されて
も、その移動範囲は、従動ギャと駆動ギャの歯先と歯底
が干渉しない範囲に規制される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図から第5図に示す本考案の現像装置のローラー
支持構造は、第6図に示した現像装置と同様のものに採
用されるので、実施例については本考案の要旨となるロ
ーラーの支持部分についてのみ記載するにとどめ、その
他の構成については従来例と同じ符号を付すに止め、そ
の説明は省略する。
第1図、第2図において、現像ローラー4はJISA硬度
で35度程度の弾性力を有するNBRゴムによって製作され
ている。この現像ローラー4の両側に設けられている軸
4aは、現像装置の側板26に固設されている軸受25によっ
て回動自在に支持されている。この軸4aの端部には駆動
ギャ20が固設されている。
回収ローラー8の両側に設けられている軸8aは軸受22
によって回動自在に支持されている。軸8aの端部には、
従動ギャ21が固設されている。
側板26には長穴23が形成されており、この長穴23に軸
受22がはめ込まれている。長穴23は、現像ローラー3の
軸4aと回収ローラー8の軸8aとを結ぶ方向に延びてい
る。回収ローラー8は、両ローラーの軸心を結ぶ延長線
方向へ軸受22が長穴23内で動くことができる距離だけ移
動でき、現像ローラー4に対し、接触離間動作できるよ
うになっている。
したがって従動ギャ21も駆動ギャ20に対し、両ギャの
軸心、すなわち両ローラーの軸心を結ぶ延長線方向へ移
動できるようになっている。
軸受22には付勢部材としてのスプリング24が取付けら
れており、このスプリング24の弾力によって、回収ロー
ラー8は現像ローラー4に圧接している。さらにこの付
勢力によって従動ギャ21は駆動ギャ20に噛み合ってい
る。
長穴23は軸受22が現像ローラー4に近づく方向へ移動
した場合に、第3図に示す駆動ギャ20の歯先20aと歯底2
0bと従動ギャ21の歯先21aと歯底21bが干渉しない寸法に
設定されている。
これら軸受22と長穴23によって移動範囲規制手段が構
成されている。
次に実施例のローラー支持構造の動作について説明す
る。
図示しないモータによって現像ローラー4が回動さ
れ、現像ローラー4とともに駆動ギャ20も駆動される。
その駆動ギャ20の回転力は従動ギャ21に伝達され、回収
ローラー8は現像ローラー4に圧接した状態で回転す
る。回収ローラー8は現像ローラー4の周面の凹凸など
によって、回収ローラー8は長穴23が延びる方向へ移動
する。
そして、回収ローラー8が現像ローラ4に近づく方向
へ移動した際、軸受22の現像ローラー4側の端面が長穴
23の壁面に当接し、回収ローラー8の移動量を規制す
る。前述のように、長穴23は所定の寸法に設定されてい
るので、駆動ギャ20の歯先20a,20bと従動ギャ21の歯先2
1a,歯底21bが互いに干渉することはない。
従動ギャ21が駆動ギャ20から受ける力Fgは、両ギャの
接線からギャの圧力角αだけずれた方向へ加わるが、回
収ローラー8の動作方向は長穴23によって、駆動ギャ20
の軸心と従動ギャ21の軸心とを結ぶ延長線上のみに規制
されているので、回収ローラー8を現像ローラー4から
引き離そうとする力は、Fg sinαとなる。通常α=20
度であり、また回収ローラー8の回転トルクはあまり大
きくないので、実際上、問題となることはない。
第4図に示す第二実施例について説明する。
同図において、薄層ローラー7の両側に固設されてい
る軸7aを回動自在に支持している軸受32は現像装置の側
板に形成された長穴33に動作自在に支持されている。薄
層ローラー7は自重によって現像ローラー4に付勢され
ている。
薄層ローラー7の軸7aには従動ギャ31が固設されてお
り、この従動ギャ31は駆動ギャ30に噛み合っている。
長穴33は、薄層ローラー7と現像ローラー4の回転動
作の際、薄層ローラー7が現像ローラー4から離れた
際、従動ギャ31と駆動ギャ30と歯先と歯底が干渉しない
寸法に形成されている。
また長穴33は、薄層ローラー7が従動ギャ31と駆動ギ
ャ30を結ぶ延長線から、ギャの圧力角αだけ傾いた方向
へ延びている。したがって薄層ローラー7の現像ローラ
ー4に対する可動方向への分力をなくすことができるよ
うなる。よって薄層ローラー7の現像ローラー4の接触
状態をより安定させることができる。なお、長穴33の駆
動ギャ側の壁面34には、スポンジ、ゴムなどの弾性体が
貼付されている。したがって軸受32と長穴33とが接触す
る際のショックを吸収することができる。
第5図に示す第三実施例について説明する。
補給ローラー6はウレタン発泡体によって構成されて
おり、弾性を有している。この補給ローラー6の軸受42
は現像装置の側板に形成されている長穴43に、第一実施
例に示した回収ローラー8の軸受22と同様に移動自在に
はめ込まれている。またスプリング44によって現像ロー
ラー4の方向へ付勢されている。
補給ローラー6の両側の軸6aには従動ギャ41が固設さ
れ、この従動ギャ41には駆動ギャ40が噛み合っており、
この駆動ギャ40の回転によって従動ギャ41に動力が伝達
され、補給ローラー6が回転する。
なお、本考案は複写機に限らず、各種プリンタ、ファ
クシミリなどに応用することが可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、接触ローラーの移動を
従動ギャと駆動ギャの歯先と歯底が干渉しない範囲に規
制する移動範囲規制手段を具備したので、簡単な構成に
よって接触ローラーを現像ローラーに対し均一に接触で
き、現像ローラーの凹凸などにより、接触ローラーに押
圧力が加わっても、従動ギャと駆動ギャの破損を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例の回収ローラーの支持構造の平面
図、第2図は第1図の断面図、第3図は従動ギャと駆動
ギャを示す図、第4図は第二実施例を示す図、第5図は
第三実施例を示す図、第6図従来例を示す図である。 1……現像装置、4……現像ローラー、6……補給ロー
ラー、7……薄層ローラー、8……回収ローラー、20,3
0,40……駆動ギャ、21,31,41……従動ギャ、22,32,42…
…軸受、23,33,43……長穴、24,44……スプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−33944(JP,A) 特開 昭62−209469(JP,A) 特開 昭62−280866(JP,A) 特開 平1−252981(JP,A) 実開 昭63−4559(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体に現像剤を供給するための現像ロー
    ラーと、この現像ローラーに接触離間動作自在で、且つ
    従動ギャを有する接触ローラーと、この接触ローラーの
    従動ギャに噛み合って動力を伝達し、接触ローラーを回
    転させる駆動ギャと、接触ローラーを現像ローラーに圧
    接させる付勢機構とを具備する現像装置において、前記
    接触ローラーの移動を前記従動ギャと駆動ギャの歯先と
    歯底が干渉しない範囲に規制する移動範囲規制手段が具
    備されていることを特徴とする現像装置のローラー支持
    構造。
JP474389U 1989-01-19 1989-01-19 現像装置のローラー支持構造 Expired - Lifetime JPH082684Y2 (ja)

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JP474389U JPH082684Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 現像装置のローラー支持構造

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JP474389U JPH082684Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 現像装置のローラー支持構造

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JPH0298350U JPH0298350U (ja) 1990-08-06
JPH082684Y2 true JPH082684Y2 (ja) 1996-01-29

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JP2012113184A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Ricoh Co Ltd トナーカートリッジ及びこのトナーカートリッジを用いたプロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを用いた画像形成装置

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