JPH08268296A - チルト式ステアリング用揺動支持装置 - Google Patents
チルト式ステアリング用揺動支持装置Info
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- JPH08268296A JPH08268296A JP7073132A JP7313295A JPH08268296A JP H08268296 A JPH08268296 A JP H08268296A JP 7073132 A JP7073132 A JP 7073132A JP 7313295 A JP7313295 A JP 7313295A JP H08268296 A JPH08268296 A JP H08268296A
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- steering column
- circular holes
- diameter circular
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持ブラケット5bに対して後部ステアリン
グコラム4bの前端部を枢支する作業の容易化を図る。 【構成】 左右1対の枢支ピン6b、6bの小径部28
a、28aを後部ステアリングコラム4bに形成した小
径円孔42、42に挿入する。同じく大径部27a、2
7aを支持ブラケット5bの大径円孔44、44に圧入
する。上下方向に設けた係止孔48に上方から圧入した
スプリングピン49、49の中間部を、上記大径部27
a、27aに形成した係止凹溝46、46に係合させ
る。
グコラム4bの前端部を枢支する作業の容易化を図る。 【構成】 左右1対の枢支ピン6b、6bの小径部28
a、28aを後部ステアリングコラム4bに形成した小
径円孔42、42に挿入する。同じく大径部27a、2
7aを支持ブラケット5bの大径円孔44、44に圧入
する。上下方向に設けた係止孔48に上方から圧入した
スプリングピン49、49の中間部を、上記大径部27
a、27aに形成した係止凹溝46、46に係合させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るチルト式ステアリ
ング用揺動支持装置は、自動車用操舵装置を構成するス
テアリングコラムを、車体に対して揺動自在に支持する
部分の改良に関する。
ング用揺動支持装置は、自動車用操舵装置を構成するス
テアリングコラムを、車体に対して揺動自在に支持する
部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢等に応じてステ
アリングホイールの高さを変えられる様にした、所謂チ
ルト式ステアリングと呼ばれる、ステアリングホイール
の高さ調節装置が、従来から知られている。この様なチ
ルト式ステアリングとして従来から、例えば実公平2−
34145号公報に記載されたものが知られている。
アリングホイールの高さを変えられる様にした、所謂チ
ルト式ステアリングと呼ばれる、ステアリングホイール
の高さ調節装置が、従来から知られている。この様なチ
ルト式ステアリングとして従来から、例えば実公平2−
34145号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この公報に記載されたチルト式ステアリン
グは、所謂首振り型と呼ばれるもので、図5〜8に示す
様に構成されている。ステアリングシャフト1を挿通す
る為、筒状に形成されたステアリングコラム2は、前部
ステアリングコラム3と後部ステアリングコラム4とに
二分割されている。これら両ステアリングコラム3、4
は、車体に支持固定した支持ブラケット5部分で連結し
ている。そして、このうちの後部ステアリングコラム4
を、上記支持ブラケット5に互いに同心に設けた枢支ピ
ン6、6を中心に揺動自在としている。
グは、所謂首振り型と呼ばれるもので、図5〜8に示す
様に構成されている。ステアリングシャフト1を挿通す
る為、筒状に形成されたステアリングコラム2は、前部
ステアリングコラム3と後部ステアリングコラム4とに
二分割されている。これら両ステアリングコラム3、4
は、車体に支持固定した支持ブラケット5部分で連結し
ている。そして、このうちの後部ステアリングコラム4
を、上記支持ブラケット5に互いに同心に設けた枢支ピ
ン6、6を中心に揺動自在としている。
【0004】これら各枢支ピン6、6はボルト状に造ら
れており、それぞれの外端部に形成された大径の頭部2
2、22とそれぞれの先端部に形成された雄ねじ部2
3、23との間に、それぞれ円柱部24、24を形成し
ている。これら各円柱部24、24の外径は、上記各雄
ねじ部23、23の外径よりも大きく、上記各頭部2
2、22の外径よりも小さい。この様な上記各枢支ピン
6、6は、上記各雄ねじ部23、23を上記後部ステア
リングコラム4に形成したねじ孔25、25に螺合緊締
した状態で、上記各円柱部24、24を上記支持ブラケ
ット5に形成した円孔26、26内に位置させる。従っ
て上記後部ステアリングコラム4は、上記各枢支ピン
6、6を中心として揺動自在となる。
れており、それぞれの外端部に形成された大径の頭部2
2、22とそれぞれの先端部に形成された雄ねじ部2
3、23との間に、それぞれ円柱部24、24を形成し
ている。これら各円柱部24、24の外径は、上記各雄
ねじ部23、23の外径よりも大きく、上記各頭部2
2、22の外径よりも小さい。この様な上記各枢支ピン
6、6は、上記各雄ねじ部23、23を上記後部ステア
リングコラム4に形成したねじ孔25、25に螺合緊締
した状態で、上記各円柱部24、24を上記支持ブラケ
ット5に形成した円孔26、26内に位置させる。従っ
て上記後部ステアリングコラム4は、上記各枢支ピン
6、6を中心として揺動自在となる。
【0005】又、支持ブラケット5と後部ステアリング
コラム4との間には、上記枢支ピン6、6を中心として
揺動するチルトレバー7により係脱自在な、係止機構を
設けている。この係止機構の1例に就いて詳しく説明す
ると、ダッシュボード8の下面等に於いて車体に固定さ
れる支持ブラケット5に設けた枢支ピン6、6により、
後部ステアリングコラム4の一端を上記支持ブラケット
5に枢支すると共に、この後部ステアリングコラム4の
下面に、第一の係合部材9を固定している。この第一の
係合部材9の下面は、上記枢支ピン6、6を中心とする
円弧状凸面を成しており、この下面に第一の係合歯10
を形成している。
コラム4との間には、上記枢支ピン6、6を中心として
揺動するチルトレバー7により係脱自在な、係止機構を
設けている。この係止機構の1例に就いて詳しく説明す
ると、ダッシュボード8の下面等に於いて車体に固定さ
れる支持ブラケット5に設けた枢支ピン6、6により、
後部ステアリングコラム4の一端を上記支持ブラケット
5に枢支すると共に、この後部ステアリングコラム4の
下面に、第一の係合部材9を固定している。この第一の
係合部材9の下面は、上記枢支ピン6、6を中心とする
円弧状凸面を成しており、この下面に第一の係合歯10
を形成している。
【0006】一方、上記支持ブラケット5に設けた横軸
11には、上記チルトレバー7の揺動に伴って上記第一
の係合部材9と係脱する、第二の係合部材12の一端
(図6、8の左端)を枢支している。この第二の係合部
材12の他端部上縁(図6の右端部上縁)には、上記第
一の係合部材9の下面に形成した第一の係合歯10と係
脱自在な、第二の係合歯13を形成している。又、上記
枢支ピン6、6に中間部を枢支したチルトレバー7の下
端部にその端部を結合した軸14には、ローラ15を支
承し、このローラ15の上面を、上記第二の係合部材1
2の下面に当接させている。更に、上記チルトレバー7
に固定の揺動板16に形成した傾斜長孔17には、上記
第二の係合部材12の側面から突出したピン18を係合
させている。
11には、上記チルトレバー7の揺動に伴って上記第一
の係合部材9と係脱する、第二の係合部材12の一端
(図6、8の左端)を枢支している。この第二の係合部
材12の他端部上縁(図6の右端部上縁)には、上記第
一の係合部材9の下面に形成した第一の係合歯10と係
脱自在な、第二の係合歯13を形成している。又、上記
枢支ピン6、6に中間部を枢支したチルトレバー7の下
端部にその端部を結合した軸14には、ローラ15を支
承し、このローラ15の上面を、上記第二の係合部材1
2の下面に当接させている。更に、上記チルトレバー7
に固定の揺動板16に形成した傾斜長孔17には、上記
第二の係合部材12の側面から突出したピン18を係合
させている。
【0007】上述の様に構成される為、上記チルトレバ
ー7を図6で反時計方向に揺動させると、ローラ15が
第二の係合部材12の他端部(図6の右端部)下方から
退避すると同時に、上記傾斜長孔17とピン18との係
合に基づき、上記第二の係合部材12の他端部が下方に
変位する。この結果、この第二の係合部材12の他端部
上面に形成した第二の係合歯13と、後部ステアリング
コラム4の下面に固定した第一の係合部材9下面の第一
の係合歯10との係合が外れ、(後部ステアリングコラ
ム4の側面に突設したピン19が、支持ブラケット5に
形成した円弧状長孔20の内側で変位できる範囲内で)
後部ステアリングコラム4が枢支ピン6、6を中心とし
て揺動自在となる。そして、この揺動に基づいて、この
後部ステアリングコラム4の内側を挿通したステアリン
グシャフト1の端部に固定したステアリングホイールの
高さ位置の調節が自在となる。
ー7を図6で反時計方向に揺動させると、ローラ15が
第二の係合部材12の他端部(図6の右端部)下方から
退避すると同時に、上記傾斜長孔17とピン18との係
合に基づき、上記第二の係合部材12の他端部が下方に
変位する。この結果、この第二の係合部材12の他端部
上面に形成した第二の係合歯13と、後部ステアリング
コラム4の下面に固定した第一の係合部材9下面の第一
の係合歯10との係合が外れ、(後部ステアリングコラ
ム4の側面に突設したピン19が、支持ブラケット5に
形成した円弧状長孔20の内側で変位できる範囲内で)
後部ステアリングコラム4が枢支ピン6、6を中心とし
て揺動自在となる。そして、この揺動に基づいて、この
後部ステアリングコラム4の内側を挿通したステアリン
グシャフト1の端部に固定したステアリングホイールの
高さ位置の調節が自在となる。
【0008】この様にしてステアリングホイールの高さ
位置を調節したならば、上記チルトレバー7を図6の時
計方向に揺動させる。この揺動に伴って、上記ローラ1
5が第二の係合部材12の他端部下方に進入し、この第
二の係合部材12の他端部を上方に押し上げて、この他
端部上面に形成した第二の係合歯13と、後部ステアリ
ングコラム4の下面に固定した第一の係合部材9の下面
に形成した第一の係合歯10とを係合させる。この結
果、上記後部ステアリングコラム4が枢支ピン6、6を
中心に回転しない様にして、ステアリングホイールを、
高さ調節された位置のままに保持する。この状態に於い
て、上記チルトレバー7には、引っ張りばね21によ
り、図6で時計方向に揺動しようとする弾力が付与され
る為、上記ローラ15が第二の係合部材12の下方か
ら、不用意に退避する事はない。
位置を調節したならば、上記チルトレバー7を図6の時
計方向に揺動させる。この揺動に伴って、上記ローラ1
5が第二の係合部材12の他端部下方に進入し、この第
二の係合部材12の他端部を上方に押し上げて、この他
端部上面に形成した第二の係合歯13と、後部ステアリ
ングコラム4の下面に固定した第一の係合部材9の下面
に形成した第一の係合歯10とを係合させる。この結
果、上記後部ステアリングコラム4が枢支ピン6、6を
中心に回転しない様にして、ステアリングホイールを、
高さ調節された位置のままに保持する。この状態に於い
て、上記チルトレバー7には、引っ張りばね21によ
り、図6で時計方向に揺動しようとする弾力が付与され
る為、上記ローラ15が第二の係合部材12の下方か
ら、不用意に退避する事はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され使用される、従来のチルト式ステアリング装置
に組み込まれて後部ステアリングコラム4の前端部を枢
支する揺動支持装置の場合、組立作業が面倒で、チルト
式ステアリングの製造作業の能率が悪かった。即ち、従
来装置の場合には、後部ステアリングコラム4の左右両
側面に形成したねじ孔25、25に枢支ピン6、6の雄
ねじ部23、23を螺合し更に緊締する作業が必要にな
る。この螺合緊締作業は、上記枢支ピン6、6が弛んで
脱落したり、反対にきつく締め過ぎてねじ山を破損する
事を防止する為、所定の締め付けトルクで行なう必要が
あり、面倒である。
構成され使用される、従来のチルト式ステアリング装置
に組み込まれて後部ステアリングコラム4の前端部を枢
支する揺動支持装置の場合、組立作業が面倒で、チルト
式ステアリングの製造作業の能率が悪かった。即ち、従
来装置の場合には、後部ステアリングコラム4の左右両
側面に形成したねじ孔25、25に枢支ピン6、6の雄
ねじ部23、23を螺合し更に緊締する作業が必要にな
る。この螺合緊締作業は、上記枢支ピン6、6が弛んで
脱落したり、反対にきつく締め過ぎてねじ山を破損する
事を防止する為、所定の締め付けトルクで行なう必要が
あり、面倒である。
【0010】これに対して特願平5−230026号に
は、図9に示す様に、大径部27、27と小径部28、
28とを段部29、29により連続させた枢支ピン6
a、6aにより、支持ブラケット5aに後部ステアリン
グコラム4aを枢支する構造が記載されている。この構
造では、上記大径部27、27を上記支持ブラケット5
aと補強板30、30とに形成した円孔31、31に内
嵌固定すると共に、上記各小径部28、28を上記後部
ステアリングコラム4aの両側壁に支持した円筒状のス
リーブ32、32の内側に挿入している。そして、上記
補強板30、30の一部を上記各円孔31、31の直径
方向内側にかしめる事で、上記各枢支ピン6a、6aの
抜け止めを図っている。
は、図9に示す様に、大径部27、27と小径部28、
28とを段部29、29により連続させた枢支ピン6
a、6aにより、支持ブラケット5aに後部ステアリン
グコラム4aを枢支する構造が記載されている。この構
造では、上記大径部27、27を上記支持ブラケット5
aと補強板30、30とに形成した円孔31、31に内
嵌固定すると共に、上記各小径部28、28を上記後部
ステアリングコラム4aの両側壁に支持した円筒状のス
リーブ32、32の内側に挿入している。そして、上記
補強板30、30の一部を上記各円孔31、31の直径
方向内側にかしめる事で、上記各枢支ピン6a、6aの
抜け止めを図っている。
【0011】この図9に示した様な構造の場合には、円
孔31、31及びスリーブ32、32の内側に枢支ピン
6a、6aを圧入若しくは挿入する作業は容易である
が、これら各枢支ピン6a、6aの抜け止めを図るべ
く、上記各補強板30、30の一部をかしめる作業が面
倒である。特に、中空管状の後部ステアリングコラム4
aを挟んで設けられた1対の補強板30、30の一部を
かしめる為、この後部ステアリングコラム4aの剛性が
不十分である場合には、この後部ステアリングコラム4
a内に受型を挿入する等により、この後部ステアリング
コラム4aの変形防止を図る必要がある。この様な受型
の出し入れ作業は面倒で、やはりチルト式ステアリング
の製造作業の能率を悪くする。本発明のチルト式ステア
リング用揺動支持装置は、上述の様な不都合を何れも解
消すべく考えたものである。
孔31、31及びスリーブ32、32の内側に枢支ピン
6a、6aを圧入若しくは挿入する作業は容易である
が、これら各枢支ピン6a、6aの抜け止めを図るべ
く、上記各補強板30、30の一部をかしめる作業が面
倒である。特に、中空管状の後部ステアリングコラム4
aを挟んで設けられた1対の補強板30、30の一部を
かしめる為、この後部ステアリングコラム4aの剛性が
不十分である場合には、この後部ステアリングコラム4
a内に受型を挿入する等により、この後部ステアリング
コラム4aの変形防止を図る必要がある。この様な受型
の出し入れ作業は面倒で、やはりチルト式ステアリング
の製造作業の能率を悪くする。本発明のチルト式ステア
リング用揺動支持装置は、上述の様な不都合を何れも解
消すべく考えたものである。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明のチルト式ステアリ
ング用揺動支持装置は、前述した従来のチルト式ステア
リング装置用揺動支持装置と同様に、車体側に支持固定
される支持ブラケットと、この支持ブラケットに間隔を
あけて互いに平行に設けられた1対の鉛直板部と、この
1対の鉛直板部の間に配置されたステアリングコラム
と、互いに同心に配置されてこのステアリングコラムの
左右両側面と上記1対の鉛直板部との間に掛け渡された
1対の枢支ピンとを備えている。
ング用揺動支持装置は、前述した従来のチルト式ステア
リング装置用揺動支持装置と同様に、車体側に支持固定
される支持ブラケットと、この支持ブラケットに間隔を
あけて互いに平行に設けられた1対の鉛直板部と、この
1対の鉛直板部の間に配置されたステアリングコラム
と、互いに同心に配置されてこのステアリングコラムの
左右両側面と上記1対の鉛直板部との間に掛け渡された
1対の枢支ピンとを備えている。
【0013】特に、本発明のチルト式ステアリング用揺
動支持装置に於いては、上記ステアリングコラムは互い
に同心である1対の小径円孔を備え、これら1対の小径
円孔の端部はそれぞれ上記ステアリングコラムの左右両
側面に開口している。又、上記各鉛直板部に固定の部分
でこれら各小径円孔に整合する部分に1対の大径円孔が
形成されている。そして、上記1対の枢支ピンは、小径
部と大径部とを段部で連続させて成り、このうちの大径
部を上記各大径円孔に圧入した状態で、上記各小径部を
上記各小径円孔に相対回転自在に挿入している。更に、
上記各大径部の中間部外周面にはそれぞれ係止凹溝が全
周に亙って形成されており、上記各鉛直板部の一部には
係止孔が、上記大径円孔に対して捩れの位置関係で形成
されており、これら各係止孔に挿入された1対の係止ピ
ンの一部が上記係止凹溝に進入している。
動支持装置に於いては、上記ステアリングコラムは互い
に同心である1対の小径円孔を備え、これら1対の小径
円孔の端部はそれぞれ上記ステアリングコラムの左右両
側面に開口している。又、上記各鉛直板部に固定の部分
でこれら各小径円孔に整合する部分に1対の大径円孔が
形成されている。そして、上記1対の枢支ピンは、小径
部と大径部とを段部で連続させて成り、このうちの大径
部を上記各大径円孔に圧入した状態で、上記各小径部を
上記各小径円孔に相対回転自在に挿入している。更に、
上記各大径部の中間部外周面にはそれぞれ係止凹溝が全
周に亙って形成されており、上記各鉛直板部の一部には
係止孔が、上記大径円孔に対して捩れの位置関係で形成
されており、これら各係止孔に挿入された1対の係止ピ
ンの一部が上記係止凹溝に進入している。
【0014】
【作用】上述の様に構成される、本発明のチルト式ステ
アリング用揺動支持装置により、支持ブラケットに対し
てステアリングコラムを揺動自在に支持する際の作用自
体は、前述した従来のチルト式ステアリング装置用揺動
支持装置の場合と同様である。特に、本発明のチルト式
ステアリング用揺動支持装置の場合には、組立作業が容
易で、チルト式ステアリングの製造作業の能率化を図れ
る。
アリング用揺動支持装置により、支持ブラケットに対し
てステアリングコラムを揺動自在に支持する際の作用自
体は、前述した従来のチルト式ステアリング装置用揺動
支持装置の場合と同様である。特に、本発明のチルト式
ステアリング用揺動支持装置の場合には、組立作業が容
易で、チルト式ステアリングの製造作業の能率化を図れ
る。
【0015】
【実施例】図1〜3は本発明の第一実施例を示してい
る。車体側に支持固定される支持ブラケット5bには左
右1対の鉛直板部33、33を、間隔をあけて互いに平
行に設けている。図示の実施例の場合にこの支持ブラケ
ット5bは、十分な剛性を有する鋼板を折り曲げる事に
より、上方が開口したコ字形に形成された保持部34
と、この保持部34の上端縁に溶接固定された取付板部
35とから成る。チルト式ステアリングの組立時には、
上記取付板部35を、図示しないボルトにより車体に支
持する。又、上記保持部34の内側にはステアリングコ
ラム2の後部を構成する後部ステアリングコラム4bの
前端部(図1の左端部)を、互いに同心に配置された左
右1対の枢支ピン6b、6bにより揺動自在に保持して
いる。即ち、これら1対の枢支ピン6b、6bを、上記
後部ステアリングコラム4bの前端部の左右両側面と上
記1対の鉛直板部33、33との間に掛け渡している。
る。車体側に支持固定される支持ブラケット5bには左
右1対の鉛直板部33、33を、間隔をあけて互いに平
行に設けている。図示の実施例の場合にこの支持ブラケ
ット5bは、十分な剛性を有する鋼板を折り曲げる事に
より、上方が開口したコ字形に形成された保持部34
と、この保持部34の上端縁に溶接固定された取付板部
35とから成る。チルト式ステアリングの組立時には、
上記取付板部35を、図示しないボルトにより車体に支
持する。又、上記保持部34の内側にはステアリングコ
ラム2の後部を構成する後部ステアリングコラム4bの
前端部(図1の左端部)を、互いに同心に配置された左
右1対の枢支ピン6b、6bにより揺動自在に保持して
いる。即ち、これら1対の枢支ピン6b、6bを、上記
後部ステアリングコラム4bの前端部の左右両側面と上
記1対の鉛直板部33、33との間に掛け渡している。
【0016】上記後部ステアリングコラム4bは、アル
ミニウム合金をダイキャスト成形する事により造られる
揺動ブラケット36と、この揺動ブラケット36にその
前端部を嵌合固定したコラムチューブ37とから構成さ
れる。そして、この様な後部ステアリングコラム4bの
内側に後部ステアリングシャフト38を、前後1対の軸
受39a、39bにより回転のみ自在に支持している。
尚、上記後部ステアリングシャフト38の前端部は、自
在継手40を介して前部ステアリングシャフト41の後
端部(図1の右端部)に連結している。上記自在継手4
0の変位中心は、上記1対の枢支ピン6b、6bの中心
線の延長線上に位置する。
ミニウム合金をダイキャスト成形する事により造られる
揺動ブラケット36と、この揺動ブラケット36にその
前端部を嵌合固定したコラムチューブ37とから構成さ
れる。そして、この様な後部ステアリングコラム4bの
内側に後部ステアリングシャフト38を、前後1対の軸
受39a、39bにより回転のみ自在に支持している。
尚、上記後部ステアリングシャフト38の前端部は、自
在継手40を介して前部ステアリングシャフト41の後
端部(図1の右端部)に連結している。上記自在継手4
0の変位中心は、上記1対の枢支ピン6b、6bの中心
線の延長線上に位置する。
【0017】この様に構成されて後部ステアリングシャ
フト38を支持する後部ステアリングコラム4bの前端
部を、上記1対の枢支ピン6b、6bにより揺動自在に
支持する為、上記後部ステアリングコラム4bの前端部
左右両側面には、互いに同心である1対の小径円孔4
2、42を形成している。即ち、上記揺動ブラケット3
6の前端部左右両側面にそれぞれ厚肉部43、43を形
成し、各厚肉部43、43に上記各小径円孔42、42
を、互いに同心に形成している。これら各小径円孔4
2、42は、上記各厚肉部43、43を貫通させる状態
で形成しており、各小径円孔42、42の外端部はそれ
ぞれ上記揺動ブラケット36の前端部左右両外側面に開
口している。
フト38を支持する後部ステアリングコラム4bの前端
部を、上記1対の枢支ピン6b、6bにより揺動自在に
支持する為、上記後部ステアリングコラム4bの前端部
左右両側面には、互いに同心である1対の小径円孔4
2、42を形成している。即ち、上記揺動ブラケット3
6の前端部左右両側面にそれぞれ厚肉部43、43を形
成し、各厚肉部43、43に上記各小径円孔42、42
を、互いに同心に形成している。これら各小径円孔4
2、42は、上記各厚肉部43、43を貫通させる状態
で形成しており、各小径円孔42、42の外端部はそれ
ぞれ上記揺動ブラケット36の前端部左右両外側面に開
口している。
【0018】一方、前記各鉛直板部33、33の後端部
左右両外側面には、それぞれ補強板30a、30aを溶
接固定している。そして、これら各鉛直板部33、33
の内側面から補強板30a、30aの外側面までを貫通
させて、1対の大径円孔44、44を形成している。
又、上記各補強板30a、30aの一部内側面には、各
補強板30a、30aを上面から下面にまで達する凹溝
45を形成している。そして、この凹溝45の内側面側
開口を上記各鉛直板部33、33により塞ぐ事で、上記
各補強板30a、30aを上下方向に貫通する係止孔4
8を形成している。この係止孔48は、大径円孔44、
44に対して捩れの位置関係で形成されており、その上
下方向中間部が各大径円孔44、44の中間部内周面に
開口している。
左右両外側面には、それぞれ補強板30a、30aを溶
接固定している。そして、これら各鉛直板部33、33
の内側面から補強板30a、30aの外側面までを貫通
させて、1対の大径円孔44、44を形成している。
又、上記各補強板30a、30aの一部内側面には、各
補強板30a、30aを上面から下面にまで達する凹溝
45を形成している。そして、この凹溝45の内側面側
開口を上記各鉛直板部33、33により塞ぐ事で、上記
各補強板30a、30aを上下方向に貫通する係止孔4
8を形成している。この係止孔48は、大径円孔44、
44に対して捩れの位置関係で形成されており、その上
下方向中間部が各大径円孔44、44の中間部内周面に
開口している。
【0019】又、上記1対の枢支ピン6b、6bは、小
径部28a、28aと大径部27a、27aとを段部2
9a、29aで連続させて成る。この様な各枢支ピン6
b、6bは、例えばステンレス鋼、アルミニウム合金等
の削り出し加工により、アルミニウム合金のダイキャス
ト成形により、或は合成樹脂の射出成形により、一体に
造られる。そして、このうちの大径部27a、27aを
上記各大径円孔44、44に圧入した状態で、上記各小
径部28a、28aを上記各小径円孔42、42に相対
回転自在に挿入している。上記各段部29a、29aと
前記各厚肉部43、43の外側面との間には、合成樹脂
等の滑り易い材料により円輪状に造られたスペーサ4
7、47をそれぞれ挟持している。これら両スペーサ4
7、47は、チルト操作時にも変位しない段部29a、
29aとチルト操作時に変位する厚肉部43、43の外
側面との間に作用する摩擦を軽減する役目を果たす。
径部28a、28aと大径部27a、27aとを段部2
9a、29aで連続させて成る。この様な各枢支ピン6
b、6bは、例えばステンレス鋼、アルミニウム合金等
の削り出し加工により、アルミニウム合金のダイキャス
ト成形により、或は合成樹脂の射出成形により、一体に
造られる。そして、このうちの大径部27a、27aを
上記各大径円孔44、44に圧入した状態で、上記各小
径部28a、28aを上記各小径円孔42、42に相対
回転自在に挿入している。上記各段部29a、29aと
前記各厚肉部43、43の外側面との間には、合成樹脂
等の滑り易い材料により円輪状に造られたスペーサ4
7、47をそれぞれ挟持している。これら両スペーサ4
7、47は、チルト操作時にも変位しない段部29a、
29aとチルト操作時に変位する厚肉部43、43の外
側面との間に作用する摩擦を軽減する役目を果たす。
【0020】更に、上記各大径部27a、27aの中間
部外周面には、それぞれ係止凹溝46、46を、それぞ
れ全周に亙って形成している。これら各係止凹溝46、
46は、上記各段部29a、29aを、上記各スペーサ
47、47を介して上記各厚肉部43、43の外側面に
突き当てた状態で、上記各係止孔48の中間部で上記各
大径円孔44、44の内周面に開口した部分に整合す
る。この様な係止孔48の内側にはスプリングピン4
9、49が、各係止孔48の上端開口から押し込まれて
いる。これら各スプリングピン49、49は、中間部に
前記係止凹溝46、46に係合自在な湾曲部50を形成
し、上下両端部にこの湾曲部50から離れる方向の弾力
を付与している。又、上端部には上記係止孔48の幅寸
法よりも長い折れ曲がり部51を形成し、各スプリング
ピン49、49の上記係止孔48内への進入量を規制し
ている。この様なスプリングピン49、49を上記係止
孔48に押し込んだ状態では、上記湾曲部50が上記係
止凹溝46、46の一部に入り込むと同時に、各スプリ
ングピン49、49の上下両端部が上記係止孔48の内
側面を弾性的に押圧する。この結果、上記湾曲部50が
上記係止凹溝46、46に入り込んだまま、外れる事が
なくなる。
部外周面には、それぞれ係止凹溝46、46を、それぞ
れ全周に亙って形成している。これら各係止凹溝46、
46は、上記各段部29a、29aを、上記各スペーサ
47、47を介して上記各厚肉部43、43の外側面に
突き当てた状態で、上記各係止孔48の中間部で上記各
大径円孔44、44の内周面に開口した部分に整合す
る。この様な係止孔48の内側にはスプリングピン4
9、49が、各係止孔48の上端開口から押し込まれて
いる。これら各スプリングピン49、49は、中間部に
前記係止凹溝46、46に係合自在な湾曲部50を形成
し、上下両端部にこの湾曲部50から離れる方向の弾力
を付与している。又、上端部には上記係止孔48の幅寸
法よりも長い折れ曲がり部51を形成し、各スプリング
ピン49、49の上記係止孔48内への進入量を規制し
ている。この様なスプリングピン49、49を上記係止
孔48に押し込んだ状態では、上記湾曲部50が上記係
止凹溝46、46の一部に入り込むと同時に、各スプリ
ングピン49、49の上下両端部が上記係止孔48の内
側面を弾性的に押圧する。この結果、上記湾曲部50が
上記係止凹溝46、46に入り込んだまま、外れる事が
なくなる。
【0021】尚、図示の実施例の場合には、前記各枢支
ピン6b、6bを構成する大径部27a、27aの外端
部で、前記各補強板30a、30aの外側面から突出し
た部分に、チルトレバー7aの基端部を枢支している。
そして、このチルトレバー7aを操作する事で、前記支
持ブラケット5bに対する前記後部ステアリングコラム
4bの位置決め固定とその解除とを可能にしている。但
し、この様なチルトレバー7aを含んで構成されるチル
ト機構に就いては、本発明と直接は関係せず、従来から
公知である種々の機構を使用できるので、詳しい図示及
び説明は省略する。
ピン6b、6bを構成する大径部27a、27aの外端
部で、前記各補強板30a、30aの外側面から突出し
た部分に、チルトレバー7aの基端部を枢支している。
そして、このチルトレバー7aを操作する事で、前記支
持ブラケット5bに対する前記後部ステアリングコラム
4bの位置決め固定とその解除とを可能にしている。但
し、この様なチルトレバー7aを含んで構成されるチル
ト機構に就いては、本発明と直接は関係せず、従来から
公知である種々の機構を使用できるので、詳しい図示及
び説明は省略する。
【0022】上述の様に構成される、本発明のチルト式
ステアリング用揺動支持装置の場合には、組立作業が容
易で、チルト式ステアリングの製造作業の能率化を図れ
る。即ち、支持ブラケット5bに後部ステアリングコラ
ム4bを支持する作業は、上記各枢支ピン6b、6bの
小径部28a、28aを揺動ブラケット36の小径円孔
42、42に挿入すると共に、大径部27a、27aを
上記支持ブラケット5bの大径円孔44、44に圧入
し、更に前記係止孔48にスプリングピン49を挿入す
る。これらの作業は、トルク規制や受型の着脱の様な特
に面倒な作業や特別な工具を必要とする事なく容易に行
なえる。
ステアリング用揺動支持装置の場合には、組立作業が容
易で、チルト式ステアリングの製造作業の能率化を図れ
る。即ち、支持ブラケット5bに後部ステアリングコラ
ム4bを支持する作業は、上記各枢支ピン6b、6bの
小径部28a、28aを揺動ブラケット36の小径円孔
42、42に挿入すると共に、大径部27a、27aを
上記支持ブラケット5bの大径円孔44、44に圧入
し、更に前記係止孔48にスプリングピン49を挿入す
る。これらの作業は、トルク規制や受型の着脱の様な特
に面倒な作業や特別な工具を必要とする事なく容易に行
なえる。
【0023】次に、図4は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合には、係止孔48aを円孔とし、
この係止孔48aにピン52を、上端開口側から圧入し
ている。そして、このピン52の下端部を、枢支ピン6
bの大径部27aに形成した係止凹溝46の一部に進入
させている。尚、上記ピン52としては、欠円筒状のス
プリングピンの他、円柱状のニードルローラピンを使用
できる。本実施例の場合も、チルト式ステアリング用揺
動支持装置の組立作業が容易で、チルト式ステアリング
の製造作業の能率化を図れる。
いる。本実施例の場合には、係止孔48aを円孔とし、
この係止孔48aにピン52を、上端開口側から圧入し
ている。そして、このピン52の下端部を、枢支ピン6
bの大径部27aに形成した係止凹溝46の一部に進入
させている。尚、上記ピン52としては、欠円筒状のス
プリングピンの他、円柱状のニードルローラピンを使用
できる。本実施例の場合も、チルト式ステアリング用揺
動支持装置の組立作業が容易で、チルト式ステアリング
の製造作業の能率化を図れる。
【0024】
【発明の効果】本発明のチルト式ステアリング用揺動支
持装置は、以上に述べた通り構成され作用するので、チ
ルト式ステアリングの製造作業の能率化により、チルト
式ステアリングを備えた自動車のコスト低減に寄与でき
る。
持装置は、以上に述べた通り構成され作用するので、チ
ルト式ステアリングの製造作業の能率化により、チルト
式ステアリングを備えた自動車のコスト低減に寄与でき
る。
【図1】本発明の第一実施例を示す半部横断平面図。
【図2】一部を省略して示す、図1のA−A断面図。
【図3】同拡大B−B断面図。
【図4】本発明の第二実施例を示す、図3と同様の図。
【図5】従来から知られているチルト式ステアリング装
置の第1例を示す側面図。
置の第1例を示す側面図。
【図6】図5のC部拡大断面図。
【図7】図6のD−D断面図。
【図8】一部を切断して示す、図6のE矢視図。
【図9】従来構造のチルト式ステアリング装置の第2例
を示す、図7と同様の図。
を示す、図7と同様の図。
1 ステアリングシャフト 2 ステアリングコラム 3 前部ステアリングコラム 4、4a、4b 後部ステアリングコラム 5、5a、5b 支持ブラケット 6、6a、6b 枢支ピン 7、7a チルトレバー 8 ダッシュボード 9 第一の係合部材 10 第一の係合歯 11 横軸 12 第二の係合部材 13 第二の係合歯 14 軸 15 ローラ 16 揺動板 17 傾斜長孔 18、19 ピン 20 円弧状長孔 21 引っ張りばね 22 頭部 23 雄ねじ部 24 円柱部 25 ねじ孔 26 円孔 27、27a 大径部 28、28a 小径部 29、29a 段部 30、30a 補強板 31 円孔 32 スリーブ 33 鉛直板部 34 保持部 35 取付板部 36 揺動ブラケット 37 コラムチューブ 38 後部ステアリングシャフト 39a、39b 軸受 40 自在継手 41 前部ステアリングシャフト 42 小径円孔 43 厚肉部 44 大径円孔 45 凹溝 46 係止凹溝 47 スぺーサ 48、48a 係止孔 49 スプリングピン 50 湾曲部 51 折れ曲がり部 52 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 車体側に支持固定される支持ブラケット
と、この支持ブラケットに間隔をあけて互いに平行に設
けられた1対の鉛直板部と、この1対の鉛直板部の間に
配置されたステアリングコラムと、互いに同心に配置さ
れてこのステアリングコラムの左右両側面と上記1対の
鉛直板部との間に掛け渡された1対の枢支ピンとを備え
たチルト式ステアリング用揺動支持装置に於いて、 上記ステアリングコラムは互いに同心である1対の小径
円孔を備え、これら1対の小径円孔の端部はそれぞれ上
記ステアリングコラムの左右両側面に開口しており、 上記各鉛直板部に固定の部分でこれら各小径円孔に整合
する部分に1対の大径円孔が形成されており、 上記1対の枢支ピンは、小径部と大径部とを段部で連続
させて成り、このうちの大径部を上記各大径円孔に圧入
した状態で、上記各小径部を上記各小径円孔に相対回転
自在に挿入しており、 上記各大径部の中間部外周面にはそれぞれ係止凹溝が全
周に亙って形成されており、 上記各鉛直板部の一部には係止孔が、上記大径円孔に対
して捩れの位置関係で形成されており、これら各係止孔
に挿入された1対の係止ピンの一部が上記係止凹溝に進
入している事を特徴とするチルト式ステアリング用揺動
支持装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313295A JP3317077B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | チルト式ステアリング用揺動支持装置 |
US08/616,204 US5788277A (en) | 1995-03-30 | 1996-03-15 | Tilt type steering apparatus |
AU50360/96A AU679656B2 (en) | 1995-03-30 | 1996-03-28 | Tilt type steering apparatus |
GB9907380A GB2333582B (en) | 1995-03-30 | 1996-03-29 | Steering apparatus |
GB9907379A GB2333581B (en) | 1995-03-30 | 1996-03-29 | Steering apparatus |
KR1019960009906A KR0167425B1 (ko) | 1995-03-30 | 1996-03-29 | 틸트식 스테어링 장치 |
GB9606658A GB2299652B (en) | 1995-03-30 | 1996-03-29 | Steering apparatus |
GB9817258A GB2325512B (en) | 1995-03-30 | 1996-03-29 | Steering apparatus |
AU52075/98A AU703336B2 (en) | 1995-03-30 | 1998-01-15 | Tilt type steering apparatus |
US09/045,895 US5915726A (en) | 1995-03-30 | 1998-03-23 | Tilt type steering apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7313295A JP3317077B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | チルト式ステアリング用揺動支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08268296A true JPH08268296A (ja) | 1996-10-15 |
JP3317077B2 JP3317077B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=13509377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7313295A Expired - Fee Related JP3317077B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | チルト式ステアリング用揺動支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3317077B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003086835A1 (fr) * | 2002-04-17 | 2003-10-23 | Nsk Ltd. | Procede de montage de colonnes de direction |
JP2010137665A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Toyota Motor Corp | ステアリングコラム保持装置 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7313295A patent/JP3317077B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003086835A1 (fr) * | 2002-04-17 | 2003-10-23 | Nsk Ltd. | Procede de montage de colonnes de direction |
JP2010137665A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Toyota Motor Corp | ステアリングコラム保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3317077B2 (ja) | 2002-08-19 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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